平成28年第7回栗山町議会定例会会議録(第2日目)

                  平成28年9月8日 午前 9時30分開議

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  大  西  勝  博  君
     2番  友  成  克  司  君
     3番  楢  ア  忠  彦  君
     4番  佐  藤  則  男  君
     5番  重  山  雅  世  君
     6番  置  田  武  司  君
     7番  大  井  賢  治  君
     8番  千  葉  清  己  君
     9番  土  井  道  子  君
    10番  三  田  源  幸  君
    11番  藤  本  光  行  君

2、欠席議員は次のとおりである。
    12番  鵜  川  和  彦  君

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事 務 局 長  水  上  州  洋
    事 務 局 主 幹  上  野  政  則

4、地方自治法第121条第1項の規定による説明員は次のとおりである。
    町     長       椿  原  紀  昭  君
    副  町  長       花  田  正  博  君
    総 務 課 長       片  山  伸  治  君
    総 務 課 主 幹       岡  田  三  郎  君

    まちづくり総括兼      小  野     司  君
    経 営 企画課長

    経営企画課主幹       橋  場  謙  吾  君
    税 務 課 長       松  田  孝  之  君
    税 務 課 主 幹       坂  井     諭  君
    出 納 室 長       鈴  木  利  一  君
    住 民 生活課長       松  本  俊  哉  君
    住民生活課主幹       大  西  宏  幸  君
    若者定住推進室長      三  浦     匠  君
    若者定住推進室主幹     杉  田  伸  司  君
    環 境 政策課長       山  代  賢  治  君
    環境政策課主幹       小  南  治  朗  君
    保 健 福祉課長       秦  野  加 寿 彦  君
    保健福祉課主幹       小 野 寺  さ ゆ り  君
    保健福祉課主幹       笹  木  真 由 美  君

    建 設 総 括 兼       佐 々 木     学  君
    建 設 水道課長

    建設水道課主幹       花  田  勝  巳  君
    建設水道課主幹       西  田  達  也  君
    建設水道課参与       古  田  敏  幸  君
    産 業 振興課長       森     英  幸  君

    産 業 総 括 兼       山  本  信  二  君
    ブランド推進課長

    ブランド推進課主幹     谷  口  良  之  君
    教  育  長       南  條     宏  君
    教育委員会主幹       室  永  栄  子  君
    教育委員会参与       青  山  郁  子  君
    介護福祉学校事務局長    中  野  和  広  君
    監 査 委 員       谷  田  進 太 郎  君
    選挙管理委員長       村  上     哲  君
    選挙管理委員会書記長    片  山  伸  治  君
    農業委員会会長       田  村  繁  則  君

    農 業 委 員 会       高  間  嘉  之  君
    事 務 局 長

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名                          
  議案第64号 平成28年度栗山町一般会計補正予算(第5号)       
  議案第65号 平成28年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 
  議案第66号 平成28年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第1号)   
  議案第67号 平成28年度栗山町水道事業会計補正予算(第1号)     
  議案第68号 平成28年度栗山町下水道事業会計補正予算(第1号)    
  認定第 1号 平成27年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について   
  認定第 2号 平成27年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定に
         ついて                          
  認定第 3号 平成27年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定に
         ついて                          
  認定第 4号 平成27年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につい
         て                            
  認定第 5号 平成27年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定
         について                         
  認定第 6号 平成27年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認
         定について                        
  認定第 7号 平成27年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認
         定について                        
  認定第 8号 平成27年度栗山町水道事業会計決算の認定について     
  認定第 9号 平成27年度栗山町下水道事業会計決算の認定について    
  報告第 8号 平成27年度栗山町健全化判断比率について         
  報告第 9号 平成27年度栗山町資金不足比率について          
  報告第10号 放棄した債権の報告について                
  報告第11号 平成27年度一般財団法人栗山町農業振興公社決算の報告につい
         て                            
  議案第69号 栗山町コミュニティバス運行条例              
  議案第70号 栗山町営バス運行条例の一部を改正する条例         
  議案第71号 栗山町馬鈴しょ集出荷貯蔵センター条例を廃止する条例    
  議案第72号 財産の無償譲渡について                  
  議案第73号 教育委員会委員の任命について               


開議 午前 9時30分
                                    

    開議の宣告
副議長(大西勝博君) 議員の出欠状況につきましては、事務局長報告のとおり定足数に達しておりますので、ただいまから平成28年第7回栗山町議会定例会2日目の会議を開きます。

                                    

    会議録署名議員の指名
副議長(大西勝博君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の議事録署名議員には、3番、楢ア議員、4番、佐藤議員のご両名を指名いたします。

                                    

