平成22年第6回栗山町議会定例会会議録(第3日目)


                 平成22年6月18日 午前 9時30分開議

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  小  寺     進  君
     2番  蛇  谷  富士男  君
     3番  重  山  雅  世  君
     4番  楢  崎  忠  彦  君
     5番  山  本  修  司  君
     6番  置  田  武  司  君
     7番  桂     一  照  君
     8番  八木橋  義  則  君
     9番  伊  達  佐  重  君
    10番  鵜  川  和  彦  君
    11番  本  田     諭  君
    12番  大  平  逸  男  君
    13番  橋  場  利  勝  君

2、欠席議員は次のとおりである。

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事務局長             松  本  俊  哉
    事務局主査            桑  島  克  典

4、地方自治法第121条の規定による説明員は次のとおりである。
    町長               椿  原  紀  昭  君
    副町長              岩  田  美  春  君
    総務課長             山  本  信  二  君
    経営企画課長           佐 々 木     学  君
    経営企画課主幹          高  間  嘉  之  君
    税務課長             千  葉  清  己  君
    税金対策室長           松  田  孝  之  君
    出納室長             水  上  州  洋  君
    継立出張所長           山  本  信  二  君
    環境生活課長           住  友     茂  君
    住民福祉課長           山  代  賢  治  君
    住民福祉課主幹          室  永  栄  子  君
    地域医療・            小  野     司  君
      保健対策室長
    地域医療・            花  岡  祐  志  君
      保健対策室主幹
    建設水道課長           鴨  野  良  治  君
    建設水道課主幹          今     政  樹  君
    産業振興課長           坂  口  昇  一  君
    くりやまブランド推進室長     花  田  正  博  君
    教育委員長            磯  野  武  司  君
    教育長              鈴  木  紀  元  君
    教育次長             衣  川  秀  敏  君
    介護福祉学校事務局長       近  藤  光  弘  君
    監査委員             丸  山  隆  夫  君
    選挙管理委員長          村  上     哲  君
    選挙管理委員会          山  本  信  二  君
      書記長
    農委会長             川  畑  典  雄  君
    農委事務局長           鈴  木  利  一  君

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名
  議案第61号 栗山町国民健康保険税条例の一部を改正する条例
  議案第62号 平成22年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算
  議案第63号 平成22年度栗山町下水道事業特別会計補正予算
  議案第64号 平成22年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算
  議案第65号 平成22年度栗山町介護保険特別会計補正予算
  議案第66号 栗山町税条例の一部を改正する条例
  議案第67号 栗山町国民健康保険条例の一部を改正する条例
  議案第68号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び栗山町職員の育児休業
         等に関する条例の一部を改正する条例
  議案第69号 職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を
         改正する条例
  議案第70号 乳幼児及び児童医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
  議案第71号 栗山町下水道条例の一部を改正する条例
  議案第72号 栗山町給水条例の一部を改正する条例
  議案第73号 栗山町カルチャープラザ条例の一部を改正する条例
  議案第74号 指定管理施設の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例
  議案第75号 北海道市町村備荒資金組合規約の変更について
  議案第76号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について
  議案第77号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について
  議案第78号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について
  議案第79号 松栄団地10A棟新築主体工事の請負契約について
  議案第80号 松栄団地10B棟新築主体工事の請負契約について
  議案第81号 一般廃棄物中間処理施設建設工事の請負契約について
  議案第82号 一般廃棄物中間処理施設設備工事の請負契約について
  報告第10号 平成21年度栗山町一般会計繰越明許費繰越計算書について
  報告第11号 訴えの提起に係る専決処分について
  意見書案第5号 地方財政の充実・強化を求める意見書
  意見書案第6号 義務教育費国庫負担制度堅持・負担率1/2への復元、教職員
          定数改善、就学保障充実など2011年度国家編成における教
          育予算確保・拡充に向けた意見書
  意見書案第7号 戸別所得補償制度の本格実施に向けた意見書
  議員研修会への派遣について
  所管事務調査中間報告
  (議会運営委員会)
  所管事務調査継続の申出
  (総務教育・産業福祉各常任委員会、議会運営委員会)
  所管事務調査の申出
  (議会運営委員会)

開議 午前 9時30分


開議の宣告

議長(橋場利勝君) [ 1 ] 議員の出欠状況につきましては、事務局長報告のとおり定足数に達しておりますので、ただいまから平成22年第6回栗山町議会定例会3日目の会議を開きます。

会議録署名議員の指名

議長(橋場利勝君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、11番、本田議員、12番、大平議員のご両名を指名いたします。

議案第61号及び議案第62号

議長(橋場利勝君) ここでお諮りをいたしたいと思います。
 日程第2、議案第61号 栗山町国民健康保険税条例の一部を改正する条例、日程第3、議案第62号 平成22年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、これにつきましてはこの2件は関連いたしますので、この2議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、議案第61号及び議案第62号、この2議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 2 ]  議案第61号 栗山町国民健康保険税条例の一部を改正する条例及び議案第62号 平成22年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
 平成22年3月31日法律第4号をもって交付された地方税法等の一部を改正する法律において、低中間所得層の負担軽減を図る目的として保険税の課税限度額が引き上げられたことに伴い、所得割、資産割、均等割及び平等割の各税率の改定を行うことから、本条例及び補正予算を提案するものであります。
 初めに、栗山町国民健康保険税条例の改正内容につきましてご説明申し上げますが、お手元に資料として新旧対照表及び改正内容を配付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。なお、各条項において法改正に伴う条文整理等の改正につきましては、説明を省略し、主な改正部分のみをご説明いたしますので、ご了承くださいますようよろしくお願いを申し上げます。第2条第2項及び第3項は、課税限度額の引き上げで、基礎課税額の課税限度額を50万円に、後期高齢者支援金等課税額の課税限度額を13万円にそれぞれ引き上げるものであります。
 第3条第1項から第9条の3までにつきましては、所得割、資産割、均等割及び平等割の各税率を改正するものであります。
 第21条は、国民健康保険税の減額に係る規定で、基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額の課税限度額をそれぞれ50万円及び13万円に引き上げるものであります。
 同条第1号及び第2号は、減額賦課をする際、応益割にかかわらず7割、5割、2割軽減を可能とする応益割合基準の見直しと税率改正によるものであります。
 同条第3号は、応益割合基準の見直しから削除するものであります。
 第24条第1項は、被扶養者であった者に係る保険税の軽減措置が後期高齢者医療制度廃止までの間継続されることから、ただし書きを削除するものであります。
 附則第1条につきましては、施行日を定めたもので、規定のとおりそれぞれ施行するものであります。
 附則第2条は、適用区分の規定であります。
 次に、平成22年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ98万7,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ19億1,939万7,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、歳入1款国民健康保険税におきまして課税限度額の引き上げ及び税率改正に係る補正であります。
 歳出1款総務費は、国民健康保険資格及び税システムの改修に係る補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明を申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出でございますが、1款1項1目13節委託料の98万7,000の補正は、地方税法の改正による非自発的失業者に係る国民健康保険税の軽減に伴う国民健康保険資格及び税システムの改修で、後ほど歳入でご説明いたしますが、全額国庫支出金を受け実施するものであります。
 3ページをごらんください。次に、歳入でございますが、1款1項1目1節医療給付費分現年度課税分から2目3節介護納付金分現年課税分までの1,040万円の減額は、地方税法の改正に伴う課税限度額の引き上げ並びに保険税率の見直しによるものであります。
 3款2項1目1節財政調整交付金の98万7,000円の補正は、歳出1款でご説明いたしますシステム改修に係る国庫支出金の追加であります。
 9款2項1目1節基金繰入金の4,260万円の減額は、繰越金の追加に伴う財源調整であります。
 10款1項1目1節前年度繰越金の5,300万円の補正は、平成21年度決算に基づく繰越金の追加であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 3 ]  議案第61号の資料に基づいて質問したいと思います。
 課税限度額69万円から73万円ということで、本町の場合この限度額上限での世帯が何世帯ぐらいおられるのかということと、あと平等割、それから応能、応益の部分で引き下げの部分と上がる部分、特にこの介護部分が応益割上がっているというのは何か理由があるのでしょうか。いろんな調整の仕方でこういう形になったのでないかなとは想定はできるのですが、介護分が見直しでは逆に負担増になっていると。それと、これによってそれぞれこれまでの国保税の引き上げ世帯がどのぐらいで、引き下げ世帯、これ全体的には低所得者、中所得者に対しては負担減の負担を減らす内容だと思うのですけれども、どのようになっているのか。それによって1世帯当たりの平均が幾らか、1人当たりの平均が前と比べてどのようになるのか、その点もあわせて答弁願いたいと思います。この国保税は、本当に高過ぎる、払いたくても払えないという実態があるというのはもう全国的に知れ渡っていることで、我が党の国会での議員の質問に対しても、例えば所得300万円で札幌の場合は夫婦と子供2人がいる世帯の場合で41万3,000円の年額の国保税だよと、福岡は44万8,500円だよと、こういう具体例を示しながらの国会での質問に対して、鳩山前首相も300万円の所得のうち1割以上の国保税の負担というのは率直に申し上げて相当負担が重いと、そういうような答弁もされていましたし、ですからこの原因は何よりもこれまで減らし続けてきた国庫負担率がかつては49.8、それが2007年度はもう25%まで国の負担を減らして、その分国民の負担という形になっている、原因はそこですけれども、各自治体によってはこの上限をそのまま上げないというところも実際にあります。ですから、そういう点も含めて先ほど質問した点で答弁願いたいと思います。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 税務課長。
税務課長(千葉清己君) [ 4 ]  重山議員の質問に対してお答えをいたしたいと思います。
 まず、限度額の対象世帯ですけれども、22年度で210世帯というふうになってございます。
 それから、どうして介護分だけ上げているのかという質問でございますけれども、これは全体のバランスの中で今まで介護分がちょっとバランス的に低かったということで、全体の調整の中で医療分支援分を引き下げた中で介護分については特に今まで低かったためにそれの調整を若干させていただいたということで、介護分についてはこのように見直しをさせていただきたいというふうに思ってございます。
 それから、今回税率改正によって平均で1世帯当たり約4,000円の減少というふうになります。1世帯当たりの平均額で換算すると20万9,000円が年額の保険税ということになります。
 それから、増減の割合ですけれども、所得400万円以上ある世帯については、これは負担が増となります。この世帯数については266世帯、約1割が増というふうになります。残り9割の世帯については、保険税が減額となるということで試算をしてございます。
 以上です。

