平成22年第11回栗山町議会定例会会議録(第3日目)


                平成22年12月16日 午前 9時30分開議

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  小  寺     進  君
     2番  蛇  谷  富 士 男  君
     3番  重  山  雅  世  君
     4番  楢  崎  忠  彦  君
     5番  山  本  修  司  君
     6番  置  田  武  司  君
     7番  桂     一  照  君
     8番  八 木 橋  義  則  君
     9番  伊  達  佐  重  君
    10番  鵜  川  和  彦  君
    11番  本  田     諭  君
    12番  大  平  逸  男  君
    13番  橋  場  利  勝  君

2、欠席議員は次のとおりである。

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事務局長             衣  川  秀  敏
    事務局主査            桑  島  克  典

4、地方自治法第121条の規定による説明員は次のとおりである。
    町長               椿  原  紀  昭  君
    副町長              岩  田  美  春  君
    総務課長             山  本  信  二  君
    経営企画課長           佐 々 木     学  君
    経営企画課主幹          高  間  嘉  之  君
    税務課長             千  葉  清  己  君
    税金対策室長           松  田  孝  之  君
    出納室長             松  本  俊  哉  君
    継立出張所長           山  本  信  二  君
    環境生活課長           住  友     茂  君
    住民福祉課長           水  上  州  洋  君
    住民福祉課主幹          室  永  栄  子  君
    住民福祉課主幹          秦  野  加 寿 彦  君
      保健対策室長
    建設水道課長           鴨  野  良  治  君
    建設水道課主幹          今     政  樹  君
    産業振興課長           坂  口  昇  一  君
    くりやまブランド推進室長     花  田  正  博  君
    教育委員長            磯  野  武  司  君
    教育長              鈴  木  紀  元  君
    教育次長             近  藤  光  弘  君
    教育委員会主幹          清  水  一  徳  君
    介護福祉学校事務局長       山  代  賢  治  君
    監査委員             丸  山  隆  夫  君
    選挙管理委員長          村  上     哲  君
    選挙管理委員会          山  本  信  二  君
      書記長
    農委会長             川  畑  典  雄  君
    農委事務局長           鈴  木  利  一  君

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名
  議案第110号 栗山町立保育所設置条例の一部を改正する条例
  議案第111号 栗山町廃棄物の減量及び処理に関する条例の一部を改正する条
          例
  議案第112号 教育委員会委員の任命について
  議案第113号 監査委員の選任について
  議案第114号 公平委員会委員の選任について
  諮問第  1号 人権擁護委員の推せんについて
  議案第115号 栗山町第5次総合計画基本構想の追加及び基本計画の改訂につ
          いて
  議案第116号 栗山町過疎地域自立促進市町村計画の一部変更について
  意見書案第12号 道立衛生学院の存続を求める意見書
  意見書案第13号 大幅増員と夜勤改善で安全安心の医療・介護を求める意見書
  所管事務調査継続の申出
  (総務教育・産業福祉各常任委員会)
  所管事務調査の申出
  (議会運営委員会)

開議 午前 9時30分


開議の宣告

議長(橋場利勝君) [ 1 ] 議員の出欠状況につきましては、ただいま事務局長報告のとおり定足数に達しておりますので、ただいまから平成22年第11回栗山町議会定例会3日目の会議を開きます。

会議録署名議員の指名

議長(橋場利勝君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、5番、山本議員、6番、置田議員のご両名を指名いたします。

