産業福祉常任委員会会議録

平成25年1月18日 午前 9時30分 開会


1、出席委員は次のとおりである。
  委 員 長   三 田 源 幸  君
  副 委 員長   大 井 賢 治  君
  委   員   八木橋 義 則  君
  委   員   大 西 勝 博  君
  委   員   大 平 逸 男  君
  委   員   重 山 雅 世  君

2、欠席委員は次のとおりである。


3、従事した職員は次のとおりである。
  事 務 局長   衣 川 秀 敏
  事務局主査   森   英 幸


4、説明員は次のとおりである。
  副  町  長  岩 田 美 春  君
  建 設 水道課長  片 山 伸 治  君
  建設水道課主幹  今   政 樹  君

  建設水道課    平 田 法 雄  君
  技術グループ主査 


5、本会議の付託議件は次のとおりである。
  議案第76号 栗山町景観条例



委員長(三田源幸君) おはようございます。委員の出欠状況につきましては事務局長報告のとおり定足数に達しておりますので、ただ今より栗山町議会産業福祉常任委員会を開催したいと思います。ただちに本日の会議に入りたいと思います。
 日程第1、会期につきましてお諮りをいたします。会期につきましては本日1日といたしたいと思いますがご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
委員長(三田源幸君) 異議なしと認めます。よって会期は本日1日といたしたいと思います。
 日程2、付託議件審査 議案第76号栗山町景観条例について議題といたしたいと思います。本件につきましては平成24年、第9回の定例会におきましてすでに提案理由が説明をされております。本日は提出されております資料に基づきまして説明を受け、質疑に入ってまいりたいと思います。それでは執行側に入っていただきたいと思います。
〔行政側入室〕
委員長(三田源幸君) それでは執行側の資料の説明を求めたいと思います。建設水道課長。
建設水道課長(片山伸治君) それでは本日お手元のほうに提出をさせていただいております資料に基づきまして、ご説明をさせていただきたいと思います。本日の資料のほうは、景観条例のほうは本会議のほうで提出させていただいておりますので、景観条例に伴う施工規則、それから景観計画案、そして景観計画策定のスケジュールの3点を本日提出させていただいているところであります。
 まず説明といたしましては景観条例の内容の説明に入る前に今一度、景観計画の内容について説明をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。お手元にカラーでお渡ししている景観計画案をご覧いただきたいと思います。
 それではご説明を申し上げます。本町の景観計画案につきましては平成16年に国が制定をしております景観法に基づいて策定を進めてきております。この景観法と言いますのは、都市や農村等における良好な景観の形成を促進するため、景観計画を策定することにより、美しい国土の形成、潤いのある豊かな生活環境の創造、個性的で活力ある地域社会の実現を目的として制定をされているところであります。道内では札幌市をはじめ、美瑛町、上富良野町、近隣では長沼町など12の市、町とそれから北海道が既に景観計画を策定済みであります。
 お手元の資料の30ページをちょっと後ろのほうですがお開きを願いたいと思います。30ページでございます。これからご説明をいたします景観計画案の策定に当たりましては幅広いご意見ご提言をいただくため平成22年9月から町民参加による栗山町景観づくり委員会、それから役場庁舎内においては管理職を中心として策定委員会、主査職を中心とした検討部会をそれぞれ設置し、さらに景観計画策定に知識経験をお持ちのアドバイザーからのご助言もいただきながら本計画案をまとめてきております。30ページについては策定の組織体制、それから31ページについてはこれまでの策定経過、そして32ページについては策定組織の委員の一覧となっております。前のほうに戻っていただきまして、表紙の裏のページをご覧いただきたいと思います。ここではふるさと栗山の景観の思いと題して本町が景観計画の策定を進める目的などが書かれております。本町には、国蝶オオムラサキが舞う御大師山、多様な水生生物の生息する夕張川、なだらかに連なる丘陵地、のどかに広がる田園風景など、その他たくさんございますけれども、自然景観、農村景観が豊かな町であります。段落の2段目にもありますとおり、良好な景観は地域に暮らす人々に潤いや豊かさをもたらすとともに、後世に良好な景観を残していこうとする活動の源となります。また、訪れる人々の心を魅了し、もう一度訪れたいと感じさせる魅力となるほか、観光資源や地場産品の付加価値を高めるなど、栗山町全体のブランド力を高める効果が期待をされているところであります。このようなことから、そこの部分では3段目の後段のほうになりますけれども、ふるさと栗山の景観をかけがえのない共有財産と認識をいたしまして、町民、事業者、行政が一体となって、この景観を“まもり”、“ととのえ”、“つくり”、“はぐくむ”ことをすすめながら、次世代の子どもたちへ引き継ぎ、いつまでも住み続けたいと思えるようなまちづくりを目指すことを目的として、策定をしているところでございます。
 それでは1ページをお開きいただきたいと思います。1ページから4ページまでは序章ということで景観計画の背景と目的として町の概要、発展のあゆみ、この景観計画の位置づけについて記載をしております。2ページの下段のほうにこれまでの景観に関わる主なできごと、取り組みを年表にしております。また3ページには本計画の位置づけの図を掲載しておりまして、町の総合計画の個別計画として位置づけられておりまして、都市計画のマスタープラン、緑の基本計画などと連携して推進することとしております。また4ページには景観計画の区域を示しておりますけれども、区域については栗山町全域を対象としているところであります。
 続きまして5ページをご覧いただきたいと思います。ここから10ページまでは第1章ということで栗山町の景観資源の特性と課題についてまとめております。まず5ページ、(1)栗山町の景観の骨格でありますけれども、景観的まとまりとして分類をしておりまして、自然景観区域、農村景観区域、まちなみ景観区域の3つに分けて考えております。自然景観区域というのは市街地北部や東側に広がる森林を中心とした山間区域であります。農村景観区域については山間区域すそ野から夕張川に挟まれた平野部の区域であります。まちなみ景観区域については栗山市街地、角田、継立、日出地区のまちなみを形成する区域であります。それぞれの区域の範囲については次の6ページの図面のとおりであります。図面のほうの左下に凡例がありますけれども、緑色については自然景観区域、黄色の部分が農村景観区域、赤色がまちなみ景観区域ということで3つの区域にわけております。
 次に7ページから8ページにかけましては(2)栗山町の景観資源ということで自然景観、農村景観、まちなみ景観、それから関連する活動、意識啓発事業としてそれぞれ代表的な観光資源、取り組みや活動について記載をしております。1つ1つの説明は省略をさせていただきたいと思います。
