平成25年第7回栗山町議会定例会会議録(第3日目)

                平成25年12月19日 午前 9時30分開議

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  八 木 橋  義  則  君
     2番  友  成  克  司  君
     4番  三  田  源  幸  君
     5番  小  寺     進  君
     6番  大  西  勝  博  君
     7番  大  平  逸  男  君
     9番  藤  本  光  行  君
    10番  楢  ア  忠  彦  君
    11番  置  田  武  司  君
    12番  重  山  雅  世  君
    13番  鵜  川  和  彦  君

2、欠席議員は次のとおりである。
     3番  大  井  賢  治  君

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事 務 局 長  衣  川  秀  敏
    事 務 局 主 査  桑  島  克  典

4、地方自治法第121条第1項の規定による説明員は次のとおりである。
    町     長       椿  原  紀  昭  君
    総 務 課 長       住  友     茂  君
    総 務 課 主 幹       岡  田  三  郎  君

    まちづくり総括兼      佐 々 木     学  君
    経営企画 課 長

    経営企画課主幹       三  浦     匠  君
    税 務 課 長       千  葉  清  己  君
    税金対策 室 長       松  田  孝  之  君
    税金対策室主幹       高  間  嘉  之  君
    出 納 室 長       鈴  木  利  一  君
    継立出張 所 長       清  水  一  徳  君
    住民福祉 課 長       近  藤  光  弘  君
    住民福祉課主幹       室  永  栄  子  君
    住民福祉課主幹       秦  野  加 寿 彦  君

    地 域 医 療・        小  野     司  君
    保健対策 室 長                              

    地 域 医 療・        金  子     宏  君
    保健対策室主幹                              

    建設水道 課 長       片  山  伸  治  君
    建設水道課主幹       今     政  樹  君
    産業振興 課 長       森     英  幸  君
    産業振興課主幹       日  蔭  敏  美  君

    産業建設総括兼       山  本  信  二  君
    くりやまブランド推進室長
    教 育 委 員 長       湯  地  定  暁  君
    教  育  長       鈴  木  紀  元  君
    教 育 次 長       水  上  州  洋  君
    監 査 委 員       谷  田  進 太 郎  君
    選挙管理委員長       村  上     哲  君

    選挙管理委員会       住  友     茂  君
    書  記  長

    農 業 委 員 会       松  本  俊  哉  君
    事 務 局 長

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名                          
  議案第86号 栗山町立学校施設使用条例の一部を改正する条例       
  議案第87号 栗山町図書館に係る指定管理者の指定について        
  議案第88号 栗山町勤労者福祉センターに係る指定管理者の指定について  
  議案第89号 財産の無償譲渡について                  
  議案第90号 公平委員会委員の選任について               
  諮問第 1号 人権擁護委員の推せんについて               
  意見書案第5号 TPP交渉及び日本型直接支払制度、経営所得安定対策等「農
          政改革」に関する意見書                 
  意見書案第6号 森林・林業・木材産業施策の積極的な展開に関する意見書  
  所管事務調査継続の申出                         
  (総務教育・産業福祉各常任委員会)                   
  所管事務調査の申出                           
  (議会運営委員会)                           
                           開議 午前 9時30分
                                   

    開議の宣告
〇議長(鵜川和彦君) 議員の出欠状況につきましては、事務局長より報告のとおり定足数に達していますので、ただいまから平成25年第7回栗山町議会定例会3日目の会議を開きます。

                                

    会議録署名議員の指名
〇議長(鵜川和彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、4番、三田議員、6番、大西議員のご両名を指名いたします。

                                   

    議案第86号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第2、議案第86号 栗山町立学校施設使用条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
             〔町長 椿原紀昭君登壇〕
〇町長(椿原紀昭君) 議案第86号 栗山町立学校施設使用条例の一部を改正する条例について提案理由をご説明申し上げます。
 本年3月の第2回議会定例会におきまして、栗山町立学校設置条例の一部を改正する条例を可決いただき、平成26年3月31日をもって継立中学校の閉校が決定されたところであります。継立中学校の体育館及び屋外体育施設につきましては、学校開放事業の対象施設となっておりますが、平成21年以降の使用実績はなく、学校閉校後の維持管理における安全管理の面を考慮し、閉校に伴い、当該事業の対象から除外することから本条例を改正するものであります。
 改正内容につきましては、別表中、継立中学校の文言を削るとともに、別表改正に伴う条文整理であります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成26年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
             〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
             〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第86号 栗山町立学校施設使用条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
             〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第86号については、原案どおり決定いたしました。

