令和元年第7回栗山町議会定例会会議録(第3日目)

                  令和元年9月12日 午前 9時30分開議

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  藤  本  光  行  君
     2番  大  西  勝  博  君
     3番  友  成  克  司  君
     4番  佐  藤  則  男  君
     5番  土  井  道  子  君
     6番  佐  藤     功  君
     7番  千  葉  清  己  君
     8番  三  田  源  幸  君
     9番  齊  藤  義  崇  君
    10番  置  田  武  司  君
    11番  鈴  木  千  逸  君
    12番  鵜  川  和  彦  君

2、欠席議員は次のとおりである。

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事 務 局 長  古  田  敏  幸
    事 務 局 参 与  稲  実  妃 都 美

4、地方自治法第121条第1項の規定による説明員は次のとおりである。
    町     長       佐 々 木     学  君
    副  町  長       三  浦     匠  君

    総 務 課 長 兼       鈴  木  利  一  君
    選挙管理委員会書記長

    総  務  課       杉  本  整  昭  君
    広報・防災・情報担当主幹

    まちづくり総括兼      橋  場  謙  吾  君
    経 営 企画課長

    経 営 企 画 課       宮  本  孝  之  君
    地域政策担当主幹

    税 務 課 長       青  山  建  一  君

    税  務  課       篠  田  孝  義  君
    収 納 担当主幹

    住 民 保健課長       上  野  政  則  君

        住 民 保健課                笹  木  真 由 美  君
    健康推進担当主幹

       住 民 保健課                杉  本  伸  二  君
    国 保 担当主幹       

    福 祉 総 括 兼       秦  野  加 寿 彦  君
    福 祉 課 長

    福  祉  課       青  山  郁  子  君
    福祉・子育て担当主幹

    福  祉  課       高  田  宏  明  君
    福祉・子育て担当主幹

    福  祉  課       桑  島  克  典  君
    高齢者・介護担当主幹

    若者定住推進課長      小 野 寺  さ ゆ り  君
    環 境 政策課長       水  上  州  洋  君

    環 境 政 策 課       谷  口  良  之  君
    環境政策担当主幹

    建 設 総 括 兼       片  山  伸  治  君
    建 設 課 長

    建 設 課技術長       西  田  達  也  君
    上 下 水道課長       中  野  和  広  君
    上下水道課主幹       平  田  法  雄  君

    産 業 総 括 兼       高  間  嘉  之  君
    産 業 振興課長

    ブランド推進課長      小  南  治  朗  君

    まちなか賑わい       田  崎     剛  君
    推 進 室 長               

    教  育  長       南  條     宏  君

    教 育 次 長 兼       森     英  幸  君
    図 書 館 長

    教 育 委 員 会       平  野  敬  太  君
    学校経営改善室長

    介護福祉学校事務局長    清  水  一  徳  君
    介護福祉学校事務局主幹   高  橋  利 志 意  君
    選挙管理委員長       村  上     哲  君
    農業委員会会長       吉  田  寿  栄  君

    農 業 委 員 会       吉  川  道  也  君
    事 務 局 長

    農業委員会主幹       藤  沢  祐  之  君

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名                          
  議案第53号 栗山町森林環境譲与税基金条例               
  議案第54号 栗山町印鑑条例の一部を改正する条例            
  議案第55号 栗山町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関す
         る基準を定める条例の一部を改正する条例          
  議案第56号 財産の取得について                    
  認定第 1号 平成30年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について   
  認定第 2号 平成30年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定に
         ついて                          
  認定第 3号 平成30年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定に
         ついて                          
  認定第 4号 平成30年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につい
         て                            
  認定第 5号 平成30年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定
         について                         
  認定第 6号 平成30年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認
         定について                        
  認定第 7号 平成30年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認
         定について                        
  認定第 8号 平成30年度栗山町水道事業会計決算の認定について     
  認定第 9号 平成30年度栗山町下水道事業会計決算の認定について    
         (以上9件決算審査特別委員会審査報告)          
  議案第57号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例          
  議案第45号 栗山町体育施設条例の一部を改正する条例          
         (総務教育常任委員会審査報告)              
  栗山町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について            
  意見書案第3号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求め
          る意見書                        
  意見書案第4号 農畜産物の安全性並びに生産継続のための防疫の徹底に関する
          意見書                         
  所管事務調査継続の申出                         
  (総務教育・産業福祉・広報広聴各常任委員会)              
  所管事務調査の申出                           
  (議会運営委員会)                           
                           開議 午前 9時30分
                                    

