平成21年第2回栗山町議会定例会会議録(第3日目)


                 平成21年3月17日 午前 9時30分開議

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  小  寺     進  君
     3番  重  山  雅  世  君
     4番  楢  崎  忠  彦  君
     5番  山  本  修  司  君
     6番  置  田  武  司  君
     7番  桂     一  照  君
     8番  八 木 橋  義  則  君
     9番  伊  達  佐  重  君
    10番  鵜  川  和  彦  君
    11番  本  田     諭  君
    12番  大  平  逸  男  君
    13番  橋  場  利  勝  君

2、欠席議員は次のとおりである。
     2番  蛇  谷  富 士 男  君

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事務局長             中  尾     修
    事務局主査            桑  島  克  典

4、地方自治法第121条の規定による説明員は次のとおりである。
    町長               椿  原  紀  昭  君
    副町長              岩  田  美  春  君
    まちづくり総括兼         吉  田  義  人  君
      産業建設総括
    総務課長             山  本  信  二  君
    経営企画課長           佐 々 木     学  君
    税務課長             片  山     孝  君
    税金対策室長           坂  口  昇  一  君
    出納室長             松  本  俊  哉  君
    環境生活課長           住  友     茂  君
    住民福祉課長           小  野     司  君
    住民福祉課主幹          室  永  栄  子  君
    泉徳園長兼            山  代  賢  治  君
      デイサービスセンター長
    建設水道課長           鴨  野  良  治  君
    建設水道課参与          遠  藤  文  秀  君
    産業振興課長           水  上  州  洋  君
    くりやまブランド推進室長     花  田  正  博  君
    教育委員長            磯  野  武  司  君
    教育次長             衣  川  秀  敏  君
    介護福祉学校           近  藤  光  弘  君
      事務局長
    選挙管理委員長          村  上     哲  君
    農委会長             川  畑  典  雄  君

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名                          
  行政報告                                
  議案第12号 栗山町第5次総合計画の一部変更について          
  議案第13号 平成21年度栗山町一般会計予算              
  議案第14号 平成21年度栗山町国民健康保険特別会計予算        
  議案第15号 平成21年度栗山町老人保健特別会計予算          
  議案第16号 平成21年度栗山町下水道事業特別会計予算         
  議案第17号 平成21年度栗山町農業集落排水事業特別会計予算      
  議案第18号 平成21年度北海道介護福祉学校特別会計予算        
  議案第19号 平成21年度栗山町介護保険特別会計予算          
  議案第20号 平成21年度栗山町後期高齢者医療特別会計予算       
  議案第21号 平成21年度栗山町水道事業会計予算            
         (以上10件予算審査特別委員会報告)           
  議案第22号 栗山町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例         
  議案第23号 職員の給与に関する条例及び栗山町職員の通勤手当支給に関する
         条例の一部を改正する条例                 
  議案第24号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例  
  議案第25号 栗山町個人情報保護条例の一部を改正する条例        
  議案第26号 乳幼児及び児童医療費の助成に関する条例及び重度心身障害者及
         びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条
         例                            
  議案第27号 栗山町介護保険条例の一部を改正する条例          
  議案第28号 栗山町介護予防・生活支援事業条例の一部を改正する条例   
  議案第29号 第4期栗山町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画について 
  議案第30号 町道の認定について                    
  議案第31号 固定資産評価審査委員会委員の選任について         
  議案第32号 公平委員会委員の選任について               
  報告第 1号 平成21年度栗山町土地開発公社事業計画の報告について   
  報告第 2号 平成21年度財団法人栗山町農業振興公社事業計画の報告につい
         て                            
  意見書案第1号 市町村立病院の経営安定化と療養病床の維持存続を求める意見
          書                           
  議案第33号 平成20年度栗山町介護保険特別会計補正予算        
  議案第34号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例          
  所管事務調査中間報告                          
  (議会運営委員会)                           
  所管事務調査報告                             
  (総務教育・産業福祉各常任委員会)                   
  議員研修会への派遣について                       
  議会報告会への派遣について                       
  所管事務調査継続の申出                         
  (議会運営委員会)                           
  所管事務調査の申出                           
  (議会運営委員会)                           

開議 午前 9時30分


開議の宣告

議長(橋場利勝君) [ 1 ] 議員の出欠状況につきましては、事務局長報告のとおり定足数に達しておりますので、ただいまから平成21年第2回栗山町議会定例会3日目の会議を開きます。

会議録署名議員の指名

議長(橋場利勝君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、11番、本田議員、12番、大平議員のご両名を指名いたします。

行政報告

議長(橋場利勝君) 日程第2、行政報告に入ります。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 2 ]  企業進出についてご報告をいたします。
 1件目は、3月の5日、6日に新聞、テレビ等で報道がありましたが、本町で取得いたしました木の城たいせつ跡地の一部8ヘクタールを活用し、大阪の住宅、マンション販売会社の株式会社創建を資本とする株式会社きのしろ及び株式会社たいせつの2社が3月の6日に設立されました。株式会社きのしろにつきましては、住宅販売、建築設計監理を行い、第1期雇用人員は23名採用予定で、年間120戸の住宅販売を目指すものであります。また、株式会社たいせつにつきましては、住宅加工生産、建築施工を行い、人員は30名の予定であります。ともに株式会社創建代表取締役であります吉村孝文氏が両会社社長を兼務し、これまで旧木の城たいせつが培ってきたノウハウを継承するとともに、創建の技術を取り入れた本格的な木造住宅を提供するものであります。また、従業員の雇用につきましては、旧従業員を再雇用する予定で、昨年離職し、再就職ができていない方についても今後就職が決まるものと大いに期待をしているところであります。
 2件目は鳩山地区の工業団地への企業進出ですが、本社が札幌市手稲区新発寒にあります株式会社北海道きのこ生産総合研究所、代表取締役は三浦裕一氏で、現在旭台の栗山工業団地内においてもエノキダケ、キクラゲを生産しているところであります。中国山の食品安全問題の影響を受け、シイタケの輸入量激減に伴う供給不足に対応するため、今回新たに生産工場を鳩山地区工業団地に建設し、生産拡大を図ることとなりました。同社では、現在本町を初め札幌市、石狩市など道内7カ所の工場でシイタケ、エノキダケ、ナメタケ、キクラゲを合計で約2,000トン生産しております。今回鳩山地区の工業団地については、約11.7ヘクタールの全面積を同社に賃貸することとしております。同社の計画では、平成21年から平成25年までの5年間で順次事業拡大を行い、最終年次にはキノコの発生ハウス106棟、バイオ棟11棟、仕込み棟1棟、パック棟2棟、研修生棟1棟、管理棟1棟を建設予定で、生産量は年間2,900トン、売上高は24億3,600万円、従業員雇用数は320名の予定であります。この生産工場が完成したときは、同社のシイタケ生産は日本一の生産量になると伺っております。
 今回の2件の企業進出、本町の活性化と将来のさらなる発展に大きく寄与していただけるものと期待をいたしております。
 以上、行政報告といたします。
議長(橋場利勝君) 行政報告が終わりましたが、ここで何か質問があれば受けたいと思います。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、以上をもちまして行政報告を終わります。