議案第110号

議長(橋場利勝君) 日程第2、議案第110号 栗山町立保育所設置条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 2 ]  議案第110号 栗山町立保育所設置条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 栗山町立角田保育所は、昭和51年度に建築され、30年以上が経過しており、建物の老朽化が著しい状況にあります。入所児童数は、定員45名に対して約半数の25名前後で推移しており、クラス別保育ができず、本年度も1歳児から3歳児クラスと4歳児、5歳児クラスの2クラス編制にせざるを得ない状況にあります。特に1歳児から3歳児のクラスは年齢ごとに児童の活動性の違いが著しく、発達に応じた指導に苦慮する場面が見受けられるなど、決して充実した保育環境にある状況ではありません。また、今後の入所児童数の推移を見ても、横ばいあるいは減少傾向にあります。これら児童数の減少に伴う保育環境改善及び施設運営改善の観点から、角田保育所を閉所するため、本条例を改正するものであります。
 改正条項につきましては、第2条におきまして2カ所ある町立保育所のうち角田保育所を削り、設置する保育所を継立保育所のみとするものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成24年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入りますが、ございませんか。
 9番、伊達議員。
9番(伊達佐重君) [ 3 ]  議案そのものに対する質問ではなくて、今日の道新記事ごらんになったかと思いますけれども、恐らく行政側からの資料を早とちりをしたのだろうと思うのですけれども、既に決まったかのような報道がされているわけなのですが、これから委員会付託をして決めていこうという段階でああいう記事が出るということは大変問題だと思いますけれども、行政としてはこの点についてどう考えているかお聞かせ願いたいと思います。
議長(橋場利勝君) ただいまの伊達議員に対する答弁に入ります。
 町長。
町長(椿原紀昭君) [ 4 ]  道新の栗山支局長さんにおかれましては、議会開会ごとにご存じのとおり議場へ来られていろいろ聞いておりますし、そのときの議案に応じてさらなる情報あるいは内容等もお聞きになりながらお帰りになっているのでないかなと思います。ただ、その窓口たる対応が云々なのかなというようなご質問でないかと思いますけれども、私どもとしては先般これに関連したご質問でご論議もさせていただいておりますから、ああいうような考え方での範囲内での対応を窓口でしているということでございますので、ご理解願いたいなと思います。
議長(橋場利勝君) 伊達議員の再質疑に入ります。
9番(伊達佐重君) [ 5 ]  これからもいろいろな場面でこういうことがあり得ると思いますけれども、行政側としてはそうすると記事の訂正のようなことを申し入れる気はあるのでしょうか、ないのでしょうか。
議長(橋場利勝君) 伊達議員の質疑に対する答弁に入ります。
 町長。
町長(椿原紀昭君) [ 6 ]  訂正をさせるというような考え方はございません。あくまでもこの案件につきましてはかなりの期間の中で論議をしてきておりますから、これは道新としてのとらまえ方によりますけれども、計画案としては行政側はこういうようなことで考えておると、これは明らかにさせておりますから、その点を支局としてご理解をした上でこういうような書き方にしたのでないかなと思いますので、私のほうでは今日この議案にものせてございますとおり考え方は変わっておりませんから、これを訂正をさせるというような考え方はございません。
議長(橋場利勝君) そのほか質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
 なお、議案第110号 栗山町立保育所設置条例の一部を改正する条例につきましては、さきに協議したとおり所管の産業福祉常任委員会に付託の上、慎重に審議をしていただきたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) 異議がないようですので、議案第110号につきましては、産業福祉常任委員会に付託することに決定をいたしました。
 なお、審議につきましては閉会中に実施をしていただきたいと存じますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、閉会中に審議をしていただくことに決定をいたしました。

議案第111号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第3、議案第111号 栗山町廃棄物の減量及び処理に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 7 ]  議案第111号 栗山町廃棄物の減量及び処理に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 本町の最終処分場延命化のため、平成23年4月1日から炭化による中間処理を実施いたします。今回の改正内容につきましては、その他ごみの分別方法を炭にできるごみと炭にできないごみに細分化することから、本条例を改正するものであります。
 改正条例につきましては、別表1中、分別区分、その他を炭にできるごみと炭にできないごみに改め、手数料を炭にできるごみは埋め立て処理を行わないため、現在の資源物の指定袋と同額の35リットル袋は1枚当たり10円、50リットル袋は1枚当たり16円とし、炭にできないごみは埋め立て処理を行うことから、従来のその他の指定袋と同額の25リットル袋は1枚当たり45円、40リットル袋は1枚当たり70円とするものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成23年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りをいたします。議案第111号 栗山町廃棄物の減量及び処理に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第111号につきましては、原案どおり決定をいたしました。

