平成28年第7回栗山町議会定例会会議録(第3日目)

                 平成28年9月15日 午前 9時30分開議

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  大  西  勝  博  君
     2番  友  成  克  司  君
     3番  楢  ア  忠  彦  君
     4番  佐  藤  則  男  君
     5番  重  山  雅  世  君
     6番  置  田  武  司  君
     7番  大  井  賢  治  君
     8番  千  葉  清  己  君
     9番  土  井  道  子  君
    10番  三  田  源  幸  君
    11番  藤  本  光  行  君
    12番  鵜  川  和  彦  君

2、欠席議員は次のとおりである。

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事 務 局 長  水  上  州  洋
    事 務 局 主 幹  上  野  政  則

4、地方自治法第121条第1項の規定による説明員は次のとおりである。
    町     長       椿  原  紀  昭  君
    副  町  長       花  田  正  博  君
    総 務 課 長       片  山  伸  治  君
    総 務 課 主 幹       岡  田  三  郎  君

    まちづくり総括兼      小  野     司  君
    経 営 企画課長

    経営企画課主幹       橋  場  謙  吾  君
    税 務 課 長       松  田  孝  之  君
    税 務 課 主 幹       坂  井     諭  君
    出 納 室 長       鈴  木  利  一  君
    住 民 生活課長       松  本  俊  哉  君
    住民生活課主幹       大  西  宏  幸  君
    継 立 出張所長       青  山  建  一  君
    若者定住推進室長      三  浦     匠  君
    若者定住推進室主幹     杉  田  伸  司  君
    環 境 政策課長       山  代  賢  治  君
    環境政策課主幹       小  南  治  朗  君
    保 健 福祉課長       秦  野  加 寿 彦  君
    保健福祉課主幹       小 野 寺  さ ゆ り  君
    保健福祉課主幹       笹  木  真 由 美  君

    建 設 総 括 兼       佐 々 木     学  君
    建 設 水道課長

    建設水道課主幹       花  田  勝  巳  君
    建設水道課主幹       西  田  達  也  君
    産 業 振興課長       森     英  幸  君

    産 業 総 括 兼       山  本  信  二  君
    ブランド推進課長

    ブランド推進課主幹     谷  口  良  之  君
    教  育  長       南  條     宏  君
    教育委員会主幹       室  永  栄  子  君
    教育委員会参与       青  山  郁  子  君
    介護福祉学校事務局長    中  野  和  広  君
    選挙管理委員長       村  上     哲  君
    選挙管理委員会書記長    片  山  伸  治  君
    農業委員会会長       田  村  繁  則  君

    農 業 委 員 会       高  間  嘉  之  君
    事 務 局 長

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名                          
  議案第69号 栗山町コミュニティバス運行条例              
  議案第70号 栗山町営バス運行条例の一部を改正する条例         
  議案第71号 栗山町馬鈴しょ集出荷貯蔵センター条例を廃止する条例    
  議案第72号 財産の無償譲渡について                  
  議案第73号 教育委員会委員の任命について               
  認定第 1号 平成27年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について   
  認定第 2号 平成27年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定に
         ついて                          
  認定第 3号 平成27年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定に
         ついて                          
  認定第 4号 平成27年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につい
         て                            
  認定第 5号 平成27年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定
         について                         
  認定第 6号 平成27年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認
         定について                        
  認定第 7号 平成27年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認
         定について                        
  認定第 8号 平成27年度栗山町水道事業会計決算の認定について     
  認定第 9号 平成27年度栗山町下水道事業会計決算の認定について    
         (以上9件決算審査特別委員会審査報告)          
  意見書案第1号 介護保険制度における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修の
          継続を求める意見書                   
  意見書案第2号 後期高齢者医療制度の保険料軽減特例措置の継続等を求める意
          見書                          
  意見書案第3号 「米政策改革」の抜本的見直しを求める意見書       
  意見書案第4号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求め
          る意見書                        
  所管事務調査継続の申出                         
  (総務教育・産業福祉・広報広聴各常任委員会)              
  所管事務調査の申出                           
  (産業福祉常任委員会、議会運営委員会)                 