議案第12号ないし議案第21号

議長(橋場利勝君) 日程第3、議案第12号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、日程第4、議案第13号 平成21年度栗山町一般会計予算、日程第5、議案第14号 平成21年度栗山町国民健康保険特別会計予算、日程第6、議案第15号 平成21年度栗山町老人保健特別会計予算、日程第7、議案第16号 平成21年度栗山町下水道事業特別会計予算、日程第8、議案第17号 平成21年度栗山町農業集落排水事業特別会計予算、日程第9、議案第18号 平成21年度北海道介護福祉学校特別会計予算、日程第10、議案第19号 平成21年度栗山町介護保険特別会計予算、日程第11、議案第20号 平成21年度栗山町後期高齢者医療特別会計予算、日程第12、議案第21号 平成21年度栗山町水道事業会計予算を一括議題といたします。
 以上10案件は、本定例会の初日、3月2日に上程し、特別委員会を設置し、審査を付託しておりました案件であります。審査が終わった旨の報告が来ておりますので、委員長より一括報告をしていただきます。
 それでは、特別委員長、山本修司議員。

                          〔予算審査特別委員長 山本修司君登壇〕

予算審査特別委員長(山本修司君) [ 3 ]  それでは、委員会審査報告をさせていただきます。
 平成21年第2回栗山町議会定例会において、本特別委員会に付託を受けた事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので栗山町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。
 記、件名、議案第12号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、議案第13号 平成21年度栗山町一般会計予算、議案第14号 平成21年度栗山町国民健康保険特別会計予算、議案第15号 平成21年度栗山町老人保健特別会計予算、議案第16号 平成21年度栗山町下水道事業特別会計予算、議案第17号 平成21年度栗山町農業集落排水事業特別会計予算、議案第18号 平成21年度北海道介護福祉学校特別会計予算、議案第19号 平成21年度栗山町介護保険特別会計予算、議案第20号 平成21年度栗山町後期高齢者医療特別会計予算、議案第21号 平成21年度栗山町水道事業会計予算。
 2、付託年月日、平成21年3月2日。
 3、審査年月日、平成21年3月11日より13日。
 4、審査結果、原案可決すべきものと決定。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) ただいま山本特別委員長から一括報告をされましたが、本案は議員全員の特別委員会で審査をされておりますので、申し合わせにより質疑、討論は行わず、これより1件ずつ採決をしてまいりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それでは1件ずつ進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 議案第12号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案は委員長報告どおり原案可決と決定いたしました。
 議案第13号 平成21年度栗山町一般会計予算について、委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 起立多数。
 よって、本案は委員長報告どおり原案可決と決定いたしました。
 続きまして、議案第14号 平成21年度栗山町国民健康保険特別会計予算について、委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 起立多数。
 よって、本案は委員長報告どおり原案可決と決定いたしました。
 議案第15号 平成21年度栗山町老人保健特別会計予算について、委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案につきましては委員長報告どおり原案可決と決定いたしました。
 議案第16号 平成21年度栗山町下水道事業特別会計予算について、委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案は委員長報告どおり原案可決と決定いたしました。
 続いて、議案第17号 平成21年度栗山町農業集落排水事業特別会計予算について、委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案は委員長報告どおり原案可決と決定いたしました。
 議案第18号 平成21年度北海道介護福祉学校特別会計予算について、委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案は委員長報告どおり原案可決と決定いたしました。
 続いて、議案第19号 平成21年度栗山町介護保険特別会計予算について、委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案は委員長報告どおり原案可決と決定いたしました。
 議案第20号 平成21年度栗山町後期高齢者医療特別会計予算について、委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 起立多数。
 よって、本案は委員長報告どおり原案可決と決定をいたしました。
 続いて、議案第21号 平成21年度栗山町水道事業会計予算について、委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案は委員長報告どおり原案可決と決定をいたしました。

議案第22号

議長(橋場利勝君) 日程第13、議案第22号 栗山町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 4 ]  議案第22号 栗山町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の提案理由をご説明申し上げます。
 平成20年5月28日に介護従事者等の処遇改善と人材確保を目的とした介護従事者等の人材確保のための介護従事者等の処遇改善に関する法律が制定され、介護報酬の改善等に伴う介護保険料の上昇分を抑制するための特別対策として介護従事者処遇改善臨時特例交付金が国の第2次補正予算において決定し、交付されたこととなりました。市町村においては、平成20年度に交付される当該交付金を適正に管理運営するための基金を設置する必要があることから、本条例を制定するものであります。
 以下、各条項ごとにご説明申し上げます。
 第1条は、基金の設置目的であります。
 第2条は、積立額の予算措置。
 第3条は、基金の管理方法。
 第4条は、基金の運用益金の処理方法。
 第5条は、基金の処分。
 第6条は、基金の繰りかえ運用方法。
 第7条は、委任に係る条文であります。
 附則第1項は、施行日を定めたもので、公布の日から施行するものであります。
 附則第2項は、この条例の失効を定めるもので、平成24年3月31日限り、効力を失うものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第22号 栗山町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第22号につきましては、原案どおり決定いたしました。

議案第23号

議長(橋場利勝君) 日程第14、議案第23号 職員の給与に関する条例及び栗山町職員の通勤手当支給に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 5 ]  議案第23号 職員の給与に関する条例及び栗山町職員の通勤手当支給に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 財政健全化の観点から、平成20年4月から実施しております職員給与の削減項目のうち住宅手当、管理職手当及び通勤手当の削減について、その期間を1年間延長するものであります。削減の内容につきましては、住宅手当は持ち家の場合は新築または購入後5年間に限り7,500円、借家の場合は支給限度額を2万1,000円とし、管理職手当については支給額の50%削減、通勤手当につきましては支給額の20%削減するものであります。
 改正条例の第1条につきましては、職員の給与に関する条例の一部改正。
 第2条につきましては、栗山町職員の通勤手当支給に関する条例の一部改正の内容であります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成21年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 6 ]  それぞれ対象者数と効果額という点で答弁願いたいと思います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 総務課長。
総務課長(山本信二君) [ 7 ]  重山議員のご質問で対象者数とそれぞれの効果額ということでございますが、まず管理職手当につきましては予算措置上20名計上しておりまして、50%削減ということですので、削減前と比較しますと大体495万4,000円ですが、これにつきましては20年の4月から継続をしておりますが、20年の3月時点では課所長であれば35%を既に削減をしておりますので、そのときと比較をしますと201万6,000円ほどの減額ということになってございます。続きまして、住宅手当ですが、支給対象者については47名ということになりまして、効果額については1,018万1,000円の効果がございます。これについては、対象者を現在7,500円の5年間ということですので、これの削減前ので見ますと102名の支給であったものが現行では47人の支給というふうなことになっておりますので、それらを含めますと先ほど言いました1,018万1,000円の削減効果ということになっております。通勤手当につきましては、47名の支給でございまして、効果額については57万4,000円というふうなことになってございます。
議長(橋場利勝君) そのほかございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第23号 職員の給与に関する条例及び栗山町職員の通勤手当支給に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第23号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第24号

