令和5年栗山町議会定例会9月定例会議会議録(第2日目)

                   令和5年9月6日 午前 9時30分開議

1、出席議員は次のとおりである。
     1番  齊  藤  義  崇  君
     2番  置  田  武  司  君
     3番  重  山  雅  世  君
     4番  大  櫛  則  俊  君
     5番  堀     文  彦  君
     6番  鈴  木  千  逸  君
     7番  佐  藤  則  男  君
     8番  斉  藤  隆  浩  君
     9番  端     師  孝  君
    10番  藤  本  光  行  君
    11番  鵜  川  和  彦  君

2、欠席議員は次のとおりである。

3、本会議に出席従事した職員は次のとおりである。
    事 務 局 長  中  野  真  里
    事 務 局 主 査  山  内  あ づ さ

4、地方自治法第121条第1項の規定による説明員は次のとおりである。
    町     長  佐 々 木     学  君
    副  町  長  橋  場  謙  吾  君

    総 務 課 長 兼  小  南  治  朗  君
    選挙管理委員会
    書  記  長

    総  務  課  出  南     力  君
    総 務 担 当 兼
    男女共同参画・
    内 部 統 制
    担 当 主 幹

    経 営 企画課長  篠  田  孝  義  君

    経 営 企 画 課  田  ア     剛  君
    地域政策担当主幹

    経 営 企 画 課   野 瀬  大  和  君
    行政経営担当主幹

    税 務 課 長 兼  藤  澤  祐  之  君
    出 納 室 長

    住 民 保健課長  笹  木  真 由 美  君
    福 祉 課 長  高  田  宏  明  君

    福  祉  課  酒  井  文  恵  君
    高齢者・介護・
    医 療 担当主幹

    福  祉  課  橋  元  幸  士  君
    福 祉 ・子育て
    担 当 主 幹

    若者定住推進課長 小 野 寺  さ ゆ り  君
    環 境 政策課長  谷  口  良  之  君
    環境政策課主幹  西  村  敬  美  君
    建 設 課 長  西  田  達  也  君

    建  設  課  野  原     修  君
    技 術 担当主幹

    上 下 水道課長  花  田  勝  巳  君
    産 業 振興課長  森     英  幸  君
    教  育  長  吉  田  政  和  君
    学 校 教育課長  桑  島  克  典  君

    学校教育課主幹  金  丸  大  輔  君
    学校教育担当主幹

    学 校 教 育 課  宮  本  孝  之  君
    学校経営改善室長

    社会教育課長兼  吉  川  道  也  君
    図 書 館 長

    介 護 福祉学校  古  田  敏  幸  君
    副 校 長 兼
    事 務 局 長

    代 表 監査委員  谷  田  進 太 郎  君
    農業委員会会長  鳥  村  正  行  君

    農 業 委 員 会  上  野  政  則  君
    事 務 局 長

5、本会議の付議事件は次のとおりである。
  会議録署名議員の指名                          
  議案第20号 令和5年度栗山町一般会計補正予算(第5号)        
  議案第21号 令和5年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算(第2号)  
  議案第22号 令和5年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第1号)    
  議案第23号 令和5年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 
  認定第 1号 令和4年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について    
  認定第 2号 令和4年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につ
         いて                           
  認定第 3号 令和4年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定につ
         いて                           
  認定第 4号 令和4年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
  認定第 5号 令和4年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定に
         ついて                          
  認定第 6号 令和4年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定
         について                         
  認定第 7号 令和4年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定
         について                         
  認定第 8号 令和4年度栗山町水道事業会計決算の認定について      
  認定第 9号 令和4年度栗山町下水道事業会計決算の認定について     
  報告第 8号 令和4年度栗山町健全化判断比率について          
  報告第 9号 令和4年度栗山町資金不足比率について           
  報告第10号 放棄した債権の報告について                
  報告第11号 令和4年度栗山町内部統制評価報告について         
  報告第12号 令和4年度一般財団法人栗山町農業振興公社決算の報告について
  議案第24号 栗山町いじめの防止等に関する条例             
  議案第25号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の
         一部を改正する条例                    
  議案第26号 栗山町廃棄物の減量及び処理に関する条例の一部を改正する条例
  議案第27号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について      
  議案第28号 固定資産評価審査委員会委員の選任について         

                           開議 午前 9時30分
                                    

    開議の宣告
議長(鵜川和彦君) 議員の出欠状況につきましては、事務局長報告のとおり定足数に達しておりますので、ただいまから令和5年栗山町議会定例会9月定例会議2日目を開きます。

                                    

    会議録署名議員の指名
議長(鵜川和彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員には、3番、重山議員、4番、大櫛議員のご両名を指名いたします。

                                    