 続きまして9ページから10ページにかけましては栗山町の景観特性と課題ということで3つの景観区域の特性と課題を記載しております。先程、ご説明をいたしました7ページから8ページにかけての景観資源や取り組みについてより具体的な説明や課題といたしましては沿道の不法投棄、ゴミのポイ捨て、空き家、廃屋、耕作放棄地の増加など景観を阻害する要因として取り上げているところであります。
 11ページご覧いただきたいと思います。ここから22ページまでは第2章として栗山町の景観づくり形成に関する方針についてまとめております。まず11ページでは景観づくりの基本理念と4つの基本項目を設定しております。基本理念につきましてはこれまでご説明をした目指す方向性から内部で検討した結果、人と自然にやさしいふるさとの景観づくりとしております。また基本目標として4点あげておりまして、1つ目として「ふるさと栗山を感じる美しい自然景観をまもる」、2つ目として「栗山ブランドの礎となる豊かな農村景観をととのえる」、3つ目といたしまして「ふれあいを育む魅力的なまちなみ景観をつくる」、4つ目として「町民が主役となって未来(あす)の景観をはぐくむ」の4項目であります。
 12ページをお開き願いたいと思います。ここでは今ご説明をいたしました基本目標の具体的な内容となっております。それから13ページではそれぞれの基本目標を実現させるための基本方針、それぞれ4項目から6項目を設定しております。具体的な内容については14ページ以降でご説明をしたいと思います。
 14ページお開き願いたいと思います。まず(1)「ふるさと栗山を感じる美しい自然環境をまもる」ここについては4つの基本方針を定めておりまして、主な内容といたしましては、森林や河川景観の維持保全、森林保全に向けた啓発活動、水辺の生態系に配慮した河川整備や自然再生、未立木地の森林再生などであります。
 次に15ページから16ページの(2)「栗山ブランドの礎となる豊かな農村景観をととのえる」では4つの基本方針を定めております。主な内容といたしましては、15ページでは破線で囲まれた部分になりますけれども、農業振興公社と連携した栗山里山美しモデル事業、栗山町景観緑肥モデル事業、耕作放棄地の再活用など4つの取り組みなどを記載させていただいております。さらには16ページになりますけれども良好な景観となっている防風林の維持保全、老朽家屋などの景観阻害要因の改善に向けたルールづくりが主な内容となっております。
 17ページから18ページにつきましては(3)「ふれあいを育む魅力的なまちなみ景観をつくる」でありますけれども、5つの基本方針を定めております。主な内容としては駅前通りや新町通りなど市街地の景観づくり、環境美化による住宅地景観の形成、河川、公園、緑地や歴史的建築物の維持保全、阻害要因の改善などとなっております。
 つづきまして19ページから21ページにかけましては(4)「町民が主役となって未来(あす)の景観をはぐくむ」となっております。ここでは6つの基本方針を定めております。主な内容といたしましては景観ガイドラインの作成、景観づくりに取り組むネットワークづくりとその組織化、町民主体の景観づくりへの支援、道路沿道景観の形成、さらには21ページになりますけれども、本町には景観のビューポイントといいますか、そういうところが少ないと思われますので、仮称ではありますけれども、お宝景観発掘コンテストのようなですね、そういう写真のコンテストを開催するなどして町内外へ本町のいい景観をPRしていきたいというふうに考えております。
 22ページ、お開き願いたいと思います。3、「重点区域の景観形成方針」でありますけれども景観づくりを推進するうえで、ここの赤字で記載をしている基準に該当する場合には景観計画重点地区として指定をすることができるというふうにここでは規定しております。重点地区は他の重点地区よりもさらに厳しい制限を指定することが想定されますので、関係住民に事前に説明していくことが求められております。そのため今回の景観計画案では予定地域として頭出しにとどめて、地域住民への説明会などで合意形成がはかられた時点で指定していくこととしております。今のところ想定している景観計画重点地域はこの22ページの下段の図面になりますけれども、ここの赤の実線でくくっております範囲の部分で(1)としてハサンベツ、御大師山、湯地、森の地区、御大師山を中心とした地区となっております。それから2つ目として国道234号線から駅前通り、新町通り、長沼通りなど街並みを形成する区域2箇所を想定しております。
 続きまして23ページご覧いただきたいと思います。第3章「良好な景観形成のための必要な事項」ということで、まず、はじめに1つ目として届け出の対象となる行為でどういうものがあるのか、ということで主なものをご説明したいと思います。まず建築物では新築、増築、改築、移転において、延べ面積が100平方メートルまたは高さ10メートルを越えるもの、それから外観を変更する修繕、模様替え、色彩の変更をする時には上記の規模を超える建築物で外観の2分の1を超えるものが届出の対象となってまいります。工作物につきましても柵、塀、擁壁、その他これらに類するものについては高さ2メートルを越えるもの、煙突、鉄塔、プラント施設などについては建築物と同じ高さの基準というふうになっております。それから工作物の下で開発行為、それからその他の欄の土地の提出の変更については土地の面積が3,000平方メートルを越えるものが届出の対象となってまいります。その下、屋外における土石、廃棄物、再生資源、その他物件の堆積については高さ3メートルかつ1,000平方メートルを超え、堆積期間は30日以上のものが対象となっております。ただし、農家等で堆肥などを堆積する場合については、これは対象外というふうに考えております。
 24ページお開き願いたいと思います。(2)「景観形成基準」でありますけれども、今程ご説明をいたしました届出対象物件に対してどのような制限があるかということで、ここでお示しをしております。表の中から主なものをご説明いたします。建築物の高さについては自然景観区域と農村景観区域では高さが13メートル以下、まちなみ景観区域では20メートル以下までというふうに考えております。建築物の下のところの「その他」、その下の「形態、意匠、色彩」とありますけれども、これにつきましては外壁、屋根については周囲と調和する目立たない色彩にしていただきたいというふうに考えております。ただし、各立面、正面とか側面とか、その立面においてアクセント色として概ね2割以内についてはこの色彩については例外というふうにしております。工作物につきましても建築物とほぼ同じような考え方であります。一番下の欄で屋外における土石廃棄物再生資源、その他の物件の堆積については道路、その他公共の場から容易に見える箇所での堆積は避けていただきたいと思いますけれども、止むを得ず堆積する場合についてはできるだけ低い高さに抑えるか、外周部に植栽等の周径処理などをおこなっていただきたいと考えております。
