平成25年第1回栗山町議会臨時会会議録


                 平成25年2月14日 午前 9時30分開会

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  八木橋 義 則 君
     2番  友 成 克 司 君
     3番  大 井 賢 治 君
     4番  三 田 源 幸 君
     5番  小 寺   進 君
     6番  大 西 勝 博 君
     7番  大 平 逸 男 君
     9番  藤 本 光 行 君
    10番  楢 ア 忠 彦 君
    11番  置 田 武 司 君
    12番  重 山 雅 世 君
    13番  鵜 川 和 彦 君

2、欠席議員は次のとおりである。

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事務局長             衣 川 秀 敏
    事務局主査            森   英 幸

4、地方自治法第121条の規定による説明員は次のとおりである。
    町長               椿 原 紀 昭 君
    副町長              岩 田 美 春 君
    総務課長             山 本 信 二 君
    経営企画課長           佐々木   学 君
    経営企画課主幹          三 浦   匠 君
    環境生活課長           住 友   茂 君
    住民福祉課長           近 藤 光 弘 君
    住民福祉課主幹          室 永 栄 子 君
    住民福祉課主幹          秦 野 加寿彦 君
    建設水道課長           片 山 伸 治 君
    産業振興課長           坂 口 昇 一 君
    くりやまブランド推進室長     花 田 正 博 君
    教育長              鈴 木 紀 元 君
    教育次長             水 上 州 洋 君

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
    会議録署名議員の指名
    会期の決定
    諸般の報告
     @会務報告
     A監査報告
    行政報告
    議案第 1号 平成24年度栗山町一般会計補正予算(第8号)
    議案第 2号 平成24年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第4号)

開会 午前 9時30分


開会の宣告

議長(鵜川和彦君) [ 1 ] 議員の出欠状況につきましては事務局長より報告のとおり定足数に達していますので、ただいまから平成25年第1回栗山町議会臨時会を開会いたします。

開議の宣告

議長(鵜川和彦君) 直ちに本日の会議を開きます。

会議録署名議員の指名

議長(鵜川和彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には9番、藤本議員、10番、楢ア議員のご両名を指名いたします。

会期の決定

議長(鵜川和彦君) 日程第2、会期の決定について議題に供します。
 お諮りいたします。会期につきましては、議案の内容からみて本日1日でよろしいのではないかと思いますが、会期を本日1日とすることにご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、会期は本日1日と決定いたします。

諸般の報告

議長(鵜川和彦君) 日程第3、諸般の報告に入ります。
 会務報告につきましては、事務局長より報告いたさせます。
 局長。
事務局長(衣川秀敏君) [ 2 ]  本会議の議件は、議事日程のとおり、行政報告、議案第1号 平成24年度栗山町一般会計補正予算(第8号)外1件であります。
 地方自治法第121条第1項の規定による説明員は町長並びに町長の委任を受けた副町長、各課所長、教育委員長並びに同委員長の委任を受けた教育長、教育次長であります。
 さきの定例会報告後の会務につきましては、別紙プリントのとおりであります。
議長(鵜川和彦君) 次に、監査報告をいたします。
 例月出納監査の報告ですが、お手元に配付のとおりです。ごらんいただきたいと存じます。

行政報告

議長(鵜川和彦君) 日程第4、行政報告に入ります。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 3 ]  行政報告、道央地域ごみ処理広域化推進協議会についてご報告を申し上げます。
 平成24年5月25日開催の協議会で千歳市が加盟した以降、本年1月17日に協議会が開催され、平成25年度の業務計画案及び予算案等の議題が審議され、決定されましたのでご報告を申し上げます。
 まず、平成25年度協議会の業務計画についてでありますが、ごみ処理施設整備に向けた業務の円滑な推進を図るため、事業実施主体となる一部事務組合の設立準備に当たること。広域のごみ処理基本計画及び基本方針策定に向け、素案の検討を行うこと。当面のごみ焼却処理施設建設用地の適地選定のための準備作業に着手すること。本年4月1日に千歳市環境センター内に事務局を設置すること。
 以上の4点のほか、協議会を年2回開催し、担当部課長等で組織する幹事会を随時開催することについて、それぞれ決定いたしました。
 次に、協議会の平成25年度の予算を歳入歳出それぞれ900万1,000円とするものであります。構成自治体からの負担金をもって充てることを決定しております。負担割合については、全経費を共通事務経費9.5%と運営経費90.5%に区分し、共通事務経費は構成市町の均等割とするものであります。運営経費は、均等割30%と人口割70%で積算し、本町を除く2市と3町の南空知公衆衛生組合で負担するものであります。なお、本町負担金については、新年度予算において計上を予定しているところであります。
 以上、行政報告といたします。
議長(鵜川和彦君) 行政報告が終わりましたが、何かご質問があればお受けいたします。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので、行政報告を終わります。