                                   

    議案第87号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第3、議案第87号 栗山町図書館に係る指定管理者の指定についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
             〔町長 椿原紀昭君登壇〕
〇町長(椿原紀昭君) 議案第87号 栗山町図書館に係る指定管理者の指定について提案理由をご説明申し上げます。
 地方自治法第244条の2第3項に規定する公の施設の指定管理者を指定することについて、同法第244条の2第6項の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
 管理を行わせる公の施設は、栗山町中央3丁目309番地の栗山町図書館であります。本施設につきましては、公立図書館としての安定的なサービスの継続とより専門的見地による運営を図る上で現在の図書館運営の実態を詳細に把握している関係団体が指定管理者となることがふさわしいことから、栗山町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の規定により、引き続き非公募として協議を進めてきたところであります。
 指定管理者候補者の選定経過でありますが、12月6日に指定管理者選定委員会を開催し、選定委員による採決により候補者として選定したものであります。
 指定管理者となる団体は、栗山町中央3丁目309番地、特定非営利活動法人くりやま理事長、出南紘であります。
 指定の期間につきましては、平成26年4月1日から平成28年3月31日までの2年間とするものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
 12番、重山議員。
〇12番(重山雅世君) 80号議案のときに債務負担行為の中で質問しましたが、資料も持ち合わせなかったみたいで、この人件費がどのようになっているのか、この金額的な部分と、あとさきの答弁では司書4人ということですが、正規、非正規合わせて、正規の司書が何人、非正規が何人というか、そのこともちょっと細かいですが、あわせて答弁願いたいと思います。
〇議長(鵜川和彦君) 12番、重山議員の質問に対する答弁に入ります。
 教育次長。
〇教育次長(水上州洋君) それでは、重山議員のご質問にお答えいたします。
 まず、人件費の金額的なものでございますけれども、指定管理料積算上の数値ということで押さえていただきたいのですが、人件費、いわゆる図書業務、このほかには清掃業務等がございますけれども、あくまでも本来の図書業務ということで積算した人件費が総体の指定管理料のうちの49.6%程度を占めております。また、別枠としまして臨時職員のみをちょっと取り出してみますと、臨時事務職員につきましては総体に占める割合は14.16ということでございます。この臨時につきましては、ローテーションを組みまして図書館業務を行う上で必要な時間数を確保するということを図書館指定管理者と協議いたしまして、時間数を設定した中で積算をしております。
 2点目の司書、正規、非正規というような言い方をされておりますけれども、司書につきましては全て正規職員ということで4名でございます。それ以外の者につきましては臨時職員ということでございます。重ねて申しますと、そのほかに経理業務等を総体的に行う正職員が1名ということで進めているところでございます。
 以上でございます。
〇議長(鵜川和彦君) 重山議員。
〇12番(重山雅世君) 臨時職員の中には司書はいないという、図書業務を続けるという部分でいうと臨時職員の司書はいないということですか。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 教育次長。
〇教育次長(水上州洋君) 図書の臨時業務としての経験年数はそれぞれお持ちですけれども、図書司書という資格はないというふうに伺っております。
〇議長(鵜川和彦君) 重山議員。
〇12番(重山雅世君) 図書司書資格の持っている方は4人で、実際上は経験年数的な部分でいうと館長は嘱託ですけれども、年数はお持ちなのは知っていますが、現在採用されている図書司書の方の経験年数的にいうと最長でどのぐらいの方ですか。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 教育次長。
〇教育次長(水上州洋君) 経験年数ということで、今年度末現在ということで押さえていただきたいと思いますが、最長で6年の方がいらっしゃいます。あと3年、それと2名の方が本年3月1日の採用ということで1年1カ月というふうになります。
〇議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
             〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
 重山議員。
〇12番(重山雅世君) 87号議案に対して、反対の立場で討論いたします。
 NPO法人くりやまが受託しているもう一つの施設、ふれあいプラザ、これは9月に開かれた全員協議会の中で議員に示されましたが、人的配置を含めて法人運営上からの諸事情から受託困難の申し出があったよと。ですから、26年度からは教育委員会の直営施設として管理することになったと。1つ手放したわけですよね。それで図書館だけを持つということになったわけですが、私は受託法人そのものに対してということよりも以前から教育機関であって無料の原則である公立図書館というのをそもそも指定管理者制度にするメリットがどこにあるのかという点では納得いかない。そして、公立図書館の指定管理者制度の適用というのは適切でないという日本図書館協会の見解もあります。このまま国の言うような官から民の流れに沿ったままでいいのか。今特にこの図書館の指定管理者制度という点については、立ちどまって考える時期に来ているのではないでしょうか。