    開議の宣告
議長(鵜川和彦君) 議員の出欠状況につきましては、事務局長報告のとおり定足数に達しておりますので、ただいまから令和元年第7回栗山町議会定例会3日目の会議を開きます。

                                    

    会議録署名議員の指名
議長(鵜川和彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、11番、鈴木議員、1番、藤本議員のご両名を指名いたします。

                                    

    議案第53号
議長(鵜川和彦君) 日程第2、議案第53号 栗山町森林環境譲与税基金条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 議案第53号 栗山町森林環境譲与税基金条例の提案理由をご説明申し上げます。
 本年4月施行の森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律に基づき、今年度より国から森林環境譲与税が譲与されることとなります。その使途につきましては、同じく本年4月施行の森林経営管理法に基づく間伐などの森林整備、担い手の確保及び木材利用の促進等に要する費用に充てることとされておりますが、この譲与税を一定程度基金として積み立て、必要に応じて各事業の財源に充てることがその効率的、効果的な活用につながることから、新たに本条例を制定するものであります。以下、条項ごとにご説明申し上げます。
 第1条は、本条例の設置目的を定めたものであります。第2条は積立金の原資及び積立金の予算措置、第3条は基金の管理方法、第4条は運用益金の処理方法、第5条は基金の処分、第6条は繰り替え運用、第7条は委任に関する規定をそれぞれ定めたものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、公布の日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
 7番、千葉議員。
7番(千葉清己君) この森林環境譲与税の基金ですけれども、何回も聞いていますけれども、協議会の運用についてはどういうふうになっているのでしょうか。これは、一方的に町長が決めて処分するのでしょうか。それを伺います。
議長(鵜川和彦君) 7番、千葉議員の質疑に対する答弁に入ります。
 産業振興課長。
産業総括兼産業振興課長(高間嘉之君) 千葉議員のご質問でございます。
 協議会の運用についてという、この使途について町長が一方的に今決めるのかというふうなご質問でございます。このことにつきましては、さきの関連いたします補正予算の中でもご説明をさせていただいておりますが、まず提案理由にもございますとおり、この基金につきましては同じく本年度4月に施行されました、森林経営管理法、こちらに基づく間伐など森林整備、いわゆる民有林の森林整備、こういったものに主に活用していくということになってございます。
 そういった中で、まずさきにもご説明いたしましたとおり、民有林で現在整備されていない方々、この方々に対して意向調査をすることになります。意向調査に基づき、優先順位の中で必要に応じて基金を使って整備をしていくというふうなことが主なこの基金の使途ということになってまいります。そういった中で、まず北海道のほうからも今提案を受けているわけでございますけれども、そういった意向調査、また今後のこの制度、これを円滑に進めていくために協議会をつくってはどうかというふうな提案のほうも道のほうから受けていると。そういった中で、この協議会については森林組合が所管する広域的な協議会がいいのか、また町独自で協議会を設けるのかということにつきましては、これから関係市町のほうとも協議をしながらこの協議会を設置していくということになろうかなというふうに思っております。この協議会の中で、先ほど言ったようなことを協議をさせていただくということになります。それに基づいて、さきの補正予算の中でもご説明をさせていただきましたけれども、いわゆる基金の使途、具体的な予算、こちらにつきましては、当然そういった関係機関のほうとも協議をさせていただきながら、町のほうで予算のほうを計上して計画的に活用していくというふうなことになってございます。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) それでは、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) それでは、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第53号 栗山町森林環境譲与税基金条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第53号は、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第54号
議長(鵜川和彦君) 日程第3、議案第54号 栗山町印鑑条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 議案第54号 栗山町印鑑条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 今回の改正は、平成31年4月17日法律第152号をもって公布された住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令において、女性活躍推進の観点から住民票等への旧氏の記載を可能とする改正が行われたことに伴い、印鑑登録に関する規定の改正を行うものであります。
 第5条、第6条及び第12条は、氏に変更があった者の住民票に旧氏の記載がされている場合、旧氏での印鑑登録及び印鑑登録証明書への旧氏の併記ができるよう、必要な規定の整備を行うものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、令和元年11月5日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまより質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第54号 栗山町印鑑条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第54号は、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第55号
議長(鵜川和彦君) 日程第4、議案第55号 栗山町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 議案第55号 栗山町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
 今回の改正は、令和元年5月31日内閣府令第7号及び第8号をもって公布されました特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令において、特定地域型保育事業者による連携施設の確保義務を緩和する規定の追加並びに、幼児教育・保育の無償化及びそれに伴う食事提供費用の取り扱い変更等に係る改正が行われたことから、関係部分の規定を改正するものであります。
 それでは、改正条項についてご説明申し上げます。改正条例第1条につきましては、連携施設の確保義務の緩和等に係る改正で、第37条及び第42条は特定地域型保育事業者による連携施設の確保が著しく困難であると町長が認めるときは、一定の要件を付して連携施設の確保を不要とすることができる規定の追加及び府令改正に伴う規定の整理を行うものであります。
 附則第5条は、連携施設の確保に関する経過措置の期間を5年から10年に延長するものであります。
 改正条例第2条につきましては、幼児教育・保育の無償化及びそれに伴う食事提供費用の取り扱い変更等に係る改正で、第2条から第11条までは府令改正に伴う用語の整理及び引用条項等の整理を行うものであります。
 第13条は、満3歳以上の教育・保育認定を受けた子供を持つ全世帯及び満3歳未満の教育・保育認定を受けた子供を持つ住民税非課税世帯を対象に保育所等の利用者負担額を無償とする改正を行うとともに、第2号認定の子供に係る副食費の徴収を保育所等による施設徴収とすることに伴う関係規定の整備及び年収360万円未満相当の世帯等を対象とする副食費負担免除に係る規定の追加を行うものであります。