開議 午前 9時30分
                                    

    開議の宣告
議長(鵜川和彦君) 議員の出欠状況につきましては、事務局長報告のとおり定足数に達していますので、ただいまから平成28年第7回栗山町議会定例会3日目の会議を開きます。

                                    

    会議録署名議員の指名
議長(鵜川和彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、5番、重山議員、6番、置田議員のご両名を指名いたします。

                                    

    議案第69号
議長(鵜川和彦君) 日程第2、議案第69号 栗山町コミュニティバス運行条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第69号 栗山町コミュニティバス運行条例の提案理由をご説明申し上げます。
 高齢化が急速に進行する中、本町錦地区や湯地、富士、中里など中心市街地沿線住民、特に高齢者等の足の確保が急務となっております。
 高齢者の生活及び活動のための交通手段の確保及び高齢社会の課題に対応する交通システムを確立することを目的に、本条例を制定するものであります。
 以下、条項ごとにご説明申し上げます。
 第1条から第3条までは、本条例の目的、定義、名称についてそれぞれ定めたものであります。
 第4条は、コミュニティバスの運行区間、経由地及び運行日、さらには運行回数について定めたものであります。
 第5条は、利用者輸送の安全を確保するための運行管理について、第6条は、運行時刻、停留所の位置などの運行計画についてそれぞれ定めたものであります。
 第7条は、乗車料金に関する規定で、普通旅客料金及び定期旅客料金を定めたものであります。また、小学生及び70歳以上の高齢者等の料金の減額について定めたものであります。
 第8条は、身体障害者手帳の交付を受けている者などの料金の特例について定めたものであります。
 第9条は、回数乗車券等に関する規定で、町営バス運行条例により発行された回数乗車券及び定期乗車券が、コミュニティバスにおいても利用することができる旨を定めたものであります。
 第10条から第12条までは、料金の減免、還付、支払い等についてそれぞれ定めたものであります。
 第13条は、車内に持ち込むことができる手回り品について、第14条は、禁止行為を行う者等への利用の制限についてそれぞれ定めたものであります。
 第15条は、車両を損傷または滅失したときの損害賠償等について、第16条は、詐欺などの不正行為を行う者からの割り増し料金の徴収についてそれぞれ定めたものであります。
 第17条は、車内における広告用ポスターなど広告の提示について定めたものであります。
 第18条は、運輸規則等の準用について、第19条は、委任について定めたものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成28年12月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
 5番、重山議員。
5番(重山雅世君) 1点お尋ねします。緑のバスが町内を回って、そして無料期間で町民の方に利用してもらっていました。それで、町民の方、利用者の方に、実際に感想など含めて集まりを持ったかと思います。そういう説明会というか、結果どうだったか、そして町民の声を反映するという立場で取り組まれていましたので、この条例の中で、町民の声の中には日曜日も運行してほしいというような声も多分あったのでないかなと思うのですが、町民の声の反映という点ではどのように生かされたかという点でお尋ねしたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 5番、重山議員の質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設総括兼建設水道課長(佐々木 学君) 今回のコミュニティバスの本格運行に際しまして、町民の意見の反映ということで、これまでパブリックコメント、また町民説明会、そして利用者へのアンケートという中で、なるべくできる範囲内での意見反映というものを心がけてやってきたわけでございますが、意見の中で反映したものは、これまでもご説明していますとおり、停留所の関係につきまして、当初、自動車学校方面にも行っていただきたいだとか、警察署横のすきっぷ前、あるいはしゃるる前、こういったようなところが試験運行では停留所の位置としては定めておりませんでしたが、そういったご意見が多かったということもありまして、停留所のふやすところについては町民の皆さん、利用者の皆さんのご意見を反映したというようなところでございます。
 ただ、それ以上に、逆回りをしていただきたいだとか、今ご質問にもありました土日を運行していただきたいだとか、他の公共機関の接続を考えていただきたいだとか、より利便性を考慮した、そんなご意見も多くあったのですけれども、私どもとしては当面は今の試験運行を維持するような形でやっていきたいということで、出された多かった意見、今ご説明した意見については、将来的な増便だとかそういったような中で、検討課題として今後検討していきたいというようなことでございますので、これからも利用者へのアンケート等を継続しながら、そういった意見の集約に努めてまいりたいというふうに考えております。
議長(鵜川和彦君) 10番、三田議員。
10番(三田源幸君) コミュニティバス運行条例に関しての質疑でありますが、関連がありますので、次の町営バスの運行条例を見ていただきたいと思います。料金の減免、第5条の2、一般の方は200円、高齢者、小学生は半額の100円ということでありますが、現在小中学生は減免、無料にしているかと思います。第5条の2では、町長は、特に必要があると認めるときは、料金を減額し、または免除することができるという1項があります。コミュニティバスにも、第10条、料金の減免で、同じく町長は、特に必要があると認めるときはというふうにございます。コミュニティバスも小中学生は減免をするのかしないのか、それについてお聞きをしたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 10番、三田議員の質疑に対する答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設総括兼建設水道課長(佐々木 学君) まず、条例の減免のところの関係につきましてご説明したいと思いますが、第7条で料金の規定がございまして、そのただし書き以降の中で、小学生及び町内に住所を有する70歳以上の者は、それぞれの料金の半額とするということで、ここで料金の規定をうたってございます。
 それで、今議員よりご質問のありました料金の減免につきましては、これは半額規定ではなくて、例えば事故等があった場合に料金を減免するだとか、そういったような特殊事情のときの減免規定がこの第9条、そして町営バスは第10条が定めているというようなことでございまして、料金につきましては第7条でうたっておりまして、これも町営バスも同じですが、従来どおり小学生につきましては半額ということで、中学生以上についてはこれまでどおり大人と同じような通常料金200円を徴収するというような考え方でございます。
議長(鵜川和彦君) 10番、三田議員。
10番(三田源幸君) 中学生、現在は町営バス、無料ということで行われておりますが、コミュニティバスにつきましては、中学生は通常どおり200円ということで問題ありませんね。確認です。済みません。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 建設水道課長。
