平成22年第4回栗山町議会定例会会議録(第1日目)


                  平成22年3月1日 午前 9時30分開会

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  小  寺     進  君
     2番  蛇  谷  富 士 男  君
     3番  重  山  雅  世  君
     4番  楢  崎  忠  彦  君
     5番  山  本  修  司  君
     6番  置  田  武  司  君
     7番  桂     一  照  君
     8番  八 木 橋  義  則  君
     9番  伊  達  佐  重  君
    10番  鵜  川  和  彦  君
    11番  本  田     諭  君
    12番  大  平  逸  男  君
    13番  橋  場  利  勝  君

2、欠席議員は次のとおりである。

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事務局長             松  本  俊  哉
    事務局主査            桑  島  克  典

4、地方自治法第121条の規定による説明員は次のとおりである。
    町長               椿  原  紀  昭  君
    副町長              岩  田  美  春  君
    総務課長             山  本  信  二  君
    経営企画課長           佐 々 木     学  君
    経営企画課主幹          高  間  嘉  之  君
    税務課長             千  葉  清  己  君
    税金対策室長           松  田  孝  之  君
    出納室長             水  上  州  洋  君
    環境生活課長           住  友     茂  君
    住民福祉課長           小  野     司  君
    住民福祉課主幹          室  永  栄  子  君
    住民福祉課主幹          秦  野  加 寿 彦  君
    泉徳園長兼            山  代  賢  治  君
      デイサービスセンター長
    建設水道課長           鴨  野  良  治  君
    建設水道課主幹          今     政  樹  君
    産業振興課長           坂  口  昇  一  君
    くりやまブランド推進室長     花  田  正  博  君
    教育委員長            磯  野  武  司  君
    教育長              鈴  木  紀  元  君
    教育次長             衣  川  秀  敏  君
    介護福祉学校事務局長       近  藤  光  弘  君
    監査委員             丸  山  隆  夫  君
    選挙管理委員長          村  上     哲  君
    農委会長             川  畑  典  雄  君
    農委事務局長           鈴  木  利  一  君

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名                          
  議会運営委員会報告                           
  会期の決定                               
  諸般の報告                               
  @会務報告                               
  A監査報告                               
  議案第13号 平成21年度栗山町一般会計補正予算            
  議案第14号 平成21年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算      
  議案第15号 平成21年度栗山町老人保健特別会計補正予算        
  議案第16号 平成21年度栗山町下水道事業特別会計補正予算       
  議案第17号 平成21年度栗山町農業集落排水事業特別会計補正予算    
  議案第18号 平成21年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算      
  議案第19号 平成21年度栗山町介護保険特別会計補正予算        
  議案第20号 平成21年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算     
  議案第21号 平成21年度栗山町水道事業会計補正予算          
  平成22年度教育行政執行方針                      
  議案第22号 栗山町第5次総合計画の一部変更について          
  議案第23号 平成22年度栗山町一般会計予算              
  議案第24号 平成22年度栗山町国民健康保険特別会計予算        
  議案第25号 平成22年度栗山町老人保健特別会計予算          
  議案第26号 平成22年度栗山町下水道事業特別会計予算         
  議案第27号 平成22年度栗山町農業集落排水事業特別会計予算      
  議案第28号 平成22年度北海道介護福祉学校特別会計予算        
  議案第29号 平成22年度栗山町介護保険特別会計予算          
  議案第30号 平成22年度栗山町後期高齢者医療特別会計予算       
  議案第31号 平成22年度栗山町水道事業会計予算            
開会 午前 9時30分


開会の宣告

議長(橋場利勝君) [ 1 ] 議員の出欠状況につきましては、事務局長報告のとおり定足数に達していますので、ただいまより平成22年第4回栗山町議会定例会を開会いたします。

開議の宣告

議長(橋場利勝君) 直ちに本日の会議を開きます。

会議録署名議員の指名

議長(橋場利勝君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、11番、本田議員、12番、大平議員のご両名を指名いたします。

議会運営委員会報告

議長(橋場利勝君) 日程第2、栗山町議会運営委員会より、このたびの定例議会の運営等、別添のとおり報告書がお手元に配付されておりますので、ごらんいただきたいと存じます。

会期の決定

議長(橋場利勝君) 日程第3、会期の決定についてを議題に供します。
 お諮りいたします。会期の決定につきましては、議会運営委員会報告のとおり本日から18日までの18日間と決定をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、会期につきましては本日から18日までの18日間と決定をいたします。

諸般の報告

議長(橋場利勝君) 日程第4、諸般の報告に入ります。
 会務報告につきましては、事務局長より報告をいたさせます。
 局長。
議会事務局長(松本俊哉君) [ 2 ]  本会議の議件は、議事日程のとおり、議案第13号 平成21年度栗山町一般会計補正予算外36件のほか追加議案6件の予定であります。議会側からの案件は、意見書案ほかの提案を予定しています。
 地方自治法第121条の規定による説明員は、町長並びに町長の委任を受けた副町長、各課所長、教育委員長並びに同委員長の委任を受けた教育長、教育次長、事務局長、農業委員会長並びに同会長の委任を受けた事務局長、監査委員、選挙管理委員長並びに同委員長の委任を受けた書記長であります。
 さきの臨時会報告後の会務につきましては、別紙プリントのとおりであります。
議長(橋場利勝君) 次に、監査報告をいたします。
 例月出納監査の報告ですが、お手元に配付のとおりでございますので、ごらんいただきたいと存じます。

議案第13号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第5、議案第13号 平成21年度栗山町一般会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 3 ]  議案第13号 平成21年度栗山町一般会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,798万9,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ80億998万6,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、2款総務費におきまして、期末、勤勉手当支給率改定に伴う人件費の減額等に係る補正であります。
 3款民生費は、子ども手当システム導入に係る補正、訓練等給付費及び障害者自立支援医療費の追加、国民健康保険特別会計繰出金の減額等に係る補正であります。
 4款衛生費は、廃棄物中間処理に係るガス分析調査等の補正、合併処理浄化槽設置整備事業補助金の減額等に係る補正であります。
 6款農林水産業費は、各道営事業の事業費確定による負担金の減額等に係る補正であります。
 8款土木費は、各道路事業及び公営住宅建設事業の事業費確定による減額、下水道事業特別会計繰出金の減額等に係る補正であります。
 9款消防費は、南空知消防組合負担金の減額に係る補正であります。
 10款教育費は、幼稚園就園奨励費の減額、ハサンベツ里山計画実行委員会補助金の追加等に係る補正であります。
 11款災害復旧費は、農業用施設災害復旧測量調査の減額等に係る補正であります。
 12款公債費は、長期債償還利子の減額等に係る補正であります。
 事項別明細につきましては、副町長より説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 副町長。