 先程、建築物のところで「形態、意匠、色彩」ということで周囲と調和する目立たない色彩というふうに説明をいたしましたけれども、この色彩の基準について25ページの方で説明をしたいと思います。25ページ別表1、上のほうですね、ご覧いただきたいと思います。建築物、工作物の色彩については周囲と調和しない色彩の使用は避けるものとして定めておりますけれども、どういうものがあるのかということをここでは基準として示しております。例えばその表の中の一番上、赤、赤系、それからオレンジ系については、外壁では彩度8を超えるもの、それから屋根については彩度10を超えるものが使用できなくなってまいります。彩度というのは後程ご説明したいと思います。それから同じく黄色系の色については外壁では6を超えるもの、屋根では8を超えるものが使用できなくなってまいります。その他、緑、青、紫系の色では外壁で彩度4、屋根では彩度6を超えるものが使用できなくなってまいります。また大きな建築物、工作物においてはより目立たない色合いにするほうが周囲に及ぼす影響が少ないことから 1,000平方メートルを超える建築物、工作物の屋根については外壁の基準と同等の彩度というふうに考えております。
 ここで彩度というものはどういうものかということで、その下にマンセル表色系という図面があると思います。マンセル表色系では10色を基本として、ここには20色の環状に並べたものがあります。これを色相環と呼ぶそうであります。この中で一応例として、5Rというこの赤の色合いといいますか、この色を取り出して下にタイル状に並べた色票というものがあるのでご覧いただきたいと思いますけれども、この中で縦方向は色の明るさを示す明度、それから横方向は鮮やかさを示す彩度ということになります。これが彩度ですね。横方向が彩度です。彩度の数値が高くなりますと鮮やかな色で派手な原色に近い色になってまいります。低くなるとくすんだ色ということになります。お手元の資料についてはカラーコピーということでちょっと色が鮮やかに出ておりませんけれども、この明度の5の一番右側が赤の原色になっているところであります。ちょっと赤より色の具合はちょっと落ちておりますけれども、そういうことでちょっとお願いをしたいと思います。先程もご説明をいたしましたけれども、赤であれば外壁で使用できる範囲はこの下の横軸でいう彩度の8まで、それを超えるものは使えないということで、屋根については10までで10を超えるもの12以上については使えなくなりますという先程の説明であります。
 今回これに合わせて条例提案もさせていただいておりますけれども、すぐに条例が施工されたからといいまして、町民の皆さんがお持ちの建物をこの基準に合うものにしてくださいというものではなくて、次に先程も申しましたけれども新築、増築、改築、修繕、色を塗り替えるか、張り替えるこういう時に、これらの今ご説明いたしました基準に合ったものにしていただきたいという内容になっております。
 26ページお開き願いたいと思います。26ページについては「景観重要建造物・景観重要樹木の指定に関する事項」ということでどのような物件が該当するのかということで、赤色で基準をお示しをしているところであります。それからその下の3「屋外広告物の表示および屋外広告物を提出物件の設置に関する行為の制限に関する事項」ということで、これにつきましては当分の間は北海道の条例を運用することとしておりまして、今後色々と議論になって、独自のルールが必要というふうになった場合には、その時にあらためて検討をおこなってまいりたいというふうに考えております。
 27ページご覧いただきたいと思います。こちらの方は「公共施設の景観形成に関する事項」で公共施設の整備に関する基本的な考え方、それから景観重要公共施設の基本的な考え方を示しておりまして、公共施設を建設する時に景観を先導的に行っていく役割があるということでここでは記載をさせていただいております。
 その下の5として「景観農業振興地域整備計画の策定に関する方針」ということで、ここについてはこれも今後必要となった場合には、この整備計画の策定の検討を進めるということでとどめております。
 28ページお開き願いたいと思います。6「景観協定の活用」ということで町民の自発的活動による景観協定を支援することとしております。ここの点線の枠組みについては現在、まちなみ景観づくり要項に基づいてこれまで行われてきました3つのルールについてここではご紹介をさせていただいているところであります。
 最後に33ページをお開き願いたいと思います。「景観法に基づく行為の届出の流れ」ということで、図でお示しをしております。届出の対象となった場合には、基本的には30日前までに町へ届け出ることになります。町で適宜審査いたしますけれども、もし届出の内容が基準に適合しない場合には勧告、さらに勧告に従わない場合には変更の命令を行うこととしております。これはあくまでも国の法律の中で決められた事項でございます。以上で景観計画案の内容のご説明を終わります。
 続きまして今回提出をさせていただいております景観条例の内容につきましてご説明をさせていただきたいと思います。
 景観条例については本会議の方で議案として提出をさせていただいているのですけれども、お手元のほうには・・・。さっきの12月定例会で議案第76号ということで・・・。
 それでは景観条例議案第76号で提出をさせていただきました景観条例について1条ごとに内容の説明をさせていただきたいと思いますけれども、併せて本日資料提出させていただいておりますこの条例の施行規則のほうも併せてご覧をいただきたいというふうに思います。なおこの施行規則につきましてはそれぞれの様式については省略をさせていただいておりますのでご了承願いたいと思います。
 それでは景観条例の第1条から説明をさせていただきたいと思います。まずこの条例につきましては第1章総則から第8章の補足までの8章立て、全部で27条の構成というふうになっております。まず第1条は目的でありますけれども、先程の景観計画でご説明をいたしました景観への思いということでその中に目的が記載されておりましたけれども、その内容をここでまとめて記載をさせております。それから第2条は定義ということで用語の説明になりますけれども、この中で(5)町民というのがありますけれども、1番下ですね、これにつきましては町内に在住する人はもちろん、町内に土地、建物等をお持ちの所有者、それからそれを占有している人も含んでおります。第3条につきましては基本理念等ということで、これも先程景観計画案の中でご説明いたしました基本理念、基本目標がそのまま入っております。第4条は町の責務ということで景観づくりの推進のための施策の策定、それから実施、町民事業者の意見の反映、景観づくりへの先導的役割を果たすよう努める、というふうになっております。第5条は町民の責務でありますけれども、景観づくりの主体であることの認識、それから町が実施する施策への協力などであります。それから第6条は事業者の責務で事業活動が景観づくりへ与える影響への認識と町が実施する施策への協力をするよう努めることとしております。