建設総括兼建設水道課長(佐々木 学君) 中学生につきましては、通常料金をいただいております。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第69号 栗山町コミュニティバス運行条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第69号については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第70号
議長(鵜川和彦君) 日程第3、議案第70号 栗山町営バス運行条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第70号 栗山町営バス運行条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 今回の改正は、先ほど議案第69号で議決をいただきました栗山町コミュニティバス運行条例の制定にあわせ、町営バスの運行全般に関する規定の整備を図ることから、本条例を改正するものであります。
 主な改正内容につきましては、町営バスに関する運行管理及び運行計画に関する規定を追加するとともに、回数乗車券及び定期乗車券に関する規定の整備であります。
 附則第1項につきましては、施行日を定めたもので、平成28年12月1日から施行するものであります。
 附則第2項につきましては、回数乗車券等に関する経過措置であります。
 以上、提案説明といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第70号 栗山町営バス運行条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第70号については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第71号及び議案第72号
議長(鵜川和彦君) 日程第4、議案第71号 栗山町馬鈴しょ集出荷貯蔵センター条例を廃止する条例、日程第5、議案第72号 財産の無償譲渡について、以上2議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、議案第71及び議案第72号の2議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第71号 栗山町馬鈴しょ集出荷貯蔵センター条例を廃止する条例及び議案第72号 財産の無償譲渡についての提案理由をご説明申し上げます。
 栗山町馬鈴しょ集出荷貯蔵センターにつきましては、平成11年度、本町が事業主体により新設し、そらち南農業協同組合を指定管理者として管理運営がなされているところであります。種馬鈴薯は本町の畑作地帯における有力な作物の一つであり、府県への移出量は全国一となっており、道内有数の産地であります。しかし、近年、近隣産地においてジャガイモシストセンチュウが確認されたことに伴い、関係機関を挙げてその侵入防止策を強化しているところであります。また、実需者からは早期の出荷が求められ、短期間での選別、調製、出荷が課題となっており、さらに流通の多様化に対応した製品の出荷が求められている状況にあります。これら多様な要望に対応するため、本年度、そらち南農業協同組合が事業主体となり、国庫補助金を活用し、本施設内において新たな種馬鈴薯処理調製施設の整備を進めてきたところであります。
 それでは、議案の内容についてご説明いたします。まず、議案第71号 栗山町馬鈴しょ集出荷貯蔵センター条例を廃止する条例についてでありますが、本施設をそらち南農業協同組合に無償譲渡することから、本条例を廃止するものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、平成28年12月20日から施行するものであります。
 続きまして、議案第72号 財産の無償譲渡についてでありますが、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
 建物の所在地は栗山町字富士292番地、鉄骨づくり2階建て、数量は4,950.68平方メートルです。評価額は1億9,550万4,998円であります。譲渡の相手方は、栗山町中央3丁目104番地、そらち南農業協同組合代表理事組合長、北輝男であります。用途は馬鈴しょ集出荷貯蔵センターで、譲渡の時期は平成28年12月20日、譲渡の条件は、譲り受け人は、譲り受けた建物を、馬鈴しょ集出荷貯蔵施設として使用する必要がなくなったときは、町に無償で返還しなければならないとするものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから一括質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
 なお、討論、採決は1件ずつ進めてまいります。
 議案第71号 栗山町馬鈴しょ集出荷貯蔵センター条例を廃止する条例の討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第71号 栗山町馬鈴しょ集出荷貯蔵センター条例を廃止する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第71号については、原案どおり決定をいたしました。
 続きまして、議案第72号 財産の無償譲渡についての討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第72号 財産の無償譲渡について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第72号については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第73号
議長(鵜川和彦君) 日程第6、議案第73号 教育委員会委員の任命についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
〔町長 椿原紀昭君登壇〕
町長(椿原紀昭君) 議案第73号 教育委員会委員の任命について提案理由をご説明申し上げます。
 教育委員会委員のうち、井上博幸氏が平成28年11月21日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、本議会の同意をお願いするものであります。
 井上氏は、現在栗山町字杵臼438番地の1にお住まいで、農業を営まれ、昭和34年9月5日生まれの57歳であります。現在井上氏のお子さんは高等学校に在学しており、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第5項の委員のうちに保護者である者が含まれるようにしなければならないとの規定にも合致するものであります。
 経歴につきましては、平成11年4月から2年間は継立小学校PTA副会長、平成13年4月から2年間は継立小学校PTA会長、さらに平成15年4月から2年間は継立小学校PTA顧問として尽力されております。また、平成18年4月から平成19年5月までは継立小学校評議員を務められるなど、学校教育に深い理解を持っておられます。平成19年6月からは教育委員会委員に就任され、現在3期目を務めていただいており、高潔な人格で、教育行政に高い見識を有し、教育委員会委員として適任であると考えております。
 なお、任期につきましては、平成28年11月22日から平成32年11月21日までの4年間であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件につきましては人事案件ですので、討論を省略して採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、そのように取り計らいます。
 お諮りいたします。議案第73号 教育委員会委員の任命について、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第73号については、原案どおり同意することに決定をいたしました。

