平成27年第5回栗山町議会定例会会議録(第3日目)
平成27年6月11日 午前 9時30分開議
1、出席議員は次のとおりである。
1番 大 西 勝 博 君
2番 友 成 克 司 君
3番 楢 ア 忠 彦 君
4番 佐 藤 則 男 君
5番 重 山 雅 世 君
6番 置 田 武 司 君
7番 大 井 賢 治 君
8番 千 葉 清 己 君
9番 土 井 道 子 君
10番 三 田 源 幸 君
11番 藤 本 光 行 君
12番 鵜 川 和 彦 君
2、欠席議員は次のとおりである。
3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
事 務 局 長 水 上 州 洋
事 務 局 主 査 篠 田 孝 義
4、地方自治法第121条第1項の規定による説明員は次のとおりである。
町 長 椿 原 紀 昭 君
副 町 長 花 田 正 博 君
総 務 課 長 片 山 伸 治 君
総 務 課 主 幹 岡 田 三 郎 君
まちづくり総括兼 小 野 司 君
経 営 企画課長
経営企画課主幹 橋 場 謙 吾 君
税 務 課 長 松 田 孝 之 君
税 務 課 主 幹 坂 井 諭 君
出 納 室 長 鈴 木 利 一 君
住 民 生活課長 松 本 俊 哉 君
住民生活課主幹 笹 木 真 由 美 君
住民生活課主幹 大 西 宏 幸 君
継 立 出張所長 青 山 建 一 君
若者定住推進室長 三 浦 匠 君
環 境 政策課長 山 代 賢 治 君
環境政策課主幹 小 南 治 朗 君
保 健 福祉課長 秦 野 加 寿 彦 君
保健福祉課主幹 小 野 寺 さ ゆ り 君
兼児童センター長
保健福祉課主幹 菊 谷 克 己 君
保健福祉課主幹 上 野 政 則 君
建 設 総 括 兼 佐 々 木 学 君
建 設 水道課長
建設水道課技術長 今 政 樹 君
兼 主 幹
建設水道課主幹 花 田 勝 巳 君
建設水道課主幹 西 田 達 也 君
産 業 振興課長 森 英 幸 君
産 業 総 括 兼 山 本 信 二 君
ブランド推進課長
ブランド推進課主幹 谷 口 良 之 君
教 育 委 員 長 湯 地 定 暁 君
教 育 長 鈴 木 紀 元 君
教 育 次 長 兼 清 水 一 徳 君
図 書 館 長
教育委員会主幹 室 永 栄 子 君
介護福祉学校事務局長 中 野 和 広 君
監 査 委 員 谷 田 進 太 郎 君
選挙管理委員長 村 上 哲 君
農業委員会会長 田 村 繁 則 君
農 業 委 員 会 高 間 嘉 之 君
事 務 局 長
5、本会議の付議事件は次のとおりである。
会議録署名議員の指名
請願第 1号 戦争につながる安全保障関連2法案(国際平和支援法案、平和安
全法制整備法案)の廃案を求める意見書採択に関する請願
(議会運営委員会審査報告)
陳情第 1号 憲法を守り、日本を海外で戦争する国にする戦争立法の廃案を求
める意見書採択を求める陳情
(議会運営委員会審査報告)
栗山町議会報告会の結果について
特別委員会の設置について
(栗山町中長期財政問題等調査特別委員会)
特別委員会の設置について
(栗山町議会改革検討特別委員会)
道外政務調査の実施について
議員研修会への派遣について
所管事務調査の申出
(総務教育・産業福祉・広報広聴各常任委員会、議会運営委員会)
開議 午前 9時30分
◎開議の宣告
〇議長(鵜川和彦君) 議員の出欠状況につきましては、事務局長報告のとおり定足数に達していますので、ただいまから平成27年第5回栗山町議会定例会3日目の会議を開きます。
直ちに本日の会議を開きます。
◎会議録署名議員の指名
〇議長(鵜川和彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員には、7番、大井議員、8番、千葉議員のご両名を指名いたします。
◎請願第1号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第2、請願第1号 戦争につながる安全保障関連2法案(国際平和支援法案、平和安全法制整備法案)の廃案を求める意見書採択に関する請願を議題に供します。
本案件につきましては、本定例会2日目において議会運営委員会に付託し、審査をお願いしたところでございますが、審査が終了した旨の報告が議長のもとに来ておりますので、これより議会運営委員会委員長から報告していただきます。
議会運営委員会委員長、置田議員。
〔議会運営委員長 置田武司君登壇〕