    議案第20号
議長(鵜川和彦君) 日程第2、議案第20号 令和5年度栗山町一般会計補正予算(第5号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 議案第20号 令和5年度栗山町一般会計補正予算(第5号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,880万円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ108億7,595万9,000円とするものであります。
 補正の主な内容は、2款総務費におきまして、ふるさと応援基金積立金の追加等に係る補正であります。
 3款民生費は、総合福祉センターで発生した漏電に伴う修繕料の追加等に係る補正であります。
 4款衛生費は、一般廃棄物最終処分場新水処理施設の原水槽汚泥くみ取り用重機借り上げ料の追加に係る補正であります。
 6款農林水産業費は、栗山町農業振興公社事業負担金の追加等に係る補正であります。
 8款土木費は、北海道が実施する馬追橋架け替えに伴う道路標識移設工事に係る補正であります。
 10款教育費は、栗山中学校の牛乳保冷庫更新に伴う備品購入費の追加等に係る補正であります。
 13款諸支出金は、過年度子どものための教育・保育給付費国庫負担金返還金等に係る補正であります。
 事項別明細につきましては、副町長より説明いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 副町長。
            〔副町長 橋場謙吾君登壇〕
副町長(橋場謙吾君) それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。
 6ページをお開きください。まず、歳出でありますが、2款1項1目一般管理費の補正は、後ほど歳入18款でご説明いたします総務寄附金の受納に伴い、財源振替を行うものであります。
 6目24節積立金の50万円の補正は、後ほど歳入18款でご説明いたします総務寄附金の一部を財政調整基金に積み立てるものであります。
 12目11節役務費の15万9,000円の補正は、夕張鉄道株式会社が運行するバス路線の廃線に伴い、地域公共交通の維持及び確保対策として実施いたします北海道中央バス現有便の停留所増設に係る設置手数料であります。
 13目公害対策費の60万4,000円の補正は、湯地旧ごみ捨場六価クロム汚水処理施設に係る各経費の実績見込みにより追加するもので、内訳につきましては10節需用費で事業用消耗品費21万4,000円の追加、11節役務費でイオン交換塔などの積卸し手数料1万5,000円の追加、13節使用料及び賃借料でイオン交換塔賃借料37万5,000円の追加で、新日本電工株式会社より事業費の2分の1に当たる負担金を受けて実施するものであります。
 16目国際交流費の183万円の補正は、栗山少年ジェット派遣事業について、燃料価格高騰などの影響による渡航費用の増に係る必要額を追加するもので、内訳につきましては8節旅費で引率職員の研修旅費34万2,000円の追加、18節負担金補助及び交付金で栗山少年ジェット派遣補助金148万8,000円の追加であります。
 18目バス路線維持費の913万9,000円の補正は、夕張鉄道株式会社が運行するバス路線の廃線に伴い、都市間交通確保の観点から実施するデマンド型による町営バス実証運行業務に係るもので、内訳につきましては12節委託料で町営バス実証運行業務711万2,000円、13節使用料及び賃借料で実証運行用自動車借り上げ料202万7,000円であります。
 24目10節需用費から13節使用料及び賃借料までの合わせて8,671万3,000円の補正は、ふるさと応援寄附金の寄附件数の増が見込まれることから今後の必要額を追加するもので、内訳につきましては10節需用費で事務用消耗品費6,000円の追加、11節役務費で郵便料14万8,000円、運搬料1,933万1,000円、返礼品手数料4,929万2,000円及び代理納付システム決済手数料158万4,000円の追加、12節委託料でふるさと応援寄附業務311万1,000円の追加、13節使用料及び賃借料でふるさと納税システム等使用料1,324万1,000円の追加であります。24節積立金の6,028万7,000円の補正は、総務寄附金の一部をふるさと応援基金に積み立てるものであります。
 7ページを御覧ください。3款1項1目27節繰出金の41万7,000円の補正は、後ほど議案第23号 令和5年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でご審議いただきます補正予算の財源調整として繰出金を追加するものであります。また、併せて後ほど歳入18款でご説明いたします社会福祉寄附金の受納に伴い、財源振替を行うものであります。
 5目10節需用費の88万円の補正は、8月19日に総合福祉センターで発生した漏電に伴う建物修繕料の追加であります。また、併せて後ほど歳入16款でご説明いたします医療・介護・障がい施設等物価高騰対策支援金の交付決定に伴い、財源振替を行うものであります。
 7目ケアラー支援事業費の補正は、後ほど歳入18款でご説明いたします社会福祉寄附金の受納に伴い、財源振替を行うものであります。
 4款2項2目13節使用料及び賃借料の148万3,000円の補正は、一般廃棄物最終処分場新水処理施設の原水槽汚泥くみ取りに伴う重機借り上げ料の追加であります。
 6款1項1目1節報酬の41万2,000円の補正は、農業委員改選に伴う会長及び委員報酬の追加であります。
 3目18節負担金補助及び交付金の520万円の補正は、ICT農業経営支援事業に係る栗山町農業振興公社事業負担金で、対象者数の増に伴い追加するものであります。
 8款4項6目14節工事請負費の56万1,000円の補正は、北海道が実施する馬追橋架け替えに伴う道路標識移設工事で、全額北海道からの移転補償費を受けて実施するものであります。
 10款1項4目7節報償費の4万5,000円の補正は、GIGAスクール構想の推進のため、近隣1市4町の小中学生及び高校生を対象とした親子参加型のプログラミング教室を開催することに伴う講師謝礼の追加であります。
 5目27節繰出金の6万4,000円の補正は、後ほど議案第21号 令和5年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算(第2号)でご審議いただきます補正予算の財源調整として繰出金を減額するものであります。
 6目10節需用費の36万2,000円の補正は、学生寮ボイラー室の給湯配管腐食に伴う建物修繕料の追加であります。
 8ページをお開きください。7目18節負担金補助及び交付金の37万2,000円の補正は、栗山高校生の栗山少年ジェット派遣事業参加に係る補助金で、燃料価格高騰などの影響により渡航費用の増が見込まれることから、必要額を追加するものであります。
 2項1目11節役務費の24万2,000円の補正は、継立小学校の樹木剪定に伴い発生いたしました枝葉の廃棄に伴う廃棄物処理手数料の追加であります。
 3項1目17節備品購入費の79万2,000円の補正は、栗山中学校で使用しております牛乳保冷庫の故障に伴い、同備品を更新するものであります。
 4項4目17節備品購入費の22万8,000円の補正は、図書館に設置している拡大読書機の故障に伴い、同機器を更新するものであります。
 5項3目12節委託料の37万3,000円の補正は、さきに実施いたしましたスポーツセンターの地下タンク漏えい検査においてタンク及び配管圧力変動値の異常が判明したことから、当該異常箇所を特定するための詳細検査を実施するものであります。
 4目7節報償費の7万4,000円の補正は、令和6年度から委託予定の学校給食調理等業務の委託先法人選定に係る審査アドバイザー及び審査委員会委員謝礼であります。
 13款1項2目22節償還金利子及び割引料の819万1,000円の補正は、8ページから9ページにかけまして付記の国、道負担金等の令和4年度事業費確定に伴う精算返還金であります。
 5ページをお開きください。次に、歳入でありますが、14款1項1目1節総務使用料の20万円の補正は、歳出2款でご説明いたしました町営バス実証運行に係る町営バス料金の追加であります。
 16款2項2目1節社会福祉費補助金の5万円の補正は、子ども発達サポートセンターへの物価高騰対策に係る道補助金であります。
 18款1項1目1節総務寄附金の1億4,730万円の補正は、まず上段の一般寄附金でありますが、8月17日に株式会社岩崎建設工業代表取締役、黒沼光治氏よりいただきました50万円の寄附金で、補正額につきましては当初予算で計上しております20万円を差し引いた30万円であります。次に、中段のふるさと応援寄附金でありますが、これまでいただきました寄附金、さらに今後の寄附見込額を合わせました1億4,500万円の追加であります。最後に、下段の企業版ふるさと応援寄附金でありますが、7月31日に新日本電工株式会社代表取締役社長、青木泰氏よりいただきました栗山高校女子野球部活動支援に係る200万円の寄附金であります。2節社会福祉寄附金の補正は、6月26日に匿名の方よりいただきました10万円、8月16日に中央4丁目、干場梅代氏よりいただきました10万円の合わせて20万円の寄附金であります。
 19款1項1目1節財政調整基金繰入金の3,018万7,000円の補正は、今回の補正予算の財源調整として追加するものであります。
 21款5項2目2節雑入の86万3,000円の補正は、まず上段でありますが、歳出2款でご説明いたしましたクロム汚水処理における経費の事業者負担金30万2,000円の追加であります。次に、下段でありますが、歳出8款でご説明いたしました馬追橋架け替えにより生じる道路標識移設工事に伴う北海道からの移転補償費56万1,000円であります。
 4ページを御覧ください。第2表、債務負担行為の補正についてご説明いたします。1、追加でありますが、事項の7、学校給食センター調理等業務につきまして、来年4月からの業務開始のため、年度内に競争入札を実施することから債務負担行為を設定するもので、期間、限度額及び各年度の金額につきましては付記のとおりであります。
 以上で事項別明細の説明を終わりますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
 1番、齊藤議員。
1番(齊藤義崇君) では、6ページ、2の1の18について3つご質問します。