議案第112号

議長(橋場利勝君) 日程第4、議案第112号 教育委員会委員の任命についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 8 ]  議案第112号 教育委員会委員の任命について提案理由をご説明申し上げます。
 平成10年5月20日に就任以来教育委員会委員としてご尽力をいただいております磯野武司氏が平成22年12月19日をもって任期満了となりますので、後任といたしまして月輪淳裕氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により本議会の同意をお願いするものであります。
 月輪氏は、現在栗山町角田43番地にお住まいで、昭和28年7月15日生まれの57歳であります。月輪氏は、平成9年から栗山町民生委員児童委員、平成19年からは会長としてご尽力されており、さらに同年4月からは人権擁護委員としてご活躍されております。また、昭和62年から角田小学校PTA副会長、平成4年から3カ年は会長として、さらに平成10年から3年間は栗山高等学校PTA会長、平成14年には岩見沢高等養護学校PTA会長を歴任され、昭和62年から2年間は栗山町ことばを育てる親の会会長を務められるなど、教育全般に深い理解を持っておられます。月輪氏は、高潔な人格で、教育行政に大きな見識を有し、教育委員会委員として適任であると考えております。
 なお、任期につきましては、平成22年12月20日から平成26年12月19日までの4年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) 質疑がないようですので、質疑を打ち切ります。
 なお、本件につきましては、人事案件でございますので、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 議案第112号 教育委員会委員の任命について、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第112号につきましては、原案どおり同意することに決定をいたしました。

議案第113号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第5、議案第113号 監査委員の選任についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 9 ]  議案第113号 監査委員の選任について提案理由をご説明申し上げます。
 平成15年1月1日に就任以来監査委員としてご尽力いただいております丸山隆夫氏が平成22年12月31日をもって任期満了となりますので、後任といたしまして谷田進太郎氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により本議会の同意をお願いするものであります。
 谷田氏は、現在栗山町錦3丁目138番地の1にお住まいで、昭和28年6月26日生まれの57歳であります。谷田氏は、平成16年11月から栗山商工会議所常議員、さらに本年11月から副会頭の要職につかれており、見識、人格ともに豊かな方であり、監査委員として適任であると考えております。
 なお、任期につきましては、平成23年1月1日から平成26年12月31日までの4年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 なお、本件につきましても人事案件でございますので、討論を省略して採決をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 議案第113号 監査委員の選任について、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第113号につきましては、原案どおり同意することに決定をいたしました。

議案第114号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第6、議案第114号 公平委員会委員の選任についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 10 ]  議案第114号 公平委員会委員の選任について提案理由をご説明申し上げます。
 公平委員会委員のうち志摩隆氏は、平成22年12月31日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により本議会の同意をお願いするものであります。
 志摩氏は、現在栗山町字継立21―3にお住まいで、昭和26年11月8日生まれの59歳であります。志摩氏は、識見、人格ともに豊かな方であり、公平委員会委員として適任であると考えております。
 なお、任期につきましては、平成23年1月1日から平成26年12月31日までの4年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) それでは、提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 なお、本件につきましても人事案件でございますので、討論を省略して採決をいたしたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 議案第114号 公平委員会委員の選任について、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、議案第114号につきましては、原案どおり同意することに決定をいたしました。

諮問第1号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第7、諮問第1号 人権擁護委員の推せんについてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 11 ]  諮問第1号 人権擁護委員の推せんについて提案理由をご説明申し上げます。
 平成14年4月1日に就任以来人権擁護委員としてご尽力いただいております黒河英子委員が平成23年3月31日をもって任期満了となりますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、候補者の推薦に当たり本議会の意見をお伺いするものであります。
 候補者として土田清美氏を推薦したいと考えております。土田氏は、現在栗山町松風4丁目10―8にお住まいで、昭和26年3月22日生まれの59歳であります。土田氏は、栗山町のボランティア団体の役員として地域福祉の向上、推進のために広い分野でご活躍をされております。また、地域からの信望も厚く、多岐にわたる活動により地域並びに社会の実情に精通しております。人権擁護活動に対しても理解が深く、離職後も活発な活動が期待されることから適任者として推薦したいと考えております。
 なお、任期につきましては、平成23年4月1日から平成26年3月31日までの3年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入りますが、ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 なお、本件につきましても人事案件でございますので、討論を省略し、採決をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 諮問第1号 人権擁護委員の推せんについて、原案どおり適任と認めることに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(橋場利勝君) 全員起立。
 よって、諮問第1号 人権擁護委員の推せんについては、原案どおり適任と認めることに決定をいたしました。