〇議会運営委員長(置田武司君) 請願第1号、昨日議会運営委員会に付託をされた事件でございますので、きのうの午後から請願についての審査をいたしました。お手元に委員会の審査報告書があろうかと思います。それに基づきながら朗読させていただいて、報告書といたしたいと思います。
委員会審査報告書。
平成27年第5回栗山町議会定例会において、本委員会に付託を受けた事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、栗山町議会会議規則第77条の規定により報告をいたします。
記、1、件名、請願第1号 戦争につながる安全保障関連2法案(国際平和支援法案、平和安全法制整備法案)の廃案を求める意見書採択に関する請願でございます。
付託年月日は、きのうの6月10日でございます。
3の審査年月日につきましては、昨日の午後から、出席状況5人の中で、説明員として参考人4名に出席をいただきました。さらには、紹介議員という形で1名の計5人で説明を求めました。参考人事情聴取、質疑、自由討議、討論、採決と、この順番で1時間少々かかりましたけれども、十分に審議をいたしました。
4、結果として、不採択とすべきものと決定をいたします。
以上、委員会審査報告といたします。よろしくご審議のほどお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 議会運営委員会委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。
委員長報告は不採択であります。したがいまして、まず原案どおり請願採択に賛成の方の討論を行います。ありませんか。
8番、千葉議員。
〇8番(千葉清己君) 私のほうから請願第1号に対する賛成の立場での討論を行いたいと思います。
議会運営委員会報告では採択不可とのことですけれども、私は可とすべきというふうに考えております。理由につきましては、政府はこの重大な法案を閣議決定をして今までの憲法解釈を一方的に変更すると。こういうことについては、今盛んに学者から言われているように明確な憲法違反だという疑いを否定できないというふうに思います。また、今朝の北海道新聞にも載っていたとおり、これから地方議会で続々これに対する意見書が上がっていくだろうということで、これについてはやはり政府に対して考え直してもらいたいと、そういう気持ちで私はこの陳情を賛成するという立場で採択を求めたいというふうに思います。
〇議長(鵜川和彦君) 次に、反対討論の方いらっしゃいますか。
4番、佐藤議員。
〇4番(佐藤則男君) 私は、請願第1号に対する反対意見を述べたいと思います。
今なぜ法整備が必要かという部分では、核兵器や弾道ミサイルなど大量破壊兵器の脅威があり、しかもそれが各地に拡散しています。また、軍事技術も著しく高度化しています。日本の近隣においても北朝鮮が日本の大半を射程に入れる弾道ミサイルを配備し、核兵器も開発しています。日本人も犠牲となっている国際テロ、そしてサイバーテロの脅威も深刻です。今や脅威は容易に国境を越えてやってきます。こうした中で、国と国民を守ることは政治の最も大事な仕事であり、どのような状況であっても対応できるすき間のない安全保障体制を構築する必要があります。このたびの法整備の大きな目的の一つは、日本防衛のための日米防衛協力体制の信頼性、実効性を高め、強化することにあります。平時から有事に至るまですき間のない法制を整備することによって、日ごろから日米間の連携や協力が綿密にできるようになります。日ごろからの十分な備えが結果として抑止力を高め、紛争を未然に防ぐことができます。国際社会の平和と安全に対する貢献も重要です。国際社会の平和と安全があってこそ日本の平和と繁栄を維持できるからです。これまで日本は、国際平和協力の場面では20年余りにわたって自衛隊がその役割を担ってきました。その経験と実績を踏まえ、国際協力のための法制を改めて整備する狙いがあります。ただ、日本の平和と安全を守るといっても大切なのは紛争を未然に防ぐための平和、外交努力です。この努力を尽くす中で、安保法整備による抑止力の強化も紛争の未然防止につながると思います。
これをもって私の反対意見を述べさせていただきました。ありがとうございます。
〇議長(鵜川和彦君) ほかに賛成意見の方いらっしゃいますか。
5番、重山議員。
〇5番(重山雅世君) 私は、この請願第1号、紹介議員にもなりました。賛成の立場で討論いたします。