それから第7条、これは国等に対する協力体制ということで、町が、必要があると認めた時は景観づくり推進のため国などへ協力を要請するというそういう内容でございます。第8条、これは景観計画の策定等ということで景観計画の策定、それから景観計画重点地区の指定にあたっては住民の意見の反映と後程ご説明をいたします景観審議会の意見を聞かなければならないという内容になっております。第9条、景観計画への適合ということで、これにつきましては建築物、工作物の新築、増築、改築等をおこなう場合、町が策定した景観計画の基準に適合しなければならないという内容でございます。詳しくは先程ご説明をいたしましたあの表に、景観計画案の中に載っていた表の内容に適合をしなければならないということであります。それから第10条から第12条は届出を要する行為、届出を要しない行為、変更命令等の対象となる行為についてでありますけれども、条例または規則で定めているもので、条例で定めるものについてはこの条例の一番最後のページに別表ということで土地の形質の変更、それから屋外における土石、廃棄物、再生資源、その他の物件の堆積ということでこの2項目を条例の中で記載をさせていただいております。それから規則で定めるものについては別紙の、先にお渡ししております景観条例施工規則の6ページ、7ページに届出を要する行為ということで記載をさせていただいております。これは景観法の中でこの部分については条例、この部分については規則で定めるというそういう法律の分けがありましたので、本町においてもこのように別々に記載をさせていただいております。いずれも先程景観計画案23ページでご説明をいたしました届出の対象となる行為の内容と同じものであります。
 つづきまして第13条、周辺住民への周知ということで、町で必要があると認める時には届出をしたものに対して、届出行為の内容を周辺住民に周知するよう要請ができることを規定しております。第14条では廃屋等の管理の要請で廃屋、空き地、遊休地等が景観づくりに支障があるというふうに認められる時には、その所有者、または占有者に対して適切な配慮した管理をおこなうよう要請をできるというふうに規定をしております。
次に第15条、勧告の手続き、それから第16条は変更命令の手続きということで町の景観計画に適合しない行為の届出、建築物、工作物の形態、意匠の制限に適合しないものを、しようとするもの、または、したものに対して勧告または変更命令を町がしようとする時には景観審議会の意見を聞きながらですね、勧告したものに対して弁明の機会を与えることを規定しているところであります。それから17条については行為の着手制限期間の短縮でありますけれども、届出があった場合、通常先程もご説明をいたしましたけれども法律では30日前に届出をするということになっておりますけれども、その届出の行為が景観計画の基準に適合していると認められる時には、その届出をしたものに対して着工期間を短縮することができるというふうにここで規定をしております。要するに国では30日前までということなのですけれども、明らかに簡易な工事といいますか、施工については、それを短縮してすぐに許可を出すことができるという内容であります。18条から21条につきましては、景観重要建造物、景観重要樹木の指定、解除、原状回復命令等の手続きに関することで景観計画案の中でもご説明しましたけれども、景観重要建造物、景観重要樹木の指定、解除、勧告をしようとする時には景観審議会の意見を聞くということを規定しております。第22条は景観協定の認可ということで、一定区域内で協定を締結した場合の申請手続きについて定めているものであります。この場合の申請に必要な図書については施行規則の最後のページに載せてございます。つづきまして23条から24条については景観審議会に関することであります。景観づくりの推進のためにこの審議会を組織、運営をするための事項についてここでは規定をしております。それから第25条は表彰、第26条は助成等ということで景観づくりに著しく寄与しているものと認められるものについて、表彰や技術的援助、または費用の一部を助成することを規定しております。27条につきましては省略をいたしますけれども、最後に附則の規定で第1項から第3項につきましては町の景観計画への適合、届出等を要する行為、届出を要しない行為等に関わる本条例の9条から22条の以外の規定について、それ以外の規定については本年の4月1日から施行することとし、町の景観計画が策定されるまでの間は北海道の景観条例に従うというふうにする規定であります。第4項については新たに組織をいたします景観審議会の報酬に関する規定を町の非常勤特別職の報酬、費用弁償の条例に追加する規定であります。
 以上で栗山町景観条例の説明を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。
委員長(三田源幸君) ありがとうございました。ただいま説明が終りました。これより質疑に入りたいと思います。質疑ありませんでしょうか。
 重山委員。
委員(重山雅世君) 今日の資料のこの17ページで潤いのある景観形成という中で、公共施設の中おいても可能なところについては環境に配慮しながら潤いと温かみのある景観づくりをおこないます、というようにうたわれているのですが、潤いのある景観形成というのがこのイルミネーションだとか、キャンドルなどということなのでしょうか、そして今想定している中では、どういうところにこういうことをしたいなということが考えておられるのかということと、それと最後に説明いただいた条例で第14条、廃屋などの管理の要請というところありますよね、それと景観づくりに配慮して、主に廃屋の部分でもしちょっと見栄えが悪いから何とか処理して欲しいという要請して、それに応えない場合の何か罰則規定みたいなものが設けるようになっているのでしょうか。そしてこの14条と第26条、助成等という形がありますが、それと関連しているのでしょうか。この部分で景観づくりに寄与する活動という点で例えば廃屋を撤去するために助成出すよとか、この14条と26条の関連性があるのかどうか、その点でお尋ねいたします。
委員長(三田源幸君) 重山委員の答弁をお願いします。
 建設水道課長。
建設水道課長(片山伸治君) まず1点目の景観計画の17ページ、この点線の中のBですね、潤いのある景観形成ということでここに公共施設云々ということで書いてありますけれども、いろいろな町民の方々にも入っていただいた会議の中だとか出ていたのですけれども、ここでイルミネーションとかキャンドルとかというものは、実際に今やっているものや、過去にもやっていたもの、現在も商店街のほうではイルミネーションもやっておりますけれども、一例を出してここに記載をさせていただいておりまして、必ずしも潤いのあるこの景観形成にイルミネーションとキャンドルを必ずするということではございませんけれども、今後景観審議会とかも組織されますし、いろんな町民の方々からも意見を聞きながら、いろいろこうすることについては、いろいろ財政的なものもありますのでその辺のところの兼ね合いもありますし、例えばイルミネーションということになりますし、今電力も逼迫しているという状況でなかなか時期的にも難しいのかなというところもあります。これについては今後どういうものが相応しいのかということで、ここでは頭だししておりますけれども、具体的な内容については今後またつめていきたいと思いますし、公共施設についても今のところどこをそういうふうにするのかというのは具体的なものはまだ決まってはおりません。
