令和3年栗山町議会定例会12月定例会議会議録(第2日目)
令和3年12月15日 午前 9時30分開議
1、出席議員は次のとおりである。
1番 藤 本 光 行 君
2番 大 西 勝 博 君
3番 友 成 克 司 君
4番 佐 藤 則 男 君
5番 土 井 道 子 君
6番 佐 藤 功 君
7番 千 葉 清 己 君
8番 三 田 源 幸 君
9番 齊 藤 義 崇 君
10番 置 田 武 司 君
11番 鈴 木 千 逸 君
12番 鵜 川 和 彦 君
2、欠席議員は次のとおりである。
3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
事 務 局 長 小 南 治 朗
事 務 局 主 幹 中 野 真 里
4、地方自治法第121条第1項の規定による説明員は次のとおりである。
町 長 佐 々 木 学 君
総 務 課 長 兼 中 野 和 広 君
選挙管理委員会
書 記 長 兼
新型コロナウイルス
対 策 室 長
まちづくり総括兼 橋 場 謙 吾 君
経 営 企画課長
福 祉 総 括 兼 森 英 幸 君
福 祉 課 長
環 境 政策課長 谷 口 良 之 君
建 設 総 括 兼 片 山 伸 治 君
建 設 課 長
産 業 総 括 兼 間 嘉 之 君
産 業 振興課長
ブランド推進課長 高 田 宏 明 君
教 育 長 吉 田 政 和 君
教 育 総 括 兼 秦 野 加 寿 彦 君
学 校 教育課長
社会教育課長兼 藤 澤 祐 之 君
図 書 館 長
代 表 監査委員 谷 田 進 太 郎 君
農業委員会会長 吉 田 寿 栄 君
5、本会議の付議事件は次のとおりである。
会議録署名議員の指名
一般質問
開議 午前 9時30分
◎開議の宣告
〇議長(鵜川和彦君) 議員の出欠状況につきましては、事務局長報告のとおり定足数に達しておりますので、ただいまから令和3年栗山町議会定例会12月定例会議2日目を開きます。
◎会議録署名議員の指名
〇議長(鵜川和彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員には、7番、千葉議員、8番、三田議員のご両名を指名いたします。
◎一般質問
〇議長(鵜川和彦君) 日程第2、一般質問に入ります。
通告の順序に従って行ってまいります。
4番、佐藤則男議員。
〔4番 佐藤則男君登壇〕
〇4番(佐藤則男君) おはようございます。大綱1番、1問1点について質問させていただきます。
防犯カメラ設置拡充について。近年犯罪や事件は増加傾向にあり、その内容も多種多様化してきております。特に犯罪弱者であるお年寄り、女性、子供たちを狙った犯罪が多く、町民の皆さんも憤りと不安を感じているのではないかと思います。このような中で、防犯カメラは犯罪被害の防止や予防、事件、事故を未然に回避するための抑止につながると思います。また、犯人逮捕の決め手となるケースも各種報道で見受けられます。防犯カメラを各所に設置することは住民の安心、安全につながると思い、以下の点について町長にお伺いいたします。
1、町及び民間企業における町内の防犯カメラ設置状況は。
2、今後の防犯カメラの設置予定はどのようになっているのか。
3、小学校、中学校の通学路にも防犯カメラを設置する考えは。
4、個人、事業所、商店などが防犯カメラ設置をする場合に助成制度を設けるべきと思うが、その考えは。
以上でございます。
〇議長(鵜川和彦君) 4番、佐藤則男議員の質問に対する答弁に入ります。
町長。
〔町長 佐々木 学君登壇〕
〇町長(佐々木 学君) 防犯カメラ設置拡充についてでありますが、本町では生活安全条例に基づき、町民の安全意識の高揚と自主的な安全活動の推進を図り、明るく住みよい地域社会の実現に取り組んでいるところであります。そのような中、防犯カメラの設置は、犯罪抑止効果があるとともに犯罪発生時の解決につながる情報収集にも活用されるなど、犯罪のない安全で安心して暮らせる町の実現に大きな役割を果たすものと考えております。
ご質問@の町及び民間企業における町内の防犯カメラ設置状況はについてでありますが、町設置の防犯カメラにつきましては、カルチャープラザEkiの施設内及び町内各小中学校に設置されております。また、令和2年度にはオオムラサキ館において国道234号と町道中央通り交差点を撮影するカメラ1基、またカルチャープラザEkiにおいて駅前通りを撮影するカメラ1基を設置したところであります。さらに、今年度は角田交番前の交差点を撮影するカメラ1基を設置することとしております。
なお、民間企業における防犯カメラの設置状況につきましては、数多くの企業において設置されておりますが、設置数の把握はしておりません。
ご質問Aの今後の防犯カメラの設置予定はどのようになっているのかについてでありますが、令和4年度には継立地区への設置を計画しており、さらに令和5年度以降につきましても栗山警察署をはじめ町防犯協会等の関係機関とも協議を行いながら必要箇所への設置について検討してまいります。
ご質問Bの小学校、中学校の通学路にも防犯カメラを設置する考えはについてでありますが、児童生徒の保護者や栗山町通学路安全推進会議等の意見を伺いながら今後の設置に向けた協議の中で併せて検討してまいります。
ご質問Cの個人、事業所、商店などが防犯カメラ設置をする場合に助成制度を設けるべきと思うが、その考えはについてでありますが、私有財産に係る防犯カメラ設置につきましては、その財産の保護、管理等が目的になりますので、助成制度を設けることは考えておりません。
