平成23年第6回栗山町議会定例会会議録(第2日目)


                  平成23年9月7日 午前 9時30分開議

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  八 木 橋  義  則  君
     2番  友  成  克  司  君
     3番  大  井  賢  治  君
     4番  三  田  源  幸  君
     5番  小  寺     進  君
     6番  大  西  勝  博  君
     7番  大  平  逸  男  君
     8番  山  本  修  司  君
     9番  藤  本  光  行  君
    10番  楢  崎  忠  彦  君
    11番  置  田  武  司  君
    12番  重  山  雅  世  君
    13番  鵜  川  和  彦  君

2、欠席議員は次のとおりである。

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事務局長             衣  川  秀  敏
    事務局主査            森     英  幸

4、地方自治法第121条の規定による説明員は次のとおりである。
    町長               椿  原  紀  昭  君
    副町長              岩  田  美  春  君
    総務課長             山  本  信  二  君
    経営企画課長           佐 々 木     学  君
    経営企画課主幹          高  間  嘉  之  君
    税務課長             千  葉  清  己  君
    税金対策室長           松  田  孝  之  君
    出納室長             松  本  俊  哉  君
    継立出張所長           清  水  一  徳  君
    環境生活課長           住  友     茂  君
    住民福祉課長           水  上  州  洋  君
    住民福祉課主幹          室  永  栄  子  君
    住民福祉課主幹          秦  野  加 寿 彦  君
    地域医療・            小  野     司  君
      保健対策室長
    地域医療・            花  岡  祐  志  君
      保健対策室主幹
    建設水道課長           片  山  伸  治  君
    建設水道課主幹          今     政  樹  君
    産業振興課長           坂  口  昇  一  君
    くりやまブランド推進室長     花  田  正  博  君
    教育委員長            湯  地  定  暁  君
    教育長              鈴  木  紀  元  君
    教育次長             近  藤  光  弘  君
    介護福祉学校事務局長       山  代  賢  治  君
    監査委員             谷  田  進 太 郎  君
    選挙管理委員長          村  上     哲  君
    選挙管理委員会          山  本  信  二  君
      書記長
    農委会長             田  村  繁  則  君
    農委事務局長           鈴  木  利  一  君

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名
  議案第63号 栗山町第5次総合計画の一部変更について
  議案第64号 平成23年度栗山町一般会計補正予算(第4号)
  議案第65号 平成23年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
  議案第66号 平成23年度栗山町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1
         号)
  議案第67号 平成23年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第2号)
  議案第68号 平成23年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
  認定第 1号 平成22年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について
  認定第 2号 平成22年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定に
         ついて
  認定第 3号 平成22年度栗山町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定につい
         て
  認定第 4号 平成22年度栗山町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ
         いて
  認定第 5号 平成22年度栗山町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認
         定について
  認定第 6号 平成22年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定に
         ついて
  認定第 7号 平成22年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につい
         て
  認定第 8号 平成22年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定
         について
  認定第 9号 平成22年度栗山町水道事業会計決算の認定について
  報告第10号 平成22年度栗山町健全化判断比率について
  報告第11号 平成22年度栗山町資金不足比率について
  報告第12号 平成22年度栗山町土地開発公社決算の報告について
  報告第13号 平成22年度財団法人栗山町農業振興公社決算の報告について
  議案第69号 栗山町税条例等の一部を改正する条例
  議案第70号 栗山町都市計画税条例の一部を改正する条例
  議案第71号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の
         一部を改正する条例
  議案第72号 職員の旅費支給に関する条例の一部を改正する条例
  議案第73号 固定資産評価審査委員会委員の選任について
  議案第74号 教育委員会委員の任命について

開議 午前 9時30分


開議の宣告

議長(鵜川和彦君) [ 1 ] 議員の出欠状況につきましては、事務局長より報告のとおり定足数に達していますので、ただいまから平成23年第6回栗山町議会定例会2日目の会議を開きます。

会議録署名議員の指名

議長(鵜川和彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、9番、藤本議員、10番、楢崎議員のご両名を指名いたします。

議案第63号

議長(鵜川和彦君) 日程第2、議案第63号 栗山町第5次総合計画の一部変更についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 2 ]  議案第63号 栗山町第5次総合計画の一部変更について提案理由をご説明申し上げます。
 栗山町第5次総合計画(平成20年2月20日議決)の一部変更について、栗山町議会基本条例第8条第1号の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 なお、地方自治法の一部を改正する法律が本年5月2日に公布され、8月1日から施行されたことに伴い、従来根拠法令としておりました同法第2条第4項、基本構想の策定に関する条例が削除されております。
 今回変更させていただく内容は、新たに追加実施する主要事業6件であります。なお、今回変更をいたしました主要事業の具体的事業内容につきましては、この後の議案第64号 平成23年度栗山町一般会計補正予算(第4号)においてご説明申し上げます。
 それでは、計画の変更内容についてご説明申し上げます。1ページをお開き願いたいと思います。政策区分、3、医療・保健・福祉、(3)、地域福祉、施策、地域に密着した支えあいの体制づくりにおきまして、主要事業としてやさしい心でつなぐ地域支え合い事業を追加するものであります。事業期間は、平成23年度から平成26年度までであります。
 政策区分、4、教育・文化・スポーツ、(7)、芸術文化、施策、A、自主的な芸術・文化活動への支援におきまして、主要事業としてコミュニティ助成事業補助金を追加するものであります。事業期間は、平成23年度であります。
 2ページをお開き願いたいと思います。政策区分、5、産業、(1)、農林業、施策、A、安全・安心な栗山ブランド農産物の創出におきまして、主要事業として環境保全型農業直接支払事業を追加するものであります。事業期間は、平成23年度から平成26年度までであります。
 施策、C、農業生産基盤の整備におきまして、主要事業として農山漁村活性化プロジェクト支援事業を追加するものであります。事業期間は、平成23年度から平成24年度までであります。
 同じく施策、C、農業生産基盤の整備におきまして、主要事業として道営大夕張地区基幹水利施設保全事業を追加するものであります。事業期間は、平成23年度から平成26年度であります。
 (2)、工業、施策、企業誘致と地域産業の育成におきまして、主要事業として栗山工業団地道路補修工事を追加するものであります。事業期間は、平成23年度であります。
 以上、主要事業の追加6件であります。
 また、別添資料として今回追加をした主要事業及び事業費に変更のある主要事業の一覧を提出しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
 12番、重山議員。
12番(重山雅世君) [ 3 ]  この63号資料によって具体的に、私のきのうの一般質問にも関係するやさしい心でつなぐ地域支え合い事業、このタイトルだけ見たら何をやるのかなと率直に感じて、事業内容を見てケアラー支援事業をやるのだというのが初めてわかったわけですが、もうこれ既に社協のほうで先行実施しているということですけれども、昨年ケアラーの調査研究という形で全国で5つの町村が選ばれて、北海道では栗山が選ばれたというか、そして実際に調査したと。そういう自治体に対しては、優先的にこういうケアラー支援という形で補助がとれるような仕組みになったのか、それで新規にのせたのかと、まずその点でお尋ねします。
 それと、今回の資料を見ますと全部新規になっていますね。でも、この中で言うと例えば農業のほうの道営大夕張地区基幹水利施設保全事業、当然これは40年も経過しているということで云々と説明書いていますから、新規という形ではなくて、こういうことは想定してもう既に計画にのっけておいてよかった中身ではなかったのかどうか、その点でお尋ねします。
議長(鵜川和彦君) 重山議員の答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 4 ]  重山議員1点目のやさしい心でつなぐ地域支え合い事業の関係でございます。これにつきましては、事業内容にあるとおりケアラー事業を中心に社会福祉協議会独自で行っているものに対し補助するものでございますけれども、これにつきましては特にこの5カ所、ケアラーをした5カ所のみならず、今後高齢者等の地域支え合い等の中身で補助要綱が道のほうで新設されたものから、今回この事業があって申請したところ、申請どおり助成されることになりましたものですから、これを社会福祉協議会に全額補助するものでございます。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 経営企画課長。
経営企画課長(佐々木 学君) [ 5 ]  2点目の道営大夕張地区基幹水利施設保全事業の新規事業の計上の関係でございますが、議員言われますとおりこの事業につきましては当初より計画のあった事業でございますが、財源の関係で当初につきましては国と受益者負担というような中で実施を予定してございまして、町の負担金が生じていないということで総合計画にのせておりませんでしたが、今回この事業が道のパワーアップ事業の該当になったということで、そうなりますと農家負担が25%だったのですけれども、それが12.5%に減額をされるというようなことでございまして、残りについては道と町が2分の1ずつ負担するというルールでございまして、今回はその道の補助金採択に伴って町の負担が生じたということで新規扱いで計上させていただきました。
議長(鵜川和彦君) ほかにございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) なしですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第63号 栗山町第5次総合計画の一部変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第63号については、原案どおり決定いたしました。

