産業福祉常任委員会会議録


                 平成23年 3月 7日 午後5時30分開会

1、出席委員は次のとおりである。
    委員長              山 本 修 司  君
    副委員長             大 平 逸 男  君
    委員               重 山 雅 世  君
    委員               楢 崎 忠 彦  君
    委員               桂   一 照  君
    委員               本 田   諭  君
    議長               橋 場 利 勝  君


2、欠席委員は次のとおりである。


3、委員外議員は次のとおりである。
    議員               小 寺   進  君
    議員               八木橋 義 則  君
    議員               伊 達 佐 重  君
    議員               鵜 川 和 彦  君


4、参考人は次のとおりである。
    公立角田保育所存続を願う会    羽 鳥 弥 香  君
      〃 〃            三 條 美 香  君
      〃 〃            対 馬 久 美  君


5、従事した職員は次のとおりである。
    事務局長             衣 川 秀 敏
    事務局主査            桑 島 克 典

6、説明員は次のとおりである。

7、本会議の付託議件は次のとおりである。
  陳情第1号 角田保育所・閉所計画に反対する陳情


陳情第1号 角田保育所・閉所計画に反対する陳情

委員長(山本修司君) [ 1 ] 委員の出欠状況は事務局長報告のとおり定足数に達しておりますので、ただいまより産業福祉常任委員会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 日程第1 会期についてお諮りいたします。会期につきましては本日1日としたいと考えておりますが、ご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」という人あり〕

委員長(山本修司君) 異議なしと認めます。よって会期は本日1日といたします。
 日程第2、付託議件審査でございます。陳情第1号角田保育所・閉所計画に反対する陳情を議題に供します。本日は陳情第1号に対する参考人質疑を実施して参りたいと存じます。
 この際陳情者である、角田保育所存続の願う会代表羽鳥弥香参考人のほかに一言お礼を申し上げます。
 本日は大変お忙しい中にもかかわりませず、本委員会にご出席をいただきまして誠にありがとうございます。忌憚のないご意見をお聞かせくださいますようお願い申し上げます。
 それではまず第1に、陳情第1号角田保育所・閉所計画に反対する陳情書全文を議会事務局長に朗読いたさせます。事務局長。
委員長(山本修司君) 事務局長。
事務局長(衣川秀敏君) [ 2 ]  

角田保育所・閉所計画に反対する陳情書

  提出年月日 平成23年2月21日  
                 提出者 公立角田保育所存続を願う会 代表 羽鳥 弥香  
 
陳情の趣旨  
 
 平成22年9月に保育所にて行政側からの角田保育所閉所について、保護者説明会がありました。  
 行政側からは建物の老朽化・財政難による維持困難・入所数の減少のためという説明のもと、閉所がほぼ決定しているような説明で、代替案として他の保育所への入所変更などの提案はありましたが、保護者にとっては困惑し、驚きと共に不安を感じました。  
 他の保育所への入所変更と申しますが、その場合には、子どもの性格によって精神的な心の問題や、保育環境への不適応・変化への戸惑いが生じます。  
 そして、親子・保育士にとっても、また一から信頼関係を築き上げていくのには、相応の時間が必要です。  
 議員の方との意見交換会で配付された資料には、父母への説明会にはなかった「特に低年齢児のクラスは、活動性の違いが著しく、発達に応じた指導に苦慮する場面が見受けられるなど、充実した保育環境にない・少人数のためクラス別保育ができない」という閉所理由があげられていましたが、むしろそれが公立角田保育所で行われている家庭的保育の最大の魅力であると私たちは考えています。  
 また、角田地区には徒歩圏内に、栗山の歴史や文化に触れられる施設や整備された公園、さらには老人福祉施設などがあり、子どもたちは保育所のイベントがあるたびに利用し、他にはない環境を体で感じながら毎日の保育を楽しんでいます。  
 議会での行政側の答弁として「保護者から一定の理解を得られた」というお話がありましたが、アンケートや多数決で結論も出していない中でのことなので、理解を得られたというのは衝撃的でした。  
 財政難ということも重々承知しておりますが、栗山町にとって子供たちは宝であり財産です。  
 今後も保育所の利用を望んでいる方々がおりますので、引き続き公立角田保育所の運営を維持していただけることを切に願い、このすばらしい保育所の閉所計画を取り下げていただき、今後は話し合いをしながら公立の保育所のあり方を考えたく陳情申し上げます。  
 