    議案第64号
副議長(大西勝博君) 日程第2、議案第64号 平成28年度栗山町一般会計補正予算(第5号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第64号 平成28年度栗山町一般会計補正予算(第5号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億5,268万8,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ87億6,612万2,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、2款総務費におきまして、ふるさと納税者返礼品の追加等に係る補正であります。
 3款民生費は、介護ロボット等導入支援特別事業費補助金等に係る補正であります。
 4款衛生費は、水道事業高料金対策補助金等に係る補正であります。
 6款農林水産業費は、日出地区小規模治山工事等に係る補正であります。
 7款商工費は、工業団地区画内の立木剪定処理等に係る補正であります。
 8款土木費は、公営住宅修繕の追加等に係る補正であります。
 10款教育費は、旧雨煙別小学校体育館の修繕等に係る補正であります。
 11款災害復旧費は、大雨被害による修繕料等に係る補正であります。
 13款諸支出金は、子ども・子育て支援交付金等の精算に伴う返還金に係る補正であります。
 事項別明細につきましては、副町長より説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
副議長(大西勝博君) 副町長。
〔副町長 花田正博君登壇〕
副町長(花田正博君) それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。
 7ページをお開きください。まず、歳出についてご説明いたします。2款1項1目8節報償費の4,200万円及び12節役務費の1,303万円の補正は、ふるさと応援寄附金の寄附件数が当初見込みを上回っていることから、納税者返礼品及び通信運搬費並びに寄附受付にかかわる付記の手数料につきまして今後の必要額を追加するものであります。25節積立金の1,997万円の補正は、総務寄附金の一部をふるさと応援基金に積み立てるものであります。
 4目11節需用費の63万5,000円の補正は、新町通り沿線の町有地の管理用バリケード設置にかかわる修繕料の追加であります。
 6目25節積立金の105万2,000円の補正は、総務寄附金の一部を財政調整基金に積み立てるものであります。
 12目企画費は、昨年度に引き続き道の市町村連携地域モデル事業の採択を受け実施いたします南空知4町地域連携事業にかかわる補正であります。なお、本日配付いたしました議案第64号資料をあわせてごらんください。このモデル事業は、広域連携による人口減少への対応や地域活性化の取り組みを推進するため、昨年度道が制度化したもので、栗山、由仁、長沼、南幌の4町で連携し、南空知の知名度向上を図るものであります。本年度の事業概要につきましては、知名度が重要な要素となっております観光と移住、定住にテーマを絞って具体的な展開を図るもので、各事業ごとに担当する自治体を設定し、事業の調整や予算対応を行うこととしております。本町が担当いたします南空知4町移住体験モニターツアー事業につきましては、南空知エリアへの移住意向を有する若者、子育て世代をターゲットに4町をめぐるモニターツアーを実施するもので、参加者のアンケート調査やアドバイザーの助言等による事業効果の検証を通じて、今後の4町の移住施策のブラッシュアップを図るものであります。補正の内容は、9節旅費におきまして、南幌町が担当いたします首都圏での移住促進イベントへの4町合同出展にかかわる本町職員旅費として21万円、11節需用費から13節委託料までにつきましては、本町が担当いたします南空知4町移住体験モニターツアー事業にかかわるもので、事業用の消耗品として1万5,000円、資料発送にかかわる郵便料及び宣伝媒体への広告料として27万9,000円、ツアーの企画運営にかかわる委託料370万6,000円の合わせて400万円、19節負担金補助及び交付金におきましては、南幌町、由仁町及び長沼町のそれぞれ担当事業にかかわる本町の事業負担金369万円、以上全体で790万円の補正となり、その全額を道補助金及び3町からの事業負担金を受けて実施するものであります。
 13目19節負担金補助及び交付金の107万7,000円の補正は、民有地における住宅の新築に伴い、クロム処理工事費用の一部を補助するもので、新日本電工株式会社より補助金の3分の1の負担金を受け実施するものであります。
 18目バス路線維持費は、本年12月から予定しておりますコミュニティバスの本格運行に伴う補正で、補正額につきましては、13節委託料でバス運行業務235万3,000円の追加、18節備品購入費でバス停増設にかかわる費用の11万4,000円であります。
 19目13節委託料の補正は、まず上段でありますが、国庫補助金を受けて実施いたします社会保障・税番号制度にかかわる総合運用テストに向けた住民基本台帳等のシステム改修で420万8,000円、次に下段でありますが、個人番号利用事務端末等のセキュリティ及びインターネット接続ネットワーク環境等の国の基準に対応させるために必要な整備にかかわる自治体セキュリティ強化対策業務といたしまして1,906万9,000円の補正をお願いするものであります。本事業につきましては、本年6月議会定例会におきましてご報告いたしました平成27年度からの繰越明許費1,300万7,000円を合わせて実施するものであります。8ページをお開きください。19節負担金補助及び交付金の211万円の補正は、社会保障・税番号制度の運用に必要な自治体中間サーバーを管理しております地方公共団体情報システム機構への本年度の負担金であります。
 3款1項1目28節繰出金の3万1,000円の補正は、介護保険特別会計における平成27年度精算に伴う操出金の減額であります。
 2目8節報償費から11節需用費までの合わせて60万円の補正は、地域ケア会議の実施方法の定着や持続的な会議運営体制の構築を図るため、他職種合同研修会及び地域ケア会議実施方法検討会の実施に伴う講師謝礼等の費用並びに職員の先進地視察研修旅費にかかわるもので、全額道補助金を受けて実施するものであります。19節負担金補助及び交付金の92万7,000円の補正は、高齢者介護つき賃貸住宅廣寿庵を運営しております株式会社志援が導入いたします見守り支援ベッドシステム2台の整備に対する補助金で、全額国庫補助金を受けて実施するものであります。
 4款1項2目予防費の補正は、予防接種法施行令の改正により、本年10月より小児のB型肝炎ワクチンが法定接種となることから、11節需用費でワクチン購入費38万8,000円、13節委託料で接種委託料63万4,000円をそれぞれ追加するものであります。
 4目12節役務費の9,000円及び15節工事請負費の95万1,000円の補正は、継立十字街の公衆便所撤去に伴う消毒手数料及び解体費用であります。19節負担金補助及び交付金の889万2,000円の補正は、水道事業会計への繰り出し基準確定に伴う水道事業高料金対策補助金であります。
 6款1項1目19節負担金補助及び交付金の243万5,000円の補正は、道補助金を受けて実施いたします農地法に基づく農地台帳の整備にかかわる栗山町農業振興公社事業負担金の追加であります。
 3目19節負担金補助及び交付金の補正は、まず上段でありますが、農業6次産業化支援事業補助金につきまして、申請見込み数の増に伴い不足となる129万8,000円の追加をお願いするものであります。次に、下段でありますが、杵臼地区の2戸の農業者で組織しております杵臼中央野菜組合が道補助金の事業採択を受けて実施いたします施設整備にかかわる生産支援事業補助金2,172万円で、整備の内容は、施設野菜用省エネ設備ビニールハウス15棟、ハウスかん水装置一式及び三方シール包装機1台であります。
 2項1目15節工事請負費の2,370万円の補正は、昨年度調査設計をいたしました日出地区の角田鉱奥水源の排水路整備にかかわる小規模治山工事で、道補助金を受けて実施するものであります。なお、整備につきましては、本年度と来年度の2カ年をかけて実施予定であります。
 9ページをごらんください。7款1項1目11節需用費の11万7,000円の補正は、高齢者への悪徳商法被害の防止を中心とした消費生活啓発用冊子購入にかかわる消耗品の追加で、全額道補助金を受けて実施するものであります。12節役務費の134万円の補正は、工業団地内の賃貸及び分譲区画内の立木の枝が隣接の町道旭台第3線車道部にせり出し、交通の支障となっていることから、これを剪定処理するものであります。
 8款2項2目道路維持費の補正は、これまでの執行状況及び今後の執行見込みを勘案し、11節需用費、修繕料で680万円、15節工事請負費で工業団地内の町道舗装及び松風4号線の路盤改良等を実施することにより不足する1,140万9,000円を追加するものであります。
 5項2目11節需用費の1,370万円の補正は、ふじ団地92号棟及び93号棟の結露対策として実施いたします熱交換型換気扇の取りかえ及び新設並びに一部内壁張りかえにかかわる修繕料の追加であります。
 10款1項4目19節負担金補助及び交付金の379万4,000円の補正は、幼稚園就園奨励費補助金の申請者の増による追加であります。
 2項1目11節需用費の25万5,000円の補正は、栗山小学校の自動火災報知設備及び誘導設備並びに継立小学校の自動火災報知設備の不良箇所修理にかかわる修繕料の追加であります。
 3項1目11節需用費の43万6,000円の補正は、栗山中学校のトイレブースのちょうつがい不具合及び校舎外床剥がれ補修にかかわる修繕料の追加であります。
 2目19節負担金補助及び交付金の37万2,000円の補正は、中学校対外競技派遣費の申請増に伴う不足額を追加するものであります。
 4項8目11節需用費の492万5,000円の補正は、旧雨煙別小学校体育館の床改修にかかわる修繕料の追加で、床のひずみにかかわる不陸調整及びサンダーがけ塗装補修を実施するものであります。
 9目11節需用費の20万2,000円の補正は、カルチャープラザの1階及び2階トイレの自動照明センサー装置取りつけにかかわる修繕料の追加であります。18節備品購入費の28万円の補正は、町史編さん室の室内環境整備として空調設備を設置するものであります。
 10ページをお開きください。5項4目11節需用費の66万5,000円の補正は、スキー場管理用道路の側溝埋没箇所等の排水対策にかかわる修繕料の追加であります。
 5目11節需用費の50万円の補正は、学校給食センターの排水ポンプ設備及びボイラー室煤煙濃度計測機器の部品交換等にかかわる修繕料の追加であります。
 11款災害復旧費の補正は、本年8月の大雨や相次いで北海道に上陸、接近した台風の影響による町道等被害にかかわる復旧事業費であります。1項1目13節委託料の150万円の補正は、杵臼川及び築別川護岸の被害調査にかかわる調査設計委託料の追加であります。なお、復旧工事費につきましては、後の議会定例会において工事費等の補正予算をお願いする予定であります。
 2目11節需用費の1,010万7,000円の補正は、町道鳩山木工団地線外6カ所の排水補修等にかかわる修繕料の追加であります。14節使用料及び賃借料の830万円の補正は、高橋の沢川外3カ所のしゅんせつ作業等にかかわる自動車、重機等借り上げ料であります。
 2項1目11節需用費の194万4,000円の補正は、南角田地区排水路しゅんせつ及び耕作道補修にかかわる修繕料の追加であります。
 2目11節需用費の237万6,000円の補正は、林道本継線及び林道第2桜山線の路面補修等にかかわる修繕料であります。
 13款1項2目23節償還金利子及び割引料の862万5,000円の補正は、11ページにかけての付記の負担金等の平成27年度事業費確定に伴う精算返還金であります。
 5ページをお開きください。次に、歳入についてご説明いたします。14款2項1目1節社会福祉費補助金の192万7,000円の補正は、歳出3款でご説明いたしました介護ロボット等導入支援特別事業費補助金にかかわる国庫補助金で92万7,000円、次に同じく歳出3款で当初予算におきまして予算計上しておりました高齢者等居場所づくり事業に対する国庫補助が採択となったことから、国庫補助金100万円を事業充当するものであります。
 4目1節教育総務費補助金の112万1,000円の補正は、歳出10款でご説明いたしました幼稚園就園奨励費補助金にかかわる国庫補助金の追加であります。
 5目1節総務管理費補助金の265万6,000円の補正は、歳出2款でご説明いたしました社会保障・税番号制度システム整備にかかわる国庫補助金であります。
 15款2項1目1節総務管理費補助金の500万円の補正は、歳出2款でご説明いたしました南空知4町地域連携事業にかかわる道補助金であります。
 2目1節社会福祉費補助金の60万円の補正は、歳出3款でご説明いたしました地域ケア会議定着等支援事業にかかわる道補助金であります。
 4目1節農業委員会費補助金の194万8,000円の補正は、歳出6款でご説明いたしました農地台帳の整備にかかわる道補助金の追加であります。2節農業費補助金の2,172万円の補正は、歳出6款でご説明いたしました生産支援事業補助金にかかわる道補助金であります。3節林業費補助金の1,185万円の補正は、歳出6款でご説明いたしました日出地区小規模治山工事にかかわる道補助金であります。
 6目1節商工振興費補助金の11万7,000円の補正は、歳出7款でご説明いたしました消費生活啓発用冊子購入にかかわる道補助金であります。
 17款1項1目1節総務寄附金の7,585万2,000円の補正は、まず一般寄附金でありますが、6月23日に松風3丁目、山崎直樹氏よりいただきました5万円、7月6日に札幌市マックスバリュ北海道株式会社代表取締役社長、出戸信成氏よりいただきました1,193円、7月27日、匿名の方よりいただきました100万円の合わせて105万1,193円の寄附金で、補正額につきましては当初予算で計上しております20万円を差し引いた85万2,000円であります。次のふるさと応援寄附金でありますが、これまでいただきました寄附金、さらに今後寄附が見込まれる分を合わせまして7,500万円の寄附金の追加であります。
 20款5項2目2節雑入の1億2,269万7,000円の補正は、まず上段でありますが、今回の補正財源の調整として備荒資金組合支消金1億1,933万8,000円の追加、2段目でありますが、歳出2款でご説明いたしましたクロム処理対策事業にかかわる事業者負担金として35万9,000円、最後に歳出2款でご説明いたしました南空知4町地域連携事業にかかわる3町からの負担金として300万円であります。
 6ページをお開きください。21款1項4目1節社会教育債の490万円の補正は、歳出10款でご説明いたしました旧雨煙別小学校体育館の床改修にかかわる起債であります。
 5目1節総務管理債の230万円の補正は、歳出2款でご説明いたしましたコミュニティバス運行にかかわる起債の追加であります。
 4ページをお開きください。第3表、地方債の補正についてご説明いたします。1、変更でありますが、起債の目的、22、コミュニティバス運行事業債で、事業費の変更により限度額の変更をお願いするものであります。
 次に、2、追加でありますが、起債の目的、34、ふるさと体験教育拠点施設改修事業債で、限度額、起債の方法、利率、償還の方法について付記の内容でお願いするものであります。
 以上で事項別明細の説明を終わりますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
副議長(大西勝博君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
 3番、楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) 3点お尋ねいたします。
 7ページ、2款1項13目19節の民有地クロム処理対策事業ということで、先ほど歳入の部分でも若干雑入の中で説明がありましたけれども、栗山町、結構あちこちクロムが埋設されているというか、いっとき大変利用されていたということで、草が生えないということで、あちこちに栗山の場合はクロムが残っているというような状況があると思います。このクロム処理にかかわって、いわゆる費用負担の割合、法人と行政と、それといわば所有者というか、その負担割合と、それに関連して、過去にクロムの処理をめぐって、自分の土地から持ち出せないと。基礎工事をしますと残土が出ますよね。100%ではないですけれども、何割かクロムが含まれているということで、その残土は一切そのエリアから外部へ持ち出せないというようなお話を聞いたこともあるのですけれども、現状このクロム処理、どのような対策というか、事業をされているのか、その点まず1点お尋ねいたします。
 それと、2点目は、8ページの6款1項3目農業振興費の19節、補助金で6次産業化支援事業追加ということで、当初予算200万円を計上して、今回130万円ぐらいの補正を組まれております。栗山町の農業にとっても、6次産業化ということはこれからの農政に向けて大切な事業かなと思います。栗山の6次産業といってふっと頭に浮かぶのは、三姉妹のトマトとコロッケと、あと何があるのかなと次がなかなか出てこないのですけれども、この事業追加にかかわって現状町として6次産業化に向けてどのような事業展開をされているのか、まず2点目お尋ねいたします。
 3点目は、同じ8ページ、4款1項4目19節、水道事業の高料金対策ということで、久しぶりに聞いた言葉だなと思って、ちなみに26年、27年、28年度の予算書を見ましたら計上されておりません。予算書にも計上されていなくて、過去に水道事業高料金対策という言葉を聞いたような記憶があるのですけれども、本町でも水道事業にかかわっては、企業会計ということで新たな制度になっております。そういう制度になったということで、こういう補助金というのは生まれないのかなというようなことを思っていたのですけれども、その点についてお尋ねいたします。
副議長(大西勝博君) 答弁に入ります。
 環境政策課長。
環境政策課長(山代賢治君) 楢ア議員の1点目のご質問でございますけれども、クロム処理にかかわる負担割合ということでございますけれども、町で設けております民有地クロム処理対策補助要綱に基づきまして、基本的に工事を行う土地の所有者につきましては5%の自己負担となります。残りの95%につきましては、95%の3分の1がクロムを排出した企業の負担、残りが栗山町の負担というふうになってございます。今回の107万7,000円でございますけれども、このうち個人負担額については5万7,000円、実質町としては107万7,000円の補助を出しますけれども、企業からの歳入の入金が35万9,000円ございますので、栗山町の実質負担としては71万8,000円という形になります。
 2点目でございますけれども、クロム処理にかかわる残土の関係でございますけれども、基本的にはクロム処理の工事の内容につきましては、その場での硫酸第一鉄等による封じ込めでございます。その上にアスファルトなり砂利なりを塗布して、地上にクロム等が浮き出てこないような処理を行います。ただし、クロムの濃度が薄い場合ということも想定されますので、そういった場合は外部の企業において処理するということも場合によってはあるというふうに聞いてございます。ただ、原則的には現地での封じ込めという形になってございます。
 以上です。
副議長(大西勝博君) 産業振興課長。
産業振興課長(森 英幸君) 楢ア議員ご質問2点目でございますが、8ページ、6款1項3目19節負担金補助及び交付金の中で6次産業化支援事業追加ということでございますけれども、この事業につきましては、昨年、平成27年度、町の単独事業ということで制度化してございます。この目的につきましては、農産物の付加価値、加工ですとか、あるいはファームレストランの開設等々、それに対しまして町が2分の1、300万円を限度にして補助するという制度でございます。昨年度の実績では2件の農業者の方が申請をしておりまして、1件は直売所の開設、国道縁の値ごろ市の開設、もう一件につきましては、新たな加工品ということで、カボチャスープの開発ということで2件の実績がございます。
 それで、本年度につきましては、当初2件で200万円の当初予算でございましたけれども、現在3件の方が申請をしておりまして、まず1件は、クリを使ったパウンドケーキの開発、2つ目といたしましては、トマトを使ったトマトソースを新たに開発したい、それと3件目につきましては、イチゴを使った洋菓子の開発ということで、本年度につきましては3件の農業者の方からの申請がありまして、それぞれ認定をしていきたいというふうに考えているところでございます。この事業につきましては、あくまでも農業者みずからが本町の農産物の付加価値向上、そして農業者皆さんの所得の向上を図ることを目的として実施しているということでございまして、町のほうもそれに対して支援するということでございます。
 あと、参考までに来年度の要望も現在聞いておりまして、来年度はファームレストランを開設したいという農家が1件ございます。あと、例えば卵を使った新たな加工品の開発ということで来ているところもございます。そういった形で、少しでも加工品が開発できるように町としても応援していきたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。
副議長(大西勝博君) 建設水道課長。
建設総括兼建設水道課長(佐々木 学君) 8ページ、4款1項4目19節負担金補助及び交付金の889万2,000円、水道事業高料金対策補助金の関係でございますが、この高料金対策の関係につきましては、どうしても水道事業というのは建設費が割高になるというようなことがございまして、資本費がそれにあわせて高額になっていくということがございます。それで高水準の料金設定をせざるを得ないというような上水道事業に対して、国が定める繰り出し基準というのがありまして、それが一定の部分を超える場合には一般会計のほうから水道事業会計にその必要経費を繰り出すというのがこの対策事業補助金の内容でございます。過去に、近いところでは平成25年、26年にそれぞれ、当初予算ではありませんが、補正の中で一部対応させていただいたというような経過がございます。
 今回、高料金対策の対象となった原因といたしましては、今議員がおっしゃいましたとおり、平成26年度、地方公営企業法が改正されまして、従来、国の補助金等で取得をした固定資産、これの減価償却については行わないというようなみなし償却制度が設けられておりましたが、貸借対照表上、資産価値が適切に表示できないということで、このみなし償却制度が廃止をされました。それに伴って、固定資産、平成26年度の減価償却費が前年対比で3,000万円ほど伸びたということで、資本費を押し上げる結果となって、今回高料金対策の対象となったというようなことでございます。
 ただ、一時的なことでございまして、来年度以降は減価償却費及び企業債の利息も減少していくということで、資本費が下がっていく傾向にありますので、来年度以降については国の繰り出し基準は下回っていくだろうと。高料金対策の補助金は発生しないような見込みをしているところでございます。いずれにしても、この高料金対策の補助金は普通交付税、特別交付税で8割が措置されますが、2割は自治体の持ち出しということになりますので、余りこれに該当するようなことにならないような対策も必要だと思っております。
副議長(大西勝博君) 5番、重山議員。
