平成22年第4回栗山町議会定例会会議録(第3日目)


                 平成22年3月18日 午前 9時30分開議

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  小  寺     進  君
     2番  蛇  谷  富 士 男  君
     3番  重  山  雅  世  君
     4番  楢  崎  忠  彦  君
     5番  山  本  修  司  君
     6番  置  田  武  司  君
     7番  桂     一  照  君
     8番  八 木 橋  義  則  君
     9番  伊  達  佐  重  君
    10番  鵜  川  和  彦  君
    11番  本  田     諭  君
    12番  大  平  逸  男  君
    13番  橋  場  利  勝  君

2、欠席議員は次のとおりである。

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事務局長             松  本  俊  哉
    事務局主査            桑  島  克  典

4、地方自治法第121条の規定による説明員は次のとおりである。
    町長               椿  原  紀  昭  君
    副町長              岩  田  美  春  君
    総務課長             山  本  信  二  君
    経営企画課長           佐 々 木     学  君
    経営企画課主幹          高  間  嘉  之  君
    税務課長             千  葉  清  己  君
    税金対策室長           松  田  孝  之  君
    出納室長             水  上  州  洋  君
    環境生活課長           住  友     茂  君
    住民福祉課長           小  野     司  君
    住民福祉課主幹          室  永  栄  子  君
    住民福祉課主幹          秦  野  加 寿 彦  君
    泉徳園長兼            山  代  賢  治  君
      デイサービスセンター長
    建設水道課長           鴨  野  良  治  君
    建設水道課主幹          今     政  樹  君
    産業振興課長           坂  口  昇  一  君
    くりやまブランド推進室長     花  田  正  博  君
    くりやまブランド推進室主幹    片  山  伸  治  君
    教育委員長            磯  野  武  司  君
    教育長              鈴  木  紀  元  君
    教育次長             衣  川  秀  敏  君
    介護福祉学校事務局長       近  藤  光  弘  君
    選挙管理委員長          村  上     哲  君
    農委会長             川  畑  典  雄  君
    農委事務局長           鈴  木  利  一  君

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名                          
  議案第22号 栗山町第5次総合計画の一部変更について          
  議案第23号 平成22年度栗山町一般会計予算              
  議案第24号 平成22年度栗山町国民健康保険特別会計予算        
  議案第25号 平成22年度栗山町老人保健特別会計予算          
  議案第26号 平成22年度栗山町下水道事業特別会計予算         
  議案第27号 平成22年度栗山町農業集落排水事業特別会計予算      
  議案第28号 平成22年度北海道介護福祉学校特別会計予算        
  議案第29号 平成22年度栗山町介護保険特別会計予算          
  議案第30号 平成22年度栗山町後期高齢者医療特別会計予算       
  議案第31号 平成22年度栗山町水道事業会計予算            
         (以上10件予算審査特別委員会報告)           
  議案第32号 栗山町議会委員会条例の一部を改正する条例         
  議案第33号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の
         一部を改正する条例                    
  議案第34号 職員の給与に関する条例及び栗山町職員の通勤手当支給に関する
         条例の一部を改正する条例                 
  議案第35号 職員の旅費支給に関する条例の一部を改正する条例      
  議案第36号 栗山町生活安全条例の一部を改正する条例          
  議案第37号 重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の
         一部を改正する条例                    
  議案第38号 栗山町企業立地促進条例の一部を改正する条例        
  議案第39号 栗山町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例       
  議案第40号 栗山町民交通災害救済条例を廃止する条例          
  議案第41号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について      
  議案第42号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について  
  議案第43号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について        
  議案第44号 空知教育センター組合規約の変更について          
  議案第45号 町道の認定及び廃止について                
  議案第46号 栗山町の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定について   
  議案第47号 栗山町次世代育成支援行動計画について           
  報告第 3号 平成22年度栗山町土地開発公社予算の報告について     
  報告第 4号 平成22年度財団法人栗山町農業振興公社事業計画の報告につい
         て                            
  陳情第 1号 栗山ダムパークゴルフコース増設に関する陳情        
         (栗山町中長期財政問題等調査特別委員会報告)       
  意見書案第1号 介護保険制度の抜本的な基盤整備を求める意見書      
  意見書案第2号 夕張産業廃棄物処理施設設置に関する意見書        
  意見書案第3号 食料供給力の確保に必要な農業生産基盤整備の促進を求める意
          見書                          
  意見書案第4号 医療再生へ診療報酬の抜本的増額を求める意見書      
  議案第48号 平成21年度栗山町一般会計補正予算            
  議案第49号 栗山町第5次総合計画の一部変更について          
  議案第50号 栗山町すこやか赤ちゃん誕生祝金条例を廃止する条例     
  議案第51号 栗山町重度心身障害者年金条例を廃止する条例        
  報告第 5号 栗山町国民保護計画の変更について             
  栗山町議会報告会の結果について                     
  議員研修会への派遣について                       
  所管事務調査報告                             
  (総務教育・産業福祉各常任委員会)                   
  所管事務調査継続の申出                         
  (議会運営委員会)                           
  所管事務調査の申出                           
  (総務教育・産業福祉各常任委員会、議会運営委員会)           
  栗山町第5次総合計画に関する調査を依頼する件              
  (地方自治法第100条の2 専門的知見の活用)             
(追加1)
  議案第52号 栗山町第5次総合計画の一部変更について          
(追加2)
  議案第53号 平成22年度栗山町一般会計補正予算(第1号)       
開議 午前 9時30分


開議の宣告

議長(橋場利勝君) [ 1 ] 議員の出欠状況につきましては、事務局長報告のとおり定足数に達しておりますので、ただいまから平成22年第4回栗山町議会定例会3日目の会議を開きます。

会議録署名議員の指名

議長(橋場利勝君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、3番、重山議員、4番、楢崎議員のご両名を指名いたします。

議案第22号ないし議案第31号

議長(橋場利勝君) 日程第2、議案第22号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、日程第3、議案第23号 平成22年度栗山町一般会計予算、日程第4、議案第24号 平成22年度栗山町国民健康保険特別会計予算、日程第5、議案第25号 平成22年度栗山町老人保健特別会計予算、日程第6、議案第26号 平成22年度栗山町下水道事業特別会計予算、日程第7、議案第27号 平成22年度栗山町農業集落排水事業特別会計予算、日程第8、議案第28号 平成22年度北海道介護福祉学校特別会計予算、日程第9、議案第29号 平成22年度栗山町介護保険特別会計予算、日程第10、議案第30号 平成22年度栗山町後期高齢者医療特別会計予算、日程第11、議案第31号 平成22年度栗山町水道事業会計予算、以上を一括議題といたします。
 なお、ただいま申し上げました10案件につきましては、本定例会の初日、3月1日に上程し、特別委員会を設置し、審査を付託しておりました案件であります。審査が終わった旨の報告が来ておりますので、委員長より一括報告をしていただきます。
 それでは、特別委員長、伊達佐重議員。

                          〔予算審査特別委員長 伊達佐重君登壇〕

予算審査特別委員長(伊達佐重君) [ 2 ]  委員会審査報告書。
 平成22年第4回栗山町議会定例会において、本特別委員会に付託を受けた事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので栗山町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。
 1、件名、議案第22号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、議案第23号 平成22年度栗山町一般会計予算、議案第24号 平成22年度栗山町国民健康保険特別会計予算、議案第25号 平成22年度栗山町老人保健特別会計予算、議案第26号 平成22年度栗山町下水道事業特別会計予算、議案第27号 平成22年度栗山町農業集落排水事業特別会計予算、議案第28号 平成22年度北海道介護福祉学校特別会計予算、議案第29号 平成22年度栗山町介護保険特別会計予算、議案第30号 平成22年度栗山町後期高齢者医療特別会計予算、議案第31号 平成22年度栗山町水道事業会計予算。
 2、付託年月日、平成22年3月1日。
 3、審査年月日、平成22年3月11日から17日まで。
 4、審査結果、原案可決すべきものと決定。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) ただいま特別委員長から一括報告をされましたが、本案は議員全員の特別委員会で審査をされております。議案第23号 平成22年度栗山町一般会計予算につきましては質疑を省略し、討論、採決を行い、残る9案件につきましては申し合わせにより質疑、討論は行わず、1件ずつ採決に入りたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それでは1件ずつ進めてまいります。
 議案第22号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案につきましては委員長報告どおり原案可決と決定をいたしました。
 続きまして、議案第23号 平成22年度栗山町一般会計予算につきましては討論に入りますが、討論ございませんか。
 楢崎議員。
4番(楢崎忠彦君) [ 3 ]  昨日の予算委員会においても一部修正の動議を提出いたしましたすこやか赤ちゃん誕生祝金860万円の削減であります。限られた予算の中で行政はどこまでサービスを担っていくのか、予算の計上においては役割の必要性や時代のニーズにマッチしているか、制度の運営に不備がなかったか、不断にチェックしていかなければなりません。子育ての支援については、地方で担う事業、道、国が担う事業とのすみ分けの中で今回国は子ども手当月額1万3,000円、国費で支給する法案が年度内に成立する見通しとなりました。
 本町に転居されたお子様が1人いる若いお母さんの声が寄せられました。この町は、第2子までは余り歓迎していないのですね。第3子以上30万円、50万円、100万円と近隣市町村と比較すると大変突出したお祝金を出す町なのですねとの声が寄せられました。制度の運営に当たりましては、当初予想された想定されていなかった不備も生まれました。この場では個々の事例を述べることは差し控えますが、いろいろな問題を内包している制度であります。あれもこれもでもなく、あれかこれかの政策選択が求められています。昨日の新聞報道によりますと、救急外来診療業務維持のために新たに8,000万円を補助するとの報道がありました。新たな財政出動が予見される見通しの中で、切り詰めていくところは切り詰めていく、この覚悟が求められています。
 以上の理由、すこやか赤ちゃん誕生祝金860万円の削減を求めて反対討論といたします。
議長(橋場利勝君) ただいま原案について反対討論がありましたけれども、次に賛成討論ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) そのほか討論ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第23号 平成22年度栗山町一般会計予算について、委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 起立多数。
 よって、本案は委員長報告どおり原案可決と決定をいたしました。
 続きまして、議案第24号 平成22年度栗山町国民健康保険特別会計予算についてを諮ります。
 委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 起立多数。
 よって、議案第24号につきましては委員長報告どおり原案可決と決定をいたしました。
 続いて、議案第25号 平成22年度栗山町老人保健特別会計予算についてを諮ります。
 委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案につきましては委員長報告どおり原案可決と決定をいたしました。
 続きまして、議案第26号 平成22年度栗山町下水道事業特別会計予算についてを諮ります。
 委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案につきましては委員長報告どおり原案可決と決定をいたしました。
 続きまして、議案第27号 平成22年度栗山町農業集落排水事業特別会計予算についてを諮ります。
 委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案につきましては委員長報告どおり原案可決と決定をいたしました。
 続きまして、議案第28号 平成22年度北海道介護福祉学校特別会計予算についてを諮ります。
 委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案につきましては委員長報告どおり原案可決と決定をいたしました。
 続きまして、議案第29号 平成22年度栗山町介護保険特別会計予算についてを諮ります。
 委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案につきましても委員長報告どおり原案可決と決定をいたしました。
 続きまして、議案第30号 平成22年度栗山町後期高齢者医療特別会計予算についてを諮ります。
 委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 起立多数。
 よって、本案につきましては委員長報告どおり原案可決と決定をいたしました。
 続いて、議案第31号 平成22年度栗山町水道事業会計予算についてを諮ります。
 委員長報告は可決であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、本案につきましては委員長報告どおり原案可決と決定をいたしました。

