平成21年第9回栗山町議会定例会会議録(第3日目)


                平成21年12月17日 午前 9時30分開議

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  小  寺     進  君
     2番  蛇  谷  富士男  君
     3番  重  山  雅  世  君
     4番  楢  崎  忠  彦  君
     5番  山  本  修  司  君
     6番  置  田  武  司  君
     7番  桂     一  照  君
     8番  八 木 橋  義  則  君
     9番  伊  達  佐  重  君
    10番  鵜  川  和  彦  君
    11番  本  田     諭  君
    12番  大  平  逸  男  君
    13番  橋  場  利  勝  君

2、欠席議員は次のとおりである。

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事務局長             松  本  俊  哉
    事務局主査            桑  島  克  典

4、地方自治法第121条の規定による説明員は次のとおりである。
    町長               椿  原  紀  昭  君
    副町長              岩  田  美  春  君
    総務課長             山  本  信  二  君
    経営企画課長           佐 々 木     学  君
    税務課長             千  葉  清  己  君
    税金対策室長           松  田  孝  之  君
    出納室長             水  上  州  洋  君
    継立出張所長           山  本  信  二  君
    環境生活課長           住  友     茂  君
    住民福祉課長           小  野     司  君
    住民福祉課主幹          室  永  栄  子  君
    住民福祉課主幹          秦  野  加 寿 彦  君
    泉徳園長兼            山  代  賢  治  君
      デイサービスセンター長
    建設水道課長           鴨  野  良  治  君
    建設水道課主幹          今     政  樹  君
    産業振興課長           坂  口  昇  一  君
    くりやまブランド推進室長     花  田  正  博  君
    くりやまブランド推進室主幹    片  山  伸  治  君
    教育委員長            磯  野  武  司  君
    教育長              鈴  木  紀  元  君
    教育次長             衣  川  秀  敏  君
    介護福祉学校           近  藤  光  弘  君
      事務局長
    監査委員             丸  山  隆  夫  君
    選挙管理委員長          村  上     哲  君
    選挙管理委員会          山  本  信  二  君
      書記長
    農委事務局長           鈴  木  利  一  君

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名                          
  議案第76号 栗山町第5次総合計画の一部変更について          
  議案第77号 平成21年度栗山町一般会計補正予算            
  議案第78号 平成21年度栗山町下水道事業特別会計補正予算       
  議案第79号 平成21年度栗山町農業集落排水事業特別会計補正予算    
  議案第80号 平成21年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算      
  議案第81号 平成21年度栗山町介護保険特別会計補正予算        
  議案第82号 平成21年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算     
  議案第83号 平成21年度栗山町水道事業会計補正予算          
  議案第84号 栗山町介護サービス事業条例の一部を改正する条例      
  議案第85号 栗山町児童クラブ条例の一部を改正する条例         
  議案第86号 栗山町公営住宅条例の一部を改正する条例          
  議案第87号 北海道市町村備荒資金組合を組織する市町村の数の増減について
  議案第88号 北海道後期高齢者医療広域連合を組織する市町村の数の増減につ
         いて                           
  議案第89号 栗山町非核・平和のまち宣言について            
  議案第90号 固定資産評価審査委員会委員の選任について         
  議案第91号 公平委員会委員の選任について               
  諮問第 1号 人権擁護委員の推せんについて               
  諮問第 2号 人権擁護委員の推せんについて               
  意見書案第4号 住民税控除の縮小・廃止に関する意見書          
  意見書案第5号 失業・雇用の緊急対策を求める意見書           
  意見書案第6号 新たな食料・農業・農村基本計画の策定に関する意見書   
  意見書案第7号 北海道新幹線の建設促進を求める意見書          
  意見書案第8号 新・北海道石炭じん肺第3陣訴訟について「消滅時効」の援用
          に反対する意見書                    

開議 午前 9時30分


開議の宣告

議長(橋場利勝君) [ 1 ] 議員の出欠状況につきましては、事務局長報告のとおり定足数に達していますので、ただいまから平成21年第9回栗山町議会定例会3日目の会議を開きます。

会議録署名議員の指名

議長(橋場利勝君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、11番、本田議員、12番、大平議員のご両名を指名いたします。

議案第76号

議長(橋場利勝君) 日程第2、議案第76号 栗山町第5次総合計画の一部変更についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 2 ]  議案第76号 栗山町第5次総合計画の一部変更について提案理由をご説明申し上げます。
 栗山町第5次総合計画(平成20年2月20日議決)の一部変更について、地方自治法第2条第4項及び栗山町議会基本条例第8条第1項の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 今回変更させていただく内容は、国の本年度第1次補正予算による地域活性化・公共投資臨時交付金等に伴う事業で、計画を前倒しし、平成21年度に実施する主要事業1件と新たに追加実施する主要事業1件であります。なお、今回追加いたしました主要事業の具体的事業内容等につきましては、この後の議案第77号 栗山町一般会計補正予算でご説明を申し上げます。
 それでは、計画の変更内容についてご説明申し上げます。1ページをお開き願いたいと思います。政策区分、4、教育・文化・スポーツ、(3)、学校教育、施策、A、施設・設備の整備と指導体制の充実におきまして、主要事業として校内ネットワーク整備事業を当初平成23年度以降の実施を予定しておりましたが、平成21年度に前倒しいたしました。
 同じく、施策、A、施設・設備の整備と指導体制の充実におきまして、主要事業として栗山小学校校舎外部開口部改修工事を追加いたします。事業期間は、平成21年度であります。
 以上、主要事業の前倒し事業1件と追加1件であります。
 また、別添資料をあわせて提出しておりますので、ごらんいただきたいと思います。資料1は、今回追加した主要事業の一覧であります。資料2は、総合計画に掲載している主要事業及び財源一覧で、平成20年度から平成22年度までの前期分の計画の変更について整理したものであります。事業費等の変更など軽微なものにつきましては、この一覧の中で整理させていただいておりますので、ご了承願いたいと思います。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。
 4番、楢崎議員。
4番(楢崎忠彦君) [ 3 ]  今回の栗山町第5次総合計画一部変更、この件に関して今回国の経済危機対策ということで経済危機対策臨時交付金約2億2,000万円、公共投資臨時交付金約1億1,200万円、それぞれ合計約3億3,000万円、これに関係しまして地方債が約9,900万円、1億円の起債を発行しております。それぞれ大変厳しい経済状況ということで、景気浮揚ということで、本町もそれぞれいろんな部分で事業を立ち上げていったわけですけれども、先般のまちづくり懇談会の資料で、財政4表にかかわって、健全化判断比率の状況ということで、実質公債費比率、平成19年度が21.9%、平成20年度が24.5%ということで、この24.5%、道内の180自治体のワーストテンに入っているわけです。補正の関係でこれだけ新たに借金を1億円つくったということなのですけれども、この地方債にかかわって21年度がどのような実質公債費比率になるのかなということで大変これ懸念されているところでありますけれども、この数値が21年度は高くなるのか、低くなるのか、この1億円がどういうような数値にはね返ってくるのか、その点についてお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 4番、楢崎議員の質疑に対する答弁に入ります。
 経営企画課長。
経営企画課長(佐々木 学君) [ 4 ]  ただいまの楢崎議員のご質問でありますけれども、今質問にありましたとおり、今年の5月から経済危機対策の臨時交付金を使った事業、あるいは公共投資臨時交付金を使った事業ということで、合わせまして約6億円の事業を展開してきたわけでございます。それに伴います地方債の発行額がおっしゃられるとおり9,820万円、約1億円ということでありますけれども、この関係につきましては平成21年度の実質公債費比率には影響はないというふうに思っておりますし、ここの部分の起債発行を今後の財政指標の見直しに含めたとしても、早期健全化団体の基準となります25%については、それを超過することはないということで、今こちらのほうでは試算をしておりますので、またこの起債についても交付税措置等々ございますので、それらは比率の計算から除かれてくるということもございますので、25%は今後も超えることはないというふうな試算をしてございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第76号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第76号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第77号

議長(橋場利勝君) 日程第3、議案第77号 平成21年度栗山町一般会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 5 ]  議案第77号 平成21年度栗山町一般会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,901万3,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ79億4,113万7,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、2款総務費におきまして、国の本年度第1次補正予算の地域活性化・経済危機対策臨時交付金等を活用した各事業の補正、さらに共済組合負担金の追加等に係る補正であります。
 3款民生費は、国の本年度第1次補正予算の子育て応援特別手当の事業執行停止に伴う減額、さらに北海道後期高齢者医療広域連合負担金の減額等に係る補正であります。
 4款衛生費は、最終処分場及び堆肥化施設の修繕料に係る補正であります。
 6款農林水産業費は、栗山町農業教育振興会補助金の補正、さらに有害鳥獣駆除業務の追加等に係る補正であります。
 7款商工費は、企業立地促進助成に係る補正であります。
 8款土木費は、共済組合負担金の追加等に係る補正であります。
 11款災害復旧費は、9月上旬の大雨被害に伴う道路及び河川の災害復旧に係る補正であります。
 事項別明細及び本日配付いたしました議案第77号資料につきましては、副町長よりご説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 副町長。