5番(重山雅世君) 歳入の5ページの15款道支出金の15款2項2目1節、地域ケア会議定着等支援事業費補助金と、それから歳出でいうと8ページの3款1項2目8節からの関連だと思います。普通旅費含めて。これで、地域ケア会議というのは、私の認識ではずっと開かれているものだと思っていたのですが、現実には新しいことをこれからやろうとしているのですか。そして、先進地視察ということでいうと、地域ケア、老人福祉費のほうの関連で、先進地視察という点ではどちらのほうに行かれるのかと、そういう点でまずお尋ねしたいと思います。
 それと、同じ8ページ、4款1項2目、委託料、B型肝炎の法定接種ということで説明ありました。本町でもB型肝炎の方がどの程度おられるのか、その点でお示し願いたい。
 それと、6款1項3目19節、補助金の中の生産支援事業、先ほどちょっと説明ありました。それで、この事業を受けるに当たっての基準というか、杵臼の2戸の農家が対象で、ビニールハウス15棟とかという説明受けましたが、この基準というのは、どういう基準のもとにこういうのができているのか、そしてこのほかにも手を挙げたけれども却下された方がいるのかどうか、その点もあわせて答弁求めたいと思います。
 まず、最初の3点で抑えておきますか。それともずっとやっていいですか。
副議長(大西勝博君) 3点でお願いします。
 答弁願います。
 保健福祉課長。
保健福祉課長(秦野加寿彦君) 重山議員1点目の5ページ、15款2項2目、社会福祉費補助金60万円、地域ケア会議定着等支援事業費補助金並びに8ページ、3款1項2目の関係でございます。議員おっしゃいますとおり、地域ケア会議につきましては、現在も病院関係並びに介護事業所等の協力をいただきながら実際に実施しているところでございますけれども、ご存じのとおり、平成29年から介護保険法の改正によりまして、地域支援事業の充実を図るということの国の指導がございます。その中で、より一層地域ケア会議を定着し、きちっとした形で進めたいということから、今回道の補助金にのっとりまして全額補助を受けて行うものでございます。
 地域ケア会議の方法については、今までもやりながら試行錯誤しているところでございますけれども、この補助を受けて、講師の方にも来ていただきながら、先進地事例を聞きながら行うと同時に、先進地視察といたしましては、現在道内につきましては芦別市、滝川市、それから中頓別町、それと道外においては長崎県の佐々町、ここのところを地域包括支援センター職員並びに高齢者介護グループの職員、事務職ともども、グループに分けまして視察を行う予定です。また、今後、ここを中心に視察先を検討しておりますが、新たに講師等から情報をいただきながら、先進地のところについては随時変更並びに追加等も検討しているところでございます。
 以上です。
 4款でございますけれども、今回の補正につきましては、予防接種法施行令の改正に伴いまして、平成28年10月からB型肝炎定期接種の部分で、平成28年4月1日から平成29年3月31日までに生まれた方に対して行うものでございます。議員ご質問のB型肝炎の大人の部分については現在資料がございませんので、今後必要であればまた対応させていただきたいと思いますが、今回の予防接種についてはあくまでも子供の接種ということでご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。
副議長(大西勝博君) 産業振興課長。
産業振興課長(森 英幸君) 重山議員ご質問の3点目でございます。8ページ、6款1項3目19節負担金補助及び交付金の中の補助金、生産支援事業についての2,172万円の補助金でございます。この補助金につきましては、国の事業でございまして、国の事業名といたしましては、産地パワーアップ事業という事業でございます。これの要件等々につきましては、意欲のある農業者等が高収益な作物あるいは栽培体系への転換を図るための取り組みに対して支援するというものでございまして、機械及び施設に対して最大2分の1が補助されるというものでございます。さきの6月の定例会におきまして種芋の処理施設を予算計上して議決いただいたところでございますが、この種芋の施設もこの産地パワーアップ事業という補助金を活用しているものでございます。
 特に、要件といたしまして非常に厳しいものがあるのですけれども、例えば生産あるいは出荷に対してのコストの低減、これを10%以上削減しなければならない。あるいは、品質向上ですとか高付加価値化により販売額を10%以上向上しなければならないということで、反当たり、10アール当たりのコストあるいは収益をそれぞれ10%以上上げなければならないという厳しい条件がございます。
 今回この事業の実施に当たりまして、4月に農業者を集めて説明会をしたところでございます。これは、農協と一緒になりまして、栗山町、由仁町の生産者を集めて説明会を実施いたしました。それで、要望調査を取りまとめたところ、本町の農業者からは8件お申し込みがございました。それぞれの要望を精査して、この1件が採択になったというところでございます。やはり一番厳しかったのは、生産コストあるいは販売額の向上という部分で非常に厳しいものがあって、そこをクリアできなかったこと、あるいは新しい作物の導入という部分で難しかったということがございます。ということで、今年度につきましては1件の採択ということで、一中央野菜組合のみの採択ということでございます。
 以上でございます。
副議長(大西勝博君) 5番、重山議員。
5番(重山雅世君) 最後の6款の関係、生産支援事業、これは単年度だけではなくて、これからも続いていくと。国の産地パワーアップ事業という点でいうと、これからもずっと引き続き行われる事業で、例えば今回8件要望あったけれども、大部分は落とされたと。新たにまた来年度、コストを、10%ですか、削減だとかそういうような基準、再度また申し込みして来年度のチャンスもあるというか、そういう形のものなのでしょうか。
副議長(大西勝博君) 答弁求めます。
 産業振興課長。
産業振興課長(森 英幸君) 重ねてのご質問でございますが、議員おっしゃるとおり、現在、平成28年度の補正予算でも国のほうで予算づけ、まだ議決前ですけれども、閣議決定されているということでございますし、あるいは平成29年度も予算化されるだろうというふうに見込まれているものでございまして、関係機関と連携しながら進めてまいりたいというふうに思ってございます。
副議長(大西勝博君) 9番、土井議員。
9番(土井道子君) 9ページ、7款1項1目11節、11万7,000円の消耗品費追加で、高齢者への悪徳商法の冊子を買うということでしたが、何部買って、どのような活動を予定されていますか。
 以上です。
副議長(大西勝博君) 答弁願います。
 ブランド推進課長。
産業総括兼ブランド推進課長(山本信二君) 土井議員ご質問の消費者行政推進事業の関係でございますが、今回、悪徳商法の被害の防止を中心とした消費者への啓発事業を強化するということで、「くらしの豆知識」という冊子が国民生活センターのほうで発行されておりますので、それを390冊購入を予定しまして、今回の補正でお願いしたところでありますが、これについては、歳入のほうでもご説明をしたとおり、補助金を受けて購入をするということになってございます。これにつきましては、消費者協会の皆さんの協力をいただきながら配布を予定しているということでございます。
副議長(大西勝博君) 9番、土井議員。
9番(土井道子君) 消費者協会でやることは想像がつくのですけれども、ではこれは4町でということになりますか。
副議長(大西勝博君) 答弁お願いします。
 ブランド推進課長。
産業総括兼ブランド推進課長(山本信二君) これについては、4町に対しての配布を予定しております。
副議長(大西勝博君) 11番、藤本議員。
11番(藤本光行君) 2点ほどお伺いいたします。
 9ページ、8款5項2目の公営住宅修繕追加、中身としては結露防止等のというような話を伺いました。事業費自体は1,370万円と非常に高額に上っております。年数はたってはおりますけれども、そんなに古い施設ではないですけれども、その詳しい内容等がわかればお教え願いたい。また、こういう高額な事業費になった場合、一般財源からの予算になっておりますけれども、地方債等を活用することはないのかということもあわせてお聞きしたいと思います。
 もう一点は、歳入の5ページ、今回の補正については、緊急的だとか老朽化に伴うだとかという補修、修繕が大変多くて、それが一般財源を使って行われるということが多くなっております。歳入のほうの20款で、結局財源調整ということで備荒資金組合の支消金を使って1億2,000万円ほどを使おうとしていると。当然取り崩しになりますけれども、この辺の備荒資金組合の積み立てたお金が今どれぐらいになっているのかとか、今1億2,000万円使って、今までの当初の考え方とどういう感じなのかという、そのところをお伺いしたいと思います。
副議長(大西勝博君) 答弁願います。
 建設水道課長。
建設総括兼建設水道課長(佐々木 学君) 9ページ、8款5項2目11節、1,370万円の公営住宅修繕料の追加の内容でございますが、この事業につきましては、本年6月議会の一般質問でもご指摘を受けたふじ団地92、93号棟の結露対策として今回実施をするということでございます。94号棟以降については集中換気システムが標準装備ということで国の補助基準の中で設定されたものですから、94号棟以降は余り結露が生じていないというような状況でありますが、それ以前の92、93号棟は、ロスナイ、換気扇を入れて結露対策というような住宅でございました。
 それで、実情もかなり悪いということで、7月15日から26日までの約2週間をかけまして92、93号棟全40戸を訪問させていただいて、そのうち4戸ほどは不在で会えなかったのですけれども、36戸訪問し、現状の調査と聞き取りを行ってございます。その36戸のうち28戸が、何らかの結露状態が見受けられるというようなことでございました。ただし、残り8戸については結露の状況はないということで、それぞれ湿気取り剤を置いたり小まめに換気をしたりということで、その8戸については住まい方の工夫がなされているというようなことでございます。今回は、ロスナイ、換気扇がかなり、結露がある、なしにかかわらず設備として老朽化が著しいということで、今回は管理者の町の責任として40戸全ての設備的改善を図るというような事業でございまして、あわせてカビ等がひどい箇所の内壁の張りかえも行うということでございます。
 工法については、2LDK、3LDKそれぞれありますが、まず現在ついているロスナイ、居間についている部分があるのですが、そこを撤去いたしまして、レジスターに取りかえるということに今回してございまして、一番の原因になっております南側の和室、洋室、2部屋ありますけれども、そこがレジスター、開閉式の換気扇なのですけれども、それを取りまして、そのレジスター孔を利用して、そこに新しいロスナイを設置するというような手法を今回とりたいと思っております。また、3LDKのほうは、北側にももう一つ洋室がありますが、そこのロスナイがかなり老朽化していますので、そこは新しいものに取りかえるというような内容でございます。
 今回新設するロスナイについては、今ある既存のロスナイが40戸で70台ついていますが、それを全部取りまして、新しく110台新設するということで、いずれも6畳用の省エネ熱交換タイプの24時間換気のタイプのロスナイを設置したいということで、常時回っているような状況になるということでございます。注文発注のため、これからもし議決をいただいて注文したとしても、110台ですから、10月末の納品になるということで、実際の工事は11月からかかるということで、何とか、これから冬も迎えますので、年内には92、93号棟の入居者の皆さんの環境改善を図りたいということで進めていきたいなというふうに考えております。
副議長(大西勝博君) 経営企画課長。
まちづくり総括兼経営企画課長(小野 司君) ただいま藤本議員から、まず住宅の改修費に関する財源調整のお話と、それと歳入で5ページの20款5項2目の備荒資金組合の支消金の追加ということでご質問がございました。
 まず、私ども財源調整の方法といたしまして、ご指摘のとおり、起債、大体4月ごろに1次協議をします。そして、秋口、大体11月ぐらいにそれぞれ協議をすると。そういうプロセスで財源調整を図ってまいるところでございますけれども、まず住宅関連のものにつきましては、基本的には、住宅というのは使用料をいただいて、それで賄うという原則的なものもございますし、また修繕費につきましては、起債の協議の中ではなかなか該当になりづらいというところもございますので、今回は一般財源のほうで措置させていただいたところでございますので、ご理解いただきたいと思います。
 それと、2点目の歳入の備荒資金組合支消金追加ということで、今般1億1,933万8,000円追加させていただいております。ご指摘のとおり、備荒資金組合、決算書のほうにも記載しておりますけれども、27年度の決算の状況での基金残高は3億9,500万円ほどでございます。ただ、この備荒資金組合の積立金も普通分と超過分という2種類ございまして、超過分というのはおおよそ2億6,800万円ほど、そこからいろいろと今年度の予算の過不足につきまして財源調整しながら繰り入れていくという考えでございます。財政調整基金のほうを取り崩さないで備荒資金の超過分を繰り入れていくと、そういう考えで昨年度から今年度、財源調整させていただいているということですので、ご理解いただきたいと思います。
 以上です。
副議長(大西勝博君) ほかにありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) なければ、2巡目に入ります。
 3番、楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) 1点お尋ねいたします。8ページ、4款1項4目12節と15節にかかわって、公衆便所の撤去ということで、先ほど説明では継立の十字街ということですから、交番のところかなと思うのです。ここ数年の間に栗山地区が2カ所、それから今回これが解体ということになりますと継立が2カ所、現在角田が2カ所、日出が1カ所かなと思うのですけれども、継立十字街の解体に伴って、これは地域住民からの要望ということで解体するということになったのか、それとも古くなったということで使い勝手も悪くなったし、また新たに水洗化するということになると投資もかかるというようなことで解体に踏み切ったのか、その辺の経緯についてがまず1点と、現状公衆便所、栗山地区はゼロ、角田地区が2カ所、日出が1カ所ということなのだと思うのですけれども、栗山地区は全てなくなったということで、公衆便所に対する考え方というのかな、本当に栗山地区はゼロでいいのかなと、その辺について関連してお尋ねいたします。
副議長(大西勝博君) 答弁願います。
 住民生活課長。
住民生活課長(松本俊哉君) まず、継立十字街のトイレの関係の経過なのですけれども、地元の連合町内会のほうで南部公民館の敷地内にトイレを現在つくっております。地元の祭典、17日に間に合うように完成するというふうに私ども受けてございます。この完成に伴いまして、公衆便所として設置している十字街のトイレを今回撤去させていただくというものでございます。
 あと、栗山地区の公衆便所の関係なのですけれども、あくまでも公衆便所につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づいて私ども公衆便所、それから公衆用ごみ容器を設けて衛生的に維持管理をしなければならないとされている中、栗山地区については、現在の6次総合計画の策定の中でもいろいろ議論させていただいておりますけれども、設置については考えていないという考えでございます。
 以上です。
副議長(大西勝博君) 3番、楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) 継立地区はあそこにかわって別に新しく新設されるということで、それはそれで場所が変わるということで、継立には残るということになりますよね。今、栗山地区は要らないというお話だったのですけれども、本当に栗山地区なくてもいいのかなと。例えば、私も公衆便所に関しては過去何回か質問していますけれども、いわゆる町外から来た人が、観光も含めて町外から来られますよね。過去には、商店街のトイレを利用してくださいというようなこともあって、公衆トイレはつくらないよと。そして、現状はまちの駅があるから、そこで使っていただくということも答弁されておりますけれども、町民はある程度理解できるのです。
 でも、例えば運動公園なんかは、子供たちのサッカーでよく土日、夏休み等使われますよね。この子たちも、公衆便所がなくなったということで、スポーツセンターを現実使っているのかなというような思いもありますけれども、要するに町外から来た人は、特にイベントなんかあったときは本当に数少ない仮設のトイレつくることになりますけれども、いつもいつもイベントやっているわけではないですから、町外から来た人にわかりやすく、例えばまちの駅使えますよと言っても、そこに、ここに公衆便所ありますから、どうぞご自由に使ってくださいというふうな案内板があるわけでもないし、行政としては交流人口の拡大とかいろいろうたっておりますけれども、そういった部分でやはり、町外から来た人にいかに栗山町で、いわば一つのおもてなしだと思うのですけれども、そういう心が少ないのかな、弱いのかなというような気もするのですけれども、その辺についてお尋ねいたします。
副議長(大西勝博君) 答弁願います。
 住民生活課長。
住民生活課長(松本俊哉君) 重ねてのご質問でございます。今までも公衆トイレの設置については随分議論してきた経過がもちろんございます。栗山町のほうで設置場所をある程度選定しまして設計をさせていただいたこともございますけれども、設置後の維持管理費の負担の面でなかなか地元とも整理がついていないという状況がございました。商店街ともいろいろお話し合いをさせていただいた経緯がございます。重ねてなのですけれども、第6次総合計画がスタートしている中、前期計画の中ではこういったトイレについては現状考えてございません。後期計画において、商店街の方々などを交えた中で幅広く議論をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
副議長(大西勝博君) 3番、楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) 過去にも設置後の管理ということをよく答弁の中で話されていますけれども、現状は角田の2地区、今度の継立地区、従前のいわば対応、これからの対応についてはどのように、角田地区は今現状どういうような管理をされているか。それと、継立地区の今解体されようとするトイレについては、現実どのような管理をされているか。そして、今度南部公民館のほうの敷地の中に持っていくということですけれども、それも結局管理はどうなるのですか。あくまで栗山のトイレだけは管理、管理と言うのですけれども、そうしたら継立、角田の管理はどうしているのですか。要するに全部地域住民にお任せしているのですか。そういうわけではないと思うのですけれども、その辺についてお聞きします。
副議長(大西勝博君) 答弁願います。
 住民生活課長。
住民生活課長(松本俊哉君) 公衆便所の管理につきましては、もちろん栗山町、町費のほうで負担をさせていただいてございます。今回撤去する継立にしましても、現在あります角田、日出につきましても、維持管理面、そういった面については全て町費のほうで負担をしている状況でございます。新しく新設されます継立の地元で設置されますトイレについての維持管理については、今後は地元のほうで負担をされるというふうに伺ってございます。
副議長(大西勝博君) 5番、重山議員。
5番(重山雅世君) 前後しますが、8ページの3款1項2目19節、介護ロボット等導入支援特別事業費ということで92万7,000円、全額国庫補助をもらってするわけですが、既にこの介護ロボット、導入されていると思いますが、現況含めてどういう状況になっているのか、その点でお尋ねします。
 それと、9ページ、先ほど同僚議員の質問にありました8款5項2目、公営住宅のふじ団地の修繕の部分です。一般質問で取り上げた部分を即対応していただいて、町民からも喜ばれると思います。それで、現に訪問活動もされて、住民の声を聞いたという点では当然といえば当然ですけれども、お留守のところもあったということでしたよね。そういう方々のところは実際には訪問していないわけですから、そういうところはどういうようにするのかということと、それと私も実際にお邪魔したときには、結構ロスナイをつけて電気代がかかるとかという、そういう苦情もあるものですから、省エネタイプのも当然つけられると思いますが、その辺も町民の方には、ずっとつけっ放しなのだけれども、費用的にはこうなのだよと言わないと、途中でぽんと切ってしまったら意味ないですから、その辺の説明も含めた対応というか、されたのかどうか、その点でお尋ねしたいと思います。
副議長(大西勝博君) 答弁を求めます。
 保健福祉課長。
保健福祉課長(秦野加寿彦君) 重山議員1点目の3款1項2目19節負担金補助及び交付金の関係でございます。この制度については、先ほど説明ございましたとおり、介護従事者の負担軽減に向けた介護ロボットということで、実質的には見守り支援ベッドシステムということで、ベッド内蔵型センサーによる動作感知で入居者の見守り、介護従事者の負担軽減をサポートするものでございます。
 今回、先ほども説明させていただきましたとおり、町内にあります1事業所、廣寿庵のほうで設置するところでございますけれども、これまでは社会福祉協議会を中心に、在宅にいる場合もセンサーによって見守りシステムということですけれども、実際的にベッドで行っているものについては、ベッドという形で、介護従事者負担軽減に向けた介護ロボットシステムについては今回初めて設置ということでございます。
 以上です。
副議長(大西勝博君) 建設水道課長。
建設総括兼建設水道課長(佐々木 学君) 9ページの8款5項2目11節、公営住宅の修繕料の関係でございますが、先ほども答弁したとおり、留守家庭等が4件ということで、不在が3件、空き家が1件というような内容でございます。当然、この予算が可決された後に入居者の方への説明会を開催いたしまして、今回の工事の内容だとか、24時間換気システムということで電気料もかかりますので、その辺のことについても十分説明をしながら、工事に対する協力を得ていきたいというふうに考えております。
 なお、1台当たりのロスナイの消費電力予定量が3ワットということで、1カ月しても1台当たり65円程度ということで、2LDKには2台、3LDKには3台つけますが、そんなにと言ったらおかしいですけれども、1台65円ですから、2台であれば百二、三十円、3台であれば200円弱というようなことになりますので、そんなにご負担にならないのかなというふうに考えております。
副議長(大西勝博君) ほかにありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) 異議なしですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) 異議なしですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第64号 平成28年度栗山町一般会計補正予算(第5号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
副議長(大西勝博君) 全員起立。
 よって、議案第64号については、原案どおり決定いたしました。

