平成23年第3回栗山町議会臨時会会議録


                 平成23年5月10日 午前9時30分開会


1、 出席議員は次のとおりである。
      1番  八木橋  義 則  君
      2番  友 成  克 司  君
      3番  大 井  賢 治  君
      4番  三 田  源 幸  君
      5番  小 寺    進  君
      6番  大 西  勝 博  君
      7番  大 平  逸 男  君
      8番  山 本  修 司  君
      9番  藤 本  光 行  君
     10番  楢 崎  忠 彦  君
     11番  置 田  武 司  君
     12番  重 山  雅 世  君
     13番  鵜 川  和 彦  君


2、 欠席議員は次のとおりである。

3、 本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事務局長             衣  川  秀  敏
    事務局主査            森     英  幸
    事務局主査            笹  木  真 由 美
 
4、地方自治法第121条の規定による説明員は次のとおりである。
    町長               椿  原  紀  昭  君
    副町長              岩  田  美  春  君
    総務課長             山  本  信  二  君
    教育長              鈴  木  紀  元  君

5、 本会議の付議事件は次のとおりである。
    仮議席の指定
    会議録署名議員の指名
    議長志願者の所信表明
    選挙第1号 議長選挙について
    会期の決定
    副議長志願者の所信表明
    選挙第2号 副議長選挙について
    議席の指定
    諸般の報告
     @会務報告
     A監査報告
    常任委員の選任について
    議会運営委員の選任について
    特別委員会の設置について(栗山町議会広報特別委員会)
    南空知消防組合議会議員の選挙について
    南空知葬斎組合議会議員の選挙について
    南空知ふるさと市町村圏組合議会議員の選挙について
    空知教育センター組合議会議員の選挙について
    議案第45号 監査委員の選任について
    所管事務調査の申出(議会運営委員会)


開会 午前9時30分

事務局長(衣川秀敏君) [ 1 ]  一般選挙後最初の議会でありますので、議長が選挙されるまでの間、地方自治法第107条の規定により、年長議員が臨時に議長の職務を行うことになっております。
 出席議員中、小寺議員が年長議員でありますのでご紹介を申し上げます。小寺議員、議長席にお着き願いします。
臨時議長(小寺進君) [ 2 ] ただいまご紹介いただきました小寺です。
 地方自治法第107条の規定により、議長選挙の終わるまでの間、臨時に議長の職務を行います。どうぞよろしくお願いいたします。
事務局長(衣川秀敏君) [ 3 ]  平成23年第3回栗山町議会臨時会における議員の出欠についてご報告申し上げます。出席議員13名、本日は全員出席であります。
 議長、開会並びに開議宣告。

開会ならびに開議の宣告

臨時議長(小寺進君) ただいま議員の出欠状況について、事務局長から報告がありましたとおり、全員出席でありますので、ただいまから平成23年第3回栗山町議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

仮議席の指定

臨時議長(小寺進君) 日程第1、仮議席の指定を行います。
 後ほど議席が指定されるわけですが、その間、ただいまご着席の議席を仮議席として指定いたします。

会議録署名議員の指名

臨時議長(小寺進君) 日程第2 会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員には会議規則第118条の規定により臨時議長において重山議員及び楢崎議員を指名いたします。

議長志願者の所信表明

臨時議長(小寺進君) 日程第3 議長志願者の所信表明に入るわけですが、私も所信表明の申し出をしておりますので、この間、次の年長者であります友成議員を臨時議長に指名し、交代いたします。
 暫時休憩をいたします。

                          休憩  午前9時35分

                          再開  午前9時36分

臨時議長(友成克司君) 再開をいたします。
 この所信表明が終わるまでの間、臨時議長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。
 日程第3 議長志願者の所信表明を行います。この所信表明は議会基本条例第2条第2項の規定により実施するもので、議会活動の方向性を明確にし、議会の透明性を確保することで、町民にわかりやすい議長の選出を行うことを目的とするものです。
 あらかじめ、4人の議員から申し出があり、届け出順にくじ引きを行い、発言順を決定しておりますので、随時所信表明を行います。
 最初に8番鵜川和彦議員。

                          〔8番 鵜川和彦君登壇〕

8番(鵜川和彦君) [ 4 ]  私はこのたび議長に立候補した鵜川でございます。
 2006年に栗山町議会基本条例が制定され、私が4年前に当選したときにはすでにこの条例があったわけでございます。当初、町長の反問権に怯えながら一般質問をしたことを懐かしく思っております。反問権は基本条例の目玉の政策であります。町長から反問をいつ受けるかわからないという中で質問することは非常に大変ですし、より以上に勉強ができたことを本当に心から感謝をしているところでございます。
 基本条例の3周年記念講演のときにあの有名な早稲田大学の北川正恭先生が来ました。そのときに彼はこのようなことを言っておりました。ドミナント・ロジック、ちょっとわからないと思いますが、その場を支配する空気、この空気に気づいて行動を起こさなければ改革は始まらないということでございました。よく永田町の論理ということがございます。永田町の論理と一般常識は違う。あまりにも乖離する。それが政治不信につながっております。議会も同じであります。議会の常識と世間の常識は若干ずれがあります。私が議長の選挙戦を通じまして、2期なのに、2期なのに、とよく言われたようでございます。私は志には1期も2期も3期もないと思っております。それから3期やっているから・・・これはたくさんやっていれば、当然その人たちには敬意を表して接するのは当たり前であります。私もそのようなことを言われました。しかしながら、仕事をしたいという気持ちは1期も2期もかまわないと私は思いました。
 私は議長になって、こういうことをしたいという決意を持って今回立候補したわけでございます。その内容につきましてはこれから話をしたいと思います。地方政府は二元代表制を採用しています。これは皆さんも承知のことと思います。首長も議会も住民から選ばれ、互いに監視することで緊張感を持ち、よりよい政策を生み出す。これが本旨でございます。
 栗山町議会基本条例というのは基本的にはこのためにいろいろなしくみとか運営方法をつくったわけでございます。これは前議長の橋場議長の強い指導力ですばらしいしくみをつくっていただいた。しかし、これはあくまでもしくみ、運営方法であります。問題はこれをいかに生かして、よりよい行政のために生かすかということでございます。
 私が議員の選挙戦のときにお話しましたけれど、栗山町の10年対比の人口を見たときには、長沼はだいたい98%前後だと思います。栗山町は91%。減少率からいけば栗山町のほうがどんどん減っているわけであります。私は、これは有効な政策が生まれていないのではないかと危惧をしております。それだけではないと思いますけれど、そういう感じがしております。ですから、よいしくみを先輩がつくってくれたわけですから、それに内容を充実させる。この一番の決め手は議員力を上げるということでございます。議員力を上げて、活発に自由討論をする、どんどん反問を受ける、そして熟議をしてよい政策を生み出す、これが一番大事だと私は思っております。もう、しくみづくりにつきましては、これ以上ないというぐらい立派なしくみをつくっていただきました。ですから、これからは皆さんの前で政策審議過程から結論に至るまで、皆さんに情報公開をしながら、どうしてこういう結論に達したのか、そして出した結論がよりよい政策、政策効果を生み出せるようにしなければならないと私はそう思っているところでございます。
 今、栗山町議会は行動する議会とか、監視脱皮型議会とかいろいろなことを言われていますけれど、私は監視機能プラス政策立案、そして、どんどん住民の前で出ていく、そういう住民参加を基本にした議会を目指したいと思っております。そのためには広報広聴委員会を。これは前回こういう話が出ていたわけでありますが、ぜひ広報広聴委員会の創設をしたいと思っております。
 もうひとつは政治倫理条例の制定であります。これは議会のあり方として議会基本条例がありますけれど、議員のあり方としてはどうなのかということであります。ですから併せて政治倫理条例を制定したいと。そして相互関係の中で、よりよい行政、よりよい議会を目指していきたいと思います。
 栗山町議会基本条例は住民参加、情報公開、説明責任、自由討論、政策立案、監視機能、これを十分に満たしたすばらしい条例でございます。そして、先人の皆様方に恥じないように、これをよく守りながら、そして手段が目的にならないように、本来の目的、よりよい政策を生み出すという目的を外さないように、執行部側と緊張関係を持って対峙して、そしてよりよい政策のためにがんばりたいと思います。
 私は、今栗山町は大変な危機だと思っています。なぜならば、南南空知の雄たる栗山、この地位がだんだん低下しているからであります。私は前にも言いましたけれど、もちろん国のほうを見るのではなく、住民を見なければなりませんけれど、しかし、執行部にはどんどん国のよい事業があるのであればどんどん引っ張ってきていただいて、議会にどんどん出していただきたい。そして、何とか執行部と議会と緊張関係を保って、よい議論をして、一番大事なのは、決まったら協力をして全員野球で産業振興のためにがんばっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
 私の政治理念を最後に言います。私は、困難なことは正面に向かって立ち向かう、孤立を恐れない、利権に群がらない、この3つでございます。この3つを自分の肝に銘じて、この4年間がんばっていきたいという決意で立候補いたしました。よろしくお願い申し上げます。
臨時議長(友成克司君) 次に山本修司議員。