議長(橋場利勝君) 日程第15、議案第24号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 8 ]  議案第24号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 職員の勤務時間につきまして、平成20年人事院勧告を受け、平成21年4月より現行の1日8時間から国家公務員の勤務時間と同様に7時間45分に短縮するため、本条例を改正するものであります。なお、勤務時間短縮の実施につきましては、休憩時間を45分から1時間に延長することとし、役場開庁時間につきましてはこれまで同様8時30分から5時15分までとするものであります。
 以下、改正条項につきましてご説明を申し上げたいと思います。
 第2条第1項は、職員の勤務時間を1週間当たり40時間から38時間45分に改正するもので、1日の勤務時間を7時間45分とするものであります。
 第2条第3項は、再任用短時間勤務職員の勤務時間を1週間当たり15時間30分から31時間までの範囲内とするものであります。
 第2条第4項は、育児短時間勤務に伴う短時間勤務職員の勤務時間を1週間当たり31時間とするものであります。
 第3条は、1日の勤務時間を8時間から7時間45分とするものであります。
 附則第1項につきましては、施行日を定めたもので、平成21年4月1日から施行するものであります。
 附則第2項は、職員の給与に関する条例の一部改正で、短時間勤務職員の時間外勤務手当の割合について規定する1日当たりの勤務時間を7時間45分とするものであります。
 附則第3項は、栗山町職員の育児休業等に関する条例の一部改正で、育児短時間勤務職員の勤務時間について1回の勤務時間を15時間30分を超えないものとし、1週間当たりの勤務時間を19時間25分、19時間35分、23時間15分又は24時間35分とするものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 9 ]  今育児休業中の職員というのは、対象者何人おられるのか、この条例に関してお尋ねしたいと思います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 総務課長。
総務課長(山本信二君) [ 10 ]  今現在育児休業を取得中の者は、3名ということです。ただ、短時間勤務等々、こういう条例の対象とはなっておりません。完全な休業中ということです。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第24号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第24号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第25号

議長(橋場利勝君) 日程第16、議案第25号 栗山町個人情報保護条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 11 ]  議案第25号 栗山町個人情報保護条例の一部を改正する条例について提案理由をご説明申し上げます。
 平成21年4月1日から施行されます統計法の全部改正及び統計報告調整法の廃止に伴い、各統計調査の名称変更及び引用条項の整理を行うため、本条例を改正するものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成21年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第25号 栗山町個人情報保護条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第25号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第26号

議長(橋場利勝君) 日程第17、議案第26号 乳幼児及び児童医療費の助成に関する条例及び重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 12 ]  議案第26号 乳幼児及び児童医療費の助成に関する条例及び重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 児童福祉法の一部を改正する法律が平成20年12月3日に公布され、平成21年4月1日から施行されることに伴い、本条例を改正するものであります。改正内容につきましては、改正児童福祉法により新たに国によって事業化される小規模住居型児童養育事業者に委託を受けた乳幼児等に係る医療費等については都道府県の負担となることから、助成の対象者から除外とするものであります。
 改正条例の第1条につきましては、乳幼児及び児童医療費の助成に関する条例の一部改正。
 第2条につきましては、重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正の内容であります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成21年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 13 ]  第1条の小規模住居型児童養育事業、具体的にどういうことをやろうとしているのかということ。そして、養育者というか、今里親制度というのもありますが、それとの違い。それと、本町でこういう事業をやろうとしている、そういうことも考えられるというか、そういう見通し的な部分でお尋ねしたいと思います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課長。
住民福祉課長(小野 司君) [ 14 ]  ただいまのご質問についてお答えいたします。
 まず、今般制度改正になりました小規模住居型児童養育事業という事業でございますけれども、これは今町長のほうからご説明ございました改正児童法により新たにできた事業でございまして、第2種社会福祉事業という位置づけのものでございます。それで、従来の里親とどう違うのかという差異でございますけれども、事業者といたしましては個人でも法人でもなることができるものでございまして、3人以上の養育者が必要とされております。その中で、いろいろ要件はございますが、お子さん、要保護児童5人から6人を養育するという形式の事業でございまして、新たにスタートするものでございます。それで、現在の里親との違いということでは、現在児童相談所に登録されている里親は町内に2世帯ございますけれども、それに関連して本町では今後こういう展開はいかがかということでございますけれども、今のところ小規模住居型児童養育事業というものをやるという形では情報はございませんし、当該事業を町内で実施ということでは私どもとしては把握しておりません。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第26号 乳幼児及び児童医療費の助成に関する条例及び重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第26号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第27号