                          〔何事か言う人あり〕

税務課長(千葉清己君) [ 5 ]  1人当たりの資料ちょっと今用意していないので、後ほどお答えします。

                          〔何事か言う人あり〕

税務課長(千葉清己君) [ 6 ]  引き上げ世帯が266世帯、引き下げ世帯については約2,000世帯のうちの9割が残る引き下げ世帯というふうになります。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 なお、討論、採決につきましては1件ずつ進めてまいりたいと思います。
 それでは、議案第61号 栗山町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の討論に入りますが、ございませんか。
 それでは、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 7 ]  反対の立場で討論いたします。
 議案第61号、62号、関連していますので、討論は1本でさせていただきたいと思います。この高過ぎる保険料というのは、先ほども質疑の中で言いましたように国庫負担を減らし続けてきたと、その原因が一番大きいところにあります。ですが、今回の条例は中低所得者向けには若干の引き下げという点で評価はできます。でも、400万円以上の方は負担増ということですから、この400万円以上の方という世帯も収入が実際上はふえている方もおられると思いますが、今の経済状況の中で所得がふえていないにもかかわらず負担だけが重くなると、そういう部分はやはり看過できないと。ですから、そういう部分で評価する部分と認められない部分、ですからそういう点で私はこの議案に対しては反対であります。
議長(橋場利勝君) そのほか討論ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第61号 栗山町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 起立多数。
 よって、議案第61号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 続きまして、議案第62号の討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第62号 平成22年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 起立多数。
 よって、議案第62号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第63号

議長(橋場利勝君) 日程第4、議案第63号 平成22年度栗山町下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 8 ]  議案第63号 平成22年度栗山町下水道事業特別会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,160万円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ7億8,682万円とするものであります。
 補正の内容は、角田集落排水統合事業に係る工事請負費の追加であります。
 それでは、事項別明細についてご説明いたします。5ページをお開きください。まず、歳出でありますが、1款2項1目15節工事請負費の1,160万円の追加は、角田集落排水統合事業に係る汚水幹線整備に係る工事請負費の増によるものであります。
 4ページをごらんください。歳入でありますが、4款1項1目1節一般会計繰入金の2,200万円の減額は、今回の補正予算の財源調整分であります。
 7款1項1目1節公共下水道事業債の3,360万円の追加は、事業費の増等によるものであります。
 3ページをお開きください。第2表、地方債の補正についてご説明いたします。1、変更でありますが、起債の目的、1、公共下水道事業債で事業費の追加により限度額を3億4,300万円に変更するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ございませんか。
 7番、桂議員。
7番(桂 一照君) [ 9 ]  今の説明の中で、歳出の中で1,160万円が工事費の追加と、農村集落排水、角田のやつを統廃合して本管につなぐということで、前の説明で2年間の工事で理解しているのですけれども、1,100万円の追加というのはどういう解釈をしたら自分たちはいいのかというか、ちょっと聞きたいのですけれども、今年の4月の予算のときには、2カ月しかたっていないで追加ということが出てくるのがちょっとあれなので、説明できればしていただきたいなと思います。
議長(橋場利勝君) 7番、桂議員の質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課主幹。
建設水道課主幹(今 政樹君) [ 10 ]  ただいまの桂議員のご質問ですが、まだ2カ月しかたっていないのに追加という内容、どうしてなのだということでございますけれども、これ国の制度の関係もございまして、その辺の説明いたしますが、従前であれば下水道事業というのは国庫補助事業ということで補助金をいただきながらやるということで、補助金の中身につきましては工事費、委託費、あとは事務費、いわゆる人件費ですね、これに対して補助をいただくという、従前はそういうやり方だったのですが、実は去年行政刷新会議で事業仕分けということで仕分けられまして、下水道事業については提言の中では国庫補助事業ということではなくて、新しい制度といたしまして社会資本整備総合交付金制度という制度が変わりました。この制度につきまして枠組みは決まっていたのですけれども、5月くらいの時期にその中身について決まったということでございます。その主な中身につきましては、今まで工事費、委託費は国費からもらえて、事務費ももらえたのですけれども、今回交付金制度になりますと事務費について交付金が出ないということになります。その分国費としてうちは概算で要望しておりますので、その見合い分を交付金いただけるような事業に追加して満度もらうということでございます。角田統合事業につきましては、幸いなことにも2カ年ということで、2カ年のうちどのぐらいの分量を工事するのかというのは2カ年の中で決めれますので、今回1,160万円の追加をお願いしたいということでございます。
 以上です。
議長(橋場利勝君) それでは、桂議員の再質疑に入ります。
7番(桂 一照君) [ 11 ]  今の事業仕分け、あるいは国の制度上で事業に対してそういう事務手続、あとは監督手当のそういうものがもらえなくなったと、それによって見合いの追加工事の分の1,100万円何がしを追加したという、工事の追加でなくて、そういう見合い分の追加という解釈でいいのですね。ただいまの工事はそのまま予定どおりというか、できるというか、余分にできるとかそういうのではなくて、そういう事務費関係の見合い分の追加だという解釈でいいのですね。
議長(橋場利勝君) 桂議員の再質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課主幹。
建設水道課主幹(今 政樹君) [ 12 ]  工事費の追加ということでご案内しておりまして、1,160万円につきましては先ほども言いました2カ年でやると。それで、今年度例えば1,000メートルのうち400メートルをやるということだったのですけれども、事務費の分の振りかえで1,160万円ふえますので、その延長があと100メートルぐらいできるということで、工事の内容自体がふえるということでご理解ください。
 以上です。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第63号 平成22年度栗山町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第63号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第64号

議長(橋場利勝君) 日程第5、議案第64号 平成22年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算(第1号)を議題に供し、提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 13 ]  議案第64号 平成22年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ122万8,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ1億3,789万8,000円とするものであります。
 補正の内容は、道の緊急再就職訓練事業に係る介護実習委託料の補正であります。この事業は、離職者に対する再就職支援として道立高等技術専門学院が実施しておりますが、介護福祉士養成に関しては養成校での訓練が必要となっていることから、昨年度に引き続き同学院から委託を受けたものであります。先般委託内容等の詳細が示されたことから、今回補正をお願いするものであります。なお、受け入れ人数につきましては、ハローワークの推薦等を通じ10名の方が新たに入学され、現在は20名となっております。
 それでは、事項別明細についてご説明いたします。4ページをお開きください。まず、歳出でありますが、1款1項1目13節委託料の122万8,000円の補正は、特別養護老人ホーム等での介護実習に係るものであります。
 3ページをお開きください。歳入でありますが、3款2項1目1節介護福祉学校費委託金の1,570万円の補正は、緊急再就職訓練事業に係る道委託金であります。なお、この委託金につきましては、歳出1款で説明いたしました介護実習委託料のほか当初予算で計上しております学校運営全般に係る経費に充当されるものであります。
 4款1項1目1節一般会計繰入金の1,447万2,000円の減額は、道委託金の歳入に伴う財源振りかえであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いを申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 4番、楢崎議員。
4番(楢崎忠彦君) [ 14 ]  今の説明ですと、介護福祉士の養成にかかわって道からの委託金として1,570万円、歳入ですね。そして、歳出は緊急再就職訓練事業にかかわる介護実習ということで、これはいわばこの委託金はハローワークにかかわった方の介護福祉の養成というとらえ方と思うのですけれども、その部分でこの委託金が道から歳入として支出されたと。先ほどこの1,570万円はその部分に最終的には再就職訓練事業にかかわって介護実習として対応される、その部分に支出されていると思うのですけれども、今町長の説明でしたら学校運営全般にかかわってというようなお話がありましたけれども、この委託金の中身というのですか、もう少し詳しく説明願いたいと思います。
議長(橋場利勝君) 4番、楢崎議員の質疑に対する答弁に入ります。
 北海道介護福祉学校事務局長。
介護福祉学校事務局長(近藤光弘君) [ 15 ]  まず、歳入の関係でございます。1,570万円、これにつきましては今年入学をいたしました1年生10名いらっしゃいます。単価的にこれは授業料だとか設備費等々入っておりますが、82万円が1人当たりの単価でございます。それと、2年生10名、単価で75万円ということでございます。これは、通常であれば一般の学生は自分からということになりますけれども、今回のこのものについては道のほうから同じ授業料等がその額が納入される、それが委託料という形でもって納入をされてまいりますので、1,570万円という押さえ方でございます。その中身、学生は1年生で25日間介護実習ということで老健だったり、特養だったりという部分で実習に伺います。それと、2年生では38日間、同じく老健だとか特養だとかという部分で実習に参ります。その部分は、通常の学生は自己負担という形になりますけれども、今回の緊急再就職訓練事業で入ってきている方は道からの補助金という部分で入っておりますので、委託金という部分で入っておりますので、その部分を支出をしていくという考え方でございます。それと、学校運営全体という部分につきましては、これは当初予算で予算を組まさせていただいております。その部分が人数が増になったということで繰入金が減になってきているというような状況でございます。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 16 ]  離職者に対する雇用対策の一環だと思いますが、今回1年生がまた昨年も10名、今年も10名でしたよね。そして、当然卒業するのに2年ですから、来年も今回新入生として入られた方に対してはこういう道からの助成というか、そういうことも見通し的にはどうなっているのでしょう。1年生のときだけ支援して、あとはというのではちょっと学生も大変だと思うので、その辺まで担保されているような中身なのでしょうか。その点でお尋ねします。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 介護福祉学校事務局長。
介護福祉学校事務局長(近藤光弘君) [ 17 ]  これは、私たちにところの委託料というのは一年一年での契約という形になりますので、この状態で契約をさせていただくと。今議員さんがおっしゃられた部分で心配されている部分では、1年生に入った人間は2年間という部分の押さえ方をしていますので、1年生、2年生ということでなりますので、今年入られた1年生は来年の2年生の部分も委託料という部分で入ってくる形になっております。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第64号 平成22年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算(第1号)につきまして、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第64号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第65号