                                    

    議案第65号
副議長(大西勝博君) 日程第3、議案第65号 平成28年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第65号 平成28年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ306万7,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ20億3,651万7,000円とするものであります。
 補正の内容は、1款総務費におきまして、制度改正に伴うシステム改修の補正であります。
 11款諸支出金は、平成27年度医療費等の確定による過年度国庫負担金等の精算還付に係る補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出でありますが、1款1項1目13節委託料の61万6,000円の補正は、国保システム改修によるもので、平成30年度からの都道府県化に伴う納付金算定のための改修が23万8,000円、基盤安定負担金の算定基準日変更に伴う改修が37万8,000円であります。
 11款1項1目23節償還金利子及び割引料245万1,000円の補正は、医療費の確定に伴う精算還付金で、平成27年度一般分医療費に係る療養給付費等負担金が70万7,000円、退職分医療費に係る給付費等交付金が174万4,000円であります。
 3ページをお開きください。次に、歳入でありますが、3款1項1目療養給付費等負担金、2節過年度分の10万円の補正は、平成27年度の一般分医療費の確定による減額であります。
 2項1目1節財政調整交付金の37万8,000円の補正は、歳出1款でご説明いたしました国保システム改修に係る特別調整交付金の追加であります。
 2目1節制度関係業務準備事業費補助金の23万7,000円の補正は、歳出1款でご説明いたしました国保システム改修による追加であります。
 4款1項1目療養給付費等交付金、2節過年度分の5万円の補正は、平成27年度退職分医療費の確定による減額であります。
 10款1項1目1節前年度繰越金の260万2,000円の補正は、今回の補正予算に係る財源として充当するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
副議長(大西勝博君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) 討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) 異議なしですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第65号 平成28年度栗山町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
副議長(大西勝博君) 全員起立。
 よって、議案第65号については、原案どおり決定いたしました。