議長(橋場利勝君) 日程第18、議案第27号 栗山町介護保険条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 15 ]  議案第27号 栗山町介護保険条例の一部を改正する条例の提案理由を申し上げます。
 平成21年度から平成23年度における第4期介護保険事業計画に基づき介護保険料の改定を行うことから、本条例を改正するものであります。
 以下、主な改正条項についてご説明申し上げます。
 第1条の2は、平成21年度から市町村特別給付として新たに実施する第1号及び第2号の事業を定めるものであります。
 第2条は、平成21年度から平成23年度までの第1号被保険者の介護保険料の額を規定するもので、第1段階及び第2段階の方は2万4,800円に、第3段階の方は3万7,200円に、第4段階の方は4万9,600円に、第5段階の方は6万2,000円に、第6団体の方は7万4,400円にそれぞれ改めるものであります。
 別表につきましては、市町村特別給付の利用料を追加するものであります。
 附則第1条につきましては、この条例の施行日を定めたもので、平成21年4月1日から施行するものであります。
 附則第2条は、保険料率の特例規定でありますが、平成18年度から平成20年度までにおける保険料率の激変緩和措置について第4期計画期間においても実施することとし、第4段階で一定収入以下の被保険者については保険料を軽減するものであります。
 附則第3条は、第1号被保険者の介護保険料の軽減後の額を定めたもので、平成21年度より介護従事者の処遇改善等を目的とした介護報酬の引き上げが行われることにより、第1号被保険者の負担が急激に増加しないよう軽減措置を図るものであります。
 附則第4条は、経過措置を定めたもので、平成20年度以前の年度分の保険料については改正前の保険料とするものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。ございませんか。
 重山議員。
3番(重山雅世君) [ 16 ]  まず、市町村特別給付にかかわって、要介護高齢者宿泊事業、それから外出支援サービス事業、これの事業内容と、それと利用者の負担という点、そして何人ぐらいを想定していらっしゃるか。
 それと、保険料の軽減に充てるために、基金を5,000万円ですか、取り崩して今回保険料値上げを抑えたという点で評価しております。それで、1点お伺いしたいのですが、第4段階の低所得者の部分に対する軽減措置というのは3条の条例の中には出てこないのでしょうか。その点でお尋ねしたいと思います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課長。
住民福祉課長(小野 司君) [ 17 ]  まず、ただいまのご質問の1点目、市町村特別給付の内容ということでございます。今般市町村特別給付ということで、事業計画等にも掲載させていただきました。その内容といたしまして、まず要介護高齢者等宿泊事業、これは内容といたしましては、一般会計でもご説明いたしましたが、いわゆる短期、ショートステイの上乗せということで、町の執行としては48日分を計上しているところでございます。あと、次に外出支援サービス事業ということで、これも事業計画のほうに記載しておりますけれども、延べ利用件数を1,152件というふうに見込んでおりますけれども、主な内容といたしましては町の主催する健康づくり関係の事業あるいは介護予防関係の事業に参加のときに移動が困難な方に対してご活用いただくような形で今整理しておるところでございますし、市町村特別給付というのは要介護認定を受けた方々を対象としておりますので、要支援1、2、要介護1から5という方々が対象となります。そして、外出支援サービス事業につきましては、認定を受けた外出することが困難な高齢者ということでございますので、移動が困難ということでは要介護認定だけではなくて、障害高齢者の日常生活自立度というのが別途認定審査の一つの内容として評価される部分がございまして、そこでランクが移乗に困難な方というのが準寝たきりから寝たきりと、寝たきりと表現しておりますけれども、実際には車いすの利用が必要な方となっております。そういった方々を対象に、介護タクシーなどの通院のサービスも認めようという形で今整理しているところでございます。実際に介護タクシーのご利用という形になりますけれども、福祉有償運送の国土交通省に登録している事業所等がございますので、そこで進めてまいりたいというふうに考えておりますので、今までこの移送サービスは対象者は1人しかいなかったのです。何年来1人だったものですから、一応私どもの想定は週当たり通院を含めると14人かその程度、十数人はご利用なさるのではないかなというふうに、今までこういったサービスが十分に浸透していなかった反省を踏まえまして、これからは一層利用を促進してまいりたいというふうに考えております。
 2点目の第4段階の軽減のことでございますが、附則のほうに記載しておりまして、第4段階の軽減分というのは年間4万3,000円ということで表記させていただいております。事業計画のほうにも記載して、事業計画でいいますと72ページのほうに記載しておりますので、今回は従来どおり軽減措置を実施させていただいたところでございます。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に入ります。
 最初の金額的な部分、利用者の負担の部分でちょっと答弁漏れあったと思いますが、外出支援サービス、今までの移送サービスの利用者が年間1人ということで大変利用が少ない。そういう中で検討されたのかなと思って、病院や何か行くには介護タクシーというのありますよね、あれは距離数で負担も変わってきますから、ずっと滝下のあちらのほうから病院に来るとなったら、バスの時間がうまくいけばいいですけれども、いかない方にとっては外出支援というサービスはいいのではないかなと思って聞いていたのですけれども、このサービスを受けるということは介護タクシーという意味合いもということなのですか、そうなると距離的に遠い人は多く負担してもらうと、そういう形になる中身なのですか。
 それと、一番最初、教室的なことですか、そういう町が行う事業に対する送迎、あくまでも外出することが困難な高齢者ということですよね、車いすの方含めて、車いす使わないまでも長歩きはできないというか、そういう方も対象になると思うのですが、もうちょっとその辺、町が行う教室的なものという点でお尋ねしたいと思います、どういうものかということで。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課長。
住民福祉課長(小野 司君) [ 18 ]  まず、申しわけございません。答弁漏れがございました。1点の漏れは、まず負担でございますけれども、1回につき200円というふうに考えています。それで、どういう利用の仕方かということでございますけれども、今までは移送サービスというのは社協に委託して実施しておりましたが、今度は市町村特別給付となりまして、いわゆる給付事業になります。それだけ活用の幅はふえるのかなというふうに認識しておりますけれども、では実際にどういう形式で利用するのかということでは、現在介護タクシーというものがございまして、介護タクシーも2つのタイプがございます。1つは、介護保険の給付を利用したタクシー、それはヘルパーさんが乗車してやるもの、これは介護報酬の対象になってございます。今般は、そういう使い方をされる方もいらっしゃるとは思いますけれども、そうではないケア輸送という分類の介護タクシーもございまして、福祉有償運送の事業所は今のところ1カ所ございますけれども、それは距離数によって設定料金がいろいろございまして、短いところでは1.5キロが350円、長いところでは30キロで4,300円と。私どもは、あくまでも町内の医療機関ということを想定しておりますので、30キロが該当するかどうかは別といたしましても、大体4,000円前後はかかるだろうと、そこで利用者さんからは200円の負担をいただくという形で、ですからその差異を今回給付するという考え方でおります。
 それと、3点目、当初一般会議の議論の中で介護予防教室等々の活用ということもあったのではないだろうかということもございました。確かにパワーリハビリとか介護予防教室に通われた方は、特定高齢者として生活機能評価を受けて通われていると思うのですけれども、それが大体3カ月ないしは6カ月のプログラムで終了すると、その参加者のお声の中からは、もうちょっと移動の手段があればいいのになという声もお聞きしておりましたことから、そういったこともいろいろ議論の一つのたたき台といたしました。ただ、これは、市町村特別給付となりますと先ほど申し上げましたように要介護認定を受けているということが給付するための条件でございますので、そういったパワーリハビリ等に通われていて要支援ないしは要介護認定を受けた方であればこれは使える。ただ、そうではない動ける方というのは、その対象には、申しわけございませんけれどもできないということで、先ほど申し上げましたように移動が困難な方、それが通院の場合は要介護2以上の方を想定して介護タクシーの利用を促進しようという考えでございますので、そういった経緯の中から最終的に整理させていただきましたので、ご理解いただきたいと存じます。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第27号 栗山町介護保険条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第27号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第28号