議案第64号

議長(鵜川和彦君) 日程第3、議案第64号 平成23年度栗山町一般会計補正予算(第4号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 6 ]  議案第64号 平成23年度栗山町一般会計補正予算(第4号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,506万5,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ74億4,063万5,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、2款総務費におきまして、町有林保育管理の追加等に係る補正であります。
 3款民生費は、栗山町社会福祉協議会に対するやさしい心でつなぐ地域支え合い事業補助金等に係る補正であります。
 4款衛生費は、乳児家庭全戸訪問事業の備品購入に係る補正であります。
 6款農林水産業費は、農業集落排水事業特別会計繰出金の追加等に係る補正であります。
 7款商工費は、企業立地促進助成等に係る補正であります。
 8款土木費は、町道補修の追加等に係る補正であります。
 9款消防費は、南空知消防組合負担金の追加に係る補正であります。
 10款教育費は、栗山中学校武道場の修繕等に係る補正であります。
 事項別明細につきましては副町長よりご説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(鵜川和彦君) 副町長。

                          〔副町長 岩田美春君登壇〕

副町長(岩田美春君) [ 7 ]  それでは、事項別明細についてご説明を申し上げます。
 7ページをお開きください。まず、歳出についてご説明をいたします。2款1項1目25節積立金の11万5,000円の補正は、総務寄附金をふるさと応援基金に積み立てるものであります。
 5目13節委託料の135万8,000円の補正は、町有林保育管理に係る間伐整理等の追加で、全額道補助金を受けて実施するものであります。
 6目25節積立金の126万7,000円の補正は、総務寄附金を財政調整基金に積み立てるものであります。
 2項2目12節役務費の50万円の補正は、滞納整理に係る裁判所予納金であります。この件につきましては、平成21年度中に破産手続が行われた会社法人の財産のうち、破産法の定めにより破産管財人が放棄した不動産に係る固定資産税が昨年度から滞納となっていたところでございます。このため、本物件の滞納整理を進めた結果、購入希望者が見込めることから売却処分等を適切に進めるため、また本町以外に利害関係がないことから、今回会社法の定めにより裁判所へ清算人選任を申し立てるものでございます。
 3款1項1目19節負担金補助及び交付金の350万円の補正は、栗山町社会福祉協議会が実施いたします在宅サポーター事業及びケアラー手帳作成事業等に対する補助金で、全額道補助金を受けて実施するものであります。28節繰出金の6万6,000円の減額は、前年度決算確定に伴う介護保険特別会計繰出金6万5,000円の減及び後期高齢者医療特別会計繰出金1,000円の減であります。
 4目13節委託料の39万9,000円の補正は、本年10月に予定されております障害者自立支援法の一部改正により同行援護及びグループホームの家賃助成が新たに制度化されることから、これに対応するためのシステム改修委託でございます。
 2項1目18節備品購入費の11万2,000円の補正は、児童虐待防止の体制強化を目的に記録保存用のデジタルカメラ及び家庭訪問用の電動アシスト自転車を購入するもので、全額道補助金を受けて実施するものであります。
 2目19節負担金補助及び交付金の109万2,000円の補正は、町内の保育所入所に係る広域保育委託につきまして、当初見込みより増となったことから追加するものであります。
 4款1項2目18節備品購入費の25万4,000円の補正は、乳児家庭全戸訪問事業の体制整備を目的に訪問用のデジタル体重計及び電動アシスト自転車を購入するもので、全額道補助金を受けて実施するものであります。なお、当初予算で計上しております保守管理システム構築委託につきましても今回事業費全額に道補助金の交付が内定したことから、この財源振りかえもあわせて行っているところでございます。
 6款1項1目1節報酬の29万5,000円の補正は、農業委員改選に伴う委員報酬の追加であります。
 8ページをお開きください。2目13節委託料の194万7,000円の補正は、有害鳥獣駆除業務につきまして、現時点における駆除件数が当初見込みを上回っていることから、今後必要と見込まれる件数分を追加するものであります。19節負担金補助及び交付金につきましては、まず農地・水・環境保全向上対策事業負担金の362万7,000円の追加は、集落が主体的に実施する水路や農道の補修等の農業用施設の長寿命化を図る共同活動が新たに支援対象となったことから、実施予定の9団体に対しまして活動経費の一部を負担するものであります。次に、環境保全型農業直接支払交付金の72万1,000円の補正は、エコファーマー等一定要件を満たす農業者が取り組む化学肥料や化学合成肥料の5割低減及び緑肥の作付等、環境保全効果の高い営農活動を支援するものであり、交付申請のありました8件に対しまして道補助金を受けて取り組み経費の一部を交付するものでございます。
 4目19節負担金補助及び交付金は、まず負担金で道営杵臼南部地区経営体育成基盤整備事業から道営杵臼支線地区かんがい排水事業までにつきましては事業費の変更に伴う負担金、合わせまして2,079万9,000円の減額及び農家負担軽減措置に対する道補助金、いわゆるパワーアップ事業の採択による財源振りかえであります。負担金の一番下段であります道営大夕張地区基幹水利施設保全事業につきましては、本年度から実施の角田幹線用水路の補修等に係るもので、今回新たにパワーアップ事業として採択となったことから負担金250万円を追加するものであります。さらに、補助金で農山漁村活性化プロジェクト支援事業につきましては、来年度から実施予定の南角田地区及び継立地区の経営体育成基盤整備事業費に係る栗山土地改良区が実施します換地計画のソフト事業に対する補助金165万円の追加で、全額道補助金を受けて実施するものであります。
 7目28節繰出金の3,198万4,000円の補正は、角田地区集落排水統合事業による長期債繰上償還に伴う農業集落排水事業特別会計繰出金の追加であります。
 7款1項1目11節需用費の137万4,000円の補正は、まず消耗品費で不動の滝トイレの電球取りかえ等に係る6万3,000円の追加、修繕料におきましてトイレ改修及び遊歩道さく修繕に係る131万1,000円の追加であります。15節工事請負費の47万3,000円の補正は、株式会社北海道きのこ生産総合研究所へ賃貸をしております栗山工業団地用地出入り口部分の歩道切り下げ工事でございます。19節負担金補助及び交付金の169万6,000円の補正は、栗山町企業立地促進条例に基づく株式会社北海道きのこ生産総合研究所に対する補助金であります。助成の内容につきましては、土地取得に係るもので、取得面積及び建物設備投資額ともに助成要件を満たしていることから土地取得費の100分の30相当額、169万5,483円を補助するものであります。なお、7款につきましても総務寄附金の充当に伴う財源振りかえもあわせて行っているところでございます。
 続きまして、9ページをごらんください。8款2項2目11節需用費の585万円の補正は、旭台第2支線の側溝補修及び桜丘鳩山線の流末排水補修に係る修繕料の追加であります。
 5目13節委託料の124万円の補正は、橋梁長寿命化修繕計画策定委託の積算基準改定に伴う事業費の追加であります。
 9款1項1目19節負担金補助及び交付金の293万6,000円の補正は、消防団員公務災害負担金の追加負担に伴う南空知消防組合負担金の追加であります。なお、この追加負担につきましては、東日本大震災で殉職されました消防団員のご遺族等に対する公務災害補償の実施に係るものでございます。