 栗山図書館は、民間企業に丸投げでなくて非公募にしたと。たとえ高い評価をいただいているNPO法人が指定管理者制度でなっても財政的基盤だとか、持続的な人材確保の面で不安定さは否めません。住民の熱意と意欲に依存することにはおのずと限りがあります。指定管理者制度移行後も図書館司書の退職とか、新規採用の繰り返しで定着率が悪いという原因もきのう反対討論いたしましたけれども、民間能力の活用と言っても現実にはコスト削減という目的だけで終わってしまって、そして指定管理者制度は勤続年数に従って人件費が上がるという前提にしておりません。給与が下がるか横ばい、それで官製ワーキングプアの温床になっていると川村准教授は強調しています。
 今年の8月現在、指定管理者制度を一旦導入して直営に変更した図書館は全国で8件あります。そのうちの1つであります福岡県の小郡というのですか、市立図書館長は指定管理者の館長時代、市議会や教育委員会には出席できずに、公の場で発言する権限はなかったと。その役割を担っていた生涯学習課長からは、図書館の現場に携わっていないので、館長が直接説明したほうが効率的だという言葉を何度か聞いたとか、指定管理者には市の情報が入りにくかったとか、また新たに直営の図書館長になってできたこととして、市の政策決定過程にかかわれるようになったことなどを言っています。そして、自治体の企画、総務部門には図書館の重要性はなかなか理解してもらえないし、理解させるだけの力量を図書館が有していないことが多いと。このことが指定管理者制度の導入増に歯どめがかからない負のスパイラルの原因ではないだろうかと、そうやって本に書かれていました。
 この栗山町図書館直営時代には機能していた図書館協議会も移行後は休眠状態とも聞いています。ですから、公立図書館の継続性と安定性、司書としての専門性の蓄積が図られない。中長期的なビジョンを持って業務を遂行できる司書が育成されないなど、指定管理者制度にある本質的ともいうべき問題点があって、これまでどおり栗山町図書館を指定管理者制度に委ねることには反対であると述べて討論といたします。
〇議長(鵜川和彦君) 賛成討論ございませんか。
 三田議員。
〇4番(三田源幸君) 私は、指定管理者制度、議案第87号、図書館にかかわる指定管理者ということでの賛成討論を行いたいと思います。
 今重山議員より反対討論ということでございましたが、図書館ばかりではなく、指定管理者制度そのものについて反対ということでございました。栗山町は、平成20年4月より指定管理者制度がスタートしております。これについては、議会といたしましても可決をしたことに間違いがございません。今後の栗山町を見たとき、財政問題、人口減少など課題はありますが、行財政改革により行政のスリム化や民営化により雇用の創出、また専門性が発揮された中での事業展開により乗り切ろうとその方向性が示されております。
 指定管理者制度がスタートして6年がたとうとしております。各指定管理者は、自分の能力や専門的知識において一生懸命行っておりますし、行政側も指定管理者評価委員会を設け、各施設を回り現地を確認し、不十分なところは指摘をし改善を求め、アンケートなどにより使用者の声を聞いて反映させるよう指導をしてございます。また、管理者も協議会を設置し、管理者同士が意見交換をして切磋琢磨をしております。指定管理者選定委員会のプレゼンやヒアリングを傍聴されたことはないのでしょうか。パソコンやビデオを使ってプレゼンをしたり、委員の方々は5センチもあるような分厚い資料を3冊も4冊も持ち、これからの事業展開の内容や経営状態の中までも精査をし、最良の事業者を選考してございます。
 昨年、平成24年10月1日からいきいき交流プラザが指定管理者制度によって社会福祉協議会の手によりまちなかケアラーズカフェ、サンタの笑顔として生まれ変わりました。事業の内容としては、消費生活相談、介護相談、健康相談、ケアラー活動、カフェでお茶を飲みながらボランティアやサークル活動の情報交換、食品加工のプレゼンなど出会いの場の提供をしてございます。子供たちもパソコンだけではなく職業体験としてカフェの店員をしたり、サイエンスコーナーで自然科学を学んだり、この全ての事業が社会福祉協議会を中心に老人クラブ連合会、更生保護女性会、赤十字奉仕団、リーディングサービスとらいあんぐる、月見草の会、栗山地区女性学級、手話の会、傾聴ボランティア虹、民生委員、児童委員などがボランティアの団体の拠点として自分たちがつくり上げるのだと意識を持って行ってございます。これは、自治基本条例のまさに住民参加であります。このいきいきプラザ、平成21年から23年の利用者は平均で4,976人、指定管理が始まって先月までの利用者は9,524人でございます。約2倍、これが成果であります。そして、昨年12月に社会福祉協議会との一般会議では、この場所だけではなく空き家などを利用してプチカフェを錦、朝日、角田や継立にも広げたいと意欲を持って説明をしてございました。これは、ほんの一例の成功例かもしれません。しかし、このような活動を掘り起こし、支援していくのも我々議員の仕事だと思います。よって、図書館ばかりではなく次の勤労福祉センター、この指定管理の指定についても賛成の立場で討論といたします。
 以上です。
〇議長(鵜川和彦君) 反対討論ございませんか。
             〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第87号 栗山町図書館に係る指定管理者の指定について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
             〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 起立多数。
 よって、議案第87号については、原案どおり決定いたしました。