                                    

    議案第66号
副議長(大西勝博君) 日程第4、議案第66号 平成28年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第66号 平成28年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,102万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ13億9,865万7,000円とするものであります。
 補正の内容は、5款基金積立金及び7款諸支出金におきまして、平成27年度の介護給付費、地域支援事業費及び事務費の確定に伴う補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出についてご説明申し上げます。5款1項1目25節積立金の99万7,000円の補正は、平成27年度の介護給付費支払基金交付金の追加交付分及び精算による繰り越し分を介護給付費準備基金に積み立てるものであります。
 7款1項2目23節償還金利子及び割引料の1,003万円の補正は、平成27年度の介護給付費、地域支援事業費及び事務費の確定に伴い、国、道負担金を返還するものであります。
 3ページをお開きください。次に、歳入でありますが、5款1項1目2節過年度分の101万9,000円の補正は、介護給付費の確定に伴う交付金の追加であります。
 8款1項4目1節事務費等繰入金の3万1,000円の補正は、平成27年度事務費の確定に伴う減額であります。
 9款1項1目1節前年度繰越金の1,003万9,000円の補正は、歳出5款でご説明いたしました前年度精算に係る繰り越し分及び歳出7款でご説明いたしました過年度返還金の財源として充当するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
副議長(大西勝博君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) 異議なしですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) 異議なしですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第66号 平成28年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
副議長(大西勝博君) 全員起立。
 よって、議案第66号については、原案どおり決定いたしました。

                                    

