平成28年第5回栗山町議会定例会会議録(第2日目)

                 平成28年6月15日 午前 9時30分開議

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  大  西  勝  博  君
     2番  友  成  克  司  君
     3番  楢  ア  忠  彦  君
     4番  佐  藤  則  男  君
     5番  重  山  雅  世  君
     6番  置  田  武  司  君
     7番  大  井  賢  治  君
     8番  千  葉  清  己  君
     9番  土  井  道  子  君
    10番  三  田  源  幸  君
    11番  藤  本  光  行  君
    12番  鵜  川  和  彦  君

2、欠席議員は次のとおりである。

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事 務 局 長  水  上  州  洋
    事 務 局 主 幹  上  野  政  則

4、地方自治法第121条第1項の規定による説明員は次のとおりである。
    町     長       椿  原  紀  昭  君
    副  町  長       花  田  正  博  君
    総 務 課 長       片  山  伸  治  君
    総 務 課 主 幹       岡  田  三  郎  君

    まちづくり総括兼      小  野     司  君
    経 営 企画課長

    経営企画課主幹       橋  場  謙  吾  君
    税 務 課 長       松  田  孝  之  君
    税 務 課 主 幹       坂  井     諭  君
    出 納 室 長       鈴  木  利  一  君
    住 民 生活課長       松  本  俊  哉  君
    住民生活課主幹       大  西  宏  幸  君
    継 立 出張所長       青  山  建  一  君
    若者定住推進室長      三  浦     匠  君
    若者定住推進室主幹     杉  田  伸  司  君
    環 境 政策課長       山  代  賢  治  君
    環境政策課主幹       小  南  治  朗  君
    保 健 福祉課長       秦  野  加 寿 彦  君
    保健福祉課主幹       小 野 寺  さ ゆ り  君
    保健福祉課主幹       笹  木  真 由 美  君

    建 設 総 括 兼       佐 々 木     学  君
    建 設 水道課長

    建設水道課主幹       花  田  勝  巳  君
    建設水道課主幹       西  田  達  也  君
    産 業 振興課長       森     英  幸  君

    産 業 総 括 兼       山  本  信  二  君
    ブランド推進課長

    ブランド推進課主幹     谷  口  良  之  君
    教  育  長       南  條     宏  君

    教 育 次 長 兼       清  水  一  徳  君
    図 書 館 長

    教育委員会主幹       室  永  栄  子  君
    介護福祉学校事務局長    中  野  和  広  君
    監 査 委 員       谷  田  進 太 郎  君
    選挙管理委員長       村  上     哲  君
    農業委員会会長       田  村  繁  則  君

    農 業 委 員 会       高  間  嘉  之  君
    事 務 局 長

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名
  議案第49号 栗山町第6次総合計画の一部変更について          
  議案第50号 栗山町過疎地域自立促進市町村計画の一部変更について    
  議案第51号 平成28年度栗山町一般会計補正予算(第4号)       
  議案第52号 栗山町空家等対策の推進及び空家等の活用促進に関する条例  
  議案第53号 栗山町国民健康保険税条例の一部を改正する条例       
  議案第54号 栗山町町税等の滞納者等に対する特別措置に関する条例の一部を
         改正する条例                       
  議案第55号 財産の取得について                    
  議案第56号 曙団地3号棟新築主体工事の請負契約について        
  議案第57号 曙団地5号棟新築主体工事の請負契約について        
  議案第58号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について      
  議案第59号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について  
  議案第60号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について        
  報告第 7号 平成27年度栗山町一般会計繰越明許費繰越計算書について  



開議 午前 9時30分
                                    

    開議の宣告
議長(鵜川和彦君) 議員の出欠状況につきましては、事務局長より報告のとおり定足数に達していますので、ただいまから平成28年第5回栗山町議会定例会2日目の会議を開きます。
 直ちに本日の会議を開きます。

                                    

    会議録署名議員の指名
議長(鵜川和彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、6番、置田議員、7番、大井議員のご両名を指名いたします。

                                    

