平成26年第5回栗山町議会定例会会議録(第3日目)

                 平成26年9月17日 午前 9時30分開議

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  八 木 橋  義  則  君
     2番  友  成  克  司  君
     3番  大  井  賢  治  君
     4番  三  田  源  幸  君
     5番  小  寺     進  君
     6番  大  西  勝  博  君
     7番  大  平  逸  男  君
     9番  藤  本  光  行  君
    10番  楢  ア  忠  彦  君
    11番  置  田  武  司  君
    12番  重  山  雅  世  君
    13番  鵜  川  和  彦  君

2、欠席議員は次のとおりである。

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事 務 局 長  衣  川  秀  敏
    事 務 局 主 査  篠  田  孝  義

4、地方自治法第121条の規定による説明員は次のとおりである。
    町     長       椿  原  紀  昭  君
    副  町  長       花  田  正  博  君
    総 務 課 長       住  友     茂  君
    総 務 課 主 幹       岡  田  三  郎  君

    まちづくり総括兼      佐 々 木     学  君
    経 営 企画課長

    経営企画課主幹       橋  場  謙  吾  君
    税 務 課 長       松  田  孝  之  君
    税 務 課 主 幹       高  間  嘉  之  君
    出 納 室 長       鈴  木  利  一  君
    住 民 生活課長       秦  野  加 寿 彦  君
    住民生活課主幹       室  永  栄  子  君
    若者定住推進室長      三  浦     匠  君
    環 境 政策課長       山  代  賢  治  君
    環境政策課主幹       小  南  治  朗  君
    保 健 福祉課長       小  野     司  君
    保健福祉課主幹       小 野 寺  さ ゆ り  君
    保健福祉課主幹       菊  谷  克  己  君
    保健福祉課主幹       上  野  政  則  君
    建 設 水道課長       片  山  伸  治  君
    建設水道課技術長      今     政  樹  君
    建設水道課主幹       花  田  勝  巳  君
    建設水道課主幹       西  田  達  也  君
    産 業 振興課長       森     英  幸  君
    教 育 委 員 長       湯  地  定  暁  君
    教  育  長       鈴  木  紀  元  君
    教 育 次 長       水  上  州  洋  君
    教育委員会図書館長     清  水  一  徳  君
    介護福祉学校事務局長    中  野  和  広  君
    農業委員会会長       田  村  繁  則  君
    農 業 委 員 会       松  本  俊  哉  君
    事 務 局 長

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名                          
  議案第70号 栗山町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関す
         る基準を定める条例                    
  議案第71号 栗山町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条
         例                            
  議案第72号 栗山町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定
         める条例                         
  議案第73号 栗山町税条例の一部を改正する条例             
  議案第74号 重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の
         一部を改正する条例                    
  議案第75号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について      
  議案第76号 固定資産評価審査委員会委員の選任について         
  認定第 1号 平成25年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について   
  認定第 2号 平成25年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定に
         ついて                          
  認定第 3号 平成25年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定に
         ついて                          
  認定第 4号 平成25年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につい
         て                            
  認定第 5号 平成25年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定
         について                         
  認定第 6号 平成25年度栗山町水道事業会計決算の認定について     
  認定第 7号 平成25年度栗山町下水道事業会計決算の認定について    
         (以上7件決算審査特別委員会審査報告)          
  議案第77号 栗山町議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例
  陳情第 2号 栗山町議会政務活動費の交付額の見直しの撤回を求める陳情  
         (議会運営委員会審査報告)
  意見書案第2号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求め
          る意見書
  意見書案第3号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書
  意見書案第4号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書
  所管事務調査継続の申出                         
  (総務教育・産業福祉各常任委員会)                   
  所管事務調査の申出                           
  (議会運営委員会)                           
                           開議 午前 9時30分
                                    

    開議の宣告
議長(鵜川和彦君) 議員の出欠状況につきましては、事務局長より報告のとおり定足数に達していますので、ただいまから平成26年第5回栗山町議会定例会3日目の会議を開きます。

                                    

    会議録署名議員の指名
議長(鵜川和彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、7番、大平議員、8番、土井議員のご両名を指名いたします。

                                    

    議案第70号ないし議案第72号
議長(鵜川和彦君) ここでお諮りいたします。
 日程第2、議案第70号 栗山町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例、日程第3、議案第71号 栗山町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例、日程第4、議案第72号 栗山町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例、以上3議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めたいと思いますが、ご異議ございませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 異議がないようですので、議案第70号から議案第72号までの3議案を一括議題に供し、説明を求めます。
 町長。
            〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第70号から議案第72号までの提案理由をご説明申し上げます。
 平成24年8月、子ども・子育てをめぐるさまざまな課題解決、幼児期の学校教育や保育、地域の子育て支援の量の拡充や質の向上を進めていく子ども・子育て関連3法が成立し、平成27年4月より子ども・子育て支援の新たな制度が始まることに伴い、本町におきましても国の府省令で定められている基準を条例により整備するため、新規条例3件をご提案するものであります。
 それでは、条例の内容についてご説明申し上げます。議案第70号 栗山町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例について申し上げます。本条例は、子ども・子育て支援制度の創設により、幼児期の学校教育、保育を行う特定教育・保育施設、地域の子育て支援の推進を図る特定地域型保育事業における施設等の認可や運営の基準について、国が定める基準を踏まえ、必要な事項を定めるものであります。
 議案第71号 栗山町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例について申し上げます。本条例は、子ども・子育て支援制度の創設により、国が定める基準を踏まえ、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準について必要な事項を定めるものであります。
 議案第72号 栗山町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例について申し上げます。本条例は、子ども・子育て支援制度の創設により、国が定める基準を踏まえ、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準について必要な事項を定めるものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律等の施行の日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりました。なお、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ進めてまいります。
 議案第70号 栗山町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の質疑に入ります。質疑ありませんか。
 12番、重山議員。
12番(重山雅世君) 3点伺います。
 まず、この議案70、71、72に関連して、パブリックコメントを実施されたと思うのですが、その時期、それからどういう町民の皆さんからの意見があったのか、それがどのように反映されたか、それがまず第1点。
 それから、今回の条例提案は、各自治体で主に9月議会で条例提案されていると思いますが、本町の場合はあくまでも国の基準どおり、それをベースに条例提案されたように思いますが、国の基準どおりが保育環境という部分でベターだと考えておられるのか、その点で伺います。
 それと、国のベースと同じようにしているよその自治体も多いわけですけれども、若者定住という視点で考えた場合、本町は他町よりもよい保育環境なのですよと、そういうような条件を整えることで、具体的に言うと保育士の資格要件ですね、若者定住という部分では、ほかの町村との差別化を図ることで子育て世代に魅力を発信すると、そういうようなことも視点に考えられて条例提案されたのかどうか、その点でお尋ねします。
議長(鵜川和彦君) 12番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 保健福祉課長。
保健福祉課長(小野 司君) まず、重山議員1点目のご質問、パブリックコメントでございますけれども、8月1日から14日までホームページ並びに関係施設に配置して、2週間のコメント期間をいただいております。結果、意見はございません。その結果もホームページに示しておるところでございます。
 2点目のいわゆる国の基準どおりで保育環境がベターなものになるのかということでございますが、この条項、かなり条文が多いのですけれども、その中には、国の従うべき基準、国の府令、省令で従うべき基準として示されているものがございまして、本町は、従うべき基準については国の基準どおりに従うと、そういった形の府省令の解釈がございますので、そのとおりしております。
 そこで、条例を規定する際に1つ、条例というものは、基本的なことなのですけれども、いわゆる法令の規定に抵触しない内容を定めるものでなければならないということなのです。したがって、法令とは何ぞやということなのですけれども、法律は入りますし、当然政令、府省令も入りますので、その基準を定めるものを市町村もやらなければならないということですので、ご理解をまずいただきたいなというふうに思います。
 もう一つ、3点目の若者定住の視点で、よい保育環境で、その一例として保育士の資格を得る方が、何か定住の差別化、他市町村との差別化になるのではないか、あるいは魅力になるのではないかというご質問でございますけれども、いわゆる若者定住の視点において、栗山町が子育て環境として非常に魅力的なものということでは、今ご存じのように子ども・子育て会議を設置しておりまして、明日また会議を開くのでございますけれども、その中で関係者、保育されている方々、あるいは一般公募によってさまざまなご意見、お知恵を出していただいております。その中で、我が町としてどういう魅力のある子育て環境をつくっていくかということは当然議論されますし、そのご意見、考えに基づいて子育て支援事業計画というのを立てるものでございますので、その中で栗山町の特徴、魅力を反映させていきたいというふうに考えております。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 重山議員。
12番(重山雅世君) 2点目の、他町の場合でも、ほかの自治体でも、特に家庭的保育、小規模保育の基準の決め方として、ゼロ歳から2歳児対象ですから、家庭的保育は保育者は国の基準では研修修了者、保育ママと言われるような人たちでいいよというような感じから、A型は全員保育士ですけれども、C型もそういう状況になっていますが、先ほど課長のお話の中では、従うべき基準というのは、あくまでも国がこう示しているからそのように載せるのだよと。でも、運用する段階ではというか、条例で出す時点でも、保育修了者の中に有資格者を1名入れるだとか、そういうような条例を最初からつくっているというような自治体ということはないわけですか。そういうことすらできないわけですか。国の基準を上回った基準の決め方というか、運用の段階でそうやるというためには、基準そのものも条例の従うべき基準を上回った条例提案という点では、ほかの自治体含めて、まずないというように認識しておられるのですか。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 保健福祉課長。
保健福祉課長(小野 司君) まず、今のご質問で、家庭的保育事業の、ご質問の内容は、いわゆる保育士の配置基準等に絡めたところの国の定めた基準を上回ることはないのかということでございますけれども、まず整理しておきたいのは、条例を制定するときに、先ほど申し上げたように法令の規制と同一の目的、つまり国が府省令等で基準を定めたものに対しては、例えば同一の対象について条例により一層厳しい規制をするときは、原則として条例制定は不可能という解釈でございます。
 したがいまして、ほかの市町村はないのかというところでは、全国の市町村を調べているわけではないのでこの場でご答弁はできませんけれども、私どもは、いわゆる府令、省令で従うべき基準と定められていることは、法律はいわゆる規制範囲として予見しているものであるという解釈で、先ほど申し上げた同一の対象、いわゆる保育士の資格要件ですとかそういったものを条例により一層厳しい規制をすることはできないという条例上の判断はしております。
 そこで、もう一方、もう一つのご質問で、では運用段階でどうなのだというご質問ですけれども、当然これは、先ほど申し上げました子ども・子育て会議、そういうものを通して保護者並びに保育関係者の意見を聞くようにというのは子ども・子育て支援法で定められておりますので、法律で定められたとおりの手順をもって、いわゆる一番栗山町のお子さんにとっていい環境、保育環境づくりをしていくというのは当然のことでございますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) その他ございますか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) では、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第70号 栗山町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第70号については、原案どおり決定いたしました。
 次に、議案第71号 栗山町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第71号 栗山町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第71号については、原案どおり決定いたしました。
 続きまして、議案第72号 栗山町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第72号 栗山町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第72号については、原案どおり決定いたしました。