                          〔副町長 岩田美春君登壇〕

副町長(岩田美春君) [ 4 ]  それでは、事項別明細についてご説明を申し上げます。
 14ページをお開きください。まず、歳出のほうからご説明をいたします。1款1項1目3節職員手当等の110万4,000円の減額は、人事院勧告の期末手当支給率改定に伴うものであります。8節報償費の13万3,000円の減額は、講師謝礼の減によるものであります。9節旅費の112万6,000円の減額は、先進地視察調査の未実施などによるものであります。11節需用費の20万円の減額は、議会だより発行に係る印刷費の減によるものであります。13節委託料の20万円の補正は、特別委員会の開催日数増に伴う議事録作成委託の追加であります。14節使用料及び賃借料の33万8,000円の減額は、先進地視察等において公用車対応としたことによる自動車借り上げ料の減によるものであります。
 2款1項1目7節賃金の200万円の減額は、産休代替に係る臨時事務職員の雇用がなかったことなどによるものであります。11節需用費の50万円の減額は、燃料単価減による役場庁舎の燃料費の減によるものであります。12節役務費の60万円の減額は、郵便料の実績減によるものであります。13節委託料の277万5,000円の減額は、1月臨時会で議決をいただきました全国瞬時警報システムにつきまして、当初消防庁が定める仕様に基づき受信機及び情報配信に必要となる自動起動機の整備を予定していたところでございますが、その後の消防庁からの通知によりまして自動起動機がない状態でも情報配信が可能と判明したことから、これに係る経費を減額するものであります。なお、後ほど第4表、繰越明許費でご説明いたしますが、本事業につきましては次年度へ繰越明許費としてお願いをするものであります。14節使用料及び賃借料の60万9,000円の減額は、電話機故障時に対応する代替機の借り上げ料を計上しておりましたが、この実績がなかったことによるものであります。25節積立金の122万9,000円の補正は、付記の5つの基金積立金利子の確定による補正及び減債基金繰りかえ運用の実績がなかったことによる利子積立金の減額、さらには後ほど歳入でご説明をいたします総務寄附金をふるさと応援基金へ積み立てることによる追加であります。
 5目13節委託料の17万2,000円の減額は、町有林保育管理の実績減によるものであります。
 15ページをごらんください。6目25節積立金の補正は、財政調整基金の積立金利子の確定による26万6,000円の減、繰りかえ運用利子の確定による20万円の減、さらには後ほど歳入でご説明をいたします総務寄附金の20万円及び今回の補正で減額となる一般財源5,999万9,000円を積み立てることによる追加であります。
 10目12節役務費の43万4,000円の減額は、町民交通傷害保険の加入口数減によるものであります。
 13目7節賃金の43万2,000円の減額は、町史編さん業務に係る臨時事務職員の雇用日数の減によるものであります。8節報償費の15万円の減額は、まちづくり事業謝礼の実績減によるものであります。19節負担金補助及び交付金の48万円の減額は、まちづくりモデル地域交付金及びまちづくり地域交付金の実績減によるものであります。
 14目12節役務費の11万8,000円の減額は、スポーツセンター等のアスベスト除去工事に伴い、調査対象施設が5カ所から2カ所に減となったことによるものであります。
 17目8節報償費から19節負担金補助及び交付金までの380万6,000円の減額は、インフルエンザの流行により本年度の少年ジェット派遣事業を中止したことなどによるものであります。
 18目2節給料の540万円の減額は、育児休業者の増によるものであります。3節職員手当等の830万2,000円の減額は、人事院勧告の期末、勤勉手当支給率改定に伴うものであります。8節報償費の276万5,000円の補正は、嘱託職員8名の退職に伴い、報償金を追加するものであります。
 19目バス路線維持費につきましては、栗山町地域公共交通活性化協議会が主体となって実施をしております町営バスの運行見直しに係る事業費の補正であります。この件につきましては、9月定例会におきまして実証実験運行に係る補正の議決をいただいておりますが、全体計画の中で来年度より整備予定でありましたバス停標識に関しまして、特に老朽化が激しい20基分を本年度前倒しして整備するべく今回補正をお願いするものであります。なお、予算につきましては前回と同様に協議会に対し、負担金60万円を支出後、国からの助成金60万円を加えた120万円を協議会より委託金として受け、バス停標識を整備するものであります。
 21目19節負担金補助及び交付金の99万5,000円の追加は、道営負担事業の事業費確定に伴う負担金の補正であります。なお、このうち道営杵臼北部地区経営体育成基盤整備事業につきましては、事業費の一部を次年度へ繰越明許費としてお願いするものであります。
 16ページをお開きください。4項1目1節報酬の8万円の減額は、選挙管理委員会の開催実績の減によるものであります。
 2目1節報酬から18節備品購入費までの118万4,000円の減額は、昨年8月30日執行の衆議院議員総選挙の実績減によるものであります。
 5項2目1節報酬から11節需用費までの53万1,000円の減額は、付記の4つの基幹統計調査の実績減によるものであります。
 17ページをごらんください。3款1項1目28節繰出金の465万2,000円の減額は、付記の各特別会計の実績に基づく補正であります。まず、国民健康保険特別会計は保険基盤安定繰入金等の実績見込みに基づく減額、老人保健特別会計は給付実績見込み等に基づく減額、介護保険特別会計につきましては施設介護サービス利用者増等に基づく追加、後期高齢者医療特別会計は広域連合基盤安定負担金等の追加であります。
 3目13節委託料の11万2,000円の減額は、広域介護サービス基幹システム保守の実績減によるものであります。20節扶助費の68万8,000円の減額は、社会福祉法人等低所得利用者負担額軽減事業における利用者の減によるものであります。
 5目1節報酬の11万1,000円の減額は、南空知南部障害認定審査会の開催実績の減によるものであります。13節委託料の106万円の減額は、障害者福祉サービスにおける移動支援事業等の利用実績の減によるものであります。20節扶助費の2,282万4,000円の補正は、対象者の増による訓練等給付費の追加、受診件数の減による重度心身障害者医療費助成の減額等のほか、障害者自立支援法の規定に基づき新たな福祉サービス体系に移行する事業者に対しまして、この移行に伴う費用の一部を助成する新事業移行促進事業の補正であります。
 7目11節需用費から13節委託料までの161万4,000円の減額は、総合福祉センターに係る電気料及び電話料の実績減、さらには管理業務の入札執行残等によるものであります。
 18ページをお開きください。2項1目13節委託料の262万5,000円の補正は、平成22年度から実施の子ども手当の支給事務等に係るシステム導入費であり、後ほど歳入でご説明いたしますが、全額国庫補助金を受けて実施するものであります。なお、本事業につきましては次年度へ繰越明許費としてお願いするものであります。20節扶助費の670万円の減額は、支給対象者数の減による児童手当の減、受診件数の減による乳幼児医療費助成の減等であります。
 2目19節負担金補助及び交付金の120万円の減額は、保育単価改定によるものであります。
 4款1項2目13節委託料の615万円の減額は、予防接種及び各種がん検診の受診者数の減によるものであります。20節扶助費の100万円の減額は、妊婦一般健診の受診済み者に対する費用助成について、助成申請者が当初見込みより減となったことによるものであります。
 3目13節委託料の36万6,000円の減額は、野犬掃とう及びハチ駆除の実績減によるものであります。19節負担金補助及び交付金の718万9,000円の補正は、水道事業会計における栗山ダム建設事業債の借りかえに伴う償還利子負担金19万7,000円の減、設置数の減による合併処理浄化槽設置整備事業補助金798万円の減、また水道事業会計の統合簡易水道事業債の償還開始に伴い、償還利子負担金として98万8,000円を追加するものであります。24節投資及び出資金の46万9,000円の減額は、ただいまご説明をいたしました栗山ダム償還利子負担金と同様に借りかえに伴う償還元金の確定による水源開発事業出資金の減であります。
 2項2目12節役務費の124万5,000円の補正は、新年度建設予定の一般廃棄物中間処理施設につきまして、この施設設置に当たりごみの分析結果及び周辺の環境状況を北海道に届け出が必要があることから、これに係る試験体を炭化炉製造元へ送る運搬費及び調査手数料を追加するものであります。19ページをごらんください。16節原材料費の170万円の減額は、最終処分場及び堆肥化施設に係る整備資材等の実績減によるものであります。18節備品購入費の206万4,000円の減額は、ごみ収集車の入札執行残によるものであります。
 6款1項2目19節負担金補助及び交付金の88万2,000円の減額は、平成21年度農業経営基盤強化資金利子助成の借入額確定に伴う減及び付記の各資金の繰上償還による減などであります。
 続きまして、20ページをお開きください。3目19節負担金補助及び交付金の458万7,000円の減額は、農地流動化促進対策事業から振興作物畑地推進助成事業までにつきましてはそれぞれ実績に基づく減、平成21年度農業振興資金利子助成につきましては借入額の確定により追加するものであります。なお、本件につきましては全額農業振興基金からの繰り入れにより実施をしておりますので、後ほど歳入で繰入金の補正をお願いするところでございます。25節積立金の8万6,000円の補正は、農業振興基金積立金の利子確定による追加であります。
 4目15節工事請負費の131万円の減額は、農地有効利用支援整備工事の入札執行残によるものであります。19節負担金補助及び交付金の2,149万8,000円の減額は、付記の各5つの事業費の確定によるものであります。なお、このうち道営杵臼北部地区経営体育成基盤整備事業につきましては、事業費の一部を次年度へ繰越明許費としてお願いするものであります。
 5目25節積立金の3,000円の減額は、農業後継者顕賞基金積立金の利子確定によるものであります。
 6目15節工事請負費の222万1,000円の減額は、共和中里地区農道整備工事の入札執行残によるものであります。
 7目28節繰出金の531万1,000円の減額は、農業集落排水事業特別会計の起債額の確定等によるものであります。
 2項1目13節委託料の36万9,000円の減額は、特定森林造成事業の事業量の減及び森林整備過疎化・林業再生事業の入札執行残によるものであります。21ページをごらんください。19節負担金補助及び交付金の137万8,000円の減額は、付記の各事業実績によるものであります。
 8款2項3目除雪対策費は、後ほど歳入でご説明をいたしますが、国庫補助金を充当することによる財源振りかえであります。
 5目3節職員手当等の4万8,000円の減額は、人事院勧告の期末、勤勉手当支給率改定に伴うものであります。15節工事請負費の282万2,000円の減額は、付記の各道路工事の入札執行残であります。
 3項1目11節需用費の8万円の補正は、樋管管理業務に係る消耗品の追加で、後ほど歳入でご説明いたしますが、道委託金の追加に伴うものであります。
 4項3目13節委託料の61万8,000円の減額は、墓園管理委託の入札執行残によるものであります。
 4目28節繰出金の2,753万1,000円の減額は、下水道事業特別会計の起債額の確定等によるものであります。
 5項2目3節職員手当等の3万4,000円の減額は、人事院勧告の期末、勤勉手当支給率改定に伴うものであります。13節委託料の18万2,000円の減額は、付記の委託業務に係る入札執行残であります。15節工事請負費の1,555万3,000円の減額は、松栄団地建設工事に係る入札執行残であります。
 9款1項1目19節負担金補助及び交付金の633万5,000円の減額は、南空知消防組合の事業精算によるものであります。
 22ページをお開きください。10款1項4目18節備品購入費の3万円の減額は、町内3小学校の机、いす購入に係る入札執行残であります。19節負担金補助及び交付金の413万8,000円の減額は、補助単価の変更及び対象者数減による幼稚園就園奨励費補助金の減並びに対象事業の増による子ども夢づくり支援事業補助金の追加であります。20節扶助費の80万円の減額は、対象者数減に伴う要保護、準要保護児童生徒給付金の減であります。25節積立金の17万円の補正は、子ども夢づくり基金積立金の利子確定による追加及び教育寄附金の積み立てによる追加であります。
 5目28節繰出金の187万7,000円の減額は、北海道介護福祉学校特別会計の人件費等の減によるものであります。
 3項1目11節需用費の80万円の減額は、町内中学校に係る燃料費及び電気料の実績減であります。18節備品購入費の24万円の減額は、自動体外式除細動器購入に係る執行残であります。
 4項3目11節需用費の12万6,000円の補正は、南部公民館の揚水ポンプが老朽化により故障したことから、これを修繕するものであります。
 6目25節積立金の9万6,000円の減額は、文化振興基金積立金の利子確定による減及び繰りかえ運用利子積立金の減によるものであります。
 10目13節委託料の189万4,000円の減額は、エコツーリズム・モデル開発支援事業の委託期間の変更によるものであります。19節負担金補助及び交付金の80万円の補正は、ハサンベツ里山20年計画事業への指定寄附金をハサンベツ里山計画実行委員会に補助するものであります。
 11目11節需用費の110万円の減額は、カルチャープラザに係る燃料費及び電気料の実績減であります。23ページをごらんください。13節委託料の204万円の減額は、カルチャープラザ管理業務の入札執行残であります。
 5項5目11節需用費の70万円の補正は、給食センターの排水処理施設に係る脱臭ファンが老朽化により故障したことから、これを修繕するものであります。
 11款1項1目13節委託料の10万円の減額は、補助災害復旧事業に係る実施設計の入札執行残であります。
 2目単独災害復旧費は、事業費確定に伴う財源振りかえであります。
 2項1目13節委託料の100万円の減額は、本年度執行がなかったことによるものであります。
 2目林業施設災害復旧費は、事業費確定に伴う財源振りかえであります。
 12款1項1目23節償還金利子及び割引料は、公的資金補償金免除繰上償還に係る本年度の借換債に関しまして、当初借りかえを予定しておりました1事業分、借りかえ額150万円につきまして繰上償還で対応したことによる補正であります。
 2目23節償還金利子及び割引料の302万1,000円の減額は長期債償還利子で、平成20年度債の借り入れ利率が当初見込みより低くなったことなどによる減、一時借入金利子は借り入れ日数の減、また基金借入金利子は繰りかえ運用の実績減によるものであります。
 9ページをお開き願いたいと思います。次に、歳入についてご説明を申し上げます。12款1項1目1節林業費分担金の14万2,000円の減額は、歳出2款で説明をいたしました町有林保育管理の実績に基づくものであります。
 2項1目1節児童福祉費負担金の300万円の補正は、入所児童数の増に伴う保育所負担金の追加であります。
 2目2節総合土地改良事業費負担金の176万4,000円の減額は、国営栗沢東部地区農地開発事業に係る受益者負担金について、後ほど諸収入でもご説明をいたしますが、農家負担軽減対策として北海道土地改良事業団体連合会による利子負担分に対しての支援助成が決定したことから、これに係る受益者負担金の減、さらには歳出6款でご説明をいたしました農地有効利用支援整備工事の実績に基づく事業費負担金の減であります。
 14款1項1目1節児童手当負担金の153万3,000円の減額は、歳出3款でご説明をいたしました児童手当の支給対象者数減に伴う国庫負担金の補正であります。2節社会福祉費負担金の1,559万2,000円の補正は、国民健康保険基盤安定負担金の追加、また歳出3款でご説明をいたしました障害者自立支援給付費事業の実績に伴い障害者自立支援医療費負担金、障害者介護給付費等負担金及び補装具費負担金をそれぞれ補正するものであります。3節児童福祉費負担金の72万円の減額は、保育所運営費負担金の保育単価改定に伴う国庫負担金の補正であります。
 2項2目1節社会福祉費補助金の148万円の減額は、歳出3款でご説明をいたしました障害者福祉サービスにおける移動支援事業等の実績に基づく国庫補助金の補正であります。2節児童福祉費補助金の262万5,000円の補正は、歳出3款でご説明をいたしました子ども手当システム導入に係る国庫補助金であります。
 3目1節保健衛生費補助金の379万2,000円の減額は、歳出4款でご説明をいたしました合併処理浄化槽設置数の減、さらには新型インフルエンザワクチンの接種者数減に伴う国庫補助金の補正でございます。
 4目1節土地改良費補助金の43万7,000円の減額は、歳出6款でご説明をいたしました共和中里地区農道整備事業の実績による国庫補助金の補正であります。
 5目1節道路橋梁費補助金の1,465万円の補正は、歳出8款でご説明をいたしました道路事業の実績に係る補正、さらには10ページになりますが、除雪事業に係る地域活力基盤創造交付金の補正であります。この件につきましては、雪寒道路法に該当する市町村道の除排雪経費が道路特定財源の一般財源化により創設をされました除雪事業地域活力基盤創造交付金の交付対象となったものであります。本町におきましては、道路除雪延長254.4キロメートルのうち雪寒道路に該当いたします69.2キロメートル部分に係る経費につきまして交付対象となるものでございます。2節住宅費補助金の1,003万3,000円の減額は、歳出8款でご説明をいたしました公営住宅事業の実績に基づく交付金の補正であります。
 3項1目2節選挙費委託金の61万3,000円の減額は、歳出2款でご説明をいたしました衆議院議員総選挙の実績に基づく委託金の補正であります。