    議案第49号及び議案第50号
議長(鵜川和彦君) ここでお諮りいたします。
 日程第2、議案第49号 栗山町第6次総合計画の一部変更について、日程第3、議案第50号 栗山町過疎地域自立促進市町村計画の一部変更について、以上2議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、議案第49号及び議案第50号の2議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第49号 栗山町第6次総合計画の一部変更について及び議案第50号 栗山町過疎地域自立促進市町村計画の一部変更について提案理由をご説明申し上げます。
 栗山町第6次総合計画の一部変更について、栗山町自治基本条例第25条第3項、栗山町総合計画の策定と運用に関する条例第12条第1項及び栗山町議会基本条例第8条第1号の規定により、栗山町過疎地域自立促進市町村計画の一部変更については過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により、それぞれ本議会の議決を求めものであります。
 今回変更させていただく内容は、栗山町馬鈴しょ集出荷貯蔵センターの種馬鈴しょ処理調製施設整備事業の実施に伴う1件の追加であります。本施設は、平成11年度に町が事業主体として整備を行い、現在そらち南農業協同組合を指定管理者として管理運営がなされております。今般選別処理能力の向上やシストセンチュウの侵入防止対策など、種馬鈴薯の安定的な生産と供給を図るべく、そらち南農業協同組合が実施主体となり既存処理調製施設の撤去及び新施設の整備を行うものであります。
 それでは、計画の変更内容についてご説明いたします。まず、議案第49号 栗山町第6次総合計画の一部変更についてでありますが、1ページをお開きいただきたいと思います。政策区分、W、産業、(1)、農林業、施策、A、生産性の高い農業・農地整備の推進におきまして、計画事業、種馬鈴しょを安定的に生産・供給するための施設整備を支援しますを追加するものであります。なお、別添資料として計画事業の一覧表を提出しておりますので、あわせてご参照いただきたいと思います。
 続きまして、議案第50号 栗山町過疎地域自立促進市町村計画の一部変更についてでありますが、1ページをお開きいただきたいと思います。区分、2、産業の振興、(3)、計画、自立促進施策区分、1、産業の振興におきまして、事業名、(3)、経営近代化施設、施設名、農業を追加するもので、去る5月27日に道との事前協議を終えたところであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第49号 栗山町第6次総合計画の一部変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第49号については、原案どおり決定をいたしました。
 続きまして、議案第50号 栗山町過疎地域自立促進市町村計画の一部変更についての討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第50号 栗山町過疎地域自立促進市町村計画の一部変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第50号については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第51号
議長(鵜川和彦君) 日程第4、議案第51号 平成28年度栗山町一般会計補正予算(第4号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第51号 平成28年度栗山町一般会計補正予算(第4号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億7,737万7,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ85億1,343万4,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、2款総務費におきまして、旧継立中学校用地確定測量委託等に係る補正であります。
 3款民生費は、小規模保育事業所施設整備事業補助金等に係る補正であります。
 4款衛生費は、特定不妊治療費助成金追加に係る補正であります。
 6款農林水産業費は、種馬鈴しょ処理調製施設整備事業補助金に係る補正であります。
 7款商工費は、栗山町空き店舗活用支援事業補助金の追加に係る補正であります。
 8款土木費は、空家等対策協議会委員報酬等に係る補正であります。
 10款教育費は、臨時相談員賃金の減額等に係る補正であります。
 事項別明細につきましては、副町長より説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 副町長。
〔副町長 花田正博君登壇〕
副町長(花田正博君) それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。
 6ページをお開きください。まず、歳出についてご説明いたします。2款1項1目26節寄附金の50万円の補正は、熊本地震にかかわる被災地への義援金で、日本赤十字社を通じて支援するものであります。
 4目12節役務費の56万2,000円の補正は、円山地域文化センター敷地内の立木剪定処理にかかわる手数料であります。13節委託料の354万3,000円の補正は、旧継立中学校跡地活用に関する売却用地確定にかかわる測量委託であります。
 9目交通安全対策費は、交通安全指導員の交代及び新規加入に伴う被服等購入にかかわる補正で、補正額は11節需用費で階級章、ワッペンなどの消耗品費1万4,000円、18節備品購入費で指導員制服、制帽などの貸与備品6万3,000円であります。
 17目2節給料から8節報償費までの合わせて216万6,000円の補正は、嘱託職員の採用増に伴う人件費で、当初10款教育費におきまして臨時相談員として予算措置をしておりました臨時職員を嘱託職員として採用したこと及び5月から新たに自然教育業務に携わる嘱託職員を採用したことにより既定予算の今後の執行状況を勘案し、所要額につきましてそれぞれ追加をお願いするものであります。
 4項2目18節備品購入費の104万6,000円の補正は、7月10日に執行予定の参議院議員通常選挙におきまして各投票所で使用する投票箱及び投票用紙記載台など投票環境の充実を図るための備品購入費の追加で、全額国庫委託金を受けて実施するものであります。
 3款1項1目3節職員手当等から7ページをごらんいただきまして、19節負担金補助及び交付金までの合わせて2,063万円の補正は、臨時福祉給付金及び年金生活者等支援臨時福祉給付金の追加にかかわるものであります。臨時福祉給付金につきましては、低所得者を対象に1人につき3,000円、また年金生活者等支援臨時福祉給付金の追加につきましては低所得者の障害遺族年金受給者を対象に1人につき3万円の給付金の支給を実施するもので、全額国庫補助金を受けて実施するものであります。25節積立金の3万円の補正は、5月6日に匿名の方からいただきました社会福祉寄附金を地域福祉基金に積み立てるものであります。
 2項2目19節負担金補助及び交付金の5,516万3,000円の補正は、継立まつば保育園を運営している学校法人松田学園が実施いたします小規模保育事業所施設及び放課後児童クラブ専用室併設の整備に対する補助金で、道補助金を受けて実施するものであります。
 4款1項1目20節扶助費の30万円の補正は、特定不妊治療費助成金につきまして申請者数の増に伴い今後の執行を勘案し、追加をお願いするものであります。
 6款1項3目19節負担金補助及び交付金の5億9,244万円の補正は、先ほど議案第49号 栗山町第6次総合計画の一部変更について及び議案第50号 栗山町過疎地域自立促進市町村計画の一部変更についてでご説明いたしましたそらち南農業協同組合が実施いたします種馬鈴しょ処理調製施設整備事業に対する補助金で、道補助金を受けて実施するものであります。
 7款1項1目19節負担金補助及び交付金の114万円の補正は、栗山町空き店舗活用支援事業にかかわる補助金で、補助対象者は中央2丁目のサンクスポーツクラブ旧事務所を改修し、昨年5月より司法書士・土地家屋調査士石岡浩一事務所を開設しております朝日3丁目、石岡浩一氏であります。
 8款1項1目8節報償費の27万円の補正は、昨年4月に発生した町道管理下の交通事故にかかわる損害賠償請求に関し、本件に関する一切の交渉事務を弁護士事務所に委任することにかかわる着手金であります。
 5項1目住宅総務費は、空家等対策協議会に関する補正で、今般協議会を立ち上げるに当たり委員の身分を非常勤特別職として委嘱すること及び当初予定していた委員数を2名増員することから、当初予算におきまして8節報償費で委員謝礼として計上しておりました37万2,000円を全額減額し、新たに1節報酬として39万6,000円の計上、次に委員数増により町外委員の旅費として3万1,000円の追加、さらに11節需用費で会議にかかわる食糧費として1万円を追加し、合わせて6万5,000円の追加をお願いするものであります。