    議案第67号
副議長(大西勝博君) 日程第5、議案第67号 平成28年度栗山町水道事業会計補正予算(第1号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第67号 平成28年度栗山町水道事業会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
 1ページをごらんください。予算第3条の収益的収入及び支出の予定額におきまして、収入で889万2,000円を追加し、その総額を4億1,364万7,000円とするものであります。
 予算第4条の資本的収入及び支出の予定額におきまして、本文括弧中資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億2,286万2,000円を2億3,716万円に、過年度分損益勘定留保資金2億744万5,000円を2億2,068万4,000円に、当年度分消費税等資本的収支調整額1,541万7,000円を1,647万6,000円に改め、支出の第1款第1項建設改良費に1,429万8,000円を追加し、その総額を4億5,075万4,000円とするものであります。
 2ページをお開きください。予算第9条の他会計からの補助金におきまして、経営補助のため一般会計から水道事業会計に補助を受ける金額146万4,000円を1,035万6,000円に改めるものであります。
 補正の内容についてご説明申し上げます。3ページをお開きください。収益的収支の収入におきまして、1款2項2目他会計補助金の889万2,000円の補正は、本年度における水道高料金対策算定基準となる平成26年度水道事業会計決算により算出した資本費単価及び給水原価のいずれもが国が定める基準額を超過したことから、高料金対策補助金として一般会計より補助を受けるものであります。
 4ページをお開きください。次に、資本的収支の支出におきまして、1款1項建設改良費、1目老朽管更新事業費で1,279万8,000円の補正は、工事の適期施工に配慮し、平成29年度における老朽管更新工事に係る調査設計を前倒しして実施するものであります。
 同じく3目浄水施設整備費の150万円の補正は、桜山浄水場において使用する町内各水道施設の中央監視に使用するコンピュータ機器が故障し、修繕が困難なことから、使用経過年数を勘案して更新するものであります。なお、機器更新に係る費用は299万1,000円の見込みですが、浄水施設整備費の入札による執行残が見込まれることから、その差額について補正をお願いするものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
副議長(大西勝博君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑はありませんか。
 9番、土井議員。
9番(土井道子君) 4ページ、資本的支出の1、建設改良費で1の老朽管更新事業費とありますが、このうち、予算と直接関係あるかどうか私も不明なのですけれども、水道管は、本管から自宅、それから会社まで引くときに、本管から直接引いているのと隣近所のところから水道管を引いているのと町なかにあるということで、近隣のところから引いていると水圧が低くて、実際にその水道管が何年たっているかわからないままに水圧が低い状態で我慢していると。栗山町内は至るところそういうのがあるということなのですが、これからいろんな移住の方たちが来たり、それから若者たちが町に住むというようなことを進める場合、水道管がどこから引かれているかということは、土中にあるからわからないと思うのです。住んでいる方は。それを水道課のほうで、例えばおたくの水道はこういうふうな状況になっていますよというような広報活動というのはこういう中に含まれるものなのでしょうか、お聞きしたいと思います。
副議長(大西勝博君) 答弁願います。
 建設水道課長。
建設総括兼建設水道課長(佐々木 学君) 今ご質問にありました本管から取水している場合と途中の個人のところの管から取水している場合と両方あると思いますが、ケースがいろいろとありますので、特に市街地にそういった傾向は多いかと思いますが、場所的にそれを調べてみないと、どういうような取水の仕方、給水の仕方になっているのかはっきりはお答えできませんが、今、町の中では4万7,000メートルほど40年の耐用年数を超えた配水管がありますので、随時更新をしていっているということで、今回補正でお願いをしたのは、今説明にありましたとおり、来年度実施予定の老朽管の更新事業の調査設計費を前倒しで今回お願いをしたということでございますので、今ご質問にありました本管または取水管からの取水の関係についてはいろんなケースがありますので、それは水圧の関係等もあるかもしれませんが、更新の中ではきちっとした水圧が確保できるように更新事業を進めてまいりたいというふうに考えております。
副議長(大西勝博君) ほかにありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) 異議なしですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) 異議なしですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第67号 平成28年度栗山町水道事業会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
副議長(大西勝博君) 全員起立。
 よって、議案第67号については、原案どおり決定いたしました。

                                    

    議案第68号
副議長(大西勝博君) 日程第6、議案第68号 平成28年度栗山町下水道事業会計補正予算(第1号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第68号 平成28年度栗山町下水道事業会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
 1ページをごらんください。予算第4条の資本的収入及び支出の予定額におきまして、本文括弧中資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億6,903万8,000円を2億6,053万8,000円に、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金2億6,457万円を2億5,607万円に改め、収入の第2款特定環境保全公共下水道事業資本的収入で850万円を追加し、その総額を1,778万8,000円とするものであります。
 次に、予算第5条、企業債の変更についてご説明を申し上げます。起債の目的、2、特定環境保全公共下水道事業債の変更は、資本費平準化債借入額の確定に伴い限度額を変更するものであります。
 補正の内容につきましてご説明申し上げます。2ページをお開きください。資本的収支の収入におきまして、2款1項1目企業債の850万円の補正は、資本費平準化債借入金の確定によるものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
副議長(大西勝博君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) 異議なしですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) 異議なしですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第68号 平成28年度栗山町下水道事業会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
副議長(大西勝博君) 全員起立。
 よって、議案第68号については、原案どおり決定いたしました。
 ここで休憩いたします。
休憩 午前11時05分
                                    
再開 午前11時20分
副議長(大西勝博君) 再開いたします。

                                    