議案第32号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第12、議案第32号 栗山町議会委員会条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 4 ]  議案第32号 栗山町議会委員会条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 本年4月1日の民間移管に伴う泉徳園及びデイサービスセンターの廃止に伴い、議会委員会の所管事項に変更が生じることから、本条例を改正するものであります。
 改正条項につきましては、第2条第2号に規定する産業福祉常任委員会の所管事項において、泉徳園及びデイサービスセンターを削るものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成22年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第32号 栗山町議会委員会条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第32号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第33号

議長(橋場利勝君) 続いて、日程第13、議案第33号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 5 ]  議案第33号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 国政選挙における報酬単価の見直しに伴い、選挙執行に係る非常勤特別職における報酬額の見直しを行うことから、本条例を改正するものであります。
 改正条項につきましては、別表第1の番号6から11までに掲げる選挙執行に係る非常勤特別職において報酬額をそれぞれ100円引き下げるものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、公布の日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第33号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第33号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第34号

議長(橋場利勝君) 日程第14、議案第34号 職員の給与に関する条例及び栗山町職員の通勤手当支給に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 6 ]  議案第34号 職員の給与に関する条例及び栗山町職員の通勤手当支給に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 財政健全化の観点から、平成20年4月から実施しております職員給与の削減項目のうち住居手当、管理職手当及び通勤手当の削減について、その期間を1年間延長するものであります。削減の内容につきましては、住居手当は持ち家の場合は新築または購入後5年間に限り7,500円、借家の場合は支給限度額を2万1,000円とし、管理職手当につきましては支給額の50%削減、通勤手当につきましては支給額の20%削減するものであります。
 改正条項につきましては、改正条例第1条の職員の給与に関する条例の一部改正において、削減期間の1年間延長と4月1日の民間移管に伴い、泉徳園長及びデイサービスセンター長の文言を削るものであります。
 改正条例第2条の栗山町職員の通勤手当支給に関する条例の一部改正におきましては、削減期間の1年間延長を行うものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成22年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第34号 職員の給与に関する条例及び栗山町職員の通勤手当支給に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第34号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第35号

議長(橋場利勝君) 日程第15、議案第35号 職員の旅費支給に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 7 ]  議案第35号 職員の旅費支給に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 北海道における支庁制度改革により北海道総合振興局及び振興局の設置に関する条例が本年4月1日に施行され、支庁の名称が総合振興局または振興局へと変更されることに伴い、本条例を改正するものであります。
 改正条項につきましては、第17条第2項の表において石狩支庁を石狩振興局に、空知支庁を空知総合振興局に、胆振支庁を胆振総合振興局にそれぞれ改めるものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成22年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第35号 職員の旅費支給に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第35号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第36号

議長(橋場利勝君) 日程第16、議案第36号 栗山町生活安全条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 8 ]  議案第36号 栗山町生活安全条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 近年、無差別殺人や性犯罪、ストーカー被害、ドメスティック・バイオレンスなど犯罪が陰湿化し、凶悪化しております。平成16年12月に制定された犯罪被害者等基本法第5条においては、地方公共団体は地域の実情に応じた支援施策を実施する責務を有するものとされております。犯罪被害者等に対する支援として相談窓口を開設し、関係機関と連携しながら住居のあっせんや就業の支援などを行うため、本条例を改正するものであります。
 改正条項につきましては、第3条の町の施策において犯罪被害者等の支援に関することを追加し、第4条の町民の協力においては町が実施する犯罪被害者等の支援対策に協力するものとするものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成22年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 9 ]  今の説明の中でDVだとかストーカーだとか、もろもろお話ありましたが、犯罪被害者等の支援ですから、例えばよく駆け込み寺とか、そういう言葉もあるように被害者が住居というか、住居的な部分も含めて、そういうことも当然想定して提案されていると思うのですが、その点で住居のあっせんという部分でいうと駆け込み寺的なことを本町にそういうのを新たにつくるとかというのではなくてどこかに借りてとか、そういうことまで想定して提案されているのでしょうか、具体的に。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 環境生活課長。
環境生活課長(住友 茂君) [ 10 ]  ただいま重山議員からご質問の件でございますけれども、これは平成16年に基本的な犯罪被害者等基本法が制定されたということで、それに基づいて国、道、それから市町村の役割が示されております。基本的には、犯罪被害に遭った場合には警察だとかにまずご相談されるということで、基本的にはそういったことでの対策なのですけれども、そんな中で町の対応としては駆け込み寺ということでなくて、そういったことで相談があった場合、警察と町と連携をとってそれらの被害から隔離するだとか、あとご相談に応じて就業の手当て、それから住居のあっせん等、町の各部署連携をとりながら進めてまいりたいということでございます。特に駆け込み寺ということでの設定のところは、今のところ予定しておりません。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第36号 栗山町生活安全条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第36号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第37号

議長(橋場利勝君) 日程第17、議案第37号 重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 11 ]  議案第37号 重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 心身障害者福祉法施行令の一部改正に伴い、身体障害者の認定基準に肝機能障害が平成22年4月1日より追加されます。この改正を受け、北海道医療給付事業の対象におきまして肝機能障害が追加されることから、本町におきましても同様に肝機能障害を重度心身障害者医療費助成の対象とするため、本条例を改正するものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成22年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第37号 重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第37号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第38号

議長(橋場利勝君) 日程第18、議案第38号 栗山町企業立地促進条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 12 ]  議案第38号 栗山町企業立地促進条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 本条例につきましては、本年3月31日をもって失効することとなります。昨今の経済情勢や雇用状況を踏まえ、継続して企業立地を促進し、雇用の拡大及び町経済の活性化を図るため、失効期限を平成26年度まで5年間延長するものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成22年3月31日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第38号 栗山町企業立地促進条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第38号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第39号

議長(橋場利勝君) 日程第19、議案第39号 栗山町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 13 ]  議案第39号 栗山町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 道路占用料の設定につきましては、道路法施行令で規定する国道の占用料に準拠し、北海道では道道の占用料を設定し、本町においても町道の占用料を設定しております。このたび国において、近年の全国的な地価水準の下落等を踏まえ、国道の占用料が改定され、これを受け、北海道においても道道の占用料が改定されるところであります。本町におきましても別表に規定する町道の占用料につきまして、国道及び道道の占用料と同額とするため、本条例を改正するものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成22年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第39号 栗山町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第39号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第40号

議長(橋場利勝君) 日程第20、議案第40号 栗山町民交通災害救済条例を廃止する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 14 ]  議案第40号 栗山町民交通災害救済条例を廃止する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 昭和44年から長年多くの町民の皆さんにご加入いただいております町民交通傷害保険は、引き受け保険会社共栄火災から団体保険形態による現行制度の取り扱いを順次終了し、本町においては本年3月31日の満期をもって終了する旨の案内があったところであります。本制度の継続に向け、同業他社の状況を調査したところ、生命保険の交通災害特約など個人契約型が主流となってきており、南空知では1市3町が残っておりますが、これらも近く終了予定であり、制度継続が困難な状況であることから、やむを得ず平成22年度からの募集を終了し、本条例を廃止するものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成23年4月1日から施行し、廃止するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第40号 栗山町民交通災害救済条例を廃止する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第40号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第41号ないし議案第43号

議長(橋場利勝君) ここでお諮りをいたします。
 日程第21、議案第41号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について、日程第22、議案第42号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について、日程第23、議案第43号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について、以上3つの議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、議案第41号から議案第43号までの3議案を一括議題に供し、説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 15 ]  議案第41号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について及び議案第42号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について並びに議案第43号 北海道市町村総合事務組合規約の変更についての提案理由をご説明申し上げます。
 一部事務組合の組織団体において解散、脱退及び名称変更が生じたことから、各一部事務組合規約において定められております構成市町村について変更が必要なことから、地方自治法第286条第1項の規定により、北海道市町村職員退職手当組合規約及び北海道市町村議会議員公務災害補償等組合規約並びに北海道市町村総合事務組合規約をそれぞれ改正するものであります。
 なお、一部事務組合の規約改正につきましては、地方自治法第290条の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 規約の改正内容につきましては、北海道市町村職員退職手当組合規約において、網走支庁管内町村交通災害共済組合及び胆振西部衛生組合の解散、脱退により両組合を削るものであります。
 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約につきましては、胆振西部衛生組合及び釧路広域市町村圏事務組合並びに留萌広域行政組合の解散、脱退と留萌市外2町衛生センター組合が留萌南部衛生組合へ名称変更されることにより、それぞれ組合の削除及び変更をするものであります。
 北海道市町村総合事務組合規約につきましては、留萌広域行政組合及び網走支庁管内町村交通災害共済組合並びに胆振西部衛生組合の解散、脱退と留萌市外2町衛生センター組合が留萌南部衛生組合へ名称変更されることにより、それぞれ組合の削除及び変更をするものであります。
 附則につきましては、この規約の施行日を定めたもので、総務大臣の許可の日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いを申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより一括質疑に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、それでは質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、討論、採決につきましては1件ずつ進めてまいりたいと思います。
 まず、議案第41号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更についての討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしでございますので、討論を省略いたします。
 それでは、お諮りをいたします。議案第41号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第41号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 議案第42号 北海道市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) それでは、なしでございますので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第42号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第42号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 続きまして、議案第43号 北海道市町村総合事務組合規約の変更についての討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしでございますので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第43号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第43号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第44号