                          〔7番 山本修司君登壇〕

7番(山本修司君) [ 5 ]  おはようございます。それでは私の所信を述べさせていただきます。今から123年前のこの5月、阿野呂川右岸に泉麟太郎一行24名がこの地に入植いたしました。これが栗山町の歴史の始まりでございます。その後、苦難を乗り越えて角田村から栗山町へ。今日の栗山町が存在するわけです。
 今、栗山町を取り巻く状況は非常に厳しい状況に直面しております。取り巻く社会環境は決して恵まれているわけではありません。123年前に先人達が経験した苦労が今、形を変えて私たちの前に立ちはだかろうとしております。今こそ、我々はこの試練に正々堂々と立ち向かい、乗り越えていかなければなりません。今を生きる私たちが次代を担う子供たちのためにも、この栗山町を守っていかなければなりません。私たちは今、この栗山町を誠実に守り切るリーダーを求めているのです。これからの4年間、栗山町にとって冬の時代が到来するかもしれません。そこから抜け出すためにも先人たちの成功の基本である価値観を思い起こすべきであります。怖れよりも希望を、対立よりも融和を選択する時期なのであります。
 私たちのふるさとは栗山です。なんと響きのよい言葉ではないでしょうか。遠く離れていてもふるさとを思う心、近くにいて栗山町を愛する心、そんな思いがこのフレーズの中に込められてあります。そこで我々が何をなすべきなのか。このふるさとを守り抜くためには何の使命があるのかお話をさせていただきます。
 今回の選挙で、いろいろな立場、さまざまな意見を持つ住民の代行者として13名の議員が選ばれました。この13名の議員が徹底して議論をし、町民の合意をつくり、その町民の合意に基づいて役場が仕事をします。そのシステムが十分に機能しているかどうか、その検証こそが議会の仕事であります。地方分権の時代を迎え、役場の仕事と責任は拡大してまいります。それを支える議会の存在はますます大きなものになってきます。立候補にあたり、北大教授の中島氏の本を読みました。次のような文が載っておりました。地方分権は中央から地方へ単なる権限、財源の移譲だけではない。私たちが社会的活動に直面し、討議することによって、自分が生きている地域に貢献し、よい社会をつくるお手伝いをすることだと。つまり、自分の生きている意味を社会参加によって、確認する作業をすることだと中島教授は言っておられます。今日、社会環境は大きく変わりました。地方分権ですべての事務が役場の事務となりました。そこで二元代表制をしっかり今生かす、機能させることが重要となりました。執行機関と議事機関である議会がお互いに切磋琢磨し合い、住民と共に地域経営をすることであります。それぞれの特性を生かしながら、町民の意見を反映させるために競い合い、協力しながら栗山町として最良の結論を導き出すべきであります。そのことこそが我々に課せられている使命であります。今こそ、町民、行政、議会、それぞれの枠を取り払い、共通の目的に向かって歩き始めるときなのです。我々は難局に立ち向かい、困難を乗り超える勇気とピンチをチャンスに変える力があります。先人たちが築き上げた栗山町をさらに強いものに、さらに世界に誇れる体制を今築かなければなりません。そこで具体的なお話をさせていただきます。
 平成18年5月に制定された議会基本条例を中心に据えながら、さらに内容を精査し、制度を高めることに努めます。以下、4点のポイントをお話します。
 1つ目は議会への町民参加であります。栗山町議会は積極的に町民参加を行ってまいりました。ところが、残念なことに近年顔ぶれが固定化されつつあります。それを打破する意味からも無作為抽出法を採用しながら、いろいろな町民の中から多様な町民の参加を積極的に行います。町民自らが地域の理念や方向性を決め、自らの手で地域をつくっていく、これこそが自治の基本であります。さらに住民参加を進めるということは、参加した住民の意見に対し、議会が町民全体の利益を考えて、必要であれば毅然としてノーと言えることであります。この二元代表制がきちんと機能していれば町民参加のシーンは益々ふえていくと私は思っております。
 2つ目、情報公開を徹底させるということです。町民が必要としている情報を、必要としているときにスピーディに伝えることです。また、これからは町民と議員との双方向の関係づくりが私は必要になると思っております。1回の選挙でおしまいというものではなく、これからは議員の側から町民の側へ投げかけや提案が必要になってまいります。もちろん、自分の支持者が支持団体ばかりでなく、不特定多数の多くの住民に情報を発信する責任があるのです。議員の仕事をしっかり町民に伝え、議会というものを理解してもらう、そういう作業が私はこれから必要になると考えております。
 3つ目は住民の審議過程への参加です。これから議会も審査をするときには住民参加を求めることが大切です。昨年、水道料の改定、保育所の閉所などで委員会として初めて住民の中に入り、住民の意見を聞いてまいりました。決定権のある議会が住民の意思を十分に吸収するということは誠に健全なことであります。また、多様な議員がいることによって多様な住民の意向を把握できるということも大変すばらしいことだと思っております。
 4つ目、議員間の議論を深めることであります。難しい言葉でいうと熟議、議論を徹底させるということであります。議員同士がお互いに議論や討議を続けることです。議論することによって他者の価値を認め、ときには自分の意見を変化させる、そして合意形成を招く、そのプロセスが大事だと私は考えております。議員13名が議論を戦わせ、それによっていろいろな考え方を持った議員同士がお互いに理解し合うこと、これこそが議会力の根本であります。議会の役目は議案に対し、真摯に討議をし、町民にとってベストな結論を出すことが使命です。しかし、それとは別に様々な人たちが抱えているさまざまな課題にスポットを当てることも議会の大切な役割であります。
 以上、立候補にあたり、私の所信を述べさせていただきました。最後に政治というものは一部の利益を優先するものであってはならないと思います。常に町民全体のことを考えて行動することだと私は確信をいたしております。以上で終わります。ありがとうございました。
臨時議長(友成克司君) 次に13番、置田武司議員。