 10款1項3目11節需用費の85万円の補正は、開基100年記念モニュメントの屋根塗装、さらには教育施設全般に係る小破修繕がさきの大雪被害が多かったことにより当初見込みを大きく上回っていることから、今後の対応分を含めて修繕料を追加するものでございます。
 4目25節積立金の100万円の補正は、教育寄附金を子ども夢づくり基金に積み立てるものであります。
 3項1目11節需用費の335万円の補正は、栗山中学校武道場の床補修及びボイラー更新に係る修繕料の追加であります。
 4項1目19節負担金補助及び交付金の90万円の補正は、第60回全国青年大会の軟式野球競技北海道予選におきまして栗山町青年団体連絡協議会野球部が全国大会への出場が決定したことによりまして、派遣費の一部を助成するものであります。
 2目研修講座費は、さまざまな職種に従事する青年が身近な問題や疑問をテーマにして今後の地域づくりの具体的な方策を検討する青年団体交流研修会の開催に係る補正であります。内容といたしましては、8節報償費で講師謝礼25万円、11節需用費で資料作成に係る消耗品費3万円、14節使用料及び賃借料で会場使用料2万円、合わせて30万円の補正で、全額財団法人北海道市町村振興協会の助成を受けて実施するものであります。
 4目11節需用費の16万円の補正は、図書館の窓ガラス取りかえに係る修繕料の追加であります。
 5目19節負担金補助及び交付金の250万円の補正は、栗山神輿会東風梅が実施いたしますみこし本体用の担ぎ棒及び子供用みこしの購入に対する補助金で、全額財団法人自治総合センターの助成金を受けて実施するものであります。
 9目19節負担金補助及び交付金の30万円の補正は、雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウス支援事業への指定寄附金を特定非営利活動法人雨煙別学校に補助するものであります。
 10ページをお開きください。10目11節需用費の42万1,000円の補正は、カルチャープラザの防犯カメラ映像機修理に係る修繕料の追加であります。
 5項3目11節需用費の73万8,000円の補正は、まずスポーツセンターの吹き抜け部分の笠木補修及びボイラー煙突付近の外壁塗装に係る修繕料の追加であります。
 13款1項2目23節償還金利子及び割引料の52万1,000円の補正は、付記の負担金等に係る平成22年度事業費確定に伴う精算返還金であります。
 5ページをお開きください。次に、歳入についてご説明をいたします。2款3項1目1節地方道路譲与税の1,000円の補正は、旧法分に係る譲与税であります。
 14款2項3目1節道路橋梁費補助金の148万1,000円の補正は、歳出8款でご説明をいたしました橋梁長寿命化修繕計画策定委託に係る国庫補助金の追加であります。
 5目1節公共土木施設災害復旧費補助金の445万2,000円の補正は、昨年度実施をいたしました御園開拓線災害復旧事業に係る国庫補助金で、本年度に繰り延べ交付となったものでございます。
 15款2項2目1節社会福祉費補助金の350万円の補正は、歳出3款でご説明をいたしました栗山町社会福祉協議会の在宅サポーター事業等に係る道補助金であります。2節児童福祉費補助金は、歳出3款でご説明をいたしました児童虐待防止体制強化事業及び歳出4款でご説明をいたしました乳児家庭全戸訪問事業の備品購入、さらには当初予算で計上しております保守管理システム構築委託、これらに係る子育て支援対策事業費補助金277万5,000円の補正、また補助金採択に伴う保守管理システム構築委託に充当しておりました子育て支援対策臨時特例交付金160万6,000円の減額であります。
 4目2節農業費補助金の36万円の補正は、歳出6款でご説明をいたしました環境保全型農業直接支払事業に係る道補助金であります。3節林業費補助金の135万8,000円の補正は、歳出2款でご説明をいたしました町有林保育管理委託に係る道補助金の追加であります。4節土地改良事業費補助金は、歳出6款でご説明をいたしました栗山土地改良区の換地計画ソフト事業に係る道補助金165万円、道営負担金事業のパワーアップ事業に係る道補助金1,094万9,000円の補正であります。
 17款1項1目1節総務寄附金につきましては、まず7月5日に朝日4丁目、今井龍男氏よりいただきました100万円、7月12日に中央3丁目、北野清美氏よりいただきました100万円、7月22日に苫小牧市、高杉公彦氏よりいただきました10万円、8月12日に札幌市、マックスバリュ北海道株式会社代表取締役社長、山尾啓一氏よりいただきました6万6,654円、8月19日に共和の林弘慶氏よりいただきました20万円、8月24日に東京都、土屋雅之氏よりいただきました1万5,000円、合わせまして6件、238万1,654円の寄附金で、このうちふるさと納税制度に係る寄附金は2件の11万5,000円、また北野氏の100万円の寄附金につきましては商工振興事業への指定寄附としていただいていることから、先ほど申し上げましたように歳出7款の商工費に充当するものであります。3節教育寄附金は、6月23日に湯地、栗山自動車整備株式会社代表取締役社長、松原由典氏よりいただきました30万円、7月1日に中里、栗山町婚礼衣裳会代表の服部麻子氏よりいただきました100万円の寄附金であります。なお、栗山自動車整備株式会社の30万円の寄附金につきましては、雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウス支援事業への指定寄附としていただいていることから、歳出10款でご説明いたしました特定非営利活動法人雨煙別学校補助金に充当するものであります。
 19款1項1目1節前年度繰越金の4,336万3,000円の補正は、今回の補正予算の財源として充当するものであります。
 6ページをお開き願います。20款5項2目2節雑入は、歳出7款でご説明をいたしました栗山神輿会の備品購入に係る財団法人自治総合センター助成金250万円、歳出10款でご説明をいたしました青年団体交流研修会開催に係る財団法人北海道市町村振興協会助成金30万円であります。
 21款1項町債につきましては、それぞれ歳出でご説明をいたしました各事業の事業費の変更、追加に係る起債額の補正であります。
 なお、本年度過疎対策事業債のソフト事業分として7,660万円が起債可能額となっており、1目1節の橋梁長寿命化修繕計画策定事業債の70万円の減額分を7目1節の重度心身障害者医療費助成事業債に振りかえているところでございます。
 また、10目1節の過年発生補助災害復旧事業債につきましては、昨年度実施をいたしました御園開拓線災害復旧事業に係る起債であります。
 4ページをお開きください。第3表、地方債の補正についてご説明を申し上げます。1、変更でありますが、起債の目的、3、橋梁長寿命化修繕計画策定事業債から19の重度心身障害者医療費助成事業債まで、それぞれ事業費の変更等により限度額の補正をお願いするものであります。
 2、追加でありますが、起債の目的、25、大夕張地区基幹水利施設保全事業債及び26、過年発生補助災害復旧事業債で、限度額、起債の方法、利率、償還の方法については付記のとおりでございます。
 以上で事項別明細の説明を終わりますので、よろしくご審議くださいますようお願いをいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
 10番、楢崎議員。
10番(楢崎忠彦君) [ 8 ]  2点お伺いいたします。
 7ページ、2款2項2目12節役務費、先ほど副町長の話の中で清算にかかわっての裁判所の予納金ということでご説明ありました。これは、多分耐雪ハウスの跡地にかかわってのことだと思うのですけれども、まずそこを確認いいですか。耐雪の跡地にかかわってですか、この予納金は。耐雪ハウスの跡地、まずそれを先に質問します。