                          〔副町長 岩田美春君登壇〕

副町長(岩田美春君) [ 6 ]  それでは、事項別明細の説明に入ります前に、今回の補正予算で計上しております経済危機対策臨時交付金等に係る実施事業の概要につきまして、本日配付をしております議案第77号資料に基づきましてご説明を申し上げたいと思います。A3判縦長2ページ物になります。
 国の本年度第1次補正予算の地域活性化・経済危機対策臨時交付金及び公共投資臨時交付金に係る実施事業につきましては、7月の臨時会及び9月定例会におきまして、補助採択決定分の実施につきまして既に議決をいただいているところであります。今回補正予算分としておりました残りの事業につきまして、今般補助採択となったことから、補正をお願いするものでございます。
 それでは、まず資料1ページの1、経済危機対策臨時交付金事業詳細一覧表をごらんください。一番下段のOにつきまして、施設・設備の整備と指導体制の充実に係る事業といたしまして、各小中学校のノートパソコン機器等の整備を行うものであり、事業費2,224万7,000円のうち交付金776万6,000円を充当するものであります。経済危機対策臨時交付金につきましては、地方交付税の基準財政需要額等をもとに算出をされ、本町に配分されました2億1,944万8,000円は、今回の補正によりまして充当事業が確定したところでございます。
 次に、資料の2ページをお開きください。2、公共投資臨時交付金事業詳細一覧表でありますが、すべて施設・設備の整備と指導体制の充実に係る事業でございます。まず、中ほど、GからKにつきましては、栗山小学校ほか3校の校舎、体育館の耐震補強工事を行うものであります。LからPにつきましては、各小中学校の校内LANシステムの整備を行うものであります。Qにつきましては、栗山小学校校舎外部の窓4カ所及びスチールドア2カ所の改修工事を行うものであります。Rにつきましては、栗山小学校校舎の屋上防水改修の追加工事といたしまして、雨水排水管の改修を行うものであります。Sにつきましては、9月定例会で議決をいただいております栗山中学校体育館暖房改修工事に係る事務費でございます。以上、事業費全体で9,807万8,000円のうち交付金2,040万4,000円を充当するものであります。公共投資臨時交付金につきましては、公共事業費等の追加に伴う地方負担額をもとに算出をされ、今回の補正によりまして総体で1億1,293万円が交付予定となっているところでございます。
 それでは、補正予算の事項別明細についてご説明を申し上げます。議案第77号 平成21年度栗山町一般会計補正予算のまず7ページをお開きいただきたいと思います。まず最初に、歳出についてご説明を申し上げます。2款1項1目25節積立金の8万円の補正は、総務寄附金をふるさと応援基金に積み立てるものであります。
 4目財産管理費は、土地建物貸付収入を充当することによる財源振りかえであります。
 6目25節積立金の374万1,000円の補正は、不動産売払収入を財政調整基金に積み立てるものであります。
 18目4節共済費の1,205万3,000円の補正は、共済組合負担金負担率の改定に伴う追加であります。
 21目11節需用費から18節備品購入費までの1億2,108万8,000円の補正は、先ほどご説明をいたしました地域活性化・経済危機対策臨時交付金等を活用いたしました事業に係るものであります。
 3項1目13節委託料及び14節使用料及び賃借料の29万6,000円の補正は、住民基本台帳ネットワークシステムの機器更新に係るものであります。現在稼働中の機器は、導入から7年が経過をしておりまして、運用にふぐあいが生じているほか、機器の保守期間が来年3月末までとなっていることから、それ以降に故障した場合の対応が困難となることから更新をするものであります。なお、更新後の機器は来年4月1日からの運用となりますが、これ以前に稼働準備に係る機器の借り上げと既存機器の撤去等が必要となることから、今回補正をお願いするものでございます。
 4項3目1節報酬から13節委託料までの222万1,000円の補正は、来年4月4日に執行を予定されております町長選挙費に係るものでございます。
 8ページをお開きください。3款1項1目25節積立金の1万円の補正は、社会福祉寄附金を地域福祉基金に積み立てるものであります。28節繰出金の18万9,000円の補正は、介護保険特別会計の介護給付費追加等に伴う繰出金の追加及び後期高齢者医療特別会計の平成20年度広域連合負担金精算に伴う繰出金の減額であります。
 3目19節負担金補助及び交付金の910万4,000円の補正減額は、平成20年度北海道後期高齢者医療広域連合負担金の療養給付費負担分の精算に伴うものであります。
 5目20節扶助費の23万8,000円の補正は、町外の障害者支援施設等に対し、事務処理の適正化や利用者に対する安定したサービスの提供等を目的に本町の利用者人数に応じて助成をするものであり、道補助金を受けて実施するものでございます。
 2項1目8節報償費の200万円の補正は、すこやか赤ちゃん誕生祝金の受給資格者の増に伴う追加で、第4子出産予定者4人分でございます。
 2目7節賃金の109万円の補正は、継立保育所の中途入所者数の増加及び角田保育所の障害児保育対応に伴う臨時保育士賃金の追加でございます。
 4目子育て応援特別手当費につきましては、国の本年度第1次補正予算に係る事業といたしまして、9月の定例会で議決をいただいたところでございますが、国の予算執行停止に伴い、事業費1,150万5,000円全額を減額するものでございます。
 9ページをごらんください。4款2項2目11節需用費の189万9,000円の補正は、最終処分場の電気ケーブル移設及び堆肥化施設の屋根幕ベルト固定金具取りかえ等に伴う補正でございます。最終処分場の上屋移設に伴い、炭化施設建設予定地の土を掘削し、第1埋立地を覆土することとしておりましたが、予定地内に電気ケーブルの埋設が確認されたことから、これを移設するものでございます。また、堆肥化施設につきましては、屋根幕のベルト固定金具が腐食し、さらには機械のスクリュー内部のシャフト等が破損したことから、これらを修繕するものであります。
 6款1項2目13節委託料の46万5,000円の補正は、有害鳥獣駆除業務におきまして、9月定例会でも追加の議決をいただいておりますが、現時点での実績が予想を上回り、今後不足することが見込まれますことから、必要件数分につきまして追加をするものでございます。また、中山間地域等直接支払制度につきましては、平成22年度以降も制度継続が見込まれることから、対象農用地に係る交付金積算システムを修正するものであります。18節備品購入費の16万5,000円の補正は、今ほど説明をいたしました中山間地域等直接支払制度の交付金積算に係るパソコン等の購入であります。
 5目19節負担金補助及び交付金の135万円の補正は、栗山町農業教育振興会が実施をする農業青年の道外及び海外派遣事業に対する補助金で、農業教育振興基金からの繰り入れにより補助するものであります。
 6目3節職員手当等の20万円の補正は、扶養者の増などに伴う追加であります。4節共済費の6万9,000円の補正は、共済組合負担金負担率の改定に伴う追加でございます。
 7款1項1目19節負担金補助及び交付金の167万4,000円の補正は、栗山町企業立地促進条例に基づきまして、今年3月に栗山工業団地に進出をいたしました株式会社たいせつに対しまして、土地取得費の100分の30に相当する額を助成するものであります。
 8款2項5目2節給料から4節共済費までの35万1,000円の減額は、後ほど11款災害復旧費でもご説明いたしますが、災害復旧事業の補助採択に伴いまして、1カ月分の人件費を振りかえるものであります。
 5項2目4節共済費の6万9,000円の補正は、共済組合負担金負担率の改定に伴う追加であります。
 続きまして、10ページをお開き願います。10款4項10目自然教育振興費は、教育寄附金を充当することによる財源振りかえであります。
 11款災害復旧費の補正は、9月上旬の大雨災害による被災箇所を復旧するものであります。まず、2節給料から4節共済費までの45万7,000円の補正は、事業実施に係る人件費で、8款土木費より振りかえるものであります。11節需用費の15万円の補正は、事業執行に必要となります消耗品費であります。15節工事請負費の800万1,000円の補正は、中の沢川及び町道雨煙別第1支線におきまして、一部のり面崩壊等の被害が生じたことから、これらを復旧するものでございます。
 13款1項2目23節償還金利子及び割引料の246万8,000円の補正は、過年度後期高齢者医療制度円滑導入事業費国庫補助金の精算に伴う返還金でございます。
 それでは、戻りまして、5ページをお開きください。次に、歳入についてご説明を申し上げます。10款1項1目1節普通交付税の691万8,000円の補正は、今回補正をお願いしております予算の財源不足分に充当するものでございます。
 14款2項1目1節総務管理費補助金の2,817万円の補正は、先ほど資料でご説明いたしました歳出2款の地域活性化・経済危機対策費に係る国庫補助金の追加であります。
 2目1節社会福祉費補助金の1,142万8,000円の減額は、歳出3款で説明をいたしました子育て応援特別手当費の執行停止に伴う国庫補助金の減額でございます。
 6目1節教育総務費補助金の5,997万3,000円の補正は、先ほど資料で説明をいたしました歳出2款地域活性化・経済危機対策費の栗山小学校校舎屋上防水改修工事等に係る国庫補助金の追加4,896万7,000円、さらには町内小中学校ノートパソコン機器等整備に係る国庫補助金1,100万6,000円であります。