                          〔13番 置田武司君登壇〕

13番(置田武司君) [ 6 ]  皆さん、おはようございます。町民の皆さんの温かいご支援をいただき、3期目に進ませていただきました。さらに初めての議長選挙に立起させていただき、議員各位に深く感謝いたします。大変ありがとうございます。
 まず、私は栗山町議会の憲法であります議会基本条例について、先ほど山本議員も鵜川議員も触れられておりましたが、触れておかなければならないと考えます。
 地方分権一括法が平成12年に施行以来、地方議会の役割は非常に広範囲にわたり、その責任は以前とは比較にならないほど大きく深くなってきております。この状況のもと、平成13年から次代に即応した議会活性化並びに議会改革に努めてきたのもここにいらっしゃる議員さん、また先輩諸兄の議員さんもご承知のとおりでございます。我々、議員及び議会にとっては議会の活性化、改革というのは永遠のテーマでございまして、参加する議員全員がこのような思いを自覚しているのも事実ではないかと考えます。そして、平成18年5月に全国に先駆けまして議会基本条例が制定されて、今や全国に170余りの都道府県並びに市町村に条例が存在しております。
 基本条例の根幹と申しますと、徹底した情報公開と共有、そして住民の参加ということも言うまでもない事実でございます。中尾元局長がマスコミに、議会の狭い議場の中で決着をつける時代はもうすでに終わっているという指摘をされております。条例そのものに、議会には町の政策立案から決定、執行、評価に至るまでの論点、争点を広く町民に明らかにする責務があると定めてもおります。議会を住民に身近な存在にするには、議員が住民との普段の生活を通して、自らの資質を高める姿勢が非常に大切であると。現在の二元代表制も然りでございますが、首長と議会の意見が異なること自体は非常に健全な議会だと理解をいたしておりますし、議会は町長の提案に対して追認するだけの機関であってはまったくならない。絶対にいけないことだと私は確信しております。常に緊張感を持ちながら対話を繰り返し、熟議が行われるよう議会も進化しなければいけないと感じております。議会はこれまで以上に執行部との厳しいチェック機能というのはますます重大になり重要になると考えます。議会はこのように多人数の合議体でございますので、議案、案件に対しては町民主体、町民目線、主役はあくまでも町民であるということを常に肝に銘じながら是々非々の態度で臨むのが議会、議員だと考えます。
 時代は変わり、地域間で非常に格差の問題が広がっております。どうやって自治体経営をしていくのか、本当にそれぞれのまちの議会力、議員力が試されているというのが今の現状ではないかと考えます。この議員力、議会力を高めるには町民がより一層議会の活動に関心を持っていただくと。持ち続けていることが非常に大切なこと、必要なことだと思います。私はこの議会基本条例を引き続き遵守しながら、魂を入れながら、この条例を進化していくことが大切だと考えます。
 2点目は、今、常任委員会が2つございます。やはり政策能力が必要だと。議員力というものは大事だということでございますので、1年に1本、条例案を制定の実現に向けて努力する目標を立てます。本当に自己研鑽を十分に積んで政策提言することによって、議員は住民へのしっかりとした説明責任、住民の参画意欲を増進することの必要性があると感じます。
 3つ目ですが、今ある広報委員会でございますが、広報広聴委員会という位置づけをしまして、これはまさしく開かれた議会の究極であると考えます。個別利益の代弁者から地域全体の代弁者として顔の見える議員、議会が必要です。議会報告会では町民の皆さんに集まっていただき、議会の活動をいろいろ聞いていただきましたが、さらに、これからの議会は自らが各地域、各団体に出向きながら住民の声を真摯に受け止めながら町政に反映することが議員の大きな仕事であると考えます。
 以上、議会改革、議会運営について3点述べさせていただきました。まだまだ産業振興、人口減少、地域行政との諸課題は栗山町も山積みでございます。町民、行政、議会が一丸となって、この難局を乗り越えていくことが、明日の明るい栗山をつくる希望となることを私は切に思っております。
 最後になりますが、私はこの8年間、糸編の半と書く絆を信条にしてまいりました。半人前の人間同士、細い糸で結ばれている、それが絆という字でございます。今は13人のこのメンバーがひとつにまとまり、鋼よりも強い力を町政に反映できると確信します。家族、地域、行政が強い絆で結ばれ、栗山町が活力と安心に満ちた絆社会を目指します。本当に栗山に生まれ育ってよかったと。ふるさとは栗山ですと誇れる町に私はわずかな力でございますが、議会のリーダーとして全力を尽くします。私たちは選ばれた13人ではなく、町民の思いを託された13人であることを忘れてはいけません。権力に媚びず、己に自惚れず、修練を怠らず、町民目線に立ち、その声を町政に届けます。やればできる、栗山の底力を発揮するときが今でないかと思います。栗山力を町民の皆さんと共に考え、議員各位のご支援をいただきながら全身全霊を傾けて精一杯がんばってこの職を全うしたいと考えております。ぜひとも温かいご支援を私に賜りますよう切にお願い申し上げ、誠に言葉足らずでございますが議長立候補の決意の一端を申し上げ所信表明といたします。大変ありがとうございました。
臨時議長(友成克司君) 続きまして、10番、小寺進議員。

                          〔10番 小寺進君登壇〕

10番(小寺進君) [ 7 ]  私はこのたびの議長選挙にあたり、次の点を強調し、簡潔に申し上げたいと思います。地方自治を守ることは申すまでもなく、二元代表制のもとで許される範囲の中、最大限に活用しながら町政の執行の舵取り役に徹したいと思います。
 今日の厳しい財政状況下にあって、それらを実行することは生やさしいものではないことは皆様もご承知のとおりであります。この不況の中、経済は伸び悩み、消費は落ち込み、年金は減少傾向にあり、負担は増加するばかりで、加えて、少子高齢化の傾向は止まる兆しも見えません。そのような中、私たちは栗山町の議員に晴れて当選したわけですから、何としても明るい先の見えるまちにしなければなりません。議会基本条例も全国に先駆けて制定したわけで、4年ごとの選挙のたびごとに見直すことになっておりますが、今一度、それらをもう一度、よく点検し、広く町民に理解され、親しみの持てる基本条例にしなければならないと思います。
 次に自治基本条例の制定が構想の中にありますが、これらも住民の生活に密接にかかわることがらなだけに、慎重に、より大胆に町民の目線で進めていかなければならないことがらであろうと考えます。
 次に総合計画についてでありますが、先に申し合わせしてあるように計画にないことは予算化しないとか、緊急の場合を除いてなど、町民の理解を得られる計画にしなければなりません。固定資産税の値上げなどについても、住民の理解を得られなければ踏み切ることにはなりませんし、支出の見直しを今一度必要に迫られることでありましょう。町民の皆さんは、今、議員は何を考え、どんなまちにしようとしているのか注目しています。選挙という洗礼を受けた議員が実力を発揮する場が与えられたのです。今後、4年間、必死で栗山町の今日と未来を築くために議員が一丸となってがんばり、その先頭に立って推進することをお約束して所信表明といたします。
臨時議長(友成克司君) 議員の皆様に申し上げます。ただいま行いました議長志願者の所信表明は地方自治法で規定している議長選挙の方法を変更するものではありません。所信表明の部分にかかわらず全議員が選挙人、被選挙人であることが前提であり、所信表明者以外の議員に対する投票も有効でありますのでご承知を願います。
 ここで、臨時議長を小寺議員と交代いたします。ご協力ありがとうございました。暫時休憩いたします。