なお、町内会や自治会、商店街など地域団体が地域における犯罪抑止等を目的として設置する防犯カメラの助成制度の創設につきましては、今後先進事例の調査等を行い、第7次総合計画策定の中で検討してまいります。
〇議長(鵜川和彦君) 佐藤則男議員。
〇4番(佐藤則男君) ありがとうございます。
まず初めに、町政執行方針の中に防犯協会や暴力追放運動推進協議会をはじめ各関係団体と連携し、防犯カメラの増設による犯罪抑止など防犯活動を推進していくとありますが、協議会という形で年間にどのぐらいの頻度で、年に何回か会合を持たれていると思うのですけれども、情報交換とか意見交換とかされているのかお伺いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
町長。
〇町長(佐々木 学君) まず、防犯協会なり暴追協なりそれぞれ関係団体ございますので、そことは年に1度総会という形でその年度の事業計画、防犯カメラの設置を含めた事業計画等について総会にもご提案し、事業を進めているというような流れでございますし、また総会に向けてはそれぞれ役員会を年に数回開催をさせていただきまして、その年度の事業計画についても協議をした上で総会に臨んでいるというようなことでございますので、私の町政執行方針にも書かせていただいたように、近年凶悪事件、さらにはひき逃げ、そして子供たちへの犯罪というか、そういったものも本当に全国各地で多くなってきておりますので、そこを踏まえた中でいろいろな防犯カメラを含めた事業、施策を随時検討しているというところでございます。
〇議長(鵜川和彦君) 佐藤則男議員。
〇4番(佐藤則男君) ありがとうございます。私も防犯カメラは非常に有効であり、事件、事故を未然に防ぐ抑止力の向上とともに発生時の犯人の検挙へ活用されることから、防犯カメラの設置は重要であると思っております。また、一方で個人のプライバシーのほうに注意しなければいけないなと思いますけれども、しかし栗山警察署管内、夕張、由仁、長沼、南幌、栗山、1市4町の栗山警察署管内の犯罪発生件数は、今年の11月末で総数119件、昨年の同時期に比べて4件ほど増えています。町内の防犯カメラの設置をした中で今まで録画、要するに解析をされた、録画をされたデータを検証したり活用した事例というのは現在ございますか。お伺いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
町長。
〇町長(佐々木 学君) 冒頭申し上げましたとおり、防犯カメラの設置の目的として犯罪の抑止というところはありますが、事件、事故が起きたときの情報提供にも活用していくというのがもう一つの目的でございまして、その意味では警察のほうとも適宜連携体制を構築しておりまして、その情報を活用された件数の関係につきましては、令和2年度に、昨年度設置をいたしましたオオムラサキ館のところの防犯カメラ、国道234号と町道中央通りの交差点を撮影するカメラの情報提供ということで警察のほうから依頼がありまして、2回ほどそのカメラの情報提供をさせていただいた実績がございます。
以上です。
〇議長(鵜川和彦君) 佐藤則男議員。
〇4番(佐藤則男君) ありがとうございます。
今後の防犯カメラの設置予定ですが、設置するに当たって何か基準というか、設置場所の選定という部分ではどのように決めているのかお伺いいたしたいと思います。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
町長。
〇町長(佐々木 学君) 設置場所の関係につきましては、栗山町で策定をしておりますガイドラインに基づいて設置場所等の取扱いについて規定をさせていただいております。その基本となるのが今議員からもご指摘あったとおりプライバシー、個人情報の保護、そこを十分留意するということが基本になるわけでございます。その具体的な設置場所については町で独自に判断をしているということではなくて、栗山警察署をはじめ関係団体とも十分協議をしながら設置場所について今検討しているところでございます。それで、当面は、令和2年度から進めておりますが、南、中、北、各地域における最も事件、事故が多い、また想定される、そういう箇所に設置していくということでございまして、これまで中部地区ではカルチャープラザやオオムラサキ館のところ、今年度は角田駐在、交番のところ、さらに来年度は冒頭申し上げましたとおり南部の継立地区に設置する予定となっております。
〇議長(鵜川和彦君) 佐藤則男議員。
〇4番(佐藤則男君) ありがとうございます。
では、3番をお伺いいたします。小学校、中学校の通学路にも防犯カメラの設置をするという部分については、通学路といってもかなり広範囲な範囲がございますので、小学校、中学校の通学路においては教育委員会のほうである程度指定はされていると思いますが、いかがでしょうか。また、学校、教育委員会のほうで、またPTAの皆さん、ふだん子供同士で話ししている中で危険な場所の要望などは出ていないか、教育長にお伺いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
教育長。
〇教育長(吉田政和君) 今ご質問ありましたPTA等の報告等ですが、各学校におきましては危険箇所の点検ということで教育委員会と共同で毎年行っているところです。その中で教育委員会の所管で栗山町通学路安全推進会議という会議等も設ける中で各地域の意見を吸い上げているところです。現在防犯カメラについての質問や意見等についてはありません。
〇議長(鵜川和彦君) 佐藤議員。