 8ページをお開きください。10款1項4目7節賃金の180万5,000円の補正は、先ほど2款でご説明いたしました臨時相談員につきまして嘱託採用としたことにより不用額を減額するものであります。
 4項4目18節備品購入費の100万円の補正は、後ほど歳入でご説明いたします教育寄附金を寄附者の意向により図書購入に充当させていただくもので、図書館を通じて各小中学校の図書充実を図るものであります。
 5項2目18節備品購入費の25万円の補正は、栗山公園テニスコートのコート管理用転圧機につきまして故障により更新するものであります。
 5ページをお開きください。次に、歳入についてご説明いたします。14款2項1目1節社会福祉費補助金の2,063万円の補正は、歳出3款でご説明いたしました臨時福祉給付金並びに年金生活者等支援臨時福祉給付金及び給付金給付事務にかかわる国庫補助金で、内訳は付記のとおりであります。
 3項1目2節選挙費委託金の104万6,000円の補正は、歳出2款でご説明いたしました参議院議員通常選挙にかかわる国庫委託金であります。
 15款2項2目2節児童福祉費補助金の4,903万4,000円の補正は、歳出3款でご説明いたしました小規模保育事業所施設整備にかかわる道補助金であります。
 4目2節農業費補助金の3億6,300万円の補正は、歳出6款でご説明いたしました種馬鈴しょ処理調製施設整備事業にかかわる道補助金であります。
 17款1項1目3節教育寄附金の補正は、5月26日、中央1丁目、鈴木敏行氏からいただきました100万円で、歳出10款でご説明いたしました図書購入費として活用させていただくものであります。
 20款5項2目2節雑入の1,966万7,000円の補正は、今回の補正の財源調整として備荒資金組合支消金を追加するものであります。
 21款1項2目1節農業債の2億2,300万円の補正は、歳出6款でご説明いたしました種馬鈴しょ処理調製施設整備事業にかかわる起債であります。
 4ページをごらんください。第3表、地方債の補正につきましてご説明いたします。1、追加でありますが、起債の目的、33、種馬鈴しょ処理調製施設整備事業債で、限度額、起債の方法、利率、償還の方法について付記の内容でお願いするものであります。
 以上で事項別明細の説明を終わりますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
 3番、楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) 2点お尋ねいたします。
 1点目は、2款1項1目寄附金の熊本地震災害義援金ということで、昨日ちょうど熊本地震が発生して2カ月ということで、テレビ等でも新聞等でも大きく報道されておりまして、まだまだ本当に大変な厳しい状況が今まだ続いているのかなと思っております。それで、今回町としても義援金ということで50万円計上しております。ちなみに、23年の東北大震災の折には日本赤十字社東北関東大震災義援金として100万円、また角田市地震災害見舞金としてそれぞれ100万円計上しております。ある方から、こういう大きな災害があったときは以前は町内会にも義援金の案内が町のほうから寄せられていたよねというようなお話がありまして、私は町内会の事務局に平成から携わっておりまして、以前はどうだったのかなと思ってちょっと調べてみました。そうすると、平成3年、雲仙普賢岳噴火火災義援金の募金、それから平成5年、北海道南西沖地震災害義援金募金、平成7年、阪神大震災義援金募金、平成12年、有珠山噴火災害義援金募金、平成15年、台風15号による日高周辺大雨災害義援金の募集、平成16年、新潟、福井豪雨被害義援金拠出、新潟県中越地震災害義援金募集、平成18年、佐呂間町竜巻災害義援金とそれぞれ町内会にも恐らく町長の名前で、各町内会に義援金のお願いということで来て、町内会としても取り組んできたという経緯であります。金額もここに掲載されていまして、大体1回の募金で、ちょっと幅がありますけれども、5万円。阪神大震災のときの募金は結構大きな金額が集まったのですけれども、大体5万円前後で、町内会に来たときにそれぞれ、結構な数だなと思うのですけれども、以前はこういうような形で町内会に協力のお願いということが来たのです。この間の東北大震災のときは、私も改めて意識していなかったのですけれども、それぞれいろんな場面で寄附をされているからというようなこともあったので、私も余り意識がなかったのですけれども、このような形で、以前はずっと何回もこういう災害があるたびに町内会に義援金のお願いというか、募金のお願いが来ていたのですけれども、東北大震災を機会、これが一つのきっかけになったのかどうか、それはわかりませんけれども、改めて振り返ってみますと町の方針が変わったのか、この辺についてお尋ねをいたします。もうこれからは町内会に募金のお願いというのは一切来ないというようなことになるのかなということです。
 それと、もう一点、10款1項4目、賃金、臨時相談員賃金です。これ第6次総合計画の進行管理計画の中でいじめや不登校などの問題行動の未然防止と早期解決を図りますということで予算が計上されております。28年度180万5,000円ということで、相談員賃金と。生涯学習アドバイザーと兼務ということで総合計画にのっております。今始まった、立ち上がったばかりでいきなり減額というのもどういう背景があったのかなと。その2点についてお尋ねいたします。
議長(鵜川和彦君) 3番、楢ア議員の質疑に対する答弁に入ります。
 保健福祉課長。
保健福祉課長(秦野加寿彦君) 楢ア議員1点目の熊本震災災害義援金にかかわります町内会への義援金のご案内の関係でございます。この関係につきましては、本件もそうですけれども、日赤、日本赤十字社から依頼を受けまして、本町としましても栗山町分区が中心になり、募金の町内会含めてどういう形でやるかということにつきまして、分区長は町長でございますので、理事者とも相談しながら、災害の規模並びに他市町の動き等々を鑑み、その都度対応について協議をしたところでございます。前回の東北大震災につきましては、他市町の動きも含めて町内会の対応をしたところでございますけれども、本件につきましては個別に町内会にお願いせず、公共施設等の募金箱、それぞれの団体からの寄附を受けまして日赤栗山町分区から道支部を通じて熊本の震災のほうに寄附をするという形で今回については整理をさせていただいているところでございます。中身につきましては、それぞれ今お話ししましたとおり規模、他市町の動き等を鑑みながらやっているところでございますので、今後も同様な形でその都度協議し、対応について協議させていただければと思っていますので、よろしくお願いします。
議長(鵜川和彦君) 教育長。
教育長(南條 宏君) 楢ア議員の2点目の質問にお答え申し上げます。
 教育委員会相談員の交代についてのご質問であります。教育相談員は、その業務として教育相談に関すること、不登校、児童生徒に関すること、いじめ、子ども会議に関すること、学校訪問に関すること、スクールカウンセラーに関すること、広域補導連絡協議会に関すること、防犯、安全、不審者情報に関すること、安全マップの作成に関することなどさまざまな業務に携わっていただいております。これまでも相談員につきましては、嘱託職員として勤務をいただいていたところでございますが、前任の田中伸明相談員に関しましてはご本人のご都合もあり、臨時職員として勤務をいただいていたところでございます。しかしながら、相談員の業務は子供たちの状況把握や保護者との相談などを初め多種にわたるということもございまして、やはり長いスパンで継続的に行うことが必要であると判断いたしました。今年度より勤務をいただいております田中雅志相談員に関しましては、これを受けて嘱託職員として採用をさせていただくところでございます。ご理解をいただきたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) 1点目ですけれども、今の答弁では個々の事案について日赤分区と相談するということですけれども、このような震災がないことにこしたことはないのですけれども、数年のたびに起きるということで、今回も含めて、前回も町の予算の中から計上したというような背景ですけれども、こういうことになりますと今後は各町内会に負担を協力をお願いするということはもうなくなるという前提で動いているのか、個々の判断という説明でしたけれども、これ2回続けて、今回の熊本地震も大変大きな災害ですよね。私は、個人的には各町内会や自治会にお願いしたほうが金額的にはより多く皆さんの浄財を集めて、少しでも多くの金額を災害支援として送ることができるのでないのかなと。当然町の予算としては、限られた予算の中で対応するということですから、そんなわけにもいかないと思うのですけれども、何か原因があってこういう形をやめたのか、当然その辺の経緯があったと思う。私も平成からずっと資料を改めて町内会としてどれだけ応援というか、町内会の会員の皆さんに募金をお願いしたのかなと思ったら、平成に入ってから8回です。平成に入って、平成20年の間に、約2年か3年のうちに1回町内会でお願いして、皆さん快く協力してくれたということで、私たちの一つの単位町内会でも5万円近くのお金が集まったということで、これを裾野を広げていくとまた大きな金額を被災地に届けられるのでないかなというような思いがあるのですけれども、これ町内会に義援金のお願いをやめたという、廃止したという背景が何かあったのかなと。その点について改めてお伺いいたします。
