平成27年第8回栗山町議会臨時会会議録

                  平成27年10月30日 午前 9時30分開会


1、出席議員は次のとおりである。
      1番  大 西 勝 博 君
      2番  友 成 克 司 君
      3番  楢 ア 忠 彦 君
      4番  佐 藤 則 男 君
      5番  重 山 雅 世 君
      6番  置 田 武 司 君
      7番  大 井 賢 治 君
      8番  千 葉 清 己 君
      9番  土 井 道 子 君
     10番  三 田 源 幸 君
     11番  藤 本 光 行 君
     12番  鵜 川 和 彦 君

2、欠席議員は次のとおりである。

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事 務 局 長       水  上  州  洋
    事 務 局 主 査       篠  田  孝  義

4、地方自治法第121条第1項の規定による説明員は次のとおりである。
    町     長       椿  原  紀  昭  君
    副  町  長       花  田  正  博  君
    総 務 課 長       片  山  伸  治  君
    総 務 課 主 幹       岡  田  三  郎  君

    まちづくり総括兼      小  野     司  君
    経 営 企画課長

    経営企画課主幹       橋  場  謙  吾  君
    税 務 課 長       松  田  孝  之  君
    税 務 課 主 幹       坂  井     諭  君
    住 民 生活課長       松  本  俊  哉  君
    住民生活課主幹       笹  木  真 由 美  君
    若者定住推進室長      三  浦     匠  君
    環 境 政策課長       山  代  賢  治  君
    環境政策課主幹       小  南  治  朗  君
    保 健 福祉課長       秦  野  加 寿 彦  君
    保健福祉課主幹       上  野  政  則  君

    建 設 総 括 兼       佐 々 木     学  君
    建 設 水道課長

    建設水道課技術長      今     政  樹  君
    兼  主  幹

    建設水道課主幹       花  田  勝  巳  君
    建設水道課主幹       西  田  達  也  君
    産業振興課長        森     英  幸  君

    産 業 総 括 兼       山  本  信  二  君
    ブランド推進課長               

    ブランド推進課主幹     谷  口  良  之  君
    教  育  長       南  條    宏   君
    教育委員会主幹       室  永  栄  子  君
    介護福祉学校事務局長    中  野  和  広  君
    
5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名
  会期の決定
  諸般の報告
   @会務報告
   A監査報告
  議案第93号 平成27年度栗山町一般会計補正予算(第6号)
  議案第94号 平成27年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
  議案第95号 平成27年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算(第1号)
  道央廃棄物処理組合議会議員の選挙について
 
                       開会 午前 9時30分
    開会の宣告
議長(鵜川和彦君) 議員の出欠状況につきましては、事務局長より報告のとおり定足数に達していますので、ただいまから平成27年第8回栗山町議会臨時会を開会いたします。


    開議の宣告
議長(鵜川和彦君) 直ちに本日の会議を開きます。


    会議録署名議員の指名
議長(鵜川和彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には6番、置田議員、7番、大井議員のご両名を指名いたします。


    会期の決定
議長(鵜川和彦君) 日程第2、会期の決定を議題に供します。
 お諮りいたします。会期につきましては、議案の内容からみて、本日1日でよろしいのではないかと思いますが、会期を本日1日とすることに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、会期は本日1日と決定いたします。


    諸般の報告
議長(鵜川和彦君) 日程第3、諸般の報告ですが、会務報告につきましては、事務局長より報告いたさせます。
事務局長。
事務局長(水上州洋君) 本会議の議件は、議事日程のとおり、議案第93号 平成27年度栗山町一般会計補正予算(第6号)外3件であります。
地方自治法第121条第1項の規定による説明員は、町長及び町長の委任を受けた副町長、各課所長、教育委員会教育長及び同教育長の委任を受けた教育次長、事務局長であります。
さきの定例会報告後の会務につきましては、別紙プリントのとおりであります。
議長(鵜川和彦君) 次に、監査報告をいたします。
 例月出納検査の報告ですが、お手元に配付の写しのとおりでありますので、ごらんいただきたいと思います。