 15款1項1目1節社会福祉費負担金の492万4,000円の補正は、国民健康保険及び後期高齢者医療保険基盤安定負担金は、それぞれ保険基盤安定軽減事業の実績に基づく補正、また障害者自立支援医療費負担金から補装具費負担金までにつきましては、先ほどの国庫負担金と同様にそれぞれ実績に基づき補正するものであります。2節児童手当負担金の88万3,000円の減額は、先ほどの国庫負担金と同様に支給対象者数の減による補正であります。
 4目児童福祉費負担金の36万円の減額は、これにつきましても国庫負担金と同様に保育所運営費負担金の保育単価改定に伴う補正でございます。
 2項1目1節総務管理費補助金の277万5,000円の減額は、歳出2款でご説明をいたしました全国瞬時警報システム導入の事業費変更に係る補正でございます。
 2目1節社会福祉費補助金の362万5,000円の減額は、歳出3款でご説明をいたしました重度心身障害者医療費助成事業ほか付記事業の実績に伴う道補助金の補正でございます。2節児童福祉費補助金の150万円の減額は、歳出3款でご説明をいたしました乳幼児医療の受診件数減による道補助金の補正でございます。
 3目1節保健衛生費補助金の125万円の減額は、先ほどの国庫補助金と同様、新型インフルエンザワクチンの接種者数減に伴う道補助金の補正でございます。
 4目2節農業費補助金の82万1,000円の減額は、歳出6款でご説明をいたしました付記事業の実績に基づく道補助金の補正であります。11ページをごらんください。3節林業費補助金の32万1,000円の減額は、歳出6款でご説明をいたしました特定森林造成事業ほか、付記事業の実績に基づく道補助金の補正でございます。
 7目1節電源立地地域対策交付金の30万円の補正は、ごみ収集車購入に係る道補助金の追加であります。
 8目1節労働費補助金の189万4,000円の減額は、歳出10款でご説明をいたしましたエコツーリズム・モデル開発支援事業の実績に基づく道補助金の補正であります。
 3項1目3節統計調査費委託金の53万1,000円の減額は、付記の基幹統計調査の実績に基づく委託金の補正であります。
 3目1節土木総務費委託金の8万円の補正は、樋管管理に係る委託金の追加でございます。
 16款1項2目1節利子及び配当金の11万1,000円の補正は、付記の基金積立金の利子確定によるものであります。なお、このうち農業教育振興基金積立金利子につきましては、後ほど繰入金でもご説明いたしますが、12月定例会で議決をいただきました栗山町農業教育振興会に対する補助金の財源として基金繰入金と財源振りかえをするものでございます。
 3目1節基金運用収入の25万5,000円の減額は、基金繰りかえ運用の実績によるものでございます。
 12ページをお開きください。2項2目1節物品売払収入の441万5,000円の補正は、町有林売り払いの追加であります。
 17款1項1目1節総務寄附金の125万円の補正は、12月4日に千葉県、鹿澤裕聖氏より5万円、12月24日に錦3丁目、株式会社日東総業代表取締役、松下留雄氏より10万円、12月25日に札幌市、小原昇氏より100万円、1月14日に中央4丁目、丸山紘司氏より10万円の寄附金をそれぞれいただきましたもので、このうちふるさと納税制度に係る寄附金につきましては2件、105万円となってございます。3節教育寄附金の90万円の補正は、12月25日に中央3丁目、遠藤桃子氏より80万円、1月14日に中央4丁目、丸山紘司氏より10万円の寄附金をそれぞれいただいたものでございます。なお、遠藤氏の寄附金につきましてはハサンベツ里山20年計画事業資金としていただいていることから、歳出10款4項10目に充当するものでございます。
 18款1項2目1節農業振興基金繰入金の458万7,000円の減額は、歳出6款でご説明をいたしました農地流動化促進対策事業等の事業実績に基づく補正でございます。
 3目1節子ども夢づくり基金繰入金の17万5,000円の補正は、歳出10款でご説明をいたしました子ども夢づくり支援事業の追加等によるものであります。
 7目1節農業教育振興基金繰入金の5万2,000円の減額は、先ほど財産収入でご説明をいたしました基金積立金利子の補正に伴う財源振りかえによるものであります。
 20款4項1目1節交通災害共済受託事業収入の43万4,000円の減額は、歳出2款でご説明をいたしました町民交通傷害保険の加入口数の減によるものであります。
 5項2目2節雑入の6,939万9,000円の減額は、備荒資金組合支消金の減、持続的農業・農村づくり促進特別対策事業推進交付金及び農地有効利用支援整備事業費交付金は、歳出6款でご説明をいたしました道営負担金事業及び農地有効利用支援整備事業の実績による減、さらには町営バス実証実験事業委託金は歳出2款でご説明をいたしましたバス停標識整備に係る委託金の追加でございます。また、サービス利用計画費作成料収入につきましては、障害者のサービス利用計画作成に係る北海道国民健康保険団体連合会からの助成、すこやか推進事業補助金につきましては後期高齢者のがん検診等に係る北海道後期高齢者医療広域連合からの助成、さらには土地改良負担金償還特別緊急支援対策事業助成金につきましては、先ほど総合土地改良事業費負担金でもご説明をいたしました国営の栗沢東部地区農地開発事業の受益者負担金に係る北海道土地改良事業団体連合会からの利子助成でございます。
 21款1項1目土木債から13ページの3目衛生債及び6目消防債と8目災害復旧債につきましては、いずれも付記の事業費確定に伴う起債額の税でございます。
 4目1節臨時財政対策債の929万円の補正は、起債額確定による追加であります。
 5目1節臨時特例借換債の150万円の減額は、歳出12款でご説明をいたしました公的資金補償金免除繰上償還に係る借換債につきまして、一部繰上償還での対応としたことによる起債額の減によるものでございます。
 5ページをお開きください。第2表、債務負担行為の補正につきましてご説明をいたします。1、変更でありますが、事項の2、平成21年度農業経営基盤強化資金の融通に伴う利子助成は限度額を140万6,000円に、また事項の3、中小企業振興資金利子補給につきましては限度額を607万5,000円にそれぞれ変更するものであります。
 6ページをお開きください。2、追加でありますが、事項の5、平成21年度農業振興資金の融通に伴う利子助成、さらに事項の6、平成21年度天候不順に係る農業被害対策資金の融通に伴う利子補給で、期間、限度額及び各年度の金額につきまして付記の内容でお願いをするものであります。
 7ページをごらんください。第3表、地方債の補正についてご説明をいたします。1、変更でありますが、起債の目的、1、湯地継立線凍雪害防止事業債から25、現年発生単独災害復旧事業債までの15事業につきまして、それぞれ事業等の確定により限度額の変更をお願いするものであります。
 8ページをお開きください。第4表、繰越明許費についてご説明をいたします。この件につきましては、地方自治法第213条第1項の規定によりまして、翌年度に繰り越して実施すべく繰越明許費をお願いするものであります。2款1項総務管理費の全国瞬時警報システム導入事業で300万円、地域活性化・経済危機対策事業で道営杵臼北部地区経営体育成基盤整備事業、さらに12月定例会で議決をいただきました栗山小学校校舎耐震補強事業ほか学校耐震関係3事業を合わせました6,168万7,000円、2月の臨時会で議決をいただきました地域活性化・緊急経済対策事業で御園開拓線排水整備工事ほか16事業分9,866万8,000円を、あわせまして3款2項児童福祉費の子ども手当システム導入事業で262万5,000円を、また6款1項農業費の道営杵臼南部地区経営体育成基盤整備事業で4万円をそれぞれ翌年度に繰り越すものでございまして、総額において1億6,602万円となるものでございます。
 以上で事項別明細の説明を終わりますので、よろしくご審議くださいますようお願いを申し上げます。
議長(橋場利勝君) それでは、提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 4番、楢崎議員。
4番(楢崎忠彦君) [ 5 ]  何点かお尋ねいたします。
 15ページ、2款1項13目企画費、19節の交付金、これまちづくり地域減額ということで当初予算から見ると半額、まちづくり地域にかかわってはほとんど余り使われていなかったのかなと思いますけれども、現在地域自治区制度、どのような経緯で進んでおられるか、また町民の皆さんからいろんな声が来ているのですけれども、町としてどのように受けとめているのか、その点をまず1点お尋ねします。
 それと、もう一点は、2点目、同じく15ページの17目国際交流費、19節、少年ジェット、今年は世界的にインフルエンザが猛威を振るったということで中止ということもやむを得なかったのかなと思います。例年夏休みに実施されておりますけれども、例えばこれは冬休みに計画するというか、夏休みにできなかったから冬休みというか、それとオーストラリア以外にもどうなのかなと。その辺を検討されたかどうか、2点目お尋ねいたします。
 3点目は、18ページの4款1項2目、委託料です、予防費。これ当初予算は459万6,000円計上して、途中で補正を組んだと思うのですけれども、これで今回500万円減ということですけれども、この辺のこの予算の組み方についてどうなのかなとちょっと思いました。それがまず3点目。
 4点目は、22ページの10款4項10目13節委託料、エコツーリズム・モデル開発支援事業減額ということで、ただいまの説明でしたら委託期間の変更にかかわってという説明でしたけれども、これは雨煙別小学校のいわばコカ・コーラ環境ハウスにかかわって、ここを先般リフォームしてすばらしい建物になったのですけれども、いわばここを拠点施設としていろんなプログラムを考えていたと思うのですけれども、先般の議会報告会でも町民の皆様方から今後どうなるのだろうかという不安な声も寄せられておりました。この減額に伴って、今後雨煙別小学校をどのような事業展開をされていくのかお尋ねいたします。
 それと、もう一点、歳入のほうです。10ページ、道補助金で15款2項3目、新型インフルエンザワクチン、これ減額になっております。これは、当初は相当もう皆さん不安になって、国のほうも国外から輸入するというようなことも一部新聞で報道されておりましたけれども、これ当初町として計画されていた要するに対象者数と現実にこのワクチンを受けられた方と相当ギャップがあったのかなと思いますけれども、この辺はどのように検証されているか。
 以上、5点お尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 4番、楢崎議員の質疑に対する答弁に入ります。
 経営企画課長。
経営企画課長(佐々木 学君) [ 6 ]  まず、1点目の15ページ、歳出2款1項13目企画費の自治区制度に関するご質問でございますが、現在のところですが、市街地の関係につきましては町内連合会さんが音頭をとっていただきまして、現在39ある町内会、これを8つの自治区に区分をいたしまして、それぞれ協議が進んでいるというような状況でございます。それで、何地区かはもう既に立ち上がっておりますし、1つはモデル地区としても今活動をされているということで、その8つの市街地における自治区につきましては年度内あるいは22年度早々にすべて立ち上がる予定でございます。それと、継立のあの地域、ここは地域モデルとして既に昨年の7月からモデル地区としての活動が進んでいるというようなことで、現在9つが今めどが立っているといいましょうか、もう動いているような状況でございます。それぞれ特に防災、防犯、こういったものを主に台帳の整備だとか、要援護者のそういった台帳整備だとか、あとは事業計画の策定、こういったものを議論が進んでいるということでございます。町といたしましては、22年度に入りまして農村部のほうを集中的に地域に入りまして、この自治区制度の趣旨あるいは目的、こういったものをご説明をしながら早い段階で全町展開を進めていきたいなというふうに考えておりまして、全体的には13から14ぐらいの自治区に区分をされるような状況になるのかなというふうに考えてございます。それぞれ今町場のほうは、動いているところにつきましては町が主体ということではなくて、あくまでもそれを組織する地域が主体となって今協議が進んでいるということで、やはり防災なんかは特に身近な住民の万が一の震災等のときの対応ということで積極的な議論が交わされているというような状況でございます。
議長(橋場利勝君) 教育次長。
教育次長(衣川秀敏君) [ 7 ]  2点目の15ページ、17目の国際交流費の関係の19節の少年ジェットの関係でございますけれども、まずこれは18年度までは一応夏休みに子供たちを派遣してございましたけれども、19年度からは冬休みということで派遣を変えてございます。その理由としましては、夏休み中だとやはり子供たちのスポーツだとかいろんな大会が、中体連だとかがございまして、なかなか募集といいましょうか、時期的に非常に行きたいのだけれども、そういうことがあって行けないということがありまして、19年からは冬休みの派遣ということにしてございます。
 それと、派遣先については、基本的には英語圏ということに考えてございまして、当然学校では英語を学んでいるということと、それと現地での生の英語を聞けること、そしてまた自分の英語力を試すことができると、そういうこともございますし、またホームステイの環境整備も整っているということもございまして、今のところは英語圏と。特にカナダ、最近はオーストラリア方面に派遣をしているということでございます。それで、考えられることとしましては中国方面だとか、中国のほうもございますけれども、やはり社会情勢の関係でなかなか難しい関係、安全、安心の関係もございますので、そういった面ではちょっと不安があるということと、また保護者アンケートもとりましてもやはり英語圏のほうを希望していると、そういう結果も出ているところでございます。また、ホームステイを中心にしてございますので、ちょっと中国方面だとなかなかまだ環境が、受け入れ態勢といいましょうか、環境が整っているのは難しいのかなということで、現在は基本的には英語圏のほうへ派遣ということで考えてございます。
 それと、4点目の22ページ、4項10目の自然教育振興費の13節、エコツーリズム・モデル開発支援事業の関係でございます。これにつきましては、国のふるさと雇用再生特別推進事業ということで国の100%補助事業でございまして、雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウスを拠点としまして、ハーブの森やハサンベツの里山などの関係施設を生かした自然体験プログラムを開発して、またその担い手となる人材も育成するということを目的としているところでございます。昨年の5月の臨時議会で補正予算の議決をいただきましたところでございますけれども、公社の再生事業の完了がおくれまして、それに伴い管理運営するNPO、雨煙別小学校の体制整備の遅延も生じてきたということで、当初6月からの実施に向けた連携体制の構築ということで考えてございましたが、ちょっと難しいことになりまして事業着手が9月におくれたことによる事業費の減額というようなことで委託期間の変更をしたところでございます。それで、今後は今現在コカ・コーラ財団と、それから町が入りまして地域協議会をつくって、それぞれこのエコツーリズムの自然体験プログラムも今つくってございますので、そういうものを利用しながら再生に向けて、利用に向けて鋭意検討してございますし、庁舎の検討会議も協議を行っているところでございます。いずれにしましても、ふるさとを大切にするためにぜひあの施設を使って子供たちにいろんな体験をしてもらいたいと、そういうところを考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
議長(橋場利勝君) 住民福祉課長。
住民福祉課長(小野 司君) [ 8 ]  楢崎議員の3点目の18ページのご質問と5点目の10ページのご質問は、関連する新型インフルエンザの関係でございますので、一括してご説明させていただきたいと存じます。
 ご存じのとおり、新型インフルエンザは昨年秋ぐらいに猛威を振るいまして、それで当町としても10月に臨時補正をさせていただいたところでございますが、補正予算の当時はまず新型インフルエンザワクチンは優先接種者ということで、11月くらいから国のほうでそれぞれ接種順位が決められておりましたが、今回のまず18ページの500万円の減額というのは、これは新型インフルエンザワクチン接種の対象者のうち低所得の方にかかわる部分でございまして、その補正当時は1,562人を見込んでおりまして、その方々の中で、低所得の方でワクチン接種した方には助成するというような中身の補正でございました。
 それで、新型インフルエンザの状況でございますけれども、昨年の11月から医療従事者を皮切りに妊婦、そして基礎疾患を持たれている方、そして12月には幼児、1歳から就学前までの幼児と、それぞれ順次ワクチン接種が始まったところでございますけれども、まず国のほうのワクチン接種の対応の仕方といたしまして日々といいますか、随意見直しが図られたところでございますが、最初はワクチン接種回数は2回と。1回目、2回目と接種する予定だったのですけれども、だんだん年末年始を挟んだあたりから新型インフルエンザの感染者が大分減ってきたような状況もございまして、接種回数は1回でいいというような判断が国からなされたこともございます。
 それとあと、結果的に新型インフルエンザの接種者の状況でございますけれども、これは全体の接種者、優先接種からされた方々の全体の接種者の中で今のところ私どもに報告が来ているのは全部で2,004人でございます。そのうち、この歳出にかかわる今回の減額にかかわるところでございますけれども、低所得者の方でいわゆる助成を受けた方が212人にとどまっているところでございまして、当初見込んだ1,562人というのと大幅に違っているという状況でございます。これは、詳細な因果関係は私どもでは分析の限界はございますけれども、恐らく本町の新型インフルエンザのピークが大体10月から11月、いわゆるこのワクチン接種の開始の前からピーク状態を迎えておりまして、そして年末から年始にかけては余りそういう報告が聞かれていないと。ちなみに、根拠のデータといたしまして、北海道のほうでいわゆる定点観測というのをしておりまして、岩見沢保健所管内、本町がそこに属するのですけれども、直近のデータでは季節性も含めましてインフルエンザの罹患者はゼロというところになってございますので、そういったような流れがあるのかなというふうで、今回一応秋に万全を期してワクチンの助成の予算をつけさせていただいたのですけれども、結果的には罹患者が少なく済んだということでご理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の再質疑に入ります。