 全協説明もいただいているので理解はしているのですけれども、気になっているのは、これに付随して進行管理計画の、自分の番号が間違いなければ115と116の1つ目が地域活性公共交通網の協議会というのをきちっと立ち上げていて、これに夕鉄バスの予算も含む、令和5年度が一番この課題について大きく予算を取っていたはずなのです。連動して、夕鉄バスは残念ながら運行しないという前提で予算を立てたわけでなかろうから、この時点で補正するのであれば少し説明を加えていただきたいなというのが一つです。それから、根本的にその116、次の番号に、僕が間違っていなければ進行管理計画はなると思うのですけれども、これがきちっと8年分8,000万円ほどの予算でバス路線維持と考えているのですけれども、今回その2の1の12という予算の中にこの地域交通網の計画を立てるための委託業務を600万円ぐらいで委託しているのです。
 この時点で計画は変更になったので、2問目の質問としては、その予算を含んでいて補正をかけるのであれば、つじつまをきちっと取るならば、その予算も含めて少し変更があるのではないかなと僕は思うのです。だから、政策的に出していくのは、今回は一時的に臨時費用として仕方がないとは思うのですけれども、もし今のところで口頭で構いませんから、方針が出ていれば一つ説明をちゃんと付け加えていただきたいということと、3問目はそうなってくると、うちの町では都市計画のマスタープランをつくっているわけですけれども、これには公共交通網についての整理がJRまで至って、バスについてどれぐらい利用されていて、どういったものを町としては維持していかなければならないかということをきちっと整理しているわけです。となると、これも臨時的に必要な措置とは言いながらも、早めにそのマスタープランの修正というのが重要な課題だということでせねばならないのではないかなと僕は思うのですけれども、ちょっと役所的質問になりますけれども、まず不便を解消するということで臨時のこの費用は当然大事なものだと我々は認識していますけれども、それら3つについて少し説明をいただくとうれしいかなと思うのですけれども。
議長(鵜川和彦君) 1番、齊藤議員の質疑に対する答弁に入ります。
 経営企画課長。
経営企画課長(篠田孝義君) 2款1項18目バス路線維持費に係るご質問でございますけれども、総合計画においては計画事業116、118に関連するかとは思いますけれども、協議会の予算については、まず令和5年度の当初に予算のほうは計上しておりましたが、補正予算において予算の組替えのほうを行いまして、協議会への負担金という形で変更させているところでございます。
 今回2番目の質問になろうかと思いますけれども、総合計画を策定した際は今回のバス路線に係る予算というのは計上していなかったかとは思いますけれども、今後この部分については継続的に、まだ実証運行なので額は確定しておりませんが、計上していかなければならないかなというふうに考えております。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 齊藤議員。
1番(齊藤義崇君) ちょっと答弁が不十分なのですけれども、そういう話をしているのではなくて、僕の説明も悪いかもしれないですけれども、3つもう一回整理しますと、この2の1の18という予算の変更は当然大事なことなので、当年今急ぎ、不便にさせるわけにいかないですから、大事な予算として考えていきたいなですけれども、説明が3つぐらいいただきたいなというのが質問なのです。
 それで、115とか116と言っているのは、自分が見ている進行管理計画というのが古いバージョンなのかもしれないのであれですけれども、116と118になるのかな。そのバス路線維持管理で1つ目の補足いただきたいのは、地域公共交通活性化協議会というのは南空知圏と栗山単独のものとあって、これを予算を見ていたはずなのですけれども、今回の一件でそれらについての中の一つが委託料を申し出ていて計画をつくるとなったのだけれども、夕鉄バスがなくなったから、この計画の委託業務というのがどういうふうになるのかなと心配しているのです。令和5年度で2,000万円ほど見ている中に、600万円を外部に委託してその道路交通網の計画をつくってもらうよというのがあったと思うのです。夕鉄バスが廃線になれば計画自体ががらっと変わってしまうので、これについて何か考え方が今の現時点であるのか。本来的に言えば、それが少し予算の変更があってもしかるべきなので、その予算はどこに入っているかというと、15の2の1というところに多分国の拠出金をいただいて業務をやっていたか、ちょっと記憶定かでないですけれども、2の1の12かどっちかに入って、企画費か何かに入っていて予算書が起きているはずなのです。だから、もう少しだけ付け加えた説明がないと、この補正予算についてのというのが審議というか、説明をいただきたいなというのが一つ。
 もう一つは、当然ですけれども、これに付随してこのバス路線の維持が4年間で8,000万円、8,000万円、8,000万円となっているのですけれども、もう増えますよね。だから、見通しとして前半部分の4年ぐらいの見通しが多分バス路線の維持で1億円ぐらいかかるのではないかなと自分は思うので、その見通しがどういうふうに変わったかという説明をいただきたいということと、この2つが変われば当然都市計画のマスタープランに道路交通網というのをきちっと整理されていたはずなのだけれども、これが中央バスがなくなるということでマスタープラン自体が少し整合性をつけなければならない部分があるかもしれないので、今すぐにとは全然思っていないし、早急にとも思っていないですけれども、補正予算を出すに当たっては少し説明を聞いておきたいなと。その都市計画マスタープランの公共交通というところの整理が大分変わると思うので、だからそれの方向というか、考え方を持っていらっしゃるのかどうなのかというのを3つ聞きたいということなのです。簡単で構わないので、今言った要点だけ教えていただければいいかなと思います。
議長(鵜川和彦君) では、答弁に入ります。
 経営企画課主幹。
経営企画課地域政策担当主幹(田ア 剛君) ただいまの齊藤議員のご質問、6ページ、2款1項18目の関係でございますけれども、まず公共交通計画のほうですけれども、おっしゃられるとおり600万円ほど外部委託ということで、本年度策定に向けて進んでおりますけれども、当然夕鉄バスがなくなるということを想定しての計画づくりではなかったものですから、その辺の計画変更というのは起き得るということは考えておりますけれども、そこに対してのその費用に関しては、今のところはまず影響はしないということで考えてございます。
 それから、バス路線のこの維持を継続していくに当たって計画の変更が必要になってくるのではないかということでありますけれども、こちらについても今後の計画づくりを兼ねて、見通しを立てた上で考えていかなければならないかなというふうに考えております。
 それから、先ほどの1点目の関係の夕鉄バスの補助金、こちらのほうが計上されているということでしたけれども、バス路線の維持に関する補助金につきましては、年度が9月、10月というふうに切られておりますので、夕鉄バスに関してのその補助金につきましては、令和4年の10月から令和5年の9月までということですので、その分の補助金が計上されているということになってございます。
 こちらに関することにつきましては、以上で回答といたします。
議長(鵜川和彦君) 齊藤議員。
1番(齊藤義崇君) ありがとうございます。概略としては分かりました。ただ、自分が思っているのは、全てこの変更自体から始まる、付随してつながっている計画だとか、そういう予算だとか、多分リンクをしているはずなので、必ず整合性を取っていただきたいのと、そもそも一番大事なことは、自分自身は、無駄なく路線をきちっと維持していくために、残念だけれども、どのバスもJRも含めてこのことはこれから近々起こり得ることだと思うのです。起こったときに、南空知の公共交通網の協議会も設置されているし、栗山も設置されているから、ここでちゃんと有機的というか、機動的にきちっと話ができる土俵があるためには、当然それに予算が付随して、かつそういった計画を立てるときにコンサルを受けなければならないとは思うのですけれども、この変更を機に何か練り上がった計画になって、かつ利便のいい交通網の最大公約数を見つけて、子供もお年寄りも我々もできれば、交通網が便がよければ移動はできるわけだから、それがきちっとしていただきたいなということで質問したのです。
 今回の関係でいくと例えば南幌を経由し北広に入りますよとか、いろいろ計画のあらましというのは頂いていますけれども、まだもうちょっと最大公約数に近づけるだけのその協議会での協議だとか、コンサルにお願いする計画書だとか、当然我々の町が持っている都市計画のマスタープランに対して違った角度で変更やアプローチが必要ではないかなと僕は思うのです。そのことが大事だということを伝えて、概略としては、あと総括してその交通網の話出しましたから、今後の見通し、今僕が言ったJRの関係もあるし、ほかのバスのこともあるので、喫緊の課題ですから、その見通しみたいなところを少し小括してというか、総括してお聞きしたいのですけれども。
議長(鵜川和彦君) 建設課長。
建設課長(西田達也君) 齊藤議員3点目の都市計画マスタープランの見直しの関係だったのですが、時期の見直しが令和11年予定してございます。その段階で今の計画と整合を取っていって見直しをしていきたいと思ってございます。
議長(鵜川和彦君) 経営企画課主幹。
経営企画課地域政策担当主幹(田ア 剛君) 齊藤議員重ねてのご質問でございます。
 総括してということで、おっしゃられるとおり今年から南空知の活性化協議会のほうも動いております。栗山町の単独協議会のほうも動いております。時を同じくして、南空知のほうも今計画づくりを進めております。栗山町も計画づくりを進めておりますので、その中で南空知の交通網、それから地域の栗山町内での交通網ということで整理をした中で、これをうまく連動していかせるというような計画づくりということで今整合性を図っていきたいということで、南空知の公共交通活性化協議会のほうでは専門部会も設けておりますし、栗山町の活性化協議会も必要に応じて専門部会、こういったものも設置することになっておりますので、その中で今年しっかりと計画づくりをしていって将来の展望というものを見据えていきたいなというふうに考えてございます。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 8番、斉藤議員。
8番(斉藤隆浩君) 6ページだったのですけれども、2款1項24目ふるさと納税推進費の12節委託料311万1,000円ですか、その中でふるさと応援寄附業務追加となっているのですけれども、これ具体的にどこに幾ら支払われて、どういう業務が追加されたからこの金額になっているのかをお教えいただきたいのと、それともう一つ、10款3項1目学校管理費の17節備品購入費で中学校の牛乳の保冷庫が壊れたということだったのですけれども、もう既に故障しているのか、それとも壊れそうだから入れたのか、ここをちょっと教えてほしかったです。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 経営企画課主幹。