 7目1節公共土木施設災害復旧費補助金の674万6,000円の補正は、歳出11款で説明をいたしました災害復旧事業に係る国庫補助金であります。
 15款2項2目1節社会福祉費補助金の17万8,000円の補正は、歳出3款で説明をいたしました事務処理安定化支援事業に係る道補助金であります。
 16款1項1目1節土地建物貸付収入の44万7,000円の補正及び2項1目1節不動産売払収入の374万1,000円の補正は、栗山工業団地に進出をいたしました有限会社栗山交通及び有限会社植物育種研究所の2社分に係る土地貸付料及び建物売り払いに係る費用でございます。
 17款1項1目1節総務寄附金は、9月1日に東京都の土屋雅之氏よりいただきました3万円、10月5日に埼玉県の荒谷亮太郎氏よりいただきました5万円の寄附金で、ともにふるさと納税制度に係る寄附金でございます。2節社会福祉寄附金は、11月26日に中央4丁目の大橋弘知氏よりいただきました1万円の寄附金であります。3節教育寄附金は、9月9日に栗山町歌謡愛好会会長、金谷信二氏よりいただきました3万円の寄附金であります。なお、この3万円の寄附金につきましては、国蝶オオムラサキの育成に関していただいていることから、歳出10款4項10目に充当するものでございます。
 6ページをお開きください。18款1項7目1節農業教育振興基金繰入金の135万円の補正は、歳出6款で説明をいたしました栗山町農業教育振興会補助金の補正に伴うものであります。
 19款1項1目1節前年度繰越金の899万8,000円の補正は、今回補正をお願いしております予算の財源不足分に充当するものであります。
 21款1項7目1節教育債の3,220万円の補正は、先ほど資料で説明をいたしました歳出2款の地域活性化・経済危機対策費の各事業に係る起債。
 また、8目1節災害復旧債の160万円の補正は、歳出11款で説明をいたしました補助災害復旧事業に係る起債でございます。
 4ページをお開きください。続きまして、第3表、地方債の補正についてご説明を申し上げます。1、変更でありますが、起債の目的、23、栗山小学校校舎屋上防水改修事業債で、事業費の追加により限度額を740万円に変更するものであります。
 2、追加でありますが、起債の目的、26、栗山小学校校舎耐震補強事業債から34、現年発生補助災害復旧事業債まで事業実施に伴い、追加をするものであり、限度額、起債の方法、利率、償還の方法につきましては付記のとおりでございます。
 以上で事項別明細の説明を終わりますので、よろしくご審議くださいますようお願いを申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 7 ]  まず、7ページの2款21目、工事請負費の学校関係の耐震補強工事、これですべての小中学校校舎、体育館含めて耐震の工事が完了するということなのか、まずその点でお尋ね、確認の質問します。
 それと、ノートパソコンの機器等ということでありますが、国の補助事業を、交付金を活用してということですが、今低学年からこういうノートパソコンなどに触れて、そういう授業もされているやに思うわけですけれども、実際上はこのノートパソコン結構取りかえるというか、そういう頻度というのも高いと思うのですが、これまで使っていたのはどのぐらい使って、今回これで更新して、大体どのぐらいはもてるというか、耐用年数ということではないですよね。これ次から次へと新しい機能なんか付加されてきていますから、そういう点の今後の見通し的なことも含めて質問したいと思います。
 それと、8ページの3款5目20節、事務処理安定化支援事業、この事業内容をもう少し具体的に答弁願いたいと思います。
 次、9ページ、6款5目の19節、栗山農業教育振興会、これ道外などに視察行って、農業青年がということだと思いますが、どういう場所に具体的に何人ぐらい行って、どういう目的というか、どういう内容で、これまでも何人か行っていらっしゃると思いますが、そういう方々がそういうのを生かして、栗山町に戻って、栗山らしい農業というか、そういうのに役立つのでないかなと想定できるわけですが、その展開含めてお尋ねしたいと思います。
 以上です。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(鴨野良治君) [ 8 ]  初めに、1点目の小中学校の耐震改修につきましてのご質問でございまして、今回のこの補正によります耐震改修を行うことによりまして、本町の小中学校のすべての耐震改修が終了するというふうなことでございます。
議長(橋場利勝君) 教育次長。
教育次長(衣川秀敏君) [ 9 ]  2点目のパソコンの購入の関係でございますが、今回はノートパソコンでございまして、今現在学校コンピューター教室にはデスクトップということで固定式のパソコンございます。それと今回は全く違うものを導入するということで、今回の校内LANによりまして、今まではパソコン教室と職員室がインターネットの接続ができました。ところが、今回この校内LANを整備することによりまして、普通教室あるいは理科室あるいは体育館、すべての教室からインターネットの環境ができるということでございますので、持ち運びができるノートパソコンを導入して、各教室で利用していただくと、そのような考えでございますので、今回は今まで全くなくて、新たにノートパソコンを導入するということでございます。今後いろいろな多様な用途が可能になるかと思いますので、例えば調べ学習、あるいはデジタルテレビも整備しましたので、各学級でのプレゼンテーションといいましょうか、いろいろな発表もできるようになるということで、そういうようなことで今回はあくまでも新たにこの校内LAN整備によってノートパソコンを購入するということでございます。
議長(橋場利勝君) 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 10 ]  重山議員の3点目の8ページ、3款1項5目20節扶助費におきまして、事務処理安定化支援事業につきましての具体的なという質問でございます。この事務処理安定化支援事業につきましては、平成21年度の障害者自立支援対策推進費補助金交付要綱の変更が4月に行われたものから、今回補正でお願いするものでございます。本事業の内容につきましては、障害者自立支援法施行に伴います事務処理、例えば利用者の負担上限管理ですとか、請求事務または指定申請等事務処理を適正に実施するために、その施設が事務職員を効果的に配置できるように、障害者サービス事業所及び障害者支援施設等に栗山町から入所ないし利用している利用者の数に合わせまして、その負担額を負担割合に応じまして補助申請するものでございまして、国の施策を使いまして、本町該当分の4分の1分を支出するものでございます。
 以上です。
議長(橋場利勝君) 産業振興課長。
産業振興課長(坂口昇一君) [ 11 ]  重山議員4点目のお尋ねですが、農業教育振興会の事業の内容でございますけれども、道外が3名でございまして、行き先につきましては山梨、愛知でございます。海外につきましては同じく3名でございまして、ニュージーランド、韓国方面でございます。研修内容ですが、道外につきましては、山梨はシャトレーゼにおいて原料の供給体制を学ぶと、それから直売所におけるノウハウを学ぶ、主にそういうことですが、海外、ニュージーランド、韓国においては、ニュージーランドにつきましては玉葱、カボチャの輸出というのが非常に盛んでございまして、その輸出国としての現状と今後の方向、先進技術の導入方向、輸出国としての生産流通体制などについて研修を行います。韓国においては、高性能で安価な機械というものが非常に多くございまして、その研修をいたしまして、営農に不可欠な営農機器についての研修を行うということでございます。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に入ります。
3番(重山雅世君) [ 12 ]  最初のノートパソコンの件、新たに購入したということですが、ちなみにこれ例えば各教室に1台ノートを設置するような状況になっているのですよとか、体育館だとか、そういうところにもということですが、持ち運びが自由なので、そういう使い方すると思いますが、台数的なことを含めて、1年生のときからこういう形で各教室に1台とか、そういうような割合で配置するような仕組みになっているのか、その点の確認と。
 それと、8ページの事務処理の安定化支援事業、4分の1の支出だということですが、実際上はこれ本町の施設、大体どの、何カ所ぐらいの事業所対象にやられているのでしょうか。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に対する答弁に入ります。
 教育次長。
教育次長(衣川秀敏君) [ 13 ]  まず、ちょっと先ほど答弁漏れございました。耐用年数の関係ですけれども、使用頻度によりますけれども、約4年から5年程度ということで考えてございます。
 それで、今回のノートパソコンの台数につきましては全部で131台を予定してございます。この根拠は、各学校の一番多い学級数の台数ということで考えてございますので、全員当たるということではありません。あくまでもその学校の中の一番多い学級の台数をそろえるということで考えてございます。
議長(橋場利勝君) 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 14 ]  事務処理安定化支援事業の再質問に係ります答弁をさせていただきます。栗山町から利用しています町外施設の13施設に対しまして、各1名、13名が利用しておりますので、その負担分ということで支出しているものでございます。
 以上です。
議長(橋場利勝君) いいですか。

