第3次行財政改革改訂版(平成21年9月策定)
第3次行財政改革改訂版(平成21年9月策定)
「がんばる栗山プラン21」の見直し版の策定と公表について
町では、平成18年3月に行財政改革の指針である「がんばる栗山プラン21」を策定、その後の社会経済状況や国の改革などに伴い平成19年7月、「がんばる栗山プラン21」の見直し版を策定して、自律した自治体経営の確立を目指し、取り組んできました。
しかし、その後、合併協議をはさんだことによる改革の遅れや未実施となっている改革事項の影響、また、国の緊急対策などにより交付税などが推計より増となっている状況などから平成21年9月、町財政中長期試算の見直しを行いました。
見直しの結果、平成27年度までに15億円の累積赤字が見込まれ、また、平成26年度には財政再生団体への転落が予想される結果となりました。
このたび、累積赤字の解消および財政再生団体への転落回避を図るために、「がんばる栗山プラン21」の見直し版を策定しましたので、公表いたします。
今後、本プランに基づいた改革の実現に向けた取り組みを進めてまいりますので、町民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
※本プランにおける「町財政の中長期試算」は、国の地方財政制度の動向や社会経済情勢により、今後大きく変動することが予想され、適宜見直しを行うこととしています。
さらに厳しさを増すことが予想される中ではありますが、本プランの見直しおよび推進にあたっては町民の皆さんの理解を得ながら、また町議会、関係機関、団体などと十分に協議を行いながら進めてまいります。
「集中改革プラン」への対応
「がんばる栗山プラン21」は、国が策定した「地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針」に基づく「集中改革プラン(平成17年度~平成21年度)」に対応した内容となっています。
(「集中改革プラン」の詳細については、総務省ホームページをご覧ください。)
「がんばる栗山プラン21」の概要
【改革の視点】
・徹底した経費節減と事務事業の見直しによる行政体制のスリム化と人件費等の見直し
・将来的に財政負担が可能な範囲での投資的事業の実施及び町債(借金)発行の抑制
・積極的な民間開放等と広域行政体制の推進
・「選択と集中」の視点に立った施策の重点化実施
・分権型社会システムに対応した、行政と町民との役割分担の見直し
・公平、平等の原則に基づく「受益と負担」のあり方の抜本的見直し
【推進期間】
・平成17年度から平成27年度までの11年間
【改革の枠組み】
1.人件費等の見直し
2.公債費(借金返済額)の見直し
3.投資的事業費の見直し
4.義務費・維持費の見直し
5.一般施策の見直し
6.協働のまちづくりの推進
7.広域連携の推進
8.歳入の確保
「がんばる栗山プラン21」の内容
・第3次行財政改革推進計画書(171KBytes)
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