令和3年第7回栗山町議会定例会会議録(第3日目)
令和3年9月16日 午前 9時30分開議
1、出席議員は次のとおりである。
1番 藤 本 光 行 君
2番 大 西 勝 博 君
3番 友 成 克 司 君
4番 佐 藤 則 男 君
5番 土 井 道 子 君
6番 佐 藤 功 君
7番 千 葉 清 己 君
8番 三 田 源 幸 君
9番 齊 藤 義 崇 君
10番 置 田 武 司 君
11番 鈴 木 千 逸 君
12番 鵜 川 和 彦 君
2、欠席議員は次のとおりである。
3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
事 務 局 長 小 南 治 朗
事 務 局 主 幹 中 野 真 里
4、地方自治法第121条第1項の規定による説明員は次のとおりである。
町 長 佐 々 木 学 君
副 町 長 三 浦 匠 君
総 務 課 長 兼 中 野 和 広 君
選挙管理委員会
書 記 長 兼
新型コロナウイルス
対 策 室 長
総 務 課 出 南 力 君
総務担当主幹兼
男女共同参画・
内 部 統 制
担 当 主 幹
まちづくり総括兼 橋 場 謙 吾 君
経 営 企画課長
税 務 課 長 篠 田 孝 義 君
出 納 室 長 清 水 一 徳 君
住 民 保健課長 上 野 政 則 君
福 祉 総 括 兼 森 英 幸 君
福 祉 課 長
若者定住推進課長 小 野 寺 さ ゆ り 君
環 境 政策課長 谷 口 良 之 君
建 設 統 括 兼 片 山 伸 治 君
建 設 課 長
建 設 課技術長 西 田 達 也 君
上 下 水道課長 花 田 勝 巳 君
産 業 総 括 兼 間 嘉 之 君
産 業 振興課長
ブランド推進課長 高 田 宏 明 君
ブランド推進課 三 木 貴 光 君
主幹兼栗山駅南
交 流 拠点施設
担 当 主 幹
教 育 長 南 條 宏 君
教 育 総 括 兼 秦 野 加 寿 彦 君
学 校 教育課長
社会教育課長兼 藤 澤 祐 之 君
図 書 館 長
介 護 福祉学校 古 田 敏 幸 君
副 校 長 兼
事務局長事務取扱
代 表 監査委員 谷 田 進 太 郎 君
選挙管理委員長 鈴 木 英 雄 君
農 業 委 員 会 吉 川 道 也 君
事 務 局 長
5、本会議の付議事件は次のとおりである。
会議録署名議員の指名
議案第57号 栗山町道路構造の技術的基準及び道路標識の寸法に関する条例の
一部を改正する条例
議案第58号 栗山町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
議案第59号 栗山町過疎地域持続的発展市町村計画について
議案第60号 過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例
議案第61号 栗山町公共施設等総合管理計画の改定について
議案第62号 道央廃棄物処理組合規約の一部変更について
議案第63号 教育委員会教育長の任命について
議案第64号 教育委員会委員の任命について
認定第 1号 令和2年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について
認定第 2号 令和2年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につ
いて
認定第 3号 令和2年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定につ
いて
認定第 4号 令和2年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第 5号 令和2年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定に
ついて
認定第 6号 令和2年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定
について
認定第 7号 令和2年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定
について
認定第 8号 令和2年度栗山町水道事業会計決算の認定について
認定第 9号 令和2年度栗山町下水道事業会計決算の認定について
(以上9件決算審査特別委員会審査報告)
意見書案第2号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求
める意見書
意見書案第3号 国土強靱化に資する社会資本整備等に関する意見書
所管事務調査継続の申出
(総務教育・産業福祉・広報広聴各常任委員会)
所管事務調査の申出
(産業福祉常任委員会・議会運営委員会)
(追加1)
議案第66号 町長及び副町長の給料の特例に関する条例
(追加2)
議案第67号 栗山駅南交流拠点施設整備工事の請負契約について
開議 午前 9時30分
◎開議の宣告
〇議長(鵜川和彦君) 議員の出欠状況につきましては、事務局長報告のとおり定足数に達しておりますので、ただいまから令和3年第7回栗山町議会定例会3日目の会議を開きます。
◎会議録署名議員の指名
〇議長(鵜川和彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員には、10番、置田議員、11番、鈴木議員のご両名を指名いたします。
◎議案第57号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第2、議案第57号 栗山町道路構造の技術的基準及び道路標識の寸法に関する条例の一部を改正する条例を議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長 佐々木 学君登壇〕
〇町長(佐々木 学君) 議案第57号 栗山町道路構造の技術的基準及び道路標識の寸法に関する条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
今回の改正は、令和2年11月20日、政令第329号をもって公布された道路法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令において道路法施行令の一部が改正され、交通事故の防止を図るための交通安全施設に自動運行補助施設が追加されるとともに、歩行者が安心、快適に通行、滞留できるにぎわいの道路空間の整備を目的とする歩行者利便増進道路の基準を定める規定が追加されたことから、関係規定を改めるものであります。
それでは、改正内容についてご説明申し上げます。第33条は、交通安全施設として車両の自動運行を補助する磁気マーカー等の自動運行補助施設を追加するものであります。
第44条は、歩行者利便増進道路の構造基準を定める規定を追加するものであります。
附則につきましては、施行日を定めたもので、公布の日から施行するものであります。
以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。議案第57号 栗山町道路構造の技術的基準及び道路標識の寸法に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、議案第57号は、原案どおり決定をいたしました。
