産業福祉常任委員会会議録

                  平成25年9月4日 午前9時30分 開会


1、出席委員は次のとおりである。
  委 員 長   三 田 源 幸  君
  副 委 員長   大 井 賢 治  君
  委   員   八木橋 義 則  君
  委   員   大 西 勝 博  君
  委   員   置 田 武 司  君
  委   員   重 山 雅 世  君

2、欠席委員は次のとおりである。


3、従事した職員は次のとおりである。
  事 務 局長   衣 川 秀 敏
  事務局主査   桑 島 克 典


4、説明員は次のとおりである。
  副  町  長   花 田 正 博 君

  まちづくり総括兼  佐々木   学 君
  経営企画 課 長

  住民福祉 課 長   近 藤 光 弘 君
  住民福祉課主幹   秦 野 加寿彦 君

  住民福祉課福祉・  稲 実 妃都美 君
  子育てグループ統括

  産業建設総括兼   山 本 信 二 君
  くりやまブランド推進室長

  建設水道 課 長   片 山 伸 治 君

5、本会議の付託議件は次のとおりである。
    議案第34号 栗山町立保育所設置条例を廃止する条例

委員長(三田源幸君) おはようございます。出席状況につきましては事務局長報告のとおり定足数に達しておりますので、ただいまより産業福祉常任委員会を開催いたします。
 それではただちに会議の中に入っていきたいと思いますが、日程1、会期につきましては本日1日といたしたいと思いますがご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
委員長(三田源幸君) それでは会期につきましては本日1日といたします。
 日程2、付託議件審査、議案第34号栗山町立保育所設置条例を廃止する条例について議題に供します。本日は担当課のほうより資料をいただいておりますので、それについて説明をお願いしたいと思います。それでは入っていただきたいと思います。
〔行政側入室〕
委員長(三田源幸君) ただいま資料の差し替えがあるとのことですので、休憩をいたします。
〔資料準備〕
委員長(三田源幸君) それでは再開をいたします。
 それでは資料の説明をお願いいたします。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) 大変申し訳ございませんでした。差し替えさせていただきました資料に基づきまして、まず最初に今回継立保育所民営化にかかります施設整備につきまして、当初皆様にご協力、ご理解いただきまして当初予算1,552万7,000円を当初予算として計上させていただきました。その後建設水道課担当課と最終的なチェック、またその後保護者からのアンケート等もいただいて、最終的に検討委員会各課の方々と調整させていただき、今回最終的に9月の補正も合わせまして予定している部分につきまして、項目ごとに説明させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 まず1ページでございますけれども、修繕につきましては今ほど説明させていただきましたとおり、1,552万7,000円を当初予算つけさせていただきました。それについては上段の1段目の1、継立保育所内装改修修繕で当初613万2,000円、継立保育所塗装修繕(外壁)で378万1,200円、継立保育所暖房設備更新修繕で406万4,000円、継立保育所塗装室内塗装で154万9,800円合計1,552万7,000円で計上しお願いしたところでございます。その後最終的に見積もり合わせ等で変更後といたしまして、継立保育所内装改修修繕については533万2,796円、外壁塗装については378万7,844円、暖房設備更新につきましては392万3,850円ということで5番の室内塗装につきましては、変更後ゼロということで今回室内等保護者の関係の中で室内塗装については保育期間中に塗装いたしますと当然匂いだとかというところで保育に影響があるということを鑑み、また担当課と場所ごとにということで、場所ごとにしながら別な部屋で保育をするということで、いろいろ可能性について検討させていただいたところですけれども、やはり児童だとかに対する負担が大きいということから、今回この室内塗装を全面的にやめさせていただき、以下その下にあります部分も追加させていただいてお願いする形で調整をさせていただいているところです。具体的な数字の中身については別添資料の修繕見積もりで1番から5番ということでそれぞれつけさせていただきまして、こちらの当初のものと変わった現在のものということでつけさせていただいておりますので、ご参照いただければと思います。
 続いて2番です。2番については予算査定後建設水道課と、担当課と部内でさせていただき、追加をお願いしたものでございます。
 まず継立保育所内装改修修繕ということで、24万94円、継立保育所塗装修繕ということで3万7,306円、継立保育所外構修繕ということで17万6,715円、合わせまして45万4,115円でございます。主なものといたしましては、門扉が非常に古い状態になってございますので、その門扉の改修、それと入り口にあります水銀灯ポールがだいぶ剥げている状態でございますので、その塗装工事。それと調理室にあります換気フードが今2か所あるのですけども、非常に古いということから1か所にさせていただき、1か所を新規フードとして、1か所を撤去して塞ぐという工事でございます。それと中庭フェンスについては非常に老朽化しまして、棒も外れたり、腐って、状況が不完全なものもございますので、それについてフェンス棒を悪いものを取り換えるということで合計45万4,115円、これを計上お願いするものです。
 最後の3番目でございますけれども、これにつきましては保護者からのアンケートをもとに関係課で相談させていただき、施設を管理するものとして必要なものという判断をしたものということで、継立保育所内装改修修繕66万4,110円、継立保育所外構修繕855万9,285円でございます。中身につきましては内装改修修繕につきましては、これまで継立保育所内に網戸がなかったということから、是非保護者からも網戸については必要ではないかということもありましたものですから、網戸の修繕ということで66万4,110円と。Cの外構修繕につきましては、駐車場の拡張、整備、舗装と外周フェンス取り付け、それと中庭までの道が非常に悪路というところもあるものですから、そちらの舗装についても、簡易舗装ですけれども、お願いをするものです。あとは門扉についてそれぞれあるのですけれど、非常に門扉の大きさが狭いということから、ある程度広げて、除雪を今門扉が狭いということから除雪についてはその部分においては手で作業をしているということもございますので、ある程度、一定の広さを、1.5メートルということで広げさせていただき、除雪車において、簡易除雪車で除雪ができるような配慮ということでさせていただき、合わせて、ある程度鍵がないということもあるので、セキュリティーの問題も含めて鍵を合わせて設置をさせていただくということで、この改修を予定しているものでございます。合わせまして、当初1,552万7,000円のところ、変更後2,272万2,000円ということで差し引き719万5,000円の不足が生じたことから今回合わせまして修繕をお願いするものです。