                                    

    認定第1号ないし認定第9号
議長(鵜川和彦君) 日程第7、認定第1号 平成27年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第8、認定第2号 平成27年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第9、認定第3号 平成27年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第10、認定第4号 平成27年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第11、認定第5号 平成27年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第12、認定第6号 平成27年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第13、認定第7号 平成27年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第14、認定第8号 平成27年度栗山町水道事業会計決算の認定について、日程第15、認定第9号 平成27年度栗山町下水道事業会計決算の認定についてを一括議題といたします。
 以上9案件は、本定例会の2日目、9月8日に上程し、特別委員会を設置して審査を付託しておりました案件です。審査が終わった旨の報告が来ておりますので、委員長より一括報告していただきます。
 特別委員長、佐藤則男議員。
〔決算審査特別委員長 佐藤則男君登壇〕
決算審査特別委員長(佐藤則男君) 報告書を読み上げまして、報告といたします。
 平成28年第7回栗山町議会定例会において、本特別委員会に付託を受けた事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので栗山町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。
 件名、認定第1号 平成27年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号 平成27年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号 平成27年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号 平成27年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号 平成27年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号 平成27年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号 平成27年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号 平成27年度栗山町水道事業会計決算の認定について、認定第9号 平成27年度栗山町下水道事業会計決算の認定について。
 付託年月日、平成28年9月8日。
 審査年月日、平成28年9月12日から14日。
 審査結果、認定すべきものと決定しました。
 以上。
議長(鵜川和彦君) ただいま一括報告されましたが、本案件は10名による特別委員会で審査されておりますので、申し合わせにより質疑、討論は行わず、これより1件ずつ採決に入りたいと考えますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、1件ずつ進めてまいります。
 認定第1号 平成27年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 起立多数。
 よって、本認定第1号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第2号 平成27年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第2号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第3号 平成27年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第3号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第4号 平成27年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第4号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第5号 平成27年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第5号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第6号 平成27年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第6号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第7号 平成27年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第7号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第8号 平成27年度栗山町水道事業会計決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第8号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第9号 平成27年度栗山町下水道事業会計決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、本認定第9号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。