                                    

    議案第73号
議長(鵜川和彦君) 日程第5、議案第73号 栗山町税条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
            〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第73号 栗山町税条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 今回の改正は、平成26年3月31日、法律第4号をもって公布された地方税法等の一部を改正する法律等による関係部分の条例改正であります。
 それでは、改正内容についてご説明申し上げますが、お手元に資料として新旧対照表及び改正内容を配付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。
 なお、各条項において法改正に伴う文言整理等の改正につきましては説明を省略し、主な改正部分のみをご説明いたしますので、ご了承くださいますようよろしくお願いいたします。
 第23条第2項は、法人税法において外国法人の恒久的施設が定義されたことに伴う規定の整備であります。
 第34条の4は、法人税割の税率を14.5%から12.1%に引き下げるものであります。
 第82条は、軽自動車税の税率をそれぞれの区分に応じ改正するものであります。
 なお、後ほど附則第6条でもご説明させていただきますが、軽自動車税の税率について、現在本町は標準税率の1.2倍の超過税率により課税しておりますが、今回の提案では超過税率から標準税率に戻すものであります。
 附則第10条の2第1項から第5項までの規定は、一定の公害防止施設に係る固定資産税の課税標準の特例措置であります。
 附則第16条は、軽自動車税の税率の特例で、初めて車両番号の指定を受けてから14年を経過した月の属する年度以後の年度分の3輪以上の軽自動車に対する重課規定の追加であります。
 規則第22条から第23条までは、国の通知に基づき規定を削除するものであります。
 附則第1条につきましては、施行日を定めたもので、公布の日から施行するものでありますが、一部の改正規定については、第1号から第6号までの規定のとおり、それぞれ施行するものであります。
 附則第2条は、町民税に関する経過措置で、適用年度の規定であります。
 附則第3条は、固定資産税に係る経過措置で、適用年度の規定であります。
 附則第4条及び第5条は、軽自動車税に係る経過措置で、適用年度の規定であります。
 附則第6条は、軽自動車税の税率に係る読みかえ規定で、一定の3輪以上の軽自動車について税額を引き下げるものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
 12番、重山議員。
12番(重山雅世君) 軽自動車税の部分でお尋ねしたいのですが、今のやり方から標準税率に戻すだとか、それから第6条の部分では税率を下げるだとか、そういうような説明だったのですけれども、率直に言って余りよく理解できなかったのですけれども、住民の影響という部分では影響額含めてどのようになるのかという点でお尋ねしたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 税務課長。
税務課長(松田孝之君) この場で失礼いたします。重山議員の軽自動車税に係るご質問でございますが、まず町長からの説明にありましたように、従前は軽自動車税、標準税率に対する1.2倍の超過税率で課税をしておりました。そのことから、今回の地方税法の改正によりまして標準税率に戻すものでございますので、基本的には税額は上がりますが……失礼しました、そういうことで標準税率に下げるということで、町民の負担については逆に下がるというふうに判断しております。
 もう一度ご説明申し上げます。軽自動車税の税率でございますけれども、従前は標準税率の1.2倍の超過税率を採用しておりましたが、今回の地方税法の改正に関して、標準税率による課税を行うものでございます。町民の負担につきましてのご質問でございますけれども、今回、例えば年度当初、平成26年度の現行の税率での課税による軽自動車税につきましては約2,988万円を予定しておりましたが、税率の改正によりまして328万円の税額の減収となります。この部分が町民の、逆に言えば負担減という判断でおりますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第73号 栗山町税条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第73号については、原案どおり決定いたしました。

                                    

    議案第74号
議長(鵜川和彦君) 日程第6、議案第74号 重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
            〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第74号 重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 平成26年4月23日に公布された次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律に伴い、母子及び寡夫福祉法が改正されたことにより、本条例で引用しております法律の題名等を改正するものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成26年10月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
 12番、重山議員。
12番(重山雅世君) 対象という点でいいますと、父子が加わったということなのですよね。対象者という点ではどのような状況なのか、答弁願います。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 主幹。
住民生活課住民・国保担当主幹(室永栄子君) ただいまの重山議員さんのひとり親家庭医療の対象者ですが、現在26年8月では、親が136名、子供は191名で、327名が総数となっております。その中で、父子という部分でお父様につきましては、11名の方が親の中に対象となっております。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第74号 重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第74号については、原案どおり決定いたしました。

                                    

    議案第75号
議長(鵜川和彦君) 日程第7、議案第75号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
            〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第75号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について提案理由をご説明申し上げます。
 本町が加入する北海道市町村職員退職手当組合の組織団体におきまして、新規加入の申請があったことに伴い、当該組合規約の変更が必要なことから、地方自治法第286条第1項の規定により、北海道市町村職員退職手当組合規約を変更するものであります。
 なお、一部事務組合の規約改正につきましては、地方自治法第290条の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
 規約の変更内容につきましては、組合を組織する市町村及び一部事務組合を定めております別表規定中「根室北部廃棄物処理広域連合」を加えるものであります。
 附則につきましては、この規約の施行日を定めたもので、総務大臣の許可の日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第75号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第75号については、原案どおり決定いたしました。

                                    

    議案第76号
議長(鵜川和彦君) 日程第8、議案第76号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
            〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第76号 固定資産評価審査委員会委員の選任について提案理由をご説明申し上げます。
 固定資産評価審査委員会委員のうち、武岡和幸氏が平成26年9月30日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により本議会の同意をお願いするものであります。
 武岡氏は、現在栗山町字湯地164番地にお住まいで、昭和31年1月31日生まれの58歳であります。武岡氏は、平成23年より固定資産評価審査委員を1期3年間務められており、識見、人格ともに豊かな方であり、再任には適任であると考えております。
 なお、任期につきましては、平成26年10月1日から平成29年9月30日までの3年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件につきましては人事案件ですので、討論を省略して採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、そのように取り計らいます。
 お諮りいたします。議案第76号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第76号については、原案どおり同意することに決定いたしました。

                                    

    認定第1号ないし認定第7号
議長(鵜川和彦君) 日程第9、認定第1号 平成25年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第10、認定第2号 平成25年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第11、認定第3号 平成25年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第12、認定第4号 平成25年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第13、認定第5号 平成25年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第14、認定第6号 平成25年度栗山町水道事業会計決算の認定について、日程第15、認定第7号 平成25年度栗山町下水道事業会計決算の認定についてを一括議題といたします。
 以上7案件は、本定例会の2日目、9月10日に上程し、特別委員会を設置して審査を付託しております案件です。審査が終わった旨の報告が来ておりますので、委員長より一括報告していただきます。
 特別委員長、重山雅世議員。
            〔決算審査特別委員長 重山雅世君登壇〕
決算審査特別委員長(重山雅世君) 委員会審査報告。
 平成26年第5回栗山町議会定例会において、本特別委員会に付託を受けた事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので栗山町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。
 件名、認定第1号 平成25年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号 平成25年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号 平成25年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号 平成25年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号 平成25年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号 平成25年度栗山町水道事業会計決算の認定について、認定第7号 平成25年度栗山町下水道事業会計決算の認定について。
 付託年月日、平成26年9月10日。
 審査年月日、平成26年9月12日から16日。
 審査結果、認定すべきものと決定いたしました。
議長(鵜川和彦君) ただいま一括報告されましたが、本案件は11名による特別委員会で審査されておりますので、申し合わせにより質疑、討論は行わず、これより1件ずつ採決したいと考えますが、ご異議ございませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、1件ずつ進めてまいります。
 認定第1号 平成25年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第1号は、委員長報告どおり認定することに決定いたしました。
 認定第2号 平成25年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第2号は、委員長報告どおり認定することに決定いたしました。
 認定第3号 平成25年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第3号は、委員長報告どおり認定することに決定いたしました。
 認定第4号 平成25年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第4号は、委員長報告どおり認定することに決定いたしました。
 認定第5号 平成25年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第5号は、委員長報告どおり認定することに決定いたしました。
 認定第6号 平成25年度栗山町水道事業会計決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第6号は、委員長報告どおり認定することに決定いたしました。
 認定第7号 平成25年度栗山町下水道事業会計決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第7号は、委員長報告どおり認定することに決定いたしました。

                                    