    認定第1号ないし認定第9号
副議長(大西勝博君) 日程第7、認定第1号 平成27年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第8、認定第2号 平成27年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第9、認定第3号 平成27年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第10、認定第4号 平成27年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第11、認定第5号 平成27年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第12、認定第6号 平成27年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第13、認定第7号 平成27年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第14、認定第8号 平成27年度栗山町水道事業会計決算の認定について、日程第15、認定第9号 平成27年度栗山町下水道事業会計決算の認定について、以上9件の議案を一括議題に供したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) 異議がないようですので、そのように取り計らいます。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 認定第1号から認定第9号までの各会計歳入歳出決算の認定につきまして提案理由をご説明申し上げます。
 それぞれお手元に、地方自治法第233条第3項の規定に基づく各会計別の決算書並びに同法第233条第5項の規定によります平成27年度決算における主要な施策の成果表、さらには過般監査委員の審査を終え、平成27年度栗山町各会計決算審査に係る意見書等もお配りいたしておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。
 平成27年度の予算執行につきましては、政府の経済対策による景気の回復が本町に波及している実感がない中、自主財源であります町税が前年度より減少となるなど、依然として一般財源が制約される厳しい財政状況のもとで、国の交付金を活用するなど財源確保を図りながら、栗山町第6次総合計画に掲げた目標実現へ向け、主要施策の推進に努めてきたところであります。主な事業の内容につきましては、平成27年度決算における主要な施策の成果表をご参考にしていただきたいと存じます。なお、本成果表につきましては、平成26年度までの様式を変更し、新たに第6次総合計画における計画事業を主要な施策として作成しております。
 それでは、各会計の歳入歳出決算についてご説明申し上げます。認定第1号は、平成27年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額87億8,665万4,059円、歳出総額86億4,593万5,147円、差し引き1億4,071万8,912円でありますが、翌年度へ繰り越すべき財源が580万円でありますので、実質収支は1億3,491万8,912円となっております。
 認定第2号は、平成27年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額22億4,888万8,710円、歳出総額20億6,780万8,635円、差し引き1億8,108万75円であります。
 認定第3号は、平成27年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額1億3,146万9,584円、歳出総額1億2,922万21円、差し引き224万9,563円であります。
 認定第4号は、平成27年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額12億9,255万561円、歳出総額12億7,951万2,237円、差し引き1,303万8,324円であります。
 認定第5号は、平成27年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額1億8,753万1,104円、歳出総額1億8,740万2,107円、差し引き12万8,997円であります。
 認定第6号は、平成27年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額7,890万8,400円、歳出総額7,877万6,601円、差し引き13万1,799円であります。
 認定第7号は、平成27年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額1,369万円、歳出総額1,367万6,900円、差し引き1万3,100円であります。
 認定第8号は、平成27年度栗山町水道事業会計決算の認定についてでありますが、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、概要をご説明申し上げます。第2条、業務量の実績につきましては、給水人口1万2,252人、年間総配水量155万8,063立方メートル、1日平均配水量4,269立方メートルであります。第3条、収益的収入及び支出に基づく損益につきましては、消費税抜きで総収入3億9,362万6,537円、総支出3億4,794万5,871円、差額4,568万666円の純利益となっております。第4条、資本的収入及び支出につきましては、総収入1億9,610万9,600円、総支出4億2,823万971円、差し引き2億3,212万1,371円の不足が生じましたが、これにつきましては損益勘定留保資金等をもって補填しております。
 認定第9号は、平成27年度栗山町下水道事業会計決算の認定についてでありますが、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、概要をご説明申し上げます。第2条、業務量の実績につきましては、下水道事業においては水洗化人口8,878人、年間総処理水量102万9,020立方メートル、1日平均処理水量2,819立方メートルで、農業集落排水事業においては水洗化人口850人、年間総処理水量8万1,954立方メートル、1日平均処理水量225立方メートルであります。第3条、収益的収支につきましては、消費税抜きで総収入6億6,933万5,896円、総支出は5億5,724万7,387円となり、継立地区集落排水統合に伴う特別利益及び特別損失を含めた収支差し引きで5,837万4,714円の純利益となっております。第4条、資本的収支につきましては、総収入5億3,472万9,000円、総支出7億8,936万708円となり、差し引き2億5,463万1,708円の不足が生じましたが、これにつきましては損益勘定留保資金等をもって補填しております。
 以上、平成27年度各会計歳入歳出決算に関する認定第1号から認定第9号までの提案理由といたします。よろしくご審議いただき、認定を賜りますようお願いをいたします。
副議長(大西勝博君) ただいま提案理由の説明を終えたところですが、ここで慣例に基づき監査委員から監査の報告をしていただきます。
 谷田監査委員。
〔監査委員 谷田進太郎君登壇〕
監査委員(谷田進太郎君) 平成27年度各会計決算審査の結果についてご報告申し上げます。
 審査の実施につきましては、一般会計外6特別会計は7月25日から8月12日までの間で5日間、水道事業会計及び下水道事業会計は7月27日の1日間、各会計の決算書、関係資料に基づき、予算の執行状況や不用額等について総括的な審査を行いました。その結果、各会計の決算計数については、歳入歳出とも電子帳票及び証書類との照合検査、公有財産、物品、債権及び基金についても関係帳簿と照合した結果、いずれも正確に処理されていることが認められました。
 なお、審査による意見につきましては、お手元に配付いたしました意見書のとおりでありますので、細部についての報告を省略し、その概要について述べたいと思います。
 まず、一般会計について申し上げます。歳入総額87億8,665万4,059円に対し、歳出総額86億4,593万5,147円で、差し引き1億4,071万8,912円の黒字となっております。単年度収支は2,027万7,427円の黒字で、積立金を含めた実質単年度収支は1億6,308万908円の黒字となっております。厳しい財政状況の中で中長期的な収支の均衡に留意し、効率的予算の執行により事業が進められていることが認められます。また、総務費で6,396万円、農林水産業費で5,520万4,000円が明許繰越されております。歳入の決算状況について申し上げます。調定額90億6,906万2,315円に対し、収入済額は87億8,665万4,059円で、その収入率は96.89%、予算額に対し9,265万7,941円の減となっております。各款を通じ正確に調定され、収納されていることが認められます。なお、町税、負担金、使用料、財産収入における未収金について意見を付しましたが、その他は特別な意見はありません。歳出については、決算額86億4,593万5,147円、明許繰越額1億1,916万4,000円で、不用額は1億1,421万2,853円、執行率97.37%となっております。各款を通じ、予算の目的に沿って適正に執行されていることが認められます。
 次に、国民健康保険特別会計について申し上げます。歳入総額22億4,888万8,710円に対し、歳出総額20億6,780万8,635円で、1億8,108万75円の黒字となっております。歳入の決算状況は、調定額23億4,738万9,414円に対し、収入済額は22億4,888万8,710円で、収入率は95.80%と前年度を1.02ポイント上回っております。各款の収入については適正に調定され、正確に収納されていることが認められます。歳出については、決算額20億6,780万8,635円で、不用額は6,394万5,365円となっており、執行率は97.0%であり、各款を通じ、適正に執行されていることが認められます。なお、国民健康保険税における未収金について意見を付しましたが、その他は特別な意見はありません。
 次に、北海道介護福祉学校特別会計について申し上げます。歳入総額1億3,146万9,584円に対し、歳出総額1億2,922万21円で、224万9,563円の黒字となっていますが、入学者の減少や未収金の発生などにより、一般会計からの繰入金が前年度から増となっております。未収金の回収において多大な努力の跡が見られ、また入学者減に対する対策も講じていますが、効果は限定的であります。本町への経済効果、加えて空知を中心に道内各地に優秀な介護職の人材を輩出している専門学校でありますが、町立としての今後のあり方についての共通認識形成のため、外部有識者を交えた検討を速やかに推し進めることを望みます。
 次に、介護保険特別会計について申し上げます。歳入総額12億9,255万561円に対し、歳出総額12億7,951万2,237円で、1,303万8,324円の黒字となっております。歳入歳出とも適正に処理されておりますが、介護保険料において未収金が発生しております。
 次に、後期高齢者医療特別会計について申し上げます。歳入総額1億8,753万1,104円に対し、歳出総額1億8,740万2,107円で、12万8,997円の黒字となっております。歳入歳出ともに適正に処理されておりますが、後期高齢者医療保険料において未収金が発生しております。
 次に、住宅団地造成事業特別会計について申し上げます。歳入総額7,890万8,400円に対し、歳出総額7,877万6,601円で、13万1,799円の黒字となっております。
 次に、工業団地造成事業特別会計について申し上げます。歳入総額1,369万円に対し、歳出総額1,367万6,900円で、1万3,100円の黒字となっております。
 次に、水道事業会計について申し上げます。決算諸表については適正に記され、かつ正確に処理されていることが認められます。業務量については、給水人口が1万2,252人、年間総配水量で155万8,063立方メートル、有収水量は128万9,156立方メートルとなっております。第3条、収益的収入及び支出における損益計算においては4,568万666円の純利益となっております。第4条、資本的収入及び支出においては2億3,212万1,371円の不足額が生じておりますが、これは過年度分損益勘定留保資金から1億9,967万9,610円、当年度損益勘定留保資金から1,810万8,902円、当年度分消費税等資本的収支調整額から1,433万2,859円をもって補填されております。業務分析の結果を見ますと、有収率82.7%、施設利用率55.5%、最大稼働率78.5%となっており、前年度対比では施設利用率は2.1ポイント減、最大稼働率は0.6ポイント減となっておりますが、総合的に判断すると施設は適正な管理のもとに効率的に使用されていると認められます。財政状況については、資産総額50億6,951万3,784円で、前年度より2億2,618万3,852円の減となっておりますが、これは主に流動資産の減によるものであります。また、水道使用料の滞納対策に意見を付しましたが、その他は特別な意見はありません。
 最後に、下水道事業会計について申し上げます。決算諸表については適正に記され、かつ正確に処理されていることが認められます。業務量については、排水人口は9,728人、年間処理水量は111万974立方メートル、有収水量は88万9,899立方メートルとなっております。第3条、収益的収入及び支出における損益計算においては5,837万4,714円の純利益となりましたが、平成26年度の地方公営企業会計制度の改正により、平成25年度以前からの累積赤字を解消し、さらに利益を計上しております。第4条、資本的収入及び支出においては2億5,463万1,708円の不足額が生じておりますが、これは減債積立金から6,247万4,962円、損益勘定留保資金から1億8,242万8,833円、当年度分消費税等収支調整額から488万7,569円をもって補填されております。業務分析の結果を見ますと、有収率80.1%で0.6ポイントの増となっております。また、処理原価は414.42円、使用料単価が228.36円で、下水道処理費用が下水道使用料収入を1立方メートル当たり186.06円上回っている状況となっております。財政状況については90億7,397万9,207円で、前年度より2億3,601万8,675円の減となっておりますが、これは有形固定資産の減価償却の減によるものであります。また、下水道使用料等の滞納対策に意見を付しましたが、その他は特別な意見はありません。
 以上、平成27年度の各会計に対し決算審査の結果を要約して申し上げましたが、町税が前年より減少するなど、本町を取り巻く環境は、依然として景気回復の兆しを実感することができない厳しい状況にあります。納税においては、時代に即した納付環境づくりを進めた結果、利便性が進み、納付向上に寄与していることがうかがえますが、各会計の滞納や未収金の取り組みについてはなお一層の対策を講じられることを期待します。また、今後も引き続き行財政の効率化を図り、計画的かつ効果的で正確な予算の編成及び執行に一層の努力を期待いたします。なお、栗山町健全化判断比率及び栗山町資金不足比率の報告につきましても別途意見書のとおり意見を付しましたが、これまで以上に安定した財政基盤と自主自立による合理的な行政運営が求められているところであります。経済環境が厳しい中でも、納付する多くの町民の立場に立って、不公平とならないよう行財政運営のさらなる努力を期待いたしまして、監査報告といたします。
副議長(大西勝博君) ただいま監査委員から報告をいただきました。本件につきましては、前もってお話ししたように、議長及び監査委員の職を兼ねる大井議員を除く10名の委員をもって構成する特別委員会を設置して審査してはどうかと考えますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ご異議がないようですので、10名による特別委員会を設置いたしまして審査をしていただくように決定いたしました。
 名称につきましては、平成27年度栗山町各会計決算審査特別委員会ということで決定いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ご異議がないようですので、名称は平成27年度栗山町各会計決算審査特別委員会ということに決定いたしました。
 特別委員会の委員長及び副委員長の選任につきましては、委員会条例で委員の互選となっておりますが、副議長の指名ということで行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ご異議がないようですので、副議長から指名いたします。
 委員長には4番、佐藤議員、副委員長には8番、千葉議員を指名いたします。
 ただいま特別委員会が設置されたわけですが、上程しております9件は一括特別委員会に付託したいと考えますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ご異議がないようですので、一括特別委員会に付託することに決定いたしました。
 審査につきましては、この会期中に実施いただくようにお願いいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ご異議がないようですので、審査はこの会期中に実施していただくことに決定いたしました。

                                    

    報告第8号
副議長(大西勝博君) 日程第16、報告第8号 平成27年度栗山町健全化判断比率についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 報告第8号 平成27年度栗山町健全化判断比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定によりご報告申し上げます。
 お手元に平成27年度栗山町各会計に係る財政健全化審査意見書、さらに報告第8号資料をお配りしておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。
 1点目の実質赤字比率につきましては、普通会計における実質赤字額の標準財政規模に対する比率で、普通会計の赤字の程度を指標化し、財政運営の深刻度を示すものであります。
 2点目の連結実質赤字比率につきましては、町の全会計を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で、町全体としての赤字の程度を指標化し、全体の財政運営の深刻度を示すものであります。本町におきましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率ともに赤字額が生じていないことから、比率は算出されておりません。
 3点目の実質公債費比率につきましては、普通会計の地方債元利償還金に特別会計や一部事務組合の地方債元利償還金に対する普通会計負担額を合算した額の標準財政規模に対する比率で、元利償還金等の大きさを指標化し、資金繰りの危険度を示すものであります。本町における実質公債費比率は15.8%で、前年度より1.6ポイントの減となっております。早期健全化基準の25%を下回っております。
 4点目の将来負担比率につきましては、普通会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で、普通会計の借入金残高、特別会計や第三セクター等の借入金残高に対する普通会計負担見込み額など、各負債に対して普通会計が今後負担する可能性のある額の大きさを指標化し、将来の財政の圧迫度を示すものであります。本町における将来負担比率は86.8%で、前年度より23.7ポイントの減となっており、早期健全化基準の350%を下回っております。平成27年度決算における本町の各比率は、いずれも健全段階に位置づけられている算定内容となっておりますが、厳しい財政状況に変わりはないことから、行財政改革を推進し、比率の抑制に努めてまいりたいと考えているところであります。
 以上、平成27年度栗山町健全化判断比率についてのご報告といたしますので、よろしくお願いをいたします。
副議長(大西勝博君) 報告第8号の報告を受けたところですが、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でありますので、以上で終わります。