                                   

    議案第88号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第4、議案第88号 栗山町勤労者福祉センターに係る指定管理者の指定についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
             〔町長 椿原紀昭君登壇〕
〇町長(椿原紀昭君) 議案第88号 栗山町勤労者福祉センターに係る指定管理者の指定について提案理由をご説明申し上げます。
 地方自治法第244条の2第3項に規定する公の施設の指定管理者を指定することについて、同法第244条の2第6項の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
 管理を行わせる公の施設は、栗山町中央3丁目311番地の栗山町勤労者福祉センターであります。本施設につきましては、現在同施設に入居し、施設管理を受託している関係団体が指定管理者となることが費用面や管理の効率性の面からふさわしいことから、栗山町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の規定により、引き続き非公募として協議を進めてきたところであります。
 選定経過につきましては、議案第87号でご説明いたしましたとおりでありまして、選定委員による採決により候補者として選定したものであります。
 指定管理者となる団体は、栗山町中央3丁目311番地、栗山地区連合会会長、長谷宣子であります。
 指定の期間につきましては、平成26年4月1日から平成28年3月31日までの2年間とするものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
             〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
             〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第88号 栗山町勤労者福祉センターに係る指定管理者の指定について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
             〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第88号については、原案どおり決定いたしました。

                                   