    議案第77号
議長(鵜川和彦君) 日程第16、議案第77号 栗山町議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 11番、置田議員。
            〔11番 置田武司君登壇〕
11番(置田武司君) 議案第77号 栗山町議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例を、お手元に別紙が来ていると思いますが、ご提案申し上げます。
 本案の提出者は置田武司、賛成者は大西勝博議員でございます。
 政務活動費につきましては、平成24年の地方自治法の一部改正で政務調査費から政務活動費に名称が改められました。あわせて、これまでの調査研究に加え、「その他の活動」という文言が追加となり、使途が拡大されましたが、本町議会はこの改正を機に見直し、これまでと同様に使途基準は拡大せず、議員の資質向上につながることを前提に、より厳しく定めています。
 議会基本条例では、議会は地域における民主主義の発展と町民福祉の向上のため果たすべき役割を求められており、そのための政務活動費を活用しての調査研究はますます重要なものとなっていますが、現在の交付額では十分な調査研究活動を行うことができません。今後もこれまでに増して使途の適正性や透明性を高め、議員の自己研さんと資質の向上並びに、より幅広い視点からの充実強化を積極的に図っていくことが必要なことから、政務活動費の増額を提案するものです。
 改正部分につきましては、第3条第1項中、政務活動費の年額9万6,000円を24万円に改めるものです。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成27年、来年4月の1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたします。なお、現在の政務活動費の交付方法につきましては、年度当初に一括で交付されていますが、これを改め、政務活動を行ったごとに請求して交付を受ける方法に次期定例会において改正してまいりたいと考えております。また、政務活動費の収支のチェックにつきましては、第三者の専門的な監査を導入し、より一層適正な支出と透明性の確保を図っていくところであります。
 以上、議案第77号の提案理由といたします。慎重なご審議よろしくお願いをいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の……
    〔「議長、自由討議を求めます、この際。自由討議だめですか」と
      言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 質疑の前に自由討議ということでしょうか。
            〔「そうです」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 賛成者は。
            〔「賛成」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 自由討議を始めます。
 楢ア議員。
10番(楢ア忠彦君) ただいま政務活動費の値上げに当たりまして、委員長より説明がありました。提出された委員長に説明を求めます。
 8月8日、議会改革推進会議委員長名で、一般会議の開催通知がわずか4日前に私の郵便受けに入っておりました。内容は政務活動費となっていました。当日は委員長名で、期別ごとに活動費の見直し、いわば値上げについて意見を言ってくださいということでした。10日後、8月18日、午前中の議会改革推進会議の決定を受け、午後、今度は全員協議会の場で月額8,000円から2万円に変更するとの報告があり、9月定例会、本定例会に提案するとの説明でした。
 8月8日の議事録、ここにあります。私は一般会議についてこのように質問いたしました。今日の一般会議の根拠は、基本条例第14条第2項を見ましたが、議会改革推進会議が一般会議を議会改革推進会議に加わっていない議員に対して行うのは基本条例第14条のどこに該当するのか、まずそれを委員長にお伺いします、それから本題に入りますと質問いたしました。委員長は、答えられないという答弁です。一般会議の正当性について答えられないという答弁でしたが、答えが見つかったなら、説明をしていただきたいと思います。
 2点目、8月25日、モニター会議が行われました。最初の質問者、ここに議事録あります。2万円はどこから出てきたのか、そこまで上げる必要が本当にあるのかという質問者の方に対して、モニターの方に対して置田委員長は、根拠は特別ない。研修会、勉強会は東京開催が多く、5万円、6万円がかかる。1度ではなく2回程度の機会が欲しい。懇親会等の飲食には使用していない。議長はこう答弁されております。
 8,000円にも根拠はない。現在の額では不足しており、報酬は近隣と比較し、高くない。歌志内、芦別、赤平は同規模だが、総合的に鑑み、2万円程度は欲しいということだが、合理的な根拠はないという説明でした。そして、今日の提案理由では、議員の資質の向上、また活動をさらに高めていきたいというような答弁で、私は一貫性が欠けているのではないかな。なぜ8,000円から2万円に上げることが議会改革とどう結びつくのか。また、活動費の増と資質の向上との整合性について、以上3点にわたって委員長にお尋ねをいたします。
議長(鵜川和彦君) 楢ア議員、これ自由討議ではありませんね。質疑ですね。質疑ですね、これ。聞くのでしょう。どうですか、皆さん。質疑ですね。
 今自由討議を始めたのですが、質疑の話になりましたけれども、これ認めますか。ふさわしくないので、質疑のところで話をしていただきたいと、そういうふうに思います。
            〔「議長、質疑の場面てありますか」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) あります。
            〔「あくまで賛成討論でしょう」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 提案理由の、ただいまより質疑に入りますと言ったところで今自由討議を提案されたのですよ。ですから、これは質疑ですから、質疑のところで行ってください。
            〔「はい」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 今自由討議ということで提案ございましたけれども、自由討議、ほかにございますか。なければ、質疑、討論、採決というふうに進んでいきますが、よろしいですか。
    〔「議長、ちょっと待って。もう一点。先日ある町民の方から……
      もう一点」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 質疑ですか。
            〔「質疑です」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) では、質疑の時間設けますので、そのとき行ってください。
            〔「はい」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) では、自由討議を終了し、質疑に入ります。
 では、質疑に入ります。
    〔「質疑したものとしていい、そうしたら。答えればいいんでしょ
      う。同じことを言うんでしょう、楢アさん」と言う人あり〕
11番(置田武司君) では、答えさせていただきます。
 今の問題は、政務調査云々ではちょっと観点が違うのかなとは思うのですけれども、基本的にうちの議会の全員協議会、これは非公式な場なものですから、そこの中では、議会改革推進会議の中の今のメンバー5人、6人の中では、皆さんの意見なり、自由な闊達な意見聴取をしたいということで、全員協議会という席は決定する機関ではないものですから、調整するような機関なものですから、それを一般会議というような形の中で全員の皆さんから忌憚のないご意見を聞こうということで一般会議という。
 本来ならば相手がいて、例えば商工会議所です、農業団体ですというのが今までです。ただ、その中に議員同士の一般会議というものも当然認められるというようなご見解もいただきました。それで、一般会議という名前で、招集者が私であろうと議長であろうと構わないと私は思うのですけれども、皆さんのご意見を聞きたいということで、そこから始めた一般会議でございますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、2点目何だっけ。8,000円の根拠ですか。
            〔「増額と議会改革との関連性。増額は」と言う人あり〕
11番(置田武司君) 逆に楢アさんどう思っていますか。
            〔「そうなったら自由討議になっちゃう」と言う人あり〕
11番(置田武司君) 逆に聞かせていただくと私はそういうふうに思いますけれども、8,000円で資質の向上。資質のない者が議員になったのかというふうな捉え方をされる方もいらっしゃいますけれども、自己研さんして、9万6,000円の中で、本当に具体的な例の中で、東京へ行けば5万円、6万円かかるのだよと。議会の後ろの理事者が説明するときの研修の多さからいえば、ここも行きたい、あそこも行きたい、百聞は一見にしかずということもございますので、それは議員各位が今の9万6,000円では、それでは皆さんに諮ったときも、金額云々よりも、増額に対するものに対しては皆さんある程度一定の理解はされたというふうに私自身は思っています。委員長としても思っていますので、ですから2回、3回機会がある、また道内にしても、そういう先進地を視察するということは、資質の向上のため、自己研さんのためにはなるのでないかというふうに私は思うし、皆さんも思っておられるのでないかなというふうに思ってはいます。答弁になったかな。
議長(鵜川和彦君) 楢ア議員。
10番(楢ア忠彦君) 議会基本条例第7章、議会改革の推進、第11条、議会は、議会改革に継続的に取り組むために議員で構成する議会改革推進会議を設置するとだけうたわれておりまして、その具体的な権能、人数については触れておりません。このたび議会改革推進委員長の名において提案をされました。
 月刊誌「ガバナンス」、市民提案と正当性ということで、東京大学大学院法学研究科法学部公共政策大学院教授、金井利之教授がこのように述べております。提案権を誰が持つかは非常に重要である。提案権の民主的正当性ということです。正当な提案権の主体とは何かが問われる。
 議員提案についてはこのように述べております。過半数の議員から提案されてしまえば、そのまま議決できてしまう。提案権と決定権が分かれている意味は、提案を広く議論するところにある。したがって、過半数以上の議員では、提案されてはいけない。提案とは、決定権を持たない過半数未満のある程度の民意の信託を得たものとすれば、民主的に正当なのであるという論文を寄せております。
 本町の場合は、議会推進会議は7名です。議員の過半数で構成されております。この会議で議会改革の名において決定すれば全てが決まり。議会は討論の広場ということで基本条例の前文にうたわれておりますけれども、もうこの体をなさなくなるのか。ただいまさらなる活動と言われておりましたけれども、この議会活動費、導入されてから12年間、この間十分な活動ができなかったのか、本当にできなかったのか、この間の検証はどうされたのか、その点について、教授のコメントとあわせて委員長の所見をお伺いいたします。
議長(鵜川和彦君) 置田議員。
11番(置田武司君) 金井さんは金井さんでございますので、金井さんの意見として「ガバナンス」に載っているということでございます。それが全部だというふうには理解は私はしがたいなと。そういう人の考え方でないでしょうかというふうに思います。