議長(橋場利勝君) 日程第6、議案第65号 平成22年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題に供し、提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 18 ]  議案第65号 平成22年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ205万2,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ12億7,543万2,000円とするものであります。
 補正の内容は、4款地域支援事業費におきまして、介護予防事業に係る補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出でございますが、4款1項2目13節委託料の205万2,000円の追加は、高齢者の介護予防及び健康づくりを推進するため専門インストラクターなどによる運動教室の実施に係る補正であります。
 3ページをお開きください。次に、歳入でございますが、3款1項2目地域支援事業サービス利用料から8款2項1目介護給付費準備基金繰入金までの合わせて205万2,000円の追加は、歳出4款で説明いたしました地域支援事業費の追加によるものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 19 ]  歳出の部分の運動教室業務の追加ということですが、実際上は利用者の増ではないかなと、そのように考えるわけですが、この運動教室、パワーリハビリとはまた別ですか。それと、今この事業業務内容が実態どのようになっているのか、その点もあわせて答弁願います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 地域医療・保健対策室長。
地域医療・保健対策室長(小野 司君) [ 20 ]  ただいまの議員のご質問にお答えいたします。
 今回介護保険会計でご提案させていただいたものは、介護予防一般高齢者施策事業ということで、いわゆる特定高齢者の方のパワーリハビリとはちょっと違った一般の方々の事業でございます。そこで、今の実態といたしましては、一般高齢者の方々の事業、いわゆる運動教室の事業というのは今のところ月2回程度の運動教室を展開させていただいております。そこで今回はいわゆる運動機器を活用して、今までは特定高齢者の方だけだったのですけれども、そしてさらにそのすそ野を広げていこうということで、特定高齢者に規定される以外のお年寄りの方に対してもこの運動機器を活用した介護予防事業を展開していこうということでございますので、今までの実態以上、実態今申し上げましたけれども、それ以上ふやしていこうという考えでございます。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に入ります。
3番(重山雅世君) [ 21 ]  利用者の人数的な部分、一般高齢者というからには65歳以上であればだれでも参加できると。周知の部分も含めてこういうことやっていますよと、ノルディックウオーキングなどもこの中に入るのですか。そういうことがどうなのかも、それから周知という部分でもどのようにされているのか、現実にどのぐらいの方が利用されているのかもお尋ねします。
議長(橋場利勝君) 重山議員の再質疑に対する答弁に入ります。
 地域医療・保健対策室長。
地域医療・保健対策室長(小野 司君) [ 22 ]  まず、利用人数ということでございますけれども、これは今回補正をお願いして採択になりましたら一応8月以降を目途に実施したいというふうに考えておりまして、想定利用人数は実人数として50名程度の方を考えておりまして、週2回程度というふうに考えております。それは、議員ご指摘のように65歳以上の方すべて対象になりますので、その辺は機能向上というところを目的にいろいろこちらのほうで利用者の方とお話ししながらスケジュールを管理していくという考え方でございます。
 それで、今実施しているノルディックウオーキングとの兼ね合いということなのですけれども、ノルディックウオーキングはこれはこれで健康づくり推進という意味で実施しておりますが、今回はパワーリハビリの機器を活用して、さらに改善メニュープログラムを健康運動指導士の方にそれぞれ個々の特性に応じた運動機能向上のプログラムをつくっていただいて、そして例えば数カ月後にどういう効果がありますとか、そういうような一つのPDCAではありませんけれども、そんなような形で取り組んでいくという考え方でございます。
 あと、周知の方法につきましては、8月以降を目途にしておりますので、予算成立後にいろいろ幅広く周知をしていきたいというふうに思います。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) 4番、楢崎議員。
4番(楢崎忠彦君) [ 23 ]  今のに関連してですけれども、これは大変大切な事業ではないのかなと思うのです。健診もそうですけれども、募集方法というか、ただ声をかけてもなかなか集まらないというか、そういう部分もあると思うのです。ですから、どういう形で声かけをされているかわからないのですけれども、特にこれから高齢者がだんだんふえていくと、ひとり暮らしもふえていくということで、やはり家から、住まいから出ていろんな人たちとふれあうと、そういうような機会にもなって、大変これから町としても取り組んでいく大切な事業の展開になっていくと思うのですけれども、この声かけについて具体的に今自治区制度とかいろんな制度を町としても取り組んでいますけれども、そういった部分に例えばこの自治区に声かけをして、いろいろな自治区を回っていくとか、そういった部分でどっちかといえばこの自治区も防犯というような形で特化されている部分もありますけれども、防災ですね、防災の部分にどっちかといえば特化されているような気配もありますけれども、こういったような運動教室のような事業をやはりこれからもどんどん町内会、自治区等に働きかけて、高齢者の皆さんをなるべく社会の中で活動してもらうと、そういった機会をこれからもどんどんつくっていただきたいなと思います。そんなことで、この事業の展開に当たりましては具体的にどのような形で声かけを今されているのか、考えられているのか、その点についてお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の質疑に対する答弁に入ります。
 地域医療・保健対策室長。
地域医療・保健対策室長(小野 司君) [ 24 ]  ただいまの楢崎議員のご指摘、まことにそのとおりでございまして、非常に関係各団体も健診の関係、あるいは介護予防事業、介護事業の関係でいろいろお声かけをしていただいているところは言うまでもないところで、この場をおかりして感謝しているところでございますが、ご指摘のように声かけということで、保健分野におきましては保健師がいろいろ今年度から地区担当制度にしまして、地区割りで戸別訪問というのを日々実施しておるところでございます。あと、自治区等ということの活用ということでございますが、まさしくおっしゃるとおり自治区のところも職員が支援員という形で今後るる張りついていくところでございます。ご指摘のように、そういう組織を通じてこういう健康づくりも含めたPRも一生懸命していきたいというふうに思っております。今後そういったことで、あらゆるチャンネルを活用してこういった事業を広げていきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第65号 平成22年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第65号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第66号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第7、議案第66号 栗山町税条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 25 ]  議案第66号 栗山町税条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 今回の改正は、平成22年3月31日法律第4号をもって公布された地方税法等の一部を改正する法律による関係部分の条例改正であります。
 それでは、改正内容についてご説明申し上げますが、お手元に資料として新旧対照表及び改正内容を配付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。なお、各条項において法改正に伴う条文整理、引用条項整理等の改正につきましては説明を省略し、主な改正部分のみをご説明いたしますので、ご了承くださいますようよろしくお願いいたします。第36条の3の2及び第36条の3の3は、子ども手当の創設により16歳未満の扶養控除が廃止されますが、個人町民税において非課税措置の判定に扶養親族の数が必要なことから、扶養親族申告書の提出を求めるものであります。
 第95条は、たばこ税の税率を1,000本につき3,298円から4,618円にするものであります。
 附則第16条の2は、旧3級品の紙たばこに係る税率を1,000本につき1,564円から2,190円にするものであります。
 附則第19条の3は、平成24年から平成26年までの間に証券会社など金融商品取引業者を経由し、税務署長に届けた口座内の上場株式等の配当所得及び譲渡所得について当該口座を開設した日から10年以内に限り非課税とするものであります。なお、当該口座を開設できるのは1人につき1年1口座で、当該口座で受け入れることができる上場株式等は取得価格ベースで100万円以内に限るものであります。
 附則第1条につきましては、施行日を定めたもので、第1号から第5号までの規定のとおりそれぞれ施行するものであります。
 附則第2条及び第3条は、経過措置で、適用年度の規定であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 26 ]  この資料によりますと、第36条の3の部分、先ほど子ども手当の財源のために云々ということありました。その財源、高校の授業料の無償化も含めてだと思うのですけれども、年少扶養控除の廃止とか特定扶養控除の上乗せ分の廃止、これそのものは廃止の条例というのはまた別に出るということなのでしょうか。その点まず答弁願いたいと思います。
 それと、第19条の3、これは10年間にわたって非課税にするよと。本来的には今回初めてこの条例が出されるわけですよね。そして、実際上は本来的には本則は前の株主の方に対しては本則は20%なのだけれども、10%の経過措置をずっと続けていますよね、株でもうけている人たちの。それとはまた違う中身なのですか。これは、実際上は本則では例えば何%だけれども、10年間に限っては非課税にするよとかそういう内容なのかどうか、確認も含めてお尋ねします。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 税務課長。
税務課長(千葉清己君) [ 27 ]  まず、先ほど議案61号で重山議員の質問に対して答弁漏れがございましたので、改めてここでお答えさせていただきたいと思います。
 1人当たりの減少額ということでご質問がありましたけれども、今回の改正により1人当たりの国民健康保険税の減少額については平均で約2,400円ということになります。
 それでは、改めてご答弁をさせていただきたいと思います。最初の扶養控除の改正ということでございますけれども、これについては地方税法のほうで税法の改正が行われますので、条例の改正についてはございません。
 それから、2点目、附則第19条の3でございますけれども、これは10%軽減の継続とは全く別の内容が新しく国でつくられました。1人1口座100万円まで平成24年から26年までの3年間については、これは非課税とするということで全く新しいものが出てきましたので、これは個人の株式市場への参加を促進するという目的で国が新しく税法を改正したというふうになってございます。
 以上です。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員の再質疑に入ります。
3番(重山雅世君) [ 28 ]  最後のほう、24年から26年までとおっしゃいましたよね。この資料によりますと10年以内は非課税だよという形で書かれていますが、その辺との整合性はどうなのですか。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 税務課長。
税務課長(千葉清己君) [ 29 ]  取得については10年間以内が対象ですけれども、税額の計算特例として対象になるのは3年間だけですよと、そういう意味でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第66号 栗山町税条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第66号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第67号