 第14条から附則第3条までは、府令改正に伴う用語の整理及び引用条項等の整理を行うものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、第1条の規定は公布の日から、第2条の規定は令和元年10月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第55号 栗山町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第55号は、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第56号
議長(鵜川和彦君) 日程第5、議案第56号 財産の取得についてを議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 議案第56号 財産の取得について提案理由をご説明申し上げます。
 財産を取得するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定により本議会の議決を求めるものであります。
 取得財産の名称、種類及び数量につきましては、住民情報系システムサーバー等一式であります。取得の目的は、住民情報系システムの更新であります。取得の方法につきましては、北海道市町村備荒資金組合の防災資機材譲渡事業を活用するものであります。取得予定価格は、1,780万9,000円であります。取得の相手方は、札幌市中央区北4条西6丁目、北海道市町村備荒資金組合組合長、山口幸太郎であります。また、北海道市町村備荒資金組合の契約の相手方は、札幌市中央区南1条西10丁目2番地、株式会社HDC代表取締役、西山秀樹であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第56号 財産の取得について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第56号は、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    認定第1号ないし認定第9号
議長(鵜川和彦君) 日程第6、認定第1号 平成30年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第7、認定第2号 平成30年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第8、認定第3号 平成30年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第9、認定第4号 平成30年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第10、認定第5号 平成30年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第11、認定第6号 平成30年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第12、認定第7号 平成30年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第13、認定第8号 平成30年度栗山町水道事業会計決算の認定について、日程第14、認定第9号 平成30年度栗山町下水道事業会計決算の認定について、以上の9件を一括して議題に供します。
 これらの9件は、本定例会2日目の9月4日に提案され、特別委員会に付託し、審査をお願いしていたところでありますが、審査が終わった旨の報告が議長のもとに来ておりますので、委員長より一括報告していただきます。
 特別委員長、佐藤則男議員。
            〔決算審査特別委員長 佐藤則男君登壇〕
決算審査特別委員長(佐藤則男君) 令和元年第7回栗山町議会定例会において、本特別委員会に付託を受けた事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので栗山町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。
 記、1、件名、認定第1号 平成30年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号 平成30年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号 平成30年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号 平成30年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号 平成30年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号 平成30年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号 平成30年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号 平成30年度栗山町水道事業会計決算の認定について、認定第9号 平成30年度栗山町下水道事業会計決算の認定について。
 2、付託年月日、令和元年9月4日。
 3、審査年月日、令和元年9月9日から11日。
 4、審査結果、認定すべきものと決定しました。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) ただいま一括報告されましたが、本案件は10名による特別委員会で審査をしておりますので、申し合わせにより質疑、討論は行わず、これより1件ずつ採決を行いたいと考えますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) それでは、1件ずつ進めてまいります。
 認定第1号 平成30年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、認定第1号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第2号 平成30年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、認定第2号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第3号 平成30年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、認定第3号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第4号 平成30年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、認定第4号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第5号 平成30年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、認定第5号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第6号 平成30年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、認定第6号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第7号 平成30年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、認定第7号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたします。
 認定第8号 平成30年度栗山町水道事業会計決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、認定第8号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。
 認定第9号 平成30年度栗山町下水道事業会計決算の認定について、委員長報告は認定であります。
 委員長報告どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、認定第9号は、委員長報告どおり認定することに決定をいたしました。