                          〔何事か言う人あり〕

議長(橋場利勝君) 教育次長、答弁漏れ。
教育次長(衣川秀敏君) [ 15 ]  済みません。先ほど「学級数」と申し上げましたけれども、学級数は学級の人数です。申しわけございません。各学校の中で、学級の一番多い人数分の台数を各学校ずつそろえるということでございます。済みません。ちょっとわかりづらい説明かもしれませんが、例えば栗山小学校でいえば、一番多いのが学年、5年生である学級が41人おりますけれども、40名プラス教師1台ですので、41台ということを考えますと、栗山小学校はこの学級の人数が一番多いから41台を購入すると。そして、角田小学校であれば、6年生が今ある学級で16名おりますので、プラス教師1名ということで17台を購入すると、そういうような考えでございますので、済みません。
議長(橋場利勝君) 4番、楢崎議員。
4番(楢崎忠彦君) [ 16 ]  5ページ、歳入のところで、16款財産収入ということで、貸付収入、土地貸付収入44万7,000円、建物売り払い374万1,000円ということで、土地はお貸ししますと。賃貸契約です。建物は売りました。例えば賃貸借契約が解除されるという場面もあるわけです。そういう場合に建物だけは、当然地上権も発生しますから、権利が移っています。そうすると、この賃貸借契約が解除された場合は、この建物については町としては一切手出しはできないということで、やはりこういうケースというのは後々問題になるということが時たまあります。ですから、例えばこういう場合は附則事項として賃貸借契約が解除された場合は建物を解体して更地にしますよというような附則事項を一項設けるとか、いろんな対応の仕方があるのですけれども、賃貸借契約が解除された場合は、いずれは第三者というか、新たな方にまた新たな契約をして、土地を契約を結ぶということになるときに、この建物だけが権利が譲渡されているということで、いろんな問題が発生してこないかなということでちょっと危惧されているのですけれども、その点についてどういう契約をされているのか、またその賃貸借契約が解除されたときにどのような附則事項を設けているかお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 4番、楢崎議員の質疑に対する答弁に入ります。
 ブランド推進室長。
くりやまブランド推進室長(花田正博君) [ 17 ]  ただいまの新たに町のほうでご用意した工業団地の土地の貸し付け及びその建物の売却に関してのご質問でございますけれども、ご指摘のとおり今回につきましては、土地についてはリース方式ということで、20年のリース契約のもとに契約を結んでいるところでございます。建物については、考え方としては、新築のものでないものが今回町が購入した部分でありましたので、メンテナンスの問題だとか、そういった部分も考えて、町が主体的にそこのメンテナンス等にかかわることは困難というようなことで、売却を前提にということで話を進めたところ、今回2件そういうお話させていただきました。土地につきましては、使用目途に異なるような部分が生じた場合については、契約を解除するようなお話の中で契約を取り交わしているところでございます。ただ、今ご指摘のとおり建物については、地上権というような売買した場合については設定がございますので、これらについてはもし発生した場合は法的な手段というようなことにならざるを得ないのかなということでございますけれども、特に特記事項としてその契約上の中では、土地のリース契約の中では、建物にかかわる特記事項についてはうたっていないというようなことで、問題が発生した場合についてはそういった手続を進めていかざるを得ないのかなというふうに思っております。ただ、土地につきましては一応20年という中での賃貸借の契約ですけれども、その先20年を超える利用があるということになれば再リースをするということですから、そうなった場合は最終的に所有権の移転が企業側にされるのではないかなというふうに考えております。そういったことも前提に、今回はリース契約を結ばせていただいたというような運びになっております。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の再質問に入ります。
4番(楢崎忠彦君) [ 18 ]  土地に関しては、いわば用途変更になったときは、契約上問題があるということで、契約解除も含めて対応するということですね。でも、これ建物に関しては完全に移行されているから、どのような形で使われていようと、また転売されようと、町のほうとしては一切口が出せないということですね。ですから、土地に関してはあくまで附則事項のような形で申し合わせしているのですけれども、当然この土地と建物というのは一体なものです。ですから、私は後々問題が残らないような形で土地にしても整理されているということでありますから、当然建物に対しても、土地と建物は一体ですから、建物に関しても後々問題が起きないように契約の時点、また今からでも遅くないと思うのですけれども、やはりこの部分に関してしっかりと問題が起きないように担保すると。問題が起きてから話し合いをしますというのではなくて、問題が起きる前にやはりお互いの話し合いの中で申し合わせを決めていく、附則事項としてちゃんとうたっていくということが必要でないのかなと思いますけれども、その点について改めて確認の意味でお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の再質疑に対する答弁に入ります。
 ブランド推進室長。
くりやまブランド推進室長(花田正博君) [ 19 ]  再質問にお答えさせていただきます。
 ただ、いずれにしても今回の昨年3月の木の城たいせつの破綻、あれについてはもう既に所有については、土地、建物は会社側にあって、倒産後につきましては管財人が立てられているようなことで、私どもとしては工業団地という中で、あそこの再生へ企業を非常に精力的に回らせていただき、結果としてきのしろとたいせつという会社が両者できたということなのですけれども、その間に管財人との、銀行との非常に大変な思いをしながら、片方で我々としては新規企業をお呼びするということなのですけれども、相手側の企業さんが地元、栗山に進出をするという意図があっても、その間に必ず債権の問題があって、私どもの土地、建物でないというようなことから、片方の企業さんが意向を示しても、実際そこに招いてこれないというような、ちょっとその辺での現実のギャップがあったというようなことで、前回の例では銀行さんにも私ども積極的にかかわって、やっていただいたという経過があります。そういった中で、例えばそれを全部売ったにしても、やはり何がしのリスクは必ず発生しているという現実があったということなのです。方法については、土地、建物も同時に売買という方法も、我々としては以前からやっている方法ですけれども、これらも確かに検討もいたしましたけれども、総体的に今般の大変な経済状況の中で、一度に設備投資、イニシャルコストを調達して入ってくる会社というのはなかなか難しいと。いわゆる企業進出がしやすいような一つの手法として、土地についてはリース方式を設けたほうが企業の進出をスムーズに図れるだろうと。これについては、先進的な千歳市だとか苫小牧とか、そういったところはもう既に始めております。その中では、土地についてはリース、建物についてはいわゆる相手方が設置をする、新築するとか、そんな方法でやっておられるということの前例もわきまえながら、今回こういう方法をとったのですけれども、ただし先ほども説明しましたとおり20年のリース期間終了しまして、再リースをして、その5年後には土地については相手方の所有権になるということですから、最終的には土地、建物はすべて相手方になるという処理が最終的に行われるので、そういったような方法を今回とらせていただいたということでございますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(橋場利勝君) 11番、本田議員。
11番(本田 諭君) [ 20 ]  ページは9ページの6款1項2目13節、このことについていつもこういう問題出てくるのですが、有害鳥獣の関係なのですが、私のいろいろ知っている限りでは、ここ由仁から始まり、夕張から始まり、栗山、岩見沢、栗沢、三笠、ずっと相当な被害に遭っているということで、対策のしようがないという、これは毎回の常なのですが、野菜も夕張にしてみれば露地では植えれないと。ハウスの中でしか栽培できないと、三笠もそんなこと言っておりました。これに対する対策、今個々の対策の準備しか予算がとれないようなのですけれども、全体的にこれ国あるいは道とかというのは、大きなこれに対する対策というのは考えているでしょうか。非常にシカにかかって、誤っているみたいなのです。そして、電牧で今処理して、大分それは抑制されているのだろうと思うけれども、その対策としてソーラー型の電牧をつくるとか、そういった大がかりな一つの将来に向かっての対策というのは、今そういう話は全く出ていないのでしょうか。そこら辺ちょっとお聞きしたいのですが。
議長(橋場利勝君) 本田議員の質疑に対する答弁に入ります。
 産業振興課長。
産業振興課長(坂口昇一君) [ 21 ]  本田議員お尋ねの件ですけれども、そういう状況については非常に重々承知しているところですが、国の新しい補正予算でもって有害鳥獣の整備というメニューもございまして、それにのってハード部門、要は電牧整備を明年やるつもりでおりましたけれども、その辺については事業仕分けでもってなくなりまして、非常に困っているところではあります。全道的な話をしても解決には向かわないかなと思いますけれども、先日道東の方々が見えて同様のことをお話をしておりまして、全面電牧張ったけれども、効果がなかったとか、非常に苦慮をしております。我が町の猟友会も非常に苦慮をして駆除にかかってはいただいているところなのですけれども、全道の内部の山間地においては非常に問題が大きいということでございまして、特に札幌なんかはまちの中に出てきているというようなことで、新たな、今までの電牧ではない方法というのもまた研究されていくのだろうというふうに思っておりますので、そういう情報に耳を傾けていきたいというふうに思っております。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第77号 平成21年度栗山町一般会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第77号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第78号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第4、議案第78号 平成21年度栗山町下水道事業特別会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 22 ]  議案第78号 平成21年度栗山町下水道事業特別会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ20万7,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ9億982万7,000円とするものであります。
 補正の内容は、共済組合負担金負担率の改定に伴う共済費の補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開き願いたいと思います。まず、歳出でありますが、1款1項1目4節共済費の10万円及び2項1目4節共済費の10万7,000円の補正は、共済組合負担金負担率の改定による追加であります。
 3ページをお開きください。歳入でございますが、5款1項1目1節前年度繰越金の20万7,000円の補正は、今回の補正予算の財源調整分であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第78号 平成21年度栗山町下水道事業特別会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第78号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第79号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第5、議案第79号 平成21年度栗山町農業集落排水事業特別会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 23 ]  議案第79号 平成21年度栗山町農業集落排水事業特別会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ14万6,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ1億5,360万6,000円とするものであります。
 補正の内容は、共済組合負担金負担率の改定に伴う共済費の補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出でありますが、1款1項1目4節共済費の14万6,000円の補正は、共済組合負担金負担率の改正による負担であります。
 3ページをお開き願いたいと思います。歳入でございますが、4款1項1目1節前年度繰越金の14万6,000円の補正は、今回の補正予算の財源調整分であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りいたします。議案第79号 平成21年度栗山町農業集落排水事業特別会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第79号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第80号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第6、議案第80号 平成21年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 24 ]  議案第80号 平成21年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ49万4,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ1億3,583万8,000円とするものであります。
 補正の内容は、共済組合負担金負担率の改定に伴う共済費の補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出でありますが、1款1項1目4節共済費の49万4,000円の補正は、共済組合負担金負担率の改定による追加であります。
 3ページをお開きいただきたいと思います。歳入でありますが、5款1項1目1節前年度繰越金の49万4,000円の補正は、今回補正をお願いしております予算の財源として充当するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りいたします。議案第80号 平成21年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第80号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第81号

議長(橋場利勝君) 日程第7、議案第81号 平成21年度栗山町介護保険特別会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 25 ]  議案第81号 平成21年度栗山町介護保険特別会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ397万8,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ12億5,990万2,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、2款保険給付費におきまして、介護サービス費、介護予防サービス費及び高額介護サービス費の実績に伴う補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開き願いたいと思います。まず、歳出でありますが、2款1項5目居宅介護住宅改修費の20万円、2項3目介護予防福祉用具購入費の10万円及び4項1目高額介護サービス費の350万円の補正は、給付実績の増によるものであります。
 4款2項1目4節共済費の8万7,000円及び2目4節共済費の9万1,000円の補正は、共済組合負担金負担率の改正による追加であります。
 3ページをお開き願いたいと思います。歳入でございますが、4款1項1目介護給付費負担金、5款1項1目介護給付費交付金、6款1項1目介護給付費負担金、8款1項1目介護給付費繰入金及び2項1目介護給付費準備基金繰入金の補正は、介護サービス費及び介護予防サービス費の給付実績による追加であります。
 4款2項国庫補助金、6款2項1目地域支援事業交付金及び8款1項2目地域支援事業繰入金は、歳出4款で説明いたしました共済組合負担金負担率の改定による追加であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第81号 平成21年度栗山町介護保険特別会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第81号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第82号