    議案第89号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第5、議案第89号 財産の無償譲渡についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
             〔町長 椿原紀昭君登壇〕
〇町長(椿原紀昭君) 議案第89号 財産の無償譲渡について提案理由をご説明申し上げます。
 平成26年4月1日より町立継立保育所を民間法人に移管し、民設民営で運営するに当たり移管先法人が決定しましたので、栗山町立継立保育所の建物を無償譲渡するため、地方自治法第96条第1項第6号の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 建物の所在地は、栗山町字継立176番地の8、種別は鉄筋コンクリートづくり陸屋根平家建て、数量は625.35平方メートルでございます。評価額は4,522万7,245円であります。譲渡の相手方は、札幌市手稲区新発寒5条9丁目3番24号、学校法人松田学園理事長、松田薫であります。用途は保育所で、譲渡の時期は民営化がスタートする平成26年4月1日、譲渡の条件は譲り受け人は譲り受けた建物を保育所として使用する必要がなくなったときは町に無償で返還しなければならないとするものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
 10番、楢ア議員。
〇10番(楢ア忠彦君) 今回継立保育所、相手方が松田学園ということで次年度から動いていくということになりました。本当によかったなと思っております。
 それで、移管にかかわる支援ということについてお尋ねをいたします。当然継立保育所、築年数も経過しております。そういうような関係で、今年度譲渡に向けて町のほうでいろいろな面で補修、リフォームされてきていると思うのですけれども、これはあくまでも建物に対しての当然補修ということになるわけですけれども、これで松田学園に移行するということになると当然現地で立ち会いをして松田学園の意向というか、学園を運営するための意向としてのリフォーム的なこともあるのかなと。従来は築年数の経過のリフォームですよね。今度は、松田学園との立ち会いの中で学園の意向というか、学園の運営上の意向の面でメンテというか、リフォームをお願いできないかというような場面も想定されると思うのですけれども、その点について町としてどのように考えておられるのか。
 それと、含めて当然当初は保護者の皆さんといろいろな面でトラブルも起きる場面も出てくるのかなというようなことも危惧されるのですけれども、その点について町としてどのように対応されるのか、あわせてお尋ねをいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 10番、楢ア議員の質問に対する答弁に入ります。
 住民福祉課長。
〇住民福祉課長(近藤光弘君) ただいまのご質問でございますけれども、今後法人との建物についての確認行為をこれから進めてまいりたいというふうに考えております。譲渡する建物等についての知り得る箇所については、移管の日までに補修をしてまいりたいと。これについては、協議の中で町が認めるものがあれば今後補正等をお願いをしていくことで考えているところでございます。また、移管後4月以降については、町については一切責任は負えないという形で考えているところでございます。
 以上でございます。
〇議長(鵜川和彦君) 住民福祉課主幹。
〇住民福祉課主幹(秦野加寿彦君) 楢ア議員2点目の関係でございます。今回議決をいただいた後、早速松田学園と保護者、我々も含めて3者での打ち合わせ開催があります。これは保育所、一保育所との関係からこれまでも保護者の皆様とは対峙しながら話し合いを進めてまいりました。今後も真摯に向き合いまして保護者、また松田学園等々も含めながら26年4月1日、無事きちっとした形で譲渡し、健全な運営に向けて3者で協力させていただければと思っておりますので、議員さん皆様にもご協力いただければと思っています。
 以上です。
〇議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
             〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
             〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第89号 財産の無償譲渡について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
             〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第89号については、原案どおり決定いたしました。

                                   

    議案第90号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第6、議案第90号 公平委員会委員の選任についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
             〔町長 椿原紀昭君登壇〕
〇町長(椿原紀昭君) 議案第90号 公平委員会委員の選任について提案理由をご説明申し上げます。
 平成17年12月22日就任以来2期8年間、公平委員会委員としてご尽力いただいております岩部洋氏が本年12月21日をもちまして任期満了となりますので、その後任として中川昇氏を選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により本議会の同意をお願いするものであります。
 中川氏は、現在栗山町朝日3丁目96番地65にお住まいで、昭和32年1月5日生まれの56歳であります。経歴につきましては、昭和50年4月に栗山町農業協同組合に勤務され、平成13年には金融部管理課長、平成15年には管理部部長を歴任し、平成25年には参事に就任され、現在に至っております。中川氏は、識見、人格ともに豊かな方で公平委員会委員として適任であると考えております。
 なお、任期につきましては、平成25年12月22日から平成29年12月21日までの4年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
             〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件につきましては人事案件ですので、討論を省略して採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、そのように取り計らいます。
 お諮りいたします。議案第90号 公平委員会委員の選任について、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
             〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第90号については、原案どおり同意することに決定いたしました。