〇4番(佐藤則男君) ありがとうございます。小学校、中学校でのPTAのほうからの防犯カメラの設置という部分では要望とかそういう部分はないということで確認いたしました。これは防犯カメラを例えばつけるにしても、大人目線でつけているというか、子供たちの、学校でいえば先生方と、それから子供たちで話し合った中で、子供目線の中で自分たちの地域の安全マップというのを地図に落とし込んで、その中でここは危険だよと、ここは危ないよというのをマップに落とし込んで、それをまた特に必要と、本当にこの部分が危険だなという、この部分は必要だなと思うところを中心に町と、また教育委員会と話し合って防犯カメラの設置を進めてはどうかなと思いました。その辺、町長、お伺いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
町長。
〇町長(佐々木 学君) 今佐藤議員のほうから子供目線というようなお話がありました。そのような中で、我々大人の中で気づかない部分というのは当然出てくるのかなというふうに思っておりますので、その辺も踏まえながら、先ほど教育長のほうから答弁をさせていただきました栗山町通学路安全推進会議、この中でしっかり検討していきたいというふうに考えております。また、そこにはいろんな専門家も入っておりますし、またPTA等の代表の方も入っていただいております。その中で一番基本になっているのが今言った各小中学校で作っている安全マップ、それもその会議で協議される中での基本となっておりますので、そんなところも踏まえながらこれからの防犯カメラ設置場所等々の検討の中で併せて検討していきたいというふうに思っておりますし、また町、また教育委員会としてもいろんな意見を聞く機会をこれからもつくっていきたいというふうに考えております。
〇議長(鵜川和彦君) 佐藤則男議員。
〇4番(佐藤則男君) ありがとうございます。やはり弱者、特に小学生、中学生を犯罪、また性犯罪から守ってあげるという部分が僕ら大人の責任ではないかなと思います。また、特に変質者に対する、そこに一番力を入れるのが大事な部分ではないかなと思います。今年の7月でしたか、時期的にはちょっと忘れましたけれども、栗山の駅で変質者1名出たという、そういう話も、話というか、ありましたので、その辺そういう変質者もだんだん、だんだん年々こういう田舎でも出てくるような状況ですので、その辺気をつけていきたいなと思います。
では、4番目に移ります。防犯カメラの設置については、先ほど町長も言われましたプライバシーの侵害のおそれから、慎重な運用が求められることも従前ございますが、札幌のほうでは白石区の町内会では私的空間、いわゆる個人の住宅または個人の住宅の玄関などが写り込むことによる一部住民の反対があったのですけれども、この設置については一時暗礁に乗り上げていたわけですけれども、プライバシー保護の厳格化、例えば映像の一部が写らないように塗りつぶす、マスキング機能がついたものを補助要件として、さらに厳格化してマニュアルを適用し、現在使用されているという、札幌のほうではそういう状況です。また、道内、町のほうでは浦河町のほうでも個人に対する助成ということで、あくまでも道路に向けた助成ということを行っております。これは個人の家から自分の地先含めて道路、町道、道道それぞれ全体を含めた中で道路に向けた設置ということで限定ということで、上限が2万円ということで設置に助成をしているところもございます。これはカメラ約30日間記録した中で自動消滅していき、再度また録画するというものでございます。そのほかに今全国的な自治体の中では防犯カメラ付自動販売機たるものを導入されているところが結構ございまして、これは今や地域に欠かせないアイテムになりつつあります。また、防犯だけではなく防災の観点からも有用性がありますと。通常の防犯カメラの設置となりますと初期投資と維持費が課題で、財政が苦しく予算が組めない、頭打ちされると思いますが、しかし防犯カメラ付自動販売機は、これは医療メーカーとの提携により初期費用などが不要で、SDカード内蔵型ではSDカードに約7日から10日間の映像を記録し、データは古いものから上書きされるため、モニターや録画機は不要で、インターネット配信を使いません。仮に事件が発生した場合にはパソコンなどの機器で画像確認をいたしますと。そのため、一般の方のプライバシーを侵害するおそれがない特徴がありますということで、こういう防犯カメラ付自動販売機なども町のほうでは検討されてはいかがなものでしょうか、お伺いいたします。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
町長。
〇町長(佐々木 学君) まず、1点目の他市町村で実施をしている防犯カメラ設置助成の関係でありますが、私どもも調べた中では今道内179市町村の中で札幌市、恵庭市、そして今ありました浦河町、この3市町のみが防犯カメラ設置の助成制度を行っているということでございます。いずれの3市町も個人の私有財産に関わる設置については助成制度は認められていないということで、あくまでも自治会、町内会、また地域団体、こういったところが設置をする場合の助成制度というふうな確認を取っているところでございますので、私どももこれから設置助成について検討する場合についてはその辺のところも十分考慮しながら制度設計をしていくようなことになろうかと思います。