この法案は、憲法学者も指摘されているように憲法違反の法案であります。これまで歴代の政府が集団的自衛権の行使は認められないと述べていたことを一内閣の閣議決定で覆したという点でも許される中身ではありません。先ほどの佐藤議員の反対討論の中に平和外交努力によって抑止力を強めるというのは当然のことですけれども、法案の中身そのものはそういう中身ではございません。日本が攻められていないにもかかわらず武力行使ができると、そういう中身であります。そして、大量破壊兵器があるとかというのも、そういうことも言われましたけれども、前のイラク戦争のことを思い出していただきたいと思います。イラク戦争を始める動機、大量破壊兵器があるから、そういう動機でした。でも、実際上は大量破壊兵器はなかったと。アメリカ自身もそう言っています。イギリスも言っています。ところが日本の政府はその問題に対してもまだうやむやです。検証すらされていません。
私は、先般元防衛官僚の柳澤協二さんのお話を聞く機会がありました。これまで自衛隊ができて60年、一人も戦死者を出してこなかった。これは、憲法9条が歯どめになってきたのです。ですから、この法案によって若い自衛隊の命が無駄死にする、そういう危険性もあります。何としてもこれを食いとめていかないとならないと。平和とか安全とか、そういう看板をつけながら戦争はやってくると。そして、戻りますけれども、柳澤協二さんはこの法案は、自分たちは専守防衛のためにやってきたと。ところが、この案はそうではないよ、専守防衛ではないよ、アメリカの戦争にアメリカ軍と一緒に行動することだよと、そういうことをはっきりとおっしゃいました。非戦闘地域と言われたイラクへ行ったときも、宿営テントの前までロケット弾が落ちてきたそうです。でも、自衛隊は一発も弾を使わなかったと。使わなかったからこそ、命が守れたのだよと。これは、本当に体験した人でなければ言えないことです。それをこの法案は非戦闘地域、それを外して、後方支援というのは日本の造語です。世界的には通用しません。戦争になれば前方も後方もありません。後方支援、それは攻撃の対象になるというのは国会の議論でも明らかです。ですから、きのうの参考人の意見、それから後に続く陳情第1号の参考人の意見の中にもありましたが、陳情第1号の陳情の中には、意見の中には教え子を再び戦場に送らないと、そういう気持ちで組合ができたと。ですから、この法案は教え子を、今子供たちが戦争に行くのでないか、日本が戦争する国になるのでないかと、そういう不安な声が子供たちからも聞かれるというのです。それに対して自分たちは大丈夫だよとはっきり言えないと。そういうところまできていると。栗山高校の子供も自衛隊に入って、そして実際上は旭川の師団とかに入っていっていると。ですから、そういう若い命が奪われかねない。そういう中身です。いつでもどこでもどこへでも行ける、そういう法案の中身であるということは、既に国会の論戦の中でも明らかになっております。
何としても平和を、みんな平和は大事だよと口では言います。でも、それを壊そうとする法律なわけですから、体を張ってこれを守っていかないとならない、そういう立場で、ぜひ私は請願の紹介議員にもなっておりますし、そういう点で述べるとともに、一地方議会がこういう外交とか防衛とか、そういう問題はなじまないのでないかという声も聞かれます。地方議会の意見書としてはなじまないのでないかと。実際にきのうの委員会の中でもそういう話が出ましたが、もう既に今年になってからでも慎重審議、余りにも時間が短くて、11本の法律をたった80時間ぐらいの審議時間のもとで採決しようとしていること自体がおかしいと。もうちょっと慎重な審議も必要だと、そういう声もあったりで、それと国民の合意もなく進めるというのはまずいと、そういうことも含めて、既に地方議会、今年になってから53の地方議会で意見書が上げられています。ですから、地方議会になじまないというものではないと思います、命にかかわるものですから。ですから、我々大人が子供や孫たちのために平和な世の中を残していくというのは我々世代の務めでもありますから、何としてもそういう考えも述べて、賛成の立場で討論といたします。
〇議長(鵜川和彦君) 反対討論の方いらっしゃいますか。
藤本議員。
〇11番(藤本光行君) それでは、反対の立場から討論させていただきます。