陳情項目  
 
・閉所計画の取り下げを求めます  

   以上であります。
委員長(山本修司君) 角田保育所閉所計画に反対する陳情書の朗読が終わりました。参考人におかれましては、ただ今の陳情について補足して述べたいことがあれば簡潔にお願いいたします。
参考人(羽鳥弥香君) [ 3 ]  今日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。3月4日に角田保育所の保護者たちと話し合いをさせていただきまして、陳情書のほうの賛同を参加していただきました保護者の方半数にわたりまして賛成をいただきました。その中の意見の中に陳情書にもありますが、ほぼ閉所が決定しているような説明でしたので、最初の説明会のときには声をあげることができなかったという声が多数ありました。
 この閉所の計画の中には閉所計画の取り下げのみを求めて強く書かせていただきましたが、閉所の計画が出された時点で時間がありませんでしたので、延期を望んでいることと、老朽化に対してはお母さんたちが何か手伝える部分、ペンキを塗るとか協力できるところは協力していきたいという声もありました。
 財政難という話にはなるのですけれど、重々私たちも承知しております。行政の方とのお話し合いの中にでも財政難なので何とかわかっていただきたいという声を何度も聞かせていただきしたが、財政難、財政難と言っていては行動も起こせなくて、そこも何とかわかっていただければと思っております。以上です。
委員長(山本修司君) ほかのお母様はよろしいですか。それではこれより陳情第1号についての参考人への質疑へ入りますが、
 本日は委員外議員、委員会ではない議員がおります。出席しておりますので発言を許可することでご異議ございませんか。