 それから、10年たちました。本当に9万6,000円で、皆さん実のある政務活動費の中で研修されたのでないかなというふうに思います。ただ、結果的にそれが政策提言だったり、一般質問だったり、若干結びついていかなければならないところは大いに反省しなければならない。議員各位が私自身も含めた中で大いに反省しなければならない部分であるということは、今質問者もそういうふうに思われたのでないかなというふうに思いますが。
議長(鵜川和彦君) 楢ア議員。
10番(楢ア忠彦君) この機会に栗山町議会議員定数問題等調査特別委員長にも質疑をしてよろしいですか。この活動費との関連があるのです。質問を受けてから、なければ却下してください。いいですか。
議長(鵜川和彦君) その件につきましては、質疑の段階ですから、討論のときにお願いします。
10番(楢ア忠彦君) 議会活動費との関連で伺うのです。
            〔「討論の場合は答弁が返ってこないですよ」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) だって、提案者以外に聞くということですか。
10番(楢ア忠彦君) そうです。関連があるのです。関連がなかったと判断したら却下してください。
            〔「議会改革推進委員ですから」と言う人あり〕
10番(楢ア忠彦君) 先日ある町民の方から、3月の定例会で議員定数1名減を提案された委員長の言葉を覚えていますかと言われました。私もとっさのことで、何と答えていいかわからなかったということがありまして、議事録をとりました。人口が減少傾向にあるので、削減はやむを得ない。議会運営に問題はなく、議会機能を低下させることはない。議員は資質向上に努めなさいとの言葉でした。その町民の方は、そこには、人口減をいかに歯どめをかけるか、これからの高齢化社会、子育て等、議会としてどのように取り組んでいく、そのような姿勢が全く感じられなかった。ただただ人口減少が続いていくから、先回りして議員を減らしていくのが議会の仕事ですかと言われました。
 そのとき委員長は資質向上にも触れております。このときは委員長は8,000円から2万円に引き上げますとは一言も言っていませんよねと言われました。議員の資質って何ですかと問われ、私は説明をすることができませんでした。そのときにその町民の方から、ぜひ何かの機会があれば委員長に議員の資質について、また3月にはお金のことには一切触れていなかった。なぜ今回お金なの。ぜひ何かの機会があれば委員長に聞いていただきたいとのことであります。見解が変わったのか、変わらなかったのか、その辺についてもお伺いいたします。
議長(鵜川和彦君) 八木橋議員。
1番(八木橋義則君) 私は、この2月に議員の定数と報酬についての特別委員長という立場で、12団体5日間にわたって皆さん方のご意見を聞きながら、あるいはまた団体の皆さん方のご意見を聞きながらその辺の判断をさせていただきましたけれども、当初町民の皆さん方からもいろいろと質問ございました。議員の皆さん方からも、議員定数と議員報酬についてはこのままで、定数については1名減、あるいはまた議員報酬についても考えるという段階ではないだろうと思っていると。
 しかし、私はこの何年間、新人議員の方もおられましたけれども、3年なり議員活動をやってきた中で、9万6,000円という政務活動費は少ないと。もう少し勉強して、町民の皆さん方のために議員の資質向上も含めて、町民の皆さん方にどれだけの行政サービス、住民サービスをできるかということで研さんをしていきたいというような話を各団体の皆さん方に訴えてきた議員もおられました。
 そういった中で私は、議員の皆さん方のご意見を賜りながら最終的な判断をして、金額的には、当時は2万円という数字は出しておりませんけれども、状況によってどういう形になるのかということはあくまでも議員間の中で決定していく問題でありますので、後ほどその段階に入っていったということでございます。
議長(鵜川和彦君) 重山議員。
12番(重山雅世君) 率直に言って、特別、定数問題のときの答弁はお聞きしましたが、答弁になっていないと率直に思います。一言もあの当時……
    〔「ちょっと議長、私楢ア議員に質問されたから答弁したんですよ。
      重山議員から何の答弁だったなんていう話になるのですか」と
      言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 静粛に願います。重山議員、質疑ですからね、今。
12番(重山雅世君) そういうように感じました。それで、この間の政務活動費の提案に当たって、議会基本条例の基本である住民参加と情報公開という点で果たしてどうだったかと。町民の方の中では、インターネットやっていない方もたくさんおられますよね。ですから、ホームページで知らせたよというだけが情報の提供になるのか。それと、商業新聞で初めて知ったと。ですから、その新聞をとっていない方はそれすらもわからないと。だから、町民の知らないうちに決めてしまうというか、そういうことに対する町民の怒りというのもあると思うのです。ですから、提案そのものの手続的な部分含めて、住民の参加のあり方、それから情報公開のあり方、その点で委員長の見解を求めたいと思います。
 それと、先ほど委員長の答弁になっていないということで話しましたが、実際上は議員の中で、この定数と報酬の問題に関して一般会議やったときも、政務活動費をできれば上げてほしいと話したのは1人の議員だったかと思います。はっきりと町民の皆さんの前でお話ししたのは。定数削減してもいいから政務活動費、もうちょっと勉強したいのだということを直接町民の前でお話しされたのは1人だったかと思います。でも、そのお話はありましたけれども、委員会報告の中できちっと、定数は削減します、そのかわり政務活動費でというような報告すらもされていないし、そういうように、3月でしょう、あれは。本当に何カ月かしかたっていない中で、そういう報告すらされていない中で、どうして早急に増額する必要性があるのか、その部分をお考えが変わったのかと聞いたと思いますが、その点で質問に答えていないのでないかなと率直に感じました。ですから、両議員に説明求めたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 置田議員。
11番(置田武司君) 情報公開と町民参加、これは議会基本条例はもとより、自治基本条例の中でもそうですね。一般論で申し上げますが、正直言ってもう少し時間をかけてもよかったのかなという感想は一般論としてのあれです。ツールとしては、ホームページ、それから我々にモニター会議というのもございます。今日の道新さんではございませんけれども、モニター会議の中では皆さん、各それぞれ委員さんから率直なご意見を伺ったときには、一層の増額という、金額そのものもそうですけれども、増額のよしあしの中では賛成多数であったということは皆さんご存じのとおりだと思いますし、粛々と議会改革推進会議でも全体会議の中でも、手順を踏みながら、いいですね、確認しながら進んできているわけですから、私自身はさほどストーリー性に問題があったり、突然出てきたようなことでもないというふうに思いますし、政務調査の特別委員会、定数と報酬の問題の特別委員会のときにも、一般会議のやりとりの中では、政務活動費の充実というか、増額というものに対しては、17カ所の一般会議の中ではご理解がいただけたというふうに感じ取っていましたから、急に突然と今年になって、5月になって6月になって出てきたのではなくて、1年も前からの話というふうには、私自身ではそういうふうに受け取ってはいるのですが。
議長(鵜川和彦君) 八木橋議員。
1番(八木橋義則君) 私は、議員定数調査特別委員長という立場では、金額的なものは一切触れておりません。勘違いしていないか。議員定数と、それから議員の報酬、これに特化して言うと、一般会議、それから議会報告会でやってきましたので、金額について幾らでしょうか、どうでしょうかということは一切町民の皆さん方とは討論していませんので、勘違いしないでください。
    〔「何の金額を言っているの。報酬の金額を言っているんですか」
      と言う人あり〕
            〔「政務調査費です」と言う人あり〕
    〔「そんなこと聞いていませんよ、私。そんなこと言いませんよ」
      と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 重山議員。
12番(重山雅世君) 委員長のほうからは一般論としての感想を述べられましたが、ずっと話している中では委員長としての見解に変わってきたかなと率直に感じました。
 それで、定数と報酬に関する一般会議の中でも、町民の方から一部そういう声もあったから大方の声になったのでないかというような今話でしたが、決してその大勢に議員みんなが、定数は減らしても、では政務活動費は上げてもらおうかとか、それが全体の議員の合意というか、雰囲気ではなかったように私自身は感じています。実際上は。
 それで、モニター会議の中でも、最初にモニター会員さんの中からでも、その会議に参加した当日、2万円に増額する話は今日初めて聞いたと、そうおっしゃったモニターさんも現実におられますよね。ですから、政務活動費でもっての問題で招集かけていますけれども、2万円にするよという情報すらモニター会員さんですらつかんでいなかったということも現実にあるのではないですか。ですから、本当に情報を知らせるという点ではどうだったのかと。短期間で、なぜこんな急いで決めないとならないのかと。そこが一番、入り口の問題ですよ。金額もさることながら。
 そして、増額する根拠というのも、足りないから上げてくれという感じですよね。足りなかったからだと。では、全員が足りなかったかといったらそうではないですよね。現実的には毎年返納されている方も何人かはおられます。それと、モニター会議の中でも私話しましたが、議員の政務活動というのは、個人に支給されることだけが政務活動、個人に支給される金額だけで政務活動を行っているわけでありません。調査研究というのは。議会費の中でそのほかに道外視察、先進地視察、そういうやり方もあるわけです。
 そして、議員の資質を向上するという点では、当然政務活動費を使って勉強していくという方法もあると思いますけれども、私の中では住民から学ぶということも大事ではないかなと思うのです。政策提案とか、何のために政務活動費はあるかという、その目的は、議員の資質向上ということもあるかもしれませんけれども、行政に対するチェック機能を果たすとか、それから政策提案をするということですよね。ですから、先ほど楢ア議員がおっしゃいましたけれども、この間ずっと十何年かいただいてきて、その結果がどうだったのか、もしやるとしたらその検証から先ではないですか。
 それで、そういう点でいうと、委員長はどのように考えておられるのか。政務活動費だけで議員の資質を高めると、そういうように考えておられるのでしょうか。それから、先ほど言いました手続、入り口の問題ですね。住民参加だよ、情報公開だよと、そうやって議会基本条例でうたっているのに、その精神からいってどうなのかと。一般論ということではなくて、本当に悔いの残さないやり方だったのかと。その点で再度答弁求めます。
議長(鵜川和彦君) 置田議員。
11番(置田武司君) 10年前に政務活動費、政務調査費という形で、その前は、あえて先輩議員さんたくさんいらっしゃる中であれですけれども、道内があり、東北があり、道外がありましたよね。それを全部やめて政務調査費という形になって9万6,000円。これも8,000円の根拠、論拠は、いろいろ事務局と調べましたけれども、ありませんでした。これも皆さんに報告したとおりでございます。