議長(橋場利勝君) 日程第8、議案第82号 平成21年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 26 ]  議案第82号 平成21年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億6,701万6,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、2款後期高齢者医療広域連合納付金の額の確定に伴う補正であります。
 それでは、事項別明細につきましてご説明申し上げたいと思います。4ページをお開きください。まず、歳出でございますが、2款1項1目19節負担金補助及び交付金の補正は、平成20年度北海道後期高齢者医療広域連合負担金の精算に係るもので、市町村負担金が30万3,000円の減、保険料分が25万9,000円の増、差し引き4万4,000円を減額するものであります。
 3款1項1目23節償還金利子及び割引料の1万円の補正は、後期高齢者医療保険料の還付金の増によるものであります。
 3ページをお開きください。次に、歳入でございますが、3款1項2目1節事務費等繰入金の32万1,000円の減額は、歳出2款で説明いたしました北海道後期高齢者医療広域連合負担金の精算等に係る繰入金であります。
 4款1項1目1節前年度繰越金の25万4,000円の補正は、平成20年度決算に基づく繰越金の確定によるものであります。
 5款3項1目1節保険料還付金の3万3,000円の補正は、歳出3款で説明いたしました後期高齢者医療保険料の還付金に係る北海道後期高齢者医療広域連合からの還付金であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第82号 平成21年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第82号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第83号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第9、議案第83号 平成21年度栗山町水道事業会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 27 ]  議案第83号 平成21年度栗山町水道事業会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 1ページをごらんおき願いたいと思います。予算第3条の収益的収入及び支出の予定額におきまして、収益的支出では299万3,000円を追加し、その額を4億1,483万3,000円とするものであります。
 次に、予算第7条、職員給与費でありますが、人事異動及び共済組合負担金負担率の改定により138万3,000円を追加し、総額で3,281万円とするものであります。
 補正の内容についてご説明申し上げます。2ページをお開き願いたいと思います。3条、予算の収益的収支の支出におきまして、1款1項4目業務費の161万円の補正は、水道料金納入通知書等の不足による印刷製本費及び水道料金調定システムのプログラム修正及び滞納処分に関する弁護士への相談業務委託による委託料並びにメールシーラー更新に伴う賃借料の追加であります。
 5目総係費の138万3,000円の補正は、人事異動に伴う給料及び共済組合負担金負担率の改定による法定福利費の追加であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 28 ]  2ページ、今ほど説明の中で、4目業務費、滞納にかかわっての弁護士の費用など含めてとか、そういう説明ありました。具体的に今滞納の状況とか、弁護士に対する費用がこの中へどのぐらい入っているのか。
 それと、何かメールシーラーとかという説明だったと思いますが、この機会にどういうものなのかもあわせて答弁願います。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(鴨野良治君) [ 29 ]  初めに、ちょっと弁護士関係の説明と、相手方に対する今現在の内容についてご説明いたします。現在ホテルの水道関係のということで今弁護士に関係を委託しているところでございまして、それについての関係ですよね。弁護士費用は50万円でございます。
議長(橋場利勝君) 建設水道課主幹。
建設水道課主幹(今 政樹君) [ 30 ]  2点目のメールシーラーについてご説明したいと思いますけれども、水道料金につきましては、納付書で納められる方については、はがきを送っております。それで、中身が見えないように特殊な接着剤でやりまして、それであけて、納めてもらうというような方式をとっておりますけれども、特殊な接着剤を使いまして、折り込む作業が必要なのですが、これ手でやるわけにいきませんので、メールシーラーというもので、機械を使いまして、この業務をやっていると。このメールシーラー自体が十何年も使った古い機械で、故障いたしました。それで、今回新たに新しい新品の機械をリースするということでございます。故障したシーラーを使ってやりましたので、コンビニ収納の場合はがしたときに破れる。バーコードで読みますので、コンビニで払えないというような事態がちょっと発生いたしまして、その部分の印刷もふえたということで、その2点について、メールシーラーにかかわって2点について出費がふえたということでございます。
 以上です。
議長(橋場利勝君) 答弁漏れがありましたので、もう一度。
建設水道課長(鴨野良治君) [ 31 ]  滞納状況の関係の説明というふうなことでちょっと答弁漏れがありまして、相手方と今現在まだいろいろ協議をしている最中でございます、弁護士を交えて。それで、一度給水を停止するというふうなことでありましたが、やむを得ず一たん中断というふうなことに今してございます。相手方も今現在名義を変更しているというふうな状況でございまして、こちらとしましては滞繰分の訴訟に関しましては以前の、従前の方というふうな形で今絞っております。その中で今後それらの滞繰分を一応確定するというようなことで今考えてございまして、弁護士とあわせて協議中というようなことでございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第83号 平成21年度栗山町水道事業会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第83号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 ここで暫時休憩をいたします。再開は11時10分といたします。休憩に入ります。

                          休憩 午前10時50分

                          再開 午前11時10分

議長(橋場利勝君) 再開をいたします。

議案第84号

議長(橋場利勝君) それでは、日程第10、議案第84号 栗山町介護サービス事業条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 32 ]  議案第84号 栗山町介護サービス事業条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 本町が行う介護サービス事業のうち居宅介護支援事業につきましては、介護保険制度創設時より実施してまいりましたが、介護保険制度の改正に伴い、町の役割としては予防給付に重点を置くこととされました。現在町内6カ所の民間事業所において居宅介護支援事業を行っており、その充実が図られたことから、町としての役割は終了したと判断し、居宅介護支援事業を廃止するため、本条例を改正するものであります。
 改正条項につきましては、各条項において居宅介護支援に関する条文を削除し、条項の繰り上げ等を行うものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成22年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 33 ]  今の説明の中で、居宅介護支援を本町で取り組んでいたのをやめて、民間で既にやられているのにお任せするというお話でした。実際上は、それに伴ってというか、今まで本町独自で当然取り組んできたわけですから、その事務量というか、それも結構あったと思うのです。それがスムーズに民間の事業所のほうに移行できるような仕組みというか、利用者に迷惑がかからないような、そういう形になるのか、まずそれが1点と、あとそれに伴って保健師などの職員の配置など、そういう点がどうなるのかお尋ねします。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課長。
住民福祉課長(小野 司君) [ 34 ]  重山議員のご質問に対してご答弁申し上げます。
 まず、居宅介護支援事業所、これはいわゆる介護保険制度平成12年に始まって以来、これはどこも、民間であれ、自治体であれ、道のほうに申請して、指定を受けて、実施してまいるものでございます。そこで、事務量のところでございますけれども、現在指定居宅介護支援事業所には4名の職員が配置されております。しかしながら、平成18年、これは介護保険の大きな制度改正がございまして、そこで地域包括支援センター事業というのが加わりました。これは、総合的に高齢者の方々の相談と、そして包括的にさまざまなサービスのインフォメーションなり、それをコーディネートすると、そして継続的にと、そのような継続的に高齢者の方々を支援していくと、そういった地域包括支援センター事業が平成18年に始まりました。当方といたしましても民間の居宅支援事業所が、先ほどご説明にもございましたけれども、栗山町以外ではもう既に6件、非常に頑張ってやっていただいて、担当している件数も民間事業所だけでも、これは本年度の10月現在のデータでございますけれども、トータルで317件ほどのケアマネジャー事業をやっているといった形では、十分民間の方はおやりになられると。そして、私どもは現在4名の人員を担当させておりますけれども、現在私どもは、大体月ごとにばらつきはございますけれども、4件から5件の方のケアプランを立てていると。そういったことで、現状はそういう状況でございます。それで、平成18年度から始まった地域包括センター事業のほうに我々としては重点化すると。そして、18年当時から徐々に民間事業所への移行を進めてまいりました。そして、とうとう今年度は四、五件程度という状況になりましたので、こちらのほうも民間の事業所にはスムーズに移行できるというふうに考えております。
 それで、2点目の人員配置のことでございますけれども、手前ども健康・介護サービスグループは14名の職員が配置されておる大きなグループでございますけれども、先ほど申し上げた居宅介護支援事業所には2名の保健師と2名の介護福祉士が配置されております。それは、いわゆる兼務という状態で地域包括支援センターという、その18年度の中にこれは8名の職員が、いわゆる専門職が配置されておりまして、つまり兼務で仕事をしていたところでございます。それを先ほど申し上げましたように地域包括支援センターのほうに重点化して、より一層高齢者の方々の対応をするということでございます。また、その背景はやはり昨今高齢者の方々、あるいはそのご家族の方々の相談が非常にふえておりまして、これもデータでは平成19年度は総合相談、窓口に来る延べ件数が年間306件でした。しかしながら、平成20年度は541件にふえております。また、相談の方法といたしましても、実際に来所されて、訪問ご相談される方が平成19年度が245件のところ、平成20年度は422件と、つまりまずいろんな困った状態でお越しになるのはまずもって役場の窓口であり、そしてそこにいろいろ対応、ご相談に乗ると、やはり30分、1時間、場合によっては半日程度かかりながら相談受けると。やはりこういった現状を踏まえまして、その中で我々の健康・介護サービスグループの専門職をここに重点化したいという背景がございますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に入ります。
3番(重山雅世君) [ 35 ]  最後の部分ちょっと相談業務がふえたと。それは、実際上さっきおっしゃった245件、それから422件というのは、実際に高齢者宅をお邪魔した訪問相談業務という意味ですか。そこの部分があいまいにちょっと私自身聞けたのですが、直接役場の窓口に来て、家族の方含めて相談に見える方よりも、実際上はお宅にお邪魔しないとならない状況がふえていると、そういうほうに今度は力を尽くしたいと、そういうことなのでしょうか。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課長。
住民福祉課長(小野 司君) [ 36 ]  再質問でございますけれども、来所相談ということで申し上げましたけれども、先ほど来申し上げましたように来所相談が増加しております。当然来所というのはまず相談の一番の玄関口でございますので、そこからさらに当然訪問の必要な方、あるいはご家族との連絡調整が必要な方、そういった方々も当然いらっしゃいますので、訪問ないしはさまざまな手段を使った調整はふえてきているというふうにご理解いただきたいと思います。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第84号 栗山町介護サービス事業条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第84号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第85号