 2点目、9ページ、8款2項2目11節需用費、町道補修の修繕にかかわって585万円の追加です。これは町道補修、毎年大体1,800万円ぐらいの予算を計上して町道補修しているわけですけれども、過去の議会では大体例年1,800万円ぐらいをめどにして補修をしているわけですけれども、過去に先輩の議員の質問の中で計画的に補修をしているのですかというような質問に対して、特別そういう計画は持っていませんと、いろいろ町内会等々いろんな要望にこたえて補修をしていますよと。特に例年雪解けの時期には町道の傷んだところが目につくわけですけれども、特別その計画性を持って本年度はこの地域を、今年度はこの地域を中心にと、そういうような具体的な事業計画は持っていないというような私の記憶ですけれども、そういう答弁があったと思うのですけれども、当然今回は旭台ほか1カ所ということで約600万円の補修がここにいくわけですけれども、当然1,800万円からここに600万円いくと、当然全体の町道の補修の予算が削られていくからこういう形になったのかなと思うのですけれども、当然これ予算の段階でこういう大きな補修にかかわっての事業というのは当初の予算の中で見ておくのが本来の予算の立て方ではないのかなと思うのですけれども、その点についてお尋ねいたします。
議長(鵜川和彦君) 10番、楢崎議員の答弁に入ります。
 税金対策室長。
税金対策室長(松田孝之君) [ 9 ]  楢崎議員の1点目のご質問でございますけれども、ご質問のあった耐雪関連ではございません。他の案件でございます。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 建設水道課長。
建設水道課長(片山伸治君) [ 10 ]  ただいまの2つ目のご質問でございますけれども、まず今回の件につきましては2カ所ございまして、1カ所につきましては旭台の工業団地の中の道路排水でございまして、ここにつきましては側溝がかなり傷んでおりまして、当初でわかれば当初で組んでもよかったのですけれども、現在の状況を申しますとかなり傷んでふたが落ちそうにもなっている、それからまだ下水道につながれていない世帯もございまして、生活雑排水が流れておりまして悪臭も漂っているということで早急に修繕をしたいなというふうに考えております。また、もう一カ所、桜丘鳩山線からの流末の関係なのですけれども、ここにつきましては現在V型の700のトラフが入っているわけなのですけれども、それがひびが入っていまして転倒をして流れを阻害しているということで、最近ゲリラ的な豪雨もございますので、早急的に直したほうがよいということで今回補正を上げさせていただきました。
議長(鵜川和彦君) 2番、友成議員。
2番(友成克司君) [ 11 ]  2点にわたり質問させていただきます。
 初めに、7ページ、3款2項2目、負担金についてでございますが、広域保育追加に関してでございますけれども、先ほど説明いただきました。町外入所にかかわるということでございますが、これが発生したということでございますが、もう少し具体的に説明をお願い申し上げます。
 2点目でございますが、8ページになりますが、商工費の19節、補助金の中で企業立地促進助成、ちょっと先ほど聞き取れなかったものですから、土地の購入に関することでは承知しておりますけれども、改めて具体的に説明をお願い申し上げます。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 2番、友成議員の答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 12 ]  友成議員1点目の7ページ、3款2項2目19節負担金補助及び交付金の広域保育に係る負担金の追加の関係でございます。この関係につきましては、本町在住の保護者より勤務地等の関係から町外の保育所を希望した場合、受け入れ先の自治体との協議の結果、受け入れが可能という場合、保育単価をもとに負担金を支払い受け入れしていただくものでございます。
議長(鵜川和彦君) ブランド推進室長。
くりやまブランド推進室長(花田正博君) [ 13 ]  2点目の企業立地の促進助成の関係でございますが、これにつきましては旭台、栗山工業団地内にこのたび北海道きのこ生産総合研究所、ここが旭台に菌床センターということでシイタケの菌床をそこで1カ所で全部製造できる設備をつくっています。ここの土地を総合研究所のほうが購入をいたしまして、その土地の購入の約30%、100分の30ですけれども、この助成を行いたいということで169万6,000円、投資額につきましては565万1,611円、これの3分の1を助成するというものでございます。
議長(鵜川和彦君) 2番、友成議員。
2番(友成克司君) [ 14 ]  1点目の広域保育追加、これ対象地域をちょっと説明お願い申し上げます。
議長(鵜川和彦君) 主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 15 ]  今回につきましては美唄市、勤務地が美唄市でございますので、ただ全道的に保護者が希望するところについては、そこの受け入れ自治体との協議の上、判断させていただくものでございます。
議長(鵜川和彦君) 12番、重山議員。
12番(重山雅世君) [ 16 ]  同僚議員の質問にもありましたが、3款2項19節の広域保育追加、これ現状は今回は美唄ということですが、ほかの地域も当然追加ですからあると思いますが、現状がどのようになっておられるのか、まず最初にお尋ねします。
 それと、8ページ、6款1項2目、交付金で環境保全型農業直接支払、この交付金、今回は8件ということでしたが、本町のエコファーマーと呼ばれる方々の現状というか、件数を含めてどのようになっておられるか、関連してお尋ねしたいと思います。
 それと、9ページ、10款5目の図書館費……4目、失礼しました。需用費、修繕料追加、これマスコミなどでも一部報道、図書館などの窓ガラスを破られたというような報道ありましたが、どのような対応をされて、犯人という言い方はおかしいですが、どういう状況になっているか、その点でお尋ねしたいと思います。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 12番、重山議員の答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 17 ]  重山議員1点目の質問でございます。今回の広域保育負担金につきましては初めてのケースでございまして、ゼロ歳児ということで保育単価も高いということで、この分の補正をさせていただくものでございます。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 産業振興課長。
産業振興課長(坂口昇一君) [ 18 ]  重山議員2点目のお尋ねですけれども、今回の補正をお願いしている直接支払交付金の関係でもっての関連でございますけれども、エコファーマー認定者は現在118名でございまして、そのうちの8名について今回申請があったということでございます。
議長(鵜川和彦君) 教育次長。
教育次長(近藤光弘君) [ 19 ]  3点目のご質問でございますが、これにつきましては8月21日の日に朝4時20分ぐらいに図書館の窓ガラス3カ所、6枚、投石によって割られている修繕でございます。あわせて、玄関先には自転車置き場だとか、鉄製の自転車置き場だとかということで積み重ねていた状況でございます。被害については、実被害については窓ガラスという状況でございます。これについては、現在警察のほうで捜査をお願いをしている状況でございます。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) ほかにございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) なしの声がありますので、ないようですので質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) なしの声がありますので、討論を打ち切りたいと思います。
 お諮りいたします。議案第64号 平成23年度栗山町一般会計補正予算(第4号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第64号については、原案どおり決定いたしました。