続きまして、もう一点の自動販売機の関係で防犯カメラ付の自動販売機というようなご提言でありますが、これからまた令和5年度以降、必要箇所への防犯カメラの設置について検討してまいりますので、その中でそういうようなものも連携を取れないかどうかも含めて併せて検討していきたいと考えております。
〇議長(鵜川和彦君) 佐藤議員。
〇4番(佐藤則男君) ありがとうございます。ひとつそういったものも利用しながらということで今後進めていっていただければと思います。
以上で終わります。
〇議長(鵜川和彦君) 以上で4番、佐藤則男議員の一般質問を終わります。
入替えのため休憩をいたします。
休憩 午前 9時59分
再開 午前10時00分
〇議長(鵜川和彦君) 再開をいたします。
次に、5番、土井議員。
〔5番 土井道子君登壇〕
〇5番(土井道子君) 通告に従い、2点質問いたします。
1つ目、安心して通行できる道路環境の整備を。今年は馬追橋の架け替え工事が着工され、安心して通行できる環境になることが大いに期待されています。しかし、現在馬追橋からアンダーパスの間の道路については交通量が多くなっているため、こども園に通う人たちや近隣に住んでいる方から危険性が感じられるという声を聞きました。安心して通行できるよう次のことを改善できないか町長に伺います。
@、錦1号線沿いには栗山めぐみこども園もあることから、安全のため歩道を設置できないか。
A、学校、幼稚園、保育所などありの警戒標識をこども園に入る道路の入り口に設置できないか。
B、交通円滑化のため道道恵庭栗山線と錦1号線の交差点に信号機を設置できないか。
2つ目、栗山町図書館の身障者駐車場の充実を。栗山町図書館は、コロナ禍においても図書宅配サービスにこにこツバメ便や電子図書館の導入など、住民の読書要求に積極的に取り組んでいるといつも感心しています。また、身障者駐車場を図書館入り口に整備し、幅広い層の方が利用できるよう機能の充実を図っていることはすばらしいことと感心しております。しかし、当該駐車場については出入りの際に来館者と駐車する車が交差する可能性があり、危険となっています。そこで、次のことを改善できないか教育長に伺います。
@、菊水通りから身障者駐車場に駐車する車が安全に駐車できるよう整備ができないか。
A、身障者駐車場を利用する方、障害者、妊婦、高齢者などが一人でも多く利用できるよう身障者駐車場の台数を増やす考えは。
以上です。
〇議長(鵜川和彦君) 5番、土井議員の質問に対する答弁に入ります。
町長。
〔町長 佐々木 学君登壇〕
〇町長(佐々木 学君) 安心して通行できる道路環境の整備をのご質問で@の錦1号線への歩道の設置についてでありますが、本路線への歩道設置につきましては、平成30年4月の栗山めぐみこども園の開園後に園のほうからも歩道設置についての要請があったところであり、町として園児の安全確保のための応急措置として道道恵庭栗山線交差点から栗山めぐみこども園までの町道沿いの通路に歩道と車道を区分する車止めフェンスを設置し、対応してきたところであります。また、先月11月24日には対象地域の町内会で構成される錦まちづくり協議会から町に対し、同様に歩道設置を求める要望が出されているところであります。今後の歩道整備につきましては、令和5年度から始まります第7次総合計画における錦地区の魅力ある町並み整備の中で検討してまいりたいと考えております。
ご質問Aの学校、幼稚園、保育所等ありの警戒標識をこども園に入る道路の入り口に設置できないかについてでありますが、ご承知のとおり道路標識には道路管理者が設置できる警戒標識や公安委員会が設置できる規制標識などがあり、町道においては管理者である町による警戒標識の設置が可能であります。町では毎年各町内会、自治会に対し道路交通標識の設置等に関する要望について調査を行っているところであり、今回ご質問の警戒標識の設置につきましては、同様に錦まちづくり協議会より早期実施に向けた要望として受理しているところであります。今後現場の状況等を確認し、早急に対応してまいります。
ご質問Bの交通円滑化のため道道恵庭栗山線と錦1号線の交差点に信号機を設置できないかについてでありますが、信号機につきましては、道路交通法の規定に基づき各都道府県の公安委員会が設置するもので、現在は平成28年に制定されました信号機設置の指針に基づき整備がされているところであります。その指針においては信号機の設置の条件が定められており、例えば主道路の自動車等往復交通量が最大となる1時間当たりの往復交通量が300台以上であること、また隣接する信号機との距離が150メートル以上離れていることなど全ての条件を満たさなければなりません。ご質問の設置場所につきましては、栗山警察署に確認したところ、この指針の条件を満たしていないことから、信号機の設置はできないとのことであります。しかしながら、当該地域の交通量が今後大幅に増え、交通需要、交通情勢など指針における全ての条件を満たすようになれば、信号機の設置について北海道公安委員会に要請してまいりたいと考えております。
ご質問2点目の栗山町図書館の身障者駐車場の充実をにつきましては、教育委員会から答弁いたします。
〇議長(鵜川和彦君) 教育長。
〔教育長 吉田政和君登壇〕
〇教育長(吉田政和君) 栗山町図書館の身障者駐車場の充実をのご質問で@の菊水通りから身障者駐車場に駐車する車が安全に駐車できるよう整備ができないか及びご質問Aの身障者駐車場を利用する障害者、妊婦、高齢者等が一人でも多く利用できるよう身障者駐車場の台数を増やす考えはについてでありますが、この2つの質問については関連がありますので、併せて答弁させていただきます。