 それと、もう一点、先ほどの相談員の賃金のカットですけれども、これ今の相談員の方がこの部分もある程度サポートしてくれるというような認識でいいのかどうか、その点について改めてお尋ねいたします。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 保健福祉課長。
保健福祉課長(秦野加寿彦君) 楢ア議員の再度の質問でございます。
 この義援金につきましては、楢ア議員おっしゃいました、あくまでも取りやめたということではなくて、前回の東日本大震災については各町内会にお願いして、栗山町分区から通じて北海道支部にしております。昨年もお話しさせていただきましたとおり、事案、事案ごとに各自治体、ほかの自治体ですとか規模等を鑑みまして、その都度町並びに相談させていただいて対応を決めるものでございます。今回につきましては、先ほども説明させていただいたとおり、町内会、自治会には個別にお願いせず、公共施設等の募金箱並びに各団体支援からの募金を受け、その部分を分区を通じて道支部並びに熊本のほうに送金するというふうな判断をさせていただき、今回の対応をしたものでございます。今後につきましても同様に個別で対応し、また案件につきまして町内会、自治会に改めて募金等をお願いする場面も出てくるかと思いますので、今回についてはそのような対応でございます。
議長(鵜川和彦君) 教育長。
教育長(南條 宏君) 楢ア議員の再質問にお答えを申し上げます。
 先ほど申し上げたとおり、さまざまな業務について長いスパンでもって活動していただくということで、このような形をとらせていただいております。よって、田中相談員につきましてはさまざまな面でサポートしていただくということで考えております。ご理解願いたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 6番、置田議員。
6番(置田武司君) 今の義援金の問題なのですけれども、問題というか、あれなのですけれども、これ50万円になったという歳出根拠というものは、日赤分会と相談の上50万円になりましたというのでなくて、何かガイドラインみたいなのが、余りそんなことのガイドラインがあってはいけないのでしょうけれども、何もない中で分区の中で相談の中で50万円が適当だろうという言い方もあれですけれども、それではそのたびにということになりかねないわけですから、もう少し丁寧な説明をしてほしいのが1点と日赤さんを通すということですから、最終的には震災に遭われた方のところにどういう形であろうが、お見舞金というような形で行くのだろうとは思うのですけれども、その確認と歳出根拠というものがないとこの次あったときにというようなことも考え合わせるとちょっと大事なことなのでないかなと思うのですが、いかがでしょうか。
議長(鵜川和彦君) 置田議員の質疑に対する答弁に入ります。
 副町長。
副町長(花田正博君) ただいまのご質問ですけれども、まず歳出根拠でございますけれども、このたび空知管内のうちこの熊本地震に対する対応を行っているというのは14ございます。その中、うち8町、8つの町、これが基本的に50万円をベースに足並みをそろえて支援をしましょうというようなことの情報をそれぞれとりまして5月の臨時会、また6月の定例会で補正をして対応していきましょうということだったのです。また、そのほか、14のうち8つですから残りの6つについては、お米だとか水だとか、それからパン、そういったものを支援をするというようなことで対応しているところでございますし、直接それぞれの町、交流のある町等にも支援しているところもございますし、多くは日本赤十字社を通じて支援をしているというようなことの形になっているところでございます。
 あとそれから、先ほどの関連でございますけれども、基本的にケース・バイ・ケース、それから災害の規模、それに応じて、やはり近隣の町と足並みそろえた中で金額を合わせて今後も支出していきたいなということで考えております。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 重山議員。
5番(重山雅世君) 3款2項2目19節、小規模保育事業所施設整備事業、子育て環境を拡充をするという点では否定するものではありません。それで、何点かお尋ねしますが、小規模保育施設、2歳までですよね。それで、現状は栗山町の未満児と言われる数は待機はゼロと伺っていますが、こういう中でこういう施設を立ち上げるという点でいうと、想定できることは今おなかに赤ちゃんがいらっしゃる方などもこういう施設ができるのだったら預けて働けるなとか、そういう掘り起こし、それから広域的な保育とか、そういう需要の拡大というか、そういう方向に持っていけるという可能性はあると認識していますが、その辺の捉え方がどうなのかという点が1点と、それから既にある保育所、認可保育所はゼロ歳から学校へ行くまで通し保育ですよね。それが小規模保育所の場合は、3歳になったらどちらかの施設へ、幼稚園なり保育所なり行かないとならないと、そういう状況ですよね。ですから、ここでは家庭的で手厚く子供の発達に応じたというようなことで前に説明も受けましたけれども、逆に言うと今までのような通し保育ではないのだよ、その点に対する保護者に対する啓発活動だとか、それと保育士の配置基準がこの小規模保育になってどういうように変わるのかと。おおよそわかってはいますけれども、確認の意味も込めて答弁求めたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 保健福祉課長。
保健福祉課長(秦野加寿彦君) 重山議員の7ページ、3款2項2目19節負担金補助及び交付金の小規模保育事業所整備に関します質問でございます。まず、1点目でございますけれども、3歳未満児の現状ということで、今27年度については80人を超えている状況で、本年につきましてもほぼ昨年同様の入所数が予定されているところでございます。国の定める実質的な待機児童はないものの、特にゼロ、1、2歳につきましては現在も途中入所を求めて、子育て支援センターを中心に相談ですとか、今後そういう形になった場合、現状も定員いっぱいのというところもございます。また、本町については市街地と南部の2カ所今保育所ありますけれども、保護者の理由等々で南部にはなかなか行けないという現状から、率的には待機ではないですけれども、そういう形で何とかしていただけないかという相談はこれまでも数多くございますし、今の現状もそういう対応で、まずその方々に対する、そのままでいきますと待機という形になってしまいますので、その部分においてフォローが必要だという判断と現在町が進めております若者定住含めて、今後そういう部分においての期待する分もございますので、あわせまして今回松田学園のほうから小規模保育事業所について実施したい旨の相談がございましたので、子育て会議等を通じて実施する旨の進める部分でございます。
 あと、3歳児以降の中身につきましては、今議員ご心配の内容もございますので、今後についても入所について保護者等にもきちんと説明し、その対応については保護者にご迷惑かけないような形で対応させていただく。まずは、ゼロ、1、2歳の待機を出さない並びに子育て支援のためのそういう施策をまず打つということは重点でございます。
 あと、保育士の基準でございますけれども、これまでどおり栗山町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例が定められておりますので、それにのっとり、またこれまでの栗山町が町から民間のほうに民営化した際の1歳児等のルール、そこも遵守しながら、保育士の配置についてはこの条例も含めて設置法人と協議し、きちっとした形で整備できるような形で協議させていただければというふうに思っていますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 重山議員。
5番(重山雅世君) おおよそわかりました。潜在的な需要が見込まれているよということなのですね。
 それと、保育士の配置基準はゼロ歳児3人に1人だとか、栗山町は1歳児は5人に1人とかとありますよね。国の基準よりちょっと上回った配置基準、それを民間でやろうとしているこの小規模保育についても、そこは必ず踏襲させるよと、そういうことで理解してよろしいのですか。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 保健福祉課長。
保健福祉課長(秦野加寿彦君) 重山議員再度の質問でございます。
 議員おっしゃいますとおり、うちが独自で、とにかく国の基準を遵守し、現在栗山町が取り組んでいる1歳の5人に1人の保育基準、上回る基準については遵守していただけるよう法人には指導し、協議をしてまいりたいという考えでおります。
議長(鵜川和彦君) 大井議員。