 その中で9万6,000円で10年やりましたから、それぞれの中で研さんされた中で一般質問なり、それが結果として検証しなければならない。それは自分で検証していただければいいのかなと。より積極的に、今後将来的にそこの活動が充実した中でやっていただけるのであれば、それはそれで結構ではないかというふうに私は思っていますし、他面にはそれぞれ皆さんの自己研さんの中にはなったというふうに判断はしておりますし、そういう今まで1年半、1年以上もかけた中では、あそこにも行きたい、ここにも行きたいというような、それはわがままで言っているわけで決してございませんので、それぞれの中の目的に合致したところへ行って研修してきているわけですから、その金額が9万6,000円であったということで、現実的にはそれ以上のこともないと思いますけれども。
議長(鵜川和彦君) 重山議員。
12番(重山雅世君) この政務活動費を導入したときに、これまでやってきた、今委員長おっしゃったように、各所管で政務活動したと。先進地視察とか。それよりも議員個人に政務活動という形で支給したほうが、財政的には130万円の財政効果があるよと。財政効果もあるしというような、提案ということよりも結果としてそういう形になったのです。現実に。130万円の財政効果という点では議会費が削減されたのです。そういう1つ結果としてはあったのです。
 今度は、そういう点からいってもつじつまも合わないですよね。さらに今度増額を求めているわけですから。だから、増額の根拠もはっきりはしていないよと。足りないから上げてくれと、そんなような、ましてや返還している議員もおられると。そういう中で、上げる根拠、それからなぜ今なのか、その部分も大変不明朗ではないかなと。それが、今の9万6,000円から10万円にしたらどうですか、月に8,000円から1万円ではだめなのですか、1万5,000円ではだめなのですかと言われても、何で2万円なのかという、はっきりした根拠もないわけですよね。ですから、到底、これがわかればわかるほど住民は納得しないと思います。
 そして、それほど議員のそういう政務活動費を上げるほど町財政が豊かになってきているのですか。職員などには本当に、手当やなんかの削減とか、管理者手当、いろいろな手当やなんかも削減して、職員などには、つらいというか、そういう思いをさせている中で、議員だけが足りないから上げてくれ。住民感情からいってどう思いますか。住民目線から考えてこれは認められないと、私はそう思いますけれども、どのように考えておられますか。
議長(鵜川和彦君) 質疑ですか。
            〔「質疑じゃないよね」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 質疑ではないですね、今のは。
 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) なければ、討論に移りたいと思いますが、いいですか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) では、討論に移ります。
 この提案に対して反対の立場の討論を行ってください。
 楢ア議員。
10番(楢ア忠彦君) 私は、反対の立場から討論いたします。
 るる今質疑の中で展開をしておりましたけれども、平成15年4月、政務調査費が導入をされました。平成17年、議会報告会で、今重山議員が言われたように、導入前と導入後の財政効果について報告をしております。平成18年に議会基本条例が制定され、平成19年、3町合併に向けて、特別委員会の流れの中で5名減ということで定員が18名から13名になりましたが、誰一人としてこのときに政務調査費の値上げ、その当時は政務調査費ですね。政務調査費の値上げについて声を出した人は一人もいません。前回の選挙においてもしかりです。
 制度導入以来12年間経過してきましたが、このたび議会改革推進会議委員長の名のもとで、8月8日の一般会議で全議員に対し値上げは賛成か反対か、そしてわずかお盆を挟んで10日後の8月18日、今度は全員協議会の場で、議会改革推進会議で決定しました、8,000円から2万円に決定しました、9月の定例会に出します、提案しますとの説明がありました。わずか10日です。その後、モニター会議、そしてわずか13日間の議会ホームページによるパブリックコメント。毎日毎日議会のホームページを開いている人が栗山町に何人いるのかな、大変疑問な数字であります。
 ホームページによる、これだけの限られたパブリックコメントです。情報公開と住民参加、説明責任を本当に果たしたと言えるのか。なぜ今なのか。なぜ8,000円から2万円なのか。8月8日の一般会議を受けて、わずか10日後に値上げの報告。議会改革推進会議、議会改革にとって本当に8,000円から2万円に引き上げることが重要かつ緊急性を要するテーマなのか。多くの町民の皆さんは、新聞報道でこのことを知ることになりました。
 定数問題調査特別委員長が趣旨説明をしたとき、議会運営に何ら問題はないという1項がありました。今回私は、いみじくも証明されたのかなと思います。先ほども触れましたけれども、議会改革推進会議、7名です。この会議で合意すれば、議案として提案する、しないにかかわらず、あとは結果報告のみ。全てが決まります。定数問題のときには、議会報告会、また多くの団体との一般会議において皆様との意見交換会をしました。民意は果たして1名減だったのか。今回の活動費の導入に当たっては、議会の民意は値上げに賛成が多かったとのことで、わずか10日間でいとも簡単に決定する。今回の提案は、栗山町議会基本条例の本旨に照らして疑問を投げざるを得ません。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 次に、賛成討論ございませんか。
 三田議員。
4番(三田源幸君) 私は、政務活動費、ただいまの交付に関する条例を一部改正する条例に対して賛成の立場で討論をいたします。
 どうして年額9万6,000円から24万円に増額に賛成なのか。まず、私の過去の支出内容を申し上げます。これは、議会のホームページにも記載をされておりますが、平成23年度、調査研究、研修費に8万1,514円、資料購入費に6万8,100円、合計14万9,614円。平成24年度、調査研究、研修費に8万1,960円、資料購入費に9万1,200円、合計17万3,160円。平成25年度、調査研究、研修費に6万8,440円、資料購入費に3万8,000円、合計10万6,440円でありました。
 平成23年度、24年度は議員になりたてであり、議員とはどういうものか、議員の仕事の範囲、発言の仕方や議会、委員会運営をどうしたらいいのか、初めてでわからないことばかりで、専門誌や事典の購入に多くを使わせていただきました。また、栗山町議会は日本で一番最初に議会基本条例を制定し、議会改革の先駆者であることから、サポーターの方々が主催する交流会議には、年1度ではありますが、参加をし、先進地の視察も年1度研修に行っております。まだまだ勉強することはたくさんありますが、幾らでもお金が使えるほど私には余裕はありません。
 ですから、政務活動費の上限を24万円にしていただき、例えばここに議員控室に張ってあります講習、講座の内容、本当に20も30も専門的な講習の開催のパンフレットがあります。例えばこの資質技能向上講座、これは鹿児島市で開かれており、1講座1万5,000円かかります。旅費プラスこの3講座で合計10万5,000円、この講座を受けようと思えばかかるわけでございます。また、本議会でも決算審査が行われました。ここに決算審査集中講座という専門的な講演がございます。これは幸い札幌で行われてございますが、1講座、これも1万5,000円かかりまして、3講座で4万5,000円。先進地視察1回で約7万円、資料購入や会議、各研修会参加で約2万円、合計をいたしまして24万円を私はこのように使わせていただきたいというふうに考えております。
 栗山町議会の政務活動費については、7月10日の北海道新聞に掲載されておりました。ここにそのコピーを持ってきてございますが、号泣議員で注目、政務活動費、管内8自治体支給とございます。空知管内8自治体が支給されており、4市町がホームページで公開をしてございます。栗山町議会は視察内容をまとめた報告書も公開されていると書かれてありました。私どもは領収書も提出をしておりますが、本年度からはホームページで領収書も公開をする予定であります。
 平成24年、自治法が改正され、現在の一般的な政務活動費の範囲は、議員活動のための書籍、議員研修会、先進地視察、調査研究にかかわる事務遂行に必要な事務用品、使用料などの事務費があります。しかし、このとき栗山町議会の政務活動費の範囲は、議員の資質向上のためだけに限定をしております。栗山町議会の政務活動費の支出については、他と比べてもよりオープンにされており、透明性が高く、より幅を縮め、凝縮されていることを理解していただきたいと思います。
 皆さんのご意見を聞こうと、パブリックコメントを8月19日から31日まで募集をして7名のご意見、またモニター会議を8月25日に開き、6名の貴重なご意見をいただきました。パブリックコメントの中には、政務活動費は第二の報酬であるや、政務活動費も報酬と使途は同じではないかとの意見がありました。政務活動費は議会費の中で負担金補助及び交付金に区分されており、今回増額していただく24万円は、全て使わなくてもよいし、現在では不要であれば返金することになっております。
 また、今回の提案ではこのような勘違いされている方も多くいらっしゃると思うので、使用した分は領収書を添えて請求し、交付する後払い方式に変更する提案をしてございます。収支報告一覧表を見ても、増額の根拠が見えないや、領収書は添付しているのかとの意見もありました。そのとおりであります。収支報告は年額9万6,000円の報告であり、それ相応の報告書や領収書を提出しておりますので、ホームページなどで確認をしていただきたいと思います。増額の根拠については、さきに述べたものに使用していきたいと思ってございます。
 モニターさんからは、最終的に第三者機関にチェックしてもらえれば増額は問題ないとの意見がありました。その意見を参考にさせていただき、来年度からは収支報告書や領収書を第三者機関に精査していただく案を一般会議で確認しており、導入する予定であります。また、プレゼンをする仕組みがいいのではや、少ない人数で必要性を明確にし、政務活動費を使って、よい栗山町にしてほしいと結果を求める意見もいただきました。この政務活動費はやはり公金でありますので、これからも襟を正し、使用させていただき、得たものは大いにまちづくりのために生かさせていただきたいと思います。
 この提案が話題になったとき、なぜこのタイミングなのか、騒がれているときにやらなくてもと、町民や他の自治体の方からも疑問視されました。私は昨年、議員定数問題等調査特別委員会の中でも意見は出しておりました。報酬については地域情勢を見ても増額は難しいが、用途がはっきり明確にされている政務活動費については勉強のために増額してほしいと述べておりました。政務活動費については誤解されている部分もありますし、他自治体と比べたり、栗山町議会の内容を町民にわかってもらうことでもとても重要であり、議会だけの広報ではなかなか多くの町民には興味を持っていただけないのではないか。
 今回は他の議員の不祥事についてテレビや新聞のマスコミにより報道され、町民の皆さんも、こんな議員がいるんだ、栗山町議会はどうなんだろうと興味を持っていただき、栗山町議会の内容も知ってもらえたのではないでしょうか。よって、タイミングは決して悪くないと思い、昨年から話していた内容であります。テレビや新聞の報道が多くなり、風当たりが強くなったからといって取りやめるのは意思に反します。報道される不祥事はなく、用途がきちっと明確な政務活動費の上限を上げ、さらに勉強させていただきたいと思い、賛成討論といたします。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 今三田議員の賛成討論が終わったところでありますが、今後討論を考えている方、何人おられますか。ほかございませんか。
            〔挙手あり〕
議長(鵜川和彦君) そうしたら、ちょっと多いので、一時休憩をいたします。
休憩 午前11時07分
                                    