議長(橋場利勝君) 日程第8、議案第67号 栗山町国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 30 ]  議案第67号 栗山町国民健康保険条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 今回の改正は、平成22年5月19日法律第35号をもって公布された医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律に伴い、引用条項の整理を行うものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、公布の日から施行します。
 平成22年5月19日から適用するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第67号 栗山町国民健康保険条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第67号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第68号

議長(橋場利勝君) 日程第9、議案第68号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び栗山町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 31 ]  議案第68号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び栗山町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 地方公務員の育児休業等に関する法律が平成22年6月30日に改正されることに伴い、本条例を改正するものであります。
 以下、改正条項についてご説明申し上げます。改正条例第1条につきましては、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正で、3歳未満の子を養育するため職員から時間外勤務の制限について請求があった場合は、原則時間外勤務をさせてはならないとするものであります。また、職員の配偶者の就業状況等にかかわらず、小学校就学前の子の養育を行う職員から時間外勤務の制限について請求があった場合は時間外勤務の時間数を制限するものであります。
 改正条例第2条につきましては、栗山町職員の育児休業等に関する条例の一部改正で、職員の配偶者の就業状況等にかかわらず育児休業及び育児短時間勤務並びに部分休業をすることができるよう改正するものであります。また、職員の子の出生の日から57日以内に最初の育児休業を終了した場合や最初の育児休業終了後3カ月以上経過した場合において再度の育児休業をすることができるよう改正するものであります。
 附則第1条につきましては、施行日を定めたもので、平成22年6月30日から施行するものであります。
 附則第2条及び第3条につきましては、経過措置であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第68号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び栗山町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第68号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第69号

議長(橋場利勝君) 日程第10、議案第69号 職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 32 ]  議案第69号 職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 地方公務員法第55条の2第6項の規定により、職員が職員団体の業務、または活動を行うことができる期間について条例で定めることとされております。本年4月に創設された月60時間を超える時間外勤務に係る超勤代休時間につきまして職員団体の業務、または活動を行うことができる期間に追加するため、本条例を改正するものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、公布の日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第69号 職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第69号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第70号

議長(橋場利勝君) 日程第11、議案第70号 乳幼児及び児童医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 33 ]  議案第70号 乳幼児及び児童医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 現在乳幼児及び児童医療費の助成は、ゼロ歳から中学3年生までを対象に対象者が負担する医療費から医療保険各法により賦課給付される額並びに基本利用料、食事療養標準負担額及び一部負担金を控除して得た額を助成しております。今回医療費の助成範囲について見直しを行い、訪問看護療養費における基本利用料を新たに助成対象とするため、本条例を改正するものであります。
 改正条項につきましては、第2条及び第4条におきまして基本利用料に関する条文をそれぞれ削るものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、公布の日から施行し、平成22年4月1日から適用するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 34 ]  この基本利用料を削除することによる影響額はどの程度のものかお伺いします。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 住民福祉課長。
住民福祉課長(山代賢治君) [ 35 ]  ただいまの重山議員のご質問でございますが、利用額と申しますか、現在のこの条例におきまして基本利用料の医療費総額の1割分を自己負担という形を控除した分を助成するという形になってございますので、本人にとっては医療費総額の1割分が助成されるということになりますので、現在のところ1名の方が対象となっているという状況でございますので、総体的な額という形にはならないのですけれども、本人が負担する医療費総額の1割分が助成の対象となるということになりますので、その分が効果額という形になろうかと思います。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第70号 乳幼児及び児童医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第70号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 ここで暫時休憩をいたします。再開は10時50分といたします。休憩に入ります。

                          休憩 午前10時35分

                          再開 午前10時50分

議長(橋場利勝君) 再開をいたします。

議案第71号及び議案第72号

議長(橋場利勝君) それでは、ここでお諮りをいたします。
 日程第12、議案第71号 栗山町下水道条例の一部を改正する条例、日程第13、議案第72号 栗山町給水条例の一部を改正する条例、以上関連する2議案について一括議題に供し、提案理由の説明を求めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、議案第71号及び議案第72号を一括議題に供し、提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 36 ]  議案第71号 栗山町下水道条例の一部を改正する条例及び議案第72号 栗山町給水条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 初めに、栗山町下水道条例の改正ですが、栗山町公共下水道事業計画の認可変更による計画面積及び計画人口の変更で、角田地区農業集落排水の公共下水道への統合事業実施に当たり計画面積及び計画人口が変更されたことに伴い、計画面積につきましては691ヘクタールから580ヘクタールに、計画人口につきましては1万6,100人から9,600人にそれぞれ改正するものであります。
 次に、下水道使用料の改定でありますが、これは本町行革指針がんばる栗山プラン21に掲げております受益者負担を原則とした公共料金の見直しによる歳入の確保という基本的考え方に沿って実施するものであります。下水道使用料を値上げ改定することによって使用者に適正な受益者負担を求め、一般会計から特別会計への繰出金の削減を実現し、使用者以外の方との公平性を図るものであります。
 改定内容につきましては、平成23年度より下水道使用料収入が10%増収となるよう料金単価の引き上げを実施するとともに、基本水量料金を撤退し、使用した水量に応じて料金負担を求め、新たに基本料金として共通経費である検針、賦課徴収に要する経費を月額210円とし、全使用者に負担していただくものであります。改正単価につきましては、別表に記載のとおり下水道使用料を改めるものであります。
 次に、栗山町給水条例の改正でありますが、現在の町民生活や社会情勢に合致するよう水道料金体系を見直すことにより料金負担の公平性を図るものであります。料金体系の見直しの基本方針は、料金収入総額は変えずに公平感のある体系に移行するもので、平成23年度、平成24年度の2カ年にわたり段階的に実施するものであります。
 平成23年度実施分の具体的内容といたしましては、1点目として現在賦課徴収しております閉栓料金を廃止し、新たに使用休止中の料金を設定するものであります。この閉栓料金とは、1カ月の基本料金のうち基本栓料金を賦課するもので、水抜き栓事故に係る修理及び給水収益減に係る費用負担として賦課しておりましたが、現在は事故がほとんど発生しないことから閉栓料金を廃止し、かわって水道の使用の有無にかかわらずメーター管理費用が発生しているため、その費用見合い分として使用休止中の料金を新設し、賦課徴収を行うものであります。2点目として、新たに使用休止中の料金を設けることにより、臨時用第1種に係る閉栓料金の軽減措置を廃止するものであります。3点目として、施設消火栓料金につきまして現状では賦課徴収の実態がなく、今後においても賦課徴収は見込まれないことから、これを廃止するものであります。4点目として、手数料の改定でありますが、昭和59年以来見直しを行われていないことから、今回あわせて見直しを行うものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 それでは、議案第71号 栗山町下水道条例の一部を改正する条例及び議案第72号 栗山町給水条例の一部を改正する条例につきましては、さきに協議いたしましたとおり所管の産業福祉常任委員会に付託の上、慎重に審議をしていただきたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、議案第71号及び議案第72号につきましては産業福祉常任委員会に付託することに決定をいたしました。
 なお、審議につきましては閉会中に実施をしていただきたいと存じますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、閉会中に審議をしていただくことに決定をいたしました。