7番(大井賢治君) 2款1項4目の13節、旧継立中学校用地の確定測量についてでございますけれども、今後の用途、目的について何か決まっていることがあるのでしたら、ちょっと教えていただきたいなと思いますが。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 経営企画課長。
まちづくり総括兼経営企画課長(小野 司君) ご質問の2款1項4目13節委託料354万3,000円、旧継立中学校用地確定測量ということで、今後の予定はというご質問でございますけれども、まずこちらのほうは先般2月10日に私ども地域のほうに出向きましていろいろとご意見を伺い、そして私どもの考え方をご説明申し上げた上で、双方合意の上で先般6月8日水曜日に継立中学校跡地活用事業者選考委員会を立ち上げさせていただきました。その中で地域代表で継立町内連合会会長、飯尾様、同副会長の北村様、そして継立商工振興会会長の伊藤様、3名を地域から代表として選出していただきました。その中で今後地域のためにいかになるかという、そういう方向性をこの委員会でももんで、そして7月をめどに公募をかけて、その中で応募された事業者の業態、あるいは地域に対してどういう貢献をされるか、そういう数々のところを審査の上で決めていくということにご説明して、これから進めてまいりたいというふうに考えております。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) なければ質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第51号 平成28年度栗山町一般会計補正予算(第4号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第51号については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第52号
議長(鵜川和彦君) 日程第5、議案第52号 栗山町空家等対策の推進及び空家等の活用促進に関する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第52号 栗山町空家等対策の推進及び空家等の活用促進に関する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 近年の人口減少や既存建築物の老朽化、また社会ニーズの変化などに伴い、空き家戸数は年々増加の一途をたどっている状況下にあります。空き家の中には、適切な管理が行われず、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしているものもあることから、その対策として国においても空家等対策の推進に関する特別措置法を制定するなど、本格的な対策に乗り出したところであります。本町におきましても空き家等がもたらす多岐にわたる課題解決に向け、町民の安全、安心な生活環境の確保及びまちづくり活動の活性化に寄与することを目的に本条例を制定するものであります。
 以下、条項ごとにご説明を申し上げます。第1条から第3条までは、本事業の目的、定義、民事による事態解決に関する規定を定めたものであります。
 第4条は空き家等に関する対策の基本理念を掲げ、第5条から第7条までは町及び所有者等の責務、さらには町民等の協力についてそれぞれ定めたものであります。
 第8条及び第9条は管理不全な状態にある空き家等に対し実施する実態調査、立入調査について、第10条は空き家等の所有者等に関する情報の利用等についてそれぞれ定めたものであります。
 第11条から第14条までは、第15条に規定する代執行に至るまでの空き家等の所有者等に対して行う助言または指導、勧告、命令、標識の設置及び工事など一連の行政手続について定めたものであります。
 第15条は、命令を受けた所有者等がその命令を履行しなかった場合における行政代執行について定めたものであります。
 第16条は、町長の諮問機関である判定委員会について定めたものであります。
 第17条は、管理不全な状態が急迫した空き家等に対し講ずる緊急安全措置について定めたものであります。
 第18条は、空き家等及び空き家等の跡地の活用等について定めたものであります。
 第19条は、町長の附属機関である栗山町空家等対策協議会について定めたものであります。
 第20条は、警察など関係機関との連携について定めたものであります。
 第21条は、委任について定めたものであります。
 附則第1項につきましては、施行日を定めたもので、公布の日から施行するものであります。
 附則第2項につきましては、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正で、空家等対策協議会の委員報酬等に関する規定を追加するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
 3番、楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) 国の特措法を受けて、本町も空き家対策にかかわって今いろんな事業展開の中で今回条例ということに結びついてきたのかなと思います。過日空き家に対して学習する機会がありまして、いろいろ勉強してきました。その折本町もこの条例にかかわっていろんな先進的、先進地の条例を基本にして、たたき台にして今般の条例制定になったのかなと思いますけれども、宮崎市の空き家、これをモデルにして学習してきたのですけれども、この条例と一対で宮崎市の場合は空き家等対策基本計画と。基本計画と基本条例が一対として宮崎市の場合は提案されたというような経緯があって、栗山町は今基本計画はどのような形になっているのかなということが1点と、それとこの条例の中でちょっと気になった点が1点あります。17条、緊急安全措置です。第2項、町長は、緊急安全措置を講ずるときは、原則として所有者等に通知し、同意を得て実施するものとする。ただし、緊急かつやむを得ないと認められるときは、この限りではないと。宮崎市の場合は、通知をするものとすると。同意を得るというところは記載がなくて、通知をするものとする。でも、本町の場合は緊急かつやむを得ないと認められたときはということで、この文言がありますから、これはこれでいいのかなと思いますけれども、ただもう一点、私が心配しているのは、現在の空き家の所有者です。所有者または管理人も含めて、その連絡先がなかなか掌握できていないというような物件もあるのかなということを危惧しております。必ずしも全戸数が所有者に連絡できるという体制は100%確保できていないのではないのかなというふうに思っておりまして、宮崎市では緊急安全措置の条項の中に当該措置にかかわる空き家等の所有者等またはその連絡先を確知できないときは、当該措置にかかわる空き家等の所在地及び当該措置の内容を告示するものとするという1項を入れておりますけれども、これ栗山町は全員が、全戸数が所有者を掌握しているからということでこういうような条項になったのか、この辺の整理についてどのように検証されたのかお尋ねいたします。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設総括兼建設水道課長(佐々木 学君) 1点目の空き家対策計画の関係でございますが、これにつきましてはこれから設置をいたします空家対策等協議会の中で審議をしていただいて、今年度中に計画を策定するというような予定になっております。その計画の内容としては、計画の趣旨と概要、また空き家等の現状と課題、そして空き家計画の実現に向けた対策ということで、それぞれ成果指標なんかも盛り込みながら、これから協議会の中で策定をしていくということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 あと、2点目の第17条の緊急安全措置の関係でございますが、これにつきましては現在315戸の空き家を確認しているところでございまして、今その分類作業、一般的な空き家だとか活用できるもの、あるいは危険な状態のものということで、それぞれ分類作業を進めているところでございまして、あわせましてその空き家の所有者、管理人、こういったところにつきましては固定資産税情報の利用をできる旨を法令の中でもうたわれておりますし、また住民基本台帳法の中でも法に基づくそういう調査権というものもありますので、この辺の中で315戸のうち特に対策が必要となる危険な空き家の状態のものの所有者については、こういったものを駆使しながら、所有者等を特定してまいりたいというふうに考えております。
 なお、なかなか死亡されて相続がされていないとか、いろんなケースが出てくるかと思いますが、それはその都度今言ったような固定資産税情報、住民基本台帳法による調査権、そういったものを用いながら、何とか所有者を特定して、その方の費用で行政代執行をできるような対応をしてまいりたいというふうに考えております。
議長(鵜川和彦君) 千葉議員。
8番(千葉清己君) この特定空き家に関する条例については、全国でこういう問題が深刻な問題というふうになっています。それで、特措法ができて、栗山町もこの条例によって施行していくということですけれども、助言、指導についてぜひとも力を入れていただきたいというふうに思います。勧告まで行ってしまうと非常にもう相手も経済的な問題とか、そういうふうにいろいろ発生してきますので、期間も定められていますから、やはり助言、指導に力を置いてこの対策について進めていくべきだというふうに私は考えます。