議案第65号

議長(鵜川和彦君) 日程第4、議案第65号 平成23年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 20 ]  議案第65号 平成23年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,825万7,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ18億3,532万7,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、3款後期高齢者支援金等から6款介護納付金までにつきましては、それぞれ額の確定による補正であります。
 11款諸支出金は、国民健康保険税の過年度還付に係る補正及び平成22年度医療費等の確定による過年度国庫負担金等の精算還付に係る補正であります。
 事項別明細につきましては副町長より説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 副町長。

                          〔副町長 岩田美春君登壇〕

副町長(岩田美春君) [ 21 ]  それでは、事項別明細についてご説明を申し上げます。
 4ページをお開きください。まず、歳出についてご説明を申し上げます。2款1項1目一般被保険者療養給付費から2項2目退職被保険者等高額療養費までにつきましては、歳出3款後期高齢者支援金等から6款介護納付金までの額の確定に伴う財源振りかえであります。
 3款1項1目後期高齢者支援金から4目病床転換助成関係事務費拠出金までの34万8,000円の補正は、平成23年度後期高齢者支援金等の確定によるものであります。
 5ページをごらんください。4款1項1目前期高齢者納付金の1万3,000円の補正は、平成23年度前期高齢者納付金の確定によるものであります。
 6款1項1目介護納付金の15万3,000円の減額は、平成23年度介護納付金の確定によるものであります。
 11款1項1目還付金の1,804万9,000円の補正は、国民健康保険税の還付金の増による追加が65万円、医療費の確定に伴う精算還付金で、平成22年度一般分医療費に係る療養給付費等負担金が1,686万3,000円、特定健康診査等の事業費確定に伴う精算還付金で国、道負担金がそれぞれ22万3,000円、出産育児一時金の確定に伴う精算還付金で国庫補助金が8万円であります。
 3ページをお開きください。続きまして、歳入についてご説明をいたします。3款1項1目療養給付費等負担金、2節過年度分の14万5,000円の減額は、平成22年度の一般分医療費の確定によるものであります。
 4款1項1目療養給付費等交付金、2節過年度分の816万6,000円の補正は、平成22年度退職分医療費の確定によるものであります。
 10款1項1目繰越金の1,023万6,000円の補正は、今回の補正予算に係る財源として追加するものでございます。
 以上で事項別明細の説明を終わりますので、よろしくご審議くださいますようお願いを申し上げます。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第65号 平成23年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第65号については、原案どおり決定いたしました。

議案第66号

議長(鵜川和彦君) 日程第5、議案第66号 平成23年度栗山町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 22 ]  議案第66号 平成23年度栗山町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,198万4,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ1億5,560万4,000円とするものであります。
 補正の内容は、角田地区農業集落排水施設の公共下水道施設への統合に係る長期債繰上償還元金の追加及び長期債償還利子の減額による補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出でありますが、2款1項1目23節償還金利子及び割引料の3,239万9,000円の追加は、角田地区農業集落排水施設の公共下水道施設への統合に伴う長期債繰上償還元金の補正であります。
 2目23節償還金利子及び割引料の41万5,000円の減額は、元金で説明いたしました繰上償還の実施に伴う長期債償還利子の補正であります。
 3ページをお開きください。次に、歳入でありますが、3款1項1目1節一般会計繰入金の3,198万4,000円の補正は、今回の補正予算の財源調整分であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
 12番、重山議員。
12番(重山雅世君) [ 23 ]  4ページの歳出の部分で、長期債の繰上償還ということですが、何年物で大体利息どのぐらいのものを繰上償還したのか、その点でお尋ねします。
議長(鵜川和彦君) 重山議員の答弁に入ります。
 建設水道課主幹。
建設水道課主幹(今 政樹君) [ 24 ]  ただいまのご質問で、繰上償還の対象の中身についてでございますが、償還の対象になっている起債が7本ございまして、これが利率にいたしまして1.35%から4.9%ぐらいの起債を借りております。これが結果として繰上償還するという内容になっております。それで、繰上償還しない場合の償還期間につきましては平成32年までの予定でございますが、これが今回平成23年で一括なくなるという内容でございます。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) ほかにございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようなので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第66号 平成23年度栗山町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第66号については、原案どおり決定いたしました。

議案第67号

議長(鵜川和彦君) 日程第6、議案第67号 平成23年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 25 ]  議案第67号 平成23年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第2号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,277万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ13億2,992万1,000円とするものであります。
 補正の内容は、7款諸支出金におきまして、平成22年度における介護給付費及び地域支援事業費の確定に伴う国、道負担金及び支払基金交付金の返還に係る補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出についてご説明いたします。7款1項2目23節償還金利子及び割引料2,277万4,000円の補正は、平成22年度の介護給付費及び地域支援事業費の確定に伴い、国、道負担金及び支払基金交付金を返還するものであります。
 3ページをお開きください。次に、歳入でありますが、8款1項3目1節事務費等繰入金の6万5,000円の減額は、平成22年度事務費の確定に伴う精算であります。
 2項1目1節介護給付費準備基金繰入金の296万8,000円の減額は、平成22年度介護給付費の確定に伴う精算であります。
 9款1項1目1節前年度繰越金の2,580万7,000円の補正は、歳出7款でご説明いたしました過年度返還金の財源として充当するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ご異議なしですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) なしの声がありますので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第67号 平成23年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第67号については、原案どおり決定いたしました。

議案第68号

議長(鵜川和彦君) 日程第7、議案第68号 平成23年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 26 ]  議案第68号 平成23年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ38万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億7,071万3,000円とするものであります。
 補正の内容は、2款後期高齢者医療広域連合納付金におきまして、平成22年度後期高齢者医療特別会計の決算の確定に伴う補正であります。
 3款諸支出金は、後期高齢者医療保険料の還付金に係る補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出でありますが、2款1項1目19節負担金補助及び交付金の補正は、平成22年度決算に基づく繰越金の確定によるものであります。保険料分16万3,000円を追加するものであります。
 3款1項1目23節償還金利子及び割引料の22万円の補正は、後期高齢者医療保険料の還付金の増によるものであります。
 3ページをお開きください。次に、歳入でありますが、3款1項2目1節事務費等繰入金の1,000円の減額及び4款1項1目1節前年度繰越金の16万4,000円の補正は、平成22年度決算に基づく繰越金の確定によるものであります。
 5款3項1目1節保険料還付金の22万円の補正は、歳出3款でご説明いたしました後期高齢者医療保険料の還付に係る北海道後期高齢者医療広域連合からの還付金の追加であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) なしの声がありますので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第68号 平成23年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第68号については、原案どおり決定いたしました。