 それから2つ目のですね、廃屋の関係でございます。これについては市街地、農村部に限らず、結構本町にも廃屋が増えてきておりまして、昨年私どもで春に調査した時には町内会、自治会のほうから70件ぐらいの廃屋があるということで、廃屋と言いますか空き家があるということでまとめております。その中にはまだまだ住めるものもあれば、完全に屋根が抜け落ちているものも入っておりましたけれども、一応情報としていただいた中では70件ほどありまして、私どもとしても必要なものについては所有者を特定して、何とか改善をしていただくように写真も同封して送ってあります。計画の中ではそれぞれ、例えば農村景観のところも町並み景観の部分についても方針の中で景観阻害要因の適正な改善に向けたルールづくりということで記載をさせていただいております。なかなか文章で相手の方に通知するのも効果がない訳ではないのですけれども、もっと強制力のあるようなそういうものを作っていくことがよりスムーズに進むのかなと思いますので、そういうものを今想定しております。ちょっと時期は未定ですけれども、全国の自治体で少しずつできておりますけれども、空き家の適正管理に関する条例なんていうのは埼玉県の所沢市が最初に全国で始めておりますけれども、それをきっかけとして全国に広まっておりまして、北海道でもいくつかの市町村が既に作られております。本町としてもこの景観計画も併せて、契機としてそういうものに取り組んでいきたいなというふうには考えているところであります。それから3つ目の助成制度の条例の第26条の助成制度との関連でありますけれども、これについてはこの助成制度というのは本町として景観重要建造物とか、景観重要構造物とか、そういうものを指定した時に今後やはり維持していくのには当然負担もかかりますので、そういう何らかの所有者に対して助成ができる道をここで一応残してあるといいますか、そういうふうにしてありますので、すぐに何かを助成するというものではございませんけれども、それと先程、重山委員のほうからありましたけれども、廃屋とは一切これは関連はしていないということであくまでも町として今後残していこうというものに対して、何か助成が将来的に必要となる場合は出てくるかもしれないのでこういう項目をここでつけさせていただいております。
 以上です。
委員長(三田源幸君) 重山委員。
委員(重山雅世君) わかりました。第26条の部分は先般政務調査に伺った内子町というところがあるのですが、そこもやはりこういうような重要建造物などを維持していくための助成という形をとられて、やっぱりまちなみ保全という形で取り組まれていたかと思います。これは大事な分野だと思って。
 それと第14条の関係で特に廃屋の部分の要請という部分でいうと、より強制力のあるものにするために今後、空き家などに対する適正管理の条例を設けるとその中で決めるというお考えですか。
委員長(三田源幸君) 重山委員の答弁をお願いします。
 建設水道課長。
建設水道課長(片山伸治君) この全国で今少しずつ広がっております空き家の適正管理に関する条例の中では所有者、またはそれを占有している方に対して、きちんと適正な管理ができるように勧告とか指導をするのですけれども、それに従わない場合については氏名の公表とかそういうものも行っている自治体もあります。更にはどうしても危険で今にでも町民の生活に被害が及ぶという時には町が変わって代執行するというようなそういう内容も盛り込まれておりますけれども、本町としてどういうスタイルがいいのかというのは今後のまたいろいろな方々からご意見をいただきながら進めていかなければならないと思うのですけれども、そういう今よりも、条例できちんと定めた、そういうものを作ることによって、実際に私も先進地の所沢の方にも視察も行ってまいりましたけれども、かなりそういう改善の率も上がっているということで、成果も出ておりますので、そういう条例を将来的には作って制定していきたいというふうに考えております。
委員長(三田源幸君) ほかにありませんでしょうか。
 大井委員。
副委員長(大井賢治君) まず15ページなのですけれども、第2章の点線で囲われている中でですね、1番目の農の景観作物普及モデル事業これもできる、2番目の栗山里山美しモデル事業これもできる、3番目の栗山町景観緑肥モデル事業これもできる、5番目の栗の木プロジェクトの推進これもできそうだなと思うのですけれども、この4番目の耕作放棄地の再活用なのですが、後継者不足なので耕作できなくなった休耕地や耕作放棄地を新規就農対策により再活用し、農村景観の回復をはかりますと書かれておりますけれども果たしてこれが新規就農者というのはそんなに詳しい方がやるわけでなくてね、なおかつ不毛の地を彼らに単なる与えてそれで活用いたしました、というのは果たして本当にできるのかどうかちょっと私も疑問なのですよね。というのはあまりにもリスクが大きいということですよ。その新規就農者に任せるということは。それでやはり手立てがなければ、仮に整地をしてあげたり、それとか農業に対して、やはりできるような環境を整えてやってからの話ではないかなというような気がするのですよね。だからこれはちょっときついかなと思うのですが、これが1点であって。2点目については工業団地もこの中に属するのかと、工業団地も大きな建物ですとか、いろいろ今後もできる可能性もありますけれども、それも工業団地までも入れるのかなと思う点と、それからさっきの25ページのそのマンセル表色系についてなのですけれども、彩度については書かれておりますけれども、明るさについては関係ないのかなと、というのはよく最近、シルバーの屋根というのは結構増えてきましたよね。あれは結構安く仕上がるためにそのシルバーを使うのですけれども、そのシルバーは明るさの一番てっぺんにも属するのかなと思うのですけれども、そこら辺どうなのかなと思いまして、その3点お願いします。
委員長(三田源幸君) 大井委員の答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(片山伸治君) 大井委員のまず1点目の景観計画15ページ下の囲み線のところのC耕作放棄地の再活用ということで、これにつきましては担当としては産業振興課のほうになるのかなと思いますけれども、私どものほうで建設水道課のほうの担当サイドのほうで、これを直接していくというものではございませんけれども内部のいろいろな会議の中で、現在、産業振興課を中心として、行っているものについて、景観に対する取り組みについて関連するものをここであげさせていただいておりますけれども、確かにすぐ後継者といいますか、新規就農者の方が、こういう活動ができるかどうかは、ちょっとわかりませんけれども、こういうものを含めて全体としてその耕作放棄地をなんとか減らして景観を良くしていきたいという、そういう内容もここで入っておりますので、必ずしもこういうことばかりではなくて、いろんな角度から就農対策ばかりではなくて、例えば新しいそういう農業生産法人であったりだとか、いろんな形で何とかこの耕作放棄地を少しでも少なくして栗山町の景観を徐々に良くしていきたいということでこういう内容もここで入れさせていただいているところであります。