議長(橋場利勝君) 日程第24、議案第44号 空知教育センター組合規約の変更についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 16 ]  議案第44号 空知教育センター組合規約の変更について提案理由をご説明申し上げます。
 本年4月1日に施行される支庁制度改革に伴い、支庁名の変更と幌加内町が空知支庁から上川総合振興局へ移管されることになり、構成市町村について変更が必要なことから、地方自治法第286条第1項の規定により空知教育センター組合規約を改正するものであります。
 なお、一部事務組合の規約改正につきましては、地方自治法第290条の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 規約の改正内容につきましては、第1条において空知支庁を空知総合振興局に変更し、第3条において幌加内町を削るものであります。
 第4条、第6条、第8条及び第15条につきましては、構成市町村の減少に伴う条文整理であります。
 附則につきましては、この規約の施行日を定めたもので、平成22年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第44号 空知教育センター組合規約の変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第44号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第45号

議長(橋場利勝君) 続いて、日程第25、議案第45号 町道の認定及び廃止についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 17 ]  議案第45号 町道の認定及び廃止について提案理由をご説明申し上げます。
 今回1路線の認定がえを提案いたします。旭台大井分線につきまして、道営経営体基盤整備事業により終点が変更になることから認定がえをお願いするものであります。これにより町道の実延長は、今回の認定がえにより13.6メートル減となり、本町の町道の認定延長は29万5,900.97メートルとなります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第45号 町道の認定及び廃止について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第45号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第46号

議長(橋場利勝君) 日程第26、議案第46号 栗山町の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 18 ]  議案第46号 栗山町の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定について提案理由をご説明申し上げます。
 現在泉徳園において実施しております住民票などの証明発行業務につきまして、本年4月1日から角田郵便局に委託し、実施を予定しております。郵便局への委託につきましては、地方公共団体の特定の事務の郵便局における取扱いに関する法律に基づき実施するもので、郵便局を指定することについて法律第3条第3項の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 角田郵便局に取り扱わせる事務につきましては、戸籍謄本、住民票、印鑑登録証明書、納税証明書など全19種類における証明の請求の受け付け及び引き渡しであります。事務を取り扱わせる期間につきましては、平成22年4月1日から平成23年3月31日までとし、特別な事情のない限り、以後1年間延長をするものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第46号 栗山町の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第46号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第47号

議長(橋場利勝君) 続いて、日程第27、議案第47号 栗山町次世代育成支援行動計画についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 19 ]  議案第47号 栗山町次世代育成支援行動計画について提案理由をご説明申し上げます。
 本町の子育て支援につきましては、平成13年度にスタートした栗山町エンゼルプラン、さらに平成17年度からは今後の栗山町の子育て支援施策の方向性や目標を総合的に定めた栗山町次世代育成支援行動計画に基づき取り組みを進めてまいりました。本計画につきましては、本年度が最終年度となり、これまでの進捗状況とその成果を検証し、見直しを行った上で平成22年度から平成26年度までの5カ年分の計画を策定するもので、栗山町議会基本条例第8条第5号の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 計画策定に当たりましては、子育ての生活実態や子育て支援に関するご要望、ご意見等について把握するため、零歳から小学生のお子さんのいる世帯すべてを対象に次世代育成支援に関するニーズ調査を実施いたしました。また、公募による4名の方々を含めた21名の行動計画策定委員による策定委員会を7回にわたり開催し、北星学園大学の河野和枝氏に計画策定アドバイザーとしてご指導、ご助言をいただきながら計画づくりに努めてまいりました。さらには、計画素案を公表し、2月1日から2月12日までの12日間、パブリックコメントを実施したところであります。
 計画の基本的事項といたしまして、基本理念として「まちという名の家族」のキャッチフレーズのもと、子育てしやすい町、子供が伸び伸びと成長できる町を目標に地域で子供を支え、子供がきらきら育つ町栗山を目指します。また、社会全体による支援の視点、すべての子供と家庭への支援の視点、子供の視点の3つの重点的視点のもと、地域における子育て支援、親と子供の健康の確保及び増進、子供の教育環境の整備、子育てに優しい環境の整備、支援を必要とする子供への取り組みの5つの基本目標を掲げ、次代を担う子供たちが健やかに生まれ、育つ環境の整備充実に努め、各種子育て支援施策に取り組んでまいります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 20 ]  まず、パブリックコメントが開かれたということですが、どういう状況だったか、その点でまず1点お伺いします。
 それと、第5章の行動目標の中で、子供たちがまちづくりに参画できる体制づくりが必要ですという形で述べられていますが、具体的にどのような形で取り組まれようとしているのかお尋ねしたいと思います。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 21 ]  重山議員のご質問に対する答弁をさせていただきます。
 2月1日から12日まで12日間にわたりましてパブリックコメントを実施したところでございますけれども、パブリックコメントについては特にご意見ございませんでしたので、今回答申に当たるものでございます。
 2点目の40ページの子供のまちづくりへの参画という形でございます。これにつきましては、具体的にということにつきましては今後関係機関等とも調整しながら、5年間のうちに何らかの形でまちづくり参画の形を整え、実施してまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただければと思います。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第47号 栗山町次世代育成支援行動計画について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第47号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

報告第3号

議長(橋場利勝君) 続いて、日程第28、報告第3号 平成22年度栗山町土地開発公社予算の報告についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 22 ]  報告第3号 平成22年度栗山町土地開発公社予算について、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告申し上げます。
 本年度予算の主なものは、収入において土地売払収入としてエコビレッジ湯地の丘を4区画分、朝日4住宅団地第3期を3区画分、合わせて3,369万4,000円、事業外収入として19万2,000円をそれぞれ見込んでおります。支出につきましては、借入金償還金として造成事業費借入金の一部繰上償還6,000万円、事業資産経費として784万3,000円、一般管理費として127万3,000円、造成地管理費として120万円を計上しております。
 以上が平成22年度栗山町土地開発公社予算でありますが、この予算につきましては平成22年2月23日開会の平成21年度第3回理事会において決定を得ておりますことを申し添え、ご報告といたします。
議長(橋場利勝君) ただいま土地開発公社の予算につきましての報告がありましたが、これについて何か質疑ございませんか。
 4番、楢崎議員。
4番(楢崎忠彦君) [ 23 ]  朝日とエコビレッジとそれぞれ分譲されておりますけれども、現在の分譲にかかわった区画数と販売実績と今のいわゆる区画の販売の残、その数字をお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の質疑に対する答弁に入ります。
 ブランド推進室長。
くりやまブランド推進室長(花田正博君) [ 24 ]  朝日4第3期と、それからエコビレッジ湯地の丘の分譲の状況というご質問でございました。
 まず、湯地の丘、エコビレッジの関係ですけれども、現在38区画中3区画は分譲済み、さらに建築済みということでございます。商談中につきましては、現在全部で9区画の今商談を進めているところでございます。それから、朝日4住宅団地第3期の分ですけれども、21区画中11区画が分譲済み、現在2区画の商談を進めさせていただいているところでございます。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でございますので、以上をもって報告済みといたします。

報告第4号

議長(橋場利勝君) 日程第29、報告第4号 平成22年度財団法人栗山町農業振興公社事業計画の報告についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 25 ]  報告第4号 平成22年度財団法人栗山町農業振興公社事業計画について、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告申し上げます。
 まず、事業計画の中の2、実施計画について、(1)、担い手確保・育成事業でありますが、本町農業を担う多様な担い手の確保、育成するため、新規就農希望者及び農業研修生等の受け入れの円滑化事業を実施してまいります。また、本年度より新たに農業後継者の配偶者等を対象とした女性塾を開催してまいります。
 次のページの(2)、農地保有合理化事業でありますが、農地の効率的な利用促進を図るため、継続分に加え、本年度も150ヘクタールの賃貸借を目標に事業を進めます。また、農地の中間保有の実施に向け、具体的方策の調査研究を実施してまいります。
 次に、(3)、農地流動化対策事業でありますが、地域の合意のもと農地の出し手、受け手の意向に基づく農地流動化を積極的に推進し、農地の有効利用を図ります。また、平成20年度に実施しております農地面的集積支援事業につきまして、引き続き実施してまいります。
 次のページの(4)、農作業受委託需給調整事業でありますが、農作業や雇用労働力の需給調整を行うため、需給調整システムの調査研究を行います。
 次に、(5)、農業情報提供事業でありますが、各農業機関、団体が保有する情報の一元化と地図情報との連動を図りながら、迅速で的確な情報提供を行います。
 次に、(6)、農業振興方策策定事業でありますが、平成19年度よりスタートしました第2期農業ルネッサンスの評価、検証を行い、本町農業の課題解決に向け積極的に推進してまいります。
 最後に、(7)、食育・地産地消推進事業でありますが、平成18年度より実施しております本事業を食をつなげるネットワークとの連携により消費者と一体となった事業を推進してまいります。
 次に、ただいま申し上げました事業計画を推進するための収支予算についてご説明いたします。次のページをお開きください。初めに、収入の部でありますが、1,500万円の基本財産から生ずる利息収入として5万3,000円、農地保有合理化事業で生ずる収入を柱とした事業収入で4,108万8,000円、町と農協との負担金で1,400万円、補助金で25万円、繰越金で100万円、雑収入で10万円、総額5,649万1,000円を見込んでおります。
 次のページの支出の部でありますが、1、事業費で担い手確保・育成事業に353万5,000円、農地保有合理化事業に4,026万2,000円、農地流動化対策事業に545万円、農作業受委託需給調整事業に10万円、農業情報提供事業に93万3,000円、農業振興方策策定事業に59万9,000円、食育・地産地消推進事業に15万6,000円を計上し、事業費の総額は5,103万5,000円であります。
 次のページの2、管理費につきましては、公社職員1名の人件費と事務所の運営費で511万8,000円を計上しております。
 3、予備費につきましては33万8,000円を計上し、支出総額は収入と同額の5,649万1,000円を計上しております。
 厳しい財政状況下のもと、公社が事業主体で行う農地保有合理化促進事業など、国、道の補助金を充当し、貴重な財源を有効に活用してまいります。
 以上、平成22年度財団法人栗山町農業振興公社の事業計画でありますが、この事業計画及び予算につきましては平成22年2月22日開会の理事会において決定を得ておりますので申し添え、ご報告といたします。
議長(橋場利勝君) 報告が終わりましたけれども、ここで質疑に入ります。質疑ございませんか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 26 ]  収入支出の支出の部分でお尋ねします。今年度初めて女性塾というのをやられるということですが、活動費80万円計上されています。具体的な中身で、事業展開などを含めてお尋ねしたいと思います。
 それと、食育・地産地消推進事業ということで、15万円で教育ファーム謝礼等と計上されておりますが、具体的にこの食育、地産地消で先ほどのお話の中では消費者と一体となったというような説明だったと思いますが、この事業、教育ファーム等を含めて学校給食だとか、それから公の今回民営化されましたが、そういうところでの地産地消の推進だとか、そういう部分もどうなるのか。その点で、前に予算審査のときに小麦粉を学校給食に全部栗山産のを使うよというような答弁あったかと思いますが、そういうことも視野に入れた中だと思いますが、その辺も含めて答弁願います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 産業振興課長。
産業振興課長(坂口昇一君) [ 27 ]  お尋ねにお答えします。
 まず、女性塾でございますけれども、平成20年、21年と空知南東部普及センターの事業で担っていたものをいい事業であるということで引き継ごうということなのですけれども、栗山の農業を担っていく若手の女性農業者に地域の農業、作物について知識を身につけていってもらいたいと、そして農業者としての資質を高めていこうと。さらに、仲間づくりの場として交流を深めていきましょうという内容で目的としておりますけれども、どういったことをするのかということですけれども、例えば作物と土壌についての、土壌というのは土の学習ですとか、水稲育苗、アスパラ、さまざまなハウス物ですとか作物についての勉強、さらには水利施設の見学など農業のベースとなる事柄について勉強をしていこうと、そして仲間づくりもしていこうというものでございます。
 もう一点の食育でございますけれども、中身につきましては食育ファームの謝礼というものがほとんどなのですけれども、小学校5年生が対象なのですけれども、田植えをして稲刈りをして、それを食するということでその講師の謝礼を支払うという内容でございます。
 それと、関連しましたけれども、学校給食との関連はあるのかということですけれども、学校給食につきましては一般会計のほうで行っておりまして、公社のほうでは行ってはおりません。一部4Hで米粉とか小麦について研究を進めておりますが、そちらの支援は行っております。
 以上です。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 以上で本件につきましても報告済みとさせていただきます。
 ここで暫時休憩をいたします。再開は11時といたします。休憩に入ります。