                          休憩  午前10時10分

                          再開  午前10時11分

選挙第1号 議長選挙について

臨時議長(小寺進君) 再開をいたします。日程第4、選挙第1号、議長選挙に入ります。選挙は投票により行います。議場の閉鎖を命じます。

                          〔議場閉鎖〕

臨時議長(小寺進君) ただいまの出席議員は13名であります。次に立会人の指名をいたします。会議規則第32条第2項の規定により臨時議長において、楢崎議員、大平議員、八木橋議員の3名を指名いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

臨時議長(小寺進君) ご異議なしと認めます。よって、開票立会人に楢崎議員、大平議員、八木橋議員を指名いたします。この選挙における投票は公職選挙法準用で、単記無記名投票で行います。投票用紙を配布いたします。

                          〔投票用紙配付〕

臨時議長(小寺進君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

臨時議長(小寺進君) 配布漏れなしと認めます。投票箱を改めさせます。

                          〔投票箱点検〕

臨時議長(小寺進君) 異常ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

臨時議長(小寺進君) 異常なしと認めます。投票は先ほど申し上げましたとおり単記無記名投票であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ順次投票をお願いいたします。点呼を事務局長にいたさせます。
事務局長(衣川秀敏君) [ 8 ]  記載をお願いいたします。皆さん記載されましたでしょうか。それでは点呼いたします。点呼に応じまして主査が投票箱を自席までお持ちいたしますので、投票を願います。
 1番、大井賢治議員、2番、重山雅世議員、3番、楢崎忠彦議員、4番、大平逸男議員、5番、八木橋義則議員、6番、大西勝博議員、7番、山本修司議員、8番、鵜川和彦議員、9番、三田源幸議員、11番、藤本光行議員、12番、友成克司議員、13番、置田武司議員、臨時議長、小寺進議員。

                          〔投票〕

臨時議長(小寺進君) 投票漏れはありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

臨時議長(小寺進君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。ただいまから開票を行います。先ほど指名いたしました立会人3名の方の立会を求めます。立会人は議長席のところまでおいでください。

                          〔立会〕

                          〔開票〕

臨時議長(小寺進君) 選挙の結果を事務局長より報告いたさせます。
事務局長(衣川秀敏君) [ 9 ]  選挙の結果をご報告申し上げます。投票総数13票。この総数は先ほど報告いたしました出席議員数と符合いたしております。うち有効投票13票。無効投票はございません。有効投票のうち鵜川和彦議員6票、山本修司議員3票、置田武司議員2票、小寺進議員1票、友成克司議員1票、以上でございます。
臨時議長(小寺進君) ただいま事務局長より選挙の結果をご報告申し上げましたが、この選挙における法定得票数は4票であります。よって、鵜川議員はこの法定得票数を超え、最多得票数を得ておりますので、鵜川和彦議員が議長に当選されました。議場の閉鎖を解きます。

                          〔議場閉鎖を解く〕

臨時議長(小寺進君) 議長に当選されました鵜川和彦議員が議場におられますので、会議規則第33条第2項の規定により当選の告知をいたします。議長に当選されました鵜川和彦議員より承諾の発言を求められておりますので、これを許します。

                          〔議長 鵜川和彦君登壇〕

議長(鵜川和彦君) このたび、議長に選出していただきました。誠にありがとうございます。私ごとで恐縮でございますが、私が6歳のときに私の父が37歳で町議会議員に立候補して、それからずっと毎回4年ごとに選挙をやりました。恥ずかしながら今期もやったわけでございます。私は子供時代から大変幸せに育てていただきましたけれど、おかげを持ちまして大変幸せに育ったわけでありますが、20代半ばで父の事業失敗によりまして、10年ほど大変苦しい生活をしたことがございます。その中で、私が大きな財産を持ちました。それは人の心の痛みを覚えたということですし、人の心の機微というものを本当に味わった。そして、人の心の温かさもそのときに味わったことが今の自分の実になり肉になっていると思っております。
 私は、事業を起こして、這って、ずって、それこそ這いずり回って、今、会社を経営しております。その経営の中でひとつだけ大きなものを掴んだわけであります。それは何かというと、事業でも政治でも本当に苦労して、涙を流して、汗を流して、そしてそれぞれのノウハウを取得するものだと、私はそうことを実感いたしました。これは議員でも同じであります。涙を流した分、苦労した分、汗をかいた分、議員としての素質が上がるわけであります。
 私はこれからのこの4年間、皆さんと一緒になって汗をかいて、議員力を上げて、そして、いつも言います基本条例のすばらしい形に魂を入れたいと、そのように考えているところでございます。
 先人がそばらしいものをつくって視察もどんどん来ました。しかしながら、まだ、自由討論の件、住民参加の件、いろいろな面でまだ完成はしておりません。これは先ほど3人の立候補者の言われるとおりでございます。ですから、そのへんを何とか私の間に、身の丈に合った厚化粧をしない、町の規模に合った、そして、この基本条例に中身を入れて、そして、執行部が出されたものにマルかペケだけではなくて、バツならばどうしてこうなったのかというのが私は議会の責任だと思っておりますので、そういう気持ちでこの4年間がんばってまいりたいと思います。
 今、栗山町は大変な危機を迎えていると思います。それは産業振興の停滞でございます。企業数もどんどん少なくなっておりまして、それから、商業、工業、農業すべてが疲弊しております。これを立ち上げるべく、皆さんと一丸になってがんばってまいりたいと思いますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。
臨時議長(小寺進君) 以上をもちまして、臨時議長の職務は全部終了いたしました。議員各位のご協力に感謝を申し上げ、議長の席を交替したいと存じます。鵜川和彦議長、議長席にお着き願います。暫時休憩いたします。

                          休憩 午前10時26分

                          再開 午前10時27分

議長(鵜川和彦君) 再開をいたします。
 本日の議事日程表につきましては、議会における慣例により日程第4までと、日程第5以下を区分して配付されておりますので、ご承知頂きたいと存じます。

会期の決定

議長(鵜川和彦君) 日程第5、会期の決定についてを議題に供します。会期の決定でございますけれども、会期は本日1日でよろしいのではないかと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、会期は本日1日と決定いたします。