                          〔「異議なし」という人あり〕

委員長(山本修司君) 異議なしということですので、そのように取り計らいます。最初にまず産業福祉常任委員の委員から質疑を受けたいと存じますが、その後委員外議員から質疑をいただきます。
 それでは委員の方で質疑がございます方は挙手の上よろしくお願いいたします。
 楢崎委員。
委員(楢崎忠彦君) [ 4 ]  前回、角田改善センターでお母さん方のいろいろな角田保育所存続に向けての思いというものを十分聞かせていただきました。1歳児から3歳児までと、それから4歳児から5歳児までということで、2クラスで保育が行われていると。そのことが逆に魅力だよというお話も承りました。私ども議会議員としてはその思いと、もう一方では行政側から陳情書にも記載されています建物の老朽化、また私たち議会としても町の財政をかんがみて、これから栗山の町をどういうふうに維持していくかということも大きな課題として議会にも課せられています。
 一方、大変大きな問題のひとつとしては、入所数の減少ということも大変大きなポイントになるのかなと思うのです。行政からも資料をいただいて、お母さん方にもいっているかわからないのですけれど、要するに角田保育所ということであれば、角田の児童がどれだけ角田保育所に通所されているのかということで資料をいただきました。平成22年度では角田の該当する子供たちが37名いるということで、角田保育所を利用されている方がそのうち7名ですよということで、そのこともひとつありますし、もうひとつは22年度の資料ですと全体で保育所の入所児童数が25名。23年度は19名ということで数字がきております。23年度の資料は2月21日現在ですから、その後若干ふえているかどうか定かではないのですけれど、やはり数字がひとつの大きなポイントになるのかなと。
 その数字でさらに懸念されているのは、この数字でみていきますと、その19名のうち、25名から19名になって5歳児がそのうち9名なのですよね。その方が次年度に卒所されるということなると10名になるのかなと。多少何名かはふえるということも想定されますけれど、大変厳しい数字が一方ではあるのかなと。
 それで、先般あるお母さんが4月から19名になると定員をかなり割って4月から19名になる。人数がふえればまた違うのかと。この保育所はすばらしい保育所なのだよというお話がありましたけれど、そういう説明を受けて、それであれば私もよくわからないのだけれど、角田の子供たちがもう少し角田保育所を利用されてもいいのかなという漠然とした思いがあるのですけれど、その点についてちょっとお尋ねしたいと思いますけれど。
委員長(山本修司君) 今の質問は角田の在籍数に対して角田保育所に入所されている方が少ないということですね。
委員(楢崎忠彦君) [ 5 ]  もう少しいてもいいのかなと。お母さん方が角田保育所がいいよ、いいよと言っているわりには角田に住んでいるお母さん方があまりにも角田の保育所を評価していないと。評価していないと言うとちょっと言葉が行き過ぎかと思うのですけれど、そのへんがちょっとどうなのかなという疑問があったのですけれど。
委員長(山本修司君) 羽鳥参考人。
参考人(羽鳥弥香君) [ 6 ]  3月4日のお母さんたちの話し合いの中でもその件は出てきたのですけれど、預けたい方はいらっしゃるということでお母さんたちの耳には入ってきているのですが、そのお母さんの問題ではないのですが、2人目3人目いらっしゃるお母さんで働いて預けるとなると保育料が高い問題など、角田保育所に預けたいという声はあるのですが、やはり1人目で預けるお母さんよりも3人4人と産んでこれからというお母さんの方のほうが多いのです。それで保育料がという声が結構多くありました。
委員長(山本修司君) ほかにありませんか。重山委員。
委員(重山雅世君) [ 7 ]  この陳情書にあります中身のことからお伺いしたいのですが、町側の説明で財政難だよということがすごくわかっているというお話でしたけれど、角田の保育所にどのくらいのお金が使われているか、財政難というのは本当に行政はいつも使う言葉ですけれど、角田の保育所にどのくらいのお金が使われているかということまでご存じですか。それがまず1点ですね。
 それと先ほど3月4日に保護者が集まって陳情書の趣旨に沿ってほぼ賛成だよと。皆さん合意が得られたよということですよね。今回は存続を願う会という形で陳情されていますが、例えば角田保育所の父母の会とか、そういう全員というか、父母の会とか保護者会とかどういう名前になっているかわからないですけれど、そういう会で陳情しなかったというのは何か理由があるのですか。存続を願う会となったら父母の会全体というよりもちょっと小さくなって聞こえてしまうでしょう。でも時間的なこともあって全員が集まって父母の会の総会を開くとか、そういう時間がなくてまず有志がこういうものを立ち上げて、そして皆さんに賛同してもらったからこういう結果になったのですよということでしたら、それはそれでいいのですけれど、この全体の名前で陳情しなかったという理由というか、この前3月4日に集まった人はほとんど賛成の意向で合意を得られたということはわかりましたが、存続を願う会というのを立ち上げたというか、その経緯というか、その部分でお尋ねしたいと思います。