◎議案第58号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第3、議案第58号 栗山町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長 佐々木 学君登壇〕
〇町長(佐々木 学君) 議案第58号 栗山町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の提案理由をご説明申し上げます。
今回の改正は、令和2年11月20日、政令第329号をもって公布された道路法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令において道路法施行令の一部が改正され、自動運行補助施設の設置等に係る道路占用料が新たに設けられたことから、関係部分の規定を改めるものであります。
改正の内容につきましては、第2条に規定する町道の占用料の額を定める別表を改正するもので、自動運行補助施設の設置等に係る町道の占用料を国道及び道道の占用料と同額とし、占用面積等の計算方法につきましても同様とするものであります。
附則につきましては、施行日を定めたもので、公布の日から施行するものであります。
以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) それでは、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。議案第58号 栗山町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、議案第58号は、原案どおり決定をいたしました。
◎議案第59号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第4、議案第59号 栗山町過疎地域持続的発展市町村計画についてを議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長 佐々木 学君登壇〕
〇町長(佐々木 学君) 議案第59号 栗山町過疎地域持続的発展市町村計画について提案理由をご説明申し上げます。
本年4月より過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法が施行されたことに伴い、本年度から向こう5年間の新たな過疎計画を策定するため、同法第8条の規定により本議会の議決を求めるものであります。
過疎対策に関しましては、昭和45年に過疎地域対策緊急措置法が制定されて以降、昨年度末までの間、四次にわたる対策法に基づき特別措置が講ぜられてまいりました。一方、依然として過疎地域においては急速な人口減少や少子高齢化などに起因する様々な課題に直面しているところであり、地域の自立、持続的発展に向けては継続的な対策が必要であるとのことから、先般10年間の時限立法として新過疎法が制定されたものであります。新過疎法における過疎地域の該当要件は、これまで同様人口要件と財政力要件の2つを満たす場合とされ、また人口要件に関しましては人口減少率の基準年度など一部見直しも行われておりますが、本町はこれら2つの要件を満たしており、引き続き過疎地域の指定を受けたものであります。計画の策定に当たりましては、道の北海道過疎地域持続的発展方針を勘案しつつ、栗山町第6次総合計画における重点政策方針を本計画の基本方針として位置づけるとともに、過疎対策の目的に合致する計画事業を広く掲載するなど、総合計画との整合性を図ったところであります。
それでは、計画の概要でありますが、栗山町過疎地域持続的発展市町村計画の1ページをお開きください。1ページから8ページまでにつきましては、基本的事項として本町の概況や人口等の推移と動向、行財政の状況、地域の持続的発展の基本方針のほか、新たに掲載事項とされました基本目標などの内容を整理したものであります。
9ページをお開きください。9ページから49ページまでにつきましては、移住定住、地域間交流の促進、また人材育成のほか、11の政策区分ごとに現況と問題点、その対策、また関連する事業計画を整理したものであります。
50ページをお開きください。本項以降につきましては、過疎地域持続的発展特別事業分として各政策区分ごとに掲載している事業のうち過疎対策事業債のソフト事業に該当する事業を抜粋したものであります。なお、計画の構成、項目等に関しましては国が定めた書式に沿って整理したものであり、また計画内容に関しましても同法に基づく道との協議を8月26日に終了したところであります。今後におきましても、過疎対策事業債をはじめとした支援措置を最大限活用しながら持続可能な地域社会の形成、地域資源を生かした地域活力の向上など、本計画に基づいた取組を進めてまいりたいと考えております。
以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。議案第59号 栗山町過疎地域持続的発展市町村計画について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、議案第59号については、原案どおり決定をいたしました。
◎議案第60号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第5、議案第60号 過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例を議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長 佐々木 学君登壇〕
〇町長(佐々木 学君) 議案第60号 過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の提案理由をご説明申し上げます。
本条例は、令和3年4月施行の過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づき、国の減収補填措置を活用し、本町産業の振興に資するため、町内において一定の事業用資産を取得した事業者に対し、事業開始以後3年間にわたり固定資産税の課税を免除する措置を定めるものであります。
以下、各条項についてご説明申し上げます。
第1条は、本条例の目的を定めるもので、今ほど議案第59号で議決をいただきました過疎地域持続的発展市町村計画に定めた製造業、旅館業、農林水産物等販売業などを課税免除の対象業種とし、その資産の取得に係る固定資産税の課税免除を行うものであります。
第2条は、課税免除の要件等を定めるもので、対象業種による土地の取得及び事業所の新設、増設等に係る投資額の要件を資本金額に応じ500万円以上とするものであります。
第3条は、課税免除の期間を定めるもので、その期間は固定資産税を課税すべき初年度から3か年度とするものであります。
第4条は課税免除の申請等に係る手続、第5条は課税免除措置の承継、第6条は課税免除の取消しについてそれぞれ定めるものであります。
第7条は、委任に関する規定であります。
附則につきましては、施行日を定めるもので、公布の日から施行するものであります。
以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) それでは、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。議案第60号 過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、議案第60号については、原案どおり決定をいたしました。