議案第1号

議長(鵜川和彦君) 日程第5、議案第1号 平成24年度栗山町一般会計補正予算(第8号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 4 ]  議案第1号 平成24年度栗山町一般会計補正予算(第8号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,522万9,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ75億195万円とするものであります。
 補正の主な内容は、3款民生費におきまして、特別冬期生活支援金等に係る補正であります。
 7款商工費は、中小企業振興資金保証料補給に係る補正であります。
 8款土木費は、除雪対策費に係る補正であります。
 10款教育費は、栗山小学校の施設修繕等に係る補正であります。
 事項別明細につきましては副町長より説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 副町長。

                          〔副町長 岩田美春君登壇〕

副町長(岩田美春君) [ 5 ]  それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。
 4ページをお開きください。まず、歳出についてご説明いたします。3款1項1目20節扶助費の120万円の補正は、灯油価格が高騰している現状を踏まえ、高齢者及び重度心身障害者、ひとり親家庭等の低所得世帯を対象に、暖房用に係る灯油購入費の一部を助成し負担軽減を図るものであります。
 28節繰出金の18万3,000円の補正は、介護予防住宅改修費等の実績見込増に伴う介護保険特別会計繰出金の追加であります。
 7款1項1目19節負担金補助及び交付金の43万3,000円の補正は、中小企業振興資金保証料補給の実績見込増に伴う補助金の追加であります。
 8款2項3目11節需用費から14節使用料及び賃借料までの除雪対策費に係る補正は、昨年末からの大雪の影響により除排雪経費が当初見込みを上回っていることから今後の対応分も含め、あわせて5,078万3,000円を追加するものであります。
 10款2項1目11節需用費から18節備品購入費までの学校管理費に係る補正は、栗山小学校の暖房送風機の故障に伴うものであります。
 先月中旬、暖房送風機の故障が確認され、専門業者による調査の結果、ファンモーターの経年劣化による取替、さらに煙突及び煙道の清掃が必要であると診断されました。煙突及び煙道の清掃につきましては工期に一定期間を要することから次年度当初予算でお願いし、夏休み期間中に実施したいと考えておるところでございます。補正の内容につきましては、暖房送風機の修理期間の応急的措置といたしまして、11節需用費でファンモーター取替に係る修繕料113万8,000円、14節使用料及び賃借料で教室等に設置する暖房機34台の借上料50万8,000円、18節備品購入費で暖房機用のガード20基分23万7,000円、合わせまして188万3,000円をお願いするものであります。
 4項10目11節需用費の14万3,000円の補正は、カルチャープラザの水中排水ポンプ取替に伴う修繕料の追加であります。
 5項3目11節需用費の19万2,000円の補正は、スポーツセンターのアリーナ入口扉取替に伴う修繕料の追加であります。
 4目11節需用費の41万2,000円の補正は、栗山町スキー場ゲレンデ整備車のエンジン修理に伴う修繕料の追加であります。
 続いて3ページをお開きください。次に、歳入についてご説明いたします。
 10款1項1目1節普通交付税の5,462万9,000円の補正は、今回の補正予算の財源として充当するものであります。
 15款2項2目1節社会福祉費補助金の60万円の補正は、歳出3款でご説明いたしました、特別冬期生活支援事業に係る道補助金であります。
 以上で事項別明細の説明を終わりますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
 重山議員。
12番(重山雅世君) [ 6 ]  歳出の部分で3款の20節扶助費の件で、まずお尋ねします。円安などの影響もあって灯油も高騰し、ガソリンも上がっていますが、そういう中での低所得者対策という点で、先月25日に緊急に口頭で要望しまして、早速こういう形で実施するという点では評価いたします。それで、さきに平成20年度でしたか、過去2回にわたって私も一般質問もした中で福祉灯油を実施しているわけですが、過去の実勢を含めて、今回の120万円という点では1世帯大体1万円ぐらいの助成だと思うのですが、この間近隣などの状況を見ましても、昨日は由仁でしたか、404万円とかと新聞報道を見る限りではですね。長沼も300万円、南幌も確か300万円ぐらいだと思うのですね。それでやはり近隣の中では一番助成的には少ない。対象がどこまでもってくるかということでかなり違ってきますが、現実的には低所得の方の、70歳以上にするんでしたか、その辺の対象の内訳も含めて、それとこの間介護保険料だとか、後期高齢者の医療保険料も値上げしている中で、前回やったような方向と同じなのかどうかも含めてどうなのか、そういう今の低所得者の生活実態を把握して取り組んだのかどうかその点も答弁願います。