議長(橋場利勝君) 続いて、日程第19、議案第28号 栗山町介護予防・生活支援事業条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 19 ]  議案第28号 栗山町介護予防・生活支援事業条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 介護予防・生活支援事業のうち、要介護高齢者等宿泊事業、配食サービス事業、外出支援サービス事業の3事業につきまして、平成21年度より介護保険事業の市町村特別給付及び地域支援事業へ移行することに伴い、本条例を改正するものであります。 改正内容につきましては、第2条及び別表において介護保険事業に移行する3事業を削り、また除雪サービス事業の利用料の見直しを行い、1万2,000円を限度に利用者が業者と契約する金額の3割の額とし、生活保護世帯については4,000円を限度に利用者が業者と契約する金額の1割の額とするものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成21年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第28号 栗山町介護予防・生活支援事業条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第28号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第29号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第20、議案第29号 第4期栗山町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 20 ]  議案第29号 第4期栗山町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の提案理由をご説明申し上げます。
 高齢者保健福祉計画は老人福祉法第20条の8の規定に基づき福祉事業及び保健事業に関する計画として、また介護保険事業計画は介護保険法116条の規定に基づき町が実施する介護保険事業の円滑な実施に関する計画として策定するものであり、栗山町議会基本条例第8条第4号の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
 本計画は、少子高齢化の進行やひとり暮らしの高齢者が増加する中、住みなれた地域で希望を持ちながらその人らしく暮らせることが可能な高齢者福祉事業を推進するために策定するもので、計画期間は平成21年度から平成23年度までの3年間であります。計画策定に当たりまして、高齢者の生活実態、介護保険に対する意識、介護保険サービスと介護保険料の納得度等について把握するため、高齢者アンケートを実施いたしました。また、公募を含めた13名の計画策定委員による策定委員会、介護保険事業者との懇談会を開催し、北星学園大学社会福祉部岡田准教授に計画策定アドバイザーとして助言をいただきながら計画づくりに努めてまいりました。さらには、栗山町議会基本条例に基づく一般会議でご審議をいただき、ここに改めて第4期栗山町高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画としてご提案申し上げる次第であります。
 介護保険制度がスタートして9年が経過し、介護は家族がするものから介護を社会として支える基盤がつくられ、高齢者とその家族を支える仕組みづくりに大きな役割を果たしてきました。しかし、平成27年にはいわゆる団塊の世代すべてが65歳以上の高齢者になり、総人口に占める割合が多く、価値観も多様であるなど、高齢者福祉サービスのあり方も大きな転換期を迎えると言われております。高齢者が住みなれた地域で可能な限り自立した生活を送ることができるよう、また介護が必要になっても生きがいを持って安心して暮らせる支援体制づくりを進めることを基本理念とし、安心して暮らせるふるさとづくりを目指し、以下4つの重点課題に取り組んでまいります。
 まず、1点目の取り組みとして、自立した生活を続けるための介護予防でありますが、特に運動機能の維持向上、健康的な食生活に必要な栄養管理、口腔機能の維持向上を図る取り組みを実施します。また、閉じこもり防止、認知症に対する正しい理解の促進を図ります。
 2つ目の取り組みとして、多様なニーズを尊重したサービスの提供でありますが、研修会の開催や第三者評価等により介護サービスの質の向上を図り、地域の事情に沿った施設整備計画を支援します。
 3つ目の取り組みとして、家族地域で支え合うネットワークづくりでありますが、認知症を正しく理解し、認知症、高齢者とその家族を支える応援者をふやすための認知症サポーター養成講座の開催、また認知症などで行方不明になった方を速やかに保護するためのSOSネットワークの利用促進を図り、だれもが安心して暮らせる地域づくりを進めます。
 4つ目の取り組みとして、本人や家族が抱える問題に対応できる支援体制でありますが、住民が住みなれた地域でその人らしい尊厳ある生活を送り続けられるように、個々のニーズに応じた包括的で継続的なサービスの提供を目指し、各関係機関との連携を強化した地域ケア体制の構築を目指します。
 介護保険事業計画では、介護保険サービス給付の目標量を設定し、目標量に基づく第1号被保険者保険料を定めるとともに、新たに市町村特別給付を実施いたします。
 以上、第4期栗山町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の基本理念と重点課題の概要について申し上げ、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第29号 第4期栗山町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第29号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第30号

議長(橋場利勝君) 日程第21、議案第30号 町道の認定についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 21 ]  議案第30号 町道の認定について提案理由をご説明申し上げます。
 今回6路線の認定を提案いたします。初めに、角田大井分線につきましては、道営経営体基盤整備事業により整備されました路線について新たに認定をお願いするものであります。次に、湯地の丘本線及び湯地の丘第1支線、湯地の丘第2支線、湯地の丘第3支線、湯地の丘第4支線の5路線につきましては、栗山町土地開発公社で造成したエコビレッジ湯地の丘の区画道路であり、新たに認定をお願いするものであります。これにより、町道の実延長は今回の認定により3,649.68メートル増となり、本町の町道の認定延長は29万5,973.4メートルとなります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第30号 町道の認定について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第30号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 ここで暫時休憩をいたします。再開は10時50分といたします。休憩に入ります。

                          休憩 午前10時30分

                          再開 午前10時50分

議長(橋場利勝君) 再開をいたします。

議案第31号

議長(橋場利勝君) 日程第22、議案第31号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 22 ]  議案第31号 固定資産評価審査委員会委員の選任について提案理由をご説明申し上げます。
 固定資産評価審査委員会委員のうち新井房澄委員が平成21年3月31日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により本議会の同意をお願いするものであります。
 新井氏は、現在栗山町朝日3丁目112番地5にお住いで、昭和21年1月2日生まれの63歳であります。
 新井氏は、平成18年より固定資産評価審査委員会委員を1期3年間務められております。識見、人格ともに豊かな方で、再任には適任者であると考えております。
 なお、任期につきましては、平成21年4月1日から平成24年3月31日までの3年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 なお、本件につきましては、人事案件でございますので、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 議案第31号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第31号につきましては、原案どおり同意することに決定をいたしました。

議案第32号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第23、議案第32号 公平委員会委員の選任についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 23 ]  議案第32号 公平委員会委員の選任について提案理由をご説明申し上げます。
 公平委員のうち佐藤倶子委員が本年3月24日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を選任したく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により本議会の同意をお願いするものであります。
 佐藤氏は、現在栗山町字湯地84番地23にお住いで、昭和15年11月14日生まれの68歳であります。佐藤氏は、識見、人格ともに豊かな方であり、公平委員会委員として適任であると思われます。
 なお、任期につきましては、平成21年3月25日より平成25年3月24日までの4年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 なお、本件につきましても人事案件でございますので、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 議案第32号 公平委員会委員の選任について、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第32号につきましては、原案どおり同意することに決定をいたしました。