4番(楢崎忠彦君) [ 9 ]  1点だけお尋ねします。
 少年ジェットです。今私ちょっと勘違いしていまして、例年ずっと夏休みに実施されていたというふうに理解していたのですけれども、今の説明でしたら冬休みということです。今小野課長からも説明ありましたけれども、新型インフルエンザ、10月から11月で大体ピークは終わったということで、この中止になったのはインフルエンザとは直接関係があるのかないのか、その点について。私は、インフルエンザの関係で中止になったと、夏休み。そこをちょっと確認の意味でお尋ねいたします。冬休みは、もう終わったということですね。
議長(橋場利勝君) 教育次長。
教育次長(衣川秀敏君) [ 10 ]  まず、うちは冬休み派遣でございますから、まずうちのほうとしては秋口からいろいろ募集だとか、そういうのを行いますので、この新型インフルエンザについてはうちのほうとしても非常に9月ぐらいから各小学校、中学校、高校もあわせてインフルエンザがはやってきたということで、まずうちとしては募集する関係で子供たちにもなかなか難しいことがあるだろうということで中止にしたということと、それから受け入れ先、受け入れ先は冬休み派遣するものですから、オーストラリアを今年予定してございましたので、向こうは夏でございますけれども、世界的にインフルエンザの流行がございましたので、受け入れ先のことも考えて両方あわせて募集を中止したということでございます。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 11 ]  まず、9ページ、歳入のほうからいきます。12款の1目、保育所負担金追加300万円の追加ですが、児童数の増でしたよと。今実態がどのようになっているのか、低年齢の子の入所がふえているのかどうか、その傾向を含めて答弁願います。
 それと、14款の保育所運営費の負担金減額、歳出とかにもかかわってきますが、単価の改定ということでしたよね。その部分で単価の改定、具体的にどのような改定がされたのかお尋ねします。
 それと、歳出へいきます。17ページ、3款3目20節扶助費の中の社会福祉法人等低所得者利用者負担軽減事業、これ当初予算は160万何がしで68万円ぐらいの減額ということは、この見込みが甘かったのか。実際上は利用者の減ということでの説明でしたが、この背景というか、計上の当初見込みの甘さも含めて、でも利用者の実態がどうなのかと。助成されても利用できないような状況にあるのか。対象は、重複含んで71人という当初見込みでしたよね、たしか。それが利用者の減という説明でしたが、そういう部分でどうしてこういう背景になっているのか。その点、一番危惧しているのはそういう利用したくても利用できないとか、そういう傾向があるのかなと、そのように推測もできるわけで、その点で答弁願いたいと思います。
 それから、同じ3款の20節扶助費、ケアホームの3施設に対する事業減額、説明が何かなかったと思いますが、当初予算丸々減になっていますよね。それがどうしてそういう形になったのかと、そういう点でお尋ねします。
 それとあと、子ども発達・療育支援事業減額、当初予算の半分ぐらいは減額しています。これも実績だということだと思いますが、今実際上はどういうような形になっているのか、その点でもお尋ねしたいと思います。
 次、20ページの6款19節、補助金の中で振興作物畑地推進助成事業、これ丸々当初予算を減額していますよね。これ実際上は、和牛に係る飼料作物の生産に要する経費の一部を助成するよと。対象は2件ですよと。実際上はなかったということなのでしょうけれども、これ実際上は振興作物の新たな取り組みなのでしょうか。ほかにこういう……これは今回は和牛という形で計上していますが、今後の方向性という部分でどういう方向も考えておられるのか。丸々使われなかったと、そういうような補正になっていますので、見込みの甘さを含めてどのように検証されているのか、その点でお尋ねします。
 それと、21ページ、8款土木費の中の15節工事請負費、松栄団地の新設の関係ですが、この執行残で1,500万円、それから国の交付金を含めて。ですから、歳入ともかかわってきますが、実際上は今の新しく建てられた松栄団地が最終的には事業総額が幾らで、そのうち財源内訳、起債含めて一般財源が幾ら、国からのお金が幾らということを含めて最終でどういうような結果になったのかで答弁願いたいと思います。
 それと、22ページ、10款の扶助費、要保護、準要保護、これ実績がどのようになっているか。給付金の対象者数、その点でお尋ねします。
 それと、同じ3項の18節備品購入費、AEDの関係ですが、実際上は当初見込み、当初予算35万円に対して24万円の減ですから、かなり減額されていますよね。それで、今これ中学校には1台ついたわけですか。台数を含めて、それと当初はこのAEDは単価そのものも高かったわけですが、今単価の傾向というか、ぐっと下げられているような内容で、35万円の当初に対して24万円の減ですから、実質的にはかなり下がっていますよね。何かそういう形も単価そのものがもう下げられている、そういう状況なのですか。それから、広報か何かにもたしか掲載されていたと思いますが、学校を含めた公共施設のAEDの設置状況、ほぼもうこれで大体必要なところには設置したような状況になっているのか。その点でまだ必要な、ここにもあったほうがいいとか、そういうことも検討されているのか、その点で答弁願いたいと思います。
 以上です。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 12 ]  重山議員の質問に対して答弁させていただきます。
 まず、1点目の栗山町保育関係の保育所負担金の保育の児童数の増ということでございますけれども、平成21年度の4月初日と現在2月初日現在の人員の増減で判断させていただいておりますので、トータルでゼロ歳児が4名増、1歳児が10名増、2歳児が2名減、3歳児が1名減、4歳児が3名増、5歳児は増減なしの増14名ということで、この分を負担金として増額ということで今回補正しているところでございます。
 2点目でございます。保育単価の関係でございますけれども、保育単価の関係につきましては厚生労働省より22年1月28日付で保育所の運営費国庫負担金の減額ということで、4月にさかのぼりまして保育単価の減額ということで伺っておりまして、それぞれゼロ歳児におきましては2,610円の減、1、2歳児につきましては1,420円の減、3歳児におきましては590円の減、4、5歳児につきましては470円の減ということで、入所人員に掛けまして減額ということで今回減額補正をさせていただきまして、歳出のほうでもあわせまして減額をさせていただいているところでございます。
 続きまして、4点目でございます。ケアホーム重度障害者支援関係につきましては、この制度につきましては本年予算計上後、平成21年度をもってこの事業は終了ということで通知が参りまして、実際予算計上そのまま減額ということの体制になってございますので、ご理解をいただければと思います。
 5点目、子ども発達・療育支援事業の関係でございます。現在18名の利用対象がございまして、医療関係の交通費につきましては13件1万1,715円、児童サービス利用事業として181回13万2,012円、デイサービス交通費としまして38回1万3,110円で、合計が15万6,837円ということになってございます。利用につきましては、昨年とそう変わりはございません。利用につきましてはPR等もしてございますので、実績ということで減額をしているところでございます。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(室永栄子君) [ 13 ]  重山議員の3点目の17ページ、3款1項3目の20節の扶助費の社会福祉法人等の低所得利用者負担軽減事業ですが、この件に関しましては福祉法人の施設のほうに入所している方々でありまして、毎年7月に税の確定を見た中での対象者に軽減がされるものであります。これは、予算的には毎年前年度11月時点ぐらいで予算を組んでいますので、昨年度の利用の中での見積もりをしておりましたので、当初は特養の方では対象見込みとして35人、通所介護で2人、短期入所で2人ということで、今年度予算は39人の予定をしておりました。今回12月に施設のほうにこの利用者に対しまして、どのぐらいの人がいるかということで把握したところ、現在特養で27人の方々が対象になるということになりましたので、今回68万8,000円の減額補正をさせていただいたもので、昨年来ちなみに実績といたしましては32人の方々が軽減対象の人数となっております。
議長(橋場利勝君) 産業振興課長。
産業振興課長(坂口昇一君) [ 14 ]  5点目の20ページの補助金の中で、振興作物の関係で全額減でございますけれども、この事業につきましては平成16年から進めてきておりまして、19年と21年が要望がなかったわけですけれども、今後も和牛の振興も道も力を入れておりますし、非常に今後も回復が見込まれるというか、非常に値段がよろしいというようなことも見込まれますので、今後も続けてまいりたいというふうに思います。
 それと、このメニュー以外に考えていないのかということでしたけれども、この事業そのものは中山間の交付金を利用いたしまして、皆さんから拠出していただいた基金をつくって、組み直しが平成16年からということで23年までの計画をしておりますので、今はもう最終年に近づいておりますので、変更ということにはちょっとならないかなというふうに思います。
議長(橋場利勝君) 建設水道課長。
建設水道課長(鴨野良治君) [ 15 ]  重山議員の6点目のご質問にお答えいたします。
 ページ数が21ページ、8款土木費でそれの5項住宅費でございます。工事請負費の中で1,555万3,000円減額になっているということで、松栄団地の関連する項目でございます。これに対する財源内訳等の関係でございますが、この工事費の中には工事としまして9本の工事が含まれてございます。ほとんどが松栄団地の工事にかかわるものですが、うち災害にかかわる警報器、警報器の取りつけの工事も230万円ほどの工事が含まれております。それ以外につきましては松栄団地の工事というふうなことでございまして、これにつきまして内訳ですが、当初工事の予算としまして3億2,470万円を想定してございまして、今回の9本の入札執行によりまして契約額が3億914万6,000円というふうなことで契約してございます。そういったことで、これの減額というふうなことでございます。
 それで、松栄団地の補助につきましては45%が補助金というふうなことでございます。それ以外につきましては、ほとんどが起債というようなことでございまして、補助金につきましては当初想定しておりましたのが1億3,934万7,000円、これが入札執行等によりまして1億2,931万4,000円、それから起債につきましては1億7,630万円、それ以外につきましては単費というようなことで現在のところは想定しております。
議長(橋場利勝君) 教育次長。
教育次長(衣川秀敏君) [ 16 ]  22ページの10款1項4目の20節扶助費、要保護、準要保護の関係でございますけれども、まず21年度の実績見込みの対象人数でございますが、準要保護の人数については194名、割合にしますと19%、全校生徒の19%、それと要保護が23名ございますので、合計しますと217名になろうかと思います。割合にしますと21.3%ぐらいになろうかなと思ってございます。減額の内容につきましては、それぞれ学用品だとか、それから体育実技用具だとかございますので、それぞれの支給の学年も違いますので、それによって対象者数が若干減って減額になったということでございます。
 それと、AEDの関係でございますが、18節備品購入費のAEDの関係でございますが、これ当初1台35万円ということで見込んでございましたが、去年もそうですけれども、今年も日赤分区を通して購入させていただきました。去年の場合は、1台たしか日赤分区を通して、恐らく全国的に発注台数が多かったということで約8万円ぐらいだったのではないかなと思うのですけれども、今年は1台11万円ということで購入することができました。それで、これで中学校の場合は当初栗山中学校を一応予定してございましたが、21年度は道の振興協会から1台寄附がございまして、栗山中学校をその寄附ということで、継立中学校のを今回これ1台を購入させていただいたということでございます。
 それで、今後の設置状況でございますけれども、それぞれ学校施設あるいは社会教育施設、それから体育施設については、ほとんど整備が整っている状況でございまして、今後考えられるものとしては屋外施設、例えばサッカー場だとか野球場だとか、そういうところに設置も一応考えられるのかなと、そう思っておるところでございます。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に入ります。
3番(重山雅世君) [ 17 ]  まず、17ページの20節の扶助費の関係、実際上は税が確定した中でということで、対象者数も減っているというお話ですよね。それで、実際上は必要な方が受けられているかどうかということが私一番お聞きしたかったことで、補助があっても実際にはこの方に必要だよと、お金の負担が実際に伴うわけですよね。これ一部助成するのですよね。当然個人負担もあるわけですから、そういう中で必要な人がちゃんと受けられているのですかということを私はお尋ねしたかったのです。その点で再答弁願います。
 それと、同じく20節の子ども発達・療育支援事業、これも実際上はこの事業から漏れている人はもういませんねと。十分もう行政のほうでは、こういう方々に対する把握もしっかりされていて、必要な方にはこの事業も受けられているのだよと、そういう実態なのかどうかでお尋ねします。
 それと、6款の20ページの19節の補助金の関係、平成16年から23年まである補助事業だし、利用も見込まれるよという説明でしたが、実際上は計上しても今年度は利用されなかったと。ですから、この地域というか、中山間の方々の声というか、実際に農家の方々がそれに対して意欲を持って取り組もうという姿勢というか、そういう声も聞きながら、こういう補助があるからやってくださいと周知を含めてどのようになっているのか。実際上は利用されなかったわけですから、これからも補助があるから計上するのですよというだけでは、ちょっとうまくないのではないかなと思うのです。ですから、そこは地域の方々、農家の方々の声を聞きながら補助事業をしていかないと意味がないことではないのですか。その点で答弁願います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(室永栄子君) [ 18 ]  1点目の重山議員さんのほうから言われました3目20節の扶助費の関係ですが、このことにつきましては社会福祉法人施設のほうに該当者の方が入所されてから、私のほうで翌年度とかその年の7月に税の確定をした中でその低所得者という部分で、これは施設のほうから申請があるものです。ですから、どこに本人が入所したかというのは後からわかることですので、その後で施設のほうからそういう方々の該当者のリストアップが後から、こちらからお願いした中でいるかということで、こちらのほうで12月に大体該当者、3月に補助が決まりますので、12月にその該当者の方々の人数を把握した中で、この12月で決まるということで、交付金につきましては4月に各事業所のほうに交付するものになっております。ですから、該当者の申請ができないのではないのかということではなくて、これは間違いなくそういうふうな漏れはありませんので、施設のほうからそういう方々のほうを申請していただけますので、私のほうではそういう漏れはないと思っております。
議長(橋場利勝君) 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 19 ]  重山議員の2点目の17ページ、3款1項5目20節の子ども発達・療育支援事業の関係でございますけれども、この関係につきましては、基本的には児童デイサービス事業所を使っている方を中心に行っている事業でございまして、当然そちらから栗山町にございます子ども発達サポートセンター及びつみき園等に通っている部分の方に対しては、そちらのほうから必ず申請するようにということでお願いしておりますし、そのほか保育所、それから健診等で医療機関に係る部分、北海道立子ども総合医療・療育センター等に通う部分の医療機関につきましては、そういう部分がございましたら質問なり問い合わせに対しましてこういう制度がありますよということでPRもさせていただきますし、支給を受けている方については、この制度については4月から9月までを10月末日、10月から3月までを4月末日、2期に分けて支払ってございますので、広報、PRもあわせて十分周知しているつもりでございます。ですから、漏れはないと担当としては考えているところでございますので、ご理解をいただければと思います。
議長(橋場利勝君) 産業振興課長。
産業振興課長(坂口昇一君) [ 20 ]  重ねてのお尋ねですけれども、需要はたまたま19年と今年はありませんでしたけれども、明年予定をしているというものも聞いておりますので、今後続けてまいりたいというふうに思います。過去実績では25頭入れまして、早来にある売り場を通しまして肉牛の産地である神戸ですとか松阪ですとか、そういうところにいっておりまして、最近低迷もしておりましたけれども、需要の関係もあるのですけれども、先ほどちょっと申しましたが、道のほうも今年というか、22年については力を入れてくるというようなこともありますので、その準備をしていくというふうに思っています。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第13号 平成21年度栗山町一般会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第13号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 ここで暫時休憩をいたします。再開は11時20分といたします。休憩に入ります。