                                    

    議案第57号
議長(鵜川和彦君) 日程第15、議案第57号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 3番、友成議員。
            〔3番 友成克司君登壇〕
3番(友成克司君) 議案第57号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例の提案理由を申し上げます。
 本案の提出者は私友成克司、賛成者は齊藤義崇議員であります。
 さて、昨年の台風21号及び胆振東部地震から1年が経過しました。台風21号では、暴風雨によって多くの農業施設の損害や倒木といった被害を受けました。また、胆振東部地震では町内各所で地割れ、土砂崩れなどの被害が発生するとともに、道内全域停電というかつて経験をしたことがない事態が見舞われました。この地震により、厚真町などで多くのとうとい命が失われたことは悔恨のきわみであります。改めて哀悼の意を捧げるものであります。
 本町議会では、こうした経験を教訓として災害時における議会、議員の行動指針を定める議会業務継続契約、いわゆるBCPの策定に取り組んできましたが、この取り組みが住民に認知されるよう議会基本条例に所要の改正を行うものであります。
 加えて、町政において中長期的課題である公共施設やインフラ系施設の維持管理、更新等について議会として責任を持ってかかわることの重要性に鑑み、あわせて改正を行うものであります。
 改正内容についてご説明いたします。
 第8条に係る改正は、地方自治法第96条第2項の規定により議決事項を追加するもので、栗山町公共施設等総合管理計画を新たに議決事項とするものであります。
 第21条第1項は、災害が発生した際の議会の対応及び業務の継続について定めたものであります。
 同条第2項は、災害対応に関して必要な事項は議長が別に定めることを規定したもので、この規定に基づき栗山町議会業務継続契約、いわゆるBCPを策定し、運用していくものであります。
 附則につきましては、施行日を定めたもので、令和元年10月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由といたします。
議長(鵜川和彦君) 本案につきましては、前もって協議いたしましたとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、そのように取り計らいます。
 お諮りいたします。議案第57号 栗山町議会基本条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第57号は、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第45号
議長(鵜川和彦君) 日程第16、議案第45号 栗山町体育施設条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 本件につきましては、さきの第6回議会定例会において、総務教育常任委員会に付託し、審査をお願いしていたところでありますが、審査が終了した旨の報告が議長のもとに来ておりますので、これより委員長から報告していただきます。
 総務教育常任委員長、三田議員。
            〔総務教育常任委員長 三田源幸君登壇〕
総務教育常任委員長(三田源幸君) 委員会審査報告書を朗読をもってかえさせていただきます。
 令和元年第6回栗山町議会定例会において、本委員会に付託を受けた事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので栗山町議会会議規則第77条の規定により報告します。
 記、1、件名、議案第45号 栗山町体育施設条例の一部を改正する条例。
 2、付託年月日、令和元年6月20日。
 3、審査年月日、下記のとおり、また裏面に書かれているとおりですので、ご参照ください。