現在図書館の身障者駐車場につきましては、正面玄関右側に建物と平行して駐車する形状となっているため、一度道路から図書館の正面玄関に向かって入り、切り返してからの駐車となるため、駐車がしづらく、歩行者や来館者との接触の可能性もある状態であることから、駐車場改良の必要性は感じております。このことを踏まえ、今後教育委員会といたしましては第7次総合計画に向けて身障者駐車場の利用者の皆さんはもとより指定管理者や教育委員の皆さんなどから幅広くご意見を伺いながら、安全性や必要台数も含め、身障者駐車場の在り方について検討してまいりたいと考えているところです。
〇議長(鵜川和彦君) 土井議員。
〇5番(土井道子君) まず、1番目の@、栗山めぐみこども園のあることから、安全のために車止めフェンスを設置していますよということでありますが、これは冬になると取り外しているということです。それで、冬になるとどちらも道路の幅が狭くなって、今は2車線のところも1車線になるという状況であります。そうすると、車を運転する人も、それから歩く人にとっても非常に狭い状況になっているということが今の現状であります。そうすると、このフェンスがあるから安心ということにはなっていないというのがこども園に通う、それから保護者や、それから運転する人も非常に困っているところであります。ですが、これから町内会で構成されている錦まちづくり協議会からもこういうことが出ているので、何とかしてくださいという要望が出て、これを対処するということですが、これは7次総合計画に向けてのことですから、それまでの間、多分再来年から検討してやるということになると、それから実際に道路がちゃんと整備されるまでには何年間か、今2歳児の子供であっても小学生になってからもしかしたらその道路が完成されるということであれば、何らかの処置を取らなければ危ないままの状況になるかと思いますが、それについてはどうお考えでしょうか。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
町長。
〇町長(佐々木 学君) めぐみこども園の前の錦1号線の道路、ここは今ご質問にありましたとおり非常に狭いというか、道路フェンス、車止めフェンスを設置しているということの中で、幅員も狭いことはありますけれども、道路構造令に基づく片側2.75メートルの幅員、そして路肩0.25メートルですか、全て道路部と合わせますと6メートルの幅員は取っておりますので、道路交通上は問題はないのかなというふうに考えております。ただ、その中でフェンスの関係について冬期間外しているという理由については、議員も御存じのとおり、あそこは冬場の雪捨場の帰りのルートになっているということで、結構大型トラックだとかが通るという中でかなり狭くなりますので、1車線しかないということではなくて、冬場も除雪はしておりますので、交差できるような形を町としては取っておりますので、そのためにはこのフェンスを外さざるを得ないというような状況なのです。そのような中で対応をこれまでしてきましたけれども、冒頭私のほうが答弁したとおり、第7次総合計画の中で検討していくというようなことではありますが、道路の状況を確認していただければ分かると思いますが、あそこを歩道設置する場合は用地の取得だとか一部建物等の補償等も出てまいりますので、それらを積算していきますと2,500万円から3,000万円という大きな事業費がかかるわけでございます。そして、この関係については先日、11月に要望が上がったばかりでありますので、それから検討を始めていくと、そしてこれらの大きな事業を実施していくということになれば当然補助事業を活用した中で実施をしなければならないということになりますので、来年度から補助要望の頭出しをしながら我々としては第7次総合計画の令和5年度早い時期に実施をしたい、子供たちの安全、安心の確保をしっかり図っていきたいということで、7次から検討するのではなくて来年度から補助事業も含めた検討を始め、第7次の早い段階で何とか歩道設置ができるように進めていきたいというのが町の考え方であります。
〇議長(鵜川和彦君) 土井議員。
〇5番(土井道子君) 実施に向けて考えていくということは分かるのですが、それでは今危険な状態、仮橋ができて、ちょうど長沼からこちらへ向かうところは橋を下りるとすぐ40キロの速度になっているのです。それから車がずっと通ってきて、そして横断歩道を渡る人は横断歩道を渡って保育園に通ったり別のところに行ったりもするのですけれども、その道路が非常に、これは建設課長から出されたのですけれども、11年前の交通量から見たときに全然違うのですよ、交通の量が。それで、それがたまたま保育園に向かって右折したり左折したりして通っていくにしても非常に歩行者も危ないし、車も危ないという状況になっているのです。こういう今の現状をどういうふうにして、事故が起きないように安全にしていくための方策というのは考えられませんか。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
町長。