副議長志願者の所信表明

議長(鵜川和彦君) 日程第6、副議長志願者の所信表明を行います。この所信表明は議会基本条例の第2条第2項の規定により先ほどの議長志願者の所信表明と同じ目的で実施するものであります。あらかじめ2人の議員から申し出があり、届出順にくじ引きを行い、発言順を決定しておりますので、随時所信表明をお願いいたします。
 最初に4番、大平逸男議員。

                          〔4番 大平逸男君登壇〕

4番(大平逸男君) [ 10 ]  まず、去る3月11日に発生いたしました東日本大震災により尊い命を亡くされた皆さん、また、被災されました多くの皆様方、併せて原発事故により非難を余儀なくされている多くの皆様方に心からご冥福とお見舞いを申し上げるしだいでございます。
 さて、本年5月1日施行の栗山町議会基本条例第2条第2項の規定により、正副議長を志す者に対し、所信表明をする機会を設けられ、その選出の過程を町民に明らかにすることとなりました。
 私は副議長選挙に立候補いたしました。いまさら議員の皆様方に申し上げるまでもございませんが、副議長の職務は地方自治法第106条において、議長に事故あるとき、または議長が欠けたときは副議長が議長の職務を行うとなっております。従いまして、議長を志す者として、ここで多くの公約を所信表明として述べようとは思っておりません。
 私は2003年選挙で初当選し、今年、3期目を迎えたところです。この間、2005年5月から栗山町議会基本条例の制定準備、2006年5月の制定、その後におけるいくたびの改定にも携わってまいりました。地方分権が今後ますます進むと想定されている中で地域における民主主義の発展と住民福祉の向上のために果たすべき役割は将来にかけてますます大きくなることが想定されます。また、栗山町議会は未だに全国からの注目の的でもあり、今回の議長、副議長選挙においても多くの議員がその職を志し、厳しい戦いを繰り広げるのも、栗山町議会が少しずつ成熟されている証であると思うところでございます。しかし、それが単なるセレモニーであってはなりません。二元代表制の中で選出された我々議員13名は常に地域住民の目線に立って、住民が安心でき、納得できる議会構成を構築していく責任と義務があります。私は2期8年の尊い経験と実績を生かし、議長とともに開かれた議会はもとより、地域住民の声なき声までもよく聞き、本当の意味での住民自治が推進できる議会をめざし、粉骨砕身努力する覚悟でございます。併せて、議会は言論の府であり、常に議員間の戦いの場であります。栗山町議会は定数13名と少ない議員構成ですが、ときには真剣勝負が必要です。議員間の融和、協働して地域住民のために働ける議会運営のためにも全力を傾注する覚悟でがんばります。副議長はぜひとも私大平に衷心よりお願い申し上げまして、所信表明の演説に代えたいと思います。ご清聴ありがとうございました。
議長(鵜川和彦君) 次に5番、八木橋義則議員。

                          〔5番 八木橋義則君登壇〕

5番(八木橋義則君) [ 11 ]  副議長志願に関する私の所信表明をさせていただきます。第17回統一地方選挙も終わり、1票に込められた有権者の皆さんの思いをどこまでも大切に私も選挙戦で約束した支え合う地域づくりの実現に向け、全力で奔走していく決意でございます。
 このたび、本町の有権者のうち8,040人の方々は議員が果たす役割の大切さを再認識しながら、地域の未来を託すに足りる候補者を選び、1票を投じたことと思います。当選した議員一人ひとりは、その信頼の重みを深く胸に刻み付け、本日より地域のため、住民のために尽くし抜くことをお約束しようではございませんか。
 私はこのたび栗山町議会議員選挙において、5期目の当選を賜り、身の引き締まる思いと責任の度合いがさらに重くなりましたが、議会は追認機関でもイエスマンでもありません。あくまでも住民の側に立つ議員を自覚し、また二元代表制において、期間対立主義に基づき、全体として議会は町長をはじめ、執行機関をチェックし、議案に対しては常に是々非々で立ち向かっていくことが肝要であると思うわけでございます。
 議会には本来、立法機関であるとともに野党的な行政チェック機能が求められます。追認機関のような従来の構造から見るとおかしく、それに慣れきった目で見れば、対立は効率的な行政運営を妨げていると映るかもしれませんけれど、だが、これが二元代表制の本質であり、民主主義の進化とも言うべきであります。権力を分散させることは民主主義を鍛える大原則であり、首長主導型議会は強大な権力を持つ独裁的な指導者を生み出す危険性もはらみます。そのことを議員は肝に銘じるべきであろうと思うわけでございます。
 町民から選挙で選ばれた議員により構成される栗山町議会は、同じく町民から選挙で選ばれた町長とともに栗山町の代表機関を構成するわけであります。この2つの代表機関はともに町民の信託に応える活動をし、議会は多人数による合議制の機関として町民の意思を町政に的確に反映させるために議員13名の意思統一が何としても重要課題になると思うわけでございます。
 議会が住民代表として、民主主義の発展と町民福祉の向上のために果たすべき役割は将来にかけてもますます大きくなります。特に地方分権の次代を迎えて、自治体の自主的な決定と責任の範囲が拡大する今日、議会はその持てる機能を十分に駆使して、自由闊達な討議を通して、これら論点、争点を発見、公開することは討論の場である議会の第一の使命と自覚しなければなりません。どうすれば議会と住民の距離を縮めることができるか、議会への不信を理解に変えることができるかについて、議論を深めていくことが責務であると、私はこれらについて全力で取り組んでまいる所存であります。このたびの栗山町議会議員選挙で当選された13名の方々、特に新しく当選されました4名の議員の皆様のご活躍を心からご期待申し上げますとともに、どうか私に温かいご支援とご協力を賜りますことを心からお願いを申し上げまして、一言立起のご挨拶に代えさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
議長(鵜川和彦君) ただいま行いました副議長志願者の所信表明についても、所信表明者以外の議員に対する投票も有効でございますので、ご承知を願います。
 以上で副議長志願者の所信表明を終わります。

選挙第2号 副議長選挙について

議長(鵜川和彦君) 日程第7、選挙第2号、副議長選挙について入ります。選挙は投票により行います。議場の閉鎖を命じます。

                          〔議場閉鎖〕

議長(鵜川和彦君) ただいまの出席議員は13名であります。次に立会人を指名いたします。会議規則第32条第2項の規定により、立会人に重山議員、友成議員、置田議員の3名を指名いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしと認めます。よって立会人に重山議員、友成議員、置田議員の3名を指名いたします。この選挙における投票も公職選挙法準用で単記無記名投票で行います。投票用紙を配布いたします。

                          〔投票用紙配付〕

議長(鵜川和彦君) 投票用紙の配布漏れはありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 配布漏れなしと認めます。投票箱を改めさせます。

                          〔投票箱点検〕

議長(鵜川和彦君) 異常ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異常なしと認めます。投票は先ほど申し上げましたとおり、単記無記名投票であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ順次投票をお願いいたします。点呼を事務局長にいたさせます。
事務局長(衣川 秀敏君) [ 12 ]  記載をお願いいたします。記載されましたでしょうか。それでは点呼いたします。点呼に応じまして、主査が投票箱を自席までお持ちいたしますので、投票をお願いいたします。
 1番、大井賢治議員、2番、重山雅世議員、3番、楢崎忠彦議員、4番、大平逸男議員、5番、八木橋義則議員、6番、大西勝博議員、7番、山本修司議員、9番、三田源幸議員、10番、小寺進議員、11番、藤本光行議員、12番、友成克司議員、13番、置田武司議員、最後に議長、鵜川和彦議員。