                          休憩 午前11時04分

                          再開 午前11時20分

議長(橋場利勝君) 再開をいたします。

議案第14号

議長(橋場利勝君) 日程第6、議案第14号 平成21年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 21 ]  議案第14号 平成21年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,265万1,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ19億5,308万3,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、1款総務費におきまして、レセプト点検業務委託料の減額に係る補正等であります。
 2款保険給付費は、療養諸費及び高額療養費の確定見込みによる補正であります。
 7款共同事業費拠出金は、共同事業拠出金の確定による補正であります。
 8款保健事業費は、特定健診、健康診査等の受診者数の減に伴う委託料の減額補正等であります。
 9款基金積立金は、保険給付費支払準備基金積立金の減額補正等であります。
 事項別明細につきましては、副町長より説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 副町長。

                          〔副町長 岩田美春君登壇〕

副町長(岩田美春君) [ 22 ]  それでは、事項別明細につきましてご説明を申し上げます。
 6ページをお開きください。まず、歳出のほうからご説明を申し上げます。1款1項1目11節需用費及び12節役務費の補正につきましては、70歳から74歳までの医療費の負担割合凍結の周知に係る消耗品費で3万円、受給者証の再交付に係る印刷製本費で3,000円及び再交付に係る郵便料で6万5,000円をそれぞれ追加するものでございます。
 2項1目13節委託料の91万5,000円の減額は、国民健康保険診療報酬明細書点検業務に係る委託料につきまして、見積もり合わせの結果によるものでございます。
 2款1項1目一般被保険者療養給付費の3,900万円の減額及び2目退職被保険者等療養給付費の1,340万円の減額、4目退職被保険者等療養費の29万円の減額及び2項2目退職被保険者等高額療養費の350万円の減額につきましては、前年度決算見込額に医療費の伸び率を勘案し、当初予算を計上したところでございますが、見込みを下回ったことによるものでございます。
 1項3目一般被保険者療養費につきましては、歳入、国、道支出金の補正に伴う財源振りかえでございます。
 2項1目一般被保険者高額療養費の600万円の補正は、入院に係る医療費の増によるものであります。
 7ページをごらんください。3目一般被保険者高額介護合算療養費から6款1項1目介護納付金までにつきましては、歳入の国、道支出金の補正に伴う財源振りかえでございます。
 7款1項1目高額医療費拠出金の230万1,000円の減額及び2目保険財政共同安定化事業拠出金の1,666万2,000円の減額は、共同事業拠出金の確定によるものであります。
 8ページをお開きください。8款1項1目7節賃金の68万3,000円の減額は、特定健康診査事業に係る臨時保健師賃金の一部につきまして、後ほどご説明いたします北海道国民健康保険団体連合会の保健師派遣事業を活用したことによるものであります。13節委託料の85万2,000円の減額は、特定健康診査の受診者数の減によるものでございます。19節負担金補助及び交付金の55万5,000円の補正は、先ほど7節でご説明をいたしました国保連合会の保健師派遣事業に係る町負担分であります。
 2項1目19節負担金補助及び交付金の25万2,000円の減額は、高齢者インフルエンザ予防接種者の減によるものであります。
 9款1項1目25節積立金の144万9,000円の補正は、保険給付費支払準備基金積立金の利子確定による追加と今回補正予算の財源調整として保険給付費支払準備基金積立金を減額するものであります。
 4ページをお開きください。次に、歳入についてご説明を申し上げます。3款1項1目療養給付費等負担金の3,167万4,000円の補正は、負担金の確定によるものでございます。
 2目高額医療費共同事業負担金の57万5,000円の減額は、歳出7款でご説明をいたしました共同事業拠出金の確定によるものであります。
 3目特定健康診査等負担金の39万3,000円の補正は、負担金の確定により平成20年度生産分で30万8,000円、現年度分で8万5,000円が追加交付されるものでございます。
 2項1目財政調整交付金の3,392万1,000円の減額は、当初見込みより交付金の額が下回ったことによるものでございます。
 3目高齢者医療制度円滑運営事業費補助金の9万2,000円の補正は、歳出1款でご説明をいたしました70歳から74歳の医療費の負担割合凍結に係る事務費に対する国庫補助金でございます。
 4款1項1目療養給付費等交付金の4,357万6,000円の減額は、退職被保険者等の医療費が減になったことによるものでございます。
 6款1項1目高額医療費共同事業負担金の57万5,000円の減額は、歳出7款で説明いたしました共同事業拠出金の確定によるものでございます。
 2目特定健康診査等負担金の39万3,000円の補正は、国庫支出金と同様に負担金の確定により平成20年度精算分で30万8,000円、現年度分で8万5,000円が追加交付されるものであります。
 2項1目財政調整交付金の297万9,000円の補正は、当初見込みより交付金の額が上回ったことなどによるものでございます。
 5ページをごらんください。7款1項1目共同事業交付金の256万3,000円の補正と2目保険財政共同安定化事業交付金の4,378万7,000円の減額は、歳出7款でご説明をいたしました共同事業拠出金の確定によるものであります。
 8款1項1目利子及び配当金の36万3,000円の補正は、保険給付費支払準備基金積立金の利子確定によるものであります。
 9款1項1目1節保険基盤安定繰入金軽減分から5節財政安定化支援事業繰入金までの851万8,000円の減額は、繰り入れに関する事業費の確定見込みによる一般会計繰入金の補正でございます。
 10款1項1目繰越金の1,984万4,000円の補正は、平成20年度決算に基づく繰越金の確定によるものでございます。
 以上で事項別明細の説明を終わりますので、よろしくご審議くださいますようお願いをいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 23 ]  8ページの8款13節委託料、特定健診の減額、これ受診者数の減ということですが、実際上はこういう傾向というか、受診がされていないというのをどのように評価というか検証、どういう認識を持っておられるかというか、その点でまずお尋ねします。
 そして、この特定健診そのものがどちらかというとメタボの部分が強調されてあれしていますけれども、実際上は女性のおなかの周りが何センチ以上とかというのもちょっと変更になったりとか、いろいろ動きありますよね。この健診制度そのものに対して、ちょっと一般質問みたいになるかもしれないですけれども、これで本当にこの健康診査で住民の健康が維持できるかと。そういうことなんかもどのように率直に担当として考えられておられるか、その点でお尋ねします。
 それと、ちょっと私も勉強不足の部分もあって、4ページの国の補助金と、それから道の補助金の中で普通調整交付金、国のほうは減で道のほうは見込みより上回って追加されてきたよと。これ一定のルールの中でこういうことがあると思うのですが、これは具体的に医療給付費によってのいろんな調整だと思うのですが、これはもう少し具体的に説明願えればなと思うのですが、国がこれだけすごく減になって道は逆にふえたよと。その負担割合を含めて、ちょっと説明願いたいと思います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課長。
住民福祉課長(小野 司君) [ 24 ]  まず、1点目のご質問でございますけれども、8ページ、8款1項13節の委託料に係る特定健診の事業の関係のご質問でございますが、受診者数の減に伴う傾向と評価と認識と検証ということでございますけれども、直近のデータでございます。昨年は、対象者の中で25%の受診率、一応私どもの目標値25%を掲げさせていただいて、何とかそれに達成できたのですけれども、今のところ今年度におきましては受診率をさらに10%上げて35%というような目標を掲げておりましたが、現状2月19日現在の受診率、対象者数が3,062名、そして受診者数が623名ということで、まだ20.3%で昨年の目標にも及ばないような状況でございます。21年度からは、保健師が戸別訪問をしたり、あるいは既受診者に対しましてさらに受診を促すというような対策を講じてまいりましたが、やはりまだまだ特定健診そのものの理解が十分に浸透されていないなという、そういうような感触で受けとめております。例えば1回受けたら、例えば20年度受けたら次の年は受けなくていいのではないのかとか、毎年受けるとは思わなかったとか、そんなような声も聞かれるところでございますので、それとあと受診券を大体早目早目といいますか、4月から5月の間に各対象の方に届くようにはしております。と申しますのも、まず町内の医療機関であれば通年受けられる状況というような対応もさせていただいておりますし、そういった形で早く送るのですけれども、かなり秋口になってから受診券がなくなったというようなところで、やはりまたそこでも理解が余り浸透していないのかなというような実態もございますので、この辺もさらにちょっと検証しながら新年度に向けてさらに不足な点を補う形でもっと対応していきたいと思います。
 それと、関連いたしまして、いわゆるメタボリックシンドロームという形で腹囲の基準の問題とか、その辺の見直しなんかも図られているという情報はありますけれども、まだ最終的な確定というものではございませんので、この辺は何ともコメントしがたいのですけれども、これで住民の健康が維持できるのかというような担当レベルでの考え方ということでご質問なのですけれども、やはり結果としてはそれぞれご自分の健康状態を管理して、結果はご自分自身のそれぞれの方々の健康にかかわる問題でございますので、これはやはりもう少し健康の考え方、意識にかかわる啓発等もまだまだしていかなければならないのかなと。さらに、これは国保の特別会計でやられているというところでは、これが結果的に健康を維持することが医療費、医療負担が軽減できると。医療負担が軽減できるということは、いわゆる国保税の負担の軽減にもつながっていくというような間接的には健康を維持すること自体が病気にもならない、なっても軽い、そして財政負担も下がるというような、そういう仕組みでございますので、この辺も継続して住民の方々、国保の被保険者の方々の理解を促進してまいりたいなというふうに考えているところでございます。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) 住民福祉課長。
住民福祉課長(小野 司君) [ 25 ]  済みません。2点目の普通調整交付金の歳入の4ページの国庫が減額されて道のほうがふえているということでございますけれども、これは普通調整交付金は大体暮れぐらいにある一定の計算式がございまして、それは詳細は手持ちにないのですけれども、それで見込みを立てて実際やるところでございまして、計算するところでございまして、最終的には年度末ぐらいでないとわからないということがございます。そこで、それぞれ道と国の負担割合が違いますものですから、その中で計算式に当てはめてはじき出すしかないというようなところでございます。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第14号 平成21年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第14号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第15号

議長(橋場利勝君) 続いて、日程第7、議案第15号 平成21年度栗山町老人保健特別会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 26 ]  議案第15号 平成21年度栗山町老人保健特別会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ313万9,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ521万円とするものであります。
 補正の主な内容は、1款医療費、医療諸費におきまして当初見込みより給付が下回ったことなどによる補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きいただきたいと思います。まず、歳出でございますが、1款1項1目医療給付費で220万円の減額、3目高額医療費の90万円の減額、4目審査支払手数料の3万9,000円の減額は、それぞれ前年度決算見込額を勘案し、当初予算を計上いたしましたが、実績として見込みを下回ったことによるものであります。
 3ページをお開きください。次に、歳入でございますが、1款支払基金交付金から4款繰入金までの補正につきましては、歳出でご説明いたしました医療費の減に伴い、それぞれの負担割合に基づき補正するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第15号 平成21年度栗山町老人保健特別会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第15号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第16号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第8、議案第16号 平成21年度栗山町下水道事業特別会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 27 ]  議案第16号 平成21年度栗山町下水道事業特別会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ769万1,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ9億213万6,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、委託料及び工事請負費の減額並びに長期債償還利子の減額による補正等であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。5ページをお開きください。まず、歳出でありますが、1款1項1目3節職員手当等の5万円の減額は、人事院勧告による期末手当及び勤勉手当の補正であります。
 2目13節委託料の21万円の減額は、下水道管渠清掃業務の入札執行残によるものであります。
 3目13節委託料の26万2,000円の減額は、下水道関連施設管理業務の入札執行残によるものであります。
 2項1目3節職員手当等の5万円の減額は、人事院勧告による期末手当及び勤勉手当の補正であります。13節委託料の108万円の減額は、下水道事業調査設計業務及び公共下水道認可変更業務の入札執行残によるものであります。15節工事請負費の291万9,000円の減額は、下水道管理センター機器更新工事の入札執行残によるものであります。
 2款1項1目元金は、後ほど歳入でご説明いたします下水道使用料並びに公共下水道事業債の補正による財源振りかえであります。
 2目23節償還金利子及び割引料の312万円の減額は、長期債償還利子の確定によるものでございます。
 4ページをごらんください。歳入でありますが、2款1項1目1節下水道使用料の600万円の補正は、使用水量の増等によるものであります。
 4款1項1目1節一般会計繰入金の2,753万1,000円の減額は、今回の補正予算の財源調整分であります。
 5款1項1目1節前年度繰越金の534万円の補正は、平成20年度決算に基づく繰越金の確定によるものであります。
 7款1項1目1節公共下水道事業債の850万円の補正は、公共下水道事業債及び資本費平準化債の確定によるものであります。
 3ページをお開きください。2表、地方債の補正についてご説明いたします。1、変更でありますが、起債の目的、1、公共下水道事業債は事業の確定により2億8,010万円に限度額の変更をお願いするものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 28 ]  5ページの13節委託料で、公共下水道認可変更業務減額という形ですが、具体的にどういうことなのか、認可変更という点でお尋ねしたいと思います。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課主幹。
建設水道課主幹(今 政樹君) [ 29 ]  ただいまの重山議員のご質問にお答えしたいと思いますが、1目の13節委託料におきまして公共下水道の認可変更ということで、これ入札して業務をするということなのですけれども、この具体的な内容についてのご説明をしたいと思いますけれども、認可変更というのは補助事業でやられる範囲を決めるというような内容になりますけれども、従前ご説明しております角田地区の農業集落排水、これを公共下水道で整備しようというような内容の認可を受けたところでございます。それがまず1点ということと、あと認可変更の認可の中身ですけれども、下水道で整備する区域というのを位置づけてそこを整備していくというような内容なのですけれども、今回は角田の区域を整備するということとあわせましてもう一点、用途区域以外のところも全体計画で整備するという内容の認可でございましたけれども、昨年来国の事業仕分けなんかでも方針出されておりますが、下水道で整備すべきか、合併浄化槽事業で整備すべきか、お得なほうで、安いほうでやるというような方針も出ております中で、今回先ほどの角田の件とあわせまして区域を縮小すると、下水道で整備しないで合併処理浄化槽で整備するというような内容の認可を受けたところでございます。
 以上です。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第16号 平成21年度栗山町下水道事業特別会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第16号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第17号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第9、議案第17号 平成21年度栗山町農業集落排水事業特別会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 30 ]  議案第17号 平成21年度栗山町農業集落排水事業特別会計補正予算の提案理由をご説明いたします。
 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ147万6,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ1億5,213万円とするものであります。
 補正の内容は、職員手当及び長期債償還利子の減額による補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明いたします。5ページをお開きください。まず、歳出でありますが、1款1項1目3節職員手当等の5万6,000円の減額は、人事院勧告による期末手当及び勤勉手当の補正であります。
 2款1項1目元金は、後ほど歳入でご説明いたします農業集落排水事業債の補正による財源振りかえであります。
 2目23節償還金利子及び割引料の142万円の減額は、長期債償還利子の確定によるものであります。
 4ページをお開きください。歳入でありますが、1款1項1目1節受益者分担金の11万8,000円の補正は、収入見込みによるものであります。
 2款1項1目1節集落排水使用料の105万円の補正は、使用水量の増等によるものであります。
 3款1項1目1節一般会計繰入金の531万1,000円の減額は、今回の補正予算の財源調整分であります。
 4款1項1目1節前年度繰越金の126万7,000円の補正は、平成20年度決算に基づく繰越金の確定によるものであります。
 5款1項1目1節農業集落排水事業債の140万円の補正は、事業債確定によるものであります。
 3ページをお開きください。第2表、地方債の補正についてご説明いたします。1、変更でありますが、起債の目的、1、農業集落排水事業債は事業の確定による2,930万円に限度額の変更をお願いするものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第17号 平成21年度栗山町農業集落排水事業特別会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第17号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 ここで昼食の時間になりましたので、昼食のための休憩に入ります。再開は午後1時といたします。休憩に入ります。