 また、特措法については、勧告をする際にはこれは土地の固定資産税の住宅用地の特例を除外するというふうなようになっていますけれども、この部分も外せば固定資産税が取れるかという問題とは全く別の話でございますので、この部分についても慎重な取り扱いをぜひともお願いしたいと思いますけれども、行政側の考え方についてお伺いをしたいというふうに思います。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設総括兼建設水道課長(佐々木 学君) 千葉議員のご質問でございますが、私どもも勧告まで行く手前の指導、助言、こういったようなところを徹底して行った上で、基本的にはやはり空き家の対策といいましょうか、その管理については所有者が責任を持ってやるというところが基本でございますので、それでもなおかつこういう状態になっているということは何らかの理由があるというふうに思っておりますので、この指導、助言には力を入れてやっていきたいなと思います。
 今言われましたとおり、勧告となると固定資産税の特例が200平方メートルまでは6分の1に軽減されておりますし、200平方メートル以上になると3分の1というような軽減措置がありますので、そういったようなところでこの勧告まで行ってしまうとそういうものも設けられないということもありますので、ぜひその前段のところの部分で、できれば対応してまいりたいというふうに考えます。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第52号 栗山町空家等対策の推進及び空家等の活用促進に関する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第52号については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第53号
議長(鵜川和彦君) 日程第6、議案第53号 栗山町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第53号 栗山町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 平成28年3月31日、法律第13号をもって公布された地方税法等の一部改正する等の法律において、低所得者に対する保険税の軽減措置の拡充及び課税限度額の引き上げに伴い、本条例を改正するものであります。
 第2条第2項及び第3項は、課税限度額の引き上げで、基礎課税額の課税限度額を52万円から54万円に、後期高齢者支援金等課税額の課税限度額を17万円から19万円にそれぞれ引き上げるものであります。
 第21条は、国民健康保険税の軽減に係る規定で、基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額の課税限度額を54万円及び19万円にそれぞれ引き上げるものであります。
 同条第2号及び第3号は、5割減額措置及び2割減額措置に係る軽減判定所得の基準額の変更によるものであります。
 附則第1条につきましては、施行日を定めたもので、公布の日から施行し、平成28年4月1日から適用するものであります。
 附則第2条は、適用区分の規定であります。
 以上、提案理由といたしますので、ご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
 重山議員。
5番(重山雅世君) 課税限度額の引き上げの部分で、大まかな所得、どのぐらいの方が対象になって、何人ぐらいおられるのかということと低所得者に対する軽減という部分で、5割、2割の方のこれまでこのぐらいだったのがこのぐらい、人数的な部分でまずお尋ねします。
 それと、これに伴って1世帯平均の保険料の額がどのぐらいになって、大体全道ベースでずっと何位というような形で、本町の場合も高かったのですけれども、どのぐらいのところになるのか、その点でお尋ねします。
議長(鵜川和彦君) 税務課長。
税務課長(松田孝之君) 重山議員のご質問にお答えいたします。
 質問の内容の全部にはお答えできる資料を今用意してございません。というのは、今年の、先週の6月10日に栗山町の所得の確定をいたしました。その前に6月7日に国民健康保険運営協議会において全体の数字をご承認いただき、今回の条例改正の提案をさせていただきました。そこで、個別の件数及び内容についてはちょっとご説明できませんが、全体として手元にある資料でご説明いたします。所得の確定後の試算でございますけれども、課税一般、退職それぞれ所得割、資産割、均等割、平等割ということで、賦課額の合計が国民健康保険税5億1,754万5,249円ということで、今回提案させていただきました条例改正による軽減及び限度額の上限の引き上げにより、軽減額の合計が5,862万650円ということで試算をしております。それぞれの内訳、人数については条例改正後の全体の数字で積算しておりまして、個別の件数、人数等については手元に資料がございません。また、限度額の開きによります超過限度額の金額については6,413万7,490円ということで、賦課合計額の5億1,754万5,249円から限度額及び軽減額を引きました1億2,291万1,749円、これが軽減という形になります。これは、全体の数字で押さえて報告させていただきます。そのことによりまして、差し引き税額が3億9,463万3,500円ということです。
 それで、個別の1人当たりの金額でございますが、今ほどの全体の数字を割り返しまして、基礎分、医療分でございますけれども、これにつきましては1人当たり7万9,452円、1世帯当たり13万7,712円、次に後期支援分、後期高齢者の支援分でございますけれども、1人当たり2万2,468円、1世帯当たり3万8,943円、介護の支援分につきましては1人当たり2万8,199円、1世帯当たり3万6,731円ということで、それぞれの合計額が1人当たり、1世帯当たりの合計額になります。また、全道的に議会で条例改正提案等、所得の確定後、まだその資料については掌握しておりませんので、全道における栗山町の国民健康保険税の順位といいますか、その位置づけについては現在掌握している資料を収集してございませんので、手元にある資料でご説明にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 重山議員。
5番(重山雅世君) 6月10日に所得確定したばかりだから、人数的なことはまだわからないにしても、把握できないにしても、課税限度額、おおよそ所得どのぐらいの方が対象になるのかと。その部分は当然つかめますよね。
議長(鵜川和彦君) 税務課長。
税務課長(松田孝之君) 今ほどの重山議員の再質問にお答えいたしますが、限度額の超過額については掌握しておりますけれども、人数については手元に資料を用意してございません。後ほどご説明申し上げたいと思いますけれども。
〔何事か言う人あり〕
税務課長(松田孝之君) 件数についても現在手元に資料を用意してございませんので、後ほど……
〔何事か言う人あり〕
税務課長(松田孝之君) 手元に資料を用意してございませんので、後ほど説明ということでご理解いただきたいと思います。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
 重山議員。
5番(重山雅世君) 反対の立場で討論いたします。
 率直に言って資料を後からという中ではちょっとと思うこともありますけれども、高過ぎる保険料という点ではなかなか理解できないと。国保の加入者そのものの経済状況という点では、やはり自営業者含めて、低所得者の人も多いわけですよね。低所得者に係る軽減拡充という点では、一定の見直し、国からの補填もあって、でも本質的な中身の改善になっていないし、2018年度の国保の都道府県化に向けての最初のスタートラインというか、そういう条例改正でないかなと思うのです。それで、現在課税限度額85万円が89万円になるよと。それだけでもすごいなと。これだけではないですから、これに伴って介護も上がってくる可能性もあるし、そういう一連の今の景気の回復実感できない中での町民負担、新たな負担という点では看過できないと述べて、反対討論といたします。
議長(鵜川和彦君) 賛成討論ございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) では、その他反対討論ございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 討論がないようですけれども、討論を打ち切ってもご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) 異議がないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第53号 栗山町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 起立多数。
 よって、議案第53号については、原案どおり決定いたしました。