〇町長(佐々木 学君) まず、我々が取っている事柄として平成30年のときに、冒頭申し上げましたとおり車止めフェンス、これを設置したというのがまず第一義的に行ったことでございます。そして、今土井議員の再質問の中でご指摘のあった今現在どういうふうに安全を確保していくかということに関しましても、錦まちづくり協議会のほうからも道路警戒標識等の設置について要請もありますので、そういったものについてできるものは早期に実施をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。そのほか今お話にありました、ちょうど今馬追橋の架け替え工事やっていますから、そこを下りてくると見づらい部分もございます。そして、これから冬期間に向けて除排雪の関係では見づらいと、少し頭出しをしないと見えないというところもありますので、そこの辺については道道の管理者である北海道のほうにしっかりと交差点の除雪をしていただくように我々としても要請をしていきたいというふうに考えておりますし、また町としても適宜パトロールをしっかり行いながら、そういう状況が見受けられた場合については即刻関係機関のほうにも連絡させていただいて、特にこれからの冬場事故が心配をされますので、そこのところはしっかりやっていきたいと考えております。
〇議長(鵜川和彦君) 土井議員。
〇5番(土井道子君) それでは、パトロールということですが、パトロールだけではなくて例えば頻繁に、除雪の場合はその日の量にもよるでしょうけれども、運搬量のこととか雪が降っているときとか吹雪の状態とか、変わってくると思うのですけれども、そういうときのために例えばよく小学校前で安全のパトロールを父兄の方とか町内の方とか、それから学校の先生とかやっていますよね。そういうような人を使って誘導するとか、安全を確認するとかということも考えられませんか。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
町長。
〇町長(佐々木 学君) 基本的には先ほど申し上げましたとおり、町のパトロールの中でしっかり状況について把握をして対処していくというのが基本であるというふうに考えております。今お話のあった町内会等々を活用した安全確保対策、こういったものについては町が実施するということではなくて、まちづくり協議会のほうともお話をさせていただいて、通学の時間帯、その関係について検討していきたいと、協議をさせていただきたいというふうに考えております。ただなお、今めぐみ幼稚園さんの通っている園児さんが87名ということで、徒歩で通っている方がそのうちの1名ということでございます。だからといってその辺のところをやらないということではなくて、ほかの住民の方も通るわけでありますから、そこの地域とどのような安全対策を取れるかということは十分協議をさせていただきたいと考えております。
〇議長(鵜川和彦君) 土井議員。
〇5番(土井道子君) 今1名と言いましたが、実際には職員もいますし、隣まちからも来ていますし、状況が変わっていますので、その辺のことはこれから担当課の人たちも気をつけて、道路を渡るときにはこうだよというようなことはちゃんと保育園と連携を取りながら交通安全に気をつけていただきたいと思います。
それでは、2番目に行きます。警戒標識のことですが、警戒標識は決まりがあることは分かります。それで、例えば標識の大きさとかある程度決まっていると思うのですけれども、私どこで見たか分からないのですが、栗山町内なのですけれども、止まれの標識が普通の標識よりも3倍ぐらい大きいのがあったと思うのですけれども、ああいうことができるのであれば、町内にあるとすればそういうふうにして目を引くとか、何か用心しなければいけないとか、そういうような特別に作るということも可能ではないかと思うのですが、それはいかがでしょうか。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
町長。
〇町長(佐々木 学君) 今ご質問のいただいた止まれの標識の大きさの基準、これはある程度道路交通法の中で決められているものだと思っておりますが、今議員が見かけられた大きな止まれの標識等々の設置については確認を取ってみたいなというふうに思います。冒頭私のほうでお答えしたとおり、警戒標識と規制標識というのが2つあって、今言われた止まれ等々の標識については規制標識になりますので、それは北海道の公安委員会が設置するということになりますが、町のほうからもそこに対して要請を行うことはできますので、その辺の状況を確認させていただいて、大きさも含めて見やすいというか、注意喚起をできるようなものが設置できるということであれば公安委員会のほうにご相談をさせていただきたいなというふうに考えているところであります。
〇議長(鵜川和彦君) 土井議員。
〇5番(土井道子君) ぜひそうしてください。それもなるべく早くやってみてください。
それでは、3番目に入ります。円滑化のための信号機は今難しいということをおっしゃいました。私も多分そういうふうにくるのではないかと思っていましたが、それではどうしたらいいのかということになるのですけれども、実際に栗山町からこども園なり、それからまた別のところに入るにしても、ちょうどアンダーパスから行くのは横断歩道の信号も見えづらいし、それで私は何人かのお母さんたちに聞いてみたのです。そしたら、長沼から栗山に向かう車の量が多くて、もちろん右折もできないし、できないうちにどこかが詰まってしまう。本当に保育園に行くときには危険で危ないということが、保育園には声が届いていないような気がするのですけれども、お母さんたち同士で集まると、今車の送迎を自分の家とか、ほかの方たちも自分の子供を乗せていくという人が、大体保育園の3分の1が通園に車を使っています。その大体が栗山町から行くと右折になりますよね、保育園に行くの。そうすると、長沼町から来る車というのは結構スピード出してくるのです。