                          休憩 午前10時45分

                          再開 午前11時00分

議長(橋場利勝君) 再開をいたします。

陳情第1号

議長(橋場利勝君) それでは、日程第30、陳情第1号 栗山ダムパークゴルフコース増設に関する陳情を議題に供します。
 なお、本陳情につきましては、平成21年第9回定例町議会において栗山町中長期財政問題等調査特別委員会に付託し、審査をお願いをしていたところでありますが、審査が終了した旨の報告が議長のもとに来ておりますので、これより栗山町中長期財政問題等調査特別委員長より報告をしていただきます。
 それでは、栗山町中長期財政問題等調査特別委員長、よろしくお願いします。

                          〔栗山町中長期財政問題等調査特別委員長 小寺 進君登壇〕

栗山町中長期財政問題等調査特別委員長(小寺 進君) [ 28 ]  委員会審査報告書。
 平成21年第9回栗山町議会定例会において、本委員会に付託を受けた事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、栗山町議会会議規則第94条の規定により報告します。
 記、1、件名、陳情第1号 栗山ダムパークゴルフコース増設に関する陳情。
 2、付託年月日、平成21年12月18日。
 3、審査年月日、下記のとおり1、2でございます。
 4、結果、採択すべきものと決定いたしました。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) ただいま審査報告が終わりました。
 なお、本陳情は議長を除く全議員により審査を進め、質疑、討論を終了いたしておりますので、これより直ちに採決に入りたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、そのように進めさせていただきます。
 陳情第1号 栗山ダムパークゴルフコース増設に関する陳情について、特別委員長報告は採択であります。
 それでは、お諮りをいたします。陳情第1号 栗山ダムパークゴルフコース増設に関する陳情について、特別委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、陳情第1号につきましては特別委員長報告どおり採択することに決定をいたしました。

意見書案第1号

議長(橋場利勝君) 日程第31、意見書案に入ります。
 それでは、意見書案第1号 介護保険制度の抜本的な基盤整備を求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 提案者は8番、八木橋議員であります。
 八木橋議員。

                          〔8番 八木橋義則君登壇〕

8番(八木橋義則君) [ 29 ]  意見書案第1号 介護保険制度の抜本的な基盤整備を求める意見書。
 本案提出の賛成議員は、伊達佐重議員、置田武司議員のご両名でございます。
 以下、意見書案の朗読をもって提案説明といたします。

意見書案第1号 介護保険制度の抜本的な基盤整備を求める意見書

  意見の主旨  
 
 介護保険制度がスタートしてから10年を迎えましたが、介護現場では深刻な問題が山積している。特に特別養護老人ホームの入所待機者は42万人にも上り、在宅介護においても家族の心身の負担など深刻である。介護保険を利用している要介護認定者とその家族、そして介護事業者および介護現場で働いている人など、介護保険制度にかかわる方々から、必要なサービスおよび介護施設の確保、経済的負担の軽減、介護報酬や処遇の改善などを要望する切実な声が数多く上がってきている。  
 しかも、15年後の2025年には65歳以上の高齢者人口がピークを迎えるといわれている。今後さらに進展する超高齢化社会を見据え、「安心して老後を暮らせる社会」の実現をめざすには、介護施設の大幅な拡充や在宅介護の支援強化、利用者負担の抑制、公費負担割合の引き上げなど、必要な見直しが求められている。  
 そのために、2012年に行われる介護保険制度改正では、抜本的な制度設計の見直しが必要と考える。政府におかれては、介護保険制度の抜本的な基盤整備をすべく、特に以下の点について早急な取り組みを行うよう強く要望する。  
 
 
 
1.2025年までに“介護施設の待機者解消”を目指す。そのために、介護3施設を倍増させ、特定施設、グループホームを3倍増する。  
2.在宅介護への支援を強化するために、24時間365日訪問介護サービスへ大幅な拡充を行うほか、家族介護が休息をとれるよう「レスパイト(休息)事業」も大幅に拡充する。  
3.煩雑な事務処理の仕分けを行い、手続きを簡素化、要介護認定審査を簡略化し、すぐ使える制度に転換する。  
4.介護従事者の大幅給与アップなどの待遇改善につながる介護報酬の引き上げを行う。  
5.介護保険料の上限が高くなりすぎないように抑制するため、公費負担割合を5割から、当面6割に引き上げ、2025年には介護保険の3分の2を公費負担でまかなう。  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  

   あて先、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣であります。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関してはさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) それでは、ご異議がないようですので、意見書案第1号 介護保険制度の抜本的な基盤整備を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員挙手。
 よって、意見書案第1号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

意見書案第2号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第32、意見書案第2号 夕張産業廃棄物処理施設設置に関する意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 3番、重山議員。

                          〔3番 重山雅世君登壇〕

3番(重山雅世君) [ 30 ]  夕張産業廃棄物処理施設設置に関する意見書。
 本意見書の賛成議員は、伊達佐重議員、蛇谷富士男議員、ご両名でございます。
 以下、提案いたします。

意見書案第2号 夕張産業廃棄物処理施設設置に関する意見書

  意見の主旨  
 
 現行の安定型産業廃棄物最終処分場は有害物質が施設外に流出し、全国各地で問題を起こしている。  
 問題点の一つ目は、安定5品目自体に酸性雨などで化学変化を起こし、有害物質を溶出させるプラスチック類、ゴム類くず、金属くずなどが含まれていることである。  
 問題点の二つ目は、安定5品目とそれ以外の物質の分別ができず、5品目以外の有害物質の混入が避けられない実態にあることである。  
 夕張市が「土石流の規模や発生場所によって処分場付近の堰堤が決壊する恐れがある」と、道の「廃棄物処理施設専門委員会」に現地調査を求めている。  
 よって、夕張市紅葉山に計画する産業廃棄物処分場施設の建設については、夕張川を汚染する恐れがあり、河川流域の環境や住民の健康、農作物の被害が懸念されていることから流域住民の意思を尊重し、慎重に判断されるよう強く要望する。  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  

   あて先、北海道知事です。
 以上です。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関してもさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 意見書案第2号 夕張産業廃棄物処理施設設置に関する意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員挙手。
 よって、意見書案第2号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

意見書案第3号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第33、意見書案第3号 食料供給力の確保に必要な農業生産基盤整備の促進を求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 それでは、7番、桂議員。

                          〔7番 桂 一照君登壇〕

7番(桂 一照君) [ 31 ]  意見書案第3号 食料供給力の確保に必要な農業生産基盤整備の促進を求める意見書。
 賛成議員は、大平逸男議員、鵜川和彦両議員でございます。
 それでは、朗読をもって説明提案とさせていただきます。

意見書案第3号 食料供給力の確保に必要な農業生産基盤整備の促進を求める意見書

  意見の主旨  
 
 国は、平成22年度農業関係の予算編成において、戸別所得補償制度のモデル対策費に重点配分する一方で、農業農村整備事業費(土地改良事業費)を大幅に削減した。  
 当町は、先人の開墾や国営事業を初めとする農業農村整備事業により、今日では、道内有数のコメ生産を担う穀倉地帯として発展している。  
 農業農村整備事業の予算の縮減は、今後、地域の要望に即した排水対策や土層改良、区画整備などの農地整備や、農業用水を安定的に確保するなどの農業水利施設の計画的な更新・整備に深刻な影響を与えることとなり、地域農業の生産性が低下していくことは明らかである。そしてそのことは、我が国の食料自給力をさらに低下させるなど国民全体の不利益にもつながるものと危惧する。  
 昨年、本道は、多雨や低温、日照不足等の影響で多くの農作物に被害が発生したが、被害実態の把握などのほ場調査を行った北海道農政部は、基盤整備を実施したほ場では収量の減少や品質の低下が大きく抑制されたとする「基盤整備の有効性に関する調査報告」をまとめたところであり、本道における農業生産基盤整備の重要性等を改めて確認した。  
 今後とも当町の基幹産業である農業が持続的に発展し、安全・安心な食料を国民に安定的に供給する役割を担っていくためには、食料供給力の確保に必要な農地や農業水利施設の整備を継続的かつ安定的に実施することが不可欠である。  
 国の責務と地方の適切な役割分担を踏まえ、引き続き農地や農業水利施設の整備について国が積極的に関与していくべきと考える。  
 よって、以下の事項を強く求める。  
 
 
 
 1.地域の要望に即した、農地や農業水利施設などの生産基盤整備の着実な推進に必要な予算枠を確保すること。  
 2.生産基盤整備の効果的・効率的な促進を図るため、ほ場条件にあった弾力的な整備やコストの縮減、地元負担の軽減について配慮すること。  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  