認定第1号ないし認定第9号

議長(鵜川和彦君) 日程第8、認定第1号 平成22年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第9、認定第2号 平成22年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第10、認定第3号 平成22年度栗山町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第11、認定第4号 平成22年度栗山町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第12、認定第5号 平成22年度栗山町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第13、認定第6号 平成22年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第14、認定第7号 平成22年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第15、認定第8号 平成22年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第16、認定第9号 平成22年度栗山町水道事業会計決算の認定について、以上9件の議案を一括議題に供したいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、そのように取り計らいます。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 27 ]  認定第1号から認定第9号までの各会計歳入歳出決算の認定につきまして提案理由をご説明申し上げます。
 それぞれお手元に、地方自治法第233条第3項の規定に基づく各会計別の決算書並びに同法第233条第5項の規定によります平成22年度決算における主要な施策の成果表、さらには過般監査委員の審査を終え、平成22年度栗山町各会計決算審査に係る意見書等もお配りいたしておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。
 平成22年度の予算執行につきましては、歳入の柱でもあります地方交付税が前年度より増加したものの、長引く景気低迷により町税が引き続き減収となるなど、一般財源が制約される厳しい財政状況のもとで行財政改革の推進はもとより、国の緊急経済対策を活用した事業展開など、限られた財源の重点的かつ効率的な配分により栗山町第5次総合計画に基づく各種主要施策の推進に努めてきたところであります。主な事業の内容につきましては、平成22年度決算における主要な施策の成果表をご参考にしていただきたいと存じます。
 それでは、各会計の歳入歳出決算についてご説明申し上げます。認定第1号は、平成22年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額82億7,023万2,413円、歳出総額81億2,642万7,289円、差し引き1億4,380万5,124円でありますが、翌年度へ繰り越すべき財源が3,482万円でありますので、実質収支は1億898万5,124円となっております。
 認定第2号は、平成22年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額18億5,189万5,154円、歳出総額17億4,716万6,932円、差し引き1億472万8,222円であります。
 認定第3号は、平成22年度栗山町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額、歳出総額ともに54万3,168円、差し引きゼロ円であります。
 認定第4号は、平成22年度栗山町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額9億2,604万1,674円、歳出総額9億1,895万2,963円、差し引き708万8,711円であります。
 認定第5号は、平成22年度栗山町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額1億2,353万6,712円、歳出総額1億2,140万4,986円、差し引き213万1,726円であります。
 認定第6号は、平成22年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額1億5,972万2,617円、歳出総額1億5,476万7,454円、差し引き495万5,163円であります。
 認定第7号は、平成22年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額12億4,895万3,771円であります。歳出総額12億2,014万7,199円、差し引き2,880万6,572円であります。
 認定第8号は、平成22年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額1億6,668万2,843円、歳出総額1億6,650万8,243円、差し引き17万4,600円であります。
 認定第9号は、平成22年度栗山町水道事業会計決算の認定についてでありますが、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、概要をご説明申し上げます。まず、業務量の実績につきましては、給水人口1万3,339人、年間総配水量171万1,135立方、1日平均配水量4,688立方でございます。収益的収入及び支出につきましては、消費税抜きで総収入4億1,975万3,401円、総費用3億5,098万8,029円、差し引き6,876万5,372円の純利益であり、当年度未処分利益剰余金は1億3,732万9,729円となります。資本的収入及び支出につきましては、収入総額2,190万4,000円、支出総額1億5,774万6,757円、差し引き1億3,584万2,757円の不足が生じましたが、これにつきましては過年度分損益勘定留保資金1億2,681万7,242円、減債積立金700万円、当年度分消費税等資本的収支調整額202万5,515円をもって補てんいたしました。
 以上、平成22年度各会計歳入歳出決算に係る認定第1号から認定第9号までの提案理由といたします。よろしくご審議いただき、認定を賜りますようお願いをいたします。
議長(鵜川和彦君) ただいま提案理由の説明を終えたところですが、ここで慣例に基づき監査委員からの監査報告をしていただきます。
 谷田監査委員。

                          〔監査委員 谷田進太郎君登壇〕

監査委員(谷田進太郎君) [ 28 ]  平成22年度各会計決算審査の結果についてご報告申し上げます。
 審査の実施につきましては、一般会計外7会計は7月29日から8月3日までの間で4日間、水道事業会計は7月28日の1日間、各会計の決算書、関係資料に基づき予算の執行状況や不用額等について総括的な審査を行いました。その結果、各会計の決算計数については、歳入歳出とも電子帳票及び証書類との照合検査、公有財産、物品、債権及び基金についても関係帳簿と照合した結果、いずれも正確に処理されていることが認められました。
 なお、審査による意見につきましては、お手元に配付いたしました意見書のとおりでありますので、細部についての報告を省略し、その概要について述べたいと思います。
 まず、一般会計について申し上げます。歳入総額82億7,023万2,413円に対し歳出総額81億2,642万7,289円で、差し引き1億4,380万5,124円の黒字となっております。単年度収支は7,035万1,901円の赤字で、積立金を含めた実質単年度収支は105万8,626円の黒字となっております。厳しい財政事情の中で収支の均衡に留意し、効率的予算の執行により事業が進められていることが認められます。また、総務費で7,499万9,000円、農林水産業費で6億8,126万3,000円、合計7億5,626万2,000円が明許繰越されております。歳入の決算状況について申し上げます。調定額92億3,821万4,286円に対し収入済額は82億7,023万2,413円で、その収入率は89.52%、予算額に対し7億3,343万4,587円の減となっております。各款を通じ、正確に調定され、収納されていることが認められます。なお、町税、負担金、使用料、財産収入における未収金について意見を付しましたが、その他は特別な意見はありません。歳出については、決算額81億2,642万7,289円、明許繰越額7億5,626万2,000円で、執行率は90.26%であり、不用額は1億2,097万7,711円となっております。各款を通じ、予算の目的に沿って適正に執行されていることが認められます。
 次に、国民健康保険特別会計について申し上げます。歳入総額18億5,189万5,154円に対し歳出総額17億4,716万6,932円で、1億472万8,222円の黒字となっております。歳入の決算状況は、調定額19億7,654万940円に対し収入済額は18億5,189万5,154円で、収入率は93.69%となっております。各款の収入について、適正に調定され、正確に収納されていることが認められます。歳出については、決算額17億4,716万6,932円で、不用額は8,607万5,068円となっており、執行率は95.30%であり、各款を通じ適正に執行されていることが認められます。なお、国民健康保険税の未収金について意見を付しましたが、その他は特別な意見はありません。
 次に、老人保健特別会計について申し上げます。歳入歳出決算額同額の54万3,168円で、適正に決算処理されていることが認められます。本会計は、後期高齢者医療特別会計に移行されたことから、平成22年度をもって廃止されました。
 次に、下水道事業特別会計について申し上げます。歳入総額9億2,604万1,674円に対し歳出総額9億1,895万2,963円で、708万8,711円の黒字となっております。なお、歳入における受益者負担金及び下水道使用料の未収金については、今後とも一層の徴収対策を講ずるべきと考えます。
 次に、農業集落排水事業特別会計について申し上げます。歳入総額1億2,353万6,712円に対し歳出総額1億2,140万4,986円で、213万1,726円の黒字となっております。歳入における受益者負担金及び集落排水使用料の未収金については、下水道事業特別会計と同様に今後とも一層の徴収対策を講ずることが肝要と考えます。
 次に、北海道介護福祉学校特別会計について申し上げます。歳入総額1億5,972万2,617円に対し歳出総額1億5,476万7,454円で、495万5,163円の黒字となっております。歳入歳出とも適正に決算処理されております。また、昨今の少子化が進む中、入学希望者の確保は難しくなっておりますが、引き続き学生の確保に特段の努力を望みます。
 次に、介護保険特別会計について申し上げます。歳入総額12億4,895万3,771円に対し歳出総額12億2,014万7,199円で、2,880万6,572円の黒字となっております。歳入歳出とも適正に処理されておりますが、介護保険料において固定的な未収金が発生しております。
 次に、後期高齢者医療特別会計について申し上げます。歳入総額1億6,668万2,843円に対し歳出総額1億6,650万8,243円で、17万4,600円の黒字となっております。歳入歳出とも適正に処理されておりますが、後期高齢者医療保険料において未収金が発生しております。
 次に、水道事業会計について申し上げます。決算諸表については適正に記され、かつ正確に処理されていることが認められます。第2条の業務量については、予定量に対し給水人口で39人の増、年間総配水量で3万3,135立方メートルの増、有収水量は前年度対比で5,333立方メートルの増となっております。第3条、予算の収益的収入及び支出における損益計算においては6,876万5,372円の純利益となっております。第4条、予算の資本的収入及び支出においては1億3,584万2,757円の不足額が生じておりますが、これは過年度分損益勘定留保資金1億2,681万7,242円、減債積立金700万円及び当年度分消費税等資本的収支調整額202万5,515円をもって補てんされております。業務分析の結果を見ますと、有収率79.9%、施設利用率57.9%、最大稼働率74.9%となっており、前年対比では施設利用率は0.3ポイント増、最大稼働率は1.2ポイント増となっており、総合的に判断すると施設は適正な管理のもとに効率的に使用されていると認められます。財政状況については、資産総額55億8,096万1,800円で前年度より677万3,292円の減となっておりますが、これは減価償却に対する資産の取得減による固定資産の減と流動資産の増によるものであります。
 以上、平成22年度各会計に関し、決算審査の結果を要約して申し上げましたが、地方交付税が前年度より増加したものの、地方自治を取り巻く環境は長引く景気の低迷などにより自主財源の大きな柱である税収が落ち込むなど大変厳しい状況に置かれております。そのため、引き続き行財政改革の推進を図り、計画的かつ効率的な予算の編成、執行に一層の努力を期待いたします。あわせて、滞納、未収金の取り組みについてはさらなる対策を講じることを期待するとともに、自主納付の納税につきましても時代に即した納付環境づくりに大いに期待するところであります。また、栗山町健全化判断比率及び栗山町資金不足比率の報告に当たりましても別途意見書のとおり意見を付しましたが、これまで以上に安定した財政基盤と自主自立の行政運営が求められているところであります。経済環境が厳しい中でも納付する多くの町民の立場になって、不公平とならないようさらなる努力を期待いたしまして、監査報告といたします。
議長(鵜川和彦君) ただいま監査委員から報告をいただきました本件につきましては、前もってお話ししたように議長及び監査委員の職を兼ねる小寺議員を除く11名の委員をもって構成する特別委員会を設置して審査してはどうかと考えますが、これにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議がないようですので、11名による特別委員会を設置いたしまして審査をしていただくよう決定いたしました。
 名称につきましては、平成22年度栗山町各会計決算審査特別委員会ということで決定をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、名称は平成22年度栗山町各会計決算審査特別委員会ということに決定いたしました。
 特別委員会の委員長、副委員長の選任につきましては、委員会条例で委員会の互選となっておりますが、慣例により議長指名ということで行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、議長から指名をいたします。
 委員長には3番、大井議員、副委員長には6番、大西議員を指名いたします。
 ただいま特別委員会が設置されたわけですが、上程いたしております案件9件は一括特別委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、一括特別委員会に付託することと決定いたしました。
 審査につきましては、この会期中に実施していただくようお願いいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、審査はこの会期中に実施していただくように決定いたしました。
 ここで暫時休憩をいたします。