再開 午前11時25分
議長(鵜川和彦君) では、再開をいたします。
 続きまして、反対討論の方。
 12番、重山議員。
12番(重山雅世君) 反対の立場で討論いたします。4点述べさせていただきます。
 まず、1点目は、議会基本条例の根幹であります情報公開、住民参加という点で極めて不十分であります。町民の中には、8月22日付の商業新聞の道新の報道で初めて知ったという方もおられます。インターネットをしていない町民もおられるし、ほかの新聞を読んでいる、または新聞をとっていない町民には全く情報すら行きません。ですから、意見を述べる機会すら奪われているというのが実態ではないでしょうか。10日間の議会のホームページでパブリックコメントで町民の意見を聞くとかそういう点では、本当に期間も少ないし、情報の出し方という点でも問題があると。それだけでは不十分だと。単なるセレモニーにすぎないのではないかと思われても仕方がないのでないかなと思います。
 2点目の増額する理由、緊急性が妥当かどうかという点でも、私はそのように思いません。不足分を議員みずから支出している一方で、返納している議員も毎年います。具体的に言いますと、現在の議員構成になってからでも平成23年度は1名、平成24年度は5名、平成25年度は2人おられます。このような状況の中でなぜ倍増しなければならないのか。25年度のときには24万円以上使ったというのは、あえて名前を言わせていただくと、鵜川議長ただ1人であります。なぜ急いで今なのか納得できないし、住民への説明責任も果たしていないと。
 そして、何よりも、3点目になりますが、政務活動を行って、その後の議会活動にどう結びつけてきたのか。その検証こそが求められるのではないでしょうか。一般質問などをして政策提案をしているのですか。行政を監視して、そういうのが発揮しているのか問われていると思います。そういう点で、その後、政務活動費を使った後どのようになっているかという点で、それすらも議員個々が考えればいいとかそういう問題でもないし、先ほどの賛成討論の中では、不正な使い方していないよと。その点では、一般のマスコミで報道されたような議会のやり方は、本町議会としては不正な支出というのはしていないという点では胸を張って言えます。だからといって増額という理由にもなりません。
 それから、議員の自己研さんを高めるという点でいいますと、政務活動費だけが議員の資質を高めるツールではないと考えます。政務活動費で先進地視察するとかという点では否定はしません。勉強するという点ではとても大事ですけれども、議員の資質向上を高めるという点では、町民の中に入って、いかに声を吸い上げるかと。ですから、私自身は住民から学ぶという姿勢が一番大事でないかなと。そういう中で私は、例えば中小企業の社長さんからは、住宅リフォーム助成やって、仕事起こしとか地域の活性化してほしいだとか、それから子育て世代のお母さんからは、保育料が高いのだというようなことで細分化を求めるだとか、町民の声を聞きながら政策提案に結びつけてきたと。私自身はそういうような姿勢で臨んできました。
 それから、余れば戻せばいいだとか、議員定数減らしたから、その分活動費を増額せというのは、定数と報酬だとか政務活動費の性格、それとはまた別の問題だと思います。そして、政務活動費を上げれば議員のなり手がふえるだとか、若い人も議員になりやすいのでないかだとか、そういう意見も一部にもありますけれども、私はそういう保証はないと思います。政務活動費はあくまでも公金であります。主権者住民の血税であるからこそ、しっかりと住民に返していくと、そういう姿勢が問われると思います。今回の条例提案に当たっては、全く議会の基本条例に逆行するやり方で、栗山町議会の歴史上、本当に汚点を残す、そういう提案だと述べて、反対討論といたします。
議長(鵜川和彦君) 賛成討論の方。
 藤本議員。
9番(藤本光行君) 私は、賛成の立場から討論をいたします。
 2つの視点から申し上げたいと思いますけれども、その前に、今いろいろ議論なされてきまして、質疑等もされました。私たちは今9万6,000円の政務活動費をいただいております。私も十分必要と感じて活用させていただいていますし、このやりとりの中で、何か政務活動費が悪者のような、こんなものがあってはいけないような、そんな風潮とか町民や住民の捉え方をされては大変困るなというふうに思います。今までも皆さん使っていますし、議員全員が政務活動費の必要性は恐らく感じていると思いますし、これからもそういうものを使って自己研さんを進めていくという気構えは皆さんあるのではないかというふうに思っております。それでは、申し上げます。
 1つ目、政務活動費を値上げする私なりの背景と理由についてであります。本年3月議会において議員定数の1名削減が決定されました。私もそのときには、今の栗山町議会が議会として機能し得る最低の人数ということで、12名にすることに賛成をいたしました。その中の議論では、定数が減るということは、それだけ個々の議員の負担が大きくなるという意見もありました。それは当然のことです。定員削減賛成の討論の中でも私は、これからさらに議員一人一人の資質向上を図っていかなければ議会はやっていけないよということを申し上げました。
 その意味において、定員削減と議員資質向上のための経費である政務活動費の値上げというものは、その性格的な根本的な位置づけは違いますけれども、実際の活動においては連動性があるものではないかなというふうに考えております。来年の議会議員選挙の時点でこの政務活動費の利用の幅が大きく広げられていることは、より望ましいことだというふうに考えています。条例改正とともに予算計上もしなければなりません。その兼ね合いも考えると、本定例会での提案が私は妥当だと考えております。
 年間24万円という額については、議員の政務活動の幅を広げるという観点から必要な額ではないかと思います。先ほどいろいろなご意見出ておりますけれども、9万6,000円で十分やれるよという方もいるでしょう。だけれども、例えば新人議員なんかは、一生懸命勉強して先輩議員に追いつかなければならないという使命を持っております。そういうときに、これだけ大きな幅があって、自己研さんを積む機会を保障しているのだよというところで保障してあげていくということは、これからの議員のなり手にとっても決して無駄なことではないと思いますし、当然使わなければ返却をしなければいけないということですので、その点については問題ないかなというふうに思います。
 町民負担のことを考えますと、今回の政務活動費の増額と、定員削減によって1名減りますけれども、それに対するもろもろの費用、差し引きをしますと、大体300万円ぐらいの経費の削減ということになろうかと思います。決して町民負担を増加させるという提案ではないと私は思っております。
 もう一つの観点、住民説明と理解がどうなのかということが話されております。今回の条例提案に当たっては、住民参加という点で、インターネットによるパブリックコメントと、議会運営に関してご提言をいただいている議会モニターさんからの意見聴取を行いました。結果としては、増額に対して賛否が分かれたのではないかなというふうに考えています。
 住民参加を旨とする栗山町議会としてはその中身が薄いのではというようなご意見も中にはございました。しかしながら、この決定に関する過程等は道内新聞等で広く報道され、昨今の地方議会議員による政務活動費不正使用疑惑に関するニュースも手伝って多くの町民が知ることとなったし、関心も寄せられ、周知がなされたのではないかなというふうに考えております。決して住民の意見を拒んで決めようと、そういう姿勢ではないと私は思っております。
 議員の第二の報酬とはなり得ない栗山町議会の政務活動費の中身というものをこれから住民に対してより一層説明していって、理解をしていただくということが何より大切であるし、その成果も当然問われるわけですから、これからの議会の中の話し合いでは、その成果をどういうふうにあらわしていこうかだとか、町民にどう報告していこうかというようなことも含めて検討していって、町民の負託に応える議員活動をしていかなければならないというふうに考えております。
 以上申し上げまして、賛成討論といたします。
議長(鵜川和彦君) 反対討論の方いらっしゃいますか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) なければ、賛成討論の方。
 土井議員。
8番(土井道子君) 私は、今回議会改革委員会から提案された件については、栗山町議会活動の将来のために大変重要なことと考えております。議会を経験して私は、栗山町の役場の人たち、すごく勉強しているな、すごく一生懸命働いているなということを感じました。その方たちにチェック機能をする議会が勉強しなくてどうするのでしょうというのが議会に出た感想であります。
 ですから、私たちが実際にいろんなところに勉強に行く。これは、例えば明治維新があったときに政府の機関の人たちは、いろんな人を海外に派遣して、呼んで、いろんなことをやりました。それは、ここ日本にいてはだめだよ、もっといろんなところを見て勉強しなさいということです。それが今私たち栗山町議会にも求められていると思っています。
 実際に東京に視察に行ったり研修に行ったことによって、現地の状況を感じ取り、その道の専門家からいろいろなお話を聞き、質問を取り交わし、次の疑問点が生じたときには専門家と交流して、人間関係を結べるようにコンタクトもとってまいりました。また、その中に参加した地方の議員たちと交流したときに、それは40代の議員でした。その40代の議員が、栗山町ってとても議会改革で進んでいるんですってね、報酬は幾らもらっているのということを、インターネットで調べればわかることですが、そのときに幾らですよ。では政務活動費は。幾らですよ。それで勉強できるんですか。正直恥じ入りました。
 私は、現役というか、今まで行政でも働いてまいりましたが、そのときは予算がとても限られていましたので、ほとんどが自費で研修してまいりました。でも、これから続く議員さんにとって、ここまで保障しているから頑張って勉強して栗山町をよくしましょうというかけ声で頑張っていきたいと思います。議員の研修は、先ほど三田議員が言ったように、とても高く、そして北海道内では余りありません。ほとんどが東京以南です。九州や滋賀県、行くだけでも大変です。そして、すぐに行って、すぐに帰ってこなければなりません。余裕がありません。でも、東京に行って、とても暑い思いで、でも勉強してくるんだぞという気持ちで行くと、北海道は涼しいでしょうとかそんなことを言われる前に、私はどんなに暑くても、ここでやった勉強は絶対に役に立てるぞという気持ちでしたから、正直暑さは気になりませんでした。そんな気持ちで勉強してまいりました。とても貴重な体験でした。
 ですから、これからの栗山町議会にもっと若い人たち、別に若くなくてもいいです。栗山町をよくするぞという意欲に燃えた人たち、それから12人という、これから定数になりますが、まだ女性という視点から見れば足りないように思います。女性議員をもっとふやすためにも、そしてその人たちが安心して町民のために勉強していって、これに役立てたい。それは、もしかしたら明日役に立つということではないかもしれません。何年間か後になるかもしれません。でも、その蓄える機会をできるだけ多くしてあげるのが、今私が議員になった役目と思っております。現状の議員の資質を高め、次の議員につながることを、そして候補者の擁立につながることを考えて、賛成の立場といたします。
 終わります。
議長(鵜川和彦君) 次に、反対討論ございますか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ほかに賛成討論の方いらっしゃいますか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) なければ、討論を打ち切ってもよろしいですか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) それでは、討論を打ち切ります。
 それでは、お諮りいたします。議案第77号 栗山町議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 起立多数。
 よって、議案第77号につきましては、原案どおり決定いたしました。