経営企画課地域政策担当主幹(田ア 剛君) 斉藤隆浩議員1点目の6ページ、2款1項24目ふるさと納税推進費の関係でございます。
 12節の委託料の311万1,000円の追加ということで、こちらにつきましてはふるさと納税業務全体がまず半年で当初予算を見ます。その先のもう半年間を見据えて積算しまして、委託料のほうを積算しております。なので、業務が追加になった業務というのは特にはないのですけれども、半年分の委託料ということで計算しております。それで、委託先につきましては合同会社オフィスくりおこになってございます。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 学校教育課長。
学校教育課長(桑島克典君) 斉藤議員ご質問の10款3項1目17節の備品購入費についてでございます。
 経過からご説明申し上げますと、去る8月18日に栗山中学校より連絡がありまして、牛乳保管庫の温度が下がらないということで、その時点で13度ぐらいまでということでした。機械を調べたところ1997年製ということで、25年既に経過したものでございました。その後8月21日にさらに温度が20度より下がらないということで、業者に確認したところ古いものであり修理は不可能ということでありましたので、今応急処置といたしまして給食センターに保管してありました保存袋に緊急的に牛乳をばらして、その袋に詰めて給食とともに配送しているような状況でございます。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 斉藤議員。
8番(斉藤隆浩君) ありがとうございます。まず、ふるさと納税の委託料なのですけれども、どんな業務が追加されるかも分からず支払っているというふうに私捉えたのですけれども、これふるさと納税今どんどん、どんどん制約が厳しくなっていって、寄附金の3割が品物の値段になっていて、送料と事務手数料を合わせて5割以内に抑えろよという中で、北海道とか九州は送料が高くなっているので、不利な状況にあります。その中でせっかく皆さんが栗山町に応援するために寄附をしてくれているお金ですので、もう少し町に残るようにして広く使われたほうがいいのではないのかなというところは私ずっと感じていたところでありました。明確に例えば人が増えたから業務の手数料が増えたとかというのだったら分かるのですけれども、何の業務が増えたのか分からないけれども、取りあえず払いましたみたいな感じだと、私なかなかふるさと納税の事業者も納得していただけないのかなというのがあったので、もう少し委託料に関しては慎重に支払ったほうがいいのではないのかなと、ごめんなさい、私個人の感想なのですけれども、思っておりました。
 それと、中学校の牛乳の件ですけれども、これ今大変温度が高い中で、保冷袋だとそれこそ、昨日も一般質問でもやらせてもらいましたけれども、衛生面ってとても大切だと思うのです、学校給食。なので、これ壊れたらどうなのでしょうか。例えば町長の専決処分か何か分からないですけれども、もっと早急に、この予算が出るまで待つのではなくて、対応する方法はなかったのかなと思うのですけれども、これもし食中毒起きていたら本当大変なことになるので、もう少し早めに何かしらの手を打ってほしかったなと思っております。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 経営企画課主幹。
経営企画課地域政策担当主幹(田ア 剛君) 斉藤隆浩議員重ねてのふるさと納税の関係のご質問でございます。
 先ほど私のご説明が不十分で申し訳ございません。委託内容につきましては我々のほうも十分把握しておりまして、ふるさと納税の受付業務、それから返礼品の発送ですとか、あと発送の手配ですとか、そういったこと。それから、ふるさと納税のPR、そういったものを行っていただいております。今回増える要因につきましては、ふるさと納税の寄附額が増えることによって変動性ということで委託しておりますので、その変動分がこのたび311万1,000円増えての補正という形を取ってございます。
 それから、ふるさと納税につきましては、斉藤議員おっしゃられるとおりいろいろと制約がこれ厳しくなってきまして、今回も10月に見直しをかけなければならないということで、我々のほうもなるべく経費を抑えるように、今おっしゃられたその送料の部分、こういったところも来年度に向けては十分精査していかなければならないなというふうに考えてございますので、その辺も含めてご理解いただければというふうに思います。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 学校教育課長。
学校教育課長(桑島克典君) 斉藤議員重ねてのご質問でございます。
 学校給食衛生管理基準につきましては、食品の温度管理については10度以下、または65度以上で保管という基準になってございます。これも含めまして今後も衛生管理の徹底に努めてまいりますので、ご理解ください。
議長(鵜川和彦君) 3番、重山議員。
3番(重山雅世君) 3点伺います。
 6ページ、2款1項16節国際交流費の中の少年ジェット派遣追加の部分です。これ派遣先は従来どおりだと思いますけれども、人数的なことも含めて栗山町は言うまでもなく非核平和な町という形でやっていますし、近年は特に核兵器禁止条約の国連での決議だとか、批准だとか、そういう流れの中で派遣先をこれまでどおりではなくて長崎だとか、広島だとか、そういうところに変更するとか、例えばです。そういうような考えがないのかどうか。その点で平和教育というのはもう基本ですけれども、やはりそういうのは見たほうがいいのではないかなと、そう思いますので、この機会にお伺いしたいと思います。
 それと、同じ2款1項24目24節、ふるさと応援基金積立金、これふるさと納税の部分でいうと結構な金額が基金として積まれていますよね。それで、昨日の私、一般質問の中でもちょっと触れましたが、根室で補聴器の助成やっている場合の財源としては、片耳で5万円上限ですから本当の一部です。両耳だったら10万円です。でも、その財源はふるさと納税を原資とした基金を活用して支払いしていると、そういう状況もあるわけです。ですから、ふるさと納税の活用の仕方という部分でいろんな、やっぱり栗山を応援してくれるわけですから、使い方、使い道についての検討の中でそういうような活用の仕方も考えられたらいかがかなと、そのように思います。
 それと、3点目、7ページ、6款1項3目18節、栗山町農業振興公社事業追加、ICTで対象者増だよと。現状を含めて、人数的なこともありますけれども、どういう状況かちょっと詳しくこの機会に説明願いたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 社会教育課長。
社会教育課長兼図書館長(吉川道也君) 重山議員ご質問の1点目、少年ジェットの関係でございますけれども、まず人数につきましてはこの2款の国際交流費におきましては、中学生、高校生合わせて8名予定しております。そのほか栗高生の関係で10款のほうで学校経営改善費のほうで栗高2名、合わせて10名を派遣予定でございます。あと、行き先の関係につきましては、議員おっしゃるとおり今年もオーストラリアのパースのほうを予定してございます。この少年ジェット事業につきましては海外派遣の事業となっていますので、今お話のありました国内の長崎、広島ということになりますとまた別の話になるのかなということで、少年ジェットにつきましては海外派遣ということで行っている事業ということです。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 教育長。
教育長(吉田政和君) 1点目で追加でご説明させていただきます。
 今年度から国際理解教育ということで東京栗山会のメンバーの方、KDDIから国際連合のほうに行かれて、3月まで電信電話何とか会議という、そこの議長をされていた津川さんという方がいらっしゃいます。その方を通じて様々なその国際理解の専門家の方々とタイアップしまして、栗山高校、少年ジェットのメンバー、それから町で組織しています国際交流センターのメンバーの方々と今タイアップしながら事業を進めているところです。先ほど重山議員がおっしゃったその反戦平和という部分については、私も教員やっていましたので、十分大切さは認識しておりますが、この事業とということになると、今そちらのほうに力を入れている関係でこの事業はこの事業でこのまま進めていきたいなというふうに考えています。
 先ほど課長からも申し上げたとおり、原発、それから平和なまちづくりという部分については、また違う教科のほうでも小中高ということでキャリア教育の中でも取り扱っていますので、そういうご理解で進めさせていただきたいというふうに思っています。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 経営企画課主幹。
経営企画課地域政策担当主幹(田ア 剛君) 重山議員2点目の6ページ、2款1項24目の24節の積立金の関係でございますけれども、こちらにつきましては、こちらもまず当初予算のほうは半年延びまして、今回の補正では今年の半年分ということで、それぞれ係る経費を引いた分を積み立てるというような形になってございます。それの積立金の充当先なのですけれども、これは寄附者様からの指定がございます。これ細かい事業に充てるということではなくて、分野ごとにその寄附を充てるというような形を取っておりますので、ご理解をいただければと思います。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 産業振興課長。
産業振興課長(森 英幸君) 重山議員3点目、7ページ、6款1項3目18節の負担金で栗山町農業振興公社事業追加分でございます。