                                   

    諮問第1号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第7、諮問第1号 人権擁護委員の推せんについてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
             〔町長 椿原紀昭君登壇〕
〇町長(椿原紀昭君) 諮問第1号 人権擁護委員の推せんについて提案理由をご説明申し上げます。
 平成23年4月1日就任以来、人権擁護委員としてご尽力いただいております土田清美委員が平成26年3月31日をもって任期満了となります。このたび土田氏を人権擁護委員として再度推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、候補者の推薦に当たり本議会の意見をお伺いするものであります。
 土田氏は、現在栗山町松風4丁目10番地の8にお住まいで、昭和26年3月22日生まれの62歳であります。土田氏は、栗山町のボランティア団体の役員として地域福祉の向上、推進のため広い分野でご活躍されております。また、地域からの信望も厚く、多岐にわたる活動により地域並びに社会の実情に精通しております。今後もこれまでに培われた経験、知識を生かした活発な活動が期待されることから、再任には適任者であると考えております。
 なお、任期につきましては、平成26年4月1日から平成29年3月31日までの3年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
             〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) 質疑を打ち切ります。
 本件につきましても人事案件ですので、討論を省略して採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、そのように取り計らいます。
 お諮りいたします。諮問第1号 人権擁護委員の推せんについて、原案どおり適任と認めることに賛成の皆さんの起立を求めます。
             〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、諮問第1号 人権擁護委員の推せんについて、原案どおり適任と認めることに決定いたしました。

                                   

    意見書案第5号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第8、意見書案第5号 TPP交渉及び日本型直接支払制度、経営所得安定対策等「農政改革」に関する意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 9番、藤本議員。
             〔9番 藤本光行君登壇〕
〇9番(藤本光行君) 意見書案第5号 TPP交渉及び日本型直接支払制度、経営所得安定対策等「農政改革」に関する意見書。
 本意見書の提出者は藤本光行、賛成者は三田源幸議員でございます。
 以下、朗読をもって提案とさせていただきます。
 TPP交渉及び日本型直接支払制度、経営所得安定対策等「農政改革」に関する意見書。
意見の主旨
 本年3月に政府が正式参加を表明したTPPは農林水産業に多大な影響を与えるだけでなく、食の安全、医療、社会福祉、金融・保険、労働市場、公共事業など、さまざまな分野の仕組みを根底から変革してしまう重大な問題である。
 その交渉は、今月行われた各国閣僚会合で「年内合意」を断念したものの、来年1月に再度妥結に向けた会合を開くという重要な局面を迎えている。
 アメリカをはじめとする各国からは農産物重要5品目についても関税を撤廃するよう求められていると報道されているが、本道農業や地域社会に及ぼす影響は計り知れず、到底受け入れることはできない。
 また、さきに政府が示した「農政改革」において、農業、農村が果たしている多面的機能に対する支払制度が創設されたことは、環境保全や地域政策を重視する世界的な農政の潮流に即したものではあるが、地域共同活動の交付要件、地方自治体の財政負担、都府県に比べて低い北海道の交付単価などの課題も残されており、来年の通常国会での法制化に向けて、より一層の拡充が求められている。
 一方、経営所得安定対策及び生産調整見直しでは、5年後の生産目標数量の配分廃止をはじめ、米直接支払交付金の大幅削減、米価変動補填交付金の廃止などが強行された。今回の見直しは、生産現場の実態や米計画生産の達成状況などが反映されていないことから、生産者の不安と混乱を招いている。
 価格と需給安定の要となる米直接支払交付金の半減は、本道など主業的な水稲農家の所得減少を招くとともに、地域経済や関連産業等にも極めて深刻な打撃を与えることが危惧される。
 農業、農村地域の担い手である家族農業経営者が将来にわたり安心して営農が続けられるよう、下記事項について十分配慮するよう求める。