議案第73号及び議案第74号

議長(橋場利勝君) 続きまして、次にここでまたお諮りをいたしたいと思いますが、日程第14、議案第73号 栗山町カルチャープラザ条例の一部を改正する条例及び日程第15、議案第74号 指定管理施設の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例、以上関連する2議案について一括議題に供し、提案理由の説明を求めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、議案第73号及び議案第74号を一括議題に供し、提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 37 ]  議案第73号 栗山町カルチャープラザ条例の一部を改正する条例及び議案第74号 指定管理施設の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 本町では、平成20年4月より指定管理者制度を導入し、27の公共施設を指定管理者に移行したところでありますが、本年度指定期間3カ年の最終年度を迎えたところであります。この間指定管理者の企業や団体の方々には、公共サービスの新たな担い手として施設の適切な管理のほか、施設を活用したさまざまな事業展開を行っていただいたところであります。平成23年度からの指定に当たり、新たにカルチャープラザを指定するものとし、また更新する一部の施設において施設区分の変更及び施設の用途変更を行うため、関係条例を改廃するものであります。
 それでは、改正内容についてご説明申し上げます。議案第73号 栗山町カルチャープラザ条例の一部を改正する条例につきましては、新たにカルチャープラザの指定を行うことから、第14条におきまして管理の代行等について定め、施設の管理を指定管理者に行わせることができるとするものであります。
 また、第15条において施設の利用料金の収受等について定め、利用料金を指定管理者の収入とさせることができるとするものであります。
 その他の改正につきましては、現在指定管理を導入しております他の条例との条文の統一化を図るため、条項の並びがえ及び文言整理を行うものであります。
 次に、議案第74号 指定管理施設の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例につきましてご説明申し上げます。施設区分の変更といたしまして、継立テニスコートを体育施設から学校施設へ変更し、継立小学校水泳プールを学校施設から体育施設へ変更するものであります。施設の用途変更といたしましては、青少年会館につきましてこのたび本格運用を開始いたしました雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウスを活用することで機能集約を図り、また施設の老朽化も進行していることから施設利用を廃止するものであります。なお、青少年会館のうち合宿センター等は廃止いたしますが、平成20年に改定された中学校学習指導要領において平成24年度から武道が必修化されたことから、体育館を栗山中学校武道場としてその用途を学校施設へ変更するものであります。
 整備条例の内容につきましては、第1条は栗山町体育施設条例の一部改正、第2条は栗山町立学校施設使用条例の一部改正、第3条は栗山町公の施設使用料減免条例の一部改正、第4条は栗山町青少年会館条例の廃止で、各条例におきまして施設区分の変更、または用途変更に伴い施設名の削除、または追加等を行うものであります。
 施行日につきましては、公布の日から施行し、平成23年4月1日から適用するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんね。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) それでは、議案第73号 栗山町カルチャープラザ条例の一部を改正する条例及び議案第74号 指定管理施設の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例につきましては、さきに協議いたしましたとおり所管の総務教育常任委員会に付託の上、慎重に審議をしていただきたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、議案第73号及び議案第74号につきましては総務教育常任委員会に付託することに決定をいたしました。
 なお、審議につきましては閉会中に実施をしていただきたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、閉会中に審議をしていただくことに決定をいたしました。

議案第75号ないし議案第78号

議長(橋場利勝君) なお、またここでお諮りをいたしたいと思います。
 日程第16、議案第75号 北海道市町村備荒資金組合規約の変更について、日程第17、議案第76号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について、日程第18、議案第77号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について、日程第19、議案第78号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について、以上関連いたします4議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、議案第75号及び議案第78号までの4議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 38 ]  議案第75号 北海道市町村備荒資金組合規約の変更について及び議案第76号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について並びに議案第77号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について並びに議案第78号 北海道市町村総合事務組合規約の変更についての提案理由をご説明申し上げます。
 北海道総合振興局及び振興局の設置に関する条例が平成22年4月1日から施行されたことに伴い、各一部事務組合規約において定められております支庁名及び構成市町村の区域について変更が必要なことから、地方自治法第286条第1項の規定により、北海道市町村備荒資金組合規約及び北海道市町村職員退職手当組合規約並びに北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約並びに北海道市町村総合事務組合規約をそれぞれ変更するものであります。なお、一部事務組合の規約変更につきましては、地方自治法第290条の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
 規約の主な変更内容につきましては、支庁の名称を総合振興局、または振興局に変更し、また区域変更として幌加内町を空知管内から上川管内へ、幌延町を留萌管内から宗谷管内へそれぞれ変更するものであります。
 附則につきましては、この規約の施行日を定めたもので、総務大臣、または北海道知事の許可の日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより一括質疑を受けたいと思いますが、質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 なお、討論、採決につきましては1件ずつ進めてまいります。
 まず、議案第75号 北海道市町村備荒資金組合規約の変更について、討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第75号 北海道市町村備荒資金組合規約の変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第75号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 続きまして、議案第76号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更についての討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第76号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第76号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 続きまして、議案第77号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更についての討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第77号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第77号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 続きまして、議案第78号 北海道市町村総合事務組合規約の変更についての討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第78号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第78号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第79号

議長(橋場利勝君) 日程第20、議案第79号 松栄団地10A棟新築主体工事の請負契約についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 39 ]  議案第79号 松栄団地10A棟新築主体工事の請負契約について提案理由をご説明申し上げます。
 松栄団地10A棟新築主体工事について請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 契約の目的は、松栄団地10A棟新築主体工事であります。契約の方法は指名競争入札によるもので、契約金額は9,450万円であります。契約の相手方は、栗山町朝日4丁目32番地の3、朝日産業株式会社代表取締役、廣岡秀博と契約するものであります。
 入札につきましては、6月の9日に行い、指名業者は松原産業株式会社、朝日産業株式会社、荒井建設株式会社札幌支店、三鉱建設株式会社、新太平洋建設株式会社、株式会社中山組、岩倉建設株式会社、以上7社であります。
 工事場所は、栗山町松風4丁目であります。工事内容についてご説明を申し上げます。木造2階建て、延べ床面積625.38平方メートル。建築主体工事一式であります。工事期間は、着手の日から平成22年11月30日までであります。この工事の財源内訳につきましては、国庫補助金4,252万5,000円、起債5,190万円、一般財源7万5,000円であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 40 ]  この松栄団地は新築は今年で3年目ですよね。それで、これまでの住宅と比べて今回、80号にも関連してきますけれども、町民のアンケートなどをとった結果で改善されたというか、そういう部分がどういうところにあるのか。
 それと、予定価格に対する落札率もあわせてお尋ねします。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(鴨野良治君) [ 41 ]  松栄団地につきましては、今回で3年目でございまして、昨年から見ましてそれほど大きな変更はございません。ただ、やっぱりホールの階段ホールですか、上がった部分で電気の盤があったりとかしておりまして、その中で不要なものがあるというようなこともあったので、その辺を改善しまして、その部分にベンチを設けたりとかそういうことをしております。
 それと、入札にかかわります落札率でございますが、10A棟につきましては97%でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第79号 松栄団地10A棟新築主体工事の請負契約について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第79号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第80号

議長(橋場利勝君) 日程第21、議案第80号 松栄団地10B棟新築主体工事の請負契約についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 42 ]  議案第80号 松栄団地10B棟新築主体工事の請負契約について提案理由をご説明申し上げます。
 松栄団地10B棟新築主体工事について請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 契約の目的は、松栄団地10B棟新築主体工事であります。契約の方法は指名競争入札によるもので、契約金額は1億4,584万5,000円であります。契約の相手方は、栗山町中央1丁目1番地の1、松原産業株式会社代表取締役、松原正和と契約するものであります。
 入札につきましては、6月9日に行い、指名業者は松原産業株式会社、朝日産業株式会社、荒井建設株式会社札幌支店、三鉱建設株式会社、新太平洋建設株式会社、株式会社中山組、岩倉建設株式会社、以上7社であります。
 工事場所は、栗山町松風4丁目であります。工事内容についてご説明申し上げます。木造2階建て、延べ床面積1,027.16平方メートルであります。建築主体工事一式であります。工事期間は、着手の日から平成22年11月30日までであります。この工事の財源内訳につきましては、国庫補助金6,563万円、起債8,020万円、一般財源1万5,000円であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ございませんか。
 重山議員。
3番(重山雅世君) [ 43 ]  79号と比べて国庫補助金の割合が若干低いですよね。その分起債が多いですけれども、何かこれは理由があるのでしょうか。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(鴨野良治君) [ 44 ]  とりたてて多い少ないというふうなことはございません。たまたま工事費の金額の割合によって一般財源が10A棟につきましては7万5,000円出ていると。10B棟につきましては1万5,000円というような形で、補助金の割合につきましては45%、それからその他につきましては起債ということで一応55%で、それの残り分が一般財源というような形になってございまして、特に多い少ないというふうな形はありません。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第80号 松栄団地10B棟新築主体工事の請負契約について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第80号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第81号