    議案第93号
議長(鵜川和彦君) 日程第4、議案第93号 平成27年度栗山町一般会計補正予算(第6号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第93号 平成27年度栗山町一般会計補正予算(第6号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,010万3,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ85億6,210万8,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、2款総務費におきまして、社会保障・税番号制度システム整備負担金等に係る補正であります。
4款衛生費は、堆肥化施設の作業用重機更新等に係る補正であります。
7款商工費は、地域ふれあいプレミアム付商品券発行事業補助金の追加等に係る補正であります。
8款土木費は、町道湯地継立線道路改良工事の追加等に係る補正であります。
10款教育費は、対外競技派遣費交付金の追加等に係る補正であります。
11款災害復旧費は、大雨被害による復旧工事に係る補正であります。
事項別明細につきましては、副町長より説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 副町長。
〔副町長 花田正博君登壇〕
副町長(花田正博君) それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。
 7ページをお開きください。まず、歳出についてご説明いたします。2款1項19目13節委託料の230万2,000円及び18節備品購入費の88万円の補正は、社会保障・税番号制度に対応するためのシステムネットワーク整備に係る委託料の追加及びシステム運用端末の設置に係る備品購入費であります。
19節負担金補助及び交付金の650万4,000円の補正は、社会保障・税番号制度に対応するためのシステム構築に係る負担金で、全額国庫補助金を受けて実施するものであります。
 23目地域経済活性化・地方創生対策費は、まち・ひと・しごと創生法に関わり創設されました、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金の「地方創生先行型上乗せ分」を活用し実施いたします、「くりやまちょうPR隊事業」及び「くりやま若者シティプロモーション事業」に係る補正であります。
この2事業は、10月26日付で策定いたしました「栗山町まち・ひと・しごと創生総合戦略」に位置づけ実施するもので、現在、国に交付申請の段階でありますが、本年度の事業を円滑に推進するため、今般、予算措置をお願いするものであります。なお、交付金につきましては、来月中に交付決定となる見込みであることから、12月議会定例会で補正予算を計上する予定であります。
 補正の内容について、ご説明申し上げます。
まず、「くりやまちょうPR隊事業」につきましては、地域おこし協力隊制度を活用し、本町の地域資源を生かした都市圏交流人口拡大・認知度向上を図るものであります。
補正の内訳は、隊員募集経費として、9節旅費で、職員の募集活動旅費86万円、11節需用費で、募集説明会に係る消耗品費5万円、12節役務費で、応募者面接に関する本町までの航空券等手配に係る通信運搬費及び募集案内の各種メディア掲載に係る広告料で、365万9,000円、ひとつ飛びまして、14節使用料及び賃借料で、募集説明会へのブース出展料及び応募者の面接時における宿泊施設借上げ等の施設使用料31万2,000円の併せて488万1,000円であります。
 次に、「くりやま若者シティプロモーション事業」につきましては、若者・子育て世帯の定住を促進するため、栗山町に「住みたい、住み続けたい」と思うブランドイメージの定着化を図るもので、本年度から平成28年度までの2か年事業として、戦略プランの策定等を専門事業者に業務委託し、実施するものであります。
補正の内訳は、本年度の事業費として、13節委託料で540万円であります。
4款1項2目13節委託料の105万5,000円の補正は、インフルエンザワクチンの値上げに伴う、高齢者インフルエンザ予防接種事業の追加であります。
2項2目18節備品購入費の226万8,000円の補正は、堆肥化施設で生ごみ及び下水道汚泥の攪拌や堆肥の切り返し作業で使用しているミニショベルにつきまして、老朽化による故障のため更新するものであります。現在の堆肥化施設の自動攪拌機につきましては、モーター故障により、運転を停止し、ミニショベル等の作業用重機で対応しているところであります。自動攪拌機の修理につきましては、ミニショベル等での処理工程の確立が可能かどうかを試験的に実施し、今後の堆肥化施設の費用対効果を総合的に検証の上、判断してまいります。
7款1項1目12節役務費の36万4,000円及び19節負担金補助及び交付金の説明欄2段目の475万円の補正は、道補助金の追加交付を受けて実施いたします地域ふれあいプレミアム付商品券発行事業に係る事務手数料及び補助金の追加であります。
 19節負担金補助及び交付金の説明欄1段目の150万円の補正は、栗山町空き店舗活用支援事業に係る補助金で、補助対象者は、松風2丁目の「マロンマート」跡地の空き店舗を改修し、昨年9月より「コインランドリーザブーン栗山店」を開業しております、札幌市東区在住の日浦信介氏であります。
8ページをお開きください。8款2項2目11節需用費の51万9,000円の補正は、10月8日の台風23号による強風で、町道役場通りの旧栗山保育所入口の防犯灯が、一部倒壊したことから、新たに街路灯を設置することに伴う修繕料の追加であります。
 5目13節委託料の400万円の補正は、橋梁点検実施数の調整による減額であります。
15節工事請負費の1,150万円の補正は、町道湯地継立線及び町道杵臼本線道路改良事業に係る残土処理費等の増並びに湯地1号橋補修費の増による追加であります。
なお、地方道路整備費におきましては、当初要望しておりました国の補助金が減額交付となったことから、財源調整として、それぞれ起債を充当するものであります。
 5項2目11節需用費の30万円の補正は、継立団地の雨水対策に係る修繕料の追加であります。
10款1項5目28節繰出金の21万8,000円の補正は、北海道介護福祉学校特別会計の財源調整に伴う追加であります。
3項2目19節負担金補助及び交付金の62万5,000円の補正は、栗山中学校の部活動に係る各種大会参加が当初見込みより増加したことによる追加であります。
 4項9目7節賃金の59万5,000円の補正は、ファーブルの森観察飼育舎の飼育員の雇用期間延長に係る追加であります。
12節役務費の14万1,000円の補正は、10月8日の台風23号による強風で、倒木した旧雨煙別小学校校庭のハルニレの木の撤去処分手数料であります。
11款1項1目15節工事請負費の2,030万1,000円の補正は、本年6月3日の大雨被害に係る、町道継立御園線の災害復旧工事の実績による減額並びに長谷川の沢川及び杵臼川の災害復旧工事の追加で、国庫補助を受けて実施するものであります。 
 6ページをお開きください。次に、歳入についてご説明いたします。14款2項3目1節道路橋梁費補助金の4,343万円の補正は、歳出8款でご説明いたしました町道湯地継立線道路改良事業ほか2事業に係る国庫補助金の減額であります。
5目1節総務管理費補助金の650万4,000円の補正は、歳出2款でご説明いたしました社会保障・税番号制度システム整備に係る国庫補助金の追加であります。
 7目1節公共土木施設災害復旧費補助金の1,623万9,000円の補正は、歳出11款でご説明いたしました災害復旧費に係る国庫補助金の追加であります。
15款2項6目1節商工振興費補助金の511万4,000円の補正は、歳出7款でご説明いたしました地域ふれあいプレミアム付商品券発行事業に係る道補助金の追加であります。
20款5項2目2節雑入の2,437万6,000円の補正は、今回の補正財源の調整として、備荒資金組合支消金を追加するものであります。