 それから2つ目の工業団地の関係ですけれども、工業団地については、最初の方の6ページお開き願いたいと思いますけれども、最初の説明の中でも栗山町全域として景観計画の区域とするということでご説明はいたしましたけれども、工業団地については一応都市計画区域というか用途区域については全部まちなみの方で括りましたので、ここでいいますと赤色の区域になっております。ここに入っているということは先程ご説明もいたしました、まちなみ景観ですから高さは20メートルまでということで、色については先程ご説明したとおりではございますけれども、決定すればこの基準に従っていただくことになろうかというふうに思います。
 それから3つ目のマンセル表色系のシルバーの屋根ということで、先程お話がありましたけれども、シルバーということになりますと、どちらかというと明度が明るい方で彩度としてはくすんだ色になるのかなと思ってはおりますので、あくまでも全体の考え方としては原色、または原色に近いほうを少しずつ抑えていきたいというのが根本にありますので、シルバーについては特に規制を設けるとか今のところはそういうふうには考えていないところでございます。
 以上です。
委員長(三田源幸君) よろしいですか。ほかにありませんでしょうか。
大平委員。
委員(大平逸男君) 中身がどうのこうのというお話より、まずこの景観条例を作るきっかけなのですけれども、今まで説明あったように平成16年に景観法ができましたと、それにのっとって作るのだということで。道ではやっていますよ、それから先程のお話では町村では12の町村が取り組んでいますと、それから進んでないわけですよね、それで平成16年にできた景観法を受けて作るということで、その栗山町としての提出時期が今年になったという、そこら辺の経緯がもしあればちょっとお聞きしたいなと思います。
委員長(三田源幸君) 大平委員の答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(片山伸治君) この景観計画のまず策定にあたっては、今第5次総合計画ということになっておりますけれども、第4次の総合計画の中ですでにこの景観づくりということで項目があがっております。その中では、特にすぐ何かを計画を作るということではなかったのですけれども、第5次に入ってこの5次の中で具体的にこの景観の計画について進めていくということで当初から載せていたものであります。道内に限らず全国でもそうなのですけれども、この景観法が16年にできる前から実はそれぞれの町で景観づくりとか美しいまちづくりとか、そういう独自の条例をそれぞれ作ってはいたのですけれども、なかなか国の先程も説明しましたけれども、勧告とか指導だとかそういう命令だとか、そういう部分というのはなかなか各町村でばらばらだったのですね。そこで国のほうとしてもやはり国をあげてやはり観光立国というのも、そういうものも目指してもおりましたし、景観法作るうえでやはり統一的なそういう罰則規定、罰金も含めてそういうものを作って今新たに取り組む市町村もあれば、前から独自で持っていたものを今の景観法に合わせて再度見直しをしているところもあります。先程ご説明をしましたけれども道内では12の市・町、それから北海道ということで13の団体が北海道では景観法に基づいてはもう制定はしているのですけれども、その他の景観法に基づかない条例を持っているところもいくつかございます。そこの他の町村の動きについてはちょっと私どもではわかりませんけれども、いずれこの景観法にのっとったものになるものというふうにも考えますし、それから他のほうでも今策定中というか、計画を進めているところも少しあるようにも道のほうから聞いておりますので、本町としてもそういうこれまでの第4次、5次の総計の流れの中で、ようやく景観計画の素案ができてきたというそういう流れになってきているところであります。
委員長(三田源幸君) よろしいですか。他にありませんでしょうか。
 大西委員。
委員(大西勝博君) この中で目的とされている部分とそれから今ご説明いただいた部分のかなり違いがあるような気がしてならないのですけれど、というのは要するに栗山に住み続けたいと思える景観づくりと個性豊かな魅力あるまちづくりに寄与することを目的とするという段階で、その他の条例について考えていくとはっきり言うと逆にそういう部分でどうなの、本当に住みやすいまちに、景観条例があることによってなるのかな、という感じを受けてしまうのですよね。というのはやはり住宅の色の問題についてもそうでしょうけど、それから建物の高さでもそうでしょうし、ですからあと森林、それから農村地区の景観についてもそうだと思うのですけれど、やはり我々がやっぱり考えなければならないのは廃屋というか空き家の問題だとか、不法投棄の問題、そういうものが景観の中でこの農村地区でというか、こういう栗山町のような地帯で考えると、ですから現段階でそんな目につくようなびっくりしたような建物なんてないでしょうし、現状の中で、景観の中で我々が少しずつでも手をかけて整備していく景観が必要だと思うのですけれど、そういうところで止まってしまうのでないかと、そういうふうに考えるとここの中で出てきている景観条例というのが何か逆に縛りになって息苦しくなっちゃうような気がして、豊かな、住みやすいような景観条例ではないのかななんて、率直な意見で感じるんですけれども。
委員長(三田源幸君) 大西委員の答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(片山伸治君) ただ今の大西委員のご質問にお答えをしたいと思いますけれども、景観を良くするということは、一朝一夕ではなかなかできない部分でありまして、これができたとしても今後数十年、もっとそれ以上かかるかもしれません。まず景観というものが大事なのだよと、これは将来にわたってまちづくりをするうえで非常に重要なのですよ、ということをまずはこの条例を作ることによって、皆さんにわかっていただいて徐々にどういう部分について例えば町であればひとつひとつ公共施設や道路、いろいろなものやそれからいろんな事業もそうだと思うのですけれども、そういうものについて、何かやる時には必ず景観を考えてもらう、それから個人についても、自分の住宅の周りだとか、そういうものについても常にそういう景観を意識していただく、事業所も同じであります。そういうことを少しずつ小さいところから始めていただく。そういうものもありますし、これから部分としては、先程もありましたけれども、まだまだ私たち住んでいる人にとってはそれ程感動しなくても、町外から来る人にとっては非常に感動を与えるというそういう部分もありますので、そういうものを発見して広く周知をしていく、PRをしていく、そういうことによって栗山に観光で来ていただく人やそれから最終的には本当に栗山はすごくきれいでいい町だよねと、住みやすい、ということになれば栗山町のほうにも住んでいただける、人口の増にもつながるのかなというふうには思いますけれども、そういった全体的な意味で今回の景観計画を提案させていただいておりますので、なかなかすぐに今取りあえずは色の問題とか高さの問題とか、大西議員が言うように若干こう急に変わることによって煩わしいとか手間な部分もあるかもしれませんけれども、長い目で見て栗山町のこれまでの百二十数年かかって、ここまできた美しい景観を残していく、または維持保全、より良くしていくということをするために今回この条例を提案させていただいているところでありますのでご理解をよろしくお願いしたいと思います。