 4、審査の概要、栗山スキー場は昭和46年に開設され、47年にわたり多くのスキーを愛する皆さんの努力や活動に支えられ、市街地から歩いていけるスキー場として親しまれてきました。しかし、昨年実施した専門業者による安全点検の結果を受けて、9月には平成30年度の運営休止が決定された。その後、町ではスキー連盟を初めとする関係団体や町民との意見交換を行った。議会としても重要な問題として、議会報告会の資料に載せ町民の意見を聴取した。また、付託を受けた総務教育常任委員会では、スキー連盟や小中学校のPTA役員と自由に発言できる一般会議形式で意見交換を行った。
 委員会としては、リフトなど建てかえ時の支出財政面、人口減少による今後の利用者の減少、近隣に利用できる代替施設があることなど総合的に判断し、今般の結論に至った。
 5、結果、原案可決すべきものと決定をいたしました。
 6、意見、スキー授業などに関しては、子供たちの安全確保はもとより、授業に伴う保護者負担に関する十分な配慮とスキー連盟を初めとする関係団体やスキーを愛好する町民の意見、要望を聴取し、当該団体などが今後も従来どおり、もしくはそれに準ずる形で活動が継続でき、ウインタースポーツに親しむことができる環境づくりを求める。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 審査報告が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) それでは、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
 千葉議員。
7番(千葉清己君) 廃止条例の反対の立場で討論させていただきます。
 この問題については、町民の皆さんの非常に高い関心を持たれて、町としても慎重に考えてこういう結論を出したということは私も十分理解していますけれども、町民の中にはやっぱり幅広い意見があって、スキー場をなくしてもらっては困ると、そういう意見もあるということを私は指摘をしておきたいと思います。
 これ教育施設ですので、単に財政だけの問題で廃止を決定するということについてやっぱり反対する町民がいるという、その町民の意見を少数であっても私は大事にしたいという立場で反対をさせていただきたいというふうに思います。
議長(鵜川和彦君) 次に、賛成討論に入ります。
 齊藤議員。
9番(齊藤義崇君) 私は、この案件については賛成であります。
 私も子供を育てる一人の父母でありますけれども、昨年休止したときに町のほうから、もしくは教育委員会のほうから、先生方も真剣にこのスキー授業についてきちっと支援をしていただいたし、私は再三一般質問からの流れのとおり、財政についてきちっと考えを持たないと、私たちの町は大変なことになるのではないかという考えを持っています。その中にやはり福祉だとか医療という問題が一番根っこにある大変な問題でして、残念だなという気持ちはたくさんあるのですけれども、この件についてはそういった財政負担の面から私は難しいということで、賛成という意見を述べさせていただきます。
議長(鵜川和彦君) 次に、反対討論に入ります。
 土井議員。
5番(土井道子君) 私は、反対の立場で申し上げます。
 栗山町は、130年の歴史を昨年迎えて、非常に歴史のある北海道の中でもすばらしい町と思っています。その中で65回もスキー連盟の方たちがスキー授業やスキー大会を実施してきて、それは本当に個人の力と団体の力が結集したすばらしい活動をしてきた団体が町、このスキー場を育ててきたと思っています。
 それは明治時代、薩摩藩が郷中教育といってふるさとの中で先輩が後輩を育てるという教育をその薩摩藩の中でずっと実施してきたことが優秀な人材を出してきたという、この日本を育てたというふうに私は捉えています。そういう意味でスキー連盟の活動は、その郷中教育に等しいものだったと思っています。それを1年間もかけないでただ諮って、これの賛成する人が多かった、PTAの人たちも、いや、今さらもういいですよという意見が多かったということでスキー場を廃止するというのは非常にもったいないことです。皆さんは、このスキー場に来ていた人たちは、スキーの技術もさることながら、先輩たちの意見を聞き、先輩たちに指導され、それからスキー場から眺めるふるさとのすばらしい雪景色を眺めながら心を培っていったと思います。それがたった1年間で廃止を決めるというのは、幾ら財政が苦しくてもそれを性急に判断するものではないと思うからです。もっと栗山町の将来を考えて、それは心を育てる、財政だけではなくて子供たちの心身、もしくは高齢者たちのやってきたことを眺め直したら、もっとスキー場を活用できるものがあると思えるからです。もう少しじっくり考えてスキー場の廃止を考えるべきだと思いますから、今回は反対の意見をいたします。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 賛成討論に入ります。