議案第115号

議長(橋場利勝君) 日程第8、議案第115号 栗山町第5次総合計画基本構想の追加及び基本計画の改訂についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 12 ]  議案第115号 栗山町第5次総合計画基本構想の追加及び基本計画の改訂についての提案理由をご説明申し上げます。
 今回改訂する基本計画につきましては、当初の計画策定と同様に住民参加で総点検しながら進めることを基本といたしまして、町民満足度調査や町民まちづくり懇談会を開催するなど、現状における課題や町民ニーズの把握に努めながら策定に当たったところでございます。多くの町民皆さんからのご意見、ご提言を踏まえるとともに、町財政計画との整合作業を終え、さらには議会との4回にわたる一般会議を経て、このたび後期実施計画がまとまったことから、今回議会にご提案するものであります。
 後期実施計画の策定に当たっての基本的な考え方でありますが、まず1つとしては、多様な手法による町民参加と対話による合意形成を基本とする協働のまちづくりの推進であります。もう一つは、町民ニーズと現状による諸課題を踏まえた緊急政策等への対応でございます。さらに、公共施設の適正な維持管理などストック面を重視した施策実施と財政運営であります。この3点を重点項目として策定に当たったところであります。
 それでは、栗山町第5次総合計画、第1章、基本構想(追加分)の1ページをごらんいただきたいと思います。基本構想、4、財政の健全化におきまして1ページから3ページまでにつきましては、これまで中長期財政問題等調査特別委員会でご説明してまいりました合併破綻後における第3次改革プランの推進について整理したものを追加するものであります。
 次に、4ページをお開きください。4ページから5ページまでにつきましては、後期実施計画に掲上する新規事業をすべて盛り込むとともに、現時点で見込まれる歳出、歳入の各項目を整理した町財政の中長期試算について追加するものであります。試算の結果、平成27年度まで財政収支の均衡が図られる見通しとなったところであります。一般会議でご意見として出されておりました平成28年度以降の財政見通しにつきましても、一定の要件のもとに試算を行ったところ、平成28年度以降につきましても厳しい財政状況に変わりはありませんが、投資的事業費を抑えることによる地方債発行の抑制、また一般経費の削減を見込むとともに、水道事業会計や特定目的基金など町全体の財源の有効活用を図ることで財政収支の均衡が図られる見通しとなったところであります。
 続きまして、第2章、基本計画(改訂版)の1ページをお開きいただきたいと思います。1ページから9ページまでが政策1、町民、地域、行政でありますが、私の公約であります自治基本条例の制定を初め、町民参加機会のさらなる充実のための施策を引き続き推進してまいりたいと考えております。また、町有施設修繕を新規事業として盛り込むなど、ストック面を重視した計画的な財政運営を進めてまいりたいと思っております。新規事業は町有施設修繕ほか1件で、総事業費は2,331万6,000円であります。
 続きまして、10ページをお開きください。10ページから23ページまでが政策2、生活、環境でありますが、これまで進めてまいりました環境整備や環境教育に関する施策を引き続き推進するとともに、ファーブルの森観察飼育舎改修事業や太陽光発電システム設置事業などを新規事業として盛り込み、環境に優しいまちづくりを進めてまいりたいと考えております。新規事業はファーブルの森観察飼育舎改修事業ほか12件で、総事業費は3億3,418万円であります。