                                    

    議案第54号
議長(鵜川和彦君) 日程第7、議案第54号 栗山町町税等の滞納者等に対する特別措置に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第54号 栗山町町税等の滞納者等に対する特別措置に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 今回の改正は、第2条に規定する町税等の定義のうち、栗山町農業集落排水施設条例が廃止され、新たに栗山町継立地区特定環境保全公共下水道事業の受益者負担に関する条例が制定されたことに伴う規定の整備であります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、公布の日から施行し、平成28年4月1日から適用するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
 重山議員。
5番(重山雅世君) 対象者的にはどのぐらいの方がおられるのか、改めて答弁求めたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 税務課主幹。
税務課収納担当主幹(坂井 諭君) ただいまの重山議員の対象者はどれくらいいたかというご質問でございますが、平成27年度の実績で申請件数につきましては585件、そのうち573件が認定となっております。ただし、滞納ということで申請が認められなかったケースはございません。認められなかったケースとしては、例えば町民税が課税になっているとか、そういったケースで認められなかったといったケースがございます。滞納による却下についてはございません。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 重山議員。
5番(重山雅世君) この特別措置ということは、いろいろ滞納者に対して法的な措置ありますよね。それ以外に本町で行政的なサービスを制限する特別措置、それをやるということですよね。改めて答弁を求めます。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 税務課主幹。
税務課収納担当主幹(坂井 諭君) 本条例の特別措置につきましては、行政サービスの申請がありましたと。例えば特定不妊治療助成、あるいは農業振興資金の融資といった行政サービスがございますが、そういったサービスについて滞納があればそういった行政サービスは受けられないという趣旨の条例でございます。先ほども申したとおり、平成27年度の実績はそのようになってございます。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
 重山議員。
5番(重山雅世君) 人数的な部分で、対照的な人数という点では滞納者と言われるような人はいないよというような感じで受けとめたのですが、私は滞納者に対して法的な措置があるにもかかわらず、この部分で前にも反対しましたが、本町独自でこういうさらに法的な措置のほかに行政サービスも制限するよというような中身の条例ですから、そういう点では認めるわけにはいかないと述べて、反対討論といたします。
議長(鵜川和彦君) 賛成討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第54号 栗山町町税等の滞納者等に対する特別措置に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 起立多数。
 よって、議案第54号については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第55号
議長(鵜川和彦君) 日程第8、議案第55号 財産の取得についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第55号 財産の取得について提案理由をご説明申し上げます。
 財産を取得するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 取得財産の名称、種類及び数量につきましては、戸籍システム一式であります。
 取得の目的は、平成23年7月9日より稼働しております戸籍システムの機器更新であります。
 取得の方法につきましては、北海道市町村備荒資金組合の防災資機材譲渡事業を活用するものであります。
 取得予定価格は、1,684万8,000円であります。
 取得の相手方は、札幌市中央区北4条西6丁目、北海道市町村備荒資金組合組合長、棚野孝夫であります。
 また、北海道市町村備荒資金組合の契約の相手方は、札幌市中央区南1条西10丁目2番地、株式会社HDC代表取締役、中村信義であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第55号 財産の取得について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第55号については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第56号
議長(鵜川和彦君) 日程第9、議案第56号 曙団地3号棟新築主体工事の請負契約についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第56号 曙団地3号棟新築主体工事の請負契約について提案理由をご説明申し上げます。
 曙団地3号棟新築主体工事について、請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 契約の目的は、曙団地3号棟新築主体工事であります。
 契約の方法は指名競争入札によるもので、契約金額は1億2,376万8,000円であります。
 契約の相手方は、栗山町朝日4丁目32番地3、朝日産業株式会社代表取締役、廣岡延浩であります。
 入札につきましては、5月27日に行い、指名業者は松原産業株式会社、朝日産業株式会社、三鉱建設株式会社、新太平洋建設株式会社、株式会社中山組、岩倉建設株式会社、以上6社であります。
 工事場所は、栗山町角田であります。工事内容は、木造2階建て、延べ床面積657.54平方メートルです。1棟の建築主体工事一式であります。工事期間は、着手の日から平成29年1月31日までであります。
 この工事の財源内訳につきましては、国庫補助金6,188万4,000円、起債6,180万円、一般財源8万4,000円であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
 重山議員。
5番(重山雅世君) 昨年も新築、曙団地やっていますけれども、今年度は昨年と比べて何か設計などにかかわって住民の声を聞いて変更したとか、そういうようなことがあるのかどうか。地元産木材のような使い方だと思いますが、そういう変更点があるのかどうかということと予定価格に対する落札率、いつも聞きますが、57号は57号でしたほうがいいのかな。それと、1戸当たりどのぐらいの建設費用になるのか、その点で答弁求めます。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設総括兼建設水道課長(佐々木 学君) 曙団地の建設の関係につきましては、昨年度から建築工事が始まりまして、平成31年までの5年間で9棟72戸の建設をするということでございます。それで、昨年は2棟16戸建設をさせていただきましたが、本年度も2棟16戸ということで、大きさ的にも変わらないということで、変更点はございません。団地に入居している方の声ということでございますが、昨日も説明会等を開きまして、いろいろとご説明をさせていただいたのですけれども、特に建築にかかわる部分でのご意見というのはございませんでしたので、昨年、27年度と同様の形で今進めていくということでございます。
 それと、2点目の落札率でございますが、97.43%でございます。予定価格が税込みで1億2,702万9,600円のところを落札価格が1億2,376万8,000円というようなことでございます。
 それと、1戸当たりの額でございますが、共用部分も入れまして1LDKのところでいきますと約1,600万円、2LDKで約2,000万円というようなことでございます。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第56号 曙団地3号棟新築主体工事の請負契約について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第56号については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第57号
議長(鵜川和彦君) 日程第10、議案第57号 曙団地5号棟新築主体工事の請負契約についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第57号 曙団地5号棟新築主体工事の請負契約について提案理由をご説明申し上げます。
 曙団地5号棟新築主体工事について、請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 契約の目的は、曙団地5号棟新築主体工事であります。
 契約の方法は指名競争入札によるもので、契約金額は1億2,366万円であります。
 契約の相手方は、栗山町中央1丁目1番地1、松原産業株式会社代表取締役、松原正和であります。
 入札につきましては、5月27日に行い、指名業者は松原産業株式会社、朝日産業株式会社、三鉱建設株式会社、新太平洋建設株式会社、株式会社中山組、岩倉建設株式会社、以上6社であります。
 工事場所は、栗山町角田であります。工事内容は、木造2階建て、延べ床面積657.54平方メートルです。1棟の建築主体工事一式であります。工事期間は、着手の日から平成29年1月31日までであります。
 この工事の財源内訳につきましては、国庫補助金6,183万円、起債6,180万円、一般財源3万円であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第57号 曙団地5号棟新築主体工事の請負契約について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第57号については、原案どおり決定をいたしました。
 ここでお諮りいたします。時間が来ておりますが、もう少しなので、続けてもよろしゅうございますか。いいですか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) では、再開いたします。