                                    

    意見書案第1号
議長(鵜川和彦君) 日程第16、意見書案第1号 介護保険制度における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修の継続を求める意見書を議題に供し、提案理由の説明を求めます。
 千葉議員。
〔8番 千葉清己君登壇〕
8番(千葉清己君) 介護保険制度における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修の継続を求める意見書案を提出いたします。
 提出者は私千葉、賛成議員につきましては重山雅世議員でございます。
 意見書案を読み上げて、説明にかえさせていただきます。
意見の主旨
 平成27年6月、「経済財政運営と改革の基本方針2015」が閣議決定された。この方針には、社会保障分野の歳出を重点的に削減するため、次期介護保険制度改革に向けて、「軽度者に対する生活援助サービス・福祉用具貸与等やその他の給付について、給付の見直しや地域支援事業への移行を含め検討を行う」ことが盛り込まれている。また、財政制度等審議会の財政制度分科会においては、軽度者に対する福祉用具貸与及び住宅改修について、原則として自己負担とする制度への切替えが提案されているところである。
 しかしながら、現行の介護保険制度による福祉用具のサービスは、介護支援専門員が作成する居宅サービス計画に基づき、福祉用具専門相談員が福祉用具サービス計画を作成し、これによって適切なサービスを提供するものとされており、高齢者自身の自立意欲を高め、介護者の負担軽減を図るという極めて重要な役割を果たしている。
 仮に、福祉用具貸与や住宅改修の利用が原則として自己負担になれば、手すり、歩行器等の利用が減り、その結果、転倒、骨折、寝たきりという介護度の重度化を招き、訪問介護等の人的サービスの利用が増大することになりかねない。このことは、保険給付の抑制という目的に反して、かえって保険給付の増大を招き、さらに介護人材の不足に拍車をかけることにもなりかねない。
 よって、今後の超高齢社会に向けて、軽度者向けの福祉用具貸与及び住宅改修の利用については、現行どおり介護保険の保険給付の対象として継続することを強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成28年9月15日。栗山町議会議長、鵜川和彦。
 宛先については、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣、社会保障・税一体改革担当大臣、以上となっております。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明を終えたところですが、この件につきましてもさきに協議したとおり質疑、討論を省略して直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、お諮りをいたします。
 意見書案第1号 介護保険制度における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修の継続を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
議長(鵜川和彦君) 全員挙手。
 よって、意見書案第1号 介護保険制度における軽度者への福祉用具貸与及び住宅改修の継続を求める意見書については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    意見書案第2号
議長(鵜川和彦君) 日程第17、意見書案第2号 後期高齢者医療制度の保険料軽減特例措置の継続等を求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 重山議員。
〔5番 重山雅世君登壇〕
5番(重山雅世君) 後期高齢者医療制度の保険料軽減特例措置の継続等を求める意見書。
 本意見書の賛成者は千葉清己議員です。
 以下、朗読をもって提案いたします。
意見の主旨
 後期高齢者医療制度については、増大する高齢者医療費を現役世代と高齢者でともに支え合うものとして、従前の老人保健制度、退職者医療制度を廃止した上で、平成20年度に創設された。
 制度施行に当たっては、激変緩和の観点から、世帯所得に応じた保険料の軽減特例措置が設けられ、保険料のうち均等割については9割まで、所得割については5割軽減することとし、国の毎年度の予算措置によって講じられてきたところである。
 そのような中、昨年1月の社会保障制度改革推進本部が決定した「医療保険制度改革骨子」においては、軽減特例措置の実施から7年が経過し、後期高齢者医療制度に加入する前に被用者保険の被扶養者であった者は、所得水準にかかわらず、軽減特例措置の対象となるほか、国民健康保険における軽減割合は最大7割となっていることなどの均衡を勘案し、後期高齢者医療制度の軽減特例措置については、段階的に縮小することとしたところである。
 しかし、低所得者に対する介護保険料の軽減の拡充や年金生活者支援給付金の支給とあわせて実施することにより低所得者に配慮しつつ、急激な負担増となる者については、きめ細かな激変緩和措置を講ずることとしているが、このたびの消費税率再引き上げの先送りに伴って、年金等の施策の見直しが検討されており、低所得者層の負担軽減措置が担保されない懸念がある。
 また、全国後期高齢者医療広域連合協議会においては、昨年11月12日「後期高齢者医療制度に関する要望書」において、「低所得者に対する保険料軽減特例措置について」、「高齢者の生活に影響を与える保険料とならないよう、現行制度を維持すること。やむを得ず見直す場合は、激変緩和措置を講ずること。」を求めている。
 よって、国においては、社会保障・税一体改革による社会保障の充実に係る施策の見直しについて、低所得者に対する負担に配慮したものとなるよう、後期高齢者医療制度の保険料軽減特例措置の継続を含めた見直しを行うよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣、内閣官房長官、社会保障・税一体改革担当大臣、以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明を終えたところですが、この件につきましてもさきに協議したとおり質疑、討論を省略して直ちに採決をいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、お諮りをいたします。
 意見書案第2号 後期高齢者医療制度の保険料軽減特例措置の継続等を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
議長(鵜川和彦君) 全員挙手。
 よって、意見書案第2号 後期高齢者医療制度の保険料軽減特例措置の継続等を求める意見書については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    意見書案第3号
議長(鵜川和彦君) 日程第18、意見書案第3号 「米政策改革」の抜本的見直しを求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 三田議員。
〔10番 三田源幸君登壇〕
10番(三田源幸君) 意見書案第3号 「米政策改革」の抜本的見直しを求める意見書。
 提出者は私三田、賛成議員は藤本光行議員でございます。
 朗読をもって説明とさせていただきます。
意見の主旨
 国は、「米政策改革」を推進し、平成30年産から行政による生産数量目標の配分や米の直接支払交付金を廃止しようとしている。既に、主食である米の価格形成は全て市場経済に委ねられ、暴落と低迷が続く中、場当たり的な所得政策も十分な機能を発揮しておらず、担い手稲作農家は国の米政策に翻弄され続けている。
 このため、生産現場からは、未だに先の見えない米政策の転換に、日増しに不安が高まっている。特に、米の直接支払交付金が全廃されると、生産調整の円滑な推進を困難にするばかりか、担い手農家ほど再生産が難しくなり、経営破たんに追い込まれかねない。
 さらに米の需要が減り続ける中で、TPP合意における主食用をはじめ米の調製品・加工品等の市場開放も大きな脅威となってくる。
 農業が基幹産業である本町においても水稲はその中心作物であり、稲作農家の持続的安定的経営は、地域社会の存続と地域経済発展のためにも大変重要な要素である。
 ついては、稲作経営の安定を損ないかねない、「米政策改革」の抜本的見直しを図り、主食である米の需要及び価格の安定、水田農業の持続的発展に期する政策を確立されますよう、下記事項をそえて強く要望する。