 これにつきましては、ご案内のとおりICT農業経営支援事業に係る追加ということでございますが、現状どうなっているのかということでございますけれども、まず近年農業者数の減少に伴いまして、1経営体当たりの経営面積が増加しているところでございます。この実績では、2010年の農業センサスでは、1経営体当たり12.1ヘクタールの経営面積であったものが10年後、2020年の農業センサスでは16.9ヘクタールに増加しているところでございます。割合にして1.4倍に増えているところでございます。こういったことから、農業分野におきましては農作業の省力化ですとか、コストの低減、そういうものを図るためにICTの力を借りて農業経営に活用するという農業者が増えているところでございます。そこで、町といたしましては平成29年からこのICTに係る機器導入に対しまして助成事業を行っているところでございます。これは農業振興公社を通して農業者の方に助成を行っているということでございまして、この助成金につきましては対象経費の2分の1以内、上限を60万円ということで助成金を支出しているところでございます。今回令和5年度の見込みということで300万円を計上していたところなのですけれども、やはり近年このICTを活用する農業者が増えているということもございまして、本年度20件の申込みがあったところでございます。このICTにつきましては、最近ではドローンですとか、あるいは自動で機械が運転する自動操舵システム、そういうものに対する助成が多くなっているところでございます。今回は、本年度は20件。それで、町といたしましては29年度から始めてございまして、令和4年度まで、昨年度までは42件に対して助成を行っているということでございまして、本年度20件を合わせると62件、これが町単独の助成を行っているというところでございます。
 現状につきましては、以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 重山議員。
3番(重山雅世君) 1点目の件です。国際交流という部分でこれまでどおりということですけれども、ほかの市町村では既に広島、長崎に派遣している学校もあるやに聞いております、現に。ですから、そういう点でどうなのかと。新たな部分でそういう考えはないかということも、この機会にお尋ねしたいと思います。若いときから、国際交流とても大事なことです。そして、パースに行った方のいろいろ報告や何か聞いて、生き生きと報告されている、あれ何か読んでいますから、それはそれでいいとしても、やはりこういう広島、長崎なんかの実際にあったこと、事実を知ってもらうという、そういうのはまた違った刺激というか、これからの子供たちにとっては必要なことではないかなと、そのように思って提案してみたのですが、再度答弁求めます。
 それと、ふるさと納税の関係です。納税者が、ちょっと私そこ認識不足だったのですが、こういうものに使ってほしいのだと目的をきちっと書いていらっしゃるのですか。教育費のほうにやってほしいだとか、福祉のほうにやってほしいとか、そういう分野の中でこういう福祉予算という点では難聴、補聴器や何かも福祉予算に入るわけですよね。ですから、該当できないという仕組みではないのではないかなとも思うのですけれども、その辺はどうなのでしょうか。
議長(鵜川和彦君) 重山議員、今のお話なのですが、栗山少年ジェット派遣事業についてその行き先を広島、長崎にするべきだというお話ですか、それとも別な事業でやれという意味でしょうか。
3番(重山雅世君) その中に、方向性を変えるという方法もありますけれども、その辺特に私、別にやるという方法もあるかと思うのですけれども、そこは別にこだわりません。国際交流でという、そこだけメインでやるというのであれば、これまでどおりやっても構わないと思うのです。だけれども、これからの方向性としては、そういう道も考えていったほうがいいのではないかなということですから、言ってみれば別の方向ということになると思います。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 教育長。
教育長(吉田政和君) 今重山議員がおっしゃったその長崎、それから広島、いっときは沖縄というのもありました。ちょうど私その役目を、任を受けて派遣なもので引率していましたので、そこが教育委員会所管でやるのがいいのかどうかという議論がまず出てきます。そこ今後の課題としていきますが、現時点で先ほど言った国際交流の部分という部分については、今そこにまさにメインに掘り下げていっている部分、広げていく部分で進めたばかりなので、そこはそこで残させてください。別途その部分については考えていきたいなとは思いますけれども、そこに予算をかけていくかどうかということも併せて今後ちょっと検討させていただければというふうに思っているところです。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) 経営企画課主幹。
経営企画課地域政策担当主幹(田ア 剛君) 重山議員2点目のふるさと納税の関係の重ねてのご質問でございます。
 こちらは寄附者様がそれぞれ総合計画のほうにあります政策分野のほうに対して選んでいただいて寄附をするというような形になっておりまして、それに対して総合計画の主要事業のほうにこちらのほうで充てるというような仕組みを取ってございます。細かい事業までということにはなりませんけれども、選んでいただきました主要事業のほうに充てるというような形になってございます。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 重山議員。
3番(重山雅世君) 主要事業というのは、例えば教育予算、教育のほうに充ててほしいよとか、福祉のほうに充ててほしいよと、そういうようなざっくりとしたものですよね。ですから、決してこれ目的外には、例えばこの加齢性の補聴器や何かの購入助成という点では目的外にはないのではないかなと。ですから、根室辺りでもそういう形でやっているということも示して、ぜひ財政的な部分というか、昨日の一般質問のちょっと続きになってしまうかもしれないですけれども、国の流れということ、国でやるの当然だと思いますけれども、それまでの間でもやるという方向性も、それを利用して財政的にやれるのではないかなと思って伺ったわけです。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 経営企画課主幹。
経営企画課地域政策担当主幹(田ア 剛君) 重山議員重ねてのご質問でございます。
 今はおっしゃられるとおり教育ですとか、福祉ですとか、そういったところに充てるということでご寄附いただいて、それを事業のほうに充てているような形になりますけれども、そのような事業があればそこに充てるというような流れでこちらのほうは進めているというような状況でございます。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 鈴木議員。
6番(鈴木千逸君) 1点お尋ねいたします。
 2款1項24目ふるさと納税推進費の補正に係るお話ですが、ここまでの本年の実績、区切りのいいところで結構ですので、ふるさと納税の実際の実績、それから実際に一番額が増えるというか、伸びるのは12月なのかなというふうに思いますが、本年のこの後のトータルの見込みです。例年3億円程度で推移していたのかなと思いますけれども、本年度ここへきて結構な額の補正ということですので、結構伸びているのかなというところが一つ気になりますので、そこを教えていただきたい。
 それから、併せてふるさと納税ってどうしても1回きりという方が割合としては多いのかなとは思うのですけれども、リピーターを育成するといいますか、昨日のそれこそ一般質問の中の関係人口ではありませんけれども、遠方からでも栗山町に心を寄せて栗山町の商品をというか、寄附をしてその返礼品を受け取って町に関わっていきたいというふうな方々を育成していくというか、育てていくというか、やっぱりリピーター率を伸ばしていくというところが肝要だと思うのですけれども、そこについての工夫といいますか、今やっていらっしゃる工夫と実際のリピート率が去年、おととし、直近二、三年間で伸びているのかどうなのか、その内容についてちょっとお聞かせいただけますでしょうか。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 経営企画課主幹。
経営企画課地域政策担当主幹(田ア 剛君) ただいまの鈴木議員のご質問でございます。
 6ページ、2款1項24目のふるさと納税の関係でございますけれども、現在の状況でございますが、9月4日の時点なのですけれども、総額で8,038万8,000円となってございまして、件数にいたしまして4,044件というふうになってございます。これにつきましては本年度ちょっと伸び率が悪くて、5月、6月、7月と100%を割り込んでいまして、要因も我々分析しているのですけれども、昨年玉葱が高騰したということで、そちらのほうの返礼品が出たということです。それから、アスパラのほうが非常に長く取れて、アスパラが長く返礼品として出ていったということで、昨年この5月、6月の寄附が非常に伸びていたということが要因として挙げられるのですけれども、そこで今年のほう比較すると少なくなっているということになってございます。ただ、8月から持ち返しまして例年並みのようになってきておりますので、今回少し下回ることも予測しての補正というような形の状況を取ってございます。
 それから、2点目のリピーターの方々につきましては、これ鈴木議員おっしゃられるとおり非常に大事な方々でして、この方々になるべく何度もやっていただけるようにダイレクトメールを送ったりですとか、そういったことをして毎年、何度もしていただけるようにしております。
 それから、以前にもご質問をいただきましたけれども、返礼品の数を増やすとか、事業者さんの数を増やすということで、我々鋭意その辺を事業者さん探し、それから新たなその返礼品開発ということを個別にちょっと当たらせていただいておりますので、そのような活動で行ってございます。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 鈴木議員。
6番(鈴木千逸君) ありがとうございます。答弁いただいた中で本年度の見込みの数字をいま一度ちょっとお尋ねしたいのと、それからリピート率も数字ですみませんけれども、昨年度、一昨年度ぐらい、もし手元に資料がなければ仕方ないですけれども、あれば昨年はどの程度、一昨年はどの程度、本年は見込みでこの程度といったところの数字で教えていただけると大変ありがたいです。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 経営企画課主幹。
経営企画課地域政策担当主幹(田ア 剛君) 鈴木議員重ねてのご質問でございます。
 大変失礼をいたしました。リピート率なのですけれども、申し訳ございません。こちら手元のほうに出してございませんので、ご理解いただきたいと思います。
 本年度の見込みでございますけれども、一応年度末において2億9,500万円の寄附額を見込んでございます。
 以上でございます。
議長(鵜川和彦君) 鈴木議員。