反対の立場というか、きのう私も議運のメンバーでしたので、議会運営委員会の中では自由討議等もございましたので、私なりのご意見を述べさせていただきました。それを聞けばわかることなのですけれども、改めてということで、ただいま賛成、反対の立場から討論がございましたけれども、それを内容を聞くに当たってはこの2法案に対して中身的に賛成だと、中身的に反対だというような論点でご意見がございましたけれども、私がきのうの議会運営委員会で反対をしたというところはちょっと違うことなので、述べさせていただきたいと思います。これも何回も私議運の中で述べているのですけれども、意見書を使って国のやっていることに対して地方から堂々と意見を申し上げるという、こういう制度がありますし、それは当然やっていくべきことだと思いますし、私も意見書の提案をさせていただいたことが何度もございます。その中では、地方議会が国に申し上げるときには、ほぼ町民の多数の方の意見を代弁できる意見書であれば、うちの地方はこういう状況だからこういう意見書を出すのだよというところに合致できるのかなというふうな考えはございます。今討論があったように、この請願、廃案にしてくれという請願の中身、ただそれだけを見ると、町民全体のコンセンサス、町民の多くの意見を代弁していることかというところからいえば賛成する方もいるのではないか、反対する方ももちろんいるのではないかというところで、多くの町民の意見を全て代弁している請願ということには今のところなってはいないのでないかということで反対しますというようなことを申し上げた。そういう論点になるかどうかはわかりませんけれども、そういう考えで今回は私は反対という立場で討論させていただきます。
以上です。
〇議長(鵜川和彦君) ほかに賛成討論の方いらっしゃいますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ほかにありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようであれば討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) それでは、討論を打ち切ります。
請願第1号 戦争につながる安全保障関連2法案(国際平和支援法案、平和安全法制整備法案)の廃案を求める意見書採択に関する請願については、委員長報告は不採択であります。
お諮りいたします。請願第1号 戦争につながる安全保障関連2法案(国際平和支援法案、平和安全法制整備法案)の廃案を求める意見書採択に関する請願について、賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 起立少数。
よって、請願第1号については、不採択と決定をいたしました。
◎陳情第1号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第3、陳情第1号 憲法を守り、日本を海外で戦争する国にする戦争立法の廃案を求める意見書採択を求める陳情を議題に供します。
本案件につきましても本定例会2日目において議会運営委員会に付託し、審査をお願いしたところでございますが、審査が終了した旨の報告が議長のもとに来ておりますので、これより議会運営委員会委員長から報告をしていただきます。
議会運営委員会委員長、置田議員。
〔議会運営委員長 置田武司君登壇〕
〇議会運営委員長(置田武司君) 陳情第1号、委員会審査報告を申し上げます。
お手元に先ほどと同じようにプリントが回っているかと思います。ご参考ください。
委員会審査報告書。
平成27年第5回栗山町議会定例会において、本委員会に付託を受けた事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、栗山町議会会議規則第77条の規定により報告をいたします。
記、1、件名、陳情第1号 憲法を守り、日本を海外で戦争する国にする戦争立法の廃案を求める意見書採択を求める陳情。
付託年月日、昨日の6月10日でございます。
審査年月日につきましては、6月10日、きのうの午後より、出席状況として5人、参考人を1名お呼びをいたしました。参考人事情聴取、質疑、自由討議、討論、採決という順に粛々と、淡々と進めてまいりました。
4、結果といたしましては、不採択とすべきものと決定をいたしております。
先ほどの陳情の(録音なし)
〇議長(鵜川和彦君) 議会運営委員会委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) それでは、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。
委員長報告は不採択であります。したがいまして、まず原案どおり陳情採択に賛成の方の討論を行います。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、次に陳情採択の反対の方の討論を行います。反対の方いらっしゃいますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) では、ほかにありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