◎議案第61号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第6、議案第61号 栗山町公共施設等総合管理計画の改定についてを議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長 佐々木 学君登壇〕
〇町長(佐々木 学君) 議案第61号 栗山町公共施設等総合管理計画の改定について提案理由をご説明申し上げます。
本計画の改定について、栗山町議会基本条例第8条第6号の規定により本議会の議決を求めるものであります。
本町におきましては、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を行うため、平成28年度に栗山町公共施設等総合管理計画を策定し、またこれに基づく取組を推進するため、施設ごとの長寿命化対策等に係る具体的な対応方針を示す個別施設計画についても令和2年度に策定を完了したところであります。これを踏まえ、国の方針等により本年度中に個別施設計画の内容を本計画に反映する必要があることから、今般計画の改定を行うものであります。
改定の概要でありますが、議案第61号資料、栗山町公共施設等総合管理計画の改定についてを併せてご参照いただきたいと思います。計画の見直しに当たって記載すべき事項とされております個別施設計画に基づく長寿命化対策による効果額、また財政負担の軽減、平準化の状況、公共施設マネジメントに関する実施体制などを追記し、併せて現在掲載しております各施設の情報や維持管理コスト、決算情報などを直近の数値に更新するものであります。
なお、現時点におきましては個別施設計画に基づき、令和17年度までの計画期間中は施設の更新、統合は行わず、長寿命化対策により維持していくことを前提に整理しておりますが、今後の活用を含めた施設そのものの在り方等に関しましては、ハード面の対策を踏まえつつ、第7次総合計画策定時及びこの計画期間内において改めて議会、町民の皆様と協議検討を進めてまいりたいと考えているところであります。
以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
9番、齊藤議員。
〇9番(齊藤義崇君) 幾つか質問あるので、お願いいたします。
38ページ目お開きください。地域の集会所の施設があるのですけれども、これに関連するということで答弁いただきたいのですけれども、地域の集会施設、特に農村のほうは過去に自前で建てたりだとか、それから古くなった施設を持っていて、いろんな事業やりくりしながら自賄いで統廃合や改修を進めてきたところです。最近人口も減って、どうしてもそういった費用を集めたりというのを難儀する場面もあって、もしよければそういった地区があれば積極的に当然相談に乗っていただいて、ここに総合計画ということで方針出されておりますけれども、この地域集会施設の中ではこれに載ったもの、載らないもの含めて積極的に農村のほうの相談を受けていただきたいなと。お願いみたいなところです。
それから、45ページお願いいたします。これもお願いというか、相談なのですけれども、スクールバスの停留所の関係です。過去から人口が多かったときに父母のわがままもあったりいろいろ事情も勘案していただいて、きちっとしたスクールバスの運行いただいているところなのですけれども、老朽化した施設も多くなってきたり、それから子供の事情とか保安とか人数の減ったことによって我々も本当に心配していて、僕も地元のほうが多いので、少し話したりしているところです。これについては教育委員会さんと一度地元の関係者と協議する場所設けていただいて、なるたけ迷惑かけるわけにもいかないので、少し相談してスクールバスの運行計画にも反映させていただきたいというふうにお願いします。
それから、59ページです。管理に関する方針の2行目にあるところですけれども、これも同様のお願いで、例えば継立の今新校長宅、教頭宅ではなくなったほうが結構老朽化というより大分見栄えが悪くなってきました。軒も落ちてきましたし、やっぱり住まないと駄目なのだなという実感もあって、以前にも一般質問させていただきましたけれども、行政用途の廃止ということで民間譲渡、売却を積極的に進めますと書いてあるところですけれども、もう少しもし詳細なルールをつくっていただければ、多分管理費等々かけるわけにいかないという事情も分かりますので、できるだけ有効に使える部分で何かルールを定められて行ってもらえたほうがちょっと見栄えがいいのかなという、3点とも農村が寂しくなるのに加えて少し古くなったものそのままになっていると、地元のわがままかもしれませんけれども、なかなか景観もよろしくないところもあって、できるだけ我々も協力しますので、以上3つについて方針というか、考えをお聞かせください。
〇議長(鵜川和彦君) 齊藤議員の質疑に対する答弁に入ります。
経営企画課長。
〇まちづくり総括兼経営企画課長(橋場謙吾君) 齊藤議員ご質問1点目の38ページの地域集会施設に関する内容のご質問でございます。
ここに載せております地域集会施設の位置づけといいましょうか、内容につきましては、基本的に町の施設ということで、中には町の施設ですけれども、地域に賃貸したり貸し付けている部分がございますけれども、基本的にはそれ以外の、今ご質問にありました農村地域も含めて基本的には地域のほうで建設をいただいていると。そういった中で、私どもとしましてもそれらの地域コミュニティーの家ですとか活動に向けては地域集会施設建設補助ということで、基本的には新築、増築、改修になりますけれども、そういった支援制度を設けさせていただいております。ただ、ご指摘にありますように、近年人口減少ですとか会館の維持が難しいですとか老朽化しているということで、解体とかも含めた支援の相談というのもいただいております。今までの制度としてはそういった統合だとか解体に伴う支援はないのですけれども、今後そういった声も多く出てくるかというふうに想定しておりますので、今後7次の総計の中で改めてそういった全体的な活用の仕方も含めてどういった支援の体制があるのかということなども検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
それと、飛んで、すみません、3点目になりますけれども、59ページの管理に関する方針の中で用途廃止となった施設の取扱いに関しましては、基本的にこの方針に基づいて町で活用がない場合については民間の譲渡、売却を進めるというのがまず1つ目、大方針ということでございます。そういった中で、今継立の話も出ましたけれども、基本的にはその施設の状態といいましょうか、老朽度にもよりますけれども、まずは有効活用ということで売却を含めた活用というのを進めていきたいなというふうに思っております。細かいルールというのは、まだこれより深いものは定めておりませんけれども、都度ケースによって適正な進め方をしてまいりたいというふうに思っております。
〇議長(鵜川和彦君) 学校教育課長。