 友成議員。
3番(友成克司君) ただいま反対討論が2名出ました。私は大変残念だなと思うのですが、委員長報告のときになぜもう少しそういった審議をしなかったのかな。大変残念でなりません。今反対討論された内容を十分踏まえて、幅広く住民の意向を聞いて委員長報告どおり結論が出たと私は認識をしております。政治というものは、やはり時代を見詰めた回答、結果というものも大変肝要であるという観点から私は賛成の意見で申し上げました。
議長(鵜川和彦君) 反対討論に入ります。
 佐藤功議員。
6番(佐藤 功君) 私もいろいろと意見聞いた中では賛成の方もいます、反対の方もいます。ただ、ただ単に廃止ではなくて、夏も活用できるし、冬も活用できるという形で、冬はスキー場として残していただきたいと思っております。子供たちだとか、また近所の人たちも手軽に行けるというところではいいスキー場だと思っております。初歩的な方もいろいろとできるということで、近隣のところへ行くと難しくて、人も結構多くて危険なことがたくさんありますので、やはり初歩的な優しいスキー場ということで、ぜひ夏も冬も活用できるスキー場として冬は残してほしいという意見です。反対します。
議長(鵜川和彦君) 賛成討論に入ります。
 1番、藤本議員。
1番(藤本光行君) 私は、賛成の立場から討論をさせていただきます。
 私はこの委員会に所属をしておりまして、その委員会の中ではたくさんの議論があって、またいろんな町民の意見の聴取も行った中でそういう結論ということになっております。反対する町民の方がいるというのは、もう重々承知でありますし、そこを踏まえた上で審査の概要の中でも申しておりますけれども、いろんな要素を勘案して結論に私自身は至ったということでございます。
 特に今回委員会審査をしていて印象的だったのは、スキー場がなくなることで一番被害を受けるというか、利害関係者として影響を受けるであろうスキー連盟の方、また授業ができなくなって、ほかの地域で授業をしなければならない保護者の方々の中の意見ですけれども、当然根底には栗山町内の今までずっとやってきたスキー場がなくなるということは、非常に痛ましいことだし、嫌なことではあるし、もったいないことであるということは皆さん思っているにもかかわらず、最終的にはそういう一番影響を受けるであろう人たちも町の財政のことだとか、これからの利用者のことだとか、そういうことまで言及をしていただいて、そういうことを考えると断腸の思いだけれども、仕方がないよねという、そういう総合的な判断をしていた。そういうことが非常に印象に残っております。私もスキー場で働いたりをしていまして、老朽化が著しいのは非常に危険だなという思いもありますし、当然そういう愛好されたスキー場がなくなるということは非常に寂しいことですし、もったいないことではありますけれども、町民も一人一人いろんなことを考えて、反対している人もいろんなことを考えて、きっと理解をしていただけるのではないかなというふうに私自身も考えましたので、私は賛成をいたしました。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 反対討論に移ります。反対討論の方はいらっしゃいますか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、そのほか反対、賛成を問わず討論のある方はいらっしゃいますか。いらっしゃいませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第45号 栗山町体育施設条例の一部を改正する条例について、委員長報告は可決であります。委員長報告どおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 起立多数。
 よって、議案第45号については、委員長報告どおり決定をいたしました。