議長(橋場利勝君) 日程第22、議案第81号 一般廃棄物中間処理施設建設工事の請負契約についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 45 ]  議案第81号 一般廃棄物中間処理施設建設工事の請負契約について提案理由をご説明申し上げます。
 一般廃棄物中間処理施設建設工事について請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 契約の目的は、一般廃棄物中間処理施設建設工事であります。契約の方法は指名競争入札によるもので、契約金額は1億2,054万円であります。契約の相手方は、栗山町中央1丁目1番地の1、松原産業株式会社代表取締役、松原正和と契約するものであります。
 入札については、6月の9日に行い、指名業者は松原産業株式会社、朝日産業株式会社、荒井建設株式会社札幌支店、三鉱建設株式会社、新太平洋建設株式会社、株式会社中山組、岩倉建設株式会社、以上7社であります。
 工事場所は、栗山町字桜山であります。工事内容についてご説明申し上げます。鉄骨づくり平家建て、延べ床面積600平方メートル、建築工事一式であります。工事期間は、着手の日から平成23年3月25日までであります。この工事の財源内訳につきましては、道補助金1,450万円、起債9,040万円、一般財源1,564万円であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、それではただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 46 ]  この炭化施設の工事なのですが、先般の議会の中でも2億3,000万円ということですが、これ分割発注だよと、それぞれ2社、後に出てくる82号とも関係してきますけれども、分割発注した理由というか、町内の業者に少しでもという感じのことがあったのかもしれませんが、その理由と、それからこの落札率もお尋ねしたいと思います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(鴨野良治君) [ 47 ]  分割発注しました理由につきましては、建築工事と、あとこれから後で説明しますバッチ式熱分解処理機の設置工事というようなことでございまして、この工事につきましては工事の業種的に工法がやはり違ってくるというようなこともございまして、議員おっしゃるとおり町内業者においても指名の機会があればいいかなというふうなことがありまして、その中で指名委員会にかけて発注をいたしました。
 それと、こちらの工事の落札率につきましては97.4%でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第81号 一般廃棄物中間処理施設建設工事の請負契約について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第81号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第82号

議長(橋場利勝君) 日程第23、議案第82号 一般廃棄物中間処理施設設備工事の請負契約についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 48 ]  議案第82号 一般廃棄物中間処理施設設備工事の請負契約について提案理由をご説明申し上げます。
 一般廃棄物中間処理施設設備工事について請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 契約の目的は、一般廃棄物中間処理施設設備工事であります。契約の方法は単独指名の随意契約によるもので、契約金額は1億867万5,000円であります。契約の相手方は、札幌市中央区北1条西7丁目の1番地、ナラサキ産業株式会社北海道支社取締役兼常務執行役員北海道支社長、橋秀俊と契約するものであります。
 見積書の徴収については6月9日に行っております。
 工事場所は、栗山町字桜山であります。工事内容についてご説明申し上げます。バッチ式炭化炉2基の設置工事一式であります。工事期間は、着手の日から平成23年3月25日までであります。この工事の財源内訳につきましては、道補助金1,350万円、起債8,150万円、一般財源1,367万5,000円であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 重山議員。
3番(重山雅世君) [ 49 ]  これ単独指名ということですが、実際上この業者の事業実績というか、こういう特殊なバッチ式2基ということですよね。ほかでもやられていると思うのですが、どういう状況なのかお尋ねしたいと思います。
 それと、こういうのは、単独ということは予定価格に対してどういう割合での金額で、落札率というのですか、それもちょっとあわせてお尋ねしたいと思います。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 環境生活課長。
環境生活課長(住友 茂君) [ 50 ]  1点目のご質問でございますけれども、このナラサキ産業は代理店でございまして、製造のメーカーは3月の予算委員会でご説明いただきましたシー・ワイ・シーという会社ございます。納入実績につきましては、府県を中心に産業廃棄物の中間処理施設としてこのバッチ式の炭化炉を納入しているということで、一般廃棄物につきましては今回初めてということでございます。
 私のほうからは以上です。
議長(橋場利勝君) 建設水道課長。
建設水道課長(鴨野良治君) [ 51 ]  予定価格に対します契約というか、見積書の金額でございますが、97.8%でございます。
 以上でございます。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第82号 一般廃棄物中間処理施設設備工事の請負契約について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第82号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

報告第10号

議長(橋場利勝君) 日程第24、報告第10号 平成21年度栗山町一般会計繰越明許費繰越計算書についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 52 ]  報告第10号 平成21年度栗山町一般会計繰越明許費繰越計算書について提案理由をご説明申し上げます。
 平成21年度栗山町一般会計予算第6条の繰越明許費は、別紙のとおり翌年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定によりご報告いたします。
 今回ご報告いたします繰越明許費につきましては、3月定例会において既に議決をいただいているものであります。内容は、2款総務費の全国瞬時警報システム導入事業ほか4件で、いずれも年度内の執行ができなかったものであり、各事業の財源内訳は記載のとおりであります。
 以上、平成21年度栗山町一般会計繰越明許費繰越計算書について提案理由を申し上げ、報告といたします。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) ただいま報告をいただきましたが、何か質疑があれば受けたいと思います。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、質疑は打ち切ります。
 それでは、以上で報告済みといたします。

報告第11号

議長(橋場利勝君) 日程第25、報告第11号 訴えの提起に係る専決処分についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 53 ]  報告第11号 訴えの提起に係る専決処分について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、ご報告いたします。
 今回専決処分しました訴えの提起につきましては、公営住宅料の滞納者に対しまして住宅明け渡し並びに滞納家賃87万1,350円及び平成22年2月27日から明け渡しの完了に至るまで月額9,000円の割合による損害賠償金と訴訟費用を支払えとの判決並びに仮執行の宣言を求めるものであります。事件名につきましては、公営住宅明け渡し請求事件であります。
 被告となるべき者の住所及び氏名につきましては、栗山町角田268番地の1、曙団地3号棟1号、村山一男であります。
 請求の趣旨につきましては、被告は平成13年9月分から平成22年1月分までの公営住宅料を支払わず、町の再三にわたる催告にもかかわらず誠意のある対応をとっていただけなかったことから、本町との信頼関係は損なわれており、民事訴訟の手続により公営住宅の明け渡し及び滞納家賃の確保に努めることが最善であると判断し、管轄裁判所に訴えを提起するものであります。
 訴訟遂行の方針につきましては、弁護士、松村亮哉を訴訟代理人と定め、第一審判決の結果必要がある場合は上訴するものとし、訴訟において必要がある場合は適当と認める条件で相手方と和解するものであります。
 以上、訴えの提起について説明を終わりますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。
 楢崎議員。
4番(楢崎忠彦君) [ 54 ]  この公営住宅、また町営住宅の家賃の滞納に関しましては、各年度の決算委員会で毎年度指摘をさせていただいておりました。今回町もやっと重い腰を上げたのかなと。いわゆる不誠実な人に対しては、従来の口頭での請求、また書面、催告等を含めての書面での対応ではもういかんともしがたいという事態になったのかなと、早くからそういう事態になっておりましたけれども。町長の今年度の町政執行方針で、不誠実な滞納者に対する徹底した滞納処分を行うなど租税負担の公平性の確保のため収納率の向上を目指してまいりますと初めてうたわれました。今回の事例も含めて、さきの3月の定例会でもいわゆる未納額のワーストテン、約60万円ぐらい、56万円から最高は150万7,000円、また未納期間のワーストテンでは3年1カ月から8年3カ月と大変長期になっている方、また金額も大変大きな金額になっております。今回初めてこういう司法手続をとられたわけでありますけれども、今後今回の事例にかかわらずいずれは近い将来このような訴えの提起ということも視野に入れていく必要があるのかなと思いますけれども、その辺については今現在どのように考えておられるかお尋ねいたします。
議長(橋場利勝君) 楢崎議員の質疑に対する答弁に入ります。
 町長。
町長(椿原紀昭君) [ 55 ]  滞納対応については、ここ何年かいろいろと各議員のご意見を聞きながら対応してきておりますけれども、今回この訴えの提起に至るまでの経過について今お話ししたとおり、議員さんがおっしゃるとおりやっとそういうような対応をするようになったかということでありますので、当然こういった類似したケースが出てくるということが予想されます。当然そういうようなことであれば同じような対応になっていかざるを得ないということになります。恐らく予想ですけれども、こういうような町の対応がしてくるようになってきたということになれば、今滞納している中でもぎりぎりの線でいろいろとお話ししている方もいますから、恐らく考え方もまた改まるというか、意識が変わってくるのかなと思いますので、いずれにしても基本的な考え方は今このような対応になってきておりますので、これはそのまま継続して対応していきたいと、こう考えております。
議長(橋場利勝君) 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) [ 56 ]  20年近くにわたって滞納という点で、いろいろ担当のほうでもコンタクトをとられていたと思いますけれども……約20年ですよね、平成13年から今年の1月までということでしたよね。違うね、8年ですか、ごめんなさい、失礼しました。それで、毎回議会でも連帯保証人の方にもこの事情を話してとか、そういう形でいつも議論になりますよね。そういうこともされたにもかかわらず、こういう結果に至ったと。支払い能力的には十分あるのだよと、そういう判断に至ったからなのでしょうか。支払い能力の部分と、それから連帯保証人の関係、その方にもお願いしてとか、そういうここに至るまでの経緯、不誠実な態度だったよという点はお話ありましたけれども、その点がどうだったのかお尋ねします。
議長(橋場利勝君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(鴨野良治君) [ 57 ]  こういったことに至るまでの経過というふうなことでございまして、まず1点目、連帯保証人にかかわる件でございまして、この方の入居につきましては昭和58年から入っていらっしゃるということで、現在のところ26年を経過しております。その中で、初めのころは当然払っておりましたが、滞納を重ねてまいりまして、その中では平成17年から5年住んだら保証人更新するというふうな形で今対応してございまして、保証人の変更も提出がありません。そういう状況でございます。従前の入ったころからの保証人さんに対しても、こちらのほうからこれこれこういう事由で滞納があるのだよというふうなことでお話はしてまいりましたが、いかんせん入居から26年を経過しているというようなことで、当初保証人設定していただいた方も高齢で認知症に陥っているというふうな状況もございまして、こういった状況を把握できないというふうなことがありました。そういったことで、保証人に対する請求は不可能かなというふうなことで弁護士とも協議をいたしました。
 それと、2点目の支払い能力につきましては、この方お一人で入居しているわけでなくて、息子さんも一緒に入居されているというふうなことで、この方については収入があるというふうなことでございますので、この方の収入も調べておりまして、当然支払い能力があるのではないかというようなことで判断いたしまして、今回訴えを提起したというふうなことでございます。
議長(橋場利勝君) 8番、八木橋議員。
8番(八木橋義則君) [ 58 ]  1点だけ聞きたいのですが、弁護士の費用というのはどのぐらいかかるのですか、こちらのほうの行政として。月9,000円を払ってもらうのだというふうになっていますけれども、金額的にどのぐらいかかるのですか。
議長(橋場利勝君) 八木橋議員の質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(鴨野良治君) [ 59 ]  訴訟に至るまでの費用としましては、1件当たり17万5,000円というふうなことで考えております。その後訴訟の内容ですか、即決和解とかいろいろありまして、それらに応じてまた今後費用がかかってくるというふうなことでございます。おおよそこの方に対しましては、当初の費用17万5,000円ですから、それプラス恐らく8万円前後というような形で、恐らく30万円以内では上がるのかなというようなことで考えております。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。報告第11号 訴えの提起に係る専決処分について、承認することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、報告第11号につきましては、承認することに決定をいたしました。