6番(鈴木千逸君) リピート率手元で資料がないということですが、もしないのであれば、ここからでもリピート率は押さえておかれたほうがいいかなと思います。知り合いに聞きますと、やっぱりその町々でいろいろ工夫はされているのだと思うのですけれども、1遍取っただけなのにその町の広報紙が1年間来たと。1年間さすがに来ると、やっぱり12月ぐらいにもう一回という気になって買ったよという知り合いがいらっしゃいました。いろいろ手をかけて、お金をかけてやるのも一つなのでしょうけれども、できた広報をちょっと余分に刷って、そういった町外の皆さんに町の景色を見てもらったり、町の事業を見てもらったり、町長の動静を見てもらうというのもお金がかからないわけではないのですけれども、特別なことするわけではないですから、町の広報を印刷してそういった方々に町の今の状況をお伝えする、情報提供するというのも一つのやり方なのかなと聞いたりしておりました。本町がどのような努力をしているか具体的にはいろいろやっていらっしゃるとは思うのですけれども、何とか頑張ってリピーター増やして、毎年固定額を寄附していただく方々を育成していくというのも一つの事業の在り方かなと思いましたので、今後もひとつご検討いただきたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 経営企画課主幹。
経営企画課地域政策担当主幹(田ア 剛君) 鈴木議員重ねてのご質問でございます。
 リピート率につきまして、今後の分析の中に取り入れていきたいなというふうに考えてございます。それから、様々なPR方法なのですけれども、おっしゃられましたとおり経費をかけないように何とかアイデアを出しながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) それでは、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第20号 令和5年度栗山町一般会計補正予算(第5号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第20号は、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第21号
議長(鵜川和彦君) 日程第3、議案第21号 令和5年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算(第2号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 議案第21号 令和5年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算(第2号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9万円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ1億1,168万円とするものであります。
 補正の内容は、1款総務費におきまして余市町において実施する出前講座への学生等派遣に伴うバス借り上げ料の追加に係る補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出でありますが、1款1項1目13節使用料及び賃借料の9万円の補正は、余市町が事業主体となり実施いたします介護人材確保支援事業におきまして同町の依頼を受け、余市紅志高等学校の生徒を対象とした介護のしごと普及啓発に関する出前講座に本校学生及び教職員を派遣するもので、当該派遣に伴うバス借り上げ料を追加するものであります。また、併せて後ほど歳入6款でご説明いたします出前講座委託金の受領に伴い財源振替を行うものであります。
 3ページをお開きください。次に、歳入でありますが、4款1項1目1節一般会計繰入金の6万4,000円の補正は、今回の補正予算に係る財源調整であります。
 6款1項1目1節雑入の15万4,000円の補正は、歳出1款でご説明いたしました余市紅志高等学校での出前講座実施に伴う余市町からの委託金であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
 鈴木議員。
6番(鈴木千逸君) 出前講座非常にいい取組かなというふうに思います。僕の記憶違いでなければ、余市町の側から持ちかけられて始まったというふうに記憶しておるのですけれども、今回これで余市町の出前講座の実績ができるわけですので、今学校が地域の他の自治体と包括連携協定結んでいる自治体が幾つかございますので、これを一つのアピール、宣伝という言い方が正しいかどうか分かりませんけれども、こういった事業といいますか、出前講座やっていますよということで、そういった包括連携協定を持っているところと大いに関わっていただいて、もっともっとつながりを太くしていただくといいますか、栗山の介護福祉学校はということをいろいろとアピールしていく一つのポイントというふうになるのではないのかなと思うのですけれども、今回のをきっかけに今後のこの予定があるのか。今全然予定がなくても、そのアピール、今回やった実績を基にどういったアクションを起こしていくのかとかということでもし、今の腹積もりでも結構です。具体的な計画はなくても結構ですが、今のお考えを教えていただければ、今回これをやることで15万4,000円の出前の報酬があるわけです。報酬が直ちにその経営のどうのということはないと思うのですけれども、ただ地域包括連携を結んだ先とのパイプが太くなれば、そこから入学する子供たちが増えてきてやっぱり経営の改善に資するというふうに思いますので、今のところ学校の中でお考えがございましたら、もう本当に構想の段階で結構ですし、具体的なことまであるのか、ないのか分かりませんけれども、お聞かせいただければと思います。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 介護学校事務局長。
介護福祉学校副校長兼事務局長(古田敏幸君) ただいまの鈴木議員のご質問でございますが、今回余市町さんとは昨年に続き2度目ということになりました。昨年は町主催のイベント、町民ホールのような場所を使ってのイベントでありましたが、本年につきましては余市紅志高校さんの生徒さんを対象にということで介護の仕事の理解ですとか、そういった職業を目指していただける方を一人でも増やしたいというようなことで町のほうからお話をいただきまして、今回のご協力というふうになってございます。
 余市町さんとはまだ包括連携協定の具体的なお話に至っているということではないのですが、こういったお申出をいただく限り、できる範囲の中でご協力はしてまいりたいというふうに考えております。他の、今お話ありましたが、連携を既にしている自治体、こちらの皆さんについては例えばこのような余市町さんで行われたような事例、こういったものをどのような形で行ったかというのは全てご提供させていただいて、参考にしながらご検討いただきたいというようなお話も当然させていただいておりますし、今回の事例につきましても改めてまたご案内をさせていただきたいというふうに思っています。
 連携自治体の皆さんとはこの後、ちょっと今、日程を調整しているのですが、オンラインのミーティングということで担当者レベルの中でどのようなことが介護の仕事を理解していただき成り手を確保していけるのか、こういったところも含めて、そしてどのような取組をしていくと効果的なのかという意見交換の情報交換、そういった場も今後つくっていく予定にはなっております。議員おっしゃるとおり、こういった輪が広がって多くの自治体の皆さんと手を取り合って、しかもまた高校などの舞台に、ステージにしてこういった取組ができると進学意欲ですとか、そういったところにつながっていくのかなというふうに感じております。今回余市紅志高校さんでは1年生の方28名が対象、そして2年生の方が別枠で5名、1年生の方も含んでおりますが、5名ということになっております。
 ちょっと蛇足になりますが、余市高校さん総合学科ということで生活福祉系列という2年次からその選択の授業というのをお持ちになっておりまして、その中で介護職員の初任者研修も行っているということで非常に介護福祉のほうに注力をされている高校さんということで、こちらのほうとはこれからも連携といいますか、関係を密にして学生確保にこれがつながっていけばさらによい結果になるのかなというふうに考えております。
 以上になります。よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) それでは、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) それでは、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第21号 令和5年度北海道介護福祉学校特別会計補正予算(第2号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第21号は、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第22号
議長(鵜川和彦君) 日程第4、議案第22号 令和5年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 議案第22号 令和5年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,862万5,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ15億1,543万5,000円とするものであります。
 補正の内容は、4款基金積立金及び6款諸支出金におきまして令和4年度の介護給付費等の確定に伴う補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出でありますが、4款1項1目24節積立金の3,039万5,000円の補正は、令和4年度介護給付費精算に伴う介護給付費準備基金積立金であります。
 6款1項2目22節償還金利子及び割引料の2,823万円の補正は、令和4年度の介護給付費等の確定に伴い、国道支出金及び支払い基金交付金をそれぞれ返還するものであります。
 3ページをお開きください。次に、歳入でありますが、9款1項1目1節前年度繰越金の5,862万5,000円の補正は、前年度精算に伴う追加であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、討論を打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第22号 令和5年度栗山町介護保険特別会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第22号は、原案どおり決定をいたしました。

