栗山ものづくりDIY工房
これまでの活動レポート

栗山町地域おこし協力隊の岡と土山が、ファブラボ開設を目指して活動してきた様子をご紹介します。

2021年

2月

オンラインセミナー
「あったらいいなをカタチにする 栗山町にもできるファブラボって何?」

実施日:2021年2月13日(土)

地域おこし協力隊の活動を始めて以来、我々をサポートしてくれている「ファブラボ鎌倉」の渡辺ゆうか代表を講師にお招きしてオンラインセミナーを開催しました。栗山町の方々をはじめ、全国から24名の方々が参加してくださいました。

我々が栗山町での設立を目指している「ファブラボ」とは何なのか、国内ファブラボの第一人者である渡辺代表より世界各国のファブラボ活動の事例や、実際にファブラボ鎌倉が国内で行ってきた活動の紹介を交えつつ、説明してくださいました。

現在、ファブラボ設立に向けた試行運営場所である「あさひ工房」を利用していただいている方には、工作機械を貸し出ししながらものづくりをサポートする、というのが我々の活動だとご理解いただいていると思います。しかし、同時に我々はその先にある「人と人とのつながりや、コミュニティを生み出していく」という部分も目指しています。それを先駆者として鎌倉で既に実践されている渡辺代表は、今回の参加者の方々へ向けてわかりやすく語ってくださいました。

セミナーの最後には「自分のためだけのものづくりから、いろんな人の役に立つことづくりをにシフトしていきたい」、そんな我々の思いと同じ感想を、参加者の方からいただくことができ、とても意義のあるセミナーになったなと感じました。

セミナーの内容はいつでも見れるようにアーカイブとして公開しております。本ページのYOUTUBEのサムネイル画像をクリックすると動画のページにアクセスできますので、お時間あるときにぜひご覧ください。

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1月

小学生向けオンラインワークショップ
「ZOOMでラボへ行こう!3Dプリンター体験ツアー」

実施日:2021年1月16日(土)・23日(土)

昨年12月から行ってきたオンラインワークショップも今回の小学生向けのもので最後になりました。2日間(2回)行い、延べ9名の方々が参加してくださいました。小学生にも同じように「ZOOM」と「ティンカーキャド」を使ってキーホルダーを作るというワークショップを行いました。

内容はキーホルダーをつくるための機能を伝えることに特化して行うことで、小学生にもわかりやすいように工夫してワークショップを行いましたが、参加者の皆さんは我々の心配をよそにすぐに理解して、どんどん作ってくれたので、とても嬉しい気持ちで進行させてもらいました。

3Dデータ制作を終えた後には、皆さんに感想と作品のアピールポイントを聞かせてもらいましたが、皆さん堂々と発表してくれて、とてもいいワークショップになりました。

隣でご家族がついていてくれる参加者も多く、楽しそうにされている姿も見受けられ、親子で参加できるようなワークショップもいいものだなと思いました。今後ぜひそういった主旨のワークショップも企画ていきたいと思います。

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ラボオープンデー(工房見学日)

実施日:2021年1月9日(土)

オンラインワークショップを体験してくださった方々をラボ(あさひ工房)へご招待し、実際に3Dプリンターでモデル出力される様子や、ラボの活動や雰囲気を体験してもらう「ラボオープンデー」を実施しました。

ワークショップで参加者自身が制作した3Dモデルをプリンターで実際に出力してプレゼントしたり、ワークショップで使用した「ティンカーキャド」のアドバイスを行ったり、3Dプリンター以外にも様々な工作機械や作品サンプルの紹介を行いました。

また、ラボでの制作体験プログラムとして、手書きで描いてもらったイラストをデータ変換し、そのままレーザーカッターという工作機械で木材加工してキーホルダーを作るワークショップも行いました。簡単にできるワークショップだったので、ほとんどの皆さんに体験していただき、終始、楽しい雰囲気で過ごすことができました。

ワークショップでは皆さんにオンラインでもここまでできるんだと実感してもらいながらも、やはり直接的な対面でのワークショップを受けたいという感想を複数の参加者からうかがうことができたので、実際にラボへお招きする機会を設けることができよかったです。新型コロナウイルス感染拡大の懸念がある中、今回は対象を絞ったかたちでの開催となりましたが、今後、町全体を対象にしたイベントも開催していけるように頑張りたいと思います。

中高生向けオンラインワークショップ
「ZOOMでラボへ行こう!3Dプリンター体験ツアー」

実施日:2020年12月26日(土)

前回(一般向け)に行ったワークショップを引き続き中高生に対して行いました。2日間(2回)のワークショップを予定していましたが、参加少数のため残念ながら1日間・中学生3名の開催となりました。

中学生向けに講座レベルを配慮する必要があるのだろうかと、不安を抱えながらのスタートとなりましたが、ひとたび講座が始まってしまうと大人と遜色ない理解度で、とてもスムーズに講座が進んでいきました。制作時間には、こちらからは伝えていなかった機能も自分で積極的に発見し、使ってくれたので、出来上がったキーホルダーもオリジナリティがあふれる素晴らしいものとなりました。

できあがったものだけではなく、ものづくりのプロセスについてもしっかりと理解を示してくれたということがとてもうれしく、また、頼もしくも感じ、ぜひ継続して工房の活動に参加してもらいたいなと思いました。

ワークショップ自体はとても順調でしたが、一方で参加人数を思ったように集めることができなかったという課題が残りました。今回の集客手段で全体的に効果的だったのはチラシの配布だったのですが、中高生の層に対してはそれが当てはまらないようなので、何か別の方法を模索していきつつ、また改めてワークショップを企画していきたいと思います。

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2020年

12月

一般向けオンラインワークショップ
「ZOOMでラボへ行こう!3Dプリンター体験ツアー」

実施日:2020年12月19日(土)・20(日)

3Dプリンターを使うためには3D(三次元)のデータを作成する必要があります。その3Dデータを作るためのワークショップを栗山町内に住んでいる方々を対象にオンラインで行いました。

オンラインで行ったのは新型コロナウイルス感染症対策として大勢で集まることが難しい現状でも問題なく開催でき、今回、ファシリテーターを務めていただいた「ファブラボ鎌倉」の渡辺ゆうか代表も遠方より参加できるため、この形式となりました。

オンラインでコミュニケーションをとるためのツールとして、パソコン上で利用するオンライン会議ツール「ZOOM」を使用し、ファシリテーターや参加者同士がパソコン画面を通して顔を合わせながらワークショップを行い、質問等があればチャット機能を使ったり、実際に声を出して発言してもらいました。

3Dデータ作成にはウェブブラウザ上で無料で使える「ティンカーキャド」というモデリングソフトを使用しました。このティンカーキャドは操作方法がシンプルなので、初心者でも利用しやすく、オンラインによるワークショップでも理解してもらいやすいソフトです。

ワークショップは2日間(2回)行い、延べ12名の方々が参加してくださいました。はじめてやってみるという方々がほとんどで、最初こそログインなどのトラブルもあったものの、最終的にはワークショップの目標であったキーホルダーの3Dデータを完成させるできました。

今回のワークショップには20代の方から60代の方まで、様々な年齢層の方がいらっしゃいましたが、多くの皆さんにご満足いただくことができました。もともとは3Dモデリングに焦点をおいたワークシップでしたが、皆さんとコミュニケーションをとる中で、ZOOMなどのICTツールの利用に対しての興味を持たれている方も複数いらっしゃっることを知り、町の方々の思いに触れることができたいい経験となりました。

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