〇教育総括兼学校教育課長(秦野加寿彦君) 齊藤議員2点目の資料の45ページから46ページにかけてのスクールバス停留所、全部で14か所ですか、あります。今議員ご指摘のとおり、この停留所につきましては近年、毎回私どもスクールバスに関しては6便いろいろなところを走らせていただいておりまして、その都度毎年どのような形で乗るかということで、効率的に回るということも含めてですし、またお子様等の安全等も含めて、最近はできるだけご自宅に近いところを回るということも配慮しながらやっておりまして、このスクールバスの停留所の現況、このバスに集まるということが現況的に最近少なくなっているという現状もございます。今議員ご指摘のとおり、この部分につきましては地域の皆様とお話をした上で今後どうするかということは必要というふうに私も考えておりまして、まず私ども停留所の実態、現況、これをきちっと把握した上で地域の皆様とお話しする機会を設け、今後どういうふうにしていくのかということは議論する場は改めて設けさせていただきたいというふうに思いますので、ご理解とご協力をお願いします。
〇議長(鵜川和彦君) 9番、齊藤議員。
〇9番(齊藤義崇君) ありがとうございました。重ねてお願いということで聞いていただきたいのですけれども、町政懇談会をそれぞれの自治会単位で行っていただいていると思います。テーマを事前に自治会長さんもしくは自分でもいいですから、間に入りますので、設定していただいて、広く政策の、町政懇談以外に地域に特化した懇談内容ということでちょっと気にかけて、政策懇談あったら事前にこんなテーマで少し気遣いしたいのだということで言っていただいて、その話題あるから、地元で少し関係者集まってくれというような話をして、すぐ直すとかすぐ売ってくれとかそういう意味で言っているわけではないので、決して誤解のないように伝えておきますけれども、何かそういう場面があって総合計画が少しでもよく進む部分で、農村にもそういう役割もあるので、お願いということでいたします。
それからあと、昨日からの質疑で誤解のないようにこれもお伝えしておきますけれども、議会側にわざわざ計画変更の関係を提示いただいて補正予算を出してくれと言ったわけではございません。そういうふうに理解していただいたなと思うのですけれども、自分も昨日気になっていまして、補正を出すときにはそれぞれの事情がありますから、一言個別計画ではこうなっているのだけれどもという今までのやり方で構いませんので、いい施設運行のために議論したつもりでありますから、お願いとそういうことで私の質疑を終わりたいと思います。ありがとうございました。
〇議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。議案第61号 栗山町公共施設等総合管理計画の改定について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、議案第61号については、原案どおり決定をいたしました。
◎議案第62号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第7、議案第62号 道央廃棄物処理組合規約の一部変更についてを議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長 佐々木 学君登壇〕
〇町長(佐々木 学君) 議案第62号 道央廃棄物処理組合規約の一部変更について提案理由をご説明申し上げます。
本町が加入する道央廃棄物処理組合におきまして共同処理を行う事務を変更することから、地方自治法第286条第1項の規定により道央廃棄物処理組合規約を変更するもので、同法第290条の規定により本議会の議決を求めるものであります。
規約の変更内容でありますが、今般本町を含む関係市町の協議により、本組合が管理運営を担う新たな最終処分場整備の必要性が確認されたことから、今後その具体的な検討を進めるため、規約第3条に規定する共同処理を行う事務として最終処分場の設置、管理及び運営に関する事務を追加するものであります。
また、第3条の変更に伴い、経費の支弁方法を定める別表についても所要の変更を行うものであります。
附則第1項につきましては、この規約の施行期日を定めたもので、北海道知事の許可のあった日から施行するものであります。
附則第2項につきましては、現在関係市町が設置している最終処分場の管理及び運営に関する経過措置を定めるものであります。
以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。議案第62号 道央廃棄物処理組合規約の一部変更について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、議案第62号については、原案どおり決定をいたしました。
◎議案第63号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第8、議案第63号 教育委員会教育長の任命についてを議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長 佐々木 学君登壇〕
〇町長(佐々木 学君) 議案第63号 教育委員会教育長の任命について提案理由をご説明申し上げます。
平成27年10月1日に就任以来、教育委員会教育長としてご尽力をいただいております南條宏氏が令和3年9月30日をもって任期満了となりますので、後任といたしまして吉田政和氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、本議会の同意をお願いするものであります。
吉田氏は、現在岩見沢市鳩が丘4丁目5番16号にお住まいで、昭和38年3月18日生まれの58歳であります。経歴等につきましては、昭和61年3月に北海道教育大学教育学部旭川校を卒業され、赤平小学校を振出しに、その後空知管内の小学校7校に赴任され、平成31年4月からは岩見沢市立第一小学校校長として勤務しておられます。この間平成28年4月からは栗山小学校校長として3年間勤務されており、本町の教育現場や地域活動にも大変精通されております。吉田氏は、明朗快活、実直な人柄で、教育行政に高い識見を有しており、本町の特色であります地域の総合力でつくり出すふるさと教育のさらなる推進など、本町教育の振興、発展を牽引する教育委員会教育長として適任であると考えております。
なお、任期につきましては、令和3年10月1日から令和6年9月30日までの3年間であります。
以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
本件につきましては人事案件ですので、討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、そのように取り計らいます。
お諮りいたします。議案第63号 教育委員会教育長の任命について、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、議案第63号については、原案どおり同意することに決定をいたしました。
◎議案第64号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第9、議案第64号 教育委員会委員の任命についてを議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長 佐々木 学君登壇〕
〇町長(佐々木 学君) 議案第64号 教育委員会委員の任命について提案理由をご説明申し上げます。
教育委員会委員のうち、岡本玉季氏が令和3年9月30日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、本議会の同意をお願いするものであります。