1.TPPにおいては、拙速な交渉は避け、農産物重要5品目などの「聖域」を守るとした国会内決議を断固堅持するとともに、それができないと判断した場合は、交渉から脱退すること。
2.日本型直接支払(多面的機能支払)制度における、地方自治体の財政負担を改め、全額国費で実施すること。
3.我が国の水稲農業の持続的発展を期すため、水稲農家の所得確保政策などに十分配慮するとともに、国民の主食である米の価格と需給の安定を図るため、主要食糧法の趣旨を踏まえ、適切な需給調整対策の実施などの政府責任を果たすこと。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、農林水産大臣、財務大臣です。
 以上、よろしくお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明を終えたところですが、この件につきましてはさきに協議したとおり質疑、討論を省略して、直ちに採決をしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、お諮りをいたします。
 意見書案第5号 TPP交渉及び日本型直接支払制度、経営所得安定対策等「農政改革」に関する意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。
             〔賛成者挙手〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員挙手。
 よって、意見書案第5号 TPP交渉及び日本型直接支払制度、経営所得安定対策等「農政改革」に関する意見書については、原案どおり決定いたしました。

                                   

    意見書案第6号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第9、意見書案第6号 森林・林業・木材産業施策の積極的な展開に関する意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 4番、三田議員。
             〔4番 三田源幸君登壇〕
〇4番(三田源幸君) 意見書案第6号の朗読をもって説明にかえさせていただきます。
 意見書案第6号 森林・林業・木材産業施策の積極的な展開に関する意見書。
 この意見書の提出者は三田源幸、賛成者は置田武司議員でございます。
意見の主旨
 近年、地球温暖化が深刻な環境問題となっている中で、二酸化炭素を吸収・固定する森林・木材に対し大きな関心と期待が寄せられているが、我が国においては、化石燃料への依存度が高まっており、森林や木材が果たす役割は、これまで以上に重要となっているところである。
 しかしながら、本道の森林・林業・木材産業を取り巻く状況は依然として厳しく、山村地域の存続が困難となることが懸念されるとともに、森林が有する水源のかん養や国土・生態系の保全など公益的機能の低下への影響が危惧されている。
 このような中、地域の特性に応じた森林の整備・保全を着実に進めるとともに、林業・木材産業の振興を図り山村地域を活性化していくためには、森林・林業を国家戦略と位置付けて、国の「森林・林業基本計画」等に基づき、森林施業の集約化、路網の育成等を積極的に進めるとともに、国産材の利用や木質バイオマスのエネルギー利用を促進するなど、森林資源の循環利用による森林・林業の再生を推進することが重要である。
 また、東日本大震災の被災地において本格的な復興を早期に図るため、復興に必要な木材を安定的に供給できるよう取り組むことが必要である。
 よって、国においては、次の事項を実現するよう強く要望する。

1.地球温暖化防止、特に、森林吸収量の算入上限値3.5%の確保のための森林吸収源対策の推進や木材利用促進を図るため、「地球温暖化対策のための税」の使途に森林吸収源対策を追加するなど、安定的な財源を確保すること。
2.森林資源の循環利用による森林・林業の再生を推進するため、森林整備加速化・林業再生基金のような地域の実情に合わせて柔軟に対応できる予算の仕組みを継続するとともに、必要な予算を確保すること。
3.環境貢献に着目した木材利用を推進するため、木造公共施設の整備や商業施設等の民間施設の木造化・木質化への支援の強化、木材利用ポイント制度の延長・充実、さらには木質バイオマスのエネルギー利用を促進するための施策の充実を図ること。
4.安定的な林業経営の確立に向け、林業生産の基盤となる、路網整備の推進、林業機械による効率的な作業システムの普及、コンテナ苗による植栽など低コスト技術の開発の促進、フォレスターや現場技術者等の人材の育成確保、さらには地域の実情に応じたエゾシカ森林被害対策の拡充・強化を図ること。
5.復興予算(森林整備加速化・林業再生事業)の使途の厳格化に伴い基金の返還が求められていることから、東日本大震災により被災を受けた住宅等の復興をはじめとした全国的な木材の安定供給に支障が生じないよう、必要な予算措置を講じること。
6.地域の安全・安心の確保のため、津波対策等も踏まえた海岸防災林の整備を促進するとともに、施設の老朽化対策など治山事業を推進すること。
7.国有林の一体的な管理経営を通じた公益的機能の発揮のための事業実施、木材の安定供給等の取組の推進、森林・林業再生に向けた民有林との連携強化を図ること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣、復興大臣。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明を終えたところですが、この件につきましてはさきに協議したとおり質疑、討論を省略して、直ちに採決をしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、お諮りをいたします。
 意見書案第6号 森林・林業・木材産業施策の積極的な展開に関する意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。
             〔賛成者挙手〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員挙手。
 よって、意見書案第6号 森林・林業・木材産業施策の積極的な展開に関する意見書については、原案どおり決定いたしました。
 ただいま可決いたしました意見書につきましては、本日付をもって関係機関へ提出いたします。