                          〔投票〕

議長(鵜川和彦君) 投票漏れはありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。ただいまから開票を行います。先ほど指名いたしました立会人3名の方の立会を求めます。立会人は議長席のところまでおいでください。
                          
                          〔立会〕

                          〔開票〕

議長(鵜川和彦君) 選挙の結果を事務局長より報告いたさせます。
事務局長(衣川 秀敏君) [ 13 ]  選挙の結果をご報告申し上げます。投票総数13票。この総数は先ほど報告いたしました出席議員数と符合いたしております。うち有効投票12票。無効投票1票でございます。有効投票のうち、八木橋義則議員7票、大平逸男議員3票、置田武司議員2票、以上でございます。
議長(鵜川和彦君) ただいま事務局長より選挙の結果をご報告申し上げましたが、この選挙における法定得票数は3票であります。よって、八木橋義則議員はこの法定得票数を超え、最多得票数を得ておりますので、八木橋義則議員が副議長に当選されました。ここで議場の閉鎖を解きます。

                          〔議場閉鎖を解く〕

議長(鵜川和彦君) 副議長に当選されました八木橋義則議員が議場におられますので、会議規則第33条第2項の規定により当選の告知をいたします。副議長に当選されました八木橋義則議員より承諾の発言を求められておりますので、これを許します。八木橋義則議員。

                          〔副議長 八木橋義則君登壇〕

副議長(八木橋義則君) 議員各位の皆様から心温まるご推挙を賜り、感恩と感慨、そして感涙の思いでいっぱいでございます。誠にありがとうございました。
 本日より鵜川新議長中心のもと、スタートいたしますが、今後ますますの行財政改革と議会改革を進めなければと決意をいたしているところでございます。私ども議会は中長期財政問題等調査特別委員会において誠意研鑽に努力し、住民負担は最小限に抑えなければなりません。日本社会は今、人々の命を守り、暮らしを支え合うしくみの構築が急がれております。今こそ、本町の自治区構想を着実に進めて、地域住民が真剣に取り組みときを迎えていると思っております。従いまして、これからは官民協働のまちづくりをめざし、全力で住民の声を行政に生かしたいと考えておりますので、なにとぞご支援、ご指導のほどよろしくお願い申し上げまして、就任のご挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。

議席の指定

議長(鵜川和彦君) 日程第8、議席の指定を行います。議席につきましては会議規則第4条第1項の規定により議長において指定しますが、ここでこのまま暫時休憩いたします。

                          休憩 午前10時50分

                          再開 午前10時57分

議長(鵜川和彦君) それでは、再開をいたします。議席の指定を行います。休憩中に行ったくじの結果に基づき、議席番号と氏名を事務局長に発表いたさせ、指定に代えたいと思います。局長。
事務局長(衣川 秀敏君) [ 14 ]  それでは発表いたします。1番は副議長席、八木橋義則議員、2番、友成克司議員、3番、大井賢治議員、4番、三田源幸議員、5番、小寺進議員、6番、大西勝博議員、7番、大平逸男議員、8番、山本修司議員、9番、藤本光行議員、10番、楢崎忠彦議員、11番、置田武司議員、12番、重山雅世議員、13番は議長席、鵜川和彦議員、以上でございます。
議長(鵜川和彦君) ただいま、局長発表のとおり決定いたしたいと思いますがご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議がないようですので、議席は発表のとおり指定いたします。休憩いたします。それぞれ議会構成についてご相談を申し上げたいと思いますので控室にお戻りください。

                          休憩 午前10時58分

                          再開 午前11時25分

諸般の報告

議長(鵜川和彦君) 再開をいたします。日程第9、諸般の報告に入ります。会務報告につきましては、事務局長より報告をいたさせます。局長。
議会事務局長(衣川秀敏君) [ 15 ]  本会議の議件は議事日程のとおりであります。地方自治法第121条の規定による説明員は、町長並びに町長の委任を受けた副町長、各課所長、教育委員長の委任を受けた教育長であります。平成23年第2回栗山町議会定例会後における会務につきましては、別紙プリントのとおりであります。
議長(鵜川和彦君) 次に監査報告をいたします。例月出納監査の報告ですが、お手元に配付のとおりでございます。ごらんいただきたいと思います。

常任委員の選任について

議長(鵜川和彦君) 日程第10、常任委員の選任について議題に供します。ただいま議題となっております常任委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。先ほど休憩中に打ち合わせをいたしましたとおり、それぞれ希望する委員会に所属していただくよう話し合いがなされ、その結果がまとまっていますので、これにもとづき各常任委員会ごとに指名したいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ご異議がないようでございますので、ただいまから各常任委員会ごとの氏名を事務局長より発表いたさせ、指名に代えさせていただきます。局長。
事務局長(衣川秀敏君) [ 16 ]  それではお名前を申し上げます。総務教育常任委員会、友成克司議員、小寺進議員、山本修司議員、藤本光行議員、楢崎忠彦議員、置田武司議員、鵜川和彦議員、以上7名でございます。
 次に産業福祉常任委員会、八木橋義則議員、大井賢治議員、三田源幸議員、大西勝博議員、大平逸男議員、重山雅世議員、以上6名でございます。
議長(鵜川和彦君) なお、議長は先例により常任委員会委員を辞することになっておりますので、地方自治法第117条の規定により、除斥のため副議長と交替をいたします。休憩をいたします。

                          〔除斥者退席〕

                          休憩 午前11時26分

                          再開 午前11時26分

副議長(八木橋義則君) 再開をいたします。総務教育常任委員に選任された議長より、先例により常任委員を辞任したい旨の申し出がございます。申し出のとおり辞任を許可することにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

副議長(八木橋義則君) 異議なしですので、議長の総務教育常任委員の辞任は許可することに決定をいたしました。議長と交替いたします。休憩をいたします。

                          〔除斥者着席〕

                          休憩 午前11時28分

                          再開 午前11時28分

議長(鵜川和彦君) 再開いたします。常任委員会の委員長及び副委員長の選任ですが、委員会条例第7条第2項の規定により委員会で互選することになっておりますので、ここで休憩をいたしましてから、休憩中に各委員会を開催し、互選していただきたいと思います。休憩をいたします。

                          休憩 午前10時30分

                          再開 午後 1時13分

議長(鵜川和彦君) 再開いたします。休憩中に各常任委員会において、委員長及び副委員長の互選が行われ、その結果の報告が議長の手元に届いておりますので、事務局長より報告をいたさせます。局長。
事務局長(衣川 秀敏君) [ 17 ]  それでは申し上げます。総務教育常任委員会委員長、友成克司議員、同副委員長、藤本光行議員。産業福祉常任委員会委員長、三田源幸議員、同副委員長、大井賢治議員、以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 以上の報告のとおり、それぞれ常任委員会の委員長及び副委員長が決まりました。ここで各常任委員会の委員長より、委員会を代表し、就任のご挨拶をしたいとの申し出がありますので、これを許します。
 登壇していただきたいと思います。最初に総務教育常任委員会委員長からお願いいたします。総務教育常任委員会委員長、友成克司議員。