21款1項1目1節道路橋梁債の4,750万円の補正は、歳出8款でご説明いたしました町道湯地継立線道路改良事業ほか2事業の事業費変更に伴い、起債額について、追加及び減額するものであります。
10目1節災害復旧債の380万円の補正は、歳出11款でご説明いたしました災害復旧工事に係る起債の追加であります。
4ページをお開きください。第2表債務負担行為の補正につきましてご説明いたします。
1、追加でありますが、事項の2、くりやま若者シティプロモーション事業業務で、2か年での業務委託契約を予定していることから、債務負担行為を設定するものであります。
なお、期間、限度額及び各年度の金額につきまして、付記の内容でお願いするものであります。
5ページをご覧ください。第3表、地方債の補正についてご説明いたします。1、変更でありますが、起債の目的1、湯地継立線道路改良事業債から43、現年発生補助災害復旧事業債までの4件で、それぞれ事業費の変更により、限度額の変更をお願いするものであります。
以上で事項別明細の説明を終わりますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
 11番、藤本議員。
11番(藤本光行君) 2点ほど質問させていただきます。まず7ページ、4款1項2目13節委託料予防接種費の追加、これはニュースで取り上げられていますけれども、インフルエンザの予防接種の単価が上がったということで、それに対する助成かなとは思いますけれども、もう少し詳しい内容とか自己負担額がいくらになるかとか、詳しい内容がわかればお教えいただきたいとともに近隣の状況がもしわかれば教えていただきたいと思います。
もう1点、8ページ、8款2項5目15節工事請負費、先ほど当初に見込んでいた国の助成金がちょっと減りまして結局財源調整のために起債に頼らざるを得ないということで記載の額の変更もございましたけれども、この工事は恐らく続いていくのだろうなというふうに思いますけれども、その辺の見込みと減額に至った詳しい状況がわかれば、お教え願いたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 11番、藤本議員の質疑に対する答弁に入ります。
 保健福祉課長。
保健福祉課長(秦野加寿彦君) 藤本議員1点目の7ページ、4款1項2目13節委託料で、高齢者インフルエンザ予防接種ワクチン変更に伴う助成額の関係でございますが、助成額の増額につきましては昨年より500円増額いたしまして1,500円としているところでございます。本町の医療機関がほかの医療機関に加えまして定額に接種料金を抑えていただいていることから、自己負担額については昨年同様の1,500円となっているところでございます。あわせましてほかの市町の状況でございますけれども、近隣4市4町における状況でございますが、助成額を増額した市町については3市2町、増幅については200円から500円というふうに聞いております。自己負担額につきましては今回のワクチン変更に伴います医療機関の接種料金にも差がありますので、一概には言えませんが自己負担額を定額に定めている自治体ほかについては、全て増額になっているというふうに聞いております。
以上です。
議長(鵜川和彦君) 建設水道課長。
建設総括兼建設水道課長(佐々木 学君) 2点目の8ページ、8款2項5目地方道路整備費の湯地継立線道路改良及び杵臼本線道路改良工事の関係で、まず1つ目の工事費の追加になった理由でございますが、当初この2事業につきましては、工事に関わる残土処分の関係を杵臼ダムの採取土跡地、町有地ですが、そちらの方に予定をしておりましたが、今年、天候不順等によりましてかなり状態が悪いということで、それを南角田の民間所有地のほうに変更したことに伴いまして工事費等が増額になっているというようなことでございます。
それと2点目の国庫補助金が減額になりましてそれを起債で対応したということでございますが、これも今年、杵臼本線につきましては235メートル、湯地継立線につきましては300メートルの工事延長で予定をしておりましたが、実際の補助金につきましては5割程度の内示ということで、工事の進捗状況だとか、これからの効率的な工事の事を考えますと、やはり短い距離で継ぎはぎ状態でやるよりは、やはり一定の距離をもって工事を進めた方が効率的な工事が進められるということで、財源を過疎債の方に振替をしまして、当初予定どおりこの事業を実施したということでございます。それとこの工事の今後の状況でございますが、まず湯地継立線につきましては、現在工事の補助金の認可延長ですが、840メートルということになっておりまして、これが最終の鳩継線までの認可延長でございます。あと28年、29年、2か年で、今年終わって残り2か年で完了予定でございます。
それと継立本線につきましては、国道からずっと工事を進めてきておりますが、現在の認可延長が760メートルということで、これにつきましては杵臼本線を縦断いたしております雨煙別旭台線から湯地継立線までの区間ということでございまして、これにつきましては今年の工事が終わりますと来年1年で工事が完了するということでございます。ただ、あと湯地継立線から以北ですね、道道鳩山継立線まではこれから国のほうの認可を受けて工事を実施していく予定となっております。
以上です。
議長(鵜川和彦君) 副町長。
副町長(花田正博君) 先ほどのインフルエンザの関係でちょっと補足をさせていただきたいと思いますけれども、今回の値上げについては、インフルエンザについてはご存じのとおり3価から4価、いわゆるインフルエンザのタイプが今までよりも増えて、4つまで効くような4価の対応をしたということが値上がりの理由でございますけれども、結果として栗山町につきましては個人負担は上がらないようにという配慮のもと、医療機関についても値上がりの幅についてご配慮いただきましたし、その値上がりの分については町のほうで全額負担をさせていただいて、個人の負担のないようにしました。また管内につきましては個人負担については、これまでよりも若干それぞれ上がっているような現況であります。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。8番、千葉議員。
8番(千葉清己君) 8ページ、10款3項2目教育振興費、19節負担金補助金及び交付金の対外競技派遣費追加で、ただいまの説明では栗山中学校の部活動に関するという内容でしたよね、これは地区予選で勝利したということで全道大会に出るということだと推測します。非常にいいことだと思いますので、この内容について教えていただきたいというふうに思います。
議長(鵜川和彦君) 8番、千葉議員の質疑に対する答弁に入ります。
 社会教育担当主幹。
教育委員会主幹(室永栄子君) ただいまの千葉議員の8ページ、10款3項2目の対外競技派遣費の追加の件ですが、こちらのほうの交付金につきましてはただいま交付申請があった部分で7月末現在15件の部分で、135万円の実績となっております。当初予算で150万円という予算の中で今後7月から9月までの対外派遣の件数としては9件の申請がありまして、77万5,000円の交付予定になっておりますので、執行残といたしまして、現在62万5,000円の追加補正をお願いしたところです。千葉議員が言われましたとおり、こちらの栗中のほうの対外派遣は、今回9件の申請につきましては道内の申請の中での件数となっております。今後9月以降の冬場にこれからスキーに大会とかあった中では、またその都度3月の補正でまた追加でお願いするように考えております。 
議長(鵜川和彦君) 8番、千葉議員。
8番(千葉清己君) 内容、何の部分をどこにということで、よろしくお願いします。 
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 社会教育担当主幹。