                                   

    所管事務調査継続の申出
〇議長(鵜川和彦君) 日程第10、所管事務調査継続の申出ですが、総務教育常任委員会から、防災対策の現状について、補助金の実態について、産業福祉常任委員会から、建設事業の実態について、商店街の実態について、エゾシカ食肉加工施設の実態について、議会で議決をし、調査を進めているところですが、今後さらに調査を進めたいということで継続調査の申し出があります。これにつきましては、継続して調査をしていただきたいと考えますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、継続して調査をしていただくことに決定をいたします。
 調査は閉会中に実施していただきたいと考えますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、閉会中に調査をしていただくことに決定いたします。

                                   

    所管事務調査の申出
〇議長(鵜川和彦君) 日程第11、所管事務調査の申出ですが、議会運営委員会から、次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項について所管事務調査の申し出があります。それぞれ所管事務調査をしていただくことにいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、それぞれ閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

                                   

    町長挨拶
〇議長(鵜川和彦君) 会期はあと1日を残していますが、全ての案件の審議が終了いたしましたので、閉会いたしたいと思いますが、ここで町長より発言を求められておりますので、これを了承いたします。
 町長。
             〔町長 椿原紀昭君登壇〕
〇町長(椿原紀昭君) 第7回栗山町議会定例会閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げたいと思います。
 本議会定例会におきまして、議員の皆様には3日間にわたりまして慎重なるご審議を賜り、まことにありがとうございました。上程させていただきました人事案件を含む議案12件を議決いただきましたことを厚くお礼を申し上げる次第でもあります。
 年間を通しまして、議員の皆様におかれましては意欲的な議員活動に取り組まれ、本町のまちづくりに多大なるご支援とご協力を賜り、感謝申し上げる次第でもございます。
 さて、自公民政権となり早々アベノミクス、いわゆる金融、財政、成長戦略、この3本の矢が放たれ、景気回復とデフレ脱却の兆しが出てきたとはいえ、本町においては依然として厳しい財政状況の中にあります。国の政策に左右されることのない自立に向けた足腰の強い安心できるまちづくりが求められております。本年4月、自治基本条例を施行させていただいたわけでありますけれども、この条例のもと町民と議会、そして行政がそれぞれ知恵と力を可能な限り結集させ、地域に根差した活気のある元気なまちづくりを進めることが極めて重要であると考えているところでもございます。地域のさまざまな課題解決に向け、家庭でできること、地域でできること、そして行政がすべきことを町民目線で検討し、新たな協働の社会の実現に向け、今後とも取り組んでいかなければならないと考えている次第でもございます。今後とも町民の皆様、そして議員の皆様、町職員がともに手を携え、ともに町の将来を考え、栗山の輝かしい未来をつくり上げてまいりたいと考えておりますので、なお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。
 今年も残すところあと10日ほどとなりましたが、議員の皆さんにおかれましては年末年始をご家族とともに健やかにお過ごしになられ、元気で明るい年をお迎えになられますよう心からご祈念をいたしまして、平成25年最後の議会定例会閉会に当たりましてお礼のご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。

                                   

    閉会の宣告
〇議長(鵜川和彦君) 以上をもって閉会いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
             〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、これをもちまして平成25年第7回栗山町議会定例会を閉会いたします。
                           閉会 午前10時31分