委員長(山本修司君) 羽鳥参考人。 わからなかったらわからないでもいいですから。無理しなくてもいいですから。知っていますかということですから。
参考人(羽鳥弥香君) [ 8 ]  経費のほうなのですけれど、わからないです。今日、お母さんたちからもいろいろと経費のことに関しては質問が出ていましたので、行政に質問内容を提出しまして後日回答していただく状態になっています。
 会のほうなのですけれど、まさに時間がなく、議員さんとの意見交換会のときに出席させていただきました保護者のみで立ち上げさせていただきました。18日に保護者の皆さんが集まることがありまして、そのときに一応お母さんたちが集まってこのように会を立ち上げるというお話をさせていただきました。
委員長(山本修司君) 18日というのは2月ですか。
参考人(羽鳥弥香君) [ 9 ]  はい、2月18日です。
委員長(山本修司君) 重山委員。 財政難という点で、私が答えるというのはおかしいですけれど、お母さんたちにぜひ知っていただきたいという思いで、財政大変というのはあれですけれど、角田保育所にどれだけお金を使っているのかというとだいだい3,300万円くらいで、そのうち保育料が800万円ぐらい入ってきていますから、1人の子供に対して100万円弱だと思うのです。100万円が高いと考えるか、そのくらいのものなのだと考えるかはやはりお母さん方の考え方ですけれど、角田保育所にかかっている経費というのは1人の子どもにすると100万円ほどと理解していただければと思います。
委員長(山本修司君) 返答はいいですね。感想をいただきますか。
委員(重山雅世君) [ 10 ]  ええ。どう思いますか、そういう点では。
委員長(山本修司君) 誰でも結構ですよ。別に羽鳥さんばかりでなくても、ご意見のある方が言っていただければ結構です。無理しなくてもいいですよ。
参考人(三條美香君) [ 11 ]  年間1人100万円かかっているということで、ちょっと話はずれるかもしれないのですけれど、もしこれで入所児童が増えたとしまして、そうしましたら、また保育士もふやさなくてはいけないですとか、人件費がふえていくのではないかと思うのですけれど、その点はふえることは負担にはならないのでしょうか。町の財政的に。
委員長(山本修司君) 重山委員。
委員(重山雅世君) [ 12 ]  私があれするのはおかしいですよね・・・子供にかかる費用を多く使うかどうかということですよね。ですから子供がふえれば当然それにみあって保育士さんも使わないとならない。でも栗山の場合は本当に正職員が少ないです。7割がた臨時職員ですから。人件費が本当に保育士3人で全体に占める割合はたった13%にすぎません。正職員3人で65%です。ですから本当に安上がりの人件費で逆にいうと運営していると。臨時の人方の給料の安さで運営しているというのが実態です。
 それともう1点。このすばらしい保育所という部分で、家庭的な雰囲気がいいだとか、それから公立の保育所の在り方、これから考えたいということですよね。公立として残してほしいのだということは、これから計画されています継立保育所のことも含まれているのではないのかなというのは私感じたのですが、その点はどのように考えておられますか。
委員長(山本修司君) 羽鳥参考人。
参考人(羽鳥弥香君) [ 13 ]  角田保育所のすばらしさというのは本当に言葉に表せないくらいすばらしいところで、角田保育所には障害児がいまして、今も預けられている方もいますし、その前に預けられている方もいらっしゃいます。一応今預かっているお子さんのほうなのですけれど、とても重度の障害を持っておりまして、民間だと発作があるというだけで預けることが不可能になってしまう、断られてしまう現状があります。そこを角田保育所のほうで入所させていただいているということで、これもお母さんの声なのですが、いちい保育所さんの先生が入れ替わりが激しいということでダウン症のお子さんのお母さんは預けづらいと。引き継ぎがきちんとされているのかとても心配だったそうです。角田保育所に預けるとなると先生も卒所するまで変わらずにみていただけまして、全員の保育士がその子の状態をわかっていらっしゃるということで、安心して預けることができたというお話も聞いています。その部分でも少人数の中に障害児がいるということは子供たちにとってもいい経験にもなると思って考えております。障害児の子というのは発達も著しく健常者よりは遅いのですけれど、入れることによってできることがふえてきたという喜びの声も聞いております。