本件に対する委員長報告は不採択であります。
お諮りいたします。陳情第1号 憲法を守り、日本を海外で戦争する国にする戦争立法の廃案を求める意見書採択を求める陳情について、賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 起立少数。
よって、陳情第1号については、不採択と決定をいたしました。
◎栗山町議会報告会の結果について
〇議長(鵜川和彦君) 日程第4、栗山町議会報告会の結果についてを議題に供します。
本件については、平成27年第2回町議会定例会において全議員の派遣を議決して実施したものであります。議会報告会の結果について広報広聴常任委員会委員長から報告をしていただきます。
広報広聴常任委員会委員長、三田議員。
〔広報広聴常任委員長 三田源幸君登壇〕
〇広報広聴常任委員長(三田源幸君) 議会報告会の結果を報告いたします。報告書の朗読をもって報告とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
平成27年第2回栗山町議会定例会において、議員全員の派遣を決定をした議会報告会を実施したので、その結果の概要を次のとおり報告をいたします。
記、1、実施日程、平成27年3月23日より27日。詳細については別紙ということで、2ページ目をごらんいただきたいと思います。日程と12会場、その会場の参加者人数、意見、要望等の件数が書かれてございます。
1ページ目に戻っていただきまして、2、実施内容、栗山町議会基本条例を制定して9年が経過し、本条例に関して全国から視察来町者は613団体、5,000人を超えました。議会基本条例の根幹は、徹底した情報の公開と共有、そして住民参加です。平成26年4月現在571の自治体議会で同様な条例が制定され、全国的な展開となったことで、先行した者として心強く感じているところであります。本年は、町内12カ所を会場として開催し、1年間議会で決定したものから、議員定数1名削減、政務活動費の増額、ごみ処理方針の変更、議会議員の政治倫理条例の制定、各常任委員会の活動及び意見書の提出状況等町民の皆さんに関心があるものを優先して説明し、ご意見をいただきました。
3、結果、本年は昨年とほぼ同数の226人の町民の皆さんのご参加をいただき、大変感謝をしているところであります。各会場での議会運営や町政全般に関する多くの意見や要望をいただきました。昨年に引き続き地域の現状を把握するため、事前広聴活動として3地区に出向き、地域課題に対する要望や意見を聞き、報告会に臨みました。町民の皆さんの町政への関心の高さは、町民とともに11年間に及ぶ議会報告会を継続し、積み上げてきたことによる結果として栗山町議会としても心強く受けとめているところであります。10年という節目を迎えるに当たり改めて議会基本条例の本旨に基づき、より一層の住民参加型議会を目指し努力してまいります。
以上であります。
〇議長(鵜川和彦君) 以上で栗山町議会報告会の結果については終了いたします。
◎特別委員会の設置について
〇議長(鵜川和彦君) 日程第5、特別委員会の設置についてを議題に供します。
中長期の財政問題は、さきに協議しましたように本町の将来にとって極めて重要な案件でありますので、委員会条例第6条の規定により特別委員会を設置し、付託の上、慎重に調査を実施していただいてはいかがと考えますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、特別委員会を設置して、調査検討をしていただくことに決定をいたしました。
名称につきましては、栗山町中長期財政問題等調査特別委員会とし、構成につきましては議長を除く11名ということに決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、名称につきましては栗山町中長期財政問題等調査特別委員会とし、構成につきましては議長を除く11名ということに決定をいたします。
特別委員会の委員長及び副委員長の選任につきましては、委員会条例第8条第2項に互選の規定とありますが、慣例により議長指名としたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、議長から指名をいたします。