                          休憩 午前11時03分

                          再開 午前11時20分

議長(鵜川和彦君) 会議を再開いたします。

報告第10号

議長(鵜川和彦君) 日程第17、報告第10号 平成22年度栗山町健全化判断比率についてを議題に供します。
 報告を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 29 ]  報告第10号 平成22年度栗山町健全化判断比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定によりご報告申し上げます。
 お手元に平成22年度栗山町各会計に係る財政健全化審査意見書、さらに報告第10号資料をお配りしておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。
 1点目の実質赤字比率につきましては、普通会計における実質赤字額の標準財政規模に対する比率で、普通会計の赤字の程度を指標化し、財政運営の深刻度を示すものであります。
 2点目の連結実質赤字比率につきましては、町の全会計を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で、町全体としての赤字の程度を指標化し、全体の財政運営の深刻度を示すものであります。本町におきましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率ともに赤字額が生じていないことから、比率は算出されておりません。
 3点目の実質公債費比率につきましては、普通会計の地方債元利償還金に特別会計や一部事務組合の地方債元利償還金に対する普通会計負担額を合算した額の標準財政規模に対する比率で、元利償還金等の大きさを指標化し、資金繰りの危険度を示すものであります。本町における実質公債費比率は21%で、前年度より1.8ポイントの減となっており、早期健全化基準の25%を下回っております。
 4点目の将来負担比率につきましては、普通会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で、普通会計の借入金残高、特別会計や第三セクター等の借入金残高に対する普通会計負担見込額など、各負債に対して普通会計が今後負担する可能性のある額の大きさを指標化し、将来の財政の圧迫度を示すものであります。本町における将来負担比率は106.5%で、前年度より17.7ポイントの減となっており、早期健全化基準の350%を下回っております。平成22年度決算における本町の各比率は、いずれも健全段階に位置づけされる算定内容となっておりますが、厳しい財政状況には変わりはないことから、行財政改革等をさらに推進し、比率の抑制に努めてまいりたいと考えております。
 以上、平成22年度栗山町健全化判断比率についてのご報告といたしますので、よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 報告第10号の報告を受けたところでございますが、ただいまから質疑に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でございますので、これで終わります。

報告第11号

議長(鵜川和彦君) 日程第18、報告第11号 平成22年度栗山町資金不足比率についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 30 ]  報告第11号 平成22年度栗山町資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定によりご報告申し上げます。
 お手元に平成22年度栗山町公営企業会計に係る資金不足比率審査意見書、さらに報告第11号資料をお配りしておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。資金不足比率につきましては、公営企業会計における資金不足額の事業規模に対する比率で、資金不足を料金収入の規模と比較の上、指標化し、経営状況の深刻度を示すものであります。本町におきましては、下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計及び水道事業会計の3会計が該当いたしますが、いずれの会計におきましても前年度と同様に資金不足額が生じていないことから、比率は算出されておりません。
 以上、平成22年度栗山町資金不足比率についてのご報告といたしますので、よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 報告第11号の報告を受けたところでございますが、ただいまから質疑に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でございますので、以上で終わります。