議長(橋場利勝君) 日程第11、議案第85号 栗山町児童クラブ条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 37 ]  議案第85号 栗山町児童クラブ条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 今回の改正は、利用者の皆さんから要望がありました開設時間の延長とあわせて、利用料等の変更をお願いするものであります。
 改正内容につきましては、第5条において利用料をこれまでの定額料金から児童の属する世帯の課税状況等により区分し、別表のとおり算出するものであります。また、入会時に加入していただきます傷害保険料の実費相当額を徴収するとともに、開設時間を超えた利用があった場合において延長料金として児童1人につき1日100円を負担していただくものであります。なお、開設時間につきましては、規則改正を行い、30分延長し、午後6時30分までとするものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 38 ]  今の説明の中で、実際に利用者さんの要望に基づいてということですね。それで、具体的に利用料が別表という形で示されていますが、これによって逆に負担がふえる方と減る方とおられると思いますし、その辺がどのようになっているか。
 それと、実際上はこの実態に即すという点でいうと、6時半ぐらいまで開いていてほしいのだよと、そういう要望だと思うのですが、延長で利用されている方もどの程度おられているのか。
 それから、新たに損害保険料ですか、これは実際上は幾らほどなのでしょうか。そして、実際上傷害というか傷害保険、いろんな事故的な部分現実に発生した中で新たにこういう制度を設けられたのかなとも思うわけですが、現状どのようになっておられるでしょうか。
 定額からこういうように利用者の声を生かしたという、反面ではそうとらえつつも、これによって負担がふえる方の割合的な部分も当然つかんでいると思いますが、どのようになるのかお尋ねします。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 39 ]  ただいまの重山議員の質問に答弁をさせていただきたいと思います。
 まず、今回の改正に当たります利用者の皆さんからの要望ということに関しましては、現在保育所の利用時間が6時半までということで、延長も7時まで認めているということから、保育所の開所時間に合わせていただけないかという希望が当初からございました。それを受けまして、今回改正するものでございます。現在実施しております次世代育成支援行動計画の委員の中からも合わせることについては、合わせたほうがいいのではないかという声もあわせてありましたものですから、今回利用時間については合わさせていただいているものでございます。
 2点目の今回の利用料の変化によります影響額につきましては、今まで定額制ということで、減免は別規定で、教育委員会が行っています準要保護世帯に準ずる世帯については2分の1減免と、生活保護についてはゼロということで、普通徴収のを合わせまして3段階を今回所得に応じまして改正するものです。今回準要保護世帯の該当でございます児童扶養手当、要するにひとり親世帯のところの低所得者において重視して、今回今まで1,500円だったものを無料というふうな形で変更させていただいています。その分を今まで普通徴収ということでさせていただいた部分において、その部分が今回のE階層という形になりますが、その分が増額という形になってございます。人数につきましては、現在3クラブ、86名の利用、21年11月現在で86名利用はございますが、普通徴収が71名、準要保護世帯が12名、生活保護が3名という状況でございまして、普通徴収におかれましてはほぼE階層ということで増額という形でございますが、逆に準要保護世帯で1,500円徴収したもので、12名のうち11名の方は費用負担なしという形で対応する形でございますので、そういう影響額はございます。
 続きまして、3点目でございます。延長についてでございます。延長については、現在6時までの開設ということでございますが、今先ほど述べましたように報告書との関係ですとか、職業の多様化に伴いまして、どうしても6時までには来れないという保護者の皆さんに対しましては、今までは指導員のご配慮に伴いまして、来るまで対応させていただいていると。今6時ですので、6時半という形がほぼしている形でございますので、今回6時半という形になっております。ただ、年々そういう多様化ですとか、このような経済状況でございますので、勤務時間が延びたりですとか、預けられている保護者の事情に伴いまして延びていることから、保育所に合わせまして、延長料金ということで6時半から7時までの間30分間延長ということで、応分の負担1日100円ということを今回あわせて提案をさせていただいております。
 最後に、保険についてでございますが、保険については現在やはりあの建物が放課後児童クラブ並びに児童センター利用とあわせて行っている部分もございまして、非常に利用人数のふえている現状でございます。それで、現在損害保険に入りまして、1人600円ということで加入をしてございます。こういうことから、1日目からお見舞金といいますか、医療費相当ではなく、1日お見舞金という形で支出している形でございまして、近々も3件ほどそのような例に伴いまして、加入した保険に対応している部分ございますので、その分もあわせて今回保護者の皆さんから負担をしていただくという形であわせて提案させていただいているものですので、ご理解いただきたいと思います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に入ります。
3番(重山雅世君) [ 40 ]  応能割合を生かしたという点では評価いたします。
 あと、延長料金、それから傷害保険の部分は、こういう生保、準要保護世帯の方に対してはどのような扱いになっているのでしょうか。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 41 ]  重山議員の最後の質問にお答えしたいと思います。
 一応利用料につきましては今このように減額しておりますが、保険及び延長料金につきましてはそれぞれの応分のものということで、額も定額ということもございますので、これにつきましては区分に関係なく、現金で徴収させていただきたいという考えでございます。ご理解よろしくお願いします。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第85号 栗山町児童クラブ条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第85号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第86号

議長(橋場利勝君) 続いて、日程第12、議案第86号 栗山町公営住宅条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 42 ]  議案第86号 栗山町公営住宅条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 平成19年に発生した東京都町田市における暴力団組員けん銃立てこもり事件を契機として、国土交通省において公営住宅における暴力団排除の基本方針が示されたところであります。暴力団員の存在は、地域住民にとって不安や恐怖を及ぼします。しかしながら、現在の暴力団員は一般人を装うなどその生活態度や風貌では判断できない状況にあり、一度入居させると退去させるのが困難な状況となっているところであります。暴力団排除には、公営住宅に暴力団員を入居させないことが重要であり、警察署の協力を得て暴力団員に関する情報を共有し、入居を制限する必要があることから、本条例を改正するものであります。
 それでは、改正内容についてご説明申し上げますが、お手元に資料として新旧対照表を配付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。なお、各条項において条文整理等の改正につきましては説明を省略し、主な改正部分のみをご説明いたしますので、ご了承くださいますようよろしくお願いいたします。第5条第5号は、公営住宅への入居資格について、暴力団員でないことの規定を追加するものであります。
 第11条第2項は、公営住宅への同居の承認について、暴力団員の同居は承認しないとする規定を追加するものであります。
 第12条第2項は、入居者が死亡または退去した場合の入居の継承の承認について、継承しようとする者及び同居者等が暴力団員である場合は承認しないとする規定を追加するものであります。
 第41条第1項第6号は、公営住宅の明け渡し請求について、第59条の勧告に従わなかったときを追加するものであります。
 第51条第3号は、特定優良賃貸住宅への入居資格について、暴力団員でないことの規定を追加するものであります。
 第57条及び第58条は、公営住宅に入居しようとする者について、栗山警察署長の意見を聞き、暴力団に関する情報の共有を行うものであります。
 第59条は、既に公営住宅に入居している者が暴力団員であった場合において、公営住宅の明け渡しについて勧告することができる規定を追加するものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成22年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 4番、楢崎議員。
4番(楢崎忠彦君) [ 43 ]  入居者の資格、また同居の承認ということで、暴力団と認められたときにはその資格の要件を満たさないということで、今回この条例が改正されたわけですけれども、現在、過去を通して栗山町でこの暴力団員が入居されたという事例があったのかどうか、まずそれが1点。
 それと、これ資料いただきました第11条の2項の(2)、公営住宅の管理に著しい支障があると認められるときということになっておりますけれども、入居の際にどういう判断でこれができるのかなと。例えばこれ入居されてから栗山町でもいろいろ問題があります。室内で犬や猫が飼育されているとか、また家賃が長期間滞納されているとか、いろんな事例がありますけれども、入居の際に支障があると認められるときというのはどういうようなことを想定されてこの条項ができ上がっているか、その点についてお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 4番、楢崎議員の質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(鴨野良治君) [ 44 ]  公営住宅条例の改正に伴いますご質問にお答えしたいと思います。
 初めに、過去、現在において暴力団員とみなされる方が公営住宅に居住していないかどうかというようなことでございますが、その件に関しましては、私の知る限りは昭和の代においてそれらしき方がいたのかなという記憶がありますが、その辺は定かでございません。それと、今現在は栗山警察署との情報の共有、話も聞いておりますが、現在のところ暴力団員の方は入っておりません。
 それから、第11条にかかわりまして、入居に際しましてのいろんな条件というか、こんなことでございますが、一たん公営住宅に入ってしまいますと、なかなかその辺の取り組みが非常に難しいのですけれども、入居に際しましては当然税金等の滞納がないこととか、そういった面、あと住民票の確認といったことをまずしております。それから、収入で、収入があるかというようなことも確認しております。それ以上のことになりますと、その段階でのちょっと確認が非常に困難でございまして、それ以外には保証人を当然立てていただくというふうなことで、入る段階において支障がないようなというふうなことをそういった書類的なことで一応確認させていただくというふうなことでございます。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の再質疑に入ります。
4番(楢崎忠彦君) [ 45 ]  今入居に際して、一度入居されたらなかなかいろんな問題が起きても退去する、退去していただくということはなかなか難しいということで、入居の際に税金の滞納、また住民票等々の確認とかというお話ありましたけれども、私保証人の話も出ましたけれども、連帯保証人もぜひ確認をしていただきたいと。それで、中には軽い気持ちで名前を書かれて、判押されている方もいらっしゃいます。この連帯保証人が法律的にどういう意味を持っているかということもしっかり本人に確認をして、そして契約をしていただきたいと。後々トラブルあったときに改めて保証人ってこんな責任があるのですかみたいなことにならないように、契約のときにしっかりと連帯保証人の担保というか、その意味づけというか、法律的な役割というか、そういうことをしっかり確認をして、ぜひ入居の際にそういった部分も忘れないで担保していただきたいと。その連帯保証について改めてお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の再質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(鴨野良治君) [ 46 ]  再質問にお答えいたします。
 連帯保証人さんを一応立てていただくというふうなことに際しまして、連帯保証人の方におきましても住民票及び収入のそういった面で連帯保証債務を負えるかどうかというようなことを一応確認はしてございます。それとあわせて、入居を決定する際にも連帯保証人に対しまして、連帯保証人とはこういう債務を負うのですよといった部分の文面といいますか、そういう文書を通知しております。そういったことで再確認を今現在させていただいております。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしでありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りいたします。議案第86号 栗山町公営住宅条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第86号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第87号及び議案第88号

議長(橋場利勝君) ここでお諮りをいたします。
 日程第13、議案第87号 北海道市町村備荒資金組合を組織する市町村の数の増減について、日程第14、議案第88号 北海道後期高齢者医療広域連合を組織する市町村の数の増減について、この2つの議案につきましては2つの議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、議案第87号及び議案第88号の2議案を一括議題に供し、説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 47 ]  議案第87号 北海道市町村備荒資金組合を組織する市町村の数の増減について及び議案第88号 北海道後期高齢者医療広域連合を組織する市町村の数の増減についての提案理由をご説明申し上げます。
 網走支庁管内の上湧別町と湧別町が10月の5日に合併し、湧別町となったことに伴い、一部事務組合及び広域連合を組織する市町村の数に増減が生じることから、地方自治法第286条第1項及び第291条の3第1項の規定により協議を行うものであります。なお、一部事務組合及び広域連合を組織する市町村の数の増減につきましては、地方自治法第290条及び第291条の11の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 内容につきましては、一部事務組合及び広域連合から上湧別町及び湧別町を脱退させ、新たに湧別町を加入するものであります。脱退及び加入の日につきましては、北海道知事の許可のあった日とするものであります。
 以上、提案理由といたします。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしでございますので、質疑を打ち切ります。
 なお、討論、採決については1件ずつ進めてまいりますので、ご理解願いたいと思います。
 それでは、議案第87号 北海道市町村備荒資金組合を組織する市町村の数の増減についての討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、それではお諮りいたします。
 議案第87号 北海道市町村備荒資金組合を組織する市町村の数の増減について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第87号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 続きまして、議案第88号につきましての討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようでございますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第88号 北海道後期高齢者医療広域連合を組織する市町村の数の増減について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第88号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第89号