 続きまして2ページでございます。2ページにつきましては施設用備品ということで、合わせて説明させていただきたいというふうに思います。施設用備品につきましては、下の3品、冷凍冷蔵庫、食器消毒保管庫については最終的に今回検査をさせていただいたところ、いつ壊れても不思議ではない状況で、動いてはいるのですけれども、あと、耐用年数もあって部品の調達についても時間がかかるということが予想されるということから、関係課で調整させていただき、食に関する部分でございますし、保護者からも所内給食についてはぜひ続けていただきたいという強い要望もある中で、ここの食器消毒保管庫及び冷凍冷蔵庫が不調になりますと、そこがストップするという可能性があることから、施設管理者として責任をもってすることが必要ではないかということから、今回冷蔵庫については61万9,500円、食器消毒保管庫については39万9,000円をもってお願いするものです。またホームタンクにつきましては、表側に2個、裏の畑側に2個あるのですけれども、現在奥側の2個につきましては使用していない状況で、内部も腐っている状況ですので、美観上撤去が必要だという判断です。また表側の部分おいても非常に塗装がはがれておりまして、ただ、今回駐車場を広く整備すること等を鑑みますと、そこにホームタンクがあるということは非常に、せっかく広くしたので、効率的なものもありますので、その表側のホームタンクを撤去し、また、裏側にあります今ある部分については、調査の結果使用不可ということもございましたものですから、最終的にはその4台をすべて撤去した上で新しく裏側に2台ホームタンクの設置をお願いするもので、これについては13万200円ということで、ホームタンク2台の設置と合わせて4台の撤去、廃虚については合わせてお願いできるという話も伺っておりますので、この新規2台と追加ということで114万8,700円、これについて不足額101万8,000円を合わせて補正としてお願いするものでございます。
 その後ろでございますけれども、2ページとなっていますけれども、これは3ページということでご理解いただきたいと思います。具体的な民営化にかかります施設整備内容について1つ1つ上げさせていただいております。屋外遊具塗装、滑り台、ブランコ、鉄棒、ジャングルジムの錆等を修繕内容としては錆止め、ウレタン塗りを行うと。外壁塗装については外壁の錆をとりまして、塗るということです。あと水銀灯ポールの塗装についてと、排煙窓の修理ということで、これについては排煙窓が今遠隔装置が故障しているということで、これについても合わせて当初予算でお願いしていたものです。暖房、ボイラー取替、それから合わせてサーモヘッドの取替ということで温度調整等のダイヤルが不具合ということもあるものですから、サーモヘッド17個の取替ということと温度調節器の取替を合わせてお願いするものです。それと調理室のエアコンの設置については、エアコンが今までないということから、新たに設置をお願いするものです。調理室カウンター下引き戸修理及び収納ドア引手交換・扉換気口取替ということで、これについては非常に取っ手がない、穴が開いている等があるものですからこれについては軽微修繕ですけれども合わせてお願いするものです。
 あとコーナーガードの設置ということで、コーナーガードが老朽化しましてヒヤリ・ハットということで、児童の危険防止ということから、コーナーカードの取り付け110メートルを全長でお願いするものです。各部屋のドアの指はさみ防止ということで、これについてはドアの指はさみ防止が老朽化しておりますので、16枚32本、これも児童の安全ということでお願いしております。壁掲示板張替、これはクロス張替です。それと木浴室ドア改修、これについては両開きで指を挟む可能性があるという、危険性があるということから引き戸にするということです。それから玄関・ポーチ床修繕。玄関、ポーチ床マット、すのこが老朽化から新しいものに取り換えるものです。それと大人トイレドアノブ交換・建材張替。これについてはドアノブ故障及び壁のひびを修繕するものです。喚起フード、これについては2個中1個新規フードをつけて1個については撤去、穴をふさぐものです。それから中庭フェンス棒取替、カーテンレール調整、カーテン取替についてはすべてカーテンレール調整とカーテンを新規に取り替えるものです。19番、門の改修については門の老朽化に伴うもので、表側すべて行うものです。これについては当初から予算計上の1,500万円の中での具体的なものというふうにご理解をいただければと思います。
 それと3ページではなくて、これは4ページですけども、先ほど説明させていただきました新たに保護者の意見を取り入れたものでございまして、玄関フェンス延長、門扉を含むということで両開きのものです。一応玄関フェンスについては4mを予定しているところです。門扉改修3か所については除雪機が通るくらいの幅ということで1.5メートル。外周フェンス門扉ということで外周フェンスに2か所の出入り、こちらが4メートルです。それと駐車場正面の舗装についてと、奥の取り付け道、裏に出ていく道の簡易舗装ということで拡幅と舗装化を行います。それと玄関の段差が2段ありまして、保護者から段差、今後のことも含めて段差をフラットに改修したほうがいいのではないかということもございましたので、正面玄関の段差についてフラットにする改修を行うものです。それと先ほど説明させていただきました網戸の設置については保育室5室27か所及びホール8か所の網戸の設置を新たにお願いするものです。それと暖房パネルの清掃と照明機器の清掃ということで、これについては手数料で対応するものです。それと下のものについては冷凍冷蔵庫、消毒保管庫、ホームタンクについては先ほど説明させていただきましたとおりでございますので、説明を省かせていただきます。その下の各保育室、ホール等の特別清掃につきましては最終的に特別清掃ということでワックスがけを行い、きちんとした形で引き渡しをお願いするものです。
 最後のページでございます。今回の保護者からのご意見での部分の改修でございます。番号等書いてございますが、下ほどのピンクにかかっているもの、要するに継立保育所の本体の外壁塗装については全て、周りを全部行うというものです。それと黄色のラインになっています砂場、遊具のところですけれども、園庭ですか、これについては中庭フェンス取替が75本必要ということですべてチェック済みの上、75本を取り換えるものです。それと1番については玄関フェンス延長ということで行うものでございます。2番、門扉改修3か所でございますけれども、向かって継立保育所左側1か所と物置の奥の部分で1か所それと園庭に入る、砂場の奥のところに1か所、この3か所1.5メートルということで予定しています。それから3番の外周フェンス、門扉2枚については緑色のところの3番のところでございます。4メートルの門扉を2か所つけまして、表側につけるというものでございます。保護者の中から外側ではなくて中側がどうなのだということでもご意見をいただきましたが、関係各課も含め、質問の中にバスの関係ですとか、そこの有効性を検討させていただきました。その中でいろいろなご意見がありましたが、最終的にはここの駐車場を舗装した中で外側にすることで担当保育士より冬場ここの舗装、車が入らない中に、ここの園庭の前を使って雪遊びやそういうことも可能で、今までもやっているのですけれども、外側に門がないということで、やはり注意が必要だということもあるので、門が外側にあればそこを使って、特に小さい子については裏側に行きますと雪がたまって雪をこいで行かなければならないのですけれども、年長さんになるといいのですけれども、小さい子にはやりそこは難しいので、もしここがそういうふうに広げて柵をつけていただければ、そういう形で広く、そういう保育に取り入れた、冬場の遊び、外遊びですね、それを充実しているということもありますし、また災害等にあった場合、ここの駐車場について、一時避難というか治まるまでの避難場所として広いほうがいいということ、また中につけるとせっかく今回、舗装して駐車場を広げる中でございますので、バスをその中でUターンさせてという部分が保護者からもございます、それを考えますとフェンスをつけて舗装を縮めることによって、バスが入るときに車があると非常に難しくなる等々のことを検討させていただき、予定どおり外側にフェンスをつけさせていただくということでお願いをするものです。