教育委員会主幹(室永栄子君) 追加補正の中身といたしましては、栗中のほうの水泳大会とか陸上競技大会、7月はそのような中身になっておりまして、剣道大会の函館のほうの参加の部分になっております。この交付基準につきましては、対象は確かに中体連と同等の大会と認められる大会に交付しているものでもありますし、中体連に準ずる大会と中体連が後援している大会として上記以外の対象経費の2分の1を交付するようなこととして、交付しております。
議長(鵜川和彦君) 8番、千葉議員。
8番(千葉清己君) 改めて文書で子どもたちがどれぐらい頑張って勝って全道大会とか全国大会に出場するのだと、そういう資料をよろしくお願いしたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。資料を提出するということで……。
 社会教育担当主幹。
教育委員会主幹(室永栄子君) 一番大きいのは、現在頑張っていただいていますのは、剣道で行かれます乙部町では21万7,500円の交付額が今年では最高の金額となっています。
議長(鵜川和彦君) 社会教育担当主幹、後で資料を請求できますか。
教育委員会主幹(室永栄子君) 後で資料のほうをお渡しいたします。
議長(鵜川和彦君) よろしくお願いします。いいですね。
8番(千葉清己君) はい。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。5番、重山議員。
5番(重山雅世君) まず3点伺います。7ページ、2款1節19目情報推進費にかかわって、マイナンバー制度の件です。もう既に通知カードを10月から発行している自治体もあって、それを受け取った住民の方からの照会とか、不正にそれを名乗ってそういう被害にあったとか、そういう情報もマスコミなどでは報道されておりますが、本町の中ではまだ通知カードの発行そのものがいつからかと、いつぐらいに町民の手に渡るのかという点がまず1点と、そして、いろいろもう既にマスコミ報道されている中でこの問題に対する不安だとか疑問だとかそういう問い合わせなどが担当のほうに届いておられるのか、もし届いているのであればどういう点の照会があったのか、まずその点でお尋ねします。それと23節、地域経済活性化地方創生対策費の中で、さきに行われた行政と議会との一般会議の中で、本町のメインとして考えているのだと。その中のこの栗山町PR隊事業とか若者シティプロモーション事業とか計上されているわけですが、この栗山町PR隊事業の内容をもう少し、どの位の、人数も含めてですね、栗山町をPRするという点では、私はよそから来てPRしてもらう、何か先ほどの説明の中では栗山町の人が栗山町をPRするのではなくて、よそからそういう方を募集してその隊員の方に栗山をPRしてもらうと、そういうことなのですね。その認識が間違いなのかもしれないですけど、もう少しこの事業内容的な部分も併せて答弁を求めたいと思います。
 それと委託料の若者定住、これ2か年計画で委託していますけれども、どこの自治体でも今若者定住策という点では、取り組みしていると思うのですね。それで専門事業者に委託するよというお話でしたが、どうなのでしょうかね、若者定住推進室を設置したときに私は質問したと思うのですが、これから新たな事業展開する上で、2名の職員配置でいいのですかと質問していると思うのです。当面はこうやっていきますよと。でも必要であればそれを増やしてもう少し広げていくような話だったかとそういう答弁だったかと思います。それにも関わらず、まず体制としては2名で、あと考えることは委託者に任せるという点では、どうなのかなというのが率直に感じるのですが、その点でどこの自治体もこういう専門事業者などを活用してやられているのか、そうしたら名前だけ変えたらどこの自治体でもやっているような事につながらないのか、栗山町の独自の若者定住という点で、その独自性が発揮できるのか、その点でどのように考えておられるか、併せて答弁を求めたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 住民生活課長。
住民生活課長(松本俊哉君) 重山議員1点目のマイナンバーに関わってなのですけれども、まず町民向けの到着時期ということでございます。日本全国民に対して送付する関係がございます。栗山町につきましては10月26日、月曜日に搬入されたという情報を火曜日に私どもが聞いてございます。その後郵便局に町民向けの配付スケジュールを確認しましたところ、10月31日、明日土曜日から11月13日までの2週間をかけて慎重に間違いなく栗山町民向け配付をしたいということで、伺っているところでございます。この情報につきましては、ホームページのほうに昨日アップさせていただいているところでございます。あとマイナンバーに関わっての不安と疑問のお問い合わせなのですけれども、私どものほうには通知カードがいつ届きますかというようなお問い合わせは来てございますけれども、不安、疑問という点でのお問い合わせは来てございません。総務課のほうにもそういった面の問い合わせは来ていないということで、聞いてございます。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 経営企画課長。
まちづくり総括兼経営企画課長(小野 司君) それでは重山議員のご質問の7ページの2款1項23目地域経済活性化地方創生対策費につきまして、私のほうからご説明申し上げます。まずご質問の内容の中で「くりやまちょうPR隊事業」ということでご質問がございましたが、まずこの度、栗山町まち・ひと・しごと創生総合戦略というのを10月26日付で策定させていただきまして、議員はじめ関係の皆様のご協力に感謝申し上げたいと思います。その中で基本目標にある栗山町の魅力をいかし、人を呼び込む、呼び戻す、という戦略の中の、若者世代などの移住、定住促進、そのことの一環として、まず「くりやまちょうPR隊」を導入するということでございますが、その中身といたしましては3分野で今考えておりまして、1つ目の分野はふるさと納税推進を図る隊員、そして観光振興・移住推進を図る隊員、そして若者定住推進を図る隊員、各々2名ずつ合計6名を今考えておりまして、今般の予算におきましては、この方々の募集にかかる、そしてそういった方々を面接等をしながら人材を確保するというのが主な目的でございまして、これが地方創生にからむ国の交付金で、満額補助を受けられる予定でございます。その中で次年度以降は地域おこし協力隊として栗山町の今言った3分野のまちづくりに貢献していただくというところを考えておるところでございます。
そこでよそからのPRはどういうことなのかというご質問でございますけれども、まず今回はPR隊ということで、まちづくりの中でよく言われるのが、若者、よそ者、そして一生懸命邁進する者という、いわゆる外からの目線、若い目線、そしてがむしゃらにそういうものに邁進していく機動力と、そこが良くまちづくりの大事なところだと言われて久しいところでございます。そこをまずよく考えて、このPR隊を導入すると。しかしながら今議員ご指摘のように、地元に住んでいる方々もいらっしゃいます。地元に住んでいる方々が地元への愛着、「ふるさとは栗山です」というスローガンのもとに地元の方々がここの栗山町を好きになっていただく、そしてそれを魅力発信していただく、それがこの費目に計上しております、くりやま若者シティプロモーション事業の一環として取り組むものでございます。そこにつきましては、担当の若者定住推進室のほうから答弁いたします。
私からは以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 若者定住推進室長。
若者定住推進室長(三浦 匠君) 重山議員のご質問の関係でございますけれども、くりやま若者シティプロモーション事業の関係についてご説明をさせていただきたいと思います。昨年7月に若者定住推進室が設置をされまして、昨今の栗山町の状況、特に若者人口の減少が著しいといったような状況の中から、定住推進室が設置をされまして、若者定住に向けた施策の検討を進めてきたところでございますけれども、その中でターゲットである若者子育て世代、こちらが町の魅力、また栗山の暮らしといったものが町内において共有されているか、また町外の若者子育て世代にはきちんと伝わっているのか、といったことが栗山に住んでもらうための課題のひとつというようなことで、検討をしてきたところであります。