                                    

    陳情第2号
議長(鵜川和彦君) 日程第17、陳情第2号 栗山町議会政務活動費の交付額の見直しの撤回を求める陳情を議題に供します。
 本件は、本定例会の2日目、9月10日に議会運営委員会に付託し、審査をお願いしていたところでありますが、審査が終了した旨の報告が議長のもとに来ておりますので、これより議会運営委員会委員長より報告していただきます。
 議会運営委員長。
            〔議会運営委員長 置田武司君登壇〕
議会運営委員長(置田武司君) 陳情第2号 栗山町議会政務活動費の交付額の見直しの撤回を求める陳情が出ております。委員会審査報告書を読み上げます。
 平成26年第5回栗山町議会定例会において、本委員会に付託を受けた事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、栗山町議会会議規則第77条の規定により報告をいたします。朗読をもって審査報告といたします。
 記、1、件名、陳情第2号 栗山町議会政務活動費の交付額の見直しの撤回を求める陳情でございます。
 付託年月日でございますが、9月の10日でございます。
 3、審査年月日、1回、9月の12日、委員が5名、参考人として4名、質疑の内容として、事情聴取、質疑、自由討議、討論、採決という順番で審議をいたしました。
 4、結果として、不採択とすべきものと決定を見ております。
 以上、ご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) ただいま審査報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
 重山議員。
12番(重山雅世君) 陳情に対して、賛成の立場で討論いたします。
 委員会の中では、参考人としての4人の方のお話も伺いました。この陳情の趣旨にあります政務活動費の増額、提案の理由、軽易に提案に至る経緯、パブリックコメント手続なるものなど、私たち町民には理解しがたいものであると最初に述べられております。そして、町民の意向を聞くために、議会のホームページだけで、それで公表したことになるのかと。パブリックコメント手続要綱から照らしても、本来的にはホームページで知らせますよ、パブリックコメントやりますよというような手続条例の面からも、例えば議会の広報で知らせるだとか、そういう形の周知の仕方、それもおかしかったのでないかとか、それから町民は、ホームページ持っていない方は商業新聞の記事だけが町民への公表で、到底納得できないと。そして、提出期間も10日余りで、本来的にいうと、1カ月短縮した場合はその理由も付さないとならないという点からいっても、そういうこともなかったと。いろいろ問題点とか疑問点が多くあって、それが払拭できるような果たして委員会質疑だったかなという点でも、私は率直に感じました。それで、会議の位置づけそのものも、会議の性格も確認されない会議があるのかとか、そういう厳しい意見も出されたし、先ほど私質疑の中で言いました増額するほど町財政が豊かになったのかとか、そういうようなことも書かれております。この陳情の趣旨は、町民の目線から考えても当然の考えだと思い、賛成討論といたします。
議長(鵜川和彦君) 次に、陳情採択に反対する方の討論を行います。
 友成議員。
2番(友成克司君) 先ほどから話題になっております返納について、私も返納しておりました。たまたま、同行したかったのですけれども、調整ができなくて、最初に残念な思いで返納させていただきました。大変バランスを崩して申しわけなかったなと反省をしておるところでございます。
 さて、20名から18名に削減した折に某議員がこの本会議で、議員の報酬が低いので、2名減の余剰金を議員に分けるべきだと提案をした議員がおりました。今回そのような話題がなくて、大変私は安心をしているところでもございます。
 さて、陳情に関してですが、私は反対の立場で物申しますが、実は先ほどからの討論聞いていましても、世相だとか住民感情だとか、それから住民の声や心を無視しているというようなことが大変多く出てきておりますが、推進委員会のメンバーにおきましても、根幹には世相、住民感情、住民の府としての立場、通常の一般理念、一般常識を根幹にしてこの会議がスタートしていることを全員で改めて認識をしておかなければならない部分なのかなと思っております。
 さて、なぜここにきて増額を求めておるのか。これは、従前の議員さんは求めなかったかもしれませんが、今回求めてきたということは、経験をして、カルチャーショックだった方もいるでしょう。政務活動費として検証する。すばらしいことだと。これが、住民の府に応える、将来いよいよ応える門戸だと改めての認識をした議員が多々いらっしゃるのでなかろうか、かように考えるわけでございます。
 さらには、不足であるから上げるということではないのです。いよいよ研修を積みたい、英知、識見を高揚したいからもっと活動したいということで増額をするということで、足りないから増額しなさいということではない。今道新の支局長見えてございますが、メディアのおかげでこの政務活動費という言葉は住民に大変浸透しております。
 そこで、これからの議員活動におきましても、住民の風当たりも多分強くなってくるでしょう。それより増して、政務活動費を生かして、大いにいよいよ英知、見識を高めて、住民に将来お返しする、よかったなというような議員活動を私はしていくべきだと思っております。
 熱気、活気、奮起のある議会を私は求めて、賛成討論といたします。
議長(鵜川和彦君) 友成議員、今陳情に反対する討論ですね。
 では、陳情に賛成する方、討論ございますか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) では、反対の方。
 八木橋議員。
1番(八木橋義則君) 反対の立場から一言申し上げたいと思いますが、賛否両論あるのは重々知ってのとおりでございます。そこで、なぜこういうふうになっているのかなということを申し上げておきたいと思いますが、相次ぐ地方議員の不祥事などで、地方議会に向けられる住民の視線が厳しくなってきたということは言えるのだろうと思います。地方議会は何のためにあるのか、その原点を見詰め直し、改革を進めていかなければならないと私どもは自覚を新たにしているところでございます。
 地方政府は、自治体の首長と議員がそれぞれ選挙で選ばれる二元代表制で成立をしているところでございますが、行政執行を担う首長と議員で構成される議会が車の両輪として自治体の運営構造になっているところでございます。ただ、多くの地域では、首長のリーダーシップに比べ、議会の動きはいま一つ見劣りをしているというのが現状かと思うわけでございます。
 私どもの議会基本条例第19条、議員研修の充実強化ということで、議員は、議員の政策形成及び立案能力の向上等を図るため、議員研修の充実強化を図り、この条例の理念を議員に浸透させるよう努めるものとする。2つ目は、議員は、議員研修の充実強化に当たり、広く各分野の専門家、住民各層との議員研修会を積極的に開催するものとするというふうにうたっているところでございまして、実は政務調査費から政務活動費に変わっていった、このことをいま一度確認をさせていただきたいと思っているところでございます。
 2003年、平成15年から導入いたしました。地方自治法が変わって、条例を制定すれば持てることになったと。平成12年の自治法一部改正により制度化、平成13年4月1日以降は、条例の根拠が必要となったわけでございます。栗山町議会政務活動費の交付に関する条例が平成15年4月1日施行、平成24年一部改正、結果的には今まで実施していた各委員会での視察を取りやめたことにより、約100万円程度の議会費が削減をされたということでございます。
 平成24年の地方自治法の改正により、政務調査費が政務活動費に名称変更となりました。あわせて、議員活動の活性化を図るため、これまでの調査研究に加え、「その他の活動」という文言が追加され、議会の議員としての活動である限り使途が拡大されました。その他の活動とは何だということでございますが、議員として補助金の要望や陳情活動等のための旅費や交通費のほか、議員として地域で行う町民相談や意見交換等のための経費の一部として交付されるものであり、議員としての活動には含まれない政党活動、選挙活動、後援会活動及び私人としての活動のための経費は対象とすることはできないとされております。
 しかし、本町議会は拡大せずに、使途基準をこれまでと同様に、改正を機に厳しく設定をしたところでございます。したがいまして、政務活動費は第二の報酬では決してありません。議員個々が政務活動を展開するための最小限の財源を賜り、町民の皆様の納得のいただける自己啓発研修をさせていただきたいと思っているところでございます。
 なお、議員が実費で政務活動をすることはやぶさかではありません。政務活動費月2万円はなぜ今なのかと言っている方々もおられますけれども、明年は統一地方選挙がございます。今後また新しく議員になられる方もたくさんおられると思いますので、こういった方々に対しても十分なる政務活動を展開できるように、私どもがあえてこの問題に着手したということをご理解いただきたいことを申し上げまして、反対討論とさせていただきます。
議長(鵜川和彦君) では、今度は陳情に賛成の皆さんの討論ございますか。ないですね。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 反対の討論の方いらっしゃいますか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) なければ、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) では、お諮りいたします。
 陳情第2号 栗山町議会政務活動費の交付額の見直しの撤回を求める陳情について、賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 起立少数。
 よって、陳情第2号については、不採択と決定をいたしました。
 ここで昼食による休憩をいたします。
休憩 午前11時58分
                                    