これについては今後もきちんと保護者の皆様には説明をさせていただいて理解をしていただけるように説明責任を果たしていきたいというふうに考えているところです。4番については先ほども説明させていただいたとおり、物置の奥側を少し広げさせていただくということで、できるだけ駐車場を広げさせていただいたあと舗装すると。あとこちら側の園庭につながる道についても悪路でございますので、ここが避難道路の一つとなっていることもありますので、ここについてはきちんと整備をさせていただいて、避難道路としても使わせていただくということで整備をお願いするものです。それから5番の玄関、段差フラットに改修ということで、これについては2メートルのところをフラットにするということです。それと6番については網戸の設置ということで各部屋、それからホールということで設置をお願いするものです。合わせまして全ての入り口の柵の横のところも、今、砂利の状態になっていますので、ここも合わせて全て舗装させていただいて、車庫から右側の部分においては全て、この赤線の赤で斜線になっているものについてはすべて今回舗装を合わせてお願いするものということです。早口ですみません、説明に代えさせて頂きます、よろしくお願いいたします。
委員長(三田源幸君) はい、ありがとうございます。ただいま資料について説明をいただきましたが、それについての質疑を受けたいと思います。
 重山委員。
委員(重山雅世君) 率直に言ってびっくりしました、はっきり言って。というのは、3ページから4ページにかけて施設の改修の部分とか、取り付けの部分とかいろいろ説明を受けましたが、保育室に網戸がついていなかったというのは、これは民営化以前の、する、しない関係ない、本当にこれでよくやっていたなと率直に感じたことと、この中でいう、10番、11番とか、要は子どもの環境として危険が伴う部分が入っていますよね。これは民営化する、しない関わらず当然やられていて当たり前ではなかったかなと。どうしてこれを今まで放っておいたのですか。それとこの網戸をつけてほしいという部分でいうと、金額的に60万余りになりますよね、ちょっと先ほどの資料で見ると、そうするとこういうところは今の総合計画の中に入っているのですか。当然入っていて当たり前の中身ではないかなと思うのですけど。まずそれが1点と、それからこの前保護者との懇談会の中で、8月7日は何のための説明だったのだという、かなり厳しい意見が出ましたよね。そういう中でこの最後のページに付いている図面でほぼ保護者の方々の希望に沿ったというか、そういう中身になっているのでしょうか。その点、また保護者の意見プラスさらにこういう具合に充実したよとか、逆にいうとこの部分はどうもというような、そこのところをちょっと答弁願います。
委員長(三田源幸君) 重山委員の答弁を求めます。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) 保育所の修繕につきましては、前半の3ページになります。この部分において言えば当然日々の中でということで、これについては民営化する、しないに関わらず、本年度の予算でお願いをするものです。これまでどうだったのかという部分において言えば、そこについては保育士を中心にきちんと保育をした中でということで、順次、年次でという部分においては、遅かれ早かれという部分はあるとは思うのですけれども、今回きちんと整備した中で民営化する、しないにかかわらずこれについてはすべて環境整備ということで当初から載せさせていただいているものでございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。また、網戸につきましては、これまでは、自然の中ということもありますので、全開でということで、保育士いわく、保護者もそうですけど、虫が入ってきても虫と一緒にみたいな、そういう田舎風のというところで今までやってきた部分ですけれども、やはり今回きちんと整備した中でお願いをするものです。工法上もなかなか全て網戸を簡単につけるという部分ではなく、ある程度プラスして網戸をつける用のという、今網戸はいくらでもつける形になるものですから、今回についてはやはり網戸は必要であろうということの判断でつけさせていただいているところです。
 それと最後のページのフェンスの関係、7日の話の話題が出ました。7日の話についてはここのフェンスと舗装だけではなくて、今回議員の皆様にお願いいたしますこの施設修繕をすべてにおいて説明をさせていただいております。その中で特化しているここのフェンスの部分だけが特化されて議論になりました。その中で保護者の中では最終的には、私どもは先ほど言った理由からで外側がいいだろうということで、いろいろな、私ども今回民営化にあたりまして、保育所整備ですとか、今民営化しています、いちい保育園ですとかを含めて見たところ、ほぼ外周のところの安全性だとか、セキュリティーだとかを考えた上で、そこが望ましいだろうということで提案をさせていただきました。保護者の役員の中では中側もということもございましたが、最終的に判断は難しいので、保護者に聞いてもらえないかいということでのお話でした。その中で私どもも検討をということで持ち帰ったところでございますけども、そこが聞くというところのきちんとやりとりが不足している部分という部分においては、反省をすべきものだというふうに考えておりますが、最終的には町の責任において、町の管理者として今言ったもろもろのプラスアルファのものもきちんと説明をさせていただいて、保護者に理解をしていただくように、今後対応をしていきたいというふうに考えているところです。最終的に中側というところも意見の一つとして若干ありましたけれども、やはり先ほど言ったようにセキュリティー問題ですとか、防災関係上、それと広くここの舗装を冬期間等使えるということの保育士からの強い要望もございましたものですから、私どもとしては管理者としてその方向で進めさせていただきます。また、ご心配の門をつけることによってバスのというところもございますけれども、バスの運転手さんにも確認をしたところ、4mあれば十分に出入りが可能だということもございますので、ある程度保護者が求めているものについては、すべてではないですけれども、ある程度加味した中で今回の提案に至っています。ただ、すべてのものということで全員に納得していただけるかどうかは別にしましても、私ども管理者としてきちんと説明責任はこれから果たしていき、不都合のないように対応はしていきたいというふうに思っています。
委員長(三田源幸君) まちづくり総括。
まちづくり総括(佐々木学君) 2点目の総合計画の計上の関係のご質問ですが、当初予算で計上しておりました1,552万7,000円の計画的な修繕については、これは今年の3月の議会の中で計上させていただいております。そのほか今回追加をさせていただく父母等のアンケート要望等の外周の関係ですが、この719万5,000円と備品の関係等々については、事業費の変更という形でこれから計上していく形になろうかと思います。あと、網戸等の小破的な修繕、これは保育に関わる重要な部分であろうかと思いますが、これについては総合計画に計上する案件ではなくて、財政計画の全体の小破修繕の中で計上させていただいているというか、役場全体の修繕の中で対応させていただくということで財政計画のほうには計上させていただいていると。ただ、総合計画に計上するような、小破の部分でございますので、そこについては個別の案件としては計上していないということでございます。
委員長(三田源幸君) 重山委員。