 このシティプロモーション事業につきましては、単なる町の情報の発信ということだけではなく、栗山ならではの町の魅力を発掘、あるいは創出し、それを高め、そして訴求性のある発信を戦略的に行っていくというような事業でございまして、町内の若者・子育て世代の町への愛着と誇りの醸成を図り、若者自らが情報の拡散を行っていくことによって、町内外への効果的な発信につながっていくと、そのことが栗山に住みたい、また住み続けたいと思うブランドイメージの定着につながっていくものというふうに考えております。この事業を推進することによって、町内外の若者・子育て世代から選ばれる町・栗山となっていく、そんなような取り組みをこの事業で進めていくものでございます。事業の内容といたしましては、今年度本町の現状の把握、調査・分析を行い、かつフェイスブックの立ち上げ等も行いながら情報の拡散について検討していく、そして次年度以降については戦略プランの策定に向けて仮称でありますけれどもプロモーション推進隊、町民の方々に参加して頂くプロモーション推進隊を立ち上げ町の魅力について語り合い、そしてそれらを高めていく方策についても考えていただくと、併せて行政のほうも若手職員のプロジェクトチームを立ち上げまして、その中で具体的な事業展開、こういったものも検討していくと、そしてこれから進めていくこのプロモーション事業の推進の方向性や具体的な行動計画を立てた戦略プラン、これを作っていくというような事業の流れになっております。
それで専門事業者への委託の関係でございますけれども、今まで申し上げましたとおり町の魅力をこれから効果的に発信していくためには、やはり専門的なノウハウ、そういったものが必要になってきますし、この事業全体をトータルプロデューサーとして関わっていただきたいというふうに考えておりまして、これらを専門的な事業者にお願いをして効果的な発信につなげていくというようなことで考えているところでございます。
それと3つ目の職員の関係でございますけれども、あくまでもこれについてはプロモーション事業ということを専門事業者に委託するものでございまして、この町の魅力の発信、それからそれにつながる事業展開、こういったものをこのプランの中で作っていくということでございまして、若者定住に向けた施策の検討については従前どおり職員でそのほかのいろんな定住に向けた施策、こういったものを検討していくということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
ほかの自治体の状況でございますけれども、ほかの自治体におきましても同様にやはり専門事業者を入れた中でこういったプロモーション事業に取り組んでいくというような実態でございます。
以上です。
議長(鵜川和彦君) 5番、重山議員。
5番(重山雅世君) 先ほどの答弁の中で3つの分野にこの「くりやまちょうPR隊事業」3つの分野だよと。ふるさと納税に関わるもの、観光、若者定住と6名とおっしゃいましたが、町外の方はふるさと納税、観光のほうに関わってもらうよと。それから若者定住のほうには町内の町民の方に関わってもらうよと。そういう考えなのでしょうか。それと委託料の件でお尋ねしますが、先ほど調査活動も行うよという答弁だったかと思いますが、その調査活動そのものも委託業者にお願いすると。金額的に2か年で540万円というとかなりの金額……1か年が540万円ですから、債務負担行為でしたか、2年で1,340万円でしたか、そうですね。これだけの委託料のかける必要性という点でも、果たしてどうなのかなと。定住に向けた施策は職員が行うよと。実際上は委託業者がやるのは町の魅力を効果的に発信すると、そういうお話でしたが、その効果的にという点で魅力そのものの掘り起こしというのは、先ほどの栗山町のPR隊の方が考えるわけですか。そのことも含めての委託なのですか。その点もちょっと納得できなかったものですから、結構委託料を使っての事業という点では、どうなのかなと率直に思うわけですが、再度答弁を求めます。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
経営企画課長。
まちづくり総括兼経営企画課長(小野 司君) まず「くりやまちょうPR隊」のことにつきまして改めてご説明申し上げますけれども、これは先ほども申し上げたように「地域おこし協力隊」の制度のもとに実施するものでございますので、「地域おこし協力隊」というのは町外から若い方に来ていただく事業でございます。そのための、それは来年から事業にのせて実施したいと、その前段の募集等に関わるところで、この「くりやまちょうPR隊」という通称のもとに募集活動を行うということで、先ほど申し上げましたふるさと納税の推進の分野、そして観光移住促進の推進の分野、若者定住推進の分野、各2名ずつ6名これは全て地域おこし協力隊、外から来ていただくという形で考えているところでございまして、先ほどシティプロモーションは地元の方を中心に行うということで申し上げたと思いますけれども、その合わせ技で若者を呼び込むと。さきの道新の地方版の10月28日の記事でごらんになった方も多いと思いますけれども、栗山若者定住の課題ということで、働く場がない、娯楽が少ないというような形でもありましたように、まず特段人口ビジョンでもご説明申し上げたように、若い方々が栗山町に魅力を感じていただく取り組みが最優先と考えておりますのでご理解いただきたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 若者定住推進室長。
若者定住推進室長(三浦 匠君) 重山議員の重ねてのご質問でございますけれども、委託料の関係について若干再度ご説明をさせていただきたいと思います。
 委託をする内容としては、先ほどもちょっと説明をしたのですけれども、今年度、栗山町の現状把握に関する調査・分析を行うということで、これについては町内の若者子育て世代プラス町外にいらっしゃる若者子育て世代の方々、首都圏であるだとか道内の札幌であるだとか、そういったところの若者子育て世代が考える、感じる栗山の魅力・イメージ、さらには若者子育て世代が感じるその住み心地的な部分についての調査分析を行っていただくというところを考えております。さらには若者子育て世代の方を対象にしたグループインタビュー、こういったものも行っていくというようなことで考えておりますし、もうひとつフェイスブックの立ち上げということで、そちらのやはり若者子育て世代が興味・関心を引く内容、こういったものの内容検討、これに専門的なところで調査分析をお願いするというようなことを今考えております。
 次年度以降なのですけれども、来年度については先ほども言いましたように、町内の若者、子育て世代の方々が参加をするプロモーション推進隊というのを立ち上げて、そこで町の魅力を語りあっていただき、さらにはそれを高めていくための方策、発信をしていくための方策、そういったものを話し合っていただくというようなことで考えておりまして、そこの運営支援、それも専門事業者のほうにお願いをしていくというようなことで考えておりますし、また、戦略プランについては通常の冊子それから概要版等々も作成をお願いするのですけれども、戦略プラン策定に至るその動画、これも作成をし、これからプロモーション事業を進めていくに当たって町民の方々、さらには職員それぞれがプロモーション事業の必要性、そういったものを十分理解して自分事として、これから町の魅力を発信していくという取り組みにつなげていくための動画というようなことの作成を考えております。さらに情報誌の発行も委託の中に考えておりまして、さきほどPR隊の話も出ましたけれども、PR隊のほうにも協力をいただきながらそういった栗山町に住む人にちょっとスポットを当てた情報誌の発行を、2回ほど来年度予定をしているというようなことで、それらの業務内容の中で今回の補正のお願いをしている額になっているというようなことでございます。先進的にやっているほかの自治体等々を見ましても、やはりこれぐらいの金額をかけた中でプロモーション事業を行っていくというようなことで、そこに専門的な業者さんが入ることによってより栗山の魅力が伝わっていくといいますか、広がっていくといいますか、そういったことにつながっていくのかなというふうに思っておりますし、そこに当然町民の皆さん、それから職員も入って一緒にこのプロモーション事業を進めていくというようなことで今考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。      