岡本氏は、現在栗山町中央2丁目45番地にお住まいで、昭和43年4月9日生まれの53歳であります。同法第4条第5項では、教育委員の任命に当たり保護者委員の選任義務が規定されておりますが、現在岡本氏のお子様が高等学校に在学されており、当該規定に該当するものであります。経歴等につきましては、私立藤女子高等学校を経て、平成3年3月に跡見学園女子大学文学部を卒業され、その後は英国語学留学を経験されております。さらに、平成7年4月には札幌国際日本語学院日本語教師養成科を修了されております。平成27年6月からは教育委員会委員に就任され、現在2期目を務めていただいており、高潔な人格で、教育行政に高い識見を有し、教育委員会委員として適任であると考えております。
なお、任期につきましては、令和3年10月1日から令和7年9月30日までの4年間であります。
以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
本件につきましても人事案件ですので、討論を省略して採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、そのように取り計らいます。
お諮りいたします。議案第64号 教育委員会委員の任命について、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、議案第64号については、原案どおり同意することに決定をいたしました。
◎認定第1号ないし認定第9号
〇議長(鵜川和彦君) ここでお諮りいたします。
日程第10、認定第1号 令和2年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第11、認定第2号 令和2年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第12、認定第3号 令和2年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第13、認定第4号 令和2年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第14、認定第5号 令和2年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第15、認定第6号 令和2年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第16、認定第7号 令和2年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第17、認定第8号 令和2年度栗山町水道事業会計決算の認定について、日程第18、認定第9号 令和2年度栗山町下水道事業会計決算の認定について、以上9件を一括議題に供したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) これら9件につきましては、本定例会2日目の会議において特別委員会に付託し、審査をお願いしていたところでありますが、審査が終了した旨の報告が議長の元に来ておりますので、これより委員長から一括して報告をしていただきます。
特別委員長、友成議員。
〔決算審査特別委員長 友成克司君登壇〕
〇決算審査特別委員長(友成克司君) 委員会審査報告をいたします。
令和3年第7回栗山町議会定例会において、本特別委員会に付託を受けた事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので栗山町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。
1、件名、認定第1号 令和2年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号 令和2年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号 令和2年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号 令和2年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号 令和2年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号 令和2年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号 令和2年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号 令和2年度栗山町水道事業会計決算の認定について、認定第9号 令和2年度栗山町下水道事業会計決算の認定について。
2、付託年月日、令和3年9月9日。
3、審査年月日、令和3年9月13日から15日、3日間でございます。
4、審査結果、認定第1号、不認定すべきものと決定、認定第2号、認定すべきものと決定、認定第3号、認定すべきものと決定、認定第4号、認定すべきものと決定、認定第5号、認定すべきものと決定、認定第6号、認定すべきものと決定、認定第7号、認定すべきものと決定、認定第8号、認定すべきものと決定、認定第9号、認定すべきものと決定。
5、意見、一般会計の決算については、審議の中で元職員による非違行為により決算に正当性はない、議会として認定することは難しいとの意見もあり、不認定とすべきものと決定した。
歳入の質疑の中では、現金処理に対する資料が求められるなど管理チェック体制に対して関心が向けられた。今後再発防止と町民への信頼回復に向け、より一層努力することを求める。
下水道事業会計においては、適正な資産管理、他会計からの繰入れと受益者負担のバランスについて等の問題提起がなされた。安定的な事業継続に向けて、さらなる検証に取り組まれたい。
以上、審査の過程において指摘のあった事項及び意見を真摯に受け止め、次年度の予算編成及びその執行に反映されたい。
以上でございます。
〇議長(鵜川和彦君) ただいま一括して報告されました9件は、10名による特別委員会で審査をしておりますので、申合せにより質疑、討論は行わず、これより1件ずつ採決を行いたいと考えますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、1件ずつ進めてまいります。
認定第1号 令和2年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は不認定であります。したがって、原案について採決をします。
認定第1号 令和2年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 起立少数。
よって、認定第1号は、不認定と決定をいたしました。
認定第2号 令和2年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、認定第2号は、委員長報告のとおり認定と決定をいたしました。
認定第3号 令和2年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、認定第3号は、委員長報告のとおり認定と決定をいたしました。
認定第4号 令和2年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、認定第4号は、委員長報告のとおり認定と決定をいたしました。