                          休憩 午前11時56分

                          再開 午後 1時00分

議長(橋場利勝君) 再開をいたします。

議案第18号

議長(橋場利勝君) それでは、日程第10、議案第18号 平成21年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 31 ]  議案第18号 平成21年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ103万1,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ1億3,530万7,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、学生数の減に伴う入学料等歳入の減額と非常勤講師及び職員人件費の精算等に係る補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明いたします。4ページをお開きください。まず、歳出でございますが、1款1項1目1節報酬の34万4,000円の減額は、非常勤講師に係る実績によるものであります。3節職員手当等の35万7,000円の減額は、人事院勧告による期末、勤勉手当支給率の減によるものであります。18節備品購入費の33万円の減額は、講義演習用備品購入の実績によるものであります。
 3ページをお開きください。歳入でございますが、1款1項1目1節教育負担金の15万円の減額は、学生数減によるものであります。
 2款1項1目1節教育使用料の52万6,000円の減額は、学生数減による授業料の減額と入寮者減による学生寮使用料の減額であります。
 2項1目1節教育手数料の27万1,000円の補正は、出願者の増及び追試あるいは再試験の受講者増などによるものであります。
 3款1項1目1節介護福祉学校費補助金の26万3,000円の補正は、補助単価の増によるものであります。
 4款1項1目1節一般会計繰入金の187万7,000円の減額は、前回の補正予算の財源調整を繰入金で行うものであります。
 5款1項1目1節前年度繰越金の98万8,000円の補正は、平成20年度決算に基づく繰越金確定によるものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ございませんか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 32 ]  3ページの2款、授業料減額、学生数の減ということですが、今実態はどのようになっておられるのか、そして就職状況等を含めてこの機会にお尋ねしておきます。よろしくお願いします。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 介護福祉学校事務局長。
介護福祉学校事務局長(近藤光弘君) [ 33 ]  ただいまの補正の関係では、当初現1年生60名という押さえ方の中で予算を計上させていただきました。現状としては59名ということで1名分の授業料減額、それから施設整備の減額状況でございます。
 なお、今年の現在のところまでの入学予定者、全部で68名が現行のところ入学予定でございます。本来的には70名ということだったのですが、2名ほど辞退をされております。68名でございます。それで、今月の13日に3月の入試を予定をしているところでございます。ここでまたふえてくるだろうという押さえ方をしておりますのは、私たちの現1年生が求職者ということで10名ほど私たちの学校に入ってきております。10名ほどトライをしていただけるのかなというふうに考えています。それと、道のほうでも施設のほうで求職者を就職させて学校のほうに入学をさせるという方式をとっております。それで、3名ほどの施設からの問い合わせがございますので、その部分も進めていくと計十二、三ぐらいはなってくるのかなというような押さえ方をしているところでございます。
 それと、今年3月4日の日に卒業いたします就職状況でございます。68名のうち、一般の就職を希望して今結果待ちをしておりますのが1名、それから家事手伝いということで1名、合わせて2名以外の66名は社会福祉士として各施設のほうに就職を内定をしているところでございます。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) 4番、楢崎議員。
4番(楢崎忠彦君) [ 34 ]  生徒数の減少に伴って、学生寮を利用されている方も減ってきているのかなと思いますけれども、この入寮されている人の状況というか、この辺の傾向についてお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の質疑に対する答弁に入ります。
 介護福祉学校事務局長。
介護福祉学校事務局長(近藤光弘君) [ 35 ]  今年の女子寮の入寮生は、当初27名か26、25という部分で岩見沢あたりから入寮していた学生等もいらっしゃいました。途中で岩見沢から通いますというようなことで、今回の補正の中で若干下がってきているという部分でございます。それで、今年の入寮生は今の2年生が6名このまま女子寮に入ります。それと、今度の入ってくる1年生が24名入ってくることになっております。合わせますと32名の部屋のうちの30名ほど入寮予定ということで押さえているところでございます。
 それと、傾向としてはやはり授業料等、私たちの学校はある程度低額というようなこと、それにまた安心、安全というようなことで遠く道東のほうの女子の方も私たちの女子寮に入りたいというようなことで、結構私たちの寮を目指して今年は入寮を求めている方がいらっしゃいます。傾向的に言うと、やはり低額で安心というところで入ってこられる方が多いのかなというふうに押さえているところでございます。
 以上です。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第18号 平成21年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第18号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第19号