何でスピードが分かったかというと、あるときに私近日中に朝見張っていましたと言ったら変ですけれども、道路を何台の車が何分間にどのぐらい通るかというのを計算してみたのです。そうすると、まずタンクローリーのような大型車、ユニックというのですか、それも大型車両です。その合間に挟まって軽乗用車が何台か入っているのです。それで、私が計算したのは20分なのですが、20分の間に150台です。ということは1時間の間に、単純に計算して、多分8時から9時の間立っていましたから、その間ですから、大体1時間に450台の車がその時間帯多いときにはそれが行き交っている。その中に軽乗用車とかお母さんたちが運転する車とかが右折を何人かの人がしようとしても、実はそこで詰まっていてなかなか通れないと、右に曲がれないというようなことがあって、お母さん同士では危ないよね、おっかないよね、保育園行くというのは本当に大変なことだわという声はすごくお母さん同士では話し合うのだけれども、その声はまちづくり懇談会でも出ないし、恐らくは町のほうにあまり直接には届かないと思っています。ここが栗山町ちょっと残念なところなのですけれども、女の人同士ではよく話し合う。子供のこととか危ないこととかというのは話し合うけれども、いざ大きなところというか、役場にちゃんと声を届けるかということになると、ちょっと沈んでしまうというか、届かないということがある。だけれども、現実にはそういうふうにしてお母さんたちは非常に恐怖を持ってというか、恐れながら車を運転して子供さんたちを保育園に届けているという現状を見ますと、非常に信号機がないと、要するにただ横断歩道のところの信号があればいいではなくて、本当に車が止まって、ここは止まっているから、そこへ曲がれますよという環境をつくっていかないと、安心してあそこのこども園が運営もすることも大事ですから、子供さんたちをちゃんと集めていい保育をしなければならないという中では非常に通いづらいというか、やりづらい環境になっているかと思います。子供は宝ですと言う割にはそういうところの環境がきちっとできていないということは、栗山町がこれから笑顔の輝く町と言う割にはそういう環境をきちっとやっていかないと、お母さんたちも安心して保育園に通わせられないということにもなりますので、これは法律がどうのという前にまず現状をよく見て、それからお母さんたちの声を聞いて、できるだけ早く、それから道路を今買ったりなんかするの大変かもしれませんけれども、将来のためには道路の環境をよくするということが非常に大事なことですので、力を入れてそれに取り組んでほしいなと思います。これはお願いですというか、依頼です。そのことについてもう一回町長からお願いします。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
町長。
〇町長(佐々木 学君) 今再質問にありましたとおり、私も子供たちのそういう環境をしっかり守っていくということは大事なことだなというふうに考えております。そのような中で、めぐみこども園に限ったことではなくて町内各地にはいろんな子供たちの施設もございます。そのような中で、なかなか法律上難しい部分はありますけれども、各地域で子供たちの安全、安心を守っていく取組、これは行政だけではなかなか難しい部分もありますので、現在は地域のほうとも学校のほうとも連携を取りながら、そういった交通安全対策も含めた子供たちを守っていく取組、そういったものを進めているところでございます。
そのような中で、あそこのめぐみこども園のところの道路を、変則的な交差点になっておりますので、どういうふうにこれから改善していくかというところが問題になるわけでございます。抜本的にやるとすれば、今かぎ型になっているところの錦の雇用促進に抜けていくところの道路、そこと直線的に結ぶと。そこに交差点を造り、信号機を造るというのが抜本的な改善策になるかと思います。ただ、そのためには道路の線形を変えなければならないということになります。そして、住宅も建っておりますので、いろんな方にご協力をいただくということになりますので、それは抜本的な改善にはなりますが、実施については非常に難しいという判断をしております。そのような中でどのような、今でき得る限りの改善をどうするかという議論をしていかなければならないというふうに考えておりまして、その一つが先ほど答弁申し上げました歩道の設置、そして道路警戒標識の設置、こういったようなところをしっかりやっていきながら通園の子供たちの安全を確保していくと。それが今行政にできる得る範囲のことではないかなというふうに考えているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。あそこに今歩道があって、そこに信号機があります。交差点から30メートルぐらい東に行ったところですが、ですからそこにあって、なおかつそこの交差点につけるということになると、交通渋滞等を招くおそれが非常にありますので、それはなかなか難しい状況であると、そういう認識をしております。
〇議長(鵜川和彦君) 土井議員。
〇5番(土井道子君) 私はそういうこともよく見ていて、あそこに信号と、それから横断歩道が本当に2つ必要かということも考えて、どれだけ簡単に信号も設置して、車も通りやすく、そして渡る人もということになりますと、2つというのは厳しいかと思っています。ですから、そこを専門家の意見も聞きながら、それから住民の意見を聞きながら、本当に円滑に進められるように何とか工夫していただきたいと思います。これ本当に大事なことだと思っています。