報告第1号

議長(橋場利勝君) 日程第24、報告第1号 平成21年度栗山町土地開発公社事業計画の報告についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 24 ]  報告第1号 平成21年度栗山町土地開発公社事業計画について、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告申し上げます。
 宅地分譲については、栗山町第5次総合計画の主要施策であります宅地の整備促進に基づき実施しておりますが、平成21年度の事業計画として朝日4地区の第1期は完売、第2期は残り2区画となりますので、引き続き第3期に向けての宅地分譲を実施すべく、平成20年度より計画をいたしております。概要といたしましては、朝日4丁目25番地1ほか2筆、1万1,023平方メートルであります。これを購入し、21区画を予定しております。
 予算の主なものは、収入において土地売払収入として4区画分1,878万6,000円、土地造成に伴う事業費として3,500万円の借り入れを見込んでおります。支出につきましては、土地造成費として4,592万7,000円、一般管理費として臨時賃金,負担金及び賃借料として1,064万1,000円を計上しております。負担金の主な内容は、職員の兼務発令に伴う人件費見合い分として計上しております。また、賃借料につきましては、現場用車両1台のリース料であります。
 以上が平成21年度栗山町土地開発公社の事業計画でありますが、この事業計画につきましては平成21年2月23日開会の平成20年度第3回理事会において決定を得ておりますことを申し添え、報告といたします。
議長(橋場利勝君) ただいま報告第1号の報告を受けたところでありますが、これについて何か質疑があれば承りたいと思います。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 これをもって、本件は報告事項でございますので、報告済みといたします。

報告第2号

議長(橋場利勝君) 日程第25、報告第2号 平成21年度財団法人栗山町農業振興公社事業計画の報告についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 25 ]  報告第2号 平成21年度財団法人栗山町農業振興公社事業計画について、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告申し上げます。
 まず、事業計画の中の2、実施計画について、(1)、担い手確保・育成事業でありますが、本町農業を担う多様な担い手の確保、育成するため、新規就農希望者及び農業研修生等の受け入れの円滑化事業を実施してまいります。また、本年2月より御園地区において1名の方が新規就農することとなり、今後農業経営の安定化を図るため支援してまいります。
 次のページの(2)、農地保有合理化事業でありますが、農地の効率的な利用促進を図るため、継続分に加え、本年度も150ヘクタールの賃貸借を目標に事業を進めます。また、農地の中間保有の実施に向け、具体的方策の調査研究を実施してまいります。
 次に、(3)、農地流動化対策事業でありますが、地域の合意のもと農地の出し手、受け手の意向に基づく農地流動化を積極的に推進し、農地の有効利用を図ります。また、次のページでありますが、平成20年度におきまして国のモデル事業として実施してまいりました農地面的集積支援事業につきまして、引き続き実施してまいります。
 次に、(4)、農作業受委託需給調整事業でありますが、農作業や雇用労働力の需給調整を行うため、需給調整システムの調査研究を行います。
 次に、(5)、農業情報提供事業でありますが、各農業機関、団体が保有する情報の一元化と地図情報との連動を図りながら、迅速で的確な情報提供を行います。
 次に、(6)、農業振興方策策定事業でありますが、平成19年度よりスタートいたしました第2期農業ルネッサンスに基づき新たな農政改革に対応すべく、本町農業の課題解決に向け積極的に推進してまいります。
 最後に、(7)、食育・地産地消推進事業でありますが、平成18年度より実施しております本事業を食をつなげるネットワークとの連携により消費者と一体となった事業を推進してまいります。
 次に、ただいま申し上げました事業計画を推進するための収支予算についてご説明いたします。次のページをお開きください。初めに、収入の部でありますが、1,500万円の基本財産から生ずる利息収入として5万3,000円、農地保有合理化事業で生ずる収入を柱とした事業収入で3,802万9,000円、町と農協との負担金で1,400万円、補助金で25万円、繰越金で200万円、雑収入で10万円、総額5,443万2,000円を見込んでおります。
 次のページの支出の部でありますが、1、事業費で担い手確保・育成事業に314万円、農地保有合理化事業に3,867万円、農地流動化対策事業に407万4,000円、農作業受委託需給調整事業に18万円、農業情報提供事業に150万6,000円、農業振興方策策定事業に68万4,000円、食育・地産地消推進事業に22万6,000円を計上し、事業費の総額は4,848万円であります。
 次のページの2、管理費につきましては、公社職員1名の人件費と事務所の運営費で563万7,000円を計上しております。
 3、予備費につきましては31万5,000円を計上し、支出総額は収入と同額の5,443万2,000円を計上しております。
 厳しい財政状況のもと、公社が事業主体で行う農地保有合理化促進事業など、国、道の補助金を充当して貴重な財源を有効に活用してまいります。
 以上、平成21年度財団法人栗山町農業振興公社の事業計画でありますが、この事業計画及び予算につきましては平成21年2月25日開会の理事会において決定を得ておりますことを申し添え、ご報告といたします。
議長(橋場利勝君) 報告が終わりましたので、ここで質疑があれば承りたいと思います。
 本田議員。
11番(本田 諭君) [ 26 ]  先に担当に聞いておればよかったのですけれども、JAそらち南という、由仁、栗山の農協が合併をいたしまして、行政は別とするのですけれども、農業対策に対しまして新規就農だとか、あるいは支援事業だとか、そういう事業が展開される折、行政にかかわっては由仁の行政と共通事項か何か持たれている部分ってあるのでしょうか。そこら辺1点お聞きしたいと思います。
議長(橋場利勝君) ただいまの本田議員の質疑に対する答弁に入ります。
 産業振興課長。
産業振興課長(水上州洋君) [ 27 ]  ただいまの本田議員の由仁町とのかかわり方ということでございますけれども、当分の間はあくまでも栗山町農業振興公社という位置づけで栗山地区を対象に進めてまいりたいということで、JAのほうにつきましても、合併でそらち南となっておりますが、そういうことで了承を得た中で負担金をお願いしているところでございます。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 28 ]  (7)の食育・地産地消推進事業、平成18年度から行われているわけですが、今説明の中で今年度は消費者と一体となった事業展開を図ると、具体的にどのような形でされようとしているのかお尋ねしたいと思います。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 産業振興課長。
産業振興課長(水上州洋君) [ 29 ]  本件につきましては、今までもいろんな事業展開の中で消費者とのかかわりは持っております。ただ、この項目の説明として、消費者とのかかわり方ということで進めてまいりたいというふうに思っておりますけれども、実はこの食育・地産地消事業という展開の中で、別の予算科目で担い手育成事業という部分がございます。ご承知のとおり、栗山町の4Hクラブは北海道の中でも盛んに活動を進めております。また、昨年も消費者協会と連携した中、栗山町のうどんなどの消費ということで連携をしながらやっておりますし、また各小学校におきましては同じく4Hクラブ等の活動によりまして、地元の粉でつくったうどん、あるいはお米が消費されるまでの過程だとかという部分で、4Hクラブは結構そういう部分で活躍していただいておりますし、今年度につきましてはそれらも含めた中で消費者と連携をとって進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 なお、本件は報告事項でございますので、以上をもちまして報告済みといたします。