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
 3番、楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) 2点お尋ねいたします。ただいま重山議員からもお話がありましたけど、地域経済活性化地方創生対策費ということで、それぞれ地域おこし協力隊6名がふるさと納税、観光と若者定住に関わって栗山町をPRしていくということになると思うのですけれど、私の記憶では現在地域おこし協力隊は栗山町に7名おられるのかなと思いますけど、この6名という方も既に内定されているのか、それともこの対策費・旅費・需用費この予算の中で新たに募集も含めて対応していくのか、その辺が私自身まだ理解できていないところがあるので、もうすでに協力隊が決められ、スタッフが揃っているのか、その点についてお尋ねいたします。
 もう1点、7款商工振興費のプレミアム付商品券発行事業の追加ですね、広報に出ました第2弾で限定3,000セットということで、くりやまふれあいプレミアム商品券ということで、ここには申込み状況により抽選となる場合がありますというような記載をされていましたけど、今回3,000セットまたその約50パーセント位の金額が追加されましたから、総数4,500セット位になったのかなと思いますけれども最終的に何セットになったのか、そして結局追加分は道のほうで対応してくれたという理解でいいのか、その点についてお尋ねいたします。
議長(鵜川和彦君) 3番、楢ア議員の質疑に対する答弁に入ります。
 経営企画課長。
まちづくり総括兼経営企画課長(小野 司君) 楢ア議員1点目のご質問で、「くりやまちょうPR隊」いわゆる地域おこし協力隊の状況でございます。現在のところ、今栗山町の地域おこし協力隊としてご活躍いただいている方は農業分野で6名そして自然分野で2名ということでございまして、今般提案したものにつきましてはそれ以外の分野ですね、ふるさと納税、観光推進、そして若者定住という従来にない分野の若者の方に協力していただくというところが主な目的でございまして、この募集に係る各経費を今般計上させていただきまして、これからこういった方々の募集活動に邁進していくという考えでおりますのでご理解いただきたいと思います。
以上です。
議長(鵜川和彦君) ブランド推進課長。
産業総括兼ブランド推進課長(山本信二君) 楢ア議員ご質問の7款商工振興費の地域ふれあいプレミアム付きの商品券発行事業に関わってのご質問ですが、9月補正では当初私たちが道に要望していた3,000セットということでございましたが、その時にもご質問があったかと思うのですが、初回の1万セットを販売したときにかなりの方が並ばれたということで、なるべく公平感のある発行を2回目にはしていくということが検討課題としてありましたので、今回全世帯に申込書を配布して要望を募ったところです。その結果約4,400セット分の申込みがありましたので、本来であれば当初は抽選ということもありましたが、道と協議の結果、本町の要望を受け入れていただくことになりましたので、その結果現在の要望のあった申込み数について発行できる状況となったことから今回補正をお願いするものでございます。
議長(鵜川和彦君) 楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) 地域おこし協力隊ですけれど、私7名と勘違いしていたのか農業分野で6名と、ふるさと教育で2名ということで、現在栗山町には8名の地域おこし協力隊がいると。空知管内でも一番多いのかなという認識を持っております。この協力隊に関わって栗山町では積極的に関わっているのかなと評価するところであります。それで今回改めてPR隊事業ということで、これに絡んで地域おこし協力隊も募集していくということなのですけれど、従前の8名の方はこのような予算を計上した中で募集していくというのが私余り記憶にないのですけれど、現在7名の方の協力隊に関わってはどのような形で募集というか、スタッフとして採用するというか、協力してもらっているのか、その辺についてこの機会にお尋ねいたします。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 経営企画課長。
まちづくり総括兼経営企画課長(小野 司君) 今の楢ア議員のご質問は、従前の、今おられる方々の募集というのはどうされたかということでございますけれども、それぞれ農業分野と、自然教育分野で各々予算を付けた中でやっておりますけれども、この制度は制度的には地域おこし協力隊の募集にかかる経費といたしまして一団体、栗山町を一団体といたしまして200万円を上限として活動経費というのが認められております。そして実際においでいただいた方には隊員一人当たり400万円を上限に実際に隊員個々の方の活動分野、そしてお手当という形で見ておるところもございますので、それぞれの分野で、それぞれ農業分野は農業の指導者のもと行われている、自然教育の部分は教育委員会の主導のもとで行われているのが従前のやり方でございます。
以上です。
議長(鵜川和彦君) 産業振興課長。
産業振興課長(森 英幸君) 楢ア議員さんご質問の地域おこし協力隊の実際の募集の方法でございますけれども、農業分野におきましては各種農業新規就農者セミナー等々ですね、東京ですとか大阪、先日は札幌コンベンションセンターのほうでありましたけれども、そういった募集相談会に年間10回位顔を出してございます。現在、新規就農希望者あるいは地域おこし協力隊、かなり希望者が多いということでございまして、私どもも面接等を行いまして、栗山に来てくれる方を先行しているということでございますが、1回だけで先行するのではなく、やはり相談に来ていただいた方に一度栗山に来てくださいと言っております。そして例えば農業体験ということで実際に栗山に来て、その後また面接をして、何度も何度も面接あるいは顔をあわせながら人を見極めて、その中でこの人なら大丈夫だなということであれば、その中から先行しているという状況でございます。来年に向けても今色々と数百組の方と面接を交わしながら進めている最中でございますので、ご理解願いたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) 今、農業分野で担当課長が説明していただきました。自然教育にも2人配置されているということで、今回新たに6名をスタッフとしてお願いするということになるのですけど、こういう農業分野の特殊な分野で農業の場合は農業を通じてということで、今課長のほうから説明がありましたけれど、ふるさと納税、観光、若者定住に関わってはどういうような形で募集に踏み切っていくのか、今の時代ですからいろんな募集方法があると思うのですけれど、この予算の中で採用していくというのか、これは栗山町のPRも含めた中で採用していくというのか、この予算というのは栗山町のPRも含めた中で協力隊も募集していくのか、それとも協力隊を募集するための予算なのか、その点について改めてお尋ねいたします。
議長(鵜川和彦君) 経営企画課長。