 続きまして、24ページをお開きいただきたいと思います。24ページから34ページまでが政策3、医療、保健、福祉でありますが、これまで進めてまいりました健康づくりや地域医療体制の充実を図るための施策を引き続き推進するとともに、ファミリーサポートセンター設置事業あるいは地域福祉を担う人づくりなどを新規事業として盛り込み、福祉と教育、そして関係団体等との連携により暮らし満足度の高いまちづくりを進めてまいりたいと考えております。新規事業は地域福祉を担う人づくりほか7件で、総事業費は1億4,095万6,000円であります。
 続きまして、35ページをお開きいただきたいと思います。35ページから53ページまでが政策4、教育、文化、スポーツでありますが、これまで進めてまいりました子供たちを守り育てるための施策や社会教育活動の充実を図るための施策を引き続き推進するとともに、栗山小学校校舎外壁改修や介護福祉学校周辺整備、さらには栗山ダムパークゴルフ場コース拡張事業などを新規事業として盛り込み、町民が輝くまちづくりを進めてまいりたいと考えております。新規事業は子ども夢づくり支援事業ほか22件で、総事業費は1億8,921万1,000円であります。
 続きまして、54ページをお開きください。54ページから65ページまでが政策5、産業でありますが、これまで進めてまいりました農業生産基盤や雇用環境整備などの産業振興施策を引き続き推進するとともに、緊急施策としてエゾシカ農業被害緊急対策事業や米麦乾燥調製施設増設事業などを新規事業として盛り込み、町民の皆さんが生活の豊かさを感受できるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。新規事業は米麦乾燥調製施設増設事業ほか2件、総事業費は13億3,747万5,000円であります。
 続きまして、66ページをお開きください。66ページから80ページまでが政策6、都市基盤でありますが、これまで進めてまいりました道路網の整備や公営住宅の建てかえによる住環境の整備など、町民の皆さんの生活をより快適にするための施策を引き続き推進するとともに、桜丘鳩山線の歩道整備や栗山由仁線の道路整備などを新規事業として盛り込み、豊かな自然や都市機能が調和したまちづくりを進めてまいりたいと考えております。新規事業は市街地形成(字名改正等)検討事業ほか11件で、総事業費は2億4,051万7,000円であります。
 以上、政策1、町民、地域、行政から政策6、都市基盤まで、61事業で総額22億6,565万5,000円の新規事業を今回の後期実施計画に盛り込んだところであります。
 今後とも健全な財政運営を基本に、町民皆さんの参加と合意形成による効率的な行政運営を進めてまいりたいと考えております。その上でしっかりとした時代の想定を行いながら、本年度の執行方針で述べたように、ふるさと栗山が持つ3つの力、栗山力、共生力、町民力を最大限に生かしたまちづくりを目指してまいりたいと考えております。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
 なお、議案第115号 栗山町第5次総合計画基本構想の追加及び基本計画の改訂につきましては、さきに協議したとおり栗山町中長期財政問題等調査特別委員会に付託の上、審議をしていただきたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、議案第115号 栗山町第5次総合計画基本構想の追加及び基本計画の改訂につきましては、栗山町中長期財政問題等調査特別委員会に付託することに決定をいたしました。
 なお、審議につきましては開会中に実施をしていただきたいと存じますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、開会中に審議をしていただくことに決定をいたしました。