意見書案第1号

議長(橋場利勝君) 日程第26、意見書案第1号 市町村立病院の経営安定化と療養病床の維持存続を求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 5番、山本議員。

                          〔5番 山本修司君登壇〕

5番(山本修司君) [ 30 ]  それでは、朗読いたします。
 市町村立病院の経営安定化と療養病床の維持存続を求める意見書。
 賛成議員は、伊達佐重議員、八木橋義則議員のご両名でございます。
 それでは、朗読させていただきます。

市町村立病院の経営安定化と療養病床の維持存続を求める意見書

   市町村立病院は、地域住民の生命と健康を守るため、地域の他の医療機関や行政機関と連携を図り、救急や小児、周産期などの不採算部門や予防医療活動を積極的に担いながら、住民本位の医療提供に努めている。  
 しかし、道内の市町村立病院は、約6割が100床以下の小規模病院であり、急激な人口減少、医師不足の深刻化、診療報酬のマイナス改定等により、非常に厳しい経営を強いられ、市町村立病院の77%が赤字である。  
 現在多くの市町村立病院は、経営の効率化のために病院規模の適正化、経営コストの削減、再編ネットワーク化、経営形態の見直しを検討しているが、収入の根幹である診療報酬のマイナス改定は安定経営を脅かしているばかりか、病院の存続を検討する事態にまでなっている。また、一般会計繰出金は、地方交付税措置額の1.7倍に達し、自治体財政を圧迫する要因となっている。特に不採算部門における国の交付税措置は不十分であり、地方交付税額の繰出基準の改善が必要である。  
 また、2006年に「医療制度改革関連法」が成立し、介護療養病床を2012年3月末で廃止し、医療療養病床も大幅に削減することとされた。しかし、介護療養病床の転換先として介護療養型老人保健施設が創設されたが、医師や看護師の配置が手薄くなり、現在のような医療行為を提供することが困難になり、入居者を継続入所させることができないと危惧されている。このまま介護療養病床が廃止され、医療療養病床が削減されれば、行き場のない、いわゆる「医療難民」「介護難民」が多数出ることは明らかであり、結果として医療の地域格差を広げ、地域医療の崩壊を招くことになる。  
 以上のことから、地域医療は住民にとって、なくてはならない生活基盤であり、地方自治体としては、これを守り維持することが必要不可欠であるため、次のことを要望する。  
 
 
 
1.療養病床を持つ病院や不採算部門を抱える病院、小規模病院の経営を安定させるために、次期診療報酬改定では診療報酬を増額すること。  
2.公立病院や公的病院に対する地方交付税措置額の改善については、昨年12月26日に増額措置が公表されたところであるが、一層の普通交付税措置により、不採算地区病院、救急病院、小児・周産期病院の経営安定を図ること。  
3.地域の実情に合わせて医療療養病床を維持するとともに、介護療養病床の役割を再評価し、存続を検討すること。  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  

   あて先は、参議院議長、衆議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務・金融大臣、厚生労働大臣あてでございます。
 よろしくご審議ください。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関しては、さきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 意見書案第1号 市町村立病院の経営安定化と療養病床の維持存続を求める意見書について、賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員賛成。
 よって、意見書案第1号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 なお、ただいま可決をいたしました意見書につきましては、本日付をもって関係機関に提出をいたします。

議案第33号

議長(橋場利勝君) 日程第27、議案第33号 平成20年度栗山町介護保険特別会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 31 ]  議案第33号 平成20年度栗山町介護保険特別会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ873万8,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ12億2,996万6,000円とするものであります。
 補正の内容は、議案第22号でご承認をいただきました介護従事者処遇改善臨時特例基金に係る積立金の補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明いたします。4ページをお開きください。まず、歳出、5款1項2目25節積立金の873万8,000円の補正は、平成21年4月より介護従事者等の処遇改善のために行われる介護報酬の引き上げに伴い、保険料の急激な上昇を抑制することを目的に国より臨時特例交付金が交付されることから、介護従事者処遇改善臨時特例基金に積み立てるものであります。
 3ページをお開きください。歳入、4款2項4目介護従事者処遇改善臨時特例交付金の873万8,000円の補正は、今ほど説明いたしました介護従事者等の処遇改善に係る国からの臨時特例交付金であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第33号 平成20年度栗山町介護保険特別会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第33号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第34号

議長(橋場利勝君) 続いて、日程第28、議案第34号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 9番、伊達議員。

                          〔9番 伊達佐重君登壇〕

9番(伊達佐重君) [ 32 ]  議案第34号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例の提案理由を申し上げます。
 本案の提出者は伊達佐重、賛成者は小寺進、鵜川和彦の両議員であります。
 今回の改正は、本条例の中に議会サポーター制度についての条項を追加し、議会及び議会事務局の政策形成、立案機能を高め、実施するに至るまでの参考意見として活用することを提案するものです。
 それでは、改正部分について説明いたします。第16条第1項は、当町の議会活動に賛成していただける有識者など、さまざまなノウハウを持つ方々からの相談、助言により議会活性化の協力を得ることを追加するものです。
 第2項は、サポーター氏名の開示と、その協力への対価については無償とするものです。
 第3項は、細部の必要な事項は、議長が別に定めることにするものです。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件につきましては、さきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、お諮りをいたします。
 議案第34号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第34号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

所管事務調査中間報告

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第29、所管事務調査中間報告を議題に供します。
 議会運営委員会から平成19年6月議会定例会に申し出のありました議会活性化及び議会基本条例の見直し手続について中間報告をしたい旨の申し出がありましたので、これより議会運営委員長から報告をしていただきます。
 それでは、議会運営委員長。

                          〔議会運営委員長 伊達佐重君登壇〕

議会運営委員長(伊達佐重君) [ 33 ]  所管事務調査中間報告をいたします。
 平成19年第5回栗山町議会定例会において決定した所管事務調査を実施したので、会議規則第47条第2項の規定に基づき、中間報告をいたします。
 1、調査事項、議会活性化及び議会基本条例の見直し手続について。
 2番に8回分の調査日程を一覧表にしておきましたので、お目通しをいただきたいと思います。
 3番、調査内容を申し上げます。各議員より活性化についての提言を求め、1項目ずつ精査し、進めている。委員会としてまとめた事項は全員協議会に報告し、すべて全会一致により提出しているものである。これまでの経過について、以下のとおり中間報告する。なお、次年度以降の議会活性化及び議会基本条例の見直しについては、条例改正し、設置した議会改革推進会議の中で検討、協議をするものとしている。
 4、報告事項、1、栗山町議会基本条例の一部を改正する条例、平成20年3月定例会で行っております。2、栗山町議会会議規則の一部を改正する規則、平成20年9月定例会で行っております。3番、栗山町議会傍聴規則の一部を改正する規則、平成20年10月臨時会で行っております。4、栗山町議会基本条例の一部を改正する条例、平成20年12月定例会で行っております。5、栗山議会基本条例の一部を改正する条例、平成21年3月定例会で提案しております。
 以上でございます。よろしくご審議願いたいと思います。
議長(橋場利勝君) 報告が終わりましたので、ただいまより質疑に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、これで議会運営委員会の報告を終わらせていただきます。