意見書案第5号

議長(橋場利勝君) 日程第26、意見書案第5号 地方財政の充実・強化を求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 11番、本田議員。

                          〔11番 本田 諭君登壇〕

11番(本田 諭君) [ 60 ]  本案の賛成議員は、楢崎忠彦、桂一照の両議員でございます。
 地方財政の充実・強化を求める意見書案、意見の主旨を申し上げます。
 世界同時不況に端を発し、経済状況は深刻の度を増しておりまして、地域の雇用確保、社会保障の充実など、地域のセーフティーネットとしての地方自治体が果たす役割はますます重要となっております。来年度予算においても、本年度の予算規模を地方財政計画、地方交付税措置に継続的に取り入れるなど大胆な予算措置が必要であると政府に次のとおり対策を求めるものでございます。
 その内容について申し上げますが、医療、福祉分野、セーフティーネット対策の充実、産業の再興、環境対策など、さらには地域活性化・雇用等臨時特例費などに相当する額を恒久的に地方財政計画、地方交付税措置に取り入れ、自治体が安心して雇用対策に取り組めるよう環境整備を行うこと。また、公共事業に対しましても地方負担を増加させることのないように十分な財政措置を講じることなど、地方交付税総額の規模を拡大することを求めてまいりたいと思います。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
 あて先は、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣。
 以上、提案説明といたします。よろしくお願いいたします。
議長(橋場利勝君) ただいま提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関しましてはさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 意見書案第5号 地方財政の充実・強化を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員挙手。
 よって、意見書案第5号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

意見書案第6号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第27、意見書案第6号 義務教育費国庫負担制度堅持・負担率1/2への復元、教職員定数改善、就学保障充実など2011年度国家編成における教育予算確保・拡充に向けた意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 それでは、9番、伊達議員。

                          〔9番 伊達佐重君登壇〕

9番(伊達佐重君) [ 61 ]  意見書案第6号を朗読して提案にかえたいと思います。
 なお、本案の賛成議員は、八木橋義則議員、置田武司議員のご両名であります。
 義務教育費国庫負担制度堅持・負担率1/2への復元、教職員定数改善、就学保障充実など2011年度国家編成における教育予算確保・拡充に向けた意見書案。

意見書案第6号 義務教育費国庫負担制度堅持・負担率1/2への復元、教職員定数改善、就学保障充実など
2011年度国家編成における教育予算確保・拡充に向けた意見書


   意見の主旨  
 
 義務教育費国庫負担制度は、標準的な教職員数の確保について国の責任を果たすものであり、へき地校などが多い北海道においては、教育の機会均等を保障する重要なものとなっています。  
 政府は、「地域主権戦略大綱」を制定するとしていますが、その議論の中で国庫補助負担金の一括交付金化が議論され、教育にあっては、義務教育費国庫負担金が対象となっています。義務教育費国庫負担制度は、地域主権を脅かすものではなく、むしろ地域主権を保障する制度と言え、義務教育には必要不可欠なものであることから、この制度の堅持と「三位一体改革」で削減された負担率を1/2へ復元するなどの拡充が必要です。  
 学校現場における多忙化を助長させ、超勤実態が常態化することにより、教職員の健康被害が深刻なものとなっています。学校現場においては、教職員数の拡充は喫緊の課題となっており、文科省も子供たちに行き届いた教育を保障するため、少人数学級や教職員定数改善の実現に向けて、教育関係団体からのヒアリングや広く国民からの意見募集を行いながらその検討を進めています。  
 北海道においては、小規模校も多いことからその点で定数改善も必要です。わずかの差で学年の学級が減ってしまったり、また、1学年から2学年になる際に学級減となり、1クラスの人数が多くなって指導に困難をきたしている例が数多く存在し、教育の機会均等が著しく損なわれています。  
 今年度政府予算においては、「高校授業料無償化」「子ども手当」が計上されましたが、教育現場においては、給食費、修学旅行費、テストやドリルなどの教材費などの保護者負担が存在しています。地方交付税措置されている教材費や図書費についても都道府県や市町村においても、その措置について格差が出ており、住む地域に関係なく子どもたちの教育を保障するためには、教育予算の拡充が必要です。  
 これらのことから、国においては義務教育費国庫負担制度の堅持、負担率1/2への復元など下記の項目について、地方自治法第99条に基づき教育予算の確保・充実をするよう意見します。  
 記の前段で2番の補助説明をさせていただきますが、その中に出ている学校教育法第37条3項というのは、こういう中身でございます。学校教育法37条では、小学校には校長、教頭、教諭、養護教諭及び事務職員を置かなければならないとうたっております。ところが、その3項めにこういう条文があるわけです。第1項の規定にもかかわらずという前段がありまして、養護をつかさどる主幹教諭を置くときは養護教諭を、特別の事情のあるときは事務職員をそれぞれ置かないことができるという条文があるわけです。この3項めの条文があることによって養護教諭並びに事務職員に身分の不安定感をずっと与え続けているわけです。それで、第2項が法律の37条3項という条文が載っかっていますので、ご理解いただければと思います。それでは、改めて記の1番から読み上げます。  
 
1.義務教育費国庫負担制度の堅持と負担率1/2に復元すること。  
2.30人以下学級と教職員定数の改善を早期に実行すること。また、学校教育法第37条3項を削除し、行き届いた教職員配置を実現すること。  
3.給食費、修学旅行費、教材費など保護者負担の解消、就学保障の充実や学校施設整備、図書費など国の責任において教育予算の十分な確保、拡充を行うこと。  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  

   あて先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、文部科学大臣、そして地域主権を推進する内閣府特命担当大臣であります。
 よろしくご審議をお願い申し上げます。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関してもさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) それでは、ご異議がないようですので、お諮りをいたします。
 意見書案第6号 義務教育費国庫負担制度堅持・負担率1/2への復元、教職員定数改善、就学保障充実など2011年度国家編成における教育予算確保・拡充に向けた意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員賛成。
 よって、意見書案第6号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

意見書案第7号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第28、意見書案第7号 戸別所得補償制度の本格実施に向けた意見書を議題とします。
 提案理由の説明を求めます。
 それでは、7番、桂議員。

                          〔7番 桂 一照君登壇〕

7番(桂 一照君) [ 62 ]  意見書案第7号 戸別所得補償制度の本格実施に向けた意見書。
 本案の賛成議員は、本田諭議員、鵜川和彦議員、両名でございます。

意見書案第7号 戸別所得補償制度の本格実施に向けた意見書

  意見の主旨  
 
 国の農業者への支援が本年度から変わりまして、戸別所得補償の制度がモデル事業としてスタートしております。来年度に向けては、本格的な制度となることになっております。それに向けまして、本道の農業、あるいは地域の農業が安定した経営ができるよう、次の重点目標3項目について提案をさせていただきます。  
 