委員長(三田源幸君) 大西委員。
委員(大西勝博君) そうした中で、この条例の中で景観審議委員会というのを今条例の中でうたおうとしていますよね。でこの景観審議委員会というものに対してどこまで物事を付託するのか、というか審議会としてどういう活動をしていくのかというのがちょっと気になったのですよね。というのはいろんな形の中でこれは妥当ですよね、景観としていいですよねとか、これはちょっと合致しませんよねとか、それとか先程言った空き家だとか、そういう問題についてのことだとかもあると思いますし、あとは総体的に森林だとか自然の状態をどのようにして管理していくのだとか、そういうことについてのどこまで審議会というのはものをやって、それから行政サイドに対しての、要するにこれもやはり財政的に予算とか、それから今後にはそういう経費形状というものが出てくる可能性も十分にあると思うのですけれど、そういうところまで考えてこの審議会というものを出しているわけなのでしょうか。
委員長(三田源幸君) 大西委員の答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(片山伸治君) これからの組織を予定しております景観審議会については、ここの第24条にもありますけれども10人以内というふうに想定をしております。それぞれ、経験、経験というのはあれですけれども、景観のほうにこれまでの町民の組織の中にも入って来ていただいた方にも若干入っていただきたいなとは思っておりますけれども、この中については先程からもご説明をいたしましたけれども、勧告とか変更命令を出す時にここにかけて実際に審議をしていただいたり、相手の弁明を聞く時もこの会議を開いてここで、皆さんで協議をしていただくということになりますし、また景観重要建造物、それから景観重要樹木の指定や解除についてもこの中で意見を聞きながら、進めていくことにはなります。また条例にはなくても、景観行政を進めていくうえでどのように進めていけばいいのか、こういう事業がやりたいのだけれどどうだろう、ということでこの審議会の方に図りながら進めていきたいとは思いますので、具体的に今どういうものがあるのかと言いますと、条例の中でうたっている、国の法律の中でうたっているようなそういうような審査をしたりだとか、そういう何か提案したものに対して意見をいただいたりとか、そういうものに今のところはなろうかなと思いますけれども、今後進めるすべての主な事業についてはこの中で図って意見を聞きながら進めていきたいというふうには考えております。
委員長(三田源幸君) よろしいですか。他にありませんでしょうか。
 八木橋委員。
委員(八木橋義則君) 大体わかりました。町民の皆さん方が主役で、将来といいますか未来に向かっての景観づくりだということだと思います。これは、私はすごく景観条例の__、ここ4、5年あるいは10年以内にはきちんとやってくるのかなという考え方を持っていたのですけれども、そんなに急いだものではないのだろうなと思いました。ただ、廃屋の関係で先程行政側から70件ほど調査でわかったということで、70件の中ですべての件数が持ち主が決まっていてはっきりしているのかどうか、将来的にも全然わからないんだというところが何件かあるのかどうか、その辺ちょっと聞かせてください。
委員長(三田源幸君) 八木橋委員の答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(片山伸治君) 今ちょっと資料を持ち合わせておりませんので、ちょっとはっきりしたことは申し上げられないのですけれども、だいたいほぼ所有者は特定できていたと思います。わからない部分はほとんどなかったかなと思いますけれども1、2件、数件はもしかしたらあったかもしれません。そのうち担当のほうで現地に行ってすべて写真を撮ってきまして、本当に周囲を片付けたり、草刈りをしたり、明らかにですね、建物自体がもう古くて、倒壊しそうとか、もう屋根が抜けているようなものについては、所有者の方に町長名で文章を作って写真を添付して、それから昨年の4月から解体の助成制度も始めておりますので、上限20万円になりますけれども、その助成制度もあわせてPRのパンフレットを入れて相手の方には通知をしております。通知した方全部ではございませんけれども、昨年でその助成制度を活用した例としては11件活用していただいております。以上です。
委員長(三田源幸君) 八木橋委員。
委員(八木橋義則君) これをなぜ聞くかというと例えば、234の栗山自動車学校の辺、あの辺からずっと古いほったて小屋みたいな感じのところが見えてきますよね。岩見沢のほうから来たらもういきなりもう栗山に入る手前からもうそういう建物があると、いつまで経ってもああいう感じ、景観条例などというものではないもう、その以前にやることじゃないのかと言いたいぐらいなのだけどね、それこそ山楽荘のところ、いずれにしたって未だにあんな感じ。あっちこっちでも町の中でも、そういうもう本当に斜めになって壊れそうなところ、あるいはご緑通りの公園のすぐ奥のほうにはもう塀を建ててそこは見せないようにしているけれど、本当に今にももう崩れるような建物がそのまま放置されている。こういったことをもう少しきちんと、先にやったほうがいいのではないのかと僕は言いたいの、本当は景観条例よりも。という考えがあったものですから質問させていただいたのですけれども、はっきりとしているのだとすれば、それ辺をもう少し力を入れて協議を進めていただきたいなと思うのです。いかがですか。
委員長(三田源幸君) 八木橋委員の答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(片山伸治君) 八木橋委員のおっしゃるとおりで、昨年の11月の中旬ぐらいから始めました町民懇談会の中でもいろいろな箇所で、今の3箇所についてはもう幾度となく話題が出ておりました。山楽荘のあとの部分については東京の方に・・・千葉県だったかな・・・所有者がいらっしゃって、町の別な担当のほうですけれども、何度か接触してお願いはしているようですけれども、なかなかやっぱり建物も大きくて費用的なこともあって、なかなか話が進んでいないようでありますけれども、他の部分については、確かうちのほうからも案内文章は出しているのかなというふうには思いますけれども、かといって町で全部片付ける、個人の財産ですし、町がなんでもかんでもするということになりますと他の方、今持っている方もすべて町のほうでやっていただきたいということにもなりますので、まず一次的にはやっぱり所有者の方がすべきかなと思いますけれども、先程も申しましたけれども新たに今考えております空き家の適正管理の中で代執行とかそういうものも他の町では盛り込んでいるところもありますので、それを入れるかどうかというのはまた議論があろうかと思いますけれども、そういう中で、よく検討はしてまいりたいとは思っておりますのでご理解をよろしくお願いします。