議案第116号

議長(橋場利勝君) 続きまして、日程第9、議案第116号 栗山町過疎地域自立促進市町村計画の一部変更についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 13 ]  議案第116号 栗山町過疎地域自立促進市町村計画の一部変更についての提案理由をご説明申し上げます。
 平成22年度から平成27年度までの6年間を計画期間とする本町の過疎計画につきましては、本年9月の議会定例会で一たん議決をいただいたところでありますが、先ほどの議案第115号においてご説明いたしました栗山町第5次総合計画後期実施計画との整合性をとった過疎計画の一部変更について今回ご提案をさせていただくものであります。
 それでは、変更内容についてご説明いたしますので、栗山町過疎地域自立促進市町村計画をごらんください。また、別途配付しております議案第116号資料の栗山町過疎地域自立促進市町村計画新旧対照表をあわせてごらんいただきたいと思います。この新旧対照表は、本年9月議会定例会で議決をいただいた過疎計画と比較したものであります。
 それでは、栗山町過疎地域自立促進市町村計画の11ページをお開きいただきたいと思います。施策第2、産業の振興におきまして、ソとして、農業被害拡大防止のため、有害鳥獣駆除の充実を図るという文言を追加するものであります。これにつきましては、新規事業として追加いたしましたエゾシカ農業被害緊急対策事業に対応する本文の追加であります。11ページ下段から13ページにかけまして産業振興に係る事業計画を掲上しておりますが、今回道営桜山地区経営体育成基盤整備事業ほか13事業を追加し、1事業を削除するものであります。
 続きまして、17ページをお開きください。17ページから18ページにかけまして交通、通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進に係る事業計画を掲上しております。今回栗山由仁線改良舗装ほか6事業を追加し、1事業を削除するものであります。
 続きまして、21ページをお開きください。21ページ下段から23ページにかけまして生活環境の整備に係る事業計画を掲上しておりますが、今回水道老朽施設更新ほか15事業を追加し、6事業を削除、また1事業の名称変更を行うものであります。
 続きまして、25ページをお開きいただきたいと思います。25ページ下段から28ページにかけまして高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進に係る事業計画を掲上しておりますが、今回水の会、養護老人ホーム泉徳園でありますけれども、この補助金ほか9事業を追加するものであります。
 続きまして、29ページをお開き願いたいと思います。医療の確保に係る事業計画を掲上しておりますが、今回地域医療推進事業を追加するものであります。
 続きまして、32ページをお開きいただきたいと思いますが、32ページから33ページにかけまして教育の振興に係る事業計画を掲上しておりますが、今回栗山小学校校舎外壁改修ほか25事業を追加し、1事業を削除するものであります。
 続きまして、38ページをお開き願いたいと思いますが、38ページから39ページにかけましてその他地域の自立促進に関し必要な事項に係る事業計画を掲上しておりますが、今回雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウス拠点活動支援事業ほか1事業を追加し、3事業の名称変更を行うものであります。
 以上、産業の振興からその他地域の自立促進に関し必要な事項までの追加等の内容でありますが、合計で追加76事業、削除9事業、名称変更4事業であります。追加事業につきましては、9月の過疎計画議決以降に補正する予算で追加した事業及び後期実施計画で新規事業として掲上した事業等であります。
 また、40ページから51ページまでにつきましては、制度の拡充により新たに過疎債の対象となったソフト事業を施策ごとに抜粋して整理したものであります。その他、参考資料として平成22年度から平成27年度までの各年度別事業費等を整理した資料も配付させていただきましたので、後ほどご参照いただきたいと思います。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(橋場利勝君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。ございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 なお、議案第116号 栗山町過疎地域自立促進市町村計画の一部変更についてにつきましても、さきに協議したとおり栗山町中長期財政問題等調査特別委員会に付託の上、審議をしていただきたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、議案第116号 栗山町過疎地域自立促進市町村計画の一部変更についてにつきましては、栗山町中長期財政問題等調査特別委員会に付託することに決定をいたしました。
 なお、審議につきましては開会中に実施をしていただきたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、開会中に審議をしていただくことに決定をいたしました。

意見書案第12号及び意見書案第13号

議長(橋場利勝君) 日程第10、意見書案第12号 道立衛生学院の存続を求める意見書を議題に供します。なお、続けて日程第11、意見書案第13号 大幅増員と夜勤改善で安全安心の医療・介護を求める意見書、この2つを同時提案していただきたいと思います。
 提案者につきましては、3番、重山議員。
 重山議員。

                          〔3番 重山雅世君登壇〕

3番(重山雅世君) [ 14 ]  道立衛生学院の存続を求める意見書。
 本意見書の賛成議員は、伊達佐重議員、楢崎忠彦議員、ご両名でございます。

道立衛生学院の存続を求める意見書

  意見の主旨  
 
 看護師、保健師、助産師等を養成する道立衛生学院廃止の方針が打ち出されている。医師・看護師不足、地域医療の崩壊が社会問題となっている今こそ、道民の生命と健康を守るべき地方自治体がその責任において、医療従事者の確保、安全と安心の医療実現のために力を尽くさなければならない時である。  
 道立衛生学院は、准看護師が正看護師の資格をとる、いわゆる「進学コース」をはじめ、保健師養成、助産師養成など、看護職員養成には欠くことのできない重要な施設である。衛生学院の廃止は道内の看護職員確保に多大な影響を与えることは明らかである。  
 また、道立衛生学院の入学料、授業料など学費は他の養成所と比べて格段に安く設定され、経済的理由で進学の道を断念することを防止してきた。現に「道立だから頑張れた」との声は少なくない。そういう意味からも道立衛生学院の役割は大きなものである。  
 「北海道第6次看護職員受給見通し」(平成18年策定)は、初年度から供給見込み数に大幅な狂いが生じているが、道はその「見通し」の見直しも行おうとしない。  
 また、医師・看護師が都市に集中する中、地方自治体ではもっと深刻な状況にあり、「安心して生み育てられる北海道」をつくるためには、民間任せの施策だけでは、北海道全体の、とりわけ地方の医療不安は解消につながらない。  
 深刻な医療・看護現場の実態改善、崩壊寸前と言われる地域医療を再生するために、医療・看護職員確保対策の強化を財政措置も含めて道が率先して行うべき時である。  
 以上の趣旨から、下記の点について要望する。  
 