                                    

    栗山町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について
議長(鵜川和彦君) 日程第17、栗山町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙についてに入ります。
 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選により行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) よって、選挙の方法については、指名推選によることと決定をいたしました。
 指名方法については、議長において指名することとしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、議長において指名することに決定をいたします。
 それでは、選挙管理委員会委員には、栗山町中央2丁目98番地、古林義弘氏、栗山町桜丘2丁目31番地13、青木朝雄氏、栗山町字大井分326番地7、鈴木英雄氏、栗山町桜丘1丁目80番地34、長谷川真由美氏、以上4名の方を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま指名した4名の方を当選人とすることにご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、ただいま指名した古林義弘氏、青木朝雄氏、鈴木英雄氏、長谷川真由美氏、以上4名の方々が選挙管理委員会委員に当選されました。
 次に、補充員を指名いたします。補充員には、栗山町字大井分229番地、川ア俊樹氏、栗山町字富士8番地27、宮川ゆかり氏、栗山町中央2丁目189番地、高杉文浩氏、栗山町字継立291番地1、飯尾隆亮氏、以上4名を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま指名した4名の方を当選人とすることにご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、ただいま指名した川ア俊樹氏、宮川ゆかり氏、高杉文浩氏、飯尾隆亮氏、以上4名の方が補充員に当選されました。
 なお、補充員の順位につきましては、ただいま申し上げました順位によることに決定したいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、そのように決定をいたします。

                                    

    意見書案第3号
議長(鵜川和彦君) 意見書案第3号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 7番、千葉議員。
            〔7番 千葉清己君登壇〕
7番(千葉清己君) それでは、意見書について朗読をもって提案理由にかえさせていただきます。
 まず、林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書。
 提出者は私千葉、賛成議員は三田源幸議員でございます。
意見の主旨
 本道の森林は全国の森林面積の約4分の1を占め、国土保全、地球温暖化防止、林産物の供給等の多面的機能の発揮が期待されており、これらの機能を十分に発揮させるためには、「植えて育てて、伐って使って、また植える」といった森林資源の循環利用を進める必要がある。
 森林の整備を進め、木材を積極的に利用していくことは、山村地域を中心とする雇用・所得の拡大による地方創生にも大きく貢献するものである。
 道では、森林の公益的機能の維持増進と森林資源の循環利用の実現に向け、森林整備事業及び治山事業や林業成長産業化総合対策事業等を活用し、植林・間伐や路網の整備、山地災害の防止、木造公共施設の整備、林業事業体の育成など、さまざまな取り組みを進めてきたところである。
 今後、人工林資源が本格的な利用期を迎える中、既存の制度や森林環境譲与税を活用した地域の特性に応じた森林整備の着実な推進や、森林資源の循環利用による林業・木材産業の成長産業化の実現に向けて施策の充実・強化を図ることが必要である。
 よって、国においては、次の措置を講ずるよう強く要望する。
                  記
1.森林の多面的機能を持続的に発揮し、林業・木材産業の振興と山村における雇用の安定化を図るため、森林整備事業及び治山事業の財源を十分かつ安定的に確保すること。
2.森林整備事業の都道府県・市町村負担分の起債を可能とする地方債の特例措置を継続すること。
3.森林資源の循環利用を通じて林業・木材産業の成長産業化を実現するため、地域の実情を十分に踏まえ、森林整備から木材の加工・流通、利用までの一体的な取り組みや森林づくりを担う林業事業体や人材の育成に必要な支援措置を充実・強化すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。
 令和元年9月12日。栗山町議会議長、鵜川和彦。
 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣、復興大臣。
 以上であります。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関してもさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をしたいと考えますが、これにご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、お諮りをいたします。
 意見書案第3号 林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。
            〔賛成者挙手〕
議長(鵜川和彦君) 全員挙手。
 よって、意見書案第3号については、原案どおり決定をいたしました。
 ただいま可決した意見書につきましては、本日付をもって関係機関に提出をいたします。

                                    