   あて先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、農林水産大臣、北海道知事でございます。
 以上、説明を終わります。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関してもさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、お諮りをいたします。
 意見書案第3号 食料供給力の確保に必要な農業生産基盤整備の促進を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員挙手。
 よって、意見書案第3号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

意見書案第4号

議長(橋場利勝君) 日程第34、意見書案第4号 医療再生へ診療報酬の抜本的増額を求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 3番、重山議員。

                          〔3番 重山雅世君登壇〕

3番(重山雅世君) [ 32 ]  医療再生へ診療報酬の抜本的増額を求める意見書。
 本意見書の賛成議員は、伊達佐重議員、楢崎忠彦議員、ご両名でございます。
 以下、朗読をもって提案いたします。

意見書案第4号 医療再生へ診療報酬の抜本的増額を求める意見書

  意見の主旨  
 
 日本の医療は、前政権の社会保障費の毎年2200億円抑制路線のもとで、診療報酬の連続引下げが強行され、医師や看護師不足などにより、小児科・産科・救急医療をはじめ医療機関、診療科の閉鎖、公立病院の統廃合など、「医療崩壊」が深刻である。  
 今、重要なことは、医療の深刻な事態打開のために、医療現場の切実な要求である診療報酬の抜本的増額を実現することである。政府も、国内総生産(GDP)比で医療費の先進国並みの確保をめざすと謳っている。この公約どおり、診療報酬の明確な引上げを図るべきである。  
 ところが、政府は2010年度予算案で0.19%の診療報酬の引上げを発表し、「10年ぶりにプラス改定」だとしてきた。ところが、表に出ていない薬価の引下げがあり、実際の改定率は0.027%にとどまり、実質ゼロ改定だということが明らかになっている。これは、薬価の表向きの削減額5000億円とは別に、「別途、後発品の置き換え効果の精算を行う」として600億円が削減されていることが明らかになったものである。結局、薬価部分が5600億円削減されたのに対し、本体部分の引上げは5700億円で、診療報酬全体ではわずか100億円、0.027%の引上げにしかならないというものである。0.19%の引上げ改定に対して、「これでは医療崩壊は一層深刻化する」(全国保険医団体連合会)、「医療現場に希望を与える水準ではなく、全国の医師、医療現場は、大きく失望している」(日本医師会)との声さえ上がっている。実質ゼロ改定では、「医療崩壊」の建て直しは望めない。  
 よって、以下のことを要望する。  
 
 
 
1.政府は、自らの公約どおり、診療報酬の新年度実質ゼロ改定率を改め、医療現場の声にこたえ、診療報酬の引上げなど抜本的増額を図ること。  
2.患者の窓口負担の軽減対策を進めること。  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  

   あて先、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣。
 以上です。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関してもさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 意見書案第4号 医療再生へ診療報酬の抜本的増額を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員挙手。
 よって、意見書案第4号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 ただいま可決した4件の意見書につきましては、本日の日付をもってそれぞれの関係機関に提出をいたします。

議案第48号

議長(橋場利勝君) 日程第35、議案第48号 平成21年度栗山町一般会計補正予算を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 33 ]  議案第48号 平成21年度栗山町一般会計補正予算の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,078万7,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ79億8,919万9,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、2款総務費におきまして、地域活性化・経済危機対策費及び地域活性化・緊急経済対策費で計上しております各事業の実績見込みに係る補正等であります。
 4款衛生費は、鳩山地区上水道配水管布設工事の実績に係る水道事業会計負担の減額補正であります。
 8款土木費は、鳩山木工団地線舗装工事の実績に係る減額補正であります。
 10款教育費は、農村環境改善センターの暖房配管修繕に係る補正であります。
 事項別明細につきましては、副町長より説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 副町長。

                          〔副町長 岩田美春君登壇〕

副町長(岩田美春君) [ 34 ]  それでは、事項別明細についてご説明を申し上げます。
 6ページをお開きください。まず、歳出のほうからご説明を申し上げます。2款総務費から7ページ、8款土木費までにつきましては、国の本年度第1次及び第2次補正予算に係る地域活性化・経済危機対策臨時交付金等を活用いたしました各事業の実績見込みに基づく補正等であります。
 まず、2款1項4目財産管理費、21目地域活性化・経済危機対策費、7ページの4款1項3目環境衛生費、8款2項2目道路維持費につきましては、国の本年度第1次補正予算の地域活性化・経済危機対策臨時交付金及び公共投資臨時交付金を活用した事業に係るもので、それぞれ実績見込みに基づき合わせて2,098万8,000円を付記の内容で減額するものであります。
 次に、同じ7ページの2款1項22目地域活性化・緊急経済対策費につきましては、国の本年度第2次補正予算の地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用した事業に係るもので、スポーツセンター暖房設備改修工事の実績に基づき131万3,000円を減額するものであります。
 なお、後ほど歳入でもご説明をいたしますが、今回の交付金の追加配分が決定いたしましたので、財源振りかえもあわせて行ったところでございます。
 6ページに戻っていただきまして、2款1項6目25節積立金の136万9,000円の追加は、今回の交付金事業の実績見込みにより減額となる一般財源を財政調整基金に積み立てるものであります。
 7ページ、最後の10款4項7目11節需用費の14万5,000円の補正は、農村環境改善センターの暖房配管につきまして、一部老朽化により漏水箇所が確認されたことから、これを修繕するものであります。
 4ページをお開きください。次に、歳入についてご説明を申し上げます。14款2項1目総務費国庫補助金から6目教育費国庫補助金までの1,261万3,000円の追加は、先ほど歳出でご説明をいたしました地域活性化・経済危機対策費等の実績見込みに基づく各補助金の補正で、このうち1目1節の説明欄下段に記載されております地域活性化・きめ細かな臨時交付金の1,861万3,000円につきましては、国の交付金追加配分によるものであります。
 21款1項1目土木債から7目教育債までの3,340万円の減額は、ただいまご説明をいたしました国庫補助金と同様に地域活性化・経済危機対策費等の実績見込みに基づく付記の各事業債の補正であります。
 3ページをお開きください。第3表、地方債の補正についてご説明をいたします。1、変更でありますが、起債の目的、5、南学田北部地区経営体育成基盤整備事業債から36の中央5線道路改良事業債までの21事業債につきましては、それぞれ実績見込みに基づき限度額の変更をお願いするものであります。
 以上で事項別明細の説明を終わりますので、よろしくご審議くださいますようお願いをいたします。
議長(橋場利勝君) それでは、提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 35 ]  7ページ、10款7目11節、修繕料追加ということで若干計上されましたが、これ暖房ということですが、実際上はこの暖房を修繕することによって結構後の寿命が延びたというか、老朽的にもう将来的に取りかえないとならない状況だとか、この部分であれするとやはり総合計画の問題も絡んできて、全部暖房を取りかえるとなったらこれだけ計画していかないとならないとか、そういうことも視野に入れた中で考えた場合、この当座の修繕で結構寿命が延びていくような仕組みになっているのか。今一時的に直して、やはり総合計画に大規模取りかえだとか、そういう形でのるような故障というか、その程度だったものなのかどうか答弁願いたいと思います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 教育次長。
教育次長(衣川秀敏君) [ 36 ]  今回のこの修繕につきましては、2月分の水道料が急激にふえまして、これは漏水検査をする必要があるということで今回検査をしたところ、検査箇所が改善センターの1階ロビーの北側の奥の暖房パネルの床下部分、暖房ではなくて床下部分の配管のところがコックだとか継ぎ手、その辺がかなりさびてございましたので、そこが漏水箇所だということで判明して今回修理をさせていただくということでございまして、今のところ確かに改善センターはもう30年経過してございますので、今後大規模な修繕が出てくるかどうかというのはまだ予想はされませんけれども、今回はあくまでも当面の故障の修理ということで考えてございます。今後後期の見直しの計画の中にもそれぞれいろいろ各施設を点検して、もしそういう老朽化でどうしても直さなくてはいけないと、そういうものがあれば順次後期のほうでは計上はしていきたいと、そう考えているところでございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第48号 平成21年度栗山町一般会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第48号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第49号ないし議案第51号