 それと7款の商工費の部分で中小企業振興のための融資に係る保証料ですよね、これ当初予算では314万円だったと思いますが、32件でしたか、借りる人が多くなってきているよと、現状ではどういうような状況になっているのか、その点で2点お尋ねします。
議長(鵜川和彦君) 重山議員の答弁に入ります。
 住民福祉課長。
住民福祉課長(近藤光弘君) [ 7 ]  重山議員さんの1点目の質問にお答えいたします。通称福祉灯油ということでながれているところでありますけども、栗山町についても進めてまいりたいというふうに考えております。対象者につきましては、ひとり親世帯、18歳未満の子供のいる世帯、それと70歳以上の高齢者のみの世帯、それから障害児のいる世帯、それと平成24年度町民税非課税世帯であって、町税等に滞納がない低所得者世帯を対象として進めていきたいということで考えております。大体対象としては120世帯ぐらいにはなるだろうという計算のもと、計上させていただいているところでございます。これにつきましては前回の平成20年度にも行っておりますけれども、同じ内容で対応していきたいというふうに考えております。それと、現状を把握しているのかということでございますけれども、把握した中での対応ということで考えております。ちなみに灯油の代金でございますけれども、8月25日に79円の灯油代金でございました。それが1月16日には93円ぐらいということで、上がってまいりました。1月27日には97円ということで上がってまいりましたので、すぐ対応していかなければならないという判断のもと、今回の補正予算の中で計上させていただいたところでございます。それと実績でございますけれども、申請が平成19年には167件、平成20年には116件の申請が上がってきているところでございます。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) ブランド推進室長。
くりやまブランド推進室長(花田正博君) [ 8 ]  中小企業の保証料補給の関係のご質問にお答えしたいと思います。この保証料補給につきましては年度当初、償還の終わる事業者の方々の予算額として計上しているほかに、中には繰上償還をする事業者さんもおります。その分も含めて当初予算の中で24年度におきましては7件分の繰上償還分をみておりましたけれども、実績として新たに4件繰上償還が出たということで、合計11件が出たということでそれの不足分を今回補正させていただいております。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 重山議員。
12番(重山雅世君) [ 9 ]  また福祉灯油の件なのですが、先ほどの対象の中には滞納者を外すということだったのですが、まず住民税非課税であって70歳以上、障害世帯、ひとり親世帯ということですよね、そういう形だと思うのですが、前回の時も対象者は抜いて図られたのですか。滞納の実態という点で考えて、実際上は滞納するからには住民税非課税でここに該当する中で、逆に言うと滞納者もやはり対象に加えるべきだとか、生活保護の世帯をどうするかとか、そういう部分は長沼では生活保護も含むような状況でなっていると思いますが、実際上は近隣などの状況も調べてかなり予算的にも低いですよね、うちの場合は。近隣なども当然調査したと思いますが、どうしてこういう違いが出ているのか、65歳からやっているところがあるのかとか、そういうこともあるのかも知れないですが、この大体半分ぐらいという点では、どういうところが違うのかという点で答弁願います。それと周知の方法も早急にしないとならない問題だと思いますし、その点でもあわせて答弁願います。
議長(鵜川和彦君) 重山議員の答弁に入ります。
 住民福祉課長。