議長(橋場利勝君) 日程第11、議案第19号 平成21年度栗山町介護保険特別会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 36 ]  議案第19号 平成21年度栗山町介護保険特別会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,636万2,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ12億8,626万4,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、歳出1款総務費におきまして、介護保険事務システム改修に伴う補正であります。
 2款保険給付費は、介護サービス費、介護予防サービス費の実績に伴う補正であります。
 4款地域支援事業費は、介護予防事業費、任意事業費の実績に伴う補正であります。
 5款基金積立金は、利子確定に伴う補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。6ページをお開きください。まず、歳出についてご説明を申し上げます。1款1項1目13節委託料の114万2,000円の減額は、介護保険法の改正に伴うシステム改修に係る委託料で改修内容等の見直しによる減であります。
 3項2目7節賃金の9万2,000円の減額は、臨時看護師による介護認定調査業務の実績減によるものであります。
 2款1項1目居宅介護サービス給付費から4項1目高額介護サービス費までの補正につきましては、それぞれ給付実績によるものであります。
 7ページをごらんください。5項1目高額医療合算介護サービス費から7項1目特定入所者介護サービス費までの補正につきましては、それぞれ給付実績によるものであります。
 4款1項1目7節賃金の20万円の減額は、特定高齢者把握事業及び介護予防事業における臨時介護士の出勤日数の減によるものであります。13節委託料の15万円の減額は、介護予防事業におけるパワーリハビリテーション業務の実績によるものであります。
 2目8節報償費の5万円の減額は、介護予防教室に係る講師謝礼で開催回数の減によるものであります。13節委託料の15万円の減額は、介護予防事業における運動教室業務の実績によるものであります。14節使用料及び賃借料の26万円の減額は、介護予防普及啓発事業の実績による会場使用料の減であります。
 2項1目3節職員手当等の5万1,000円及び2目3節職員手当等の3万9,000円の減額は、人事院勧告に伴う期末、勤勉手当支給率の減によるものであります。
 6目13節委託料の57万5,000円の補正は、地域自立生活支援事業配食サービスの実績の増によるものであります。
 5款1項1目25節積立金の16万7,000円の補正は、介護給付費準備基金積立金の利子確定による追加であります。
 8ページをお開きください。2目25節積立金の1万8,000円の補正は、介護従事者処遇改善臨時特例基金積立金の利子確定による追加であります。
 4ページをお開きください。歳入でございますが、4款1項1目介護給付費負担金の566万2,000円の補正は、保険給付費の実績による追加であります。
 2項1目調整交付金及び2目地域支援事業交付金の補正は、保険給付費と地域支援事業費の実績によるものであります。
 3目総務費国庫補助金の60万円の減額は、歳出1款で説明いたしました介護保険事務システムの改修に係るものであります。
 5款支払基金交付金及び6款道支出金の補正は、保険給付費と地域支援事業費の実績によるものであります。
 7款1項1目利子及び配当金の18万5,000円の追加は、介護給付費準備基金積立金及び介護従事者処遇改善臨時特例基金積立金の利子確定によるものであります。
 5ページをごらんください。8款1項1目介護給付費繰入金の346万7,000円の追加及び2目地域支援事業繰入金の5,000円の減額は、保険料給付費及び地域支援事業費の実績によるものであります。
 3目その他一般会計繰入金の63万4,000円の補正は、歳出1款で説明いたしました介護保険事務システム改修費と介護認定審査会費の減額によるものであります。
 2項1目介護給付費準備基金繰入金の476万6,000円の追加は、介護給付費及び地域支援事業費の補正に伴う財源不足によるものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 4番、楢崎議員。
4番(楢崎忠彦君) [ 37 ]  7ページ、2款5項1目の高額医療合算介護サービスということで、当初予算20万円、補正490万円ということで、これはどのような内容のことを想定されて予算組みをしたか。そして、現実には補正を490万円組まれたのですけれども、この当初の予算を組まれたときと現実にこの約500万円補正を組んだわけですけれども、これとの乖離についてお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(室永栄子君) [ 38 ]  ただいまの楢崎議員のご質問にお答えいたしますが、7ページの2款5項1目の高額医療合算介護サービス費ですが、このサービス費につきましては今年度からかかわる給付費でありまして、こちらのほうは当初どのくらいというのはちょっと見込みがわからなかったので、20万円ということで見させていただきましたが、この高額医療の高額介護合算療養費制度というのは後期高齢者医療制度ができまして、医療保険のよく高額医療……高額医療介護サービス以外で今度20年4月から導入されました高額医療・高額介護合算療養費制度ということで、これは医療と介護と両方利用した場合における自己負担を軽減する仕組みになっております。今回20年の4月1日から21年の7月31日までに算出しまして、自己負担限度額に伴いまして該当者のほうに支給するというもので、国保連のほうから情報がいただけますのは、昨年の12月に国保連を通した中で、まず医療機関を見た中で介護のほうがどのくらいあるかというような支給が決定される仕組みになっております。今回私のほうでその通知をいただいた中では、国保連からいただいた中では介護のほうの合算での案分で該当者数ということで135人程度の予定で通知がありました。さらには、金額的には510万円ぐらいの見込みということで、今回この方たちの申請がなされた場合には支給されるものとなっております。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の再質疑に入ります。
4番(楢崎忠彦君) [ 39 ]  この高額医療合算介護サービス、余り聞きなれない言葉だったのですけれども、これは当然在宅医療ではなくて、要するに病院でかかられているということになると思うのですけれども、これはいわゆる病院のほうに派遣をして患者さんに対して介護のサービスを提供すると、そういうような制度ということで理解していいのか、その辺についてお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の再質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(室永栄子君) [ 40 ]  ただいまのかかった費用というか、医療の保険では皆さん負担割合がありますとおり、75歳以上の後期高齢者医療のほうでしたら1割負担という部分になりますが、原則は2割が今1割になっておりますが、介護のほうも同じく利用した場合は1割負担となっております。その負担との合算になります。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の再々質疑に入ります。
4番(楢崎忠彦君) [ 41 ]  その負担割合のことでなくて私がお聞きしたかったことは、当然これ高額医療ですから、入院されている患者さんということですよね。そうすると、病院といわゆる介護サービスにかかわっては病院のほうに派遣してサービスをすると、そういうとり方なのかなということで、その辺についてお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の再々質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課長。
住民福祉課長(小野 司君) [ 42 ]  ただいまの再々質問のことでございますけれども、いわゆる高額療養費というものが従来からございまして、これは今まで一月自己負担3割なら3割を負担して、その積み上げが一定限度を超えたらお戻ししますという制度がありました。今般この制度が、介護の利用者も1割負担の積み上げで月で合算したら、一定限度額を超えたらお返しするという制度がありました。この2つの制度が既存にあったのですけれども、今般医療制度改革の中で介護分と医療分のいわゆる一定限度を超えた額についてお戻ししますよと、そういう給付制度が新しくできた中で20年度の4月からできたのですけれども、それを年間、今度は月ではなくて年間で積み上げて一定限度額を超えたらお返ししますよということでございまして、いわゆる介護部分の負担と医療部分の負担を合算して包括的に限度額を超えたらお返ししますということで、実際の介護サービスの提供ということではございません。高齢者の方では、例えば倒れられて最初病院に入ったと。最初は医療の治療を受けます。大分落ちついてきたら、今度は介護保険の施設に行くと。そんなようなことがよくあるような事例でございまして、そういった場合に今までは医療と介護と分けて限度額を超えたらお返ししていたのですが、今度は一緒に1年単位で見てお返ししますよという、そういう医療負担の軽減策ということでご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 43 ]  6ページの2款の3目施設介護サービス費の増なのですが、具体的に介護保険の施設介護、特養、老健、それから療養とありますが、今こういう介護保険制度が始まって社会全体で見るよという精神から、だんだんと施設から在宅の方向へ持っていくような流れになっているわけですが、現状では施設介護サービスがふえていると。それで、この増の部分は主にどちらのほうの施設というか、合算した金額だと思いますが、傾向としてはどういう状況になっているのですか。療養の部分がふえているのでしょうか。具体的にこの3施設の割合というか、そういう点で中間施設のほうがふえているのか、療養がふえているのか、特養がふえているのか、どういう傾向にあるのでしょうか、その部分で答弁願います。
 それと、7ページの任意事業の配食サービス、これお年寄りから大変喜ばれている中身です。実際上は月見草の会とか、そういうボランティア団体の力もかりながらやられているわけですが、これ人数的なことも含めて今何人ぐらいが利用されているかということと、今ボランティア団体の方のかかわりのほうが1週間に占める割合がふえているのでしたでしょうか。そして、今すごく張り切ってやられておりますが、人出不足的なことも耳にいたします、実際上。ボランティアの方々の高齢化もありますけれども、なかなかそれがふえないような状況も一部耳にしておりますので、その実態等どのようになっておられるかもこの機会にお尋ねしたいと思います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(室永栄子君) [ 44 ]  ただいまの6ページにおきます2款1項3目の施設介護サービスの実態ですけれども、現在は1月現在の利用で特養のほうでは101名で老健は79名で療養は20名となっております。こちらのほうは、当初平成20年の3月時点から見ますと要介護度、特養の部分で介護の4と5の方々が今回認定審査におきましてさらに重くなった方々がふえまして、実際はこの1月時点では要介護4と5の該当者の方々が2年前でしたら58人いたところが今回64人ということで6人の増となっております。あと、施設的には当初のこの施設給付費におきましても4期計画におきまして特養につきましては99名で老健におきましても73名、療養につきましては20人ということでしたので、どちらも特養と老健におきましては4期計画よりも人数的にはふえている状況になっております。それによります人数がふえたということと、介護度が上がったということによります施設給付費が伸びたことになっております。
議長(橋場利勝君) 住民福祉課長。
住民福祉課長(小野 司君) [ 45 ]  重山議員の2点目のご質問でございますけれども、7ページの下段ほどの任意事業、4款2項6目の13節委託料、これは今回増額補正をさせていただいておりますが、これは食事サービス、いわゆる配食サービスの増でございまして、実態として利用されている人数でございますが、現在実人数では27名でございます。昨年は、最終的に28名の実人員でございましたが、21年度につきましてはいわゆる日数をふやしまして、今まで5日間、月曜日から金曜日だったのを土曜日をふやしてやったところでございまして、食数も12月末の段階で2,778食、昨年は1年間で2,888食でしたので、当然日数も増したことにより利用の食数の増も図られているところでございます。
 そこで、土曜日についてはボランティア団体の方々にもいろいろとご協力いただいているところ……日数増につきましてはご協力いただいているのですけれども、そこのボランティアさんの方々の人出不足というようなことを含めた状況でございますけれども、この事業を21年度から新しく見直して、より利用者さんの表情、健康状態あるいは心配事がないかというような相談を兼ねながら実施していきたいと。その中で、さらに日数もふやしていきたいということでご相談申し上げたところ、当初ボランティア団体の皆様がぜひ協力したいというように申し出ていただきましたところ、今回実現したのでございますけれども、ただご指摘のようにボランティア団体の方々が食事をつくる際に参加されるところで、人数調整等でいろいろとご苦労をする点も各団体の総会の中でもお聞きしているところでございます。しかしながら、参加している方々の意識としては非常に前向きで、一生懸命積極的にやっていただいているように私どもは理解しておりますので、その辺はまた何かそういうふぐあいを来しましたら、またいろいろと相談しながら実施していきたいと思いますけれども、今のところ必要な形で対応できているかなというふうにとらえております。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に入ります。
3番(重山雅世君) [ 46 ]  先ほどの6ページの関係ですが、療養型、医療系と介護型ありますが、国の流れの中では介護の療養系をゼロにするような方向、実際上はそういう方向で進んでいるのですが、今日赤病院との絡みの中でうちの介護系の療養病棟は、本町では実際上はないのですよね。医療系ですものね、日赤の場合は療養。私の認識が間違えていればちょっと指摘していただきたいのですが、それで傾向として今日赤の財政再建の中で医療系の療養病床を40から80にしたいと、そういうような案も一般会議の中で示されていましたよね。それで、この今の現状を踏まえて、実際上はそれに対して医療系の療養病床の増について、本町ではやはりそういう方向のほうがいいと、そのような担当として考え方というか、どういう考え方を持っておられるか、この機会にお尋ねしたいと思います。実際上は、この日赤が示されている財政再建の中での案、それが本町の実態に沿ってどうなのかと。そういう点で、介護のほうの療養から医療のほうの療養に実際上はいくような形とか、介護難民と言われないような、そういう生み出さない方向という部分で日赤の財政再建の中身を含めてどのように見ておられるか、担当としてこの考えをちょっとこの機会にお尋ねします。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課長。
住民福祉課長(小野 司君) [ 47 ]  今のご質問で、介護保険におきましては、栗山赤十字病院は介護保険の療養型はございません。現在40床の中のすべては医療の療養病床でございますので、介護保険ではございませんけれども、その関連で日赤さんの財政問題ということですけれども、いわゆる医療の療養型にすると当然急性期、一般病床と違いまして医師の配置や看護の基準が当然変化してきます。変化というのは、少なくなっていくということでございますので、確かに収入の少ないベッドがふえることというのは当然収入が落ちる傾向にはございます。
 そこで、栗山赤十字病院の運営そのものの問題との兼ね合いとなりますと、なかなか私は今の立場で言及しづらいのですけれども、たしか昨年の12月の一般質問でも町長がお答えしたと思いますけれども、栗山町の高齢化率というのがおよそもう32%に達しておりまして、いわゆる高齢者の方々がこれからもますますふえる傾向にございます。その中で、高齢者の方がやはり地元で安心して療養をされるとなると、やはり岩見沢、札幌よりも町内の療養型があるほうが需要と供給のバランスを考えますとそのほうがいいのではないかなという判断はしております。ただし、赤十字病院さんの運営そのものにつきましては、決して病床数とか病床の形態のみにとらわれない、それだけがファクターではないと考えておりますので、やはりいわゆる人件費の問題ですとか、その辺いろいろとふくそうしていると思いますので、今ちょっと私の立場でここで言及はちょっとできないのですけれども、一応地域としては高齢化率が上がると、それに伴って高齢者の方が地域で療養なり加療できる施設がふえることは望ましいことなのではないかなというふうに考えております。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第19号 平成21年度栗山町介護保険特別会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第19号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第20号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第12、議案第20号 平成21年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 48 ]  議案第20号 平成21年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ143万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億6,844万8,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、1款総務費におきまして、後期高齢者医療制度周知PRに係る補正であります。
 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、納付額の確定に伴う補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明いたします。4ページをお開きください。まず、歳出でございますが、1款1項1目11節需用費の11万2,000円の補正は、後期高齢者医療制度の町広報事業に係る消耗品費8,000円、広報掲載に係る印刷製本費10万4,000円をそれぞれ追加するものであります。12節役務費の2万5,000円の補正は、後期高齢者医療制度の周知用パンフレットの送付に係る郵便料を追加するものであります。
 2款1項1目19節負担金補助及び交付金の補正は、北海道後期高齢者医療広域連合負担金の確定によるもので、後期高齢者医療保険料の軽減額確定による131万6,000円の増、平成20年度の精算により事務費市町村負担金が2万1,000円の減、差し引き129万5,000円を追加するものであります。
 3ページをお開きください。次に、歳入でございますが、3款1項1目1節基盤安定繰入金の131万6,000円の追加、2目1節事務費等繰入金1万9,000円の減額は、歳出2款でご説明いたしました北海道後期高齢者医療広域連合負担金の確定等に係る一般会計繰入金の補正であります。
 5款4項2目1節後期高齢者医療円滑運営臨時特例交付金の13万5,000円の補正は、歳出1款でご説明いたしました後期高齢者医療制度の広報事業に係る北海道後期高齢者医療広域連合交付金であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第20号 平成21年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第20号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第21号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第13、議案第21号 平成21年度栗山町水道事業会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 49 ]  議案第21号 平成21年度栗山町水道事業会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 1ページをごらんください。予算第3条の収益的収入及び支出の予定額におきまして、収入では457万円を追加し、その総額を3億9,839万2,000円とし、支出では790万円を追加し、総額を4億2,273万3,000円とするものであります。
 2ページをお開きください。予算第4条の資本的収入及び支出の予定額におきまして、本文括弧中資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億650万7,000円を1億7,829万6,000円に、過年度分損益勘定留保資金1億9,593万9,000円を1億6,943万6,000円に、当年度分消費税資本的収支調整額1,056万8,000円を886万円に改め、資本的収入では1,528万円を減額し、その総額を7億5,881万6,000円とし、資本的支出では4,349万1,000円を減額し、総額を9億3,721万2,000円とするものであります。
 3ページをごらんください。次に、予算第5条、企業債の変更及び追加についてご説明申し上げます。起債の目的、1、老朽管更新事業及び2、簡易水道統合整備事業は、それぞれ事業の確定により限度額の変更をお願いするものであります。
 次に、予算第8条、他会計からの補助金におきまして、簡易水道統合整備事業に係る起債、企業債、支払利息に対する補助金の追加及び水源開発補助金に係る企業債の借りかえによる償還利子の確定により79万1,000円を追加し、総額を325万円とするものであります。
 補正の内容についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。3条予算の収益的収支につきましては、収入において1款1項1目給水収益の200万円の補正は、使用水量の増によるものであります。
 2項1目受取利息及び配当金の177万9,000円の補正は、預金利息の確定によるものであります。
 2目他会計補助金の79万1,000円の補正は、簡易水道統合整備事業の企業債支払利息に対する補助金の追加及び水源開発補助金に係る企業債の借りかえによる支払利息の確定によるものであります。
 支出におきまして、1款1項9目資産減耗費の850万円の補正は、簡易水道統合整備事業及び老朽管更新事業による除去資産の増によるものであります。
 2項1目支払利息の210万円の減額は、企業債の利率確定によるものであります。
 2目消費税の150万円の補正は、平成21年度確定申告見込額の増によるものであります。
 5ページをごらんください。4条予算の資本的収入の収入におきまして、1款1項1目国庫補助金の96万6,000円の追加及び2項1目企業債の720万円の減額は、簡易水道統合事業及び老朽管更新事業の事業確定によるものであります。
 3項1目出資金の46万9,000円の減額は、水源開発出資金に係る企業債の借りかえによる償還元金の確定によるものであります。
 4項1目工事負担金の857万7,000円の減額は、当初見込んでいた補償工事等が実施されなかったことによる補償費の減であります。
 次に、支出におきまして、1款1項1目老朽管更新事業費の195万5,000円の減額は、工事請負費の入札執行残によるものであります。
 2目配水施設整備費の2,371万9,000円の減額は、委託料及び工事請負費の入札執行残等によるものであります。
 3目固定資産取得費の130万円の補正は、桜山浄水場の電磁流量計の取得によるものであります。
 4目簡易水道統合整備費の1,911万7,000円の減額は、工事請負費の入札執行残等によるものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第21号 平成21年度栗山町水道事業会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第21号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