 公立の保育所という部分では継立も2年後ぐらいには民営化ということでお聞きしておりますので、その点で公立の保育所の在り方を考えたいと陳情させていただきました。
委員長(山本修司君) ありがとうございます。ほかにありませんか。副委員長。
副委員長(大平逸男君) 先ほどの追加説明の中で3月4日に保護者の方が集まって意見交換してこういった陳情書をつくったと今聞かせていただいたのですが、そのときにどのくらいの人が集まったのかがまず1点お聞かせください。
委員長(山本修司君) 羽鳥さん。
参考人(羽鳥弥香君) [ 14 ]  3月4日に集まった保護者なのですけれど、25名中16名参加いたしました。
副委員長(大平逸男君) 16名中過半数がこの陳情書に賛成だったということで理解してよろしいですか。
参考人(羽鳥弥香君) [ 15 ]  欠席者の方もいらっしゃいまして、全体で25名中過半数というふうにとっていただきたいと思います。出席された方は全員賛成されております。
委員長(山本修司君) 副委員長。
副委員長(大平逸男君) 今、欠席された人のご意見も伺ったということですけれど、それはどのような方法で欠席者のご意見を伺ったのでしょうか。
委員長(山本修司君) 羽鳥さん。
参考人(羽鳥弥香君) [ 16 ]  欠席者のほうは保育所のお迎えの帰りなど、会ったときにはご本人にお会いして確認いたしました。会えない方は電話で連絡させていただきまして、ご意見をいただきました。
委員長(山本修司君) ほかにありませんか。桂委員。
委員(桂一照君) [ 17 ]  まだいろいろ質問したいことはあるのですけれど、基本的に陳情されているからあれなのですが、公設民営化、いちいさんが民営化されたと、そして昨年でしたが自分たちもそうですけれど外部評価を受けているのですね。知っているかどうか知らないですけれど、専門的知見のある方が保育所の運営の仕方だとかいろいろな行事に対して、僕はちょっとわからないですけれど、要するに点数をつけたということですね。角田保育所、継立、いちいさん。ちょっと資料は持ってきていないのですけれど、いちいさんが最高なのです、すべてにおいて。公設の角田、継立よりもすべての面においてよかったという評価を受けているということはご存じですか。初めて聞きましたか。
 それともう1点は先ほど一番最初に言われたのですけれど、地域に60名くらい該当されるお子さんがいます。中部地区全部入れたら、阿野呂、共和、三日月、桜山、これは角田だけではなくて、農家の方も入れてです。そうしたら60名近い該当されるお子さんがいると。幼稚園に行っている方もいるし、南幌に行っている方もいるのだろうけれど、そのうちの7名しか入ってきていないよと。あとはまちの方ですと。もちろん自分も孫がいるので、もちろん言われたように1対1、マンツーマンでやられるのが一番いいのはわかっているのですよ、幼児教育にしても。でも、どうして保育所はそういう方ばかりであれなのですけれど、そこらへんも自分もひっかかったので、あなた方というか、お母さん方保護者は認識をしているのか。
 それと、もう1点はダウン症障害、重度障害者のお子さんがいて大変なのだと。いちいさんはたぶんお願いしたらというか、町の福祉だとかそういうことでたぶん受け入れはしてくれると思うのですけれど、そこらへんはなんというか、もちろん保育士さんひとりでみてもらったほうがずっといいのはわかっているから、そういうところへ流れるから、そういう要望になっているのかどうか、そこらへんをちょっと。もしかしたらそれが重度の子供、だから1人の保母さんというか少数でいいのだというのでは、何というのだろうあれかなと思うのですけれど。
委員長(山本修司君) わかる範囲で結構ですよ。別に答えられなくてもいいですから。対馬さん。
参考人(対馬久美君) [ 18 ]  まず、実際に入所している人数が7名という部分なのですけれど、両親が働いているということがまず保育所の条件ということで、その問題もこの間のお母さんたちとの話し合いの中に出たのですが、やはり保育料がどうしても高いと。それに見合った保育を提供していただけると思うのですが、どうしても働いたら働いた分を全部保育料に充てなくてはいけないという現状もあるということで、本当は立地的にも環境的にみても角田保育所に預けたいのだけれど、それをすると仕事をする意味がなくなってしまうという、パートであり、正職員であり、そういったものも厳しくなっていますので、勤めてそれなりの収入を得て、子供を預けようとなるとやはり幼稚園で短い時間のパートで働かないとあまり働く意味がないとか、そういった意見も結構出ていたのです。