住民福祉課長(近藤光弘君) [ 10 ]  金額的なことを最終的に報告をさせていただきます。由仁町の関係については現在おさえておりませんけれども、隣の南幌町、それから長沼町については1万円ということで情報を得ているところでございます。それと60歳、70歳、65歳とかいうすみわけでございますけれども、管内の中では福祉灯油としては全部で24の管内ありますけども、11の町、市が実施をしております。11分の6が70歳から、11分の4が65歳からというようなことで情報を得ております。あと、60歳、それから民生委員さんが認めたものという町もございます。それと広報の関係でございますけれども、広報については今日議決をいただければ、すぐ地元の報道機関のほうに掲載をさせてもらいたいということでお願いをしているところでございます。この後、町のホームページだったり、町の広報に掲載をしてまいります。後、民生委員さんをとおしての広報活動を進めてまいりたいということで考えております。それと1点目にありました町税に滞納がない世帯についても、前回と同じ内容で進めているところでございます。それと生活保護の関係でございますが、これは道の補助の規程の中でもうたわれておりますけれども、生活保護については該当しないという項目がございますので、栗山町についてもこれに準じて進めてまいりたいというふうに考えているところです。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 楢ア議員。
10番(楢ア忠彦君) [ 11 ]  1点お尋ねいたします。8款2項3目13節、14節、除雪対策費ですね、2月になってから小康状態というか、12月、1月と今年も本当に大雪だったなというような感じを受けておりまして、当然補正もいつか出てくるのかなという思いがありました。ちなみに22年度は積雪量は616センチ、23年度は708センチと。補正は22年度は当初予算5,000万円に対して約4,700万円補正が組まれたと。23年度は当初予算5,000万円に対して補正が5,350万円と。今年度は過去2年を振り返って1,000万円ほど予算を多く計上したんですけれど、やはりこの大雪で3,500万円の今回の補正ということになったんですけれど、今副町長の説明で今後の降雪も含めてということで、現状の積雪量ですか、今後に向けてまだ2月中ですから、まだこれからどれだけ降ってくるかわからないですけど、大体どれぐらいの降雪量を想定して今回補正を組まれたのか、その点についてお尋ねいたします。
議長(鵜川和彦君) 楢ア議員の答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(片山伸治君) [ 12 ]  楢ア議員のご質問にお答えしたいと思いますけれども、今シーズンの積雪量につきましては昨日現在で476センチということになっております。毎年この時期に雪の多い年につきましては補正をお願いしているところなのですけども、なかなかどのぐらい降るかというのは予想もつかないところもございますけども、今回補正をお願いして要求した時点では、1月の末になるんですけども、昨年と比べましても、一昨年の同時期と比べましても昨年でいいますと40センチほど、22年度でいきますと15センチほどの差ということで今年につきましても昨年並みは降るだろうということで、そういう予測のもとで今回予算を計上させていただいたところでございます。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 楢ア議員。
10番(楢ア忠彦君) [ 13 ]  わかりました。ちなみに当初予算6,200万円ですか、約で。これはどのぐらいの積雪量を予想して予算を計上されたのかなと、今ちょっと思ったのですけど、大体どのぐらいの積雪量を想定されて年度の初めの予算を組まれたのか、その点についてお尋ねいたします。
議長(鵜川和彦君) 楢ア議員の答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(片山伸治君) [ 14 ]  当初予算におきましては、計上させていただく場合におきまして、過去ずっと20年以上にわたってどのぐらい降ったかという数値を記録しているわけなんですけども、過去10年間の平均申し上げますと5メートル24、大体この数字を目安にいたしまして、排雪の回数につきましても1回程度ということで計上させていただいておりますけども、今年度につきましては12月も相当雪が降って、1月に入ってすぐ排雪作業も行っているということで、今後の降り方によっては除雪の回数それから排雪ももう1度やらなければならないかなという予測のもとで今回補正の予算を組ませていただいております。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) ほかにございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) なしの声がありますので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) なしの声がありますので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第1号 平成24年度栗山町一般会計補正予算(第8号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(鵜川和彦君) 全員起立。よって、議案第1号については原案どおり決定いたしました。