委員(重山雅世君) 網戸の設置というのは、先ほどの説明の中では保護者からの要望と言っていましたよね、実際上は。現場からそういう声は実際上今まで上がっていなかったのですか。
 それと子どもの指を挟むという点でいうと、今まで事故があったかどうかわからないですけど、なくてよかったなと考えるわけですが、こういうこともやはり現場の保育士さん方が一番わかるわけで、こういう要望も今まではやはり財政が厳しいからという形で現場の声を無視されたというか、我慢せい、我慢せいとやってきた中身がこういう状況になってきたのではないでしょうか。それをすごく感じるわけです。今後民営化するにはすべてそういう安全面、子どもの安全面も配慮して、全部良くしてというか、そういう感じにすごく感じる、実際上は。長年保育所をやってきたわけですから、当然これまでの間に現場からの声を聞いていればこういうものが今頃上がってくる必要がないと私はそう感じるのです。
 それと実際上は当初予算の中で含まれている部分と、この3ページ、4ページに関わって、それから補正でやる部分と、番号的でいうと、どういう状況になりますか。ちょっと一部説明もありましたが、これは当初予算に載っている部分だよ、後は補正でやるよという、この番号でいうとどこが補正というか、ちょっとその辺も合わせて答弁願いたい。
 それとこの中身でもって保護者の理解は得られると、一番紛糾したところですよね。この前の懇談会の中では。ですから担当としては、これでもって提示するわけですね、保護者のほうには。これで保護者の理解を、一番当事者ですから、当事者の理解を得られない中での進め方というのはまずいと思うので、そのようにお考えになっておられるか再度答弁を求めます。
委員長(三田源幸君) 重山委員の答弁を求めます。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) 委員がおっしゃいますとおり、日々の保育の中で保育士との意見交換という場においては毎年予算計上をさせていただいている中で、施設整備も含めて要求についてはきちんとお願いをするようなコミュニケーションも含めて取っていたつもりです。ただ、老朽化においてに言えば、先ほどのヒヤリ・ハットとコーナーガードについても、ないわけではない形ですので、そこがより新しければ、先ほどの指はさみもそうですけれども、実際はそこで今の現状では老朽化が激しいけれども、ただ、今回のものについてやはりきちんとそういう部分で、民営化にもなる中でということできちんと整備するものをもう一度きちんとやりましょうということで本年度予算、25年度予算の計上に民営化する、しないにかかわらず計上させていただいたものでございますので、確かにその辺の財政上の問題という部分においては、なかったかというとそこはあれですけれども、ただ、私どもとしては安全に保育をして子どもたちを預かる場面としては、最低限のものはきちんとやりましょうということは、再三担当課からもお話させていただいている部分ですので、その辺については今回たまたま多くのものが出てきたものについては、という部分はあると思いますけれども、全く修繕だから我慢すれみたいな話は直接したものではございませんし、担当課とは予算計上の際にはきちんとコミュニケーションを取りながらしていたつもりです。ただ、網戸については今までもない中で、先ほども説明させていただいた、開けていても特にそういう不都合さの部分は感じなかったというところから今回、保護者との意見の中でああいうのがあってもいいよねという話もありました。ただ、そこは今の中で自然の風でという部分においてはいいのだけれども、やはり網戸はというところもあったものですから、検討させていただいて今回網戸を追加でセッティングさせていただいたものです。
 それから2点目です。すみません。新たな3ページでございますけれども、3ページにおいて当初からついているものについては1番、2番、4番、5番、6番、7番、8番、9番、10番、11番、12番、13番、14番、15番、18番です。建設水道課と新年度になって再確認して今回補正をお願いするものについては3番、16番、17番、18番でございます。
〔「18?」と言う人あり〕
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) 17、19です。3番、16番、17番、19番です。
 それと、4ページ目については全て今回新たに保護者からのものでございますので、ということの割り当てです。
 それと3点目です。保護者への説明ということで、私ども説明の部分においては保護者懇談会のあと持ち帰りまして、部内でも十分に協議させていただき関係者からも事情聴取をさせていただき管理者として今後保護者からの意見を聴取するにしても、いろいろ例えば多種多様に何か所も出てくる可能性もありますが、最終的には施設管理者としてきちんと保護者に理解をしていただける旨の理由付けを行い、真摯に保護者にこういう形でこういうふうにさせていただきたい旨の説明をさせていただいて、最終的に全員の方、先ほど説明させていただきました全員の方に理解をしていただけるかどうかは別にしましても、私どももコミュニケーションの部分において足りなかったという部分は非常に反省すべきものとして真摯に受け止め、今後はきちんとそういう部分をこまめに情報提供し、全てにおいて、説明責任において、町の施設管理者の町の立場としてご理解をいただけるような形で保護者に提案をしていきたいというふうに考えています。
委員長(三田源幸君) まちづくり総括。
まちづくり総括(佐々木学君) 1点目の財政上の整理の関係で補足してご説明をいたしますが、今まで全施設に共通いたしますが、やはり厳しい財政状況の中で施設の修繕については緊急性を十分配慮しながら各課の要望に対応してきたという流れでございます。今回、民営化を契機にこれだけの修繕が出てきたわけでございますが、やはり先日の父母の懇談会でも申し上げましたとおり、これから官民連携の中で、保育行政を継続して責任を持ってやっていくというような立場の中で、民営化後については法的に瑕疵担保責任の部分もございまして、なかなか行政が民営化の施設の修繕をするということは基本的にはできないということになっておりますので、この機会にきちんと整備するものは整備し、民間にお渡しをして連携の中で保育行政をやっていくという行政としての、役場としての最低限の責任を今回の修繕の中で果たしていくという考えでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
委員長(三田源幸君) 重山委員。
委員(重山雅世君) 今の話ですと実際上は財政面では緊急性を優先したよということですね。でも実際上は安全面はどうだったかというのを率直に感じるのです。指を挟むというようなのは本当にあり得ることですから、そういうのが実際上は置き去りにされてきたのではないかなと、そういうように推測というか、そう感じざるを得ないと思います。
 それと民営化した後に施設整備というのは基本的に行政はやらないということですが、大掛かりなものとか、そういう部分についてはまた業者というか事業所のほうからそういう要望があった場合、実際上は話し合ってというようなことはないのですか。全然これでもう、うちのほうは行政責任を果たしているよと、後は何かいろいろ不都合なところがあれば全部民間で直してくださいと、そういう契約をするのですか。実際上本体そのものの建物ももう老朽化していますよね。今当面はこれだけやればもうほとんどしばらくは大丈夫だよと、そういう中身になっているのですか。その点も合わせて当然願います。
委員長(三田源幸君) 重山委員の答弁を求めます。
〔「1点目は質問ですか」と言う人あり〕
委員(重山雅世君) それで聞いたのですけど。質問になっていない?