議長(橋場利勝君) ここでお諮りをいたします。
 日程第36、議案第49号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、日程第37、議案第50号 栗山町すこやか赤ちゃん誕生祝金条例を廃止する条例について、日程第38、議案第51号 栗山町重度心身障害者年金条例を廃止する条例について、以上3議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、議案第49号から議案第51号までの3議案を一括議題に供し、説明を求めたいと思います。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 37 ]  議案第49号 栗山町第5次総合計画の一部変更について提案理由をご説明申し上げます。
 栗山町第5次総合計画の一部変更について、地方自治法第2条第4項及び栗山町議会基本条例第8条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。
 今回変更させていただく内容は、平成22年度をもって事業を完了とする主要事業の事業期間変更2件であります。なお、今回変更をいたしました主要事業の具体的事業内容につきましては、この後の議案第50号 栗山町すこやか赤ちゃん誕生祝金条例を廃止する条例及び議案第51号 栗山町重度心身障害者年金条例を廃止する条例においてご説明を申し上げます。
 それでは、計画の変更内容についてご説明を申し上げます。1ページをお開き願いたいと思います。政策区分、3、医療・保健・福祉、(4)、児童福祉、施策@、子育て家庭への支援におきまして、主要事業としてすこやか赤ちゃん誕生祝金の事業期間を平成20年度から平成22年度に変更するものであります。
 2ページをお開き願います。(6)、障害者福祉、施策@、障害者福祉サービスの充実におきまして、主要事業として重度心身障害者年金支給事業の事業期間を平成20年から平成22年度に変更するものであります。
 以上、主要事業の変更2件であります。また、別添資料として今回変更をした主要事業の一覧を提出しておりますので、ごらんいただきたいと思います。
 続きまして、議案第50号 栗山町すこやか赤ちゃん誕生祝金条例を廃止する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 本条例につきましては、第3子以降の子を出産した方に対し、お祝金を支給することにより出産を祝福し、次代を担う児童の健やかな成長を願うことを目的として平成18年度に施行し、平成20年度からは町内商店街の活性化を図ることを目的として祝金の一部をくりやまギフトカード加盟店会が発行する共通商品券により支給する内容に改正したところであります。平成22年度から国において中学校卒業までの子供に対し、子ども手当の支給を予定しており、国の政策を踏まえ、就任以来4年間にわたり実施してまいりましたすこやか赤ちゃん誕生祝金につきましては一定の役割を終えたと判断し、本条例の廃止をお願いするものであります。
 附則第1項につきましては、施行日を定めたもので、平成23年4月1日から施行し、廃止するものであります。
 附則第2項は、経過措置で、施行日の前日までに第3子以降の子を出産した方について、従来どおり祝金を支給するものであります。
 続きまして、議案第51号 栗山町重度心身障害者年金条例を廃止する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 本条例につきましては、心身に重度の障害がある町民に対し、重度心身障害者年金を支給し、福祉の増進と更生意欲の促進を図ることを目的として昭和56年4月に施行し、平成20年4月からは支給対象を住民税非課税世帯に属する方に改正したところであります。平成18年度に障害者自立支援法が施行され、本町におきましても特定疾患患者等への通院費助成や障害を持つ子供やその保護者に対する児童デイサービス事業及び医療等に係る経費の一部の助成制度など、障害者に対する施策の充実に努めてまいりました。国の平成22年度予算においては、障害者自立支援法にかわる新たな制度が策定されるまでの間、利用者負担の軽減措置として低所得の障害者等に対して福祉サービス及び補装具の購入に係る利用者負担を無料とすることとしております。本町といたしましては、今後国の低所得の障害者等に対する軽減措置とあわせて町が行う地域生活支援事業につきましても低所得の障害者等に対する利用者負担の軽減を予定しているところであります。このように新たな障害者福祉サービスの制度化を踏まえ、重度心身障害者年金制度につきましては一定の役割を終えたと判断し、本条例の廃止をお願いするものであります。
 附則第1項につきましては、施行日を定めたもので、平成23年4月1日から施行し、廃止するものであります。
 附則第2項は、経過措置で、施行日の前日までに受給資格を有する方については、平成22年度における年金については従来どおり支給するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより一括質疑に入りますが、ございませんか。
 4番、楢崎議員。
4番(楢崎忠彦君) [ 38 ]  すこやか赤ちゃん誕生祝金、今町長のほうで説明がありましたけれども、昨年の12月の定例会においてこのように見解を示されております。就任以来4年間にわたり実施してまいりました本条例につきましては、一定の役割を終えたと判断しているところでもあり、廃止の方向で検討させていただきたいとの見解を示されました。周知期間になぜ1年間の期間を設けなければならないのか、この点についてお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の質疑に対する答弁に入ります。
 町長。
町長(椿原紀昭君) [ 39 ]  今楢崎議員さんが、昨年の12月のお話ですね。私がお答えしたのはそういうことですね。まだ2カ月と少々しかたっておりませんけれども、現実的には年度でいいますと3月31日ということで、実際には先ほど来もお話ししておりますし、ここ半年の中でも相当いろんな論議をされておりますから、現実的には22年、実際にその対象となる方があらわれないというような内容であると当然3月31日でありますけれども、これは22年の3月31日まで生きている制度でありますから、当然その間の中では、この制度の中では対象者が半年も10カ月も前から対象になるなということがはっきりしているわけですよね。そういう場合は、他の事業の場合でも継続事業等があった場合、例えばその年に廃止となった場合の継続もそうしたら切るとか、結局はそういうような状態と同じ状況になりますから、当然もうはっきりお子さんができたというような状況でありますから、ここ12月ごろ、議会のいろんな報告もございますから、その中ではお話はしてきておりますけれども、現実的にはあと半年なり1年間はかかるだろうと、ましてや町民が該当になるということですから実施をしていきたいと、対象者として。そういう考えであります。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の再質疑に入ります。
4番(楢崎忠彦君) [ 40 ]  今の説明ですと、いろいろとそのような事情ということですけれども、これ12月にそういう町長として見解を示されたと。先ほど説明もありましたけれども、6月から子ども手当も支給されるということで、この1年間の猶予期間を設けなくてもタイミング的にはどうなのかなというような思いが、この条例を廃止するにはちょうどこの子ども手当の支給というのはグッドタイミングのいい機会ではなかったのかなと思います。12月を起点とすると、3月までということになりますと15カ月ですよね、現実には。いろいろな計算の仕方があると思うのですけれども、内部的には例えば22年度の6月に条例を提出する、8月まで引っ張ろうとか、内部的にはそういう討議というものがあったのかなかったのか、もう最初から23年の3月までありきということで進められたのか、その点についてお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の再質疑に対する答弁に入ります。
 町長。
町長(椿原紀昭君) [ 41 ]  現実的にいろいろなものを制度化します。そして、公になるのがどの時点かということですよね。ですから、12月からるるいろんな論議はしてきていますけれども、今この議会が終わり次第公布がされます。これが正式には公になる時点ですから、ですからそうなるとすぐ新しい年度に入りますから、特にこの祝金制度の内容からいきますと、先ほど来言っているお話も当然もう半年も10カ月も前からそういう対象になる方があらわれていると思うのです。だから、そういったものの方を当然制度の中で救わざるを得ないだろうということですから、私は公にある程度なるものはこの議会が終わり次第、3月31日までですか、公布する予定でおりますから、そういう考え方からしても当然新しい年度の中での対象者は、これはやむを得ないだろうと、こう考えております。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 42 ]  第51号の重度心身障害者年金条例を廃止する条例、一定の役割を果たしたと。具体的に昭和56年度から進められていたわけですよね。そして、本町ではこの間本当に低所得者向けにやられて、非課税者のみにという形で対象もぐっと狭めて支給してきて、実際上は国の制度が本当に低所得者、非課税者を救うような中身になっているのかという点で、やはり本当に重度心身障害者ですから働く部分でも大変な制約もある中で、本当に一番の生活弱者ですよね。そういう部分で、本町としてそこに政治の光を当ててきたこの制度を打ち切るという、役割を果たすという、そういう見解になるのでしょうかね。その点で、本当に残念だなと率直に思うわけです。ですから、私は今までの給付されてきた方々がどういう思いでこれを待ち望んでいたかと。そういう部分を考えますと、自治体としての役割が本当に試される最低限度の部分ではないかなと思うわけですが、そういう点での見解を求めたいと思います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 43 ]  重山議員の質問に対します答弁をさせていただきたいと思います。
 議員のおっしゃいますとおり、56年4月から施行しまして今まで支給してまいりました。先ほど町長から説明させていただきましたとおり、今回国が政権交代に伴いまして平成18年度から行っております自立支援法を廃止に向けて検討し、その新たな制度をつくるまでの間に低所得者に今おっしゃられるとおり策定するまでの間、軽減措置として低所得者に対しまして福祉サービス及び補装具購入に係る利用者負担を無料にするということになっています。これにつきましては、現在対象としています低所得者という部分においては町民税非課税となってございますので、かぶる部分でございます。また、あわせまして栗山町として地域生活支援事業、これについては障害認定あるなしにかかわらず栗山町が独自に取り組んでいるものございますので、これにつきましても低所得者、障害者に対する利用者軽減と。これについては、あわせまして無料の方向で検討させていただいているところでございます。
 おっしゃいますとおり、昨年で135名の実績がございます。この制度におきまして、新たにこの135名のほかに地域生活支援事業並びに自立支援給付事業において該当になる、要するに一部負担、1割負担ということになっているものが無料になるという方向で検討すれば170名の方が一応該当するということで私どもで試算をしているところでございます。事業の精査につきましては、いろいろ議論のあるところでございますけれども、担当部署あわせまして関係部署とも検討させていただき、今回そういう形で事業精査をさせていただいた中で、国の政策にあわせて栗山町も付随するものもございますので、今回重度年金に対する今までの役割についてなくなったというものではございませんが、限られた財源の中でどういうふうに今後障害者施策をしていくかの観点に立ちまして、今回重度年金について廃止させていただき、重度年金対象者につきましては平成22年度につきましては1年間猶予ということで十分周知、説明等をさせていただいた中で取り組んでまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただければと思います。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。討論、採決につきましては1件ずつ進めてまいりたいと思います。
 議案第49号 栗山町第5次総合計画の一部変更についての討論から入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので……あるの。

                          〔「50号で」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) それでは、お諮りをいたします。
 議案第49号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 起立多数。
 よって、議案第49号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 続きまして、議案第50号 栗山町すこやか赤ちゃん誕生祝金条例を廃止する条例についての討論に入りますが、ございますか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 44 ]  私は、この廃止する条例に反対する立場で討論いたします。
 廃止する方向という点では共通の認識がされていると思います。この廃止する時期の問題で、時期で意見が分かれていると、そのように感じます。町長は、22年度まである制度だから来年の3月いっぱいでというお考えでお話しされていましたが、やはり今の時代に合うという点でいいますと、一定の役割はもう果たしたよという認識も示されておりますし、国の制度、新しい制度の中でやはり打ち切っても大丈夫な中身になってきたと、それで廃止するということで出されているわけですから、やはり経過措置という点が必要というのを100%仮に認めたとしましても、周知を含めて1年間は必要ないのではないかなと。先ほど同僚議員の質疑の中にもありましたが、子ども手当が支給される、その時期がグッドタイミングという言い方をされましたが、本当に来年まで待つ必要はないと。年度当初でも当然ありでないかなと、私はそのように考えます。そして、特に今年はいろいろ多額の財政支出が計画されているわけですから、そういう中で早い時期に廃止したほうが財政再建にも役立ちますし、子育て世帯を含めた多くの町民の賛同を得られると、まさに時代変化に対応すると、そのように述べて反対討論といたします。
議長(橋場利勝君) 5番、山本議員。
5番(山本修司君) [ 45 ]  賛成の立場で討論させていただきます。
 先ほどから重山議員のほうからお話がございましたが、人と人との問題でありまして命の問題であります。生命の誕生という大切な出来事であります。町長おっしゃったように、やはりこういう問題は1年をかけて丁寧な対応をしていくべきだと私は考えております。この制度の大きさから考えてもしっかりとしたフェードアウトの仕方というのは、1年をかけるということに対して私は賛成であると考えております。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか討論ございますか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第50号 栗山町すこやか赤ちゃん誕生祝金条例を廃止する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 起立多数。
 よって、議案第50号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 続いて、議案第51号 栗山町重度心身障害者年金条例を廃止する条例の討論に入ります。
 それでは、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 46 ]  私は、反対の立場で討論いたします。
 先ほどの質疑の中でもお話ししましたが、本当にこれはセーフティーネットの部分です。年に1万円の年金です。それを当てにしている、心待ちにしている実際に町民がいるわけですよね。ですから、周知に丁寧にそれこそ1年かけて経過措置はつくるよということですが、やはりやめるということを前提ですから、やはりやめない、住民の本当に福祉の増進を図ると。ましては、本当に生活弱者なわけです。そこの部分では、しっかりと行政の責任を果たすと。そういう国の制度の流れからいってもまだまだ不十分だと思うのです、率直に言って。ですから、135名、1年間に1万円の年金です。そういう部分まで削るのかと、そういう思いでいっぱいでございます。とてもこれは認めるわけにはいかないと述べて反対します。
議長(橋場利勝君) そのほか討論ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第51号 栗山町重度心身障害者年金条例を廃止する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 起立多数。
 よって、議案第51号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