まちづくり総括兼経営企画課長(小野 司君) 今般「くりやまちょうPR隊」と称して計上させていただいたものは、先ほど申し上げたとおり栗山町まち・ひと・しごと総合戦略の中の基本目標にある栗山町の魅力をいかし人を呼び込む、呼び戻す中の若者世代などの移住定住促進のための「くりやまちょうPR隊」の導入として国のほうに交付申請をしているところでございます。それは栗山町ならではの呼称として今回計上させていただきましたが、これは今般の予算はこういう方々を募集するための経費でございます。採用の経費ではございません。募集の経費です。そしてこれは既にある地域おこし協力隊という総務省の事業がございます。そういう適任者がおられればこの地域おこし協力隊のスキームの中で採用して活用していただきたいというのが大きな目標でございます。どういったことをやるのかといったところでは、時間の関係上あれですけれども、具体的な例といたしましては、ふるさと納税の今本町もおかげ様でかなり伸びているところでございまして、9,000万円を超え間もなく1億に近づくような状況でございます。しかしながらこういったものを一過性に終わらせず先の議会でも戦略的な取り組みということで色々と議論されたと思いますけれども、その中でSNS、ツイッターやフェイスブック、そういうインターネットを活用したPR、そしてPRするための実際にいろんな出店等で出向く、そして新しい目線での企画力を発揮していただくと、そういった事々をふるさと納税で実際にやっていきたいと。実際に先進地であります上士幌町が全道で一番と言われているのですけれども、実際そこはもう既にこの地域おこし協力隊の方を採用して実際にやられています。それが成功例としては代表的なものでございます。あとは観光振興におきましても今の若い人たち、特に先ほど申し上げたインターネットを活用した媒体での全国的な拡散の威力というのはかなりすごいもので、こういったものを活用できるリテラシーを持った方々をまず活動していただきたい。
 そしてやはり移住定住の推進につきましても単に栗山町をパンフレット等でアピールするだけでは中々振り向いてはくれません。やはり栗山町はどういったものであるのか、どういった利点があるのか、あるいは冬期間雪は大丈夫ですかと聞かれることもあるのですけれども、そういったことにも丁寧に答えていくと、そういった活動に従事していただくというのが主な目的でございます。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。2順目に入ってよろしいですか。
 5番、重山議員。
5番(重山雅世君) 先ほどの地方創生に関わって既に先行型で交付申請をされているということでしたが、今計上されたのは1千何某かですよね。それで交付金としてはこの何割位が交付される予定なのか金額的な部分でお示し願いたいと思います。
それと8ページ、10款賃金でファーブルの森、臨時作業員の雇用期間延長という説明でした。今どういう状況となっているのか、雇用期間延長ということは来年度に向けてどのように考えておられるのか、もう当初の期間の設定自体が見積りという点で甘かったのか、それとも何か特殊な事情があってさらに延長してやらないとならないような作業が生じたのか、この期間延長の背景的な事を併せて答弁願いたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 経営企画課長。
まちづくり総括兼経営企画課長(小野 司君) 重山議員1点目の2款1項23目地域経済活性化地方創生対策費の中の交付金の関係でございますけれども、この7ページの財源内訳では今回一般財源として計上させていただいておりますけれども、この中の1,000万円が満額交付される予定でございます。今日を含めて近日中に道から連絡がある予定でございます。
議長(鵜川和彦君) 社会教育担当主幹。
教育委員会主幹(室永栄子君) 重山議員2点目の8ページ、10款4項9目7節賃金ですが、こちらのほうは今まではこの春先ファーブルの森につきまして4月から9月までの開館だったのですけれども、賃金のほうにつきましては4月から12月上旬までの賃金をみておりました。現在の飼育員の方が都合によりまして年度末で退職するということになりましたので、その関係で私のほうもこの今までの飼育に関わってきました引継ぎとしまして、さらに来年の3月まで来ていただいた中でパネルの作成とか、この引継ぎでこの12月から3月までの部分として今回賃金を補正させていただきました。来年度以降というかこの引継ぎに際しましても、今協力隊の2人の内1人につきましてはこの春先からこのファーブルの森の飼育につきましては関わっていただいておりまして、さらに元々協力隊は今年3名募集しておりましたけれどもただいま2名のところでおります。ただ、今もう1人この12月に自然のほうに興味がある方がいらっしゃいますので、その方を採用した中で、その方に引継ぎをしていた中で、来年は協力隊をさらにまた募集した中で、2人体制で飼育のほうをしていただくということに考えております。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 5番、重山議員。
5番(重山雅世君) 最後の部分ですが、飼育に関わる専門職的な方が地域おこし協力隊の方の中におられるということであれば、当然若い方だと思うのですけれども、やはりずっと栗山に住み続けてもらうという点でも、職員として、条件としてやはり本採用として、臨時じゃなくて正職員として雇用も保障すると、そして栗山に定住してもらうと、そういうような考え方を将来考えておられるのかどうか、町長の答弁を求めたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 町長。
町長(椿原紀昭君) 当然、今、長年やってきております自然関係の職員が辞められるということでありますから、その後継者等々について色々と論議をしておりますので、1名辞められるのであれば1名の補充ということは当然、今、考えておりますので、ある時期にはそういったことをまたお話しできる時期が来るだろうと思っております。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。ありませんか。
5番、重山議員。
5番(重山雅世君) 補正予算に反対の立場で討論いたします。マイナンバー制度に関わる2款1項19目情報推進費、前回の議会の中でも条例提案に反対しておりますし、マイナンバー制度の予算計上、法律が通っているので計上せざるを得ないそういう状況は十分承知しつつやはりこれは個人情報の漏えいだとか不正利用といった疑念がぬぐえないと。そして前の反対討論とだぶる部分もありますけれども、マイナンバーのそもそもの目的というのは、国民の利便性向上をうたいつつもそうではないと思うのですね。国が国民の所得とか資産を効果的に掌握して町税を強化すると同時に過剰な社会保障給付を受けていないかなどチェックするためのものだと思うのです私は。そして富裕層の資産隠しの逃げ道を追跡するような仕組みは整っていませんから、監視対象は専ら一般の国民です。3兆円市場と言われるマイナンバー制度の普及に喜んでいるのは財界と大企業ばかりというのが実態ではないでしょうか。先の道新の報道の中にも今回は税と社会保障・災害対策の3分野ですけれども、今後パスポートですとかキャッシュカードなどに連動させるということも検討していると。つながる情報と関係機関が増えるほど流出のリスクも増し、被害は取り返しがつかない、資産から健康情報まで政府が把握する監視社会への不安も強まると。「数々のリスクや巨額の導入コストに見合った便益があるのか、説明が尽くされていない。国民の懸念に正面から向き合わず検証抜きで用途を広げようとする政府の前のめりの姿勢は余りにも無責任だ。」とこう道新の社説にも書かれていました。ですから、この制度そのものの廃止に向けての検討と議論を行うことこそ必要であると述べて、反対討論といたします。
議長(鵜川和彦君) 賛成討論の方はいらっしゃいますか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第93号 平成27年度栗山町一般会計補正予算(第6号)について原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 起立多数。
よって、議案第93号は原案どおり決定いたしました。