                                    

    議案第23号
議長(鵜川和彦君) 日程第5、議案第23号 令和5年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題に供します。
 提案理由の説明を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 議案第23号 令和5年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の提案理由をご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ126万7,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ2億6,387万7,000円とするものであります。
 補正の内容は、1款総務費におきまして、高齢者保健受託事業の消費税納付に係る補正であります。
 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、同広域連合負担金の追加に係る補正であります。
 それでは、事項別明細についてご説明申し上げます。4ページをお開きください。まず、歳出でありますが、1款1項1目26節公課費の41万7,000円の補正は、北海道後期高齢者医療広域連合からの受託事業として実施しております高齢者保健事業に係る令和4年度分の消費税であります。
 2款1項1目18節負担金補助及び交付金の85万円の補正は、北海道後期高齢者医療広域連合負担金の実績見込みによる追加であります。
 3ページをお開きください。次に、歳入でありますが、3款1項2目1節事務費等繰入金の41万7,000円の補正は、今回の補正に係る財源調整として追加するものであります。
 4款1項1目繰越金の85万円の補正は、令和4年度決算に基づく繰越金の確定に伴う追加であります。
 以上、提案理由といたしますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 提案理由の説明が終わりましたので、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) それでは、質疑を打ち切ります。
 討論に入ります。ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) それでは、討論も打ち切ります。
 お諮りいたします。議案第23号 令和5年度栗山町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の皆さんの起立を求めます。
            〔賛成者起立〕
議長(鵜川和彦君) 全員起立。
 よって、議案第23号は、原案どおり決定をいたしました。
 ここで暫時休憩をいたします。
休憩 午前10時49分
                                    