報告第5号

議長(橋場利勝君) 日程第39、報告第5号 栗山町国民保護計画の変更についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 47 ]  報告第5号 栗山町国民保護計画の変更について、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律第35条第8項の規定によりご報告申し上げます。
 国民保護計画は、我が国に対する武力攻撃や大規模テロが発生した場合に国民の生命、身体及び財産を保護するため、国民保護法第35条の規定により都道府県及び市町村が作成する計画であります。本町におきましては、平成19年3月に栗山町国民保護計画を作成し、議会にも報告させていただいているところであります。このたび国の基本指針及び北海道国民保護計画が変更され、武力攻撃事態等合同対策協議会との連携や安否情報システムの利用に関する項目の新設、さらには近接市町村との連携、自衛隊の部隊の派遣要請のためなどにおいて文言の追加、整理などの計画変更があったことから、本町の計画におきましても同様に変更したものであります。
 以上で栗山町国民保護計画の変更についてのご報告をいたします。
議長(橋場利勝君) 報告が終わりましたので、ただいまから質疑に入りますが、ございませんか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 48 ]  これは、議会の議決権のない中身ですね。実際上は、この国民保護協議会というのがもう既に設置されていまして、町民の声というか、その協議会の中でこの変更をする場合でも町民の声が反映される仕組みになっているのでしょうか。その点で、まず1点お尋ねします。
 そして、実際上は議会へは報告だけですから、議会で審議するということにはなっていかないわけです。ですから、行政もそういう一定の制約の中で提案せざるを得ないと、そういう点は理解しつつも、やはり戦争することを前提にした体制づくりの計画です。ですから、自然災害はやはり計画をつくって備えるという意味がありますけれども、戦争と同一にする計画そのものというのはどうかなと率直に思うわけです。ですから、自治体としては戦争をしないような仕組みというか、戦争をしないためにという点では国に対しても当然外交だとか、そういう部分で話し合いとかによって戦争のしないまちづくり、国づくりの方向に持っていくような意見を述べるというか、そういうような……この中ではそこまでいかないわけですね、実際上は。どうなのですか。これは、もうあくまでもそれこそ国から言われてやらざるを得ないと、そういう仕組みだと思いますけれども、地方自治体としてどうなのですか。当然そういうような方向性というか、戦争をしないようなことを政府に申し入れするとか、これを通してそういうようなことには実際上はなっていかないわけですか。質疑ですから、反対討論を述べる場所ではないので、実際上は担当として町民の声を吸い上げる方法、そういうようなことを具体的にできるような仕組みなのですか。そういう点からいうと、答弁も聞いてからですけれども、ちょっとお尋ねします、そういう点で。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 総務課長。
総務課長(山本信二君) [ 49 ]  重山議員のまず1点目のご質問で、町民の声を聞くシステムということで、私どもはこの計画の作成に当たりまして、パブリックコメントということで一応広く意見を聞く期間を設けまして、これは1月の26日に国民保護協議会を開催しております。その後、2月一月かけまして一応パブリックコメントということであわせて実施をしてございました。この中では、特に意見を付されたことはございませんでした。その後、知事協議をして今回法で基づいておりますように議会への報告ということで報告をさせていただいている案件でございます。
 それと、もう一点、戦争をしない仕組みづくりについての意見の申し出ということですが、これらにつきましてはこの武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律ということで、万が一のそういうことを想定した場合の国民をどう保護するかということで、戦争をしない仕組みについて国にそう申し上げるというような協議会ではございませんので、それらはやはり別な観点から当然国においてもそういう戦争をしないということで別なところでの意見反映ということになろうかと思います。よろしくお願いしたいと思います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に入ります。
3番(重山雅世君) [ 50 ]  実際上は、これ有事を想定してつくるわけですよね。でも、この新防衛計画大綱の中でも本土決戦、本土空襲の想定はあり得ないと、そういうぐあいに答弁しているのですね、国会の中でも。ですから、実際上はあり得ないと言われている中でつくるということ自体がどうなのかという点では、担当としては答弁求めるのは無理でしょうかね。そういう中で町民の平和と安全を守るという立場で、これが実際上は防災計画とかというのは当然必要だと思いますよ、そういう自然災害に対して。それとはまるっきりこれ違いますから、名前は国民保護ですけれども、実際上はちょっと反対討論っぽくなってしまったので、なかなか意見、答弁を求められても一自治体として答弁するという点では難しい部分もあるかもしれません。
 それで、パブリックコメントを先ほどやられたと。1カ月ですか。でも、実際上は私自身も率直に言ってやられたことすら知らなかったのです。そういう中では、そういう声もなくて、この変更の内容の中ではそういうことは生かされていないということですか、では声がなければ。もし声があれば、その声が妥当であれば生かされる、そういう仕組みになっているのですか。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に対する答弁に入ります。
 総務課長。
総務課長(山本信二君) [ 51 ]  まず最初に、パブリックコメントの関係ですが、これは2月の広報あるいは私どものホームページのほうで掲載をして、パブリックコメントということで住民皆さんの声を求めたということでございます。これらについては、これらの中でもし意見があれば、そういう変更等の中で反映させることはできますが、特に協議会での審議をして変更した内容でございますので、それらについては特に意見がなかったということでございます。
 また、そもそも国民保護法が施行されてから、この国民保護とは外国からの武力攻撃や大規模テロ等から国民の生命、身体及び財産等を保護することを言うということで、防災プラスそういうようなことでの万が一の想定をしている場合の国民保護ということでございますので、それとまた戦争をしないというような意見具申についてはやはり別な観点で議論されるというふうなこの内容になってございますので、協議会の中ではそういうような議論ではないということでご理解をいただきたいと思います。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんね。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) それでは、以上で報告事項でございますので、報告済みといたします。
議長(橋場利勝君) 若干昼食の時間が過ぎましたけれども、ここで昼食のための休憩に入ります。再開は過ぎただけ延ばします。午後1時10分といたします。休憩に入ります。

                          休憩 午後 零時10分

                          再開 午後 1時10分

議長(橋場利勝君) 再開をいたします。

栗山町議会報告会の結果について

議長(橋場利勝君) 最初に、日程第40、栗山町議会報告会の結果についてを議題に供します。
 本件につきましては、平成21年第9回定例町議会において議員全員の派遣を議決して実施したものであります。
 これより議会報告会の結果について伊達佐重議員より報告をしていただきます。
 伊達議員。

                          〔議会報告会班長 伊達佐重君登壇〕

議会報告会班長(伊達佐重君) [ 52 ]  議会報告会結果報告書。
 平成21年第9回栗山町議会定例会において議員全員の派遣を決定した議会報告会を実施したので、その結果の概要を次のとおり報告します。
 1、実施日程、平成22年2月15日から20日まで。なお、2枚目に詳細がありますので、お目通しを願いたいと思います。
 2、実施内容、栗山町議会基本条例が誕生し、4年が経過しようとしている。本年3月現在、全国で90の自治体議会で議会基本条例が制定され、200から300の自治体議会が準備中であり、加速度的に広がりを見せている。
 当町の議会運営の根幹である議会報告会は6年目を迎えた。本年は町内12カ所を会場として開催し、1年間議会で決定したものの報告のほか、公共施設の民営化、地域医療、町税等の未収金等、住民の皆さんに関心があるものを優先して説明し、町民の意見をいただいた。
 3、結果、本年は254人の住民の皆さんの参加をいただいた。例年と比較し、若干減少したものの、住民自身が地域経営という考えを明確に持ち、議会はこうすべきという意見が多く寄せられた。特に今回は、地元の基幹病院存続への関心の高さがうかがえ、議決結果の報告に限らず、審議中の案件についても議会報告会を開催する必要性を強く感じた。
 このことは、住民とともに6年間に及ぶ議会報告会を継続し、積み上げてきたことによる住民との信頼のあかしとして、栗山町議会としても心強く受けとめているところである。
 地方議会の役割は、極めて広範囲にわたり、その責任の度合いは地方分権が進むことでさらに重くなることから、その責任を果たすため、地域住民への情報提供と説明責任、住民参加のさらなる充実を進めていく所存である。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) 以上で栗山町議会報告会の結果についての報告は終了いたしました。

議員研修会への派遣について

議長(橋場利勝君) 日程第41、議員研修会への派遣についてでありますが、全道町村議会議員研修会が7月1日に札幌コンベンションセンターでございます。空知町村議会議員研修会が7月9日、雨竜町でそれぞれ開催をされます。
 全道、空知での議員研修会には、議員全員の派遣をいたしたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それぞれ研修会へ派遣することに決定をいたしました。

所管事務調査報告

議長(橋場利勝君) 日程第42、所管事務調査の報告を求めます。
 総務教育常任委員会から平成21年第4回定例町議会において申し出のありました子供の環境づくりについての調査が終了しておりますので、総務教育常任委員長から報告をしていただきます。
 それでは、総務教育常任委員長。

                          〔総務教育常任委員長 八木橋義則君登壇〕

総務教育常任委員長(八木橋義則君) [ 53 ]  所管事務調査報告書。
 平成21年第4回栗山町議会定例会において決定した所管事務調査を実施したので、その結果の概要を次のとおり報告します。
 記、1、調査事項、子供の環境づくりについて。
 2、調査日程につきましては2回行っております。下記のとおりでございます。
 3、調査内容、調査は、スクールバスの管理及び運行状況並びにスポーツ少年団の現況資料に基づき行った。
 4、意見、スクールバスについては、利用者である児童生徒の利便性向上に努められたい。少年団活動への参加協力を得られやすくなるよう、指導者の環境づくりを検討されたい。
 以上であります。
議長(橋場利勝君) 報告が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようでございますので、これで総務教育常任委員会の報告を終わります。
 次に、産業福祉常任委員会から平成21年第4回定例町議会において申し出のありました建設事業の実態について、保育所の実態について、工業団地進出企業の現状についての調査が終了いたしておりますので、産業福祉常任委員長から報告をしていただきます。
 産業福祉常任委員長。