認定第5号 令和2年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、認定第5号は、委員長報告のとおり認定と決定をいたしました。
認定第6号 令和2年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、認定第6号は、委員長報告どおり認定と決定をいたしました。
認定第7号 令和2年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告は認定であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、認定第7号は、委員長報告どおり認定と決定をいたしました。
認定第8号 令和2年度栗山町水道事業会計決算の認定について、委員長報告は認定であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、認定第8号は、委員長報告のとおり認定と決定いたしました。
認定第9号 令和2年度栗山町下水道事業会計決算の認定について、委員長報告は認定であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、認定第9号は、委員長報告どおり認定と決定をいたしました。
◎意見書案第2号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第19、意見書案第2号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書を議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
11番、鈴木議員。
〔11番 鈴木千逸君登壇〕
〇11番(鈴木千逸君) それでは、意見書案の朗読をもって提出ということに代えたいと思います。
朗読いたします。コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書。
上記事件について、別紙意見書を提出する。
提出者は栗山町議会議員、鈴木、賛成者は友成議員であります。
コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書
意見の主旨
新型コロナウイルスの感染拡大は、変異株の猛威も加わり、我が国の各方面に甚大な経済的・社会的影響を及ぼしており、国民生活への不安が続いている。この中で、地方財政は、来年度においても巨額の財源不足が避けられない厳しい状況に直面している。
地方自治体においては、新型コロナウイルス感染症対策はもとより、地方創生、雇用対策、防災・減災対策、デジタル化や脱炭素社会の実現とともに、財政需要の増嵩が見込まれる社会保障等への対応に迫られており、このためには、地方税財源の充実が不可欠である。
よって、国においては、令和4年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。
記
1.令和4年度以降3年間の地方一般財源総額については、「経済財政運営と改革の基本方針2021」において、令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされているが、急速な高齢化に伴い社会保障関係経費が増大している現状を踏まえ、他の地方歳出に不合理なしわ寄せがなされないよう、十分な総額を確保すること。
2.固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは、断じて行わないこと。また、生産性革命の実現や新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として講じられた固定資産税等に係る特例措置は、本来国庫補助金等により対応すべきものであり、今回限りの措置として、期限の到来をもって確実に終了すること。
3.令和3年度税制改正により講じられた土地に係る固定資産税の課税標準額を令和2年度と同額とする負担調整措置については、令和3年度限りとすること。
4.令和3年度税制改正により講じられた自動車税・軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の延長について、更なる延長は断じて行わないこと。
5.炭素に係る税を創設又は拡充する場合には、その一部を地方税又は地方贈与税として地方に税源配分すること。
以上、地方自治法第99条の規定により提出する。
宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、経済産業大臣、内閣官房長官、経済再生担当大臣であります。
以上です。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明を終えたところですが、この件に関しましてもさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと考えますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、そのように取り計らいます。
お諮りいたします。意見書案第2号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員挙手。
よって、意見書案第2号については、原案どおり決定をいたしました。
ただいま可決した意見書につきましては、本日付をもって関係機関に提出をいたします。
◎意見書案第3号
〇議長(鵜川和彦君) 日程第20、意見書案第3号 国土強靱化に資する社会資本整備等に関する意見書を議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
4番、佐藤則男議員。
〔4番 佐藤則男君登壇〕
〇4番(佐藤則男君) 意見書案を朗読させていただきます。
国土強靱化に資する社会資本整備等に関する意見書。
提出者、栗山町議会議員、佐藤則男、賛成者、栗山町議会議員、土井道子。
国土強靱化に資する社会資本整備等に関する意見書
意見の主旨
北海道は、豊かで美しい自然環境や広大な大地と海に育まれた豊富で新鮮な食など、多様な魅力を有し、国内外より訪れる観光客の増加が続いていたが、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により、本道の経済は食産業や観光業、農林水産業など幅広い分野において、大きな打撃を受けている。また、近年道内においても、平成28年8月の一連の台風や平成30年7月豪雨、9月の北海道胆振東部地震といった自然災害が、激甚化・頻発化する傾向にある。
今後は、ポストコロナを見据えた新たな未来に向けた取組を加速することが必要であり、そのためには、道民の安全で安心な暮らしを守ることはもとより、北海道の強みである「食」や「観光」に関連する地域(生産空間)が持つ潜在力が最大限発揮されるよう、平常時・災害時を問わない北海道を支える基盤の確立に向け、防災・減災、国土強靱化に資する社会資本の整備を図ることが必要である。
こうした中、地方財政は依然として厳しい状況にあることから、国と地方の適切な役割分担のもと、防災・減災、国土強靱化に必要な予算を安定的かつ継続的に確保することが重要である。
