平成28年第5回栗山町議会定例会会議録(第3日目)
平成28年6月16日 午前 9時30分開議
1、出席議員は次のとおりである。
1番 大 西 勝 博 君
2番 友 成 克 司 君
3番 楢 ア 忠 彦 君
4番 佐 藤 則 男 君
5番 重 山 雅 世 君
6番 置 田 武 司 君
7番 大 井 賢 治 君
8番 千 葉 清 己 君
9番 土 井 道 子 君
10番 三 田 源 幸 君
11番 藤 本 光 行 君
12番 鵜 川 和 彦 君
2、欠席議員は次のとおりである。
3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
事 務 局 長 水 上 州 洋
事 務 局 主 幹 上 野 政 則
4、地方自治法第121条第1項の規定による説明員は次のとおりである。
町 長 椿 原 紀 昭 君
副 町 長 花 田 正 博 君
総 務 課 長 片 山 伸 治 君
総 務 課 主 幹 岡 田 三 郎 君
まちづくり総括兼 小 野 司 君
経 営 企画課長
経営企画課主幹 橋 場 謙 吾 君
税 務 課 長 松 田 孝 之 君
税 務 課 主 幹 坂 井 諭 君
出 納 室 長 鈴 木 利 一 君
住 民 生活課長 松 本 俊 哉 君
住民生活課主幹 大 西 宏 幸 君
継 立 出張所長 青 山 建 一 君
若者定住推進室長 三 浦 匠 君
若者定住推進室主幹 杉 田 伸 司 君
環 境 政策課長 山 代 賢 治 君
環境政策課主幹 小 南 治 朗 君
保 健 福祉課長 秦 野 加 寿 彦 君
保健福祉課主幹 笹 木 真 由 美 君
建 設 総 括 兼 佐 々 木 学 君
建 設 水道課長
建設水道課主幹 花 田 勝 巳 君
建設水道課主幹 西 田 達 也 君
産 業 振興課長 森 英 幸 君
産 業 総 括 兼 山 本 信 二 君
ブランド推進課長
ブランド推進課主幹 谷 口 良 之 君
教 育 長 南 條 宏 君
教 育 次 長 兼 清 水 一 徳 君
図 書 館 長
教育委員会主幹 室 永 栄 子 君
介護福祉学校事務局長 中 野 和 広 君
監 査 委 員 谷 田 進 太 郎 君
選挙管理委員長 村 上 哲 君
農業委員会会長 田 村 繁 則 君
農 業 委 員 会 高 間 嘉 之 君
事 務 局 長
5、本会議の付議事件は次のとおりである。
会議録署名議員の指名
議案第61号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例
(栗山町議会改革検討特別委員会審査報告)
請願第 1号 「地酒乾杯条例」の制定を求める請願
(産業福祉常任委員会審査報告)
栗山町議会報告会の結果について
道外政務調査の実施について
議員研修会への派遣について
所管事務調査継続の申出
(総務教育・産業福祉・広報広聴各常任委員会)
所管事務調査の申出
(議会運営委員会)
開議 午前 9時30分
◎開議の宣告
〇議長(鵜川和彦君) 議員の出欠状況につきましては、事務局長より報告のとおり定足数に達していますので、ただいまから平成28年第5回栗山町議会定例会3日目の会議を開きます。
◎会議録署名議員の指名
〇議長(鵜川和彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員には、8番、千葉議員、9番、土井議員のご両名を指名いたします。
◎議案第61号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第2、議案第61号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例を議題に供します。
本件につきましては、平成27年第5回定例町議会において栗山町議会改革検討特別委員会を設置し、付託の上、審査をお願いしたところでありますが、審査が終了した旨の報告が議長のもとに来ております。これより栗山町議会改革検討特別委員会委員長より報告を受け、改正条例の提案をしていただきます。
栗山町議会改革検討特別委員会委員長、藤本議員。
〔栗山町議会改革検討特別委員長 藤本光行君登壇〕
〇栗山町議会改革検討特別委員長(藤本光行君) 日程第2、議案第61号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例、栗山町議会改革検討特別委員会審査報告。
条例を提案する前に、まずさきに行われました審査の報告をさせていただきます。皆さんのお手元に報告書が配付されておりますので、ご一読いただきたいと思います。
委員会審査報告。
平成27年第5回栗山町議会定例会において、本委員会に付託を受けた事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、栗山町議会会議規則第77条の規定により報告します。
記、1、件名、議会基本条例の見直し(評価検証)について。
2、付託年月日、平成27年6月11日。
3、審査年月日は、下記のとおりでございます。
4、審査結果、栗山町議会基本条例第26条(見直し手続)の規定に基づき、議員全員の確認のもと、議会改革推進会議を中心としてこれまでにない議員全員による本条例の各1条ずつの評価検証に着手、特別委員会を設置した。
この間、議会モニターからの議会運営に関する意見聴取にあわせ、議会だより及びホームページでのパブリックコメントの実施並びに議会報告会で町民からの意見聴取を行った。それらを踏まえて6回の議会改革推進会議、3回の本特別委員会で慎重に協議検討を重ねた結果、制定から10年を経過した本条例の一部については、制定当初の状況と異なり現在の実情に即したものに改正するものとする。
なお、評価検証の結果、条文の改正は伴わないが、その目的の達成度が低いものなどについての対応は、議員全員の共通理解のもと、引き続き議会改革推進会議が中心として適正な措置に取り組むこととする。
以上であります。
引き続き議案第61号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例の提案理由を申し上げます。
本案の提出者は私藤本光行、賛成議員は三田源幸議員であります。
今回の改正は、先ほど申し上げましたとおり全国初の栗山町議会基本条例は制定して10年が経過し、制定した当初とは本条例を取り巻く状況など時代とともに変化をしてきたことから、実情に即した条例とするために必要な改正を行うものであります。