議案第2号

議長(鵜川和彦君) 日程第6、議案第2号 平成24年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。

                          〔町長 椿原紀昭君登壇〕

町長(椿原紀昭君) [ 15 ]  議案第2号 平成24年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第4号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ119万5,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ13億1,350万円とするものであります。
 補正の内容は、2款保険給付費におきまして、介護予防住宅改修費の給付見込額の増による補正であります。
 4款地域支援事業費は、権利擁護事業の増に伴う補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。5ページをお開きください。
 まず、歳出でありますが、2款2項4目介護予防住宅改修費の64万7,000円の補正は、給付実績が当初見込額を上回ったことによる追加であります。
 4款2項3目権利擁護事業費の54万8,000円の補正は、高齢者短期宿泊事業費の増によるものであります。3ページをお開きください。
 次に歳入でありますが、3款1項2目地域支援事業サービス利用料の3万1,000円の補正は、歳出4款でご説明いたしました権利擁護事業費の増によるものであります。
 4款1項1目介護給付費負担金から、4ページをお開きいただきまして、8款2項1目介護給付費準備基金繰入金までの、あわせて116万4,000円の補正は、歳出2款及び4款でご説明いたしました、介護予防住宅改修費及び権利擁護事業の増によるものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いをいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
 重山議員。
12番(重山雅世君) [ 16 ]  4款13節の委託料、高齢者保護短期宿泊事業追加の分ですが、これ虐待などから一時保護するための特養、ショートステイというか、そういう形のものだと思うのですが、前年実績などからみても金額が桁違いに高くなってきていますよね、どういう状況になっているのでしょうかね。虐待等ということは、虐待のほかにどういうことが想定されるのでしょうか。そして現状では介護する方のほうというか、先般ケアラーサポーターという形の研修も社協のほうで取り組みましたが、そういうケアラーの方に対するサポーター体制というか、そういう部分もこの方々に対しては手が行き届いていないと、そういう状況なのでしょうか。その辺もあわせて答弁願います。
議長(鵜川和彦君) 重山議員の答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 17 ]  重山議員のご質問にお答えさせていただきます。5ページ、4款2項3目13節委託料で54万8,000円の増額をお願いした件だと思いますけども、議員のおっしゃいますとおり、栗山町介護保険条例第1条3項に規定いたします栗山町地域支援事業におきまして、権利事業を使って今おっしゃいますとおり高齢者保護短期宿泊事業を利用して保護する案件が発生いたしました。この件につきましては詳細につきましては、虐待等というデリケートな問題もございますし、利用者等の特定につながる部分もございますので、詳細については答弁ができないと考えておりますので、ご理解いただきたいというふうに思っております。ただ、その後にございますケアラー等の関係を含め介護疲れによるものか、または悪質なものか等々についてはこの権利擁護事業に伴いまして地域包括支援センターともども、面接等を行いながら対応をさせていただい上、今回については額も大きいですけども、案件も含め今年については虐待等の案件がふえたということで、実績等についてもここでは答弁できませんが、きちっとした形で高齢者保護のという観点のもとに対応させていただいておりますので、今後もそういう形で慎重に取り扱っていきたいと思っています。また、ケアラー等の介護疲れによる虐待等の案件につきましても、社会福祉協議会等とも協力しながら、そちらのほうについても擁護なりをさせていただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
議長(鵜川和彦君) 重山議員。
12番(重山雅世君) [ 18 ]  追加ですから、これ実際上は件数もふえたと。前年も、当初予算でも1人の方で大体1週間という形ですが、件数もふえた、それからショートステイする期間も1週間でなくて何回かに分けて何度もするようになったと、そういう現状まできているのですか。
議長(鵜川和彦君) 重山議員の答弁に入ります。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) [ 19 ]  再質問に答弁させていただきます。さきほども述べさせていただきましたとおり、利用者数、日数等については利用者の特定につながるものもございますのでご勘弁いただきたいと思いますけれども、いろいろ諸事情によりまして日数等々もふえる可能性もあり、それについてはその案件によって慎重に今回対応させていただきまして、額もふえましたものですから、今回提案をさせていただいておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
議長(鵜川和彦君) ほかにございませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので質疑を打ち切ります。討論に入ります。ありませんか。

                          〔「なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ないようですので討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) 異議なしですので討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第2号 平成24年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第4号)について原案に賛成の皆さんの起立を求めます。

                          〔賛成者起立〕

議長(鵜川和彦君) 全員起立。よって、議案第2号については原案どおり決定いたしました。

閉会の宣言

議長(鵜川和彦君) 以上で提案された案件の審議がすべて終了いたしましたので、閉会いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」と言う人あり〕

議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、これをもちまして平成25年第1回栗山町議会臨時会を閉会いたします。

閉会 午前10時09分