    議案第94号
議長(鵜川和彦君) 日程第5、議案第94号 平成27年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第94号 平成27年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ33万5,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ21億667万7,000円とするものであります。
補正の内容は、8款保健事業費におきまして、インフルエンザワクチンの値上げに伴う高齢者インフルエンザ予防接種委託料の補正であります。
それでは事項別明細について、ご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出でありますが、8款2項1目13節委託料の33万5,000円の補正は、インフルエンザワクチンの値上げに伴い、町民の自己負担額増加を抑制するため、高齢者インフルエンザ予防接種事業に係る追加であります。
3ページをお開きください。次に歳入でありますが、10款1項1目1節前年度繰越金の33万5,000円の補正は、今回の補正予算に係る財源として充当するものであります。
以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第94号 平成27年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、議案第94号は原案どおり決定をいたしました。


    議案第95号
議長(鵜川和彦君) 日程第6、議案第95号 平成27年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第95号 平成27年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ221万8,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ1億3,378万8,000円とするものであります。
補正の内容は、1款教育費におきまして、道補助金を受けて実施する介護のしごと魅力アップ推進事業等に伴う補正であります。
それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出でありますが、1款1項1目8節報償費、11節需用費並びに14節使用料及び賃借料の併せて212万6,000円の補正は、道補助金を受けて実施する介護のしごと魅力アップ推進事業に係るもので、8節報償費におきまして、小中高校生介護職場体験に係る講師謝礼2万円、11節需用費におきまして、介護の仕事の理解を深めるための啓発資料201万9,000円、14節使用料及び賃借料におきまして、小中高校生介護職場体験に係るバス借上料8万7,000円をそれぞれ追加するものであります。
12節役務費の9万2,000円の補正は、授業料等の未納者1名に対し、支払履行請求等を弁護士に委任することに伴う弁護士着手金等であります。
3ページをお開きください。次に、歳入でありますが、3款1項1目1節介護福祉学校費補助金の200万円の補正は、歳出1款でご説明いたしました、介護のしごと魅力アップ推進事業に係る道補助金であります。
4款1項1目1節一般会計繰入金の21万8,000円の補正は、今回の補正予算の財源として追加するものであります。
以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
 3番、楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) 1点お尋ねいたします。訴訟費用の手数料ですけど、これは何年度に卒業された方で未納額がいくら位になっているのか、答弁ができる範囲内だと思うのですけれど、お願いします。
議長(鵜川和彦君) 介護学校事務局長。
介護福祉学校事務局長(中野和広君) 楢ア議員さんの質問にお答えいたします。本件の未納については、年度としては平成25年度の未納金であります。金額につきましては92万円でございます。
以上です。
議長(鵜川和彦君) 楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) 現在この方はどこかの施設で働いておられるのか、それともどういう状況か本人の所在というか、確認されているのか、当然就労されているかなと思うのですけど、その辺と当然訴訟に至るまで本人と色々なコンタクトもあったと思うのですけれども、ここに至るまで一方的に話を聞いてくれなかったのか、何回か分納という形で対応されていたのか、その辺の経緯についてもお尋ねいたします。
議長(鵜川和彦君) 介護学校事務局長。
介護福祉学校事務局長(中野和広君) 楢ア議員さんの再質問ですが、本件これから弁護士を通しまして、実は先方のほうでも弁護士を立てておりまして、これから文書による最後の通告及び訴訟に入っていく予定になっておりますので、詳しい状況につきましては、この議会の中では答弁を控えさせていただきたいと思います。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。 
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第95号 平成27年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算(第1号)について原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、議案第95号は原案どおり決定をいたしました。


    道央廃棄物処理組合議会議員の選挙について
議長(鵜川和彦君) 日程第7、道央廃棄物処理組合議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙方法については地方自治法第118条第2項の規定により、氏名推薦にいたしたいと思いますがご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議なしと認めます。よって選挙の方法は氏名推薦で行うことに決定をいたしました。
お諮りいたします。氏名の方法は議長から指名することにいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議なしと認めます。よって議長から指名することに決定をいたしました。道央廃棄物処理組合議会議員に藤本光行議員、鵜川和彦以上2名を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま指名をいたしました2名を道央廃棄物処理組合議会議員の当選人とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名をいたしました2名を道央廃棄物処理組合議会議員の当選人とすることに決定をいたしました。


    閉会の宣言
議長(鵜川和彦君) 以上で提案された案件の審議が全て終了いたしましたので、閉会したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、これをもちまして平成27年第8回栗山町議会臨時会を閉会いたします。
閉会 午前10時55分