 
 
 1. 北海道内の看護職員等医療従事者確保に寄与している道立衛生学院を存続させること。  
 2. 保健師養成課程及び看護師2年課程(通信制)の学生募集を再開すること。  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  
 
 あて先は、北海道知事あてでございます。  

   次は、大幅増員と夜勤改善で安全安心の医療・介護を求める意見書です。
 本意見書の賛成議員は、伊達佐重議員、蛇谷富士男議員、ご両名でございます。

大幅増員と夜勤改善で安全安心の医療・介護を求める意見書

  意見の主旨  
 
 長寿世界一を誇る日本の医療は、長年にわたる社会保障費抑制政策の下でも、医師、看護師などの懸命な努力で支えられてきた。  
 しかし医療現場は、長時間・過密労働に加え、医療技術の進歩や医療安全への高まりなどで、看護職員などの労働環境は厳しさを増し、離職者も多く、深刻な人手不足になっている。  
 看護師など夜勤交代制労働者の労働条件を抜本的に改善し、人手を大幅に増やし、安全・安心の医療・介護を実現することが大切になっている。医療・社会保障予算を先進国並みに増やし、国民が安心して暮らしていける制度が求められている。  
 以上の主旨から、看護師等の大幅増員を実現し、安全で行き届いた医療・看護・介護の拡充を図るため、下記事項について要望する。  
 
 
 
 1. ILO看護職員条約に基づき、看護師など夜勤交代制労働者の労働時間を1日8時間、週32時間以内、勤務間隔を12時間以上とすること。  
 2. 医療、社会保障予算を先進国並みに増やし、医師・看護師・介護職員等を大幅に増やすこと。  
 3. 国民(患者・利用者)の負担を考慮し、安全・安心の医療・介護を実現すること。  
 
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  
 
 あて先、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣。  

   以上でございます。
 朗読をもって提案いたします。よろしくお願いいたします。
議長(橋場利勝君) ただいま意見書案の12号、そして13号につきましての提案理由の説明を終えたところでありますけれども、なお採決に当たりましては1件ずつ進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 なお、この件に関しては、さきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 まず最初に、意見書案第12号 道立衛生学院の存続を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員挙手。
 よって、意見書案第12号につきましては、原案どおり決定をいたしました。
 続きまして、13号につきましても質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それではお諮りをいたします。
 意見書案第13号 大幅増員と夜勤改善で安全安心の医療・介護を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。

                          〔賛成者挙手〕

議長(橋場利勝君) 全員挙手。
 よって、意見書案第13号につきましても原案どおり決定をいたしました。
 なお、ただいま可決をいただきました2件の意見書につきましては、本日付をもって関係機関に提出をいたします。

所管事務調査継続の申出

議長(橋場利勝君) 日程第12、所管事務調査継続の申出でありますが、総務教育常任委員会から子供の環境づくりについて、それから産業福祉常任委員会から建設事業の実態について、ごみ処理の実態についてということで、議会で議決をし、調査を進めているところでありますが、今後さらに調査を進めたいということで継続調査の申し出があります。これにつきましては、継続して調査をしていただきたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、継続して調査をしていただくことに決定をいたします。
 なお、調査は閉会中に実施をしていただきたいと考えますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

所管事務調査の申出

議長(橋場利勝君) 日程第13、所管事務調査の申出でありますが、議会運営委員会から次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項についてということで所管事務調査の申し出があります。所管事務調査をしていただくことにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(橋場利勝君) ご異議がないようですので、それぞれ閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

散会の宣告

議長(橋場利勝君) 以上で本日の議事日程のすべてが終了いたしましたので、これをもちまして本日の会議を散会いたします。

散会 午前10時21分