なお、お手元に新旧対照表をお配りしておりますので、ご参照ください。
改正内容についてご説明いたします。第8条は、文言の整理であります。
第12条は、交流と連携の推進に係る規定で、調査研究のために交流と連携を推進することに改めるものであります。
第14条については、一般会議に関する規定でありまして、一般会議のあり方の明確化を追加するものであります。
第26条は、条例の見直し規定で、議会における見直しの時期と見直し作業の主体を議会改革推進会議に改めるものであります。
附則につきましては、施行日を定めたもので、平成28年7月1日から施行するものであります。
以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いを申し上げます。
〇議長(鵜川和彦君) ただいま栗山町議会改革検討特別委員会委員長の報告並びに改正条例の提案理由について説明を終えたところであります。
議案第61号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例については、質疑は省略し、討論、採決の順で進めてまいりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、そのように取り計らいます。
それでは、討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) なしの声がありますので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。議案第61号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例について、特別委員長の報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、議案第61号については、原案どおり決定をいたしました。
◎請願第1号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第3、請願第1号 「地酒乾杯条例」の制定を求める請願を議題に供します。
本案件につきましては、平成28年第2回定例町議会において産業福祉常任委員会に付託し、審査をお願いしていたところですが、審査が終了した旨の報告が議長のもとに来ておりますので、これより産業福祉常任委員会委員長から報告をしていただきます。
産業福祉常任委員会委員長、藤本議員。
〔産業福祉常任委員長 藤本光行君登壇〕
〇産業福祉常任委員長(藤本光行君) 委員会審査報告を行います。
お手元に委員会審査報告書が配られておりますので、ご参照を願いたいと思います。
委員会審査報告。
平成28年第2回栗山町議会定例会において、本委員会に付託を受けた事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、栗山町議会会議規則第77条の規定により報告します。
記、1、件名、請願第1号 「地酒乾杯条例」の制定を求める請願。
2、付託年月日、平成28年3月18日。
3、審査年月日、平成28年5月16日、参考人を招致して審査を行っております。
4、結果、採択すべきものと決定。
以上でございます。
〇議長(鵜川和彦君) ただいま審査報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
10番、三田議員。
〇10番(三田源幸君) この乾杯条例が提出されまして、まだ採決する前、議会としても議会報告会のところで町民の皆さんに意見を聞いたところでございます。その中では、いろいろな賛否両論意見が出ておりました。北の錦のひとり勝ちではないかと。また、きびだんごやクリ、野菜などそれぞれ特産品ごとの条例の請願があれば条例を制定するのかというようなご意見もいただいてございます。また、栗山の企業や名前を広めるためには大変よいことだというご意見もいただいてございます。4月に開催されております老舗まつりは酒蔵まつりから27年、小林酒造さんがこつこつと努力を重ね、大変大きなお祭りになっております。栗山町にも大変貢献していると思ってございます。そこで、老舗まつりには創業100年以上の谷田製菓さんも共催されております。そこで、おやつには日本一のきびだんご条例ですとか、今栗山のクリをブランド化を進めております。栗山産のクリを使用したクリまんじゅう条例とか、またお酒が飲めない方にはトマトジュース、また近年はさらさらレッドのジュース等々もありますが、このような条例が出てこないとも限りません。そこで、委員会としてはそのときの対応などは話し合われたのかお聞きをしたいと思います。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
藤本議員。
〇産業福祉常任委員長(藤本光行君) お答えをいたしたいと思います。
委員会で審査を行っております。そのときに参考人であります吉田氏よりも思いをいただきましたし、紹介議員の楢ア議員からも思いはいただいております。詳細につきましては、まだできていないと思いますけれども、後ほど議事録が上がると思いますので、それにて確認をよろしくお願いしたいというふうに思いますけれども、ただいまの質問でございます。基本的には、請願につきましては地酒乾杯条例を制定してくれというような内容でございます。なので、その内容について可とするか、否とするか、そういうことがいいのではないか、悪いのではないかということについて自由討議も踏まえて決定をいたしました。ですから、今言われたとおりほかの農産物、例えばきびだんごだとか、ジュースだとか、クリだとかということについては審議はしておりません。ただ、今言われたというところは産業振興にかかわる条例であるので、お酒だけではなくてほかの産物もあるのではないかという趣旨も含まれているような気がいたします。私たちが審議した中では、北の錦は地酒として栗山の誇るべき産業であるということもありますし、中には栗山町の農家さんがつくった酒米を使って醸造しているということもあって産業振興にも寄与しているということ、そのほかに日本酒ということの特別な価値といいますか、今和食が世界遺産に登録された等もありますし、日本酒が持つ日本の伝統的な産業としての価値というものをもう少し広く、産業振興とは別に広めようという意識があるというようなことも出席された楢ア議員さんからも言われておりました。広く産業を興すということもありますけれども、そういう面も踏まえて委員会の中では自由討議をいたしましたけれども、最終的には全会一致ということで、可とするという結論に至りました。説明になっているかどうかわかりませんけれども、よろしくお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