    意見書案第4号
議長(鵜川和彦君) 日程第19、意見書案第4号 農畜産物の安全性並びに生産継続のための防疫の徹底に関する意見書を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 9番、齊藤議員。
            〔9番 齊藤義崇君登壇〕
9番(齊藤義崇君) 農畜産物の安全性並びに生産継続のための防疫の徹底に関する意見書。
 上記事件について、別紙意見書を提出する。
 提出者、齊藤義崇、賛成者、三田源幸。
意見の主旨
 2018年(平成30年)の訪日外国人旅行者数は、過去最高となる3,119万人(対前年比8.7%増)となり、初めて3,000万人を突破した。
 訪日外国人のうち、来道者数はおよそ270万人(平成29年実人数、北海道調べ)と増加が続いている。北海道の観光入込客数(延べ人数)は1億4,575万8,900人で、道内客9,903万8,200人、道外客4,672万700人(平成29年実人数、北海道調べ)となっている。
 栗山町では、総合計画において「地域資源を活かした観光・交流産業づくりの推進」を掲げ、農業基盤を活かした交流人口の拡大を目指している。増加が続く北海道への観光入込客を本町に取り込み、町内経済の活性化を図るため、新千歳空港、苫小牧港、札幌市に比較的近く、国道・道道の主要幹線道路が横断するアクセスの良い立地を活かすべく、重点政策として注力しているところである。
 こうした取り組みによって交流人口が増加することは望ましいが、一方で、人間の疾病だけに限らず、外部から動植物の病害がもたらされることが懸念される。国、北海道では植物防疫法及び家畜伝染病予防法に基づき、病害虫防除所や家畜衛生保健所を配置し、農畜産物を守る体制が整備されている。また、情報メディアを活用した意識啓発も行われている。
 しかしながら、家畜性伝染病や病害虫の発生、拡大により、生産地に甚大な経済的被害を及ぼしたケースもあり、農業を基幹とする当町においても生産者の間で不安の声が絶えない。特に、畜産では口蹄疫、豚コレラ、鳥インフルエンザが、農産物では植物寄生性線虫などの発生、拡大が懸念されており、農業者、農業関係機関のみならず、国民、行政機関、民間企業への意識啓発活動と、その対策を積極的に強化することが求められている。
 こうした情勢に鑑み、農畜産物の安全性及び生産継続性の確保をするため、防疫のより一層の強化とその徹底のため次を要望する。
                  記
1.新千歳空港は国際線に留まらず、国内線到着口及び乗継口に消毒マットと緩衝地帯を設置するなど、防疫対策を講じること。
2.防疫の観点から農場への進入に関する注意喚起を目的とした道民・企業に向けた広報を定期的に行うこと。特に、道内の特定重要港湾及び重要港湾、JR主要駅、主要バスターミナル設置者に対し働きかけを行うこと。
 以上、地方自治法第99条の規定により提出する。
 令和元年9月12日。北海道栗山議会議長、鵜川和彦。
 北海道知事宛てでございます。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関しましてもさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、これにご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、そのように取り計らいます。
 意見書案第4号 農畜産物の安全性並びに生産継続のための防疫の徹底に関する意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。
            〔賛成者挙手〕
議長(鵜川和彦君) 全員挙手。
 よって、意見書案第4号については、原案どおり決定をいたしました。
 ただいま可決した意見書につきましては、本日付をもって関係機関に提出をいたします。

                                    

    所管事務調査継続の申出
議長(鵜川和彦君) 日程第20、所管事務調査継続の申出ですが、総務教育常任委員会から、防災対策の実態について、産業福祉常任委員会から、地域医療の実態について、建設事業の実態について、広報広聴常任委員会から、議会広聴機能と政策形成サイクルの確立について、議会広聴・広聴の実施について、「くりやま議会だより」の発行について、以上について議会で議決をし、調査を進めているところでございますが、今後さらに調査を進めたいということで継続調査の申し出があります。これにつきましては、継続して調査をしていただきたいと考えますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、継続して調査を実施していただくことに決定をいたしました。
 調査は閉会中に実施していただきたいと考えますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、それぞれ閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

                                    

    所管事務調査の申出
議長(鵜川和彦君) 日程第21、所管事務調査の申出ですが、議会運営委員会から、次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項について所管事務調査の申し出があります。これにつきましては、所管事務調査をしていただくことにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。

                                    

    閉会の宣告
議長(鵜川和彦君) 会期はあと1日を残しておりますが、全ての案件の審議が終了いたしましたので、閉会したいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、これをもちまして令和元年第7回栗山町議会定例会を閉会いたします。
                           閉会 午前10時39分