委員長(三田源幸君) 他にありませんでしょうか。私からひとつ。昨年、各町内会自治会に入りまして、この景観条例について説明をされておりましたけれども、その中で質問など紙に書いて出されたということがあったらその中身など聞かせていただきたいなと思いますけれども、どうでしょうか。
建設水道課長(片山伸治君) 昨年27箇所、団体とか、そういうものを含めて27回、自治基本条例と一緒に景観計画のほうも町民の方に説明をいたしましたけれども、その中で出た質問としては、まず色については農村部では赤い屋根が多いと、個人的には農村景観には合うと思うのだけれどどうなのだろう、というようなご意見もございました。これは何箇所か複数の意見もございました。それから自分でこうペンキを塗る時に、それが色が基準にあっているかどうかがわからないとどうしたらいいのだろうかと、そういうようなご質問がございました。
 これについては事前に、塗る前に、買う前でも、品番だとかこういうものというのを事前に相談してくださいというお話はさせていただきました。それから同じ色に塗りなおす場合、届出の対象になるのかというような話がありましたけれども、これについては同じ色であれば届出も必要はありませんよとは言いましたけれども、ただその色が基準を超えている色であれば、それは届出が必要ですと、違う色に変えて届出が必要ですというお答えをしました。今先ほど説明の中では申しましたけれども、持っているものをすぐやらなければならないのかと、そういうようなご意見もありましたし、普通の住宅はいいのだけれども、車庫、物置、そういうものは原色でもいいのかとか、そういうようなご質問もございました。
 これについては1つ1つの建物100平方メートル以上ということにしてますので、それ以下についてはこちらの方で指導するものは何ものもないですけれども、全体としては同一敷地であれば同系色の色であったり、基準の中の色を使っていただきたいということしか言えないのですけれども、一応100平方メートル以上の届出ということになっているということでお話しさせていただきました。
 それから高さの関係では、立木ですね普通の樹木、屋敷林とかいろんなもの、20メートルを越えているものもあるのではないかと、そういうものはどうするのかというような話がありまして、それについては特に制限はございませんという話をさせていただきました。
 それから届出の関係なのですけれども、例えば家の周りが全部屋敷林で囲まれてあまり外から見えないと、そういう場合でも届出は必要なのかという意見もありました。それからうっかりして届出をしなかった場合にどうなるのだろうという話がありまして、それについてはそういうことがないように事前の周知、それから町内外の業者のほうによく周知をしたいというふうなお答をさせていただきました。それから届出の関係で必ず30日前までにしなければならないのかという意見もありました。それから空き家、廃屋の関係ですが、これはいろんなところでも出ておりまして、先程の234号線沿いや旧山楽荘の関係、ほかでは角田の雇用促進住宅とか、それから新町通りの家屋の一部で危険ではないのか屋根の雪が気になるとか、そういうようなご意見もいただいたところであります。
 だいたい要約しますとこのぐらいの、同じような意見をいろんなところでいただいておりますので、要約するとだいたいこの程度かなというふうには思っております。
 以上です。
委員長(三田源幸君) ほかにありませんでしょうか。
 八木橋委員。
委員(八木橋義則君) 色彩ですが、これは例えば我々こう個人的にこのようにしてくださいなどと言う前に、ペンキ屋さん方にそのこういったことの規制をこうやっていきますよということはお知らせするのですか。その辺ちょっと聞かせてください。
委員長(三田源幸君) 八木橋委員の答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設水道課長(片山伸治君) この景観計画が決まりましたら、ただちにいろんな関係機関のほうに周知をしたいと思いますし、1回ではなかなか見られない方もいますので、何回も複数年にわたって機会あるごとに周知はしていきたいなというふうに思っております。今のところ、後程もスケジュールのほうでご説明したいと思いますけれども、策定を決定するのが7月の頭ぐらいというふうには今のところ予定としては考えておりますけれども、その前にパブリックコメントとかそういうことも予定もしておりますので、今年の早い春ぐらいから広報等を通じてまずは町民の皆さんに説明をというか周知をしていきたいと思いますし、その他のそういう専門の業者の関係、その方々にも何回かやっぱり周知はしていきたいというふうには考えています。
委員長(三田源幸君) ほかにありませんでしょうか。なければ質疑を打ち切ってもよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
委員長(三田源幸君) それでは質疑がないようですので、町側のほうには退席をしていただきたいと思います。大変どうもありがとうございました。
〔行政側退室〕
委員長(三田源幸君) それでは今日の質疑に入ったわけですけれども、資料の提出を求める何かございましたら、お願いしたいと思います。よろしいですか。
 重山委員。
委員(重山雅世君) 委員長、既に12でしたか、市町村が策定されていますよね、この近くでは長沼とかということですが、長沼の条例との比較というか、何か本町と特徴的に違うことがやっているかというか、そういう、あと東川も実際上は視察に行っておられるようですけれども、そういう先進自治体との比較の中で本町ではこういう特色があるのだよと、他の既に作られた自治体との比較の部分でいうと、本町らしさというのはこういうところで表わしたのだよというようなことがあればと思います。
委員長(三田源幸君) ほかにありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
委員長(三田源幸君) なければ次回は2月6日水曜日9時30分より行いたいと思います。
 これは昨日にでも日程のほうを出しておりますけれども、いいですね、よろしいですか、はい。
 それでは本日はこの程度にとどめまして閉会といたしたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
委員長(三田源幸君) それでは本日の産業福祉常任委員会を閉会いたします。大変どうもご苦労様でした。
閉会 午前11時00分