1、国は、食糧法に定める「米穀の需要及び価格の安定」の責務を遂行するため、豊 凶を含む環境の変化に応じた需要調整対策に官民一体となり取り組むとともに、主 導的役割を最大限に果たすこと。
  特に、生産調整の円滑な推進に向け、生産数量目標達成のためのインセンティブ 措置(米の直接支払交付金)を継続すること。
2、国民の主食である米の再生産を確保し、それを担う中心的な稲作農家の経営安定 を図る観点から、生産現場で最も要望の多い主食用米の生産コストと販売価格の差 額を補填する直接支払制度を導入すること。
  併せて、水田農業の持続的発展に資するため、日本型直接支払制度の見直しと各 種施策の拡充強化を図ること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、農林水産大臣であります。
 よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明を終えたところですが、この件につきましてもさきに協議したとおり質疑、討論を省略して直ちに採決をいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、お諮りをいたします。
 意見書案第3号 「米政策改革」の抜本的見直しを求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
議長(鵜川和彦君) 全員挙手。
 よって、意見書案第3号 「米政策改革」の抜本的見直しを求める意見書については、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    意見書案第4号
議長(鵜川和彦君) 日程第19、意見書案第4号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 藤本議員。
〔11番 藤本光行君登壇〕
11番(藤本光行君) 意見書案第4号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書。
 本意見書の提出者は私藤本光行、賛成者は楢ア忠彦議員であります。
 朗読をもって提案とさせていただきます。
意見の主旨
 本道の森林は全国の森林面積の約4分の1を占め、国土保全、地球温暖化防止、林産物の供給等の多面的機能の発揮が期待されており、これらの機能を十分に発揮させるためには、「植えて育てて、伐って使って、また植える」といった森林資源の循環利用を進める必要がある。
 また、森林の整備を進め、木材を積極的に利用して林業・木材産業の成長産業化を図ることは、山村地域を中心とする雇用・所得の拡大による地方創生にも大きく貢献するものである。
 このような中、道では、森林の公益的機能の維持増進や森林資源の循環利用の実現に向け、森林整備事業及び治山事業や次世代林業基盤づくり交付金等を活用し、植林・間伐や路網の整備、山地災害の防止、木造公共施設の整備など、さまざまな取り組みを進めてきたところである。
 今後、人工林資源が本格的な利用期を迎える中、こうした取り組みをさらに加速し、地域の特性に応じた森林の整備・保全を着実に進めるとともに、森林資源の循環利用による林業・木材産業の成長産業化を実現するための施策の充実・強化を図ることが必要である。
 よって、国においては、次の措置を講ずるよう強く要望する。