〔「最初のことは質問ですか」と言う人あり〕
委員(重山雅世君) いや、最初は私の印象ですよね。
〔「だから1点ですよね、質問。」と言う人あり〕
委員長(三田源幸君) まちづくり総括。
まちづくり総括(佐々木学君) この民営化の関係について、これは無償譲渡という契約になりますので、基本的には譲渡後の老朽化等に伴う修繕については民間のほうでやっていただくというのが基本でございます。この後法人が決定後覚書等の契約に入っていくわけでございますが、その中でどういう協議になるかわかりませんが例えば年限を切って本当に隠れた瑕疵、例えば雨漏りだとか、シロアリの関係で床が腐食しているだとか、今役場そして民間、父母の中で気の付かなかった、そういった隠れた瑕疵が出てきた場合については、年限を区切って協議の上整備をするというような契約の内容で、これから協議をする可能性もありますので、基本的には、法的には行政が無償譲渡後は老朽化の部分はやる必要はないのだというような考え方で私どもは整理しておりますが、今言った特別のケースについては年限を区切って、それはこれから民間との協議の中で覚書の中でそれは交わされていくというふうに考えておりますので、その内容についてはまたこの後の議会のほうでもご説明をさせていただきたいというふうに考えております。
委員長(三田源幸君) ほかにありませんでしょうか。
 大西委員。
委員(大西勝博君) 舗装工事の、今回補正の部分でこの外の部分が増えたわけですけれども、この舗装面積はどのくらいなのですか。
委員長(三田源幸君) 大西委員の答弁を求めます。
 建設水道課長。
建設水道課長(片山伸二君) ただいまのご質問の内容ですけども、舗装面積につきましては、車道の部分で、車道と言いますか、大きな車が入る部分で430平方メートル、それから子供たちの歩行用と言いますか、避難通路と言いますか、その分で30平方メートルということになっております。
 以上です。
委員長(三田源幸君) よろしいですか。
 大西委員。
委員(大西勝博君) ということは、舗装するところは駐車場になるわけですけれども、これで大体収容台数とそれから園生のバスの、先ほど門扉から出入りできるバスの出入りということなのですけれども、そういう中で収容台数的にはどういうふうに捉えているのかなということなのですけれども、どうですか。
委員長(三田源幸君) 大西委員の答弁を求めます。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) 今回全面的に舗装を広げるということで、現在は物置から手前の線が入っている部分までが砂利で、今のここの駐車スペースということで考えていますので、線から右側については今、草とか木とかがいろいろありますので、ここを全部舗装にすると。新たに拡張して舗装させていただくというふうに考えているところで、今建設水道課長から答弁ありました面積にするものです。ただ、駐車場につきましては限られたスペースでもございますので、台数等については当然保護者の皆様にもご理解をいただいて、バスの来る時間帯については当然その時間帯は決まっている部分もありますので、バスについては右側から入って左側から出るということで、そういうふうなルートで、今まではなかったものですから、門の前に止まって降ろしていたという状況ですので、それをこの4メートルの右側から入ってもらって、できるだけ玄関に近いところで降ろし、そして左側のところから出ていただくということで、これについてはお願いするものですので、できるだけその時間帯については保育所側に車が、先日ちょっと測らせていただきましたが、車が数台止まっていてもここの部分でバスが出ていけるというお話ですので、台数が全てその何台ということについてはラインを引くとか、どういうふうに止めるかという部分についてはこれからまた調整しなくてはならないと思っていますし、できるだけ職員については今も南部公民館を使わせていただいておりますので、ここの舗装の駐車場については保護者優先でということを今後も考え、できるだけ職員については民営化後も南部公民館のほうにお願いしながら止めていただいて、ここについては日中は保育の部分で使えるように、また送迎等については広くそういうふうに協力してやるようにということで、台数についてはお答えはできませんが、そういうふうな配慮で広げさせていただいているところです。
委員長(三田源幸君) ほかにありませんでしょうか。
 置田委員。
委員(置田武司君) 補正予算の、この間の懇談会で上がってきたことに対してここでいいとか、悪いとかということよりも、やはり保護者に対して説明責任をきちんと果たさないと、私たち、ここの常任委員会で、多いとか少ないとか、ここはこうだとか、ああだとかという前に保護者に十分説明して理解を得ないといけないのではないかなと。それはいつを考えているのかなと思うのが一つ。委員会としては民営化の是非そのものを、結論は出ていないわけですから、こういう言い方をするとあれですけれど、当初予算はいいですけれど、補正予算を9月定例会に上げるという形になるのですか。それもすとんと落ちないです。いつ説明会を、この忙しい時期に…とまた始まるというし、この間の説明会を見ていても、聞いていても、どうも行政側もフェンス一つ、アスファルトの問題も現地を見ているような、現場を見て図面を書いたように私は思えませんでした。だからああいうところもまだまだ不平も不満も不信も一掃されているような、払拭されているような状況にはないと、私自身はそう思いました。それからまだ日が浅い中で、要望が上がってきた、それに対する答えは真摯に答えなければならないけれども、どうもこれだけ持っていって、はい、やりますというのも、これも何かいささか問題ありのような気がするのだけれど。具体的にいつ説明会をしようとしているのですか。
委員長(三田源幸君) 置田委員の答弁を求めます。
 住民福祉課主幹。
住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) 基本的には先日30日に議会の皆様にも傍聴していただきまして説明会をさせていただきました。当然そこの結果についてはこの修繕の内容も全て載っておりますので、まずはそこの部分において、きちんと情報を全ての保護者に対して、欠席者もいらっしゃるものですから、発信させていただきたいというふうに考えております。その後は、今意見箱等の設置も引き続いてさせていただいておりますし、具体的にそこの1個、1個を全ての保護者にまた説明会を開いて行うかどうかについては、そこの議論は部内でまた、させていただきたいというふうに思いますが、まずは、きちんと30日に行った議論の中身について、きちんと欠席された保護者の皆様に開示をさせていただいた上で、動きを見ながら対応をさせていただきたいというふうに考えておりますし、当然説明責任という部分においては必要であれば当然私ども、全体でとなりますと、今おっしゃいますように非常に仕事的にという部分もございますので、できる限り行くという方法もあるでしょうし、その辺の手法、方法については具体的に議論させていただきますが、まずは今回の議論の中身、議事録になるか、あるいはお便りも含めてですけれども、こういう形で進めさせていただきます。また、今のフェンスについては最終的にこういう意見が出たけれども、こういう議論のもとで責任をもって、こういう形で設置をさせていただきたいという旨をきちんと付記させていただき、ご理解を求めていきたいなというふうに考えているところです。