 人数が少ないと、7名しか入っていないというところは、これも何人かのお父さんもおっしゃっておりましたが角田保育所はずっと定員割れをしていて、最近になっていきなり人数が少なくなったというわけではないのですが、その定員割れをした最初のころからもう少しこの保育所の良さをアピールして、私たちは町から角田に通わせている人間なのですが、そういったところにももう少し田舎というのでしょうか、小さいならではのよさをアピールするとか、そういった対策をとられてきたのかどうかというところはまだ行政のほうには確認していないのですが、今日これからしようと思っています。
委員長(山本修司君) 本田委員。
委員(本田諭君) [ 19 ]  皆さんから陳情が上がってきたことに対して、私ももし陳情を出すとしたらこうやっておこうかなというふうに感じているのです。それで過去のことを言うとちょっとあれですが、最初は民営化から始まったのです、保育所。それから公設になったのです。そのときも同じ意見が出たのです。民営化になる、公設になる、果たした公設でうまくやれるのかなどといろいろあったのです。でもやはりその中身になってくれば、ちゃんとそれは対応ができたというのが事実です。ですから、民営化になったからそれがどうも心配だよというのはそれはあると思うのですが、私は決してそういう心配はないというふうに感じているのです。私の考えですよ。
 それで、今これから19名になりますよね。私も小学校とはちょっと異なるのですけれど、閉校したときに係わった人間として、その思いは同じように考えていたものですから、保育所の人数、19名がどのくらいまで下がったら、そういうことを考える意識になるのかなと、ちょっとそこをお聞きしたいのですけれどどうでしょうか。人数が何人ぐらいだったら統合をやはりしないといけないなと感じるか、そのへんをもし思っていたら言ってください。思っていなかったらいいですから。
委員長(山本修司君) わかる範囲で結構です。羽鳥さん。
参考人(羽鳥弥香君) [ 20 ]  どれくらいだったらというか・・・1人でも極力はみていただきたいと思って考えております。なぜかというと、実際に滝川市のほうでそういう保育所があるので、できればその地域にいる子供たちを最後までみていただきたいと考えております。
委員長(山本修司君) ほかにありませんか。重山委員。
委員(重山雅世君) [ 21 ]  今ほど本田委員のほうから角田の保育所の経緯というか、最初は民間だったと、そして公立になったと。この角田保育所の沿革、どういうふうにしてできたかという点では、もともと角田の民営化というよりも民でやっていたというよりも、角田の地域の人が季節保育所として運営委員会をつくってやっていたと。角田小学校の旧体育館で保育をしていたと、そういうことが書かれています。それで、運営委員会からぜひ町でやってくださいという形。だから一般的にいう民から官になったのではなく、そういう意味合いではないと思います。運営委員会で地域の人でやっていたことですから。ですからちょっと誤解を招くなと思って話させていただきました。
 それと前の意見交換会の中でも、お母さんの1人が長沼では3名ふやしたことによって閉所計画が撤回になったというお話でしたよね。長沼は、町長さん自らがお母さん方が反対だったら栗山のように閉所をやるなんてことは言いませんと、そう答えているのですね、あの町長は。それで定員が30名のところ8名になったのです。それで来年から閉所するという計画を出したのだけれど、お母さん方が反対したと。北長沼のところですけれど3名ふえて結局は閉所しない。
 やり方としては、例えば1人になっても休むという形になって、休所すると。例えばですよ。そしてまた子供がふえたら再開すると、そういうような方向性も探るようですけれど、ですからやり方としては人数がふえたらどうなるのかという点。今これからずっと減る意向だよと行政のほうはそういう説明をしているわけですけれど、でも先ほどお母さんがおっしゃったようにこの小さいならではのよさ。家庭的な雰囲気をわざわざ選んで栗山から行っている保護者もいっぱいいるわけでしょう。だからそういう小さなよさ、小さいからこそいい保育所だという、そのよさがうんと知れ渡ってくるともっとふえるのではないかと。角田の地域の人だけではなくて、栗山の人が増えるのではないかという可能性もなきにしもあらずですよね。ですから、そういう点もやはり行政のいうようにこれから将来的にも絶対ふえる見込みはない、常に人口は減少だと、だから閉所なのだよとか。それから老朽化の部分でも古くても選んで行っていらっしゃる。先ほど、お母さん方はペンキ塗りぐらい、そのぐらいお手伝いもしたいぐらいの決意まで述べられていましたから、そういう点では何とか残していきたいなというのは私自身は率直に感じています。ですからお母さん方も行政ははっきりいって小さいからこそのよさなんて宣伝していきませんから、お母さん方の間で角田保育所は本当によいというようなことを皆さんの中で広めていくような雰囲気があるのかどうかという点をまずお聞きしたいということ。