 
 
1.本格実施にあたっての基本的な考え方について  
 食料自給率の向上に向けた農業者の生産性や品質の向上評価、さらに農業者が安心して営農に取り組むことができ、経営に対する必要な予算を安定的に確保することを目的とし、戸別所得補償制度が国際的規律に対応しうる安定した制度、WTO農業交渉日本提案の実現に努めること。このことが地域農業及び関係者の意見や要望が地域の実情に反映され、主体性の活かされる制度とする。また、さらには事務手続き等の簡素化を図ることを求める。  
 
2.畑作経営における戸別所得補償制度について  
 畑先農業の持続的な発展を図るため、適正な輪作体系の維持確立が可能となる仕組みを導入し、生産力の拡大を図ることである。畑作における戸別所得補償制度については、対象作物に係わる生産数量目標に応じて生産販売する者、また、対象作物は本道畑作の重要な麦、大豆、てん菜、でん原馬鈴薯に加え、食料自給率に向けた輪作体系の必要な作物とし、支援方法は「面積支払」「成績支払」農業者の経営努力が適切に評価されるよう設定すること。経営規模拡大に対する土地購入、資本整備の充実等に対する支援措置を講ずることを求める。  
 
3.水田における戸別所得補償制度について  
 主食用米や水田における麦大豆の作付に対する支援水準米需給調整参加農家の経営安定と、引き続き水田利活用の円滑な推進、激変緩和措置に代わり地域の実情に即した柔軟な裁量による取り組みができる制度を設け、需給調整参加農家の不利益とならないようシステムを整備し、米の生産目標の都道府県別の算定について産地の努力が適切に評価される仕組みに見直すことと、収入減少の影響を緩和する対策を行うことを求める。  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提案いたします。  
 
 あて先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、農林水産大臣。  

   以上、提案説明といたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関してもさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 意見書案第7号 戸別所得補償制度の本格実施に向けた意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員賛成。
 よって、意見書案第7号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 なお、ただいま可決をいたしました3件の意見書につきましては、本日の日付をもってそれぞれの関係機関に提出をいたします。
 ここで昼食のための休憩に入ります。なお、再開は午後1時といたします。休憩に入ります。

                          休憩 午後 零時00分

                          再開 午後 1時00分

議長(橋場利勝君) 再開をいたします。

議員研修会への派遣について

議長(橋場利勝君) それでは、日程第29、議員研修会への派遣についてでありますが、北海道町村議会議長会議会広報研修会が8月20日、札幌市で、それから全国町村議会議長会議会広報研修会が8月25、26日、東京都でそれぞれ開催されます。それぞれ該当する議員の派遣をいたしたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それぞれ研修会へ派遣することに決定をいたしました。

所管事務調査中間報告

議長(橋場利勝君) 日程第30、所管事務調査の中間報告を議題に供します。
 議会運営員会から平成21年第4回定例町議会に申し出のありました議会活性化について中間報告をしたい旨の申し出がありましたので、これより議会運営委員長から報告をしていただきます。
 議会運営委員長。

                          〔議会運営委員長 伊達佐重君登壇〕

議会運営委員長(伊達佐重君) [ 63 ]  所管事務調査の中間報告をいたします。
 私たちの受け持った部分は、調査事項は議会活性化でございます。
 これまでの調査日程は、2月の2日から始まって6月の14日まで、11回にわたって会議を開かせていただきました。中身については一々説明申し上げませんので、お目通しをいただきたいと思います。
 調査内容について読み上げてみたいと思います。調査の内容。2008年4月よりスタートした第5次総合計画を策定の折、町民の皆さんと議会が議論し、町の将来がどうあるべきかを検討して、その際3年後の見直しに当たっても同様に住民参加で総点検することを確認している。(別紙2008年2月20日第2回定例会議案第12号 栗山町新総合計画基本構想及び基本計画の策定について意見)また、国においては地域主権改革の関連3法案が審議されており、その焦点の一つに国が自治体の業務を全国一律に縛る義務づけ、枠づけの見直しがある。この義務づけの見直しの中には総合計画基本構想策定義務の廃止も盛り込まれている。義務づけ、枠づけから除かれることは、今後自立自治体としては総合計画等はみずからの条例によるものとの解釈があることは当然だ。昨年11月、全員協議会においてこの総合計画条例策定に関し議員全員の合意を得たことを踏まえ、栗山町議会からの政策提言と位置づけ、議会運営委員会において総合計画の策定と運用に関する条例策定委員会の設置を決めた。その後、専門的知見の活用、前総合計画審議会委員、行政との意見交換会を交えながら、総合計画に議会がどのように関与するか調査を進める中で総合計画の策定と運用に関する条例案についても調査を進めた。資料の主なるものは別紙のとおりである。
 4、今後の課題。地方自治の進展と自主自立が求められ、人口減少社会が極めて深刻化。町の将来像を見据えた総合計画に当たり、その手続における住民、議会、首長、職員のかかわりについて明確に規定する条例が必要である。重要な町の柱を決める条例には町民との議論が必要である。また、執行部職員の意識向上をいかに図るかが生ける条例化のポイントとなる。よって、議会として説明責任を果たすためにも議会報告会の開催を協議していく。
 なお、この条例は次の定例会、9月です、までに成案としたい。
 以下、条文については山本策定委員長のほうから報告をしていただきますので、よろしくお願いします。
議長(橋場利勝君) それでは、山本策定委員長のほうよりよろしくお願いします。

                          〔条例策定委員長 山本修司君登壇〕

条例策定委員長(山本修司君) [ 64 ]  それでは、総合計画の策定と運用に関する条例策定委員会といたしまして報告をさせていただきます。
 今ほど議会運営委員会の伊達委員長より審議過程につきましてご報告がございました。私のほうからは、条例策定委員長としてさらに詳しい説明をさせていただきます。今回の報告書を提出した経過についてご報告申し上げます。議会を中心に行政職員の皆さんと条例について9回の審議を実施いたしました。特に行政側とは条文の細かな部分まで詰めの作業を行ってまいりました。前回の会議までの議論を通してある程度の歩み寄りを見ることができたと思われます。栗山町議会基本条例では、総合計画の基本計画までを議決事項と定めていることもあり、改めて総合計画の策定義務を町みずからが意思表示する必要があります。また、あわせて総合計画の意義を問い直し、住民、行政、議会が一体となって推進していかなければなりません。議会、行政が住民に丁寧な説明を続け、なじみにくい条例というものをより身近な存在に近づけるよう努力し、議会側は全議員とのコンセンサスをより深めることを約束いたします。さらに、議会報告会を実施し、住民と意見交換をしたいというふうに考えております。この総合計画条例を町長がマニフェストに掲げる自治基本条例の制定につなげていきたいものだと思っております。策定に当たっては、住民、行政、議会の協働による作業となることも視野に入れながら、それぞれの信頼関係を築きたいと考えております。
 それでは、条文について大まかではございますが、説明をさせていただきます。運営委員長の先ほどのレジュメの最後のページのところに条例の条文が載っておりますので、ごらんください。
 1条、2条につきましては、総合計画の哲学、理念をあらわしている部分でございます。
 3条、4条、5条は、総合計画の名称とその内容についてあらわしております。
 6条、7条は、計画と予算、緊急政策への対応でございます。特に町が行う政策等は、総合計画に根拠を置くものとし、総合計画に記載のない政策は予算化しないとしております。これは、緊急政策については議会として柔軟な対応をするというものであります。決して拘束するものではありません。
 それから、第8条、第9条、第10条、第11、12条、これは総合計画の期間、基本構想、基本計画、進行管理計画について説明をいたしております。
 続きまして、13条、14条、15条は、総合計画の策定手順、総合計画策定委員会の設置とその内容についての説明でございます。特に14条は、町長選挙におけるマニフェストとの関係について説明をいたしております。
 16条は、関連制度の整備として、町長、職員、議会、それぞれの責務について説明をいたしております。
 以上、簡単ではございますが、条文の説明とさせていただきます。
議長(橋場利勝君) 所管事務調査の報告が終わりましたけれども、質疑に入りたいと思いますが、質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) なしのご意見がありますが、それではこれで議会運営委員会の所管事務調査の中間報告を終わります。

所管事務調査継続の申出

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第31、所管事務調査継続の申出でありますが、総務教育常任委員会から子供の環境づくりについて、産業福祉常任委員会から建設事業の実態について、そしてごみ処理の実態について、議会運営委員会から議会活性化についてということで、議会で議決をし、調査を進めているところでありますが、今後さらに調査を進めたいということで継続調査の申し出があります。これにつきましては、継続して調査をしていただきたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、継続して調査をしていただくことに決定をいたします。
 なお、調査は閉会中に実施をしていただきたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

所管事務調査の申出

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第32、所管事務調査の申出でありますが、議会運営委員会から次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項についてということで所管事務調査の申し出があります。所管事務調査をしていただくことにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それぞれ閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

閉会の宣告

議長(橋場利勝君) 以上で提案されました案件の審議がすべて終了いたしましたので、閉会をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、これをもちまして平成22年第6回栗山町議会定例会を閉会いたします。

閉会 午後 1時15分