委員長(三田源幸君) よろしいですか。
委員(置田武司君) はい。
委員長(三田源幸君) 大西委員。
委員(大西勝博君) 今回の予算計上というか、3月の時点で予算計上をされて、それから今この時点で父母の方の要望だとかアンケートだとかを踏まえた中で、こういうふうに追加補正をされると、そういう考え方でよろしいと思うのです。そうした中で今まで過去の段階で継立保育所の整備に関してはやはり、今回民営化ということではなくて、その流れとしてはかなり老朽化してきていると。そういう中でここからこれだけのお金をかけて、例えば10年後ですけど、その時点でかなり、先ほど言われたように、入られる法人さんにしても、それは全て自分のところで整備改修してよと言われたときに、このことについてはちょっと、やはり監督責任と言ったらいいのかどうかわからないですけれども、行政として、そういう部分の大きなものについては協議しながら、そういう中でやっていくというか、そういうことを先ほど言っていたように、本当のあれだとかと言われたのだけど、そればかりではなくて、そういうだけの責任を持ちながら民営化に移っていただきたいと思うのです。
 それともう一つは過去の段階で不備があったものを今一気にやってしまうということは、私は必要なことだと思うのです。だからそういうものをしっかりと予算計上させていただいて、整備していただいたほうがいいと思います。ですからそういう中で3月の計上した補正予算について、追加補正ですよということなのかなというところを、ちょっとお聞きしたいのですけれど。追加補正というか、3月に予算計上しましたよね、そして、議会でそれを認めましたよね、承認したというか。そういう中で今回半年くらいの間に、そういうことで追加してきたという。ですから父母の会の中の話だとか、いろんな流れの中で、やはりこれは駐車場が必要ですよねとか、門扉が必要ですよねとか、そういうのが当然吹き上がってきて追加計上されたのだという理解でよろしいのですか。
委員長(三田源幸君) 大西委員の答弁を求めます。
 副町長。
副町長(花田正博君) 修繕に関わる全般のお話も含めてお話させていただきたいのですけれども、まず、今大西委員から出ました部分ですけれども、これにつきましては当初1,500万円何某の予算がついておりましたけれども、私も途中からこういう立場でこのプロジェクトに関わるということで、原課のほうには当初予算の積み上げのプロセスについて確認をしましたら、やはり現場の保育士さんそれから担当課等々でいわゆる積算を行ったというような回答がございましたので、できる限り父母の皆さんの声も聞いて、そこからこれでいいのかということも含めて積み上げたらどうだということで、それに伴ってアンケートもやって、仕上げてきたということがございます。それによって新たに出てきた分に今回、特に大きい部分では舗装の部分ですね、これはやはり声としてもたくさんございましたし、それから子どもの飛び出しの部分で柵、これも是非やっていただきたいという声がございました。そういったものを積み上げた部分の中で、またさらに細かいものも出ましたけれども、基本的に誤解していただきたくないのは、できる限り聞くという姿勢で我々はここの内容について積み上げてきたつもりです、ただし、先日行われた中で出たのは、フェンスの位置はどうかという話は確かにございました。これは、私はこの今積み上げてきたものについては、保育所の設置者として責任ある立場として、こういう形でやりたいということは、我々が最終的に提案をさせていただいて、議会の方々にご判断いただくのだというふうに理解しています。ただし、父母の皆様には出てきたアンケート等のお答えとして、こういうものの答えがあったので、こういうふうに私たちは今後議会にお願いをして予算化していきます。当初のこれだけのものもありましたし、そういう説明の仕方として、では事細かくできていたかと言いますと当日参加されていない方もおられますし、そういう方にできる限り隅々まで届くような伝達法をもう一工夫しなければならなかったのかなという反省はございます。そういった意味で今回またここでご説明させていただきましたけれども、こういう形で我々は進めていきたいということで、そういった情報については皆さんに届くような形でやっていきたいと思いますし、最終ご判断はあくまでも議会の皆様にご判断をいただきたいと、そんなふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
委員長(三田源幸君) よろしいでしょうか。
委員(大西勝博君) 結構です。
委員長(三田源幸君) ほかにありませんでしょうか。
 重山委員。
委員(重山雅世君) 今副町長のほうから隅々まで届く説明ということで言うと、この前の懇談会の中でも民営化だよりでお知らせするような話もちらっとしていましたよね、そういう手法で考えていらっしゃるのですか。それとも、先ほど同僚議員のほうから話のあったような、改めてまた説明会を開くだとか、あくまでも30日の中身をお知らせして、その疑問に答えて、そういうことでやろうとしていらっしゃるのですか。手法的な部分で。お便りで知らせるのか、説明会の形でまた保護者の方に集まってもらうのか。その辺実際上は詰めていらっしゃるのですか。きちんとした、先ほどの話では聞こえなかったのですけれども。
委員長(三田源幸君) 重山委員の答弁を求めます。
 副町長。
副町長(花田正博君) まだ手法については内部で確実にこういう形でやりましょうということについては最終決定しておりません。私の考えということでお聞きいただきたいと思うのですけれども、先日行った説明会、これは議員さんも出ておられますから、20数名でしたね、これまでもやはり役員さん等々含めてなかなか大勢の方々にお集まりいただいて確実にその情報を伝えるということについて現実的に困難ということがございまして、多分そういうことと、我々が何らかの手法をもってお伝えすることを、もうちょっと積極的にできていたら、ああいう声もなかったのかなということで、また先月お集まりがあったときに、集まっていただいた方に説明はしましたけれど、自らではやはり来ていない方もいるので、判断はできないというようなお答えもあったということで、私は隅々までという意味では、前回アンケートを取ったときに非常に多くの方々からお答えがあったりして、手法としてはやはり皆さんの手元に届く方法で我々の考え方をお伝えするということがいいのかなと。もちろんそれによってお問い合わせについてはいつでもお聞きさせていただくということで進められたらなと思っています。
 以上です。
委員長(三田源幸君) よろしいですか。ほかにありませんでしょうか。
 置田委員。