                          〔産業福祉常任委員長 山本修司君登壇〕

産業福祉常任委員長(山本修司君) [ 54 ]  それでは、産業福祉常任委員会の報告をさせていただきます。
 初めに、泉徳園民営化等の付託を受けまして審議を実施したために例年より調査日程が少なくなったことをご報告しておきます。
 初めに、建設事業の実態についてから始めさせていただきます。所管事務調査報告。
 調査事項、建設事業の実態について。
 調査日程は、21年10月28日、22年3月16日、2回実施しております。
 調査内容、平成21年度建設事業の状況を下記のとおり表にしてありますので、どうぞごらんください。
 意見、建設事業の発注に当たっては、補助事業の採択等の関係もあるが、極めて厳しい経済状況であることから、早期発注や地元業者の下請などの配慮を求める。
 松栄団地建てかえについては、実態を精査し、住民要望に沿うことを望む。
 続きまして、保育所の実態でございます。調査事項、保育所の実態について。
 2、調査日程、21年7月8日、22年3月16日、2回実施しております。
 調査内容につきましては、調査は町内3保育所及び子育て支援センターの現地の調査を行いました。
 意見、官と民が混在している中、各保育所の特徴を生かし切磋琢磨し、栗山町全体としてよりよい保育環境の向上につながることを望む。保育サービス総合評価結果をもとに、より利用者の意向に沿った保育サービスが拡充されることを望む。子育て支援センターは、少子化の中で子育て支援の核となるようサービス拡充に努められたい。
 続きまして、工業団地でございます。調査事項、工業団地進出企業の現状について。
 調査日程は、21年10月28日、22年3月16日、2回実施しております。
 調査内容、調査は、進出企業の概要説明に基づき現地の調査を行った。
 意見、現下の経済情勢の中、新規企業の進出は大変喜ばしいことである。早期に業績が安定し、地元雇用や消費拡大につながることを期待するものである。進出企業側でも雇用者の確保に苦慮することのないよう、行政としても地元雇用の呼びかけに積極的に協力されることを望む。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) それでは、産業福祉常任委員会の報告が終わりましたので、ただいまより質疑に入りたいと思いますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、それではこれで産業福祉常任委員会の報告を終わります。

所管事務調査継続の申出

議長(橋場利勝君) 日程第43、所管事務調査継続の申出でありますが、議会運営委員会から議会活性化についてということで、議会で議決をし、調査を進めているところでありますが、今後さらに調査を進めたいということで継続調査の申し出があります。これにつきましては、継続して調査をしていただきたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、継続して調査をしていただくことに決定をいたしました。
 なお、調査は閉会中に実施をしていただきたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

所管事務調査の申出

議長(橋場利勝君) 次に、日程第44、所管事務調査の申出でありますが、総務教育常任委員会から子供の環境づくりについて、産業福祉常任委員会から建設事業の実態について、それとごみ処理の実態について、さらに議会運営委員会から次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項についてということでそれぞれ所管事務調査の申し出があります。所管事務調査をしていただくことにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それぞれ閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

栗山町第5次総合計画に関する調査を依頼する件

議長(橋場利勝君) 日程第45、栗山町第5次総合計画に関する調査を依頼する件を議題に供します。
 栗山町第5次総合計画に関する調査を依頼する件について、お手元に配付したとおりに調査を依頼したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、栗山町第5次総合計画に関する調査を依頼する件につきましては、調査依頼をすることに決定をいたしました。

日程の追加

議長(橋場利勝君) ここでお諮りをいたします。
 ただいま町長から議案第52号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、さらに議案第53号 平成22年度栗山町一般会計補正予算、以上2つの議案が提出されております。これらを日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、ただいま申し上げました議案第52号から53号までの2件の議案を本日の日程に追加し、追加日程として議題に供することに決定をいたしました。

議案第52号及び議案第53号

議長(橋場利勝君) それでは、あわせてここでお諮りをいたします。
 追加日程1、議案第52号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、追加日程2、議案第53号 平成22年度栗山町一般会計補正予算について、以上2つの議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、議案第52号及び議案第53号までの2つの議案を一括議題に供し、説明を求めたいと思います。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 55 ]  議案第52号 栗山町第5次総合計画の一部変更について提案理由をご説明申し上げます。
 栗山町第5次総合計画の一部変更について、地方自治法第2条第4項及び栗山町議会基本条例第8条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。
 今回変更させていただく内容は、栗山赤十字病院の事業縮小に係る主要事業の事業期間変更1件と事業内容の変更1件であります。なお、今回変更いたしました主要事業の具体的事業内容につきましては、この後の議案第53号 平成22年度栗山町一般会計補正予算においてご説明を申し上げたいと思います。
 それでは、計画の変更内容についてご説明申し上げます。1ページをお開き願います。政策区分、3、医療・保健・福祉、(2)、医療、施策@、地域医療体制の充実におきまして、主要事業として栗山赤十字病院運営費補助の事業期間を平成20年度から平成21年度に変更するものであります。また、別添資料といたしまして、今回変更をした主要事業の一覧を提出しておりますので、ごらんいただきたいと思います。
 続きまして、議案第53号 平成22年度栗山町一般会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,000万円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ77億7,400万円とするものであります。
 補正の内容は、4款衛生費におきまして、栗山赤十字病院に対する救急医療支援補助金を追加するものであります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出でありますが、4款1項4目19節負担金補助及び交付金の8,000万円の補正は、栗山赤十字病院の救急医療運営に対する補助で、今回の支援により4月以降の同病院における救急外来診療業務につきましては、従前どおりすべての曜日の夜間と休日診療の実施が確保されるものであります。
 3ページをお開きください。次に、歳入についてご説明いたします。18款1項6目1節財政調整基金繰入金の8,000万円の追加は、今回の補正予算の財源として充当するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより一括質疑に入ります。質疑ございませんか。
 4番、楢崎議員。
4番(楢崎忠彦君) [ 56 ]  町民の皆さんも日赤の救急外来診療に関しては大変心配をしておりまして、これでやっとほっとしたのかなというような気持ちであります。とりあえず22年度はこれで担保されたのかなと。当然その後ということも大きなテーマとなってきますけれども、当面このような予算規模でこのような事業が継続されていくものなのか。また、新年度からは地域医療・保健対策室も設けられているとのことでありますけれども、今後どのような地域医療にかかわって取り組まれようとしているのかお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課長。
住民福祉課長(小野 司君) [ 57 ]  楢崎議員のご質問にお答えいたします。
 まず、このような予算規模が今後継続されるのかということと4月から新設されます地域医療・保健対策室の今後の展開ということでございますけれども、まず私のほうから事務的な内容につきましてご説明させていただきます。それで、この間赤十字病院と救急医療につきましていろいろ協議を重ねてまいりまして、3月に入ってからの経過を若干ご説明申し上げますが、3月10日に改善計画が提出されました。それと、3月12日に日本赤十字本社の経営改善チームが来庁されまして、いろいろとご説明を賜りました。そして、栗山赤十字病院内部といたしましては3月15日、先日月曜日の夕刻までに赤十字内部での調整を決定するというところでございまして、3月17日、これは新聞にも報道されたとおりのような内容でございます。そして、昨日夜の会議、3月17日、昨日夜、日赤の院長先生と、そして開業医の方々にお集まりいただきまして、今後4月以降の考え方をご説明いただきました。それで、赤十字病院としては、22年度については救急の対応はしていけるということでございましたけれども、今は毎週土曜日の当番医の確保はできましたけれども、祝日、平日夜間では内部でまだ賄う形でございますが、ぎりぎりの状態であると。今後も医師確保の困難状況は改善されませんので、継続して協議していくと。そして、病院本体そのものの経営改善につきましても鋭意取り組む所存ですけれども、本体の窮状が改善されない限り救急医療を全面的に担うことはいまだ難しい状況では変わっていないというようなこともご説明いただきました。その中で、このような予算措置が継続するかどうかということにつきましても今この段階では断定できませんが、赤十字病院さんの改善計画に基づく運営状況を注視しながら、7月以降も頻繁に協議をしていきたいというふうに思っております。
 それと、関係いたしまして新設される対策室の対応といたしましても赤十字病院さんのいろいろ診療科の問題あるいは外来の問題、入院病床の転換の問題、その他等々課題が山積しておりますので、そのことにつきましても今まで以上に連携を強化して対応していくということで考えております。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 なお、討論、採決につきましては1件ずつ進めてまいります。
 それでは、議案第52号 栗山町第5次総合計画の一部変更についての討論に入ります。ございますか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第52号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第52号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 続きまして、議案第53号 平成22年度栗山町一般会計補正予算についての討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第53号 平成22年度栗山町一般会計補正予算について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第53号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

町長あいさつ

議長(橋場利勝君) すべての案件の審議が終了いたしましたので、閉会をいたしたいと思いますが、ここで町長より発言を求められておりますので、これを了承いたしたいと思います。
 それでは、町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 58 ]  平成22年第4回栗山町議会定例会の閉会に当たりまして、一言お礼を申し上げたいと思います。
 3月1日に開会いたしました本議会におきまして、一般質問を初め新年度予算、各条例改正など議員の皆様には連日にわたり、慎重かつ活発なご審議をいただきました。おかげさまをもちまして、すべての議案につきまして議決を賜りましたことを心から厚くお礼を申し上げるところでございます。
 さて、私が町長に就任してから間もなく4年を迎え、任期もあとわずかで満了することになります。この4年間、町民主体のまちづくりを基本理念とした「思いやりの心が通う元気の出るまちづくり」をキャッチフレーズとして町政の推進に当たってまいりました。厳しい行財政の中、私の公約に掲げた事業につきましてできるものから取り組み、実現を目指してまいりました。事業の実施に当たっては、議員の皆様とも熱く激しい議論を交わしながら、次代に誇れるふるさと栗山の創造のため全力を尽くしてきたところでございます。改めまして議員の皆様のご指導、ご支援に対しまして深く感謝を申し上げる次第でございます。
 本町は、依然として非常に厳しい財政状況の中にありますが、自主自立に向けた足腰の強いまちづくりが求められております。町民と議会、そして行政がそれぞれの知恵と力を結集させ、「ふるさとは栗山です」を合い言葉として活気のある元気なまちづくりを進めることが極めて重要であると考えているところであります。本議会定例会におきまして、議員の皆様よりいただきました貴重なご意見をもとに、職員一同全力を挙げて次代に誇れるまちづくりに邁進してまいりたいと考えておりますので、なお一層のご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願いを申し上げる次第であります。
 最後になりますが、この4年間、議員の皆様には心から厚くお礼を申し上げますとともに、今後ますますのご健勝とご活躍を心からご祈念を申し上げまして、閉会に当たりましてのお礼のごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。

閉会の宣告

議長(橋場利勝君) それでは、以上をもって閉会をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、これをもちまして平成22年第4回栗山町議会定例会を閉会いたします。

閉会 午後 1時40分