よって、国においては、次の事項について特段の措置を講ずるよう強く要望する。
記
1.国土強靱化に資する社会資本の整備・管理が長期安定的に進められるよう、公共事業関係予算の所要額を確保するとともに、地域の実態に鑑み予算を重点配分すること。
2.「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を計画的に進めるために必要な予算・財源を確保すること。
3.「防災・減災、国土強靱化に向けた道路の5カ年対策プログラム」に基づく橋梁、トンネル等の老朽化対策を推進するため、点検・診断・補修などのメンテナンスサイクルを確立し、予防保全を含む戦略的な維持管理・更新事業を行うための技術的支援の充実を図ること。
4.新広域道路交通計画に基づき、高規格道路については、着手済み区間の早期開通、未着手区間の早期着手及び暫定2車線区間の4車線化といった機能強化を図ること。また、高規格道路と並行する国道とのダブルネットワークの構築などによるリダンダンシーの確保や道路の防災対策などによる耐災害性の強化を推進するほか、重要物流道路のさらなる指定を図ること。
5.冬期交通における安全性の確保、通学路などの交通安全対策、無電柱化の推進、安全で快適な自転車利用環境の創出、北海道観光の振興に向けた道路交通環境の整備など、地域の暮らしや経済活動を支える道路の整備や管理の充実を図ること。
6.泊発電所周辺の道路は、複合災害発生時における避難道路としての機能も有していることから、こうした道路の事業について、国の負担割合を引き上げるとともに、早急な整備と適切な管理を図るために必要な予算を別枠で確保すること。
7.維持管理に活用可能な交付金制度を創設するとともに、社会教育施設など公共施設の長寿命化について、すべての管理施設の点検や診断、補修、更新が交付対象となるよう採択要件を緩和するなど、地方負担の軽減を図ること。
8.冬期における円滑な交通確保のため、除排雪に必要な予算を確保するとともに、老朽化が進行している除雪機械等の計画的な更新・増強が可能となるよう財政支援を強化すること。
9.日本海溝・千島海溝周辺型地震に備え、避難施設、避難路などの整備及び津波対策緊急事業について、必要な予算の確保、地方負担を軽減する財政支援の充実強化を図ること。
10.堤防整備、ダム建設・再生などの対策をより一層加速するため、粘り強い堤防の整備に関する交付金制度の拡充や準用河川改修の事業要件緩和、小規模河川改修に対応した財政、技術支援制度の創設など、「流域治水」の取組に必要な財政支援を更に強化すること。
11.災害発生時の迅速かつ円滑な復旧等のため、北海道開発局及び開発建設部の人員体制の充実・強化を図ること。
以上、地方自治法第99条の規定により提出する。
宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、国土交通大臣、国土強靱化担当大臣であります。
以上です。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明を終えたところでありますが、この件に関しましてもさきに協議したとおり質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと考えますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、そのように取り計らいます。
お諮りいたします。意見書案第3号 国土強靱化に資する社会資本整備等に関する意見書について、原案に賛成の皆さんの挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員挙手。
よって、意見書案第3号については、原案どおり決定をいたしました。
ただいま可決した意見書については、本日付をもって関係機関に提出いたします。
◎所管事務調査継続の申出
〇議長(鵜川和彦君) 日程第21、所管事務調査継続の申出ですが、総務教育常任委員会から、北海道介護福祉学校経営改善計画の進捗について、新型コロナウイルス感染症対策に関する政策の執行状況について、産業福祉常任委員会から、都市再生整備計画事業について、ごみ処理の現状と新焼却施設の稼働に向けたごみ処理の在り方について、広報広聴常任委員会から、議会広聴機能と政策形成サイクルの確立について、議会広報・広聴の実施について、「くりやま議会だより」の発行について、以上について議会で議決をし、調査を進めているところですが、今後さらに調査を進めたいということで調査継続の申出があります。これらについて継続して調査をしていただきたいと考えますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、継続して調査を実施していただくことと決定をいたします。
調査は閉会中に実施していただきたいと考えますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、それぞれ閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。
◎所管事務調査の申出
〇議長(鵜川和彦君) 日程第22、所管事務調査の申出ですが、産業福祉常任委員会から、下水道事業の実態について、議会運営委員会から、次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項について所管事務調査の申出があります。これについて所管事務調査をしていただくこととしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、閉会中に調査をしていただくことに決定をいたします。
ここで日程協議のため休憩をいたします。
休憩 午前10時44分
再開 午前11時05分
〇議長(鵜川和彦君) 再開をいたします。
◎日程の追加
〇議長(鵜川和彦君) ここでお諮りいたします。
ただいま町長から議案第66号 町長及び副町長の給料の特例に関する条例、議案第67号 栗山駅南交流拠点施設整備工事の請負契約について、以上2件の議案が提出されました。これら2議案を日程に追加し、議題に供したいと考えますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、議案第66号及び議案第67号の2議案を日程に追加し、議題に供することに決定をいたしました。
◎議案第66号
〇議長(鵜川和彦君) 追加日程第1、議案第66号 町長及び副町長の給料の特例に関する条例を議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長 佐々木 学君登壇〕
〇町長(佐々木 学君) 議案第66号 町長及び副町長の給料の特例に関する条例の提案理由をご説明申し上げます。
今議会冒頭行政報告でご説明いたしましたとおり、このたび町職員による公金の横領という重大な非違行為が発覚いたしました。公務に対する町民の信頼を大きく損ね、本町の信用を失墜させた本事案の発生に対する特別職の責任を明確にするため、本年10月から11月までの間、町長の給料月額については現行10%の減給に10%を追加して20%の減給とし、副町長の給料月額については現行5%の減給に5%を追加して10%の減給とするべく本条例を提案するものであります。