再開 午後 1時00分
議長(鵜川和彦君) 再開をいたします。

                                    

    意見書案第2号
議長(鵜川和彦君) 日程第18、意見書案第2号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 4番、三田議員。
            〔4番 三田源幸君登壇〕
4番(三田源幸君) 朗読をもって提案理由とさせていただきます。
 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書案でございます。
 提出者は私三田源幸、賛成者は置田武司議員でございます。
意見の主旨
 本道の林業・木材産業は、山村地域を支える基幹産業として発展し、雇用の確保、地域経済の活性化などに大きく寄与してきた。
 しかし、山村では、人口の減少と高齢化が急速に進みつつあり、近い将来、集落はもとより、自治体の存続自体が危ぶまれる事態も想定されている。
 一方、地球温暖化が深刻な環境問題となっている中で、二酸化炭素を吸収・固定する森林・木材に対し大きな関心と期待が寄せられているが、我が国においては、化石燃料への依存が高まっており、森林や木材が果たす役割はこれまで以上に重要となっている。
 国は、こうした現状を踏まえ、平成21年に「森林・林業再生プラン」を策定し、10年後の木材自給率を50%以上とする目標を掲げ、豊かな森林資源を活用して効率的・安定的な林業経営の基盤づくりを進めるとともに、木材の安定供給・利用拡大に必要な体制を構築することとした。
 このような中、道では、平成21年度に国が創設した「森林整備加速化・林業再生基金」を活用し、間伐や路網の整備、高性能林業機械の導入、さらには、木材加工流通施設・木造公共施設の整備、木質バイオマスのエネルギー利用施設の整備など、森林資源の循環利用の現実に向け、川上から川下に至る地域のさまざまな取り組みを支援してきたところである。
 この結果、トドマツやカラマツなど、人工林を主体とする森林の整備や、森林の整備に伴って産出される木材の有効利用が進み、本道の木材自給率は全国の2倍以上の約6割に達している。
 今後、人工林資源が本格的な利用期を迎える中、こうした取り組みをさらに加速させ、地域の特性に応じた森林の整備・保全を着実に進めるとともに、森林資源の循環利用による林業・木材産業の成長産業化を実現するための施策の充実・強化を図ることが必要である。
 よって、国においては、次の事項を実現するよう強く要望する。

1、森林の整備から木材の利用促進といった地域の多様な取り組みを支援するため、 「森林整備加速化・林業再生基金」の継続またはこれにかわる恒久的な支援制度を 創設するなど、林野関連施策の充実・強化を図ること。
2、国際的な気候変動対策の枠組みの合意ルールである森林経営による森林吸収量の 算入上限値3.5%分を最大限確保するため、「地球温暖化対策のための税」の使 途に、森林吸収源対策を追加するなどし、森林整備の推進等のための安定的な財源 を確保すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣、復興大臣であります。
 よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明を終えたところですが、この件につきましてはさきに協議したとおり質疑、討論を省略して、直ちに採決をいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、お諮りをいたします。
 意見書案第2号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。
            〔賛成者挙手〕
議長(鵜川和彦君) 全員挙手。
 よって、意見書案第2号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    意見書案第3号
議長(鵜川和彦君) 日程第19、意見書案第3号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 11番、置田議員。
            〔11番 置田武司君登壇〕
11番(置田武司君) 意見書案第3号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書(案)でございます。
 提出者は私置田と、賛成者は楢ア忠彦議員でございます。
 朗読をもって意見書案といたします。
意見の主旨
 我が国において、ウイルス性肝炎、特にB型・C型肝炎の患者が合計350万人以上とされるほど蔓延しているのは、国の責めに帰すべき事由によるものであるということは、肝炎対策基本法や「特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第\因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法」、「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」でも確認されているところであり、国の法的責任は明確となっている。
 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成は、現在、肝炎治療特別促進事業が行われているが、対象となる医療が、B型・C型肝炎の根治を目的としたインターフェロン治療とB型肝炎の核酸アナログ製剤治療に限定されているため、医療費助成の対象から外れている患者が相当数存在するところであり、特に、肝硬変・肝がん患者は高額な医療費を負担せざるを得ないだけでなく、就労不能の方も多く、生活に困難を来している。
 また、肝硬変を中心とする肝疾患も身体障害者福祉法上の障害認定の対象とされているものの、医学上の認定基準が極めて厳しいため、亡くなる直前でなければ認定がなされないといった事態が報告されるなど、現行制度は、肝炎患者に対する生活支援の実効性が発揮されていないとの指摘もなされているところである。
 他方、特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法の制定時において、「とりわけ肝硬変及び肝がん患者に対する医療費助成を含む支援のあり方について検討を進めること」との附帯決議がなされたところであるが、国においては、肝硬変・肝がん患者に対する医療費助成を含む生活支援について、具体的措置が講じられていない状況にある。
 よって、国においては、肝硬変・肝がん患者は、毎日120人以上の方が亡くなっており、医療費助成を含む生活充実の実現は、一刻の猶予もない課題であることを踏まえ、次の措置を講ずることを強く要望する。
1、ウイルス性肝硬変・肝がんに係る肝炎治療に対し、医療費助成制度を創設するこ と。
2、ウイルス性肝疾患に係る障害認定の基準を緩和し、患者の実態に応じた障害者認 定制度とすること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 宛先としては、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣。
 以上でございます。慎重なるご審議よろしくお願いをいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明を終えたところですが、この件につきましてはさきに協議したとおり質疑、討論を省略して、直ちに採決をいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、お諮りをいたします。
 意見書案第3号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。
            〔賛成者挙手〕
議長(鵜川和彦君) 全員挙手。
 よって、意見書案第3号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    意見書案第4号
議長(鵜川和彦君) 日程第20、意見書案第4号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 4番、三田議員。
            〔4番 三田源幸君登壇〕
4番(三田源幸君) 意見書案第4号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書案でございます。
 朗読をもって説明とさせていただきます。
 提出者は私三田源幸、賛成者は大井賢治議員でございます。
意見の主旨
 手話とは、日本語を音声ではなく、手指や体の動き、表情を使う独自の語彙や文法体系を持つ言語である。
 「音声が聞こえない」「音声で話すことができない」など、聴覚障がい者にとって、日常生活や社会生活を営む上で、手話は大切な情報獲得とコミュニケーションの手段である。しかしながら、我が国で手話は日本語の習得を妨げるものと誤解され、多くの学校で手話を使うことが制限されてきた長い歴史があった。
 国連総会において、平成18年12月に採択された「障害者権利条約」の第2条に、「「言語」とは、音声言語及び手話その他の形態の非音声言語をいう。」と定義され、手話が言語に含まれることが明記された。
 我が国は、平成19年9月にこの条約に署名したものの、権利条約批准に当たり必要な国内法の整備が必要なため、平成23年7月、障害者基本法を改正し、手話が言語であることを明確に位置づけた。
 しかし、この規定だけでは音声言語中心の社会から、ろう者が暮らしやすい社会へと変革する推進力としては不十分であり、権利条約で「言語」に関連して置かれているさまざまな規定に対応し、手話言語に関する「手話を獲得する」「手話で学ぶ」などの権利を保障するためには、専門法である「手話言語法」の制定が必要である。
 よって、国においては、「手話言語法(仮称)」を制定するよう強く求める。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣であります。
 よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明を終えたところですが、この件につきましてはさきに協議したとおり質疑、討論を省略して、直ちに採決をいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 異議なしですので、お諮りをいたします。
 意見書案第4号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。
            〔賛成者挙手〕
議長(鵜川和彦君) 全員挙手。
 よって、意見書案第4号 「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書については、原案どおり決定をいたしました。
 ただいま可決した意見書については、本日付をもって関係機関に提出をいたします。

                                    

    所管事務調査継続の申出
議長(鵜川和彦君) 日程第21、所管事務調査継続の申出ですが、総務教育常任委員会から、町税の実態について、社会教育活動について、産業福祉常任委員会から、建設事業の実態について、ごみ処理の実態について、商店街の実態について、議会で議決をし、調査を進めているところですが、今後さらに調査を進めたいということで継続調査の申し出があります。これにつきましては、継続して調査をしていただきたいと考えますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、継続して調査をしていただくことに決定をいたします。
 調査は閉会中に実施していただきたいと考えますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

                                    

    所管事務調査の申出
議長(鵜川和彦君) 日程第22、所管事務調査の申出ですが、議会運営委員会から、次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項について所管事務調査の申し出があります。それぞれ所管事務調査をしていただくことにいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、それぞれ閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

                                    

    閉会の宣告
議長(鵜川和彦君) 以上で提案された案件の審議が全て終了いたしましたので、閉会をいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がなしですので、これをもちまして平成26年第5回栗山町議会定例会を閉会いたします。
                           閉会 午後 1時20分