委員(置田武司君) どうも要望書が上がってきて、もう少し時間をください、1年間余裕をください、じっくり考えさせてくださいという時間の、平成27年4月からに延期していただきたいという要望に対する回答も、話は聞きました。でも行財政改革の中で云々ですから駄目ですよと。2番目の危険個所云々については、先ほど大西さんが言われたように当然直さなければならないものはきちんと直して、民間委託をするわけだから、そこはそういうふうにしていかなければならないと。3番目の合同保育についても、最低でも1年間、官と民との合同保育の中で進めていって、学童の安全、親としては安心という部分を担保したいというのも、親の意見もわかるし、議会側というか、行政側の言わんとするところもわかるのだけれど、歩み寄るというか、交わるところがないのですよね。お互いに継立保育所をよりよい保育環境の中で引き続きという話はお互いにしているのだけれど、どうも溝が縮まったり、浅くなったりするのではなくて、細いのだけど深くなりそうな感じしか受けない。いみじくも最後に副町長が情報の公開の開示に対して非常に問題があったのではないかという、あれくらいしか言えないなとは思って聞いていたけれども、今後このままの状況で進んでいくこと自体に行政側としては何の違和感もないのでしょうか。
委員長(三田源幸君) 置田委員の答弁を求めます。
 副町長。
副町長(花田正博君) まず、今の置田委員のお話ですけれども、交わるところがなかったのではないかというけれども、全く我々はそんな印象は持っていません。例えば1点目についてはきちんとした我々の考え方をお伝えしたと。中には反応として非常にわかりやすかったという声があったかと思います。それから2点目の危険個所、これについては先ほどから何べんも申し上げていますように、できる限り利用者の方々の声も聞いて、今回新たに追加の補正もさせていただきながら対応していきたいということで、十分にこれについてもお答えしているのかなというふうに思っています。それから移管先法人につきましても、当日担当、当時栗保のほうの担当をしていた保育士のほうからも実際にあった経過も含めてお話をして、それを聞いた方々の中から非常にわかりやすく、中身が見えてきたというようなことで、そういった形で非常に話としてはお互いに、向こうが意見書を出していただいたこと、そしてこちらから答えたことによってある程度納得いただいたのかなと。ただ、最後に私が申したのは、そういった方々全て、関係する方々全てに隅々まで情報の伝達の方法を工夫できなかったと、お集まりいただいた皆様にご案内して、お集まりいただいた皆様に我々が説明をして、それからお便りというものも作っておりましたから、そういったものをすべての皆様に事細かく情報がお伝えできるようなことがあれば、さらにご理解が深まったのかなということは最後に反省として述べさせていただきましたけれども、私は前回のお話し合いも含めて、非常にいい機会であったかなというふうに理解をしております。
委員(重山雅世君) 委員長、進め方の部分で、今日は修繕の部分の資料説明を受けての質疑で終わるのではなくて、この前のことに踏み込んで、そういう形にされるのですか?
委員長(三田源幸君) 今は資料の説明、今もう皆さんから質疑がありましたけど、30日の説明会の中身も含めてやっております。それでそれが終わりまして行政側に退場していただきまして、これからの進め方を皆さんで検討していきたいというふうに思っております。
 重山委員。
委員(重山雅世君) そうしますと、この前の説明会の資料、説明の中では現在の保育士、移管先法人で再就職する場合の5年間の給与保証、具体的に、金額的な部分などもできれば明示していただきたい。
委員長(三田源幸君)  重山委員の答弁を求めます。
〔「委員長、休憩いいです?」と言う人あり〕
委員長(三田源幸君) それでは休憩を取りたいと思います。暫時休憩いたします。
休憩  午前10時42分
再開  午前10時49分
委員長(三田源幸君) それでは再開をいたします。
 まちづくり統括。
まちづくり統括(佐々木学君) まだ現段階で移管先法人が決定していないということで、今想定の中で職員のほうに面談をし、提示をさせていただいているということをまず前段で申し上げたいと思います。それで、4名いらっしゃいまして、お名前は伏せたいと思いますが、お一方は退職時の公務員としての給料と民間の採用時の給料の差額分を5年間保証するということで1名は769万2,000円、そしてもう1名は615万円、もう1名は645万6,000円、もう1名が429万円ということで、あくまでも民営化時の公務員としての給料と民間の採用時の差額分の5年間保証という考え方でございます。それプラス整理退職金を支給するということです。最終的に移管先法人から提案がこれから出てきた段階で、改めてそれぞれの個人ごとに採用時の給料が示されますので、その段階でもう1回最終の職員への意向確認のときに提示して、最終意向調査をする予定でございます。
委員長(三田源幸君) 重山委員。
委員(重山雅世君) 今推測というか、そういう中で、整理退職金を含めていくらになるのですか、実際上は。全員合わせて。
〔「4人がそのまま5年間いたら」と言う人あり〕
委員(重山雅世君) 5年間、向こうに移ったとした場合ですね。整理退職金は最大でいくらなのですか、合計で。
委員長(三田源幸君) まちづくり総括。
まちづくり総括(佐々木学君) 整理退職金を含めまして、約7,000万円ということでございます。
委員長(三田源幸君) 重山委員。
委員(重山雅世君) 実際上は最終的な意向調査を当然されると思いますが、現時点では退職希望という形…民間のほうに行くという意向の方はおられるのですか。
委員長(三田源幸君) まちづくり総括。
まちづくり総括(佐々木学君) 先日行いました意向調査の中では民間に移行するという考えの職員の方はおりません。
委員長(三田源幸君) ほかにありませんでしょうか。
〔「なし」と言う人あり〕
委員長(三田源幸君) なければ、資料並びに30日の懇談会についての質疑を終了したいと思います。それでは、説明どうもありがとうございました。退席をお願いいたします。
〔行政側退室〕
委員長(三田源幸君) それでは再開いたしたいと思います。今後の予定について皆さんにお伺いをしたいと思いますが、前回の懇談会、また前々回の懇談会等々で父母の意見、要望など我々も委員会としても入ってお聞きしました。父母のほうからもかなり不安であるということを踏まえて、議会に要望書が出されております。この内容から、議会といたしましても、早くその結論を見出したほうがいいのかなというふうに思います。行政側も議会が決まらなければ、その後の返答も出せないと、また父母のほうも最低1年間の合同保育等々の要望もありましたが、これも移管先法人が決まらなければその答えが出ないということで議会としての判断が求められていると思います。ですから、可決するにしても、否決するにしても、この9月定例議会中にその結論を出したいというふうに考えておりますが、皆さんのご意見を伺いたいと思います。
 大西委員。
委員(大西勝博君) 賛否の問題よりも、いろんな形で父母の方とお話もさせていただいているし、行政の方とも話をしながら、今結果的にこの条例、付託されたことに関しての賛否は早く出してあげるべきだと思うのですよね。それからの、今後に向けての対応についての、どう工夫していくということを、それは次の段階でないと。今空論でしか話していない部分がすごく多いと思うのです。だから、こうなったらどうなるのだとか、どうなのだとかとそんな話ばかりしていても、らちが明かないと。それとやはり先ほど言われたように公募で今引き受け法人が、2件出られているという中で、これをうやむやにしてしまうことは大変なことなので、この9月の、少なくとも定例会中には結論を出すべきだと思います。