                                    

    議案第58号ないし議案第60号
議長(鵜川和彦君) ここでお諮りいたします。
 日程第11、議案第58号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について、日程第12、議案第59号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について、日程第13、議案第60号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について、以上3議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、議案第58号から議案第60号の3議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第58号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について、議案第59号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について及び議案第60号 北海道市町村総合事務組合規約の変更についての提案理由をご説明申し上げます。
 本町が加入する一部事務組合の組織団体におきまして解散、脱退の届け出等があったことに伴い、当該組合規約の変更が必要なことから、地方自治法第286条第1項の規定により北海道市町村職員退職手当組合規約、北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約及び北海道市町村総合事務組合規約をそれぞれ変更するものであります。
 なお、一部事務組合の規約変更につきましては、地方自治法第290条の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 規約の変更内容につきましては、北海道市町村職員退職手当組合規約において北空知学校給食組合の解散、脱退に伴い、第1条、第3条及び第5条の規定の整備を行うとともに、組合を組織する市町村及び一部事務組合名を定めております別表を改めるものであります。
 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約におきましては、組合を組織する地方公共団体を定めております別表第1の規定中、北空知学校給食組合を削るものであります。
 北海道市町村総合事務組合規約におきましては、組合を組織する地方公共団体を定めております別表第1並びに組合の共同処理する事務及び団体を定めております別表第2の規定中、北空知学校給食組合を削るものであります。
 附則につきましては、この規約の施行日を定めたもので、総務大臣の許可の日からそれぞれ施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから一括質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) なお、討論、採決については1件ずつ進めてまいりたいと思います。
 それでは、議案第58号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更についての討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第58号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第58号については、原案どおり決定をいたしました。
 続きまして、議案第59号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更についての討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第59号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第59号については、原案どおり決定をいたしました。
 続きまして、議案第60号 北海道市町村総合事務組合規約の変更についての討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第60号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第60号については、原案どおり決定をいたしました。

                                     

    報告第7号
議長(鵜川和彦君) 日程第14、報告第7号 平成27年度栗山町一般会計繰越明許費繰越計算書についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 報告第7号 平成27年度栗山町一般会計繰越明許費繰越計算書について提案理由をご説明申し上げます。
 平成27年度栗山町一般会計予算第6条の繰越明許費は、別紙のとおり翌年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定によりご報告いたします。
 今回ご報告いたします繰越明許費につきましては、3月定例会及び臨時会において既に議決をいただいているものであります。内容は、2款1項総務管理費の自治体情報セキュリティ強化対策事業ほか8事業で、いずれも年度内の執行ができなかったものであり、各事業の財源内訳は記載のとおりであります。
 以上、平成27年度栗山町一般会計繰越明許費繰越計算書について提案理由を申し上げ、ご報告といたします。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 報告第7号の報告を受けたところですが、ただいまから質疑に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でありますので、以上で終わります。

                                     

    散会の宣告
議長(鵜川和彦君) 以上で本日の日程は全部終了いたしましたので、散会いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、以上をもちまして本日の会議は散会いたします。
散会 午前11時13分