なお、本事案の発生を受け、過日実施いたしました現金出納事務調査において、各課所における35件の現金取扱い事務及び各団体会計等の準公金69件の取扱いについて適正に行われていることを確認したところであります。
附則につきましては、施行日を定めたもので、令和3年10月1日から施行するものであります。
以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。議案第66号 町長及び副町長の給料の特例に関する条例、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、議案第66号は、原案のとおり決定をいたしました。
◎議案第67号
〇議長(鵜川和彦君) 追加日程第2、議案第67号 栗山駅南交流拠点施設整備工事の請負契約についてを議題に供します。
提案理由の説明を求めます。
町長。
〔町長 佐々木 学君登壇〕
〇町長(佐々木 学君) 議案第67号 栗山駅南交流拠点施設整備工事の請負契約について提案理由をご説明申し上げます。
栗山駅南交流拠点施設整備工事について、請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により本議会の議決を求めるものであります。
契約の目的は、栗山駅南交流拠点施設整備工事であります。契約の方法は指名競争入札によるもので、契約金額は3億1,900万円であります。なお、予定価格に対する落札率は98.7%であります。契約の相手方は、朝日・松原特定建設工事共同企業体、代表者、栗山町朝日4丁目32番地3、朝日産業株式会社代表取締役、廣岡延博であります。
入札につきましては9月13日に行い、指名業者は朝日・松原特定建設工事共同企業体、三鉱建設株式会社、新太平洋建設株式会社、株式会社中山組、岩倉建設株式会社、以上5社であります。
工事場所は、栗山町中央3丁目であります。工事内容は、栗山駅南交流拠点施設改修、耐震工事一式であります。工事の期間は、着手の日から令和4年9月30日までであります。
この工事の財源内訳につきましては、国庫補助金1億2,760万円、町債1億9,140万円の予定であります。
以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
11番、鈴木議員。
〇11番(鈴木千逸君) 先ほど落札率が98.7%ということで町長からお話ございましたけれども、平均落札率のほうはいかほどであったか、そこをお尋ねしたいと思います。
〇議長(鵜川和彦君) 11番、鈴木議員の質疑に対する答弁に入ります。
建設課長。
〇建設総括兼建設課長(片山伸治君) ただいまの鈴木議員のご質問にお答えをしたいと思いますけれども、ご確認ですけれども、平均落札率というのは今年度の全ての工事のということでしょうか。
〔「いえ、この事業のという意味です」と言う人あり〕
〇建設総括兼建設課長(片山伸治君) 今回先ほども町長のほうから提案理由の説明がありましたけれども、落札率につきましては98.7%ということで先ほどご説明したところでございます。
〇議長(鵜川和彦君) 鈴木議員。
〇11番(鈴木千逸君) 98.7%というのはこの落札業者の落札率という意味ですよね。全部で5社あったということですから、その5社の平均の落札率ということ、落札率といいますか、落札価格と、そういう意味合いで質問させていただきました。すみませんけれども、そういう形で、今回のこの事業に関して平均的なところはどの金額だったのかなという意味での落札率のお尋ねですので、よろしくお願いします。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
建設課長。
〇建設総括兼建設課長(片山伸治君) 分かりました。全部で5社ありましたけれども、それぞれ金額は違いますけれども、今手元に資料とかがございません。そして、それぞれの落札率というか、平均も出しておりませんので、必要であれば後ほどお知らせしたいというふうに思っております。
〇議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) それでは、質疑を打ち切ります。
討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、討論を打ち切ります。
お諮りいたします。議案第67号 栗山駅南交流拠点施設整備工事の請負契約について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(鵜川和彦君) 全員起立。
よって、議案第67号は、原案どおり決定をいたしました。
◎教育長退任挨拶
〇議長(鵜川和彦君) 以上で全ての案件の審議が終了いたしましたが、ここで9月30日をもって退任される南條宏教育長より一言発言を求められておりますので、これを許可いたしたいと思います。
教育長。
〔教育長 南條 宏君登壇〕
〇教育長(南條 宏君) 退任に当たり、栗山町議会議員の皆様、佐々木町長はじめ役場職員の皆様、教育委員の皆様、そして栗山町教育を支えていただきました町民の皆様に心より感謝とお礼を申し上げます。
平成27年10月に前任の鈴木紀元教育長の後任として本町の教育長を拝命させていただき、早いもので6年がたちました。この間多くの皆様から教育の果たす役割の大きさやすばらしさ、そして教育の厳しさについて様々にご指導、ご鞭撻をいただきました。そこにはこの栗山に住む町民の皆様全てがこの町をもっとよくしたい、すばらしい町にしたいという志が感じられ、教育にもその中核を担ってほしいという熱意があり、すばらしい町に赴任させていただいたと強く感激いたしておりました。
私は、縁があって栗山中学校の教員として7年、角田小学校の校長として3年、教育長として6年と、通算で16年もの長い期間をこの栗山町で過ごさせていただきました。これは私の人生の約4分の1の期間になります。本当にお世話になりました。感謝申し上げます。
栗山の子供たちは、素直で明るく、元気いっぱいに活動できる子供たちばかりであります。そのすばらしさをこの仕事を通して再認識させていただきました。栗山町には他の追随を許さない優れた教育環境があり、教育資源や教育人材にも恵まれた地域で、学校教育ばかりでなく社会教育においても生涯にわたって学び続けられる環境の整った町であると自負しております。これは、町をはじめ教育委員会のすばらしい職員の働きとそれを支える高い見識と行動力を持った教育委員の皆様、教職員の皆様、町民の皆様、そして子供たちを支え続けていただいた保護者の皆様の総力でつくり上げたものであると確信しております。私は、そんな栗山で働くことができたことを誇りに思っております。
最後に1つお願いを申し上げ、話を終えたいと思います。子供たちは栗山の未来を担うかけがえのない人材であります。その子供たちの未来を栗山でつくり上げるために、子供たちを育て上げるためには、やはりすばらしい環境が必要であろうと考えております。どうかこの町に住む皆さんにはこれまで同様に子供たちに対する限りない愛情と教育環境の整備を推進していただきたいと思います。
栗山に暮らす全ての皆様のご健闘と栗山の今後ますますのご隆盛をご祈念申し上げ、退任の挨拶といたします。ありがとうございました。
◎閉会の宣告
〇議長(鵜川和彦君) それでは、以上をもって閉会をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、これをもちまして令和3年第7回栗山町議会定例会を閉会いたします。
閉会 午前11時20分