平成22年度教育行政執行方針

議長(橋場利勝君) 日程第14、平成22年度教育行政執行方針に入ります。
 それでは、教育長。

                          〔教育長 鈴木紀元君登壇〕

教育長(鈴木紀元君) [ 50 ]  別紙プリントにより記載省略。
議長(橋場利勝君) 以上をもちまして平成22年度の教育行政執行方針を終わります。

議案第22号ないし議案第31号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第15、議案第22号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、日程第16、議案第23号 平成22年度栗山町一般会計予算について、日程第17、議案第24号 平成22年度栗山町国民健康保険特別会計予算、日程第18、議案第25号 平成22年度栗山町老人保健特別会計予算、日程第19、議案第26号 平成22年度栗山町下水道事業特別会計予算、日程第20、議案第27号 平成22年度栗山町農業集落排水事業特別会計予算、日程第21、議案第28号 平成22年度北海道介護福祉学校特別会計予算、日程第22、議案第29号 平成22年度栗山町介護保険特別会計予算、日程第23、議案第30号 平成22年度栗山町後期高齢者医療特別会計予算、日程第24、議案第31号 平成22年度栗山町水道事業会計予算、以上案件10件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 51 ]  議案第22号 栗山町第5次総合計画の一部変更について提案理由をご説明申し上げます。
 栗山町第5次総合計画、平成20年2月20日議決の一部変更について、地方自治法第2条第4項及び栗山町議会基本条例第8条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。今回変更させていただく内容は、平成22年度予算に係る新たに追加実施する主要事業8件と事業期間の変更18件であります。なお、今回変更、追加いたしました主要事業の具体的事業内容につきましては、この後の議案第23号 平成22年度栗山町一般会計予算外各会計予算においてご説明いたします。資料1は、今回追加等をした主要事業の一覧であります。資料の2は、総合計画に掲載している主要事業及び財源一覧で平成20年度から平成22年度までの前期分の計画の変更について整理したものであります。
 続きまして、議案第23号から議案第31号までの各会計予算の大綱についてご説明申し上げます。平成22年度の一般会計外7特別会計及び水道事業会計予算総額は、前年度当初予算と比較し3.2%減の126億4,812万6,000円となっております。このうち平成20年度からスタートいたしました本町の第5次総合計画に基づく事業予算は、1、町民・地域・行政、みんなが主役のふるさとづくりに2億5,836万5,000円、生活・環境、人と自然に優しいふるさとづくりに8億5,686万4,000円、医療・保健・福祉、安心して暮らせるふるさとづくりに14億7,643万5,000円、教育、文化、スポーツ、人々が輝くふるさとづくりに5億3,580万1,000円、産業、元気で活力あるふるさとづくりに6億6,082万4,000円、都市基盤、快適で安らぐふるさとづくりに10億7,426万6,000円、合わせて48億6,255万5,000円を計上いたしました。
 それでは、一般会計予算の概要についてご説明申し上げます。平成22年度当初予算の総額は76億9,400万円で、前年度当初比7.9%の増となっております。平成22年度の予算編成に当たりましては、本年4月に町長選挙を控えていることから継続事業や義務的経費などの計上を基本としつつ、政策的経費に関しましても第5次総合計画に照らし合わせ、町民生活に直結し、かつ対応を急がなければならない事業については引き続き取り組むべき政策課題として位置づけ、当初予算に盛り込んだところでございます。また、がんばる栗山プラン21に基づく職員給与の独自削減の継続を初め計画しているそれぞれの改革項目、さらに政策評価に基づく事業検証、評価結果の反映など限られた財源の中で最も効果のある事業展開を図るべく、効率的、効果的な予算配分を行ったところであります。
 それでは、歳出について申し上げます。一般施策経費における主な事業として、自治区組織化の推進及び自治区活動への支援、栗山町史平成史ダイジェスト版の発行、総合計画見直しに当たっての町民意識満足度調査の実施、女性特有のがん検診の充実など健康増進対策の推進、救急医療体制維持等に関する地域医療対策の推進、中山間地域等直接支払事業の継続実施、地域資源であるクリを活用した新たな地域ブランドの開発、受け入れ環境の整備等による定住、交流人口の拡大、特別支援教育支援員の配置による児童生徒一人一人に応じた指導支援の実施、ハサンベツや旧雨煙別小学校の再生事業の支援、投資的経費における主な事業として一般廃棄物中間処理施設整備、炭化施設、松栄団地2棟20戸の建てかえと駐車場整備、新町通り地区の用地、建物調査、区画整理事業調査等、役場旧庁舎及びスポーツセンターの耐震改修、森林整備加速化・林業再生事業として基幹作業道日出線の開設、湯地継立線道路改良事業ほか1路線の町道整備事業、除雪用重機の更新、道営杵臼支線地区かんがい排水事業、道営南学田北部地区ほか3地区の農業基盤整備事業などの事業を盛り込んでおります。
 次に、歳入について申し上げます。自主財源の柱であります町税は、企業進出などにより固定資産税が増となるものの長引く景気低迷による町民税の減収等により前年対比0.3%の減、また依存財源の柱であります地方交付税は、地方財政計画の伸び率に起債償還の終了に伴う普通交付税の算入減などを加味し、前年対比1.6%減で計上しております。国、道支出金につきましては、子ども手当負担金、役場旧庁舎及びスポーツセンター耐震改修事業補助金の増などにより前年対比16.1%増で計上しております。町債につきましては、投資的事業の増及び臨時財政対策債の地方財政計画の伸び率等を勘案し、前年対比44.1%増で計上しております。なお、繰入金につきましては、農業振興基金など事業充当分として2,659万2,000円の繰り入れのほか、平成22年度においては財源不足が生じることから財政調整基金及び減債基金により合わせて2億3,721万9,000円を繰り入れ、対処いたしました。
 以上、一般会計予算の概要であります。
 次に、平成22年度栗山町国民健康保険特別会計予算の概要について申し上げます。本年度の予算総額は19億1,841万円で、前年度当初比2.6%の減となっております。
 歳出について申し上げます。保険給付費につきましては、退職者医療制度の見直しにより65歳以上の退職被保険者が一般被保険者へ移行すること、また前年度の決算見込額及び過去の医療費の実績等を勘案し、計上いたしました。後期高齢者支援金等につきましては、後期高齢者医療給付費総額の約40%を負担するもので、加入見込み者数及び加入者1人当たり負担見込額と前々年度の医療費実績により1億7,339万7,000円を計上いたしました。前期高齢者納付金等につきましては、加入見込み者数及び加入負担調整見込額により34万3,000円を計上いたしました。老人保健拠出金につきましては、前々年度の医療費確定による拠出金により108万円を計上いたしました。介護納付金につきましては、介護保険の第2号被保険者に係るもので厚生労働省告示に基づく介護納付金の算定に関する率及び額により7,881万円を計上いたしました。保険財政共同安定化事業拠出金につきましては、1億9,485万4,000円を計上いたしました。保健事業費につきましては、特定健康診査等と高齢者へのインフルエンザ予防接種の助成費用を計上いたしました。
 次に、歳入について申し上げます。国民健康保険税につきましては、一般被保険者、退職被保険者等を合わせまして医療給付費現年分が3億7,430万円、第2号被保険者に係る介護給付金現年分が3,182万円、後期高齢者支援金等の財源として9,220万円、総額で5億1,970万4,000円を計上いたしました。国庫支出金につきましては、老人保健拠出金の減や一般分の医療費の見込みを勘案し、療養給付費等負担金は3億14万5,000円、財政調整交付金は1億100万円とし、総額で4億1,309万1,000円を計上いたしました。
 療養給付費等交付金は、退職被保険者等に係る保険給付費等からそれに係る国保税等を控除した1億7万円を計上いたしました。前期高齢者交付金につきましては、零歳から74歳までに占める65歳から74歳までの加入割合が全国平均の12%を超える保険者は交付金を受け取り、加入率の低い保険者は納付金を拠出するもので3億9,900万円を計上いたしました。道支出金は国同様、老人保健拠出金の減や一般分の医療費の見込みを勘案し、総額5,364万6,000円を計上いたしました。繰入金は、一般会計からの繰入金として1億1,343万5,000円を計上いたしました。なお、例年どおり国民健康保険税につきましては所得が確定次第補正することを考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、平成22年度栗山町老人保健特別会計予算の概要について申し上げます。
 平成20年4月から老人保健制度は後期高齢者医療制度に移行いたしました。この制度移行に伴い、平成22年度の本会計は一部の給付等に係る費用を計上していることから、本年度の予算総額は215万円で、前年度当初対比58.3%の減となっております。
 歳出について申し上げます。医療諸費につきましては、遅延分の医療費を勘案し、医療給付費200万円、医療費支給費33万円、高額医療費10万円、審査支払手数料1万円を計上いたしました。
 次に、歳入について申し上げます。支払基金交付金につきましては、歳出の医療給付費、医療費支給費、高額医療費の負担割合分として医療費交付金106万6,000円、審査支払手数料交付金1万円の合計107万6,000円を計上いたしました。以下同様に、国庫支出金につきましては71万円、道支出金につきましては17万6,000円、一般会計からの繰入金につきましては18万1,000円を計上いたしました。
 次に、平成22年度栗山町下水道事業特別会計予算の概要について申し上げます。
 本年度の予算総額は7億7,522万円で、前年度当初比14.8%の減となっております。
 歳出について申し上げます。下水道事業費は3億535万2,000円を計上し、前年度と比較して9,834万3,000円の増となっております。主な要因は、角田農業集落排水統合に係る調査設計委託及び工事請負費の増並びに公営企業会計移行に係る支援業務委託料の増によるものであります。公債費は4億6,931万8,000円で、前年度と比較して2億3,274万3,000円の減となっております。主な要因は、公的資金補償金免除繰上償還に伴う借りかえが終了したことによる借りかえ元金の減によるものであります。その他の歳出につきましては、諸支出金は5万円、予備費は50万円といたしました。
 次に、歳入について申し上げます。分担金及び負担金につきましては、下水道事業費受益者負担金で23万5,000円、一般会計からのし尿・汚泥共同処理負担金として1,500万円を計上いたしました。また、使用料及び手数料では、下水道使用料におきまして前年度と比較して80万円増の1億6,020万円を見込んで計上いたしました。国庫支出金につきましては9,970万円、繰入金は一般会計からの繰入金で1億8,922万8,000円を計上いたしました。その他の歳入につきましては、繰越金145万円、諸収入7,000円、町債は3億940万円をそれぞれ計上いたしました。
 次に、22年度栗山町農業集落排水事業特別会計予算の概要について申し上げます。
 本年度の予算総額は1億2,256万円で、前年度当初比20.1%の減となっております。
 歳出について申し上げます。農業集落排水事業費は4,491万4,000円を計上し、前年度と比較して141万4,000円の増となっております。主な要因は、公営企業会計移行に係る支援業務委託料の増によるものであります。公債費は7,711万6,000円で、前年度と比較して3,223万4,000円の減となっております。主な要因は、公的資金補償金免除繰上償還に伴う借りかえが終了したことによる借りかえ元金の減によるものであります。その他の歳出につきましては、諸支出金は3万円、予備費は50万円といたしました。
 次に、歳入について申し上げます。分担金及び負担金につきましては、農業集落排水事業費受益者分担金で36万2,000円を見込んで計上いたしました。また、使用料及び手数料では、集落排水使用料において前年度と比較して10万円減の2,655万円を計上いたしました。その他の歳入につきましては、一般会計からの繰入金で7,444万8,000円、繰越金で60万円、町債で2,060万円をそれぞれ計上いたしました。
 次に、平成22年度北海道介護福祉学校特別会計予算の概要について申し上げます。
 本年度の予算総額は1億3,667万円で、前年度当初比1.6%の増となっております。
 歳出について申し上げます。人件費として7,941万5,000円、運営費として5,725万5,000円を計上いたしました。
 次に、歳入について申し上げます。教育器材整備金など負担金として1,920万円、授業料として4,832万円、補助金450万円、入学料などで2,095万9,000円、一般会計からの繰入金4,369万1,000円を計上いたしました。
 次に、平成22年度栗山町介護保険特別会計予算の概要について申し上げます。
 介護保険事業につきましては、高齢者が尊厳を保持し、有する能力に応じ自立した日常生活が営まれるよう必要なサービスの提供及び介護予防事業の充実を図ってまいります。本年度の予算総額は12億7,338万円で、前年度当初比3.3%の増となっております。
 歳出について申し上げます。介護認定審査会費につきましては、介護認定審査会の運営に係る経費として1,342万7,000円を計上いたしました。保険給付費につきましては、介護及び予防サービス費として11億2,970万8,000円、高額介護サービス費2,574万5,000円、高額医療合算介護サービス費447万4,000円、市町村特別給付費46万2,000円、特定入所者介護サービス費6,078万5,000円、審査支払手数料105万9,000円を合わせて12億2,223万3,000円を計上いたしました。地域支援事業費につきましては、特定高齢者に対して運動機能向上を目的とした医療用トレーニング機器を活用した体力づくり教室事業を引き続き展開いたします。また、一般高齢者につきましては、地域の老人クラブと連携しながら運動機能と口腔機能向上のための取り組みを充実させることとし、介護予防事業費として748万1,000円、包括的支援事業・任意事業費1,971万1,000円を合わせて2,719万2,000円を計上いたしました。財政安定化基金拠出金につきましては1,000円を計上いたしました。基金積立金につきましては、平成21年度の給付実績を見込み、6万1,000円を計上いたしました。財政安定化基金償還金につきましては、前年度同様622万4,000円を計上いたしました。
 次に、歳入の主な内容について申し上げます。介護保険料として1億9,926万8,000円を計上いたしました。分担金及び負担金につきましては、3町による介護認定審査会の共同設置負担金として486万5,000円を計上いたしました。地域支援事業サービス利用料として197万4,000円を計上いたしました。国庫支出金は、介護給付費負担金、普通調整交付金、地域支援事業交付金として3億932万円を計上いたしました。支払基金交付金は、第2号被保険者の介護給付費交付金、地域支援事業支援交付金として3億6,860万7,000円を計上いたしました。道支出金は、介護給付費負担金、地域支援事業交付金として1億9,421万8,000円を計上いたしました。一般会計繰入金は、介護給付費繰入金として給付費の12.5%に当たる1億5,272万1,000円、地域支援事業繰入金として452万4,000円、事務費等繰入金として954万2,000円を合わせて1億6,678万7,000円を計上いたしました。基金繰入金は、介護保険介護給付費準備基金より2,239万7,000円、介護従事者処遇改善臨時特例基金より286万円を計上いたしました。なお、これらの所要財源につきましては、基準の交付率により歳入を計上したところであります。
 次に、平成22年度栗山町後期高齢者医療特別会計予算の概要について申し上げます。
 本年度の予算総額は1億6,806万円で、前年度当初対比0.6%の増となっております。
 歳出について申し上げます。総務費につきましては、事務費として46万5,000円を計上いたしました。後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、事務費負担金分で522万9,000円、保険料の軽減に係る保険基盤安定負担金で3,855万4,000円、後期高齢者医療保険料で1億2,367万9,000円、後期高齢者医療保険料延滞金で3,000円、総額で1億6,746万5,000円を計上いたしました。予備費といたしまして10万円を計上いたしました。
 次に、歳入について申し上げます。後期高齢者医療保険料現年度分につきましては1億2,335万7,000円を計上いたしました。一般会計繰入金につきましては、基盤安定繰入金で3,855万4,000円、事務費等繰入金で事務費負担分として522万9,000円、総務費分として57万4,000円、総額4,435万7,000円を計上いたしました。
 平成22年度栗山町水道事業会計予算の概要について申し上げます。
 予算の総額は5億5,767万6,000円となり、前年度当初比59.2%の減となっております。業務の予定量につきましては、1、給水人口1万3,300人、2、年間総配水量167万8,000立方、3、1日平均配水量4,597立方を業務目標とし、4、主な建設改良事業としては配水施設整備事業4,429万3,000円を計上いたしました。
 収益的収入及び支出につきましては、水道事業収入4億1,957万8,000円、水道事業費用3億8,665万7,000円を予定し、消費税を精算した後の差し引きでは3,133万8,000円の利益が発生する見込みとなっております。
 資本的収入及び支出につきましては、資本的収入1,768万3,000円、資本的支出1億7,101万9,000円を予定し、差し引き不足額の1億5,333万6,000円は過年度分損益勘定留保資金等で補てんいたします。また、一般会計からの経営補助につきましては、水道高料金対策補助金として2,936万円、水源開発補助金として96万6,000円及び統合簡易水道補助金として169万1,000円の収入を見込んでおります。
 以上、一般会計外7特別会計及び水道事業会計の予算大綱についてご説明申し上げましたが、詳細につきましてはそれぞれ所管課長よりご説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) お諮りをいたします。
 ここでさきに協議いたしましたように、特別委員会を設置いたしまして予算の審議に当たってはどうかと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、特別委員会を設置することに決定をいたします。
 名称につきましては、平成22年度栗山町各会計予算審査特別委員会とし、構成につきましては議長を除く12名ということで決定をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、名称につきましては平成22年度栗山町各会計予算審査特別委員会とし、構成につきましては議長を除く12名と決定いたします。
 なお、特別委員会の委員長、副委員長の選任でありますが、慣例によりまして議長から指名をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それでは議長から指名いたします。
 委員長には9番、伊達議員、副委員長には8番、八木橋議員の両名を指名いたします。
 ただいま特別委員会が設置されたわけでありますが、上程をいたしております案件10件は一括特別委員会に付託をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、一括して特別委員会に付託することに決定をいたしました。
 なお、審査につきましては、この会期中に審査をしていただきたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、審査につきましてはこの会期中に実施をしていただくことに決定をいたしました。

散会の宣告

議長(橋場利勝君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしましたので、これをもって散会をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、これをもって散会をいたしますが、なお一般質問の準備のため8日まで休会とし、9日再開をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、そのようにしてまいりたいと思っております。
 それでは、これをもって本日の会議を散会いたします。

散会 午後 2時41分