議長(橋場利勝君) 日程第15、議案第89号 栗山町非核・平和のまち宣言についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 48 ]  議案第89号 栗山町非核・平和のまち宣言について提案理由をご説明申し上げます。
 非核平和宣言につきましては、核兵器の廃絶や核兵器を持たない、つくらない、持ち込まないの非核三原則を求める内容の自治体宣言として現在全国の自治体のうち80%以上が宣言を行っており、道内では北海道を初め99の市町村で宣言が行われているところであります。我が国は世界で唯一の被爆国であり、再び痛ましい惨禍を繰り返さないためにも核兵器の廃絶を強く訴え、戦争のない平和な世界の実現に向け、努力しなければなりません。私たちが目指すまちづくりは、平和という前提がなければ、成り立つことはあり得ません。世界の恒久平和の実現は人類共通の願いであり、平和のとうとさと平和維持の重要性について意識啓発を推進していくため、非核・平和のまち宣言を行うものであります。
 それでは、宣言文を朗読させていただきます。
 世界の平和と幸せは、私たちの願いであります。
 我が国は、世界で唯一の被爆国として、再び痛ましい惨禍を繰り返さないためにも核兵器の廃絶を強く訴えるとともに、戦争のない平和な世界の実現に向け努力しなければなりません。
 栗山町の美しいふるさとの自然と豊かな文化を守り、平和な未来を子どもたちに引き継ぐことは私たちの責任と義務です。
 ここに栗山町は、恒久の平和を願い、幸せな町民生活を守ることを決意し「非核・平和のまち」を宣言します。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 49 ]  こういう宣言ができるという点では大変評価いたします。私ども議員が各地を視察へお邪魔したときにでも、その自治体によっては非核平和宣言のまちとかという、役場のところにこういう木のというか、そういうものでできていたりしているのですけれども、具体的にまずこういう宣言をしました。第一歩だと思います。町民向けに宣言はしました。では、目に見える形でというか、そういうような町民の意識、それを啓発するための具体策というか。
 それから、教育分野でこういうことをやろうだとか、奈井江でしたっけ、広島や長崎に子供たちが実際に行って、そういう被爆者の声生で聞いてくるだとか、そういうような活動している自治体もいろいろあります。今町長の頭の中で具体的にそういう教育の分野、それから含めてどのようなことを考えられておられるかお尋ねしたいと思います。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 町長。
町長(椿原紀昭君) [ 50 ]  まず、1点目のこの宣言の住民への周知方法と。広報による周知だとか、ホームページ等々あります。それとまた、標語をある程度のものをつくり上げて、常に住民の目に入る状況のものを今検討しているところでもあります。
 また、2点目の子供たちということで、これらについては教育委員会等とも協議をしながら、でき得れば対応できるような内容等も検討させていただきたいなと、こう思います。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りいたします。議案第89号 栗山町非核・平和のまち宣言について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第89号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 ここで昼食のための休憩に入ります。再開は午後1時といたします。休憩に入ります。

                          休憩 午前11時52分

                          再開 午後 1時00分

議長(橋場利勝君) 再開をいたします。

議案第90号

議長(橋場利勝君) 日程第16、議案第90号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 51 ]  議案第90号 固定資産評価審査委員会委員の選任について提案理由をご説明申し上げます。
 固定資産評価審査委員会委員のうち岡嶋克明氏が本年12月21日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により本議会の同意をお願いするものであります。
 岡嶋氏は、現在栗山町中央3丁目16番地にお住まいで、昭和17年7月17日生まれの67歳であります。岡嶋氏は、識見、人格ともに豊かな方であり、固定資産評価審査委員会委員として適任であると思われます。
 なお、任期につきましては、平成21年12月22日から平成24年12月21日までの3年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 なお、本件につきましては、人事案件でございますので、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りいたします。
 議案第90号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第90号につきましては、原案どおり同意することに決定をいたしました。

議案第91号

議長(橋場利勝君) 続いて、日程第17、議案第91号 公平委員会委員の選任についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 52 ]  議案第91号 公平委員会委員の選任について提案理由をご説明申し上げます。
 公平委員会委員のうち岩部洋氏が本年12月21日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により本議会の同意をお願いするものであります。
 岩部氏は、現在栗山町角田153番地7にお住まいで、昭和19年6月14日生まれの65歳であります。岩部氏は、識見、人格ともに豊かな方であり、公平委員会委員として適任であると思われます。
 なお、任期につきましては、平成21年12月22日から平成25年12月21日までの4年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようでございますので、質疑を打ち切ります。
 なお、本件につきましても人事案件でございますので、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) 異議ないようですので、それではお諮りいたします。
 議案第91号 公平委員会委員の選任について、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第91号につきましては、原案どおり同意することに決定いたしました。

諮問第1号

議長(橋場利勝君) 日程第18、諮問第1号 人権擁護委員の推せんについてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 53 ]  諮問第1号 人権擁護委員の推せんについて提案理由をご説明申し上げます。
 平成19年4月1日就任以来、人権擁護委員としてご尽力いただいております月輪淳裕委員が平成22年3月31日をもって任期満了となります。このたび月輪氏を人権擁護委員として再度推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により候補者の推薦に当たり本議会の意見をお伺いするものであります。
 月輪氏は、現在栗山町角田43番地にお住まいで、昭和28年7月15日生まれの56歳であります。月輪氏は、既に地域における自由人権思想の普及高揚にご活躍中であり、人権擁護活動に対して理解が深く、健康上も問題はありません。今後もこれまでに培われました経験、知識を生かした活発な活動が期待されることから、再任には適任であると考えているところであります。
 なお、任期につきましては、平成22年4月1日から平成25年3月31日までの3年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 なお、本件につきましても人事案件でございますので、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、お諮りをいたします。
 諮問第1号 人権擁護委員の推せんについて、原案どおり適任と認めることに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、諮問第1号 人権擁護委員の推せんについては、原案どおり適任と認めることに決定をいたしました。

諮問第2号

議長(橋場利勝君) 続いて、日程第19、諮問第2号 人権擁護委員の推せんについてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 54 ]  諮問第2号 人権擁護委員の推せんについて提案理由をご説明申し上げます。
 平成16年4月1日就任以来、人権擁護委員としてご尽力いただいております獅々堀重孝委員が平成22年3月31日をもって任期満了となるため、人権擁護委員法第6条第3項の規定により候補者の推薦に当たり本議会の意見をお伺いするものであります。
 候補者として井上善晴氏を推薦したいと考えております。井上氏は、現在栗山町松風3丁目171番地2にお住まいで、昭和24年9月23日生まれの60歳であります。井上氏は、昭和47年より栗山町役場職員として福祉、教育分野を初め、多くの分野で実績を積み、平成19年に退職した後も多方面で地域活動に貢献しております。また、人権擁護活動に対しても理解が深く、多様化し、あわせて高学歴化に伴い、高度化する相談内容に対しても、これまでに培われました経験、知識を生かした活動が期待されることから、適任者として推薦したいと考えております。
 なお、任期につきましては、平成22年4月1日から平成25年3月31日までの3年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 この件につきましても人事案件でございますので、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りいたします。
 諮問第2号 人権擁護委員の推せんについて、原案どおり適任と認めることに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、諮問第2号 人権擁護委員の推せんについては、原案どおり適任と認めることに決定をいたしました。

意見書案第4号

議長(橋場利勝君) 日程第20、意見書案第4号 住民税控除の縮小・廃止に関する意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 4番、楢崎議員。

                          〔4番 楢崎忠彦君登壇〕

4番(楢崎忠彦君) [ 55 ]  意見書案第4号 住民税控除の縮小・廃止に関する意見書。
 上記事件について意見書を提出する。
 賛成者は、伊達佐重議員、重山雅世議員です。
 住民税控除の縮小・廃止に関する意見書。
 以下、朗読をもって提案いたします。

住民税控除の縮小・廃止に関する意見書

  意見の主旨  
 
 新政権は、子ども手当などの財源確保等として所得税の控除見直しを進め、扶養控除は先行して廃止し、配偶者控除は先送りの方向も打ち出されています。この控除見直しに関連して、住民税では両控除は廃止しないという意見とともに、この際、地方税でも控除廃止すべきとの意見も出されています。  
 しかし、住民税の控除廃止となると、非課税から課税世帯になり、低所得者に重い負担を強いることになります。例えば、年収140万円のサラリーマン世帯で配偶者控除廃止なら所得税で1万円、住民税で(非課税から)2.7万円の増税になります。しかも住民税課税世帯になれば、所得が変わらなくても、国保税、介護保険料、公営住宅家賃、医療費の窓口負担など公共サービスに重大な影響が広がります。  
 生活費非課税の原則にのっとり、住民生活の実態に基づき、住民税控除の縮小・廃止は政策選択肢として除外すべきです。  
 よって本議会は、政府及び国会においては、住民税税制の改定を行わないよう要望するものです。  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  

   あて先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣。
 以上です。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関してはさきに協議しております。質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 意見書案第4号 住民税控除の縮小・廃止に関する意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員挙手。
 よって、意見書案第4号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

意見書案第5号

議長(橋場利勝君) 日程第21、意見書案第5号 失業・雇用の緊急対策を求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 3番、重山議員。

                          〔3番 重山雅世君登壇〕

3番(重山雅世君) [ 56 ]  失業・雇用の緊急対策を求める意見書。
 本意見書の賛成議員は、伊達佐重議員、楢崎忠彦議員、ご両名でございます。
 以下、朗読をもって提案いたします。