                          〔総務教育常任委員会委員長 友成克司君登壇〕

総務教育常任委員会委員長(友成克司君) [ 18 ]  先刻、新進気鋭の議長が誕生いたしました。さらには、本町議選で住民から期待の大きい新人の4人の面々も誕生いたしました。私は双方とも成長を楽しみにいたしております。
 私は、住民の信託、付託に応える議会運営に藤本副常任委員長とともに精一杯フンデイしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
議長(鵜川和彦議員) 次に産業福祉常任委員会委員長にお願いいたします。産業福祉常任委員会委員長、三田源幸議員。

                          〔産業福祉常任委員会委員長 三田源幸君登壇〕

産業福祉常任委員会委員長(三田源幸君) [ 19 ]  先ほど産業福祉常任委員長ということで任命いただきました三田でございます。大井副委員長とともにがんばらせていただきたいと思います。また、産業福祉常任委員の皆様方と協力し合いながら、また、議員13名の皆様方と協力しながら産業福祉常任委員会を取り進めていきたいと思いますので、皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 以上で就任のあいさつを終わります。

議会運営委員の選任について

議長(鵜川和彦君) 日程第11、議会運営委員会委員の選任について議題に供します。議会運営委員会委員の選任についても、委員会条例第6条第1項の規定により、議長において指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、事務局長から氏名を発表いたさせ、議長の指名に代えたいと思いますが、ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、局長から氏名を発表いたさせます。局長。
事務局長(衣川秀敏君) [ 20 ]  それでは氏名を発表いたします。議会運営委員会委員、友成克司議員、三田源幸議員、大西勝博議員、置田武司議員、重山雅世議員、以上5名であります。
議長(鵜川和彦君) 以上5名を指名いたしましたが、これにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、ただいま指名しました5名のみなさんを議会運営委員会委員に選任することに決定をいたしました。委員長、副委員長の選任につきましては、委員会条例第8条第2項の規定により、後ほど委員会で互選していただきます。

特別委員会の設置について

議長(鵜川和彦君) 日程第12、特別委員会の設置についてを議題に供します。本件につきましては、先に協議したところでありますが、議会の審議並びに一般質問等の状況を広く町民全般に周知するために広報紙を発行することを目的とし、委員会条例第6条の規定による特別委員会を設置したいと思いますがご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、特別委員会を設置することとし、名称は栗山町議会広報特別委員会とし、定数は6名として設置したいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、名称は栗山町議会広報特別委員会とし、定数は6名と決定いたしました。ただいま設置されました広報特別委員会委員の選任を行います。委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、事務局長から氏名を発表いたさせ、議長指名に代えたいと思いますがご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、局長より氏名を発表いたさせます。局長。
事務局長(衣川 秀敏君) [ 21 ]  それでは氏名を申し上げます。議会広報特別委員会委員、大井賢治議員、三田源幸議員、大西勝博議員、大平逸男議員、藤本光行議員、重山雅世議員、以上6名でございます。
議長(鵜川和彦君) 以上6名を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、ただいま指名いたしました6名の皆さんを議会広報特別委員会委員に選任することに決定をいたしました。なお、特別委員会は閉会中に開催し、今後の広報発行をお願いいたしたいと思いますがご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、閉会中に発行していただくように決定をいたします。広報特別委員会の任期については、4年としたいと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、任期につきましては4年と決定いたしました。なお、これより委員会条例第8条第2項の規定による委員長、副委員長の互選のため、議会運営委員会及び広報特別委員会を開催していただきたいと思いますので、暫時休憩いたします。

                          休憩 午後 1時22分

                          再開 午後 2時40分

議長(鵜川和彦君) 再開をいたします。休憩中、開催していただきました議会運営委員会及び広報特別委員会において、委員長、副委員長の互選が行われ、その結果の報告が議長の手元に届いておりますので、事務局長より報告をいたさせます。局長。
事務局長(衣川秀敏君) [ 22 ]  それでは報告申し上げます。議会運営委員会委員長、置田武司議員、同副委員長、大西勝博議員。
 議会広報特別委員会委員長、藤本光行議員、同副委員長に重山雅世議員、以上でございます。
議長(鵜川和彦君) ただいま報告のとおり、議会運営委員会並びに広報特別委員会の正副委員長が決まりました。ここでそれぞれの委員長より就任のごあいさつの申し出がありますので、これを許したいと思います。最初に議会運営委員会委員長、置田武司議員。

                          〔議会運営委員会委員長 置田武司君登壇〕

議会運営委員会委員長(置田武司君) [ 23 ]  今期、議会運営委員長を務めさせていただきます置田でございます。大変、荷が重い、重責なポストをいただいたということでございまして、大西副委員長ともども緊張の中にもやる気を起こさせながら一生懸命がんばりたいと思います。
 ひと言、余計なことを言うかもしれませんが、議員は議員らしく、委員長は委員長らしく、特に議長、副議長につきましては栗山町の顔でございますので、正々堂々と対外的にも一生懸命やっていただくことが議会活性化、議会改革のひとつの柱になろうかと思います。
 日本一の議会と言われている栗山町議会ですので、その誇りをしっかり持ちながら議会運営に務めさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
議長(鵜川和彦君) 次に広報特別委員会委員長、藤本光行議員。

                          〔広報特別委員会委員長 藤本光行君登壇〕

広報特別委員会委員長(藤本光行君) [ 24 ]  ただいまご指名をいただきました広報担当の委員長をさせていただきます藤本でございます。午前中に行われました議長選、副議長選におきましては皆様の所信表明があったわけでございますけれど、その中ではやはり開かれた議会、より町民に近い議会であるべきだと、皆様が口を揃えて申しておりました。その考えはここ全員の議員の思いであると思います。その役目を果たすのが広報特別委員会だと感じておりますので、重山副委員長さん、また、委員の方々のご協力をいただきながら、また、ひいては議員の皆様のお知恵をお借りしながら、より中身のある充実した委員会にしていきたいと考えておりますので、どうか皆様のご協力をよろしくお願いしまして、あいさつに代えさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 以上で就任のあいさつを終わります。

南空知消防組合議会議員の選挙について

議長(鵜川和彦君)  
 日程第13、南空知消防組合議会議員の選挙についてを議題に供します。本件につきましては、先ほどの休憩中に協議をいたしましたところでございますが、指名推選で行うこととし、指名の方法は議長において指名することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、議長において指名をいたします。それでは南空知消防組合議会議員については、友成克司議員、大井賢治議員、大西勝博議員、以上3名を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長が指名した3名を当選人とすることにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、南空知消防組合議会の議員につきましては、友成克司議員、大井賢治議員、大西勝博議員の3名に決定いたしました。

南空知葬斎組合議会議員の選挙について

議長(鵜川和彦君) 日程第14、南空知葬斎組合議会議員の選挙についてを議題に供します。本件につきましても、先ほどの休憩中に協議をいたしましたとおり、指名推選で行うこととし、指名の方法につきましては議長において指名することにしたいと思いますがご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、議長において指名をいたします。山本修司議員、重山雅世議員、楢崎忠彦議員、以上3名を指名いたしました。
 お諮りいたします。ただいま議長が指名した3名を当選人とすることにご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、南空知葬斎組合議会の議員3名につきましては、山本修司議員、重山雅世議員、楢崎忠彦議員の3名に決定いたしました。