委員長(三田源幸君) ほかにございませんでしょうか。
 八木橋委員。
委員(八木橋義則君) この間の30日に私も出席した中で感じたことは、一向に進展しないというか、これは一体どういうことだったのかなということが黙って聞いていたのですけど、平成18年のときの栗山保育所の民営化になったときもそのようなことで父兄の方から相当反対された。行政の言っていることを全然理解してくれなかった。その中で議会側の、我々が直接話し合ったわけではないですけれども、議長が中心になって、何かあったときには議会が責任を持つと、だから一つこれをのんでいただきたいといこと話した、父兄の方からも了解していただいたという過去の例がありまして、そのことが行政もちょっと甘んじていたのかなということもあります。それを見ていると、一向に理解できない、疑問が残っている、これはいったい何なのかなというふうに、この間の30日はつくづく感じました。それであの中で、ぽんと池に石をなげたように理解できた面があったのは一つあったのは、岡山さんだったかな、保育関係の職員の方が話をしました。平成19年のときに民営化になるときに、行政と民間と私たちとの3者で話し合いを進めてきたと、そういうことによって不安が溶けていったのだという話をした、あれが大正解だった。たった一人の男性の人がそれを聞いて、私は不安に思ったけれども、今の話を聞いて安心しましたと言ってぱっと帰ったのです。あんな話をなんでもう少し、行政は早くから手を打って父兄の皆さん方にその話をしてやらなかったのかなということ。あれを大いにこれからも進めて、何か不安があったらこうして父兄と行政と、それから法人と話し合いをしていきますよということを言っておけば、何も不安はないのですよ。そのことをもう少し具体的に進めていくべきだなということを、そういうことを父兄の皆さんに約束をして、民営化を進めていくべきだろうと私は思います。
委員長(三田源幸君) はい。ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と言う人あり〕
委員長(三田源幸君) なければ、10日から始まりますけれども、会期日程について局長よりお願いいたします。
 局長。
事務局長(衣川秀敏君) 10日から一応予定では20日の間が会期になるのですけれども、日程的に10日が一般質問の予定ですね、そして11日の議案に入りますけれども、全ての議案は行いません。報告事項までということで考えております。11日は終わった後、全員協議会になりますので、そして12日が今のところ中長期が午前中のみでございますので、中長期終了後産業福祉常任委員会を開催できるのかなと思っております。
委員長(三田源幸君) 今局長のほうより説明がありましたが、9月12日、これは中長期財政問題等調査特別委員会の後ということですね。
事務局長(衣川秀敏君) そうです。終了後です。
委員長(三田源幸君) 終了後に常任委員会を開きたいということでございますので、12日に採決をいたしたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
 ほかになければ……重山委員。
委員(重山雅世君) この12日のときにこの前の懇談会での保護者に対する行政の説明責任というか、先ほどどういうお知らせの仕方をするかどうかわからないと、決まってはいないと。民営化だよりにするかどうか、説明会ということにはならないけど、隅々までお知らせする方法というか、そういうことも含めて行政のほうでやはり、せめてこの常任委員会が開かれるまでには対応してもらうというか、そうしないとダメではないかなと思うのです。
委員長(三田源幸君) それは資料請求というか、内容を提示してほしいということですよね。
委員(重山雅世君) そうですね。でも実際上は日程的にどうでしょうか。私はなかなか難しいのではないかと思いますけれどね、実際上は。
副委員長(大井賢治君) もう無理だと思いますよ、今こういうふうに天気が非常に悪くて本当に農家は大変なのです。あの時も6時過ぎて集まってくださいと言われても結構遅れてこられた方もいらっしゃるので。本当にせっぱ詰まっている状態の農業だと思うのです。こんなの私も経験がないですけれど、8月の10日以降、ろくな天気がないのです。
委員(重山雅世君) だからお母さん方は1年先延ばしをして冬の間にでも、だから去年の12月に1回説明しているでしょう、現実的に。そして冬があったわけですよね。そのときに何をしていたかということにもつながってくると思うのです。実際上は詳しい資料をもらったのは4月だというようなことも言っているし、だから最低でも、あくまでも妥協だよという形で言っていましたよね。最低限1年間は必要なのですと、そういう要望もあったわけで、私は先ほど八木橋議員のほうから何かあったときは議会が責任を持つよと、だからお母さん方は納得したという、実際上は栗山保育所に対して議会は何か責任を持ってやっていますか。
委員(八木橋義則君) 先ほど言ったのは議長が中心になってやっていたのです。それは父兄の皆さんと。
委員(重山雅世君) 何か私はそれはちょっと違うのです。何かあったときに議会が責任を持つなんて、そんな話はしていない。
委員(八木橋義則君) 議長は話し合いをしているわけです。父兄の皆さんと。
委員(重山雅世君) 要望が不服でもって、また陳情も却下されたと、そういう中で議長のところに面会に来ましたよね。何かあったときにはと、そういうような形にはなっていないと思って聞きました。だけど実際上そういう結果責任という点で何かあったときに、議会がずっと責任を持とうと、そういう感じでおられるのですか。
委員(八木橋義則君) 民営化することに対して皆さん非常に不安だったわけです。そのときに行政側の説明は理解できませんということを、何回もやってきたのです。我々が知っているだけでも7回か8回やっているわけですから。
委員(重山雅世君) 17回やっていますよ。
委員(八木橋義則君) そういう中で最終的に議長が___だったという話を聞いています。そしたら、わかったということで。そのくらいの気持ちを持って民営化するというけど、我々議会としてもやはりいいのではないですか、それで。
委員長(三田源幸君) 議会としても議決をするということは最大の使命でございますし、ただ、議決後はやはり行政がどのようにやるか、指導していくかということを監視するということも議会としても大変重要だと思いますので。いろいろこれまでも付託案件もありましたけれども、議決したから、はい終わりというものでもないと思いますし、この保育に関しても議決、9月で終わるわけでもないですし、ずっと保育所は公であれ、民であれ行われるものですので、これからも行政に対する監視は常にしていかなければならないと思っておりますので、理解をしていただきたいと思います。
 それでは12日に中長期財政問題等調査特別委員会終了後に委員会を開いて採決をいたしたいと思います。
 先ほどの重山委員の、どのような方法でということは、後ほど行政のほうに12日までにその手法を回答してほしいということで言いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それではこれで本日の産業福祉常任委員会を終了いたします。大変どうもご苦労様でした。
                             閉会 午前11時08分