それでは次、2番に入ります。2番の@とAが一緒に回答が出ていますが、7次でこれから取り組みますよということも書いてありますが、菊水通りは途中から40キロが30キロに変わっているの御存じですよね。40キロは本当にごく僅かなのですけれども、実は私も障害者ですから、よく駐車場は利用させてもらっているのですけれども、たまたま私が止めた後に、車を止めていた親子が図書館に向かってきて、あの道路は歩道がないのです。印がついていないのです。だから、お母さんたちは見ながら渡ってきて、幅は狭い道路なのですぐ渡れるのですけれども、乳母車と2歳ぐらいの子供さんを連れたお母さんだったのです。それで、その人たちが渡ってきて、私が車をちゃんと止めるのとか見ていたら、これは私ここに車入れるのかなり気をつけてやらないと危ないなというのがあったのですけれども、軽なら簡単に止まれるかもしれないのですけれども、一回前へ出て、それから何回か折り返したりしてようやく駐車場に収まるというようなことをやっていましたので、乳母車と、それから2歳のお子さんを連れているお母さんとしては危ないな、嫌だなという感じで私を見ているし、私も見られているから、また緊張して何回もやったりはするのですけれども、でも後で聞いたら結構そういう方がいらっしゃって、せっかくの障害者用のあれが本当に生きていないときもあったりするのです。それから、柱もありますよね、あの図書館ところ。そうすると、図書館のところの柱もぶつかってしまうような感じで本当にぎりぎりで止めていく。それで、横断歩道もないところも渡ってくる、図書館に行くために渡ってくるし、障害者の人もあそこに止めるためには行ったり来たりという危ない状況。そうすると、私思い出すのは高速道路でよくお休みするところとかに身障者という看板ではなくて、今は多目的な車の止め方がいろいろあって、そういう方たちがお母さんたちでも簡単に止められるよ、小さなお子様を連れているお母さんたちも、渡ってくるのは大変かもしれないけれども、だけれどもあそこに止めておいて、30分ぐらい子供と一緒に図書館へ行ってゆっくりして帰ろうかなという場所がやっぱり必要だなと思うのです。
菊水通りには横断歩道はありますけれども、信号機、今あれ外したのですか。なくなっています。あれ時期によって外したりするのですね。信号機、前はあったと思うのですが、なくなったのですか。ということは、駅のほうから来る人は30キロなんて気にしないでわあっと来てしまうのです。そうすると、正直図書館に入るのもよくよく気をつけていないと危ないというぐらいの車のスピードで来るのです。そんなに量は多くないのです、あそこの通りは。多くはないのですけれども、環境としては、特に小さいお子様やご年配の方たちの渡り方というのは非常に注意をしなければいけないし、それからあの辺には横断歩道が少ないです。ですから、図書館の前に1つあると行きやすいというのですか、いちい保育園にも行きやすいし、前の運動場というか、スポーツ公園みたいなところにも行きやすいということがあるので、その辺も含めて、今私は図書館のことを言いましたけれども、あの辺のこともよく考えて、子供さんたちの行動だとか小さなお子様たちがいるところが安全に渡れるような、そういうことを考えてこれからの図書館も含めた環境整備をしていってほしいなと思いますが、その辺についてご回答をお願いします。
〇議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
教育長。
〇教育長(吉田政和君) 今の質問に対してですけれども、基本的には議員がおっしゃった質問の内容に私も賛同しております。先ほども答弁で申しましたが、ここの駐車場を造るに当たっては身障者用のスペースがありますね。普通の駐車場より幅広く取らないとならないという、大きく取らなければなりませんので、そういったことも含めて限りあるあそこの土地の中に、形状も見ましたけれども、専門家の意見もちゃんと聞いた上で、先ほども指定管理者や教育委員の皆さんとか幅広くしっかり聞いた上でその部分の工事については検討してまいりたいし、進めていきたいというふうに思っています。
また、標識の部分については、今例えばスーパーとかでも絵で表現されて、赤ちゃんをだっこしていたり、それからお年寄りが歩く姿を描いたりということで、その辺の工夫についても全く同感でありますので、そういった工夫も含めて、第7次計画とは言いましたけれども、先ほどの町長の錦町の件もあります。命に関わることでもありますし、あそこはまた逆に小学生、中学生の通学路ということで頻繁に子供たちが歩く場所でもあります、時間帯によっては。そういったことも総合的に考えながら検討させていただいて、今言われた議員の駐車場のスペースに向けて検討させてもらって工事に向けて進めてまいりたいというふうに考えていますので、少々お時間をいただきながら前進させていきたいなというふうに考えているところです。
以上です。
〇議長(鵜川和彦君) 土井議員。
〇5番(土井道子君) それでは、非常に前向きな取組をこれから期待できますので、ぜひ町長も教育長も頑張って進めていただきたいと思います。
これで質問を終わります。
〇議長(鵜川和彦君) 以上で5番、土井議員の一般質問を終わります。
◎散会の宣告
〇議長(鵜川和彦君) 以上で一般質問の全てが終了いたしました。これをもちまして本日の会議を散会したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、本日の会議はこれをもちまして散会といたします。
散会 午前10時43分