1、「森林環境税(仮称)」等を早期に創設し、森林の整備や木質バイオマスの有効 利用など、森林吸収源対策を推進すること。
2、森林の多面的機能を持続的に発揮し、林業・木材産業の振興と山村における雇用 の安定化を図るため、森林整備事業及び治山事業の財源を十分かつ安定的に確保す ること。
3、森林資源の循環利用を通じて林業・木材産業の成長産業化を実現するため、地域 の実情を十分に踏まえ、森林整備から木材の加工・流通、利用までの一体的な取り 組みに対する支援措置を充実・強化すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣、復興大臣であります。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明を終えたところですが、この件につきましてもさきに協議したとおり質疑、討論を省略して直ちに採決をしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、お諮りをいたします。
 意見書案第4号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
議長(鵜川和彦君) 全員挙手。
 よって、意見書案第4号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書については、原案どおり決定をいたしました。
 ただいま可決いたしました意見書につきましては、本日付で関係機関に提出いたします。

                                    

    所管事務調査継続の申出
議長(鵜川和彦君) 日程第20、所管事務調査継続の申出ですが、総務教育常任委員会から、指定管理者制度の実態について、社会教育の実態について、産業福祉常任委員会から、ごみ処理の実態について、建設事業の実態について、高齢者福祉施設の実態について、広報広聴常任委員会から、議会の広報誌の編集及び発行について、議会広聴の実施について、議会広報・広聴の調査及び研究並びに政策提言について、議会で議決をし、調査を進めているところですが、今後さらに調査を進めたいということで継続調査の申し出があります。これにつきましては、継続して調査をしていただきたいと考えますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、継続して調査を実施していただくことに決定をいたします。
 調査は閉会中に実施していただきたいと考えますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、それぞれ閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

                                    

    所管事務調査の申出
議長(鵜川和彦君) 日程第21、所管事務調査の申出ですが、議会運営委員会から、次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項について、産業福祉常任委員会から、地酒乾杯条例について、所管事務調査の申し出があります。それぞれ所管事務調査をしていただくことにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、それぞれ閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

                                    

    閉会の宣告
議長(鵜川和彦君) 以上で提案された案件の審議が全て終了いたしましたので、閉会したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、これをもちまして平成28年第7回栗山町議会定例会を閉会いたします。
閉会 午前10時34分