委員長には1番、大西議員、副委員長には3番、楢ア忠彦議員を指名いたします。
調査検討は閉会中にしていただくことにお願いをしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、閉会中に調査検討をしていただくことに決定をいたしました。
◎特別委員会の設置について
〇議長(鵜川和彦君) 日程第6、特別委員会の設置についてを議題に供します。
この件につきましてもさきに協議いたしたとおり、栗山町議会基本条例が制定され、9年が経過し、またこの間栗山町自治基本条例等の制定もあり、議会基本条例とそれらの条例との整合性を図る必要があることなどから、専門家の指導、助言をいただき、さらに時代に即した議会基本条例とするため、委員会条例第6条の規定により特別委員会を設置し、付託の上、慎重に調査検討していただいてはと考えますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、特別委員会を設置し、調査検討をしていただくことに決定をいたしました。
名称につきましては、栗山町議会改革検討特別委員会とし、構成につきましては議長を除く11名ということに決定をしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、名称につきましては栗山町議会改革検討特別委員会とし、構成につきましては議長を除く11名ということに決定をいたしました。
特別委員会の委員長及び副委員長の選任につきましては、委員会条例第8条第2項の互選の規定がありますが、慣例によりまして議長指名としたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、議長から指名をいたします。
委員長には11番、藤本光行議員、副委員長には10番、三田源幸議員を指名いたします。
調査検討は閉会中にしていただくようにお願いしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、閉会中に調査検討をしていただくことに決定をいたしました。
◎道外政務調査の実施について
〇議長(鵜川和彦君) 日程第7、道外政務調査の実施についてありますが、これにつきまして、本年は西日本方面に大西勝博議員、楢ア忠彦議員、佐藤則男議員、大井賢治議員、土井道子議員、鵜川和彦の6名で実施することで議決したいと考えますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、そのように道外政務調査を実施することに決定をいたします。
◎議員研修会への派遣について
〇議長(鵜川和彦君) 日程第8、議員研修会への派遣についてでありますが、7月7日、札幌市で開催される北海道町村議会議長会議員研修会に議員全員を、7月21日、札幌市で開催される北海道町村議会議長会新任議員研修会に該当する議員を、7月23日、月形町で開催される空知町村議会議長会議員研修会に議員全員を、以上のとおり派遣したいと考えますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、それぞれ研修会へ派遣することを決定いたしました。
◎所管事務調査の申出
〇議長(鵜川和彦君) 日程第8、所管事務調査の申出ですが、総務教育常任委員会から、ふるさと納税の展開について、若者定住事業の進捗状況について、教育制度の変更(教育委員長と教育長の統合)について、指定管理者制度の実態について、産業福祉常任委員会から、ごみ処理の実態について、建設事業の実態について、広報広聴常任委員会から、議会の広報誌の編集及び発行について、議会広聴の実施について、議会広報・広聴の調査及び研究並びに政策提言について、議会運営委員会から、次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項についての所管事務調査の申し出があります。それぞれ所管事務調査をしていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、それぞれ閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。
◎閉会の宣告
〇議長(鵜川和彦君) 会期はあと1日を残しておりますが、全ての案件審議が終了いたしましたので、閉会したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、これをもちまして平成27年第5回栗山町議会定例会を閉会いたします。
閉会 午前10時08分