失業・雇用の緊急対策を求める意見書

  意見の主旨  
 
 首都のど真ん中の「派遣村」から1年が経過しようとしていますが、今も街頭相談に失業者が次々訪れ、ハローワークには突然解雇された若者らが詰めかけています。  
 9月の完全失業者数は昨年同月より92万人、前月より2万人増えて363万人に達しています。特に若い世代(15〜24歳)の失業率は、昨年同月より1.4ポイント悪化し9.8%にのぼっています。道労働局が発表した7―9月期の道内完全失業率も、対前年同月比0.1ポイント増の5.4%となり、有効求人倍率も9月は対前年同月比0.09ポイント減の0.38倍と、全国平均を大きく下回る状況が続いています。  
 昨年来、大量解雇された労働者を支えている失業給付や訓練・生活支援も、その給付期限が迫ってきており、このままでは今年も年の瀬を前に昨年より深刻な事態になりかねません。45歳未満の失業給付の受給期間は、被保険者期間が5年未満なら失業理由に関係なく90日だけです。3月末の雇用保険法の改正で給付を60日延長できるようになりましたが、「非正規切り」にあった労働者が90日の失業給付の受給後に60日延長されても、10人の求職に4人分弱の求人しかない雇用情勢の下では、“焼け石に水”です。新政権は10月に「緊急雇用対策」を取りまとめ、年末までに失業給付が切れる受給者数の把握などを掲げていますが、これでは不十分なことは明らかです。年末に向かって厳しさを増す雇用・失業情勢を改善し、より安定した雇用を生み出す総合的な対策の緊急対策の強化は待ったなしの課題です。よって、以下の緊急対策を求めます。  
 
 
 
(1) 雇用保険法第27条(厚労相の判断で全国的に給付日数を延長できる条項)を活用し、政府の責任で雇用保険の全国延長給付を発動させること。  
(2) 「雇用促進住宅」廃止方針を撤回し、入居促進や期間延長を行うこと。  
(3) 就職内定率は10月末で33.8%と前年を7.9ポイント下回る著しく低い道内高校生の就職難を打開するため、高校生雇用企業に雇用奨励金を出すなど、緊急の取り組みを強化すること。  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  

   あて先、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣。
 以上です。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関してもさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りいたします。
 意見書案第5号 失業・雇用の緊急対策を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員挙手。
 よって、意見書案第5号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

意見書案第6号

議長(橋場利勝君) 日程第22、意見書案第6号 新たな食料・農業・農村基本計画の策定に関する意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 12番、大平議員。

                          〔12番 大平逸男君登壇〕

12番(大平逸男君) [ 57 ]  意見書案第6号 新たな食料・農業・農村基本計画の策定に関する意見書案。
 本案の賛成議員は、鵜川和彦議員、本田諭議員のご両名でございます。
 以下、朗読をもって説明にかえたいと思います。

新たな食料・農業・農村基本計画の策定に関する意見書

  意見の主旨  
 
 21世紀は「食と環境の世紀」と言われる中で、わが国において国内の農業生産力を最大限に活用しながら、食料自給率の向上と多面的機能を発揮することは、世界的な貢献策としても重要な責務となっている。  
 このため、明年3月に答申を受けて策定される新たな食料・農業・農村基本計画については、専業的な担い手が、夢と希望、意欲を持って持続的に農業生産活動や魅力ある農村生活を営むことができるよう、次の事項を強く要望する。  
 
 
 
T.基本姿勢  
 1.WTO農業交渉及び各国とのFTA交渉にあたっては、食の安全・安定供給、食料自給率の向上、国内農業・農村の振興などを損なうことは行わないとの政権公約に基づき、毅然たる姿勢で臨むこと。  
 2.食料安全保障の観点から、国内農業・農村の再生と家族経営を主体とする担い手の育成、優良農地の確保・整備など、総合的な食料・農業・農村政策を推進すること。  
 
U.基本政策  
【文化的で安心して暮らせる農村の定住条件の確保など農村振興】  
 1.教育や医療・福祉の充実、公共交通の維持、就業機会の拡大。  
 2.中山間地域及び農地・水・環境保全については、政策の一元化と恒久措置化を図り、全額国費負担で行うこと。  
【食料自給率目標の達成と農地総量及び担い手の確保】  
 1.食料自給率の向上が達成できるよう具体的な行動計画を策定すること。  
 2.「水田利活用自給力向上事業」については、示された戦略作物以外に地域の実情に合わせた作物の選定裁量と、現行の地域単価以上の交付額を確保すること。  
【国内農業の持続的発展を期する新たな農業経営所得安定政策の創設】  
 1.食料の安全・安定供給、農業の多面的機能発揮と持続的な生産活動などを担う農業者の所得補償(他産業従事者と遜色のない水準の確保)と経営安定を図ること。  
【農業生産力や多面的機能の発揮など専業農業地域の潜在生産力が最大限に発揮できるようにすること】  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  

   あて先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、農林水産大臣であります。
 以上、よろしくお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関してもさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りいたします。
 意見書案第6号 新たな食料・農業・農村基本計画の策定に関する意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員挙手。
 よって、意見書案第6号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

意見書案第7号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第23、意見書案第7号 北海道新幹線の建設促進を求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 6番、置田議員。

                          〔6番 置田武司君登壇〕

6番(置田武司君) [ 58 ]  意見書案第7号、道民の悲願、念願でございます北海道新幹線の建設促進を求める意見書案でございます。
 賛成者につきましては、八木橋議員、同じく楢崎議員でございます。
 ご審議のほどよろしくお願いいたします。
 意見の主旨は、朗読をもってかえさせていただきます。

北海道新幹線の建設促進を求める意見書

  意見の主旨  
 
 北海道新幹線は、全国新幹線鉄道整備法に基づき、昭和48年に整備計画路線と決定された整備新幹線五路線のうちの一つであり、これまで東北各県とも連携しながら、道民挙げて建設促進活動を繰り広げてきた。この結果、「新青森・新函館」間は、平成17年5月に着工され、平成27年度末の完成を目指し、順調に工事が進められているところである。また、今年度は、「新函館・札幌」間において、長万部、倶知安及び新小樽駅の「駅部調査」並びに新八雲駅の「駅部設計調査」が実施されるなど、新幹線建設に対する道民の期待は、ますます高まっており、「新青森・新函館」間の早期完成はもとより、札幌延伸が一日も早く実現することを強く願っている。  
 しかしながら、「新函館・札幌」間は、いまだ認可に至っておらず、国土を縦断する高速交通体系の骨格が未完成となっている。北海道新幹線は、首都圏はもとより、東北、北関東との文化、経済交流の促進や、新産業の創出等の大きな効果をもたらすものであり、北海道が21世紀の我が国の発展に大きく貢献していくために、欠かすことのできない社会資本である。よって、国においては、昨年12月の政府・与党ワーキンググループにおける合意事項を踏まえ、新規着工区間の取り扱い等について早急に検討を進め、次の事項について実現するよう強く要望する。  
 
 
 
1.新函館・札幌間の全線フル規格での一日も早い認可・着工と早期完成  
2.新青森・新函館間の早期開業  
3.幅広い観点での建設財源の確保及び地方負担に対する財源措置の拡充  
4.函館本線など並行在来線の存続  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  

   あて先といたしましては、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、農林水産大臣、財務大臣、国土交通大臣でございます。
 以上、ご審議よろしくお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関してもさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りいたします。
 意見書案第7号 北海道新幹線の建設促進を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員挙手。
 よって、意見書案第7号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

意見書案第8号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程の第24、意見書案第8号 新・北海道石炭じん肺第3陣訴訟について「消滅時効」の援用に反対する意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 5番、山本議員。

                          〔5番 山本修司君登壇〕

5番(山本修司君) [ 59 ]  それでは、新・北海道石炭じん肺第3陣訴訟について「消滅時効」の援用に反対する意見書でございます。
 賛成議員は、八木橋義則議員、伊達佐重議員のご両名です。
 それでは、朗読をもって提案といたします。

新・北海道石炭じん肺第3陣訴訟について「消滅時効」の援用に反対する意見書

  意見の主旨  
 
 平成16年4月25日最高裁判決により、国にはじん肺被害者に対して賠償を行う責任があることは確定している。  
 道内の炭鉱でじん肺に罹患した被害者は、国に対し、「基金」を創設して裁判手続きを経ることなくじん肺被害者を救済するシステムを作るよう求めた。しかし、国は「提訴しなければ賠償しない」との態度に終始したため、これらじん肺被害者はやむを得ず札幌地方裁判所に提訴した。  
 ところが国は、その裁判手続きの中で「消滅時効」を主張してきた。その理由は「平成16年4月27日の筑豊じん肺訴訟最高裁判決があったことは、新聞・テレビなどで報道されていた。それから1年を経過すればじん肺被害者・遺族は『損害及び加害者を知った』と言えるから、3年の消滅時効期間が経過した」というものである。  
 しかし、この最高裁判決は筑豊じん肺訴訟の国の責任に関するものであり、北海道内の各炭鉱に関する判決ではない。また平成16年4月25日の時点では、国は旧・北海道石炭じん肺訴訟において札幌高等裁判所でその責任を争っている最中であり、この時点で「損害及び加害者を知った」と主張することには根拠がない。  
 じん肺は人類最古にして最大の職業病であり、現在でもなお毎年1,000名前後の労働者が、新たにじん肺により療養することを余儀なくされている。じん肺を根絶し、被害者に適正な賠償を行うことは国の義務である。国が新・北海道石炭じん肺訴訟について「消滅時効」を援用することは社会的に許されない。  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  

   あて先は、内閣総理大臣、法務大臣、経済産業大臣あてです。
 以上、よろしくご審議ください。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関してもさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 意見書案第8号 新・北海道石炭じん肺第3陣訴訟について「消滅時効」の援用に反対する意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員挙手。
 よって、意見書案第8号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 ただいま可決いたしました5件の意見書については、本日の日付をもって関係機関に提出をいたします。

散会の宣告

議長(橋場利勝君) 以上で本日の議事日程のすべてが終了いたしましたので、これをもちまして本日の会議を散会いたします。

散会 午後 1時35分