 それから、いちいさんでも障害児という点では、加配して障害児保育をやっています。でも、先ほどおっしゃったような重度という部分でいうとやはり民間なるとそこまでの配慮はなかなか難しい。そういうことは感じています私自身は。
 ですから、よさを広めるという点でお母さん方少しでも人数をふやすための努力というか、そういうことをやるくらいの気持ちで何とか残すために、長沼のお母さんたちが取り組んだようなこともされるような気持ちがあるのかなというのをちょっとお尋ねしたいなと思って。
委員長(山本修司君) 羽鳥さん。
参考人(羽鳥弥香君) [ 22 ]  私たちも角田保育所が残るのであれば、いろいろなことに取り組んでいく所存であります。
委員長(山本修司君) 本田委員。
委員(本田諭君) [ 23 ]  先ほど、ちょっと誤解を与えてしまって。私の子供も継立保育所だったものですから、継立がそういう意向できたものですから、申し上げたまででございます。誤解のないようにしていただきたいと思います。
委員長(山本修司君) ひととおり委員からは終わりましたので、委員外議員の方からありますか何か。伊達委員。
委員(伊達佐重君) [ 24 ]  ここは議員の立場で発言しているわけですから、お金がいくらかかるとか、子供の数が何人になったらどうしますかというのは、子供さんを抱えているお母さん方にする質問ではないなと思いながら違和感を感じて聞いておりました。
 それからもうひとつ、過去のこと申し上げたいのですが、角田保育所を残すか残さないかということで、実は委員会で前に論議したことがございました。もう何年も前です。そのときはもちろん現在よりは人数も多かったと思いますけれど、みんなで話し合った最後の結論は、お母さん方は家庭の事情のために働かざるを得ない、だから保育所に子供を預けている、だとすると朝の送り迎え、帰ってからの送り迎えに時間のかかる遠いところに行くのはやはり大変だろうから角田保育所は存続すべきであるというのが結論でございました。まず第1点目。そういう経過があります。
 それから、数字を聞いてそんなにかかるのかとびっくりされた方がいらっしゃるのですが、これには裏があります。保育所の職員が例えば町のいうとおり辞めたらどうなるか。町長は、首は切らないと言っているのです。ということは、どんな仕事を与えられるか知りませんけれど本庁に戻ってくるのです。だから職員の俸給に係るお金は同じなのです。何も町のためにプラスにはならない。そういう裏があります。
 あと、学校教育と性質は違うのですけれど、学校教育は国で定めた義務教育法という法律があって、それに基づいて小学校あるいは中学校の児童生徒を教育しているわけですけれど、どんな田舎だって1人になっても校長と教頭と担任はいますよ。これが基本なのです。だから人数が何人になったら止めてしまおうという発想は実はスタートから間違っていると私は思います。それをさっき言ったように、人件費は何も安くなりませんよ、本庁へ戻るだけです。大事な点が抜けています。ですから、子供の数を言ったり、あるいは予算がこれだけかかるということでお母さん方を追い詰める論法は私はスタートから間違っていると思って聞いておりました。
委員長(山本修司君) ほかの委員外議員の方いらっしゃいますか。よろしいですか。
 ないようですので、参考人の皆様につきましては、大変お忙しい中本日は本委員会にご出席いただきましてありがとうございました。さらに貴重なご意見をいただきましてありがとうございました。それでは退席していただいて結構です。ありがとうございました。休憩します。

                          〔参考人退室〕

                          休憩  午後6時15分

                          再開  午後6時16分

委員長(山本修司君) 再開をいたします。今、陳情が終わりましたが、陳情のまとめというか、それぞれ皆さん感じたことがあるかと思いますけれど、9日に委員会を開きますけれど、その後に陳情に対するものとさらに採決をとらなければならないということがありますので、ふまえて今日の陳情を聞いて何か意見がありましたら述べていただきたいと思います。楢崎委員どうですか。
委員(楢崎忠彦君) [ 25 ]  ありません。
委員長(山本修司君) 重山委員いいですか?
委員(重山雅世君) [ 26 ]  お母さんの言っていることはもっともだなと思って聞いていました。
委員(本田諭君) [ 27 ]  それはそのとおりだなと思うよ。
委員長(山本修司君) それではよろしいですか皆さん。それではこれで委員会を終了いたします。ありがとうございました。

閉会 午後 6時17分