請願第1号 「地酒乾杯条例」の制定を求める請願について、委員長報告は採択であります。
お諮りいたします。請願第1号 「地酒乾杯条例」の制定を求める請願について、委員長報告どおり採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、請願第1号については、採択することに決定をいたしました。
◎栗山町議会報告会の結果について
〇議長(鵜川和彦君) 日程第4、栗山町議会報告会の結果についてを議題に供します。
本件につきましても平成28年第2回定例町議会において議員全員の派遣を議決して実施したものであります。これにより議会報告会の結果について広報広聴常任委員会委員長から報告をしていただきます。
広報広聴常任委員会委員長、三田議員。
〔広報広聴常任委員長 三田源幸君登壇〕
〇広報広聴常任委員長(三田源幸君) 議会報告会結果の報告書。
平成28年第2回栗山町議会定例会において決定をいたしました議会報告会を実施いたしましたので、その結果の概要を次のとおり報告いたします。
記、実施日程、平成28年3月22日から25日。
2、実施内容、栗山町議会基本条例を制定して10年が経過し、本条例に関して全国からの視察来町者は626団体、5,100人を超えました。議会基本条例の根幹は、徹底した情報の公開と共有、そして住民参加です。平成27年9月現在701の自治体議会で同様な条例が制定され、全国的な展開となったことで先行した者として心強く感じているところです。本年は、町内12カ所を会場として開催し、平成28年度の主な計画事業、昨年増額した政務活動費の活動内容、5月18日で10年を迎えた議会基本条例の評価検証について、また議会での議決前の乾杯条例制定を求める請願について、各常任委員会の活動及び意見書の提出状況など、町民の皆さんに関心があるものを優先して説明し、ご意見をいただきました。
3、結果、本年は昨年とほぼ同数の224人の町民の皆さんのご参加をいただき、大変感謝をしているところであります。各会場では議会運営や町政全般に関する多くの意見や要望をいただきました。特に議会基本条例の見直し手続では、初めて町民の皆さんに意見を聞いたり、乾杯条例については議決前に賛否の貴重なご意見をいただきました。町民の皆さんの町政への関心の高さは、町民とともに12年間に及ぶ議会報告会を継続し、積み上げてきたことによる結果として栗山町議会としても心強く受けとめているところです。10年という節目を迎えるに当たり改めて議会基本条例の本旨に基づき、より一層の住民参加型議会を目指し努力してまいります。
2ページ目には、各会場の参加人数、また意見、要望につきましては議会だより8月1日号に掲載をいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 以上で栗山町議会報告会の結果については終了いたします。
◎道外政務調査の実施について
〇議長(鵜川和彦君) 日程第5、道外政務調査の実施についてですが、これにつきましては、本年は西日本方面に友成克司議員、重山雅世議員、置田武司議員、千葉清己議員、三田源幸議員、藤本光行議員の6名で実施することで議決したいと考えますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、そのように道外政務調査を実施することに決定をいたします。
◎議員研修会への派遣について
〇議長(鵜川和彦君) 日程第6、議員研修会への派遣についてでありますが、7月5日、札幌市で開催される北海道町村議会議長会議員研修会、7月26日、新十津川町で開催される空知町村議会議長会議員研修会に議員全員を派遣したいと考えますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、それぞれ研修会へ派遣することに決定をいたします。
◎所管事務調査継続の申出
〇議長(鵜川和彦君) 日程第7、所管事務調査継続の申出ですが、総務教育常任委員会から、指定管理者制度の実態について、社会教育の実態について、産業福祉常任委員会から、ごみ処理の実態について、建設事業の実態について、高齢者福祉施設の実態について、広報広聴常任委員会から、議会の広報誌の編集及び発行について、議会広聴の実施について、議会広報・広聴の調査及び研究並びに政策提言について、議会で議決をし、調査を進めているところですが、今後さらに調査を進めたいということで継続調査の申し出があります。これにつきましては継続して調査をしていただきたいと考えますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、継続して調査を実施していただくことに決定をいたします。
調査は、閉会中に実施していただきたいと考えますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、それそれ閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。
◎所管事務調査の申出
〇議長(鵜川和彦君) 日程第8、所管事務調査の申出ですが、議会運営委員会から、次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項について所管事務調査の申し出があります。所管事務調査をしていただくこととしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。
◎閉会の宣告
〇議長(鵜川和彦君) 以上で提案された案件の審議が全て終了いたしましたので、閉会したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、これをもちまして平成28年第5回栗山町議会定例会を閉会いたします。
閉会 午前10時00分