                                    

    報告第9号
副議長(大西勝博君) 日程第17、報告第9号 平成27年度栗山町資金不足比率についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 報告第9号 平成27年度栗山町資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定によりご報告申し上げます。
 お手元に平成27年度栗山町公営企業会計に係る資金不足比率審査意見書、さらに報告第9号資料をお配りしておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。
 資金不足比率につきましては、公営企業会計における資金不足額の事業規模に対する比率で、資金不足を料金収入の規模と比較の上、指標化し、経営状況の深刻度を示すものであります。本町におきましては、水道事業会計、下水道事業会計、住宅団地造成事業特別会計及び工業団地造成事業特別会計の4会計が該当いたしますが、いずれの会計におきましても前年度と同様に資金不足額が生じていないことから、比率は算出されておりません。
 以上、平成27年度栗山町資金不足比率についてのご報告といたしますので、よろしくお願いをいたします。
副議長(大西勝博君) 報告第9号の報告を受けたところですが、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でありますので、以上で終わります。

                                    

    報告第10号
副議長(大西勝博君) 日程第18、報告第10号 放棄した債権の報告についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 報告第10号 放棄した債権についてご報告申し上げます。
 債権の放棄につきまして、栗山町債権管理に関する条例第8条第1項の規定により、平成27年度における一般会計及び水道事業会計において放棄した債権について、同条第2項の規定により本議会へご報告するものであります。
 別紙調書をお開き願います。まず、給食費負担金につきましては、債権の件数は1件、債権の金額は7万7,702円であり、放棄した事由は、債権者の住所不明によるものであります。次に、水道料金につきましては、債権の件数は20件、債権の金額は25万290円でであり、放棄した事由は、時効、所在不明、死亡によるものであります。全体といたしまして、債権の件数は21件、債権の金額は32万7,992円の債権を放棄するものであります。
 以上、放棄した債権についてのご報告といたしますので、よろしくお願いいたします。
副議長(大西勝博君) 報告第10号の報告を受けたところですが、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
 3番、楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) この機会にお尋ねをいたします。給食費負担金7万7,000円、1件ということですけれども、結構大きな金額かなと思いますけれども、所在不明ということで、いたし方ないのかなと思いますけれども、滞納期間がどのくらいの期間あったのか、その点だけ1点お尋ねいたします。
副議長(大西勝博君) 答弁願います。
 暫時休憩します。
休憩 午前11時59分
                                    
再開 午後 零時00分
副議長(大西勝博君) 再開いたします。
 教育委員会主幹。
教育委員会社会教育担当主幹(室永栄子君) 大変申しわけありませんでした。ただいまの楢ア議員のこちらの給食費の期間はいつのかということですが、平成12年と13年度の期間となっております。
副議長(大西勝博君) ほかにありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でありますので、以上で終わります。
 昼食の時間が参りましたが、日程第19号、報告第11号の平成27年度一般財団法人栗山町農業振興公社決算の報告についてを終わらせたいと思いますので、ご協力お願いいたします。

                                    

    報告第11号
副議長(大西勝博君) それでは、日程第19、報告第11号 平成27年度一般財団法人栗山町農業振興公社決算の報告についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 報告第11号 平成27年度一般財団法人栗山町農業振興公社決算について、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告いたします。
 初めに、事業の概要について申し上げます。1ページをお開きください。1、事業概要で(1)の農地流動化の推進につきましては、農地流動化等意向調査を実施し、農業委員との連携を密に担い手農業者への効率的な農地集積を図ったところであります。(2)の農地利用集積円滑化事業につきましては、農地売買等事業において249ヘクタールの転貸を実施し、農地の効率的な利用促進が図られました。現在公社の保有農地はありません。(3)の担い手の育成及び新規就農者支援事業につきましては、農業未来塾や農業女性塾、新規就農研修者の受け入れを積極的に行い、3戸の新規就農の実現に至りました。
 2ページをお開きください。(4)の営農支援と農業生産法人育成につきましては、北海道大学の学生による農作業サポート事業、くりやま農業応援隊や地域懇談会、栗山農業ルネッサンス研修会を開催し、農業者の営農支援を行いました。(5)の栗山町農業振興事業につきましては、地域的な農業課題を解決するため、ブランド対策、担い手対策及び農地対策にかかわる事業を実施いたしました。
 以上、事業概要であります。
 次に、決算について申し上げます。4ページをお開きください。収支計算書につきまして、1、事業活動収入につきましては、基本財産運用収入から雑収入までを合わせた総額は8,841万6,515円であります。次に、2、事業活動支出につきましては、事業費支出と管理費支出を合わせた総額は1億76万81円であります。したがいまして、事業活動収支の当期差額はマイナス1,234万3,566円となり、前期収支差額を加えた4,300万8,746円が次期収支差額となりました。
 以上が平成27年度一般財団法人栗山町農業振興公社の事業並びに決算の状況であります。貸借対照表及び財産目録を添えてご報告いたしますので、よろしくお願いをいたします。
副議長(大西勝博君) 報告第11号の報告を受けたところですが、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
 3番、楢ア議員。
3番(楢ア忠彦君) 1点お尋ねいたします。改めて振興公社、広範囲にわたって事業を展開されているのかなと思います。そこで、事業報告の3ページ、(5)の栗山町農業振興事業推進のB、農地対策事業で、3ページに離農跡地農地整備事業ということで3件記載されております。ちなみに26年度の公社事業報告書ではこの項目、18件と記載されておりまして、大変大きな違いが見られたということで、この点についてまずお尋ねいたします。
 それに関連して、全国的に耕作放棄地の問題もいろんな場面で報道されております。近隣をドライブしても、休耕地なのか耕作放棄地なのか、私はなかなか判別できないのですけれども、栗山町の現状、耕作放棄地にかかわってどのような状況になっているのか、あわせてお尋ねいたします。
副議長(大西勝博君) 答弁願います。
 産業振興課長。
産業振興課長(森 英幸君) 楢ア議員のご質問でございますけれども、3ページ、栗山町農業振興事業推進ということで、これの中の離農跡地農地整備事業3件の関係でございますけれども、この事業につきましては農業振興事業ということで、この財源につきましては、農業者の中山間交付金というものがございますけれども、この交付金の中から拠出をしていただきまして事業を推進しているところでございます。ですから、この財源は農業者の交付金ということでまずご理解いただきたいというふうに思ってございます。
 それで、離農跡地農地整備事業につきましては、平成26年度から制度化して実施したものでございます。したがいまして、初年度目の26年度は件数が非常に多く、18件という実績になってございます。平成27年度が2年目ということでございましたので、壊す物件もやや少なくなったのかなということで、3件の実績ということになってございます。
 あわせまして、耕作放棄地の栗山町の現状ということでございますが、本年度、年度当初の耕作放棄地は約15ヘクタールでございます。前年度の耕作放棄地は約20ヘクタールということで、5ヘクタールの耕作放棄地の解消をしているということでございます。
 以上でございます。
〔何事か言う人あり〕
副議長(大西勝博君) 産業振興課長。
産業振興課長(森 英幸君) 離農跡地農地整備事業の概要、内容についてでございますけれども、これは農村部に離農宅地あるいは倉庫等々、老朽化して残っているものがございます。これに対して農業者が壊す、これは自己資金で壊していただくのが原則なのですけれども、それに対しまして8割をこの事業で補填いたします。補助事業の限度額が100万円ということで補助金を支出するというものでございます。
 ただし、ただ壊すだけではなく、その跡地を農地に戻してくださいということで、全て畑、農地ということで変更していただいて、畑として活用していただいたということでございます。参考までに平成26年、18件申請があって壊したということなのですけれども、これによりまして約8ヘクタールの畑がふえて、農地として戻ったということでございます。
 以上でございます。
副議長(大西勝博君) 5番、重山議員。
5番(重山雅世君) 1ページの事業概要、(2)、農地利用集積円滑化事業、これで農地売買等事業、転売、新規と継続という形で、貸し手、借り手という形で件数は出ています。借り手という点でいいますと、町内だけではなくて、町外、道外とか、あと法人などの借り手もあるのかどうか、その現状をお示し願いたい。
 それともう一点、3ページの同僚議員の次の欄の鹿侵入防護柵設置、鹿の侵入に対する被害という点では現状どのようになっているのか、その点でお尋ねしたいと思います。
副議長(大西勝博君) 答弁願います。
 産業振興課長。
産業振興課長(森 英幸君) 重山議員ご質問のまず1ページ、農地利用集積円滑化事業の農地売買等事業に係る貸し手、借り手それぞれですけれども、貸し手につきましては、栗山町外に住んでいる方で所有している方というふうにおりますので、貸し手は町外の方もいらっしゃいます。借り手につきましては、これはほとんどが栗山町内の農業者、主に担い手ということになっておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 それともう一点、2点目、3ページでございます。鹿侵入防護柵設置等助成事業に係って、鹿による被害はどうなのかということでございますが、毎年度1回、各農家のほうに調査をしておりまして、鹿によります被害につきましては、平成27年度でいきますと、被害金額は422万円でございます。平成26年度は845万円、平成25年度は496万円ということでございます。5年前、平成23年度、鹿柵を設置する前は鹿の被害が6,290万円ということでございましたので、鹿柵を設置して以降は1,000万円以内の被害額ということで、かなり少なくなって、効果はあらわれているということでございます。
 以上でございます。
副議長(大西勝博君) ほかにありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でありますので、以上で終わります。

                                    

    延会の宣告
副議長(大西勝博君) 本日の会議はこの程度にとどめ、この後全員協議会を開催いたしたく思いますので、これをもって延会とし、12日からは決算審査特別委員会を開催していただくため、本会議は明日から休会とし、決算審査特別委員会終了後に再開いたしたく思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(大西勝博君) 異議なしですので、本日の会議はこれをもって延会といたします。
延会 午後 零時14分