報告第12号

議長(鵜川和彦君) 日程第19、報告第12号 平成22年度栗山町土地開発公社決算の報告についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 31 ]  報告第12号 平成22年度栗山町土地開発公社決算について、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告申し上げます。
 初めに、事業の概要について申し上げます。1ページをお開き願います。平成8年度に造成をしました中里住宅団地、平成13年度に造成をしました朝日3住宅団地、平成16年度に造成しました朝日4住宅団地第2期の分譲を引き続き行い、残地はそれぞれ1区画であります。また、平成22年度に造成をしましたエコビレッジ湯地の丘の分譲を引き続き行い、2区画1,023.06平方メートルを売却し、残地は34区画であります。さらに、平成21年度に造成をしました朝日4住宅団地第3期の分譲を引き続き行い、残地は10区画であります。全分譲地の残地合計は、平成22年度末現在47区画であります。以上が事業概要であります。
 次に、決算について申し上げます。今期決算につきましては、総務省より早期導入の指導をいただいておりました。平成17年1月21日改正の土地開発公社経理基準要綱を適用しております。
 5ページをお開き願います。損益計算書において、事業収支及び事業外収支合わせて838万8,498円に対し、事業費用、事業外支出及び特別損失を合わせて3,272万8,067円、差し引き当期利益金はマイナス2,433万9,569円となりました。
 4ページをごらんください。貸借対照表において、前期繰越金9,795万4,215円より当期利益マイナス2,441万9,569円を差し引いた7,353万4,646円は準備金として平成23年度会計に繰り越し、事業に充てていく予定であります。
 以上が平成22年度栗山町土地開発公社の事業並びに決算の状況でございます。理事会での議決事項並びに事業実績、財務諸表を添付し、監事の審査意見書を添えて報告いたしますので、よろしくお願いを申し上げます。
議長(鵜川和彦君) 報告第12号の報告を受けたところでございますが、ただいまから質疑に入ります。ありませんか。
 10番、楢崎議員。
10番(楢崎忠彦君) [ 32 ]  今回土地の評価ということで6ページに評価損が計上されております。そのことに関連して4ページにも住宅団地が新しい評価の中で記載をされておりますけれども、ご存じのように大変市場も厳しくなっておりまして、栗山の地域によっては固定資産評価額を下回って市場で売買されるというケースも見受けられるようになりました。今回のこの評価が変更をしたということなのですけれども、これは何年に1回かこの評価替えを設定しているのか。たまたま今回こういう形になったのか。例えば3年に1回、5年に1回改めて評価をするという、そういう決まりがあるのかどうか。それが1点ですけれども、それに関連して当然1筆ずつ評価をされていると思うのですけれども、全体でまとめてということではなくて1筆ずつ、1筆というか1区画ずつやっておられるのか、その辺について関連してお尋ねいたします。
議長(鵜川和彦君) 楢崎議員の答弁に入ります。
 ブランド推進室長。
くりやまブランド推進室長(花田正博君) [ 33 ]  まず、1点目のご質問ですけれども、今回この会計方式については先ほど町長からも説明したとおり指導に伴い早期に、時価方式の会計方式を導入しなさいという指導がございましたので、今年度、22年度からこの方法に切りかえたと。それに伴って、時価方式に伴いまして、その時価というのは固定資産の評価額、これを取り扱っておりますので、評価額については3年に1遍見直ししますので、こちらの時価の見直しもそのタイミングで見直しをしていくということになろうかと思います。
 それから、2点目の筆ごとに積算しているかということですけれども、ご指摘のとおり1筆ずつ積算をして評価額については積算しております。
議長(鵜川和彦君) 楢崎議員。
10番(楢崎忠彦君) [ 34 ]  ちなみに、固定資産評価額に基づいてとありますけれども、これはあらかじめ評価額に対する1.何倍とか、そういう倍率みたいのはもう各場所というか、各団地にかかわらず一律して固定資産評価額の何.何倍という、そういう決まりもあるということですか、その点について。
議長(鵜川和彦君) 楢崎議員の答弁に入ります。
 ブランド推進室長。
くりやまブランド推進室長(花田正博君) [ 35 ]  簿価については、造成にかかわる原価、それに利益率等で簿価を積算していたのですけれども、固定資産についてはご指摘のとおりのような考え方でやっておるところでございます。
議長(鵜川和彦君) 12番、重山議員。
12番(重山雅世君) [ 36 ]  監事の決算審査意見書にあるように、今残が47区画ということでしたが、長期保有している分譲宅地においては不動産市況を踏まえた販売価格に見直すなどという形で、前例にとらわれない販売戦略も検討する必要があると、そういう意見がつけられているわけです。この意見をつけられた段階で町長自身、これからどのような考えでおられるのか、この機会にお尋ねしたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 重山議員の答弁に入ります。
 町長。
町長(椿原紀昭君) [ 37 ]  今監査委員さんのほうからのこの会計の中の報告の内容で実際の販売価格、これは件数は少ないのですけれども、それぞれの区画の年数もたっているということもございますから、現状は地価そのものは少し落ちてきているということもありますので、当然今の残地について見直しを図りながら早い時期に販売をできるように進めてまいりたいなと、こう考えております。
議長(鵜川和彦君) ほかにございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でございますので、以上で終わります。

報告第13号

議長(鵜川和彦君) 日程第20、報告第13号 平成22年度財団法人栗山町農業振興公社決算の報告についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 38 ]  報告第13号 平成22年度財団法人栗山町農業振興公社決算について、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告申し上げます。
 初めに、事業の概要について申し上げます。1ページをお開きください。1、事業概要で1点目の担い手確保・育成事業につきましては、新規就農研修者研修や農業未来塾を初めとした新規就農、後継者対策、認定農業者の育成支援を行いました。2ページをお開きください。2点目の農地利用集積円滑化事業につきましては、賃貸借事業において貸し付け12.08ヘクタール、農地所有者代理事業において賃貸4.83ヘクタール、売買4.29ヘクタールの農地の効率的な利用促進が図られました。現在公社の保有面積はありません。3点目の農地流動化対策事業につきましては、農地流動化等に関する意向調査を実施し、農業委員との連携を密に担い手農業者への効率的な農地集積を図りました。4点目の農作業受委託需給調整事業につきましては、北海道大学の学生による農作業サポート事業を行い、担い手農業者の労働力確保と受け入れ態勢の整備を図りました。5点目の農業情報提供事業につきましては、農地情報整備のためのマッピングシステム及び農家台帳等を活用し、迅速で的確な農業情報提供を行いました。6点目の農業振興方策策定事業につきましては、第2期栗山農業ルネッサンスの課題解決に向けて農業振興推進委員会でも協議を重ね、各地域において地域懇談会を開催し、施策の周知及び意見集約を行いました。3ページをごらんください。7点目の食育・地産地消推進事業につきましては、教育ファームを実施することにより食育、地産地消を推進いたしました。8点目の農業振興事業につきましては、地域的な農業課題を解決するためブランド対策や担い手対策、農地対策にかかわる事業を実施いたしました。以上が事業概要であります。
 次に、決算について申し上げます。4ページをお開きください。収支計算書において、1、事業活動収支につきましては、基本財産運用収入から他会計繰入収入までを合わせた一般会計及び特別会計の総額は9,590万5,709円であります。
 次に、2、事業活動支出につきましては、事業費支出から他会計繰入支出までを合わせた一般会計及び特別会計の総額は5,546万2,689円であります。したがいまして、事業活動収支の差額は4,044万3,020円となり、前期繰越収支差額と合わせて4,668万9,860円を平成23年度に繰り越し、事業に充てることにいたしました。
 以上、平成22年度財団法人栗山町農業振興公社の事業並びに決算の状況であり、貸借対照表及び財産目録を添えてご報告いたしますので、よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 報告第13号の報告を受けたところでございますが、ただいまから質疑に入りたいと思います。質疑ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でございますので、以上で終わります。

延会の宣告

議長(鵜川和彦君) 本日の会議はこの程度にとどめ、この後明日以降の日程等協議のため全員協議会を開催したく思いますので、これをもって延会とし、9日からは決算委員会を開催していただくために本会議は明日から休会とし、決算委員会終了後に再開をしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、本日の会議はこれをもって延会といたします。

延会 午前11時40分