所管事務調査報告

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第30、所管事務調査の報告をいたします。
 総務教育常任委員会から平成20年3月議会定例会に申し出のありました図書館の運営についての調査が終了した旨の連絡をいただいておりますので、総務教育常任委員長から報告をしていただきます。
 それでは、総務教育常任委員長。

                          〔総務教育常任委員長 八木橋義則君登壇〕

総務教育常任委員長(八木橋義則君) [ 34 ]  所管事務調査報告書。
 平成20年第3回栗山町議会定例会において決定した所管事務調査を実施したので、その結果の概要を次のとおり報告いたします。
 記、1、調査事項、図書館の運営について。
 2、調査日程につきましては、付記のとおりでございます。ごらんおきいただきたいと存じます。
 3、調査内容、調査は、栗山町図書館の概要資料などに基づき、現地調査を交え、行った。図書館の運営は、平成20年度より、指定管理者制度の導入によりNPO法人くりやまになっている。調査時点では1年を経過していなく、今後すべての指定管理者制度導入審議の中で検証していきたい。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) ただいま報告が終わりましたので、これから質疑に入りますが、ございませんか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 35 ]  この調査内容を見ますと、1年を経過していないから検証には無理があったと、そういうことなのでしょうか。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 総務教育常任委員長。
総務教育常任委員長(八木橋義則君) [ 36 ]  一応指定管理者制度というのは3年間の期間ありますから、1年もたっていないということもありましたので、この辺のことは全体の指定管理者制度の中で検討させていただくということになっております。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、これで総務教育常任委員会の報告を終わります。
 次に、産業福祉常任委員会から平成20年3月議会定例会に申し出のありました建設事業の実態についての調査が終了しております旨の連絡をいただいております。産業福祉常任委員長から報告をしていただきます。
 産業福祉常任委員長。

                          〔産業福祉常任委員長 山本修司君登壇〕

産業福祉常任委員長(山本修司君) [ 37 ]  所管事務調査報告書でございます。
 平成20年第3回栗山町議会定例会において決定した所管事務調査を実施したので、その結果の概要を次のとおり報告いたします。
 記、1、調査事項、建設事業の実態について。
 2、調査日程、20年8月25日から21年3月13日まで。おのおの4回の調査を実施いたしました。
 3番、調査内容、平成20年度の建設事業の状況。事業の状況につきましては、下記の表となっておりますので、どうぞごらんください。
 4番、意見で。建設事業の発注に当たっては、補助事業の採択との関係もあるが、極めて厳しい経済状況であることから、早期の発注を求める。また、労働者の雇用条件に対しても、きめ細やかな指導に配慮されたい。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) 建設事業の実態についての報告が終わりましたが、何か質疑があれば承りたいと思いますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、これで産業福祉常任委員会の報告を終わります。

議員研修会への派遣について

議長(橋場利勝君) 日程第31、議員研修会への派遣についてでありますが、全道町村議会議員研修会が6月30日、札幌コンベンションセンターで、空知町村議会議員研修会が7月10日、長沼町でそれぞれ開催されます。
 全道、空知での議員研修会には議員全員の派遣をしたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それぞれ研修会へ派遣することに決定をいたしました。

議会報告会への派遣について

議長(橋場利勝君) 日程第32、議会報告会への派遣についてでありますが、本年も議会が町民との距離を縮め、説明責任を果たし、信頼される民主的なまちづくりと議会活性化策のために議会報告会を実施することになりました。
 この報告会に配付した日程どおり議員全員の派遣をいたしたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、議会報告会へ議員全員の派遣をすることに決定をいたしました。

所管事務調査継続の申出

議長(橋場利勝君) 次に、日程第33、所管事務調査継続の申出でありますが、議会運営委員会から、議会活性化及び議会基本条例の見直し手続についてということで、議会で議決をし、調査を進めているところでありますが、今後さらに調査を進めたいということで継続調査の申し出があります。これにつきましては、継続して調査をしていただきたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、継続して調査をしていただくことに決定をいたします。
 なお、調査は閉会中に実施をしていただきたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

所管事務調査の申出

議長(橋場利勝君) 日程第34、所管事務調査の申出でありますが、議会運営委員会から、次期議会の会期日程等議会運営に関する事項についてということで所管事務調査の申し出があります。それぞれ所管事務調査をしていただくことにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それぞれ閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

町長あいさつ

議長(橋場利勝君) 会期はまだ残しておりますが、すべての案件の審議が終了いたしましたので、閉会をいたしたいと思いますが、ここで町長より発言を求められておりますので、これを了承いたしたいと思います。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 38 ]  平成21年第2回栗山町議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼を申し上げます。
 3月2日に開会いたしました本定例議会におきまして、一般質問を初め、新年度予算など議員皆様には連日にわたり貴重なご意見を賜り、慎重かつ活発なご審議をいただきました。おかげさまをもちまして、すべての議案につきまして議決を賜りましたことを心から厚くお礼申し上げます。
 さて、私が町長に就任してからはや3年が経過しようとしております。いよいよ集大成の年に入ります。執行方針でも述べましたが、志高く、チャレンジを今年の政策推進のテーマに掲げ、だれもが安心できる栗山町をつくることが何よりも重要なことと考えております。ますます厳しくなる経済状況や社会変化の流れの中ではありますが、新たな企業進出も決定し、本町にとっても明るい話題となっております。次代に誇れるふるさと栗山の創造のため、昨年作成いたしました栗山町第5次総合計画をもとに、町民、議会、行政、それぞれが責任と役割を認識し、次代への目標を共有しながらまちづくりに邁進し、ふるさとは栗山ですをまちづくりの合い言葉として、町民皆さんが明るい希望を持てるようなまちづくりに職員一同全力を掲げることをお誓い申し上げます。
 終わりに、議員皆様の今後ますますのご健勝とご多幸を心からご祈念申し上げまして、議会定例会の閉会に当たりましてのお礼のごあいさつとさせていただきます。
 本当にありがとうございました。

閉会の宣告

議長(橋場利勝君) それでは、以上をもって閉会をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) それでは、ご異議がないようですので、これをもちまして平成21年第2回栗山町議会定例会を閉会いたします。

閉会 午前11時37分