南空知ふるさと市町村圏組合議会議員の選挙について

議長(鵜川和彦君) 日程第15、南空知ふるさと市町村圏組合議会議員の選挙に入ります。
 八木橋議員。
1番(八木橋義則君) [ 25 ]  この際、動議を提出いたします。南空知ふるさと市町村圏組合議会議員の選挙については、地方自治法第118条第2項の規定によりまして、指名推選とすることとし、指名の方法については、2番、友成議員を指名者とされることを望みます。

                          〔「賛成」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ただいま八木橋議員から本選挙の方法については、指名推選とし、指名の方法については、2番、友成議員を指名者とするよう動議が提出され、所定の賛成者がありますので、この動議は成立いたしました。
 本動議を直ちに議題とし、採決いたします。お諮りいたします。選挙の方法については、指名推選によることとしてご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることで決定をいたします。
 お諮りをいたします。指名の方法については、友成議員を指名者とすることにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしと認めます。よって、指名の方法については、友成議員を指名者とすることに決定いたしました。友成議員。
2番(友成克司君) [ 26 ]  本選挙の指名者として、この際、南空知ふるさと市町村圏組合議会議員には、議長の鵜川和彦議員を指名いたします。
議長(鵜川和彦君) お諮りいたします。ただいま指名のあった私、鵜川を本選挙の当選人とすることにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしと認めます。よって、南空知ふるさと市町村圏組合議会議員は鵜川に決定いたしました。謹んでお受けをいたします。

空知教育センター組合議会議員の選挙について

議長(鵜川和彦君) 日程第16、空知教育センター組合議会議員の選挙についてを議題に供します。本件につきましても、休憩中に協議をいたしましたとおり、指名推選で行うこととし、指名の方法につきましては議長において指名することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、空知教育センター組合議会議員には、三田源幸議員を指名いたします。ただいま指名したとおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、空知教育センター組合議会議員には、三田源幸議員に決定をいたしました。

議案第45号

議長(鵜川和彦君) 日程第17、議案第45号、監査委員の選任についてを議題に供します。本件については、地方自治法第117条の除斥の規定により小寺進議員の退席を求めます。

                          〔除斥者退席〕

議長(鵜川和彦君) それでは、提案理由の説明を求めます。町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 27 ]  議案第45号 監査委員の選任について提案理由をご説明申し上げます。栗山町監査委員として、小寺進氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により、本議会の同意をお願いするものであります。
 小寺氏は、現在、栗山町字中里58番地6にお住まいで、昭和10年7月10日生まれの75歳であります。ご存知のとおり、小寺氏は平成7年4月24日栗山町議会議員に初当選され、現在5期目を迎えておられます。議会の中でも、産業建設常任委員会において委員長等を2期8年間、議会運営委員会委員を2期7年間、さらに平成19年5月からは栗山町議会副議長を1期4年間歴任されました。また、南空知葬斎組合議員、南空知消防組合議会議員、都市計画審議会委員、土地開発公社理事などの要職にも就かれております。小寺氏は高潔な人柄で、識見も豊かな方であります。監査委員には適任者であると考えております。
 なお、任期につきましては平成23年5月10日から平成27年4月30日までの4年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) なしの声がありますので質疑を打ち切ります。なお、本件につきましては人事案件ですので慣例により討論を省略し、ただちに採決をしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議がないようですので、そのように取り計らいます。お諮りいたします。議案第45号 監査委員の選任について原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(鵜川和彦君) 全員起立。よって、議案第45号 監査委員の選任につきましては、原案どおり同意することに決定をいたしました。ここで、小寺議員の出席を求めます。このまま暫時休憩をいたします。

                          〔除斥者着席〕

                          休憩 午後 1時38分

                          再開 午後 1時38分

議長(鵜川和彦君) 再開いたします。ただいま選任されました小寺進議員より新任のあいさつの申し出がありますのでこれを許します。小寺議員。

                          〔監査委員 小寺進君登壇〕

監査委員(小寺進君) [ 28 ]  ただいま監査委員に選任されましたが、非常に不勉強でございますが、先輩の監査委員にならって一生懸命努めたいと思いますので、皆さん方のご協力をよろしくお願いいたします。
 財政状況は非常に厳しい中、どのように予算が使われているか、それらについてもじっくりと監査をし、皆さんの期待に応えたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

所管事務調査の申出

議長(鵜川和彦君) 日程第18、所管事務調査の申出ですが、議会運営委員会から、次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項についてということで、所管事務調査の申出があります。議会運営委員会について、所管事務調査をしていただくことにいたしたいと思いますがご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、閉会中に調査をしていただくことに決定いたしました。

町長あいさつ

議長(鵜川和彦君) 以上ですべての案件の審議が終了いたしましたので、閉会をいたしたいと思いますが、ここで町長より発言を求められておりますので、これを了承したいと思います。町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 29 ]  平成23年第3回栗山町議会臨時会閉会にあたりまして、ひと言ごあいさつを申し上げます。このたびの任期満了に伴う栗山町議会議員選挙におきまして、ふるさと栗山にかける町民皆さんの熱い期待と信頼のもと、厳しい選挙戦を見事勝ち抜かれ、当選の栄を担われたことを心からお祝いを申し上げるところでございます。
 本日の臨時議会におきまして、鵜川議長、八木橋副議長が新しく誕生され、また新たな町議会の構成がそれぞれ決定されましたことは誠にご同慶に絶えないところでございます。私は昨年4月、2期目の栗山町の舵取り役を担い、私に課せられましたその重責を果たすため、全力をあげて取り組んでいるところでございます。地方分権時代にあって、さらに厳しさを増す財政状況のもと、職員と一丸となって、元気なふるさとづくりに全力を傾注することはもとより、議員の皆さまから建設的なご提言と公正で的確なご指導ご協力をいただきますようお願い申し上げるところでございます。ますます厳しくなる経済情勢や社会変革のうねりの中で大きな課題が山積しており、課題解決への道のりには幾多の困難が待ち受けているものと受け止めているところでもございます。
 先日、地方地域分権改革の関連3法が成立いたしました。公布されたところでもございます。議員の皆さんをはじめ町民、そして職員が心をひとつにし、それぞれの知恵と汗を出し合うことにより、ふるさと栗山の輝かしい未来が必ず拓けてくるものと確信をし、ふるさとは栗山ですのスローガンのもと、まちづくりに邁進する決意でございます。
 今後、ますます町民からの付託や町民に対する責任が増大することが予想されます。議員の皆さんには町民福祉と町政進展のため、格別のご指導ご支援を賜りますよう重ねてお願いを申し上げます。終わりになりますが、ますますご健勝で町政発展のため、ご活躍くださいますよう心からご祈念を申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。

閉会の宣告

議長(鵜川和彦君) 以上をもって閉会をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、これを持ちまして平成23年第3回栗山町議会臨時会を閉会いたします。

閉会 午後3時10分