再開 午前11時05分
議長(鵜川和彦君) 再開をいたします。

                                    

    認定第1号ないし認定第9号
議長(鵜川和彦君) ここでお諮りいたします。
 日程第6、認定第1号 令和4年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第7、認定第2号 令和4年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第8、認定第3号 令和4年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第9、認定第4号 令和4年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第10、認定第5号 令和4年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第11、認定第6号 令和4年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第12、認定第7号 令和4年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第13、認定第8号 令和4年度栗山町水道事業会計決算の認定について、日程第14、認定第9号 令和4年度栗山町下水道事業会計決算の認定について、以上9議案を一括議題に供し、提案理由の説明を求めたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、認定第1号から認定第9号までを一括議題に供し、提案の理由を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 認定第1号から認定第9号までの各会計歳入歳出決算の認定につきまして提案理由をご説明申し上げます。
 それぞれお手元に地方自治法第233条第3項の規定に基づく各会計別の決算書並びに同法第233条第5項の規定によります令和4年度決算における主要な施策の成果表、さらには過般監査委員の審査を終え、令和4年度栗山町各会計決算審査に係る意見書等もお配りしておりますので、併せて御覧いただきたいと思います。
 令和4年度の予算執行につきましては、新型コロナウイルス感染症への対応に加え、ウクライナ情勢に端を発した国際情勢の変化に伴うエネルギーや原材料、食料品等の物価高騰などによりこれまで以上に厳しい財政状況でありましたが、ふるさと応援寄附金や国、道補助金の活用など財源確保を図りながら、栗山町第6次総合計画に掲げた目標実現に向け、主要施策の推進に努めてきたところであります。主な事業の内容につきましては、令和4年度決算における主要な施策の成果表をご参考にしていただきたいと思います。
 それでは、各会計の歳入歳出決算についてご説明申し上げます。認定第1号は、令和4年度栗山町一般会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額108億7,385万1,268円、歳出総額105億4,750万7,473円、差引き3億2,634万3,795円でありますが、翌年度へ繰り越すべき財源が20万7,000円でありますので、実質収支は3億2,613万6,795円となっております。
 認定第2号は、令和4年度栗山町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額14億5,328万7,996円、歳出総額14億4,695万9,684円、差引き632万8,312円であります。
 認定第3号は、令和4年度北海道介護福祉学校特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額1億441万9,780円、歳出総額1億421万8,999円、差引き20万781円であります。
 認定第4号は、令和4年度栗山町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額13億7,917万7,037円、歳出総額13億1,955万1,588円、差引き5,962万5,449円であります。
 認定第5号は、令和4年度栗山町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額2億5,364万2,825円、歳出総額2億5,278万1,925円、差引き86万900円であります。
 認定第6号は、令和4年度栗山町住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額3,506万1,123円、歳出総額2,531万6,099円、差引き974万5,024円でありますが、翌年度へ繰り越すべき財源が5万9,000円でありますので、実質収支は968万6,024円となっております。
 認定第7号は、令和4年度栗山町工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。歳入総額5,028万313円、歳出総額5,019万110円、差引き9万203円でありますが、翌年度へ繰り越すべき財源が8万8,000円でありますので、実質収支は2,203円となっております。
 認定第8号は、令和4年度栗山町水道事業会計決算の認定についてでありますが、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、概要をご説明申し上げます。第2条、業務量の実績につきましては、給水人口1万931人、年間総配水量136万9,002立方メートル、1日平均配水量3,751立方メートルであります。第3条、収益的収入及び支出に基づく損益につきましては、消費税抜きで総収入3億3,964万2,936円、総支出3億4,334万1,749円、差引き369万8,813円の純損失となっております。第4条、資本的収入及び支出につきましては、消費税込みで総収入1億3,065万2,006円、総支出3億779万3,145円、差引き1億7,714万1,139円の不足が生じましたが、これにつきましては損益勘定留保資金等をもって補填しております。
 認定第9号は、令和4年度栗山町下水道事業会計決算の認定についてでありますが、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、概要をご説明申し上げます。第2条、業務量の実績につきましては、公共下水道事業においては水洗化率97.6%、年間処理水量103万4,228立方メートル、年間有収水量74万6,888立方メートル、特定環境保全公共下水道事業においては水洗化率93.4%、年間有収水量5万9,601立方メートルであります。個別排水処理施設事業においては、水洗化率55.9%、年間有収水量6万8,088立方メートルであります。第3条、収益的収入及び支出につきましては、消費税抜きで総収入6億4,049万814円、総支出5億1,208万7,400円、差引き1億2,840万3,414円の純利益となっております。第4条、資本的収入及び支出につきましては、消費税込みで総収入1億6,185万2,600円、総支出4億6,688万2,384円、差引き3億502万9,784円の不足が生じましたが、これにつきましては損益勘定留保資金等をもって補填しております。
 以上、令和4年度各会計歳入歳出決算に関する認定第1号から認定第9号までの提案理由といたします。よろしくご審議いただき、認定を賜りますようお願いを申し上げます。
議長(鵜川和彦君) ただいま提案理由の説明を終えたところですが、ここで慣例により代表監査委員から各会計決算審査の報告をしていただきます。
 谷田代表監査委員。
            〔代表監査委員 谷田進太郎君登壇〕
代表監査委員(谷田進太郎君) 令和4年度各会計決算審査の結果についてご報告申し上げます。
 審査の実施に当たっては、一般会計外6特別会計は7月27日から8月3日までの間の4日間、水道事業会計及び下水道事業会計は7月28日の1日間において各会計の決算書及び関係資料に基づき、予算の執行状況をはじめ補正や流用が適切に行われていたか、その理由を聴取の上、総括的に審査を行いました。その結果、各会計の決算及び計数については歳入歳出とも電子帳票及び証書類との照合検査、公有財産、物品、債権及び基金についても関係帳簿と照合した結果、いずれも正確に処理されていることが認められました。
 なお、審査による意見につきましては、お手元に配付いたしました意見書のとおりでありますので、細部についての報告を省略し、その概要について述べたいと思います。
 まず、一般会計について申し上げます。歳入総額108億7,385万1,268円に対し、歳出総額105億4,750万7,473円で、実質収支は3億2,613万6,795円の黒字となっています。単年度収支は1,503万9,032円の黒字に、積立金を含めた実質単年度収支では4億1,589万7,011円の黒字となっています。また、衛生費で121万円、農林水産業費で37万5,000円、土木費で2億1,980万円、教育費で1億1,000万円が明許繰越しされています。厳しい財政状況の中で中長期的な収支の均衡に留意し、効率的、効果的な予算の執行により事業が進められていると認めます。歳入の決算状況について申し上げます。調定額112億8,799万5,289円に対し、収入済額108億7,385万1,268円で、収入率は96.33%、前年度比95.32%であり、予算額に対し2億4,636万732円の減となっています。各款を通じ正確に調定され、収納されていることを認めます。町税、負担金、使用料等における収入未済額については、負担の公平の観点から、より一層の徴収対策に期待します。また、独自財源の調達手段であるふるさと応援寄附金が前年度から引き続き増加しており、本町の魅力発信と併せ、今後の展開に期待いたします。歳出については、決算額105億4,750万7,473円、翌年度繰越額3億3,138万5,000円、不用額2億4,131万9,527円であり、執行率94.85%、前年比93.22%となっています。各款を通じ予算措置を行った事業の目的に沿って、おおむね適正に執行されていると認めます。
 次に、国民健康保険特別会計について申し上げます。実質収支において歳入総額14億5,328万7,996円に対し、歳出総額14億4,695万9,684円で、632万8,312円の黒字となっています。歳入の決算状況は、調定額14億9,845万7,588円に対し、収入済額14億5,328万7,996円で、各款の収入については適正に調定され、正確に収納されていることを認めます。歳出については、決算額14億4,695万9,684円で、不用額は2,940万7,316円となっており、執行率は98.01%、前年比96.24%となっております。各款を通じて適正に執行されていることを認めます。なお、国民健康保険税における収入未済額については、収納率が86.69%と前年比85.12%より1.57%増加しており、引き続き制度の趣旨を踏まえ、より一層徴収対策に取り組まれることを期待します。
 次に、北海道介護福祉学校特別会計について申し上げます。実質収支において歳入総額1億441万9,780円に対し、歳出総額1億421万8,999円で、20万781円の黒字となっています。令和4年度における入学者数は21名であり、前年に比べ減少し、依然として厳しい学校運営となっております。介護職を目指す人材は減少を続けている中ではありますが、優秀な介護職を輩出し続けている本校の社会的使命を再認識した上で、現在取り組まれている介護人材の確保に関する自治体包括連携協定等でさらなる積極的な学生確保対策を推進されることを期待します。
 次に、介護保険特別会計について申し上げます。実質収支において歳入総額13億7,917万7,037円に対し、歳出総額13億1,955万1,588円で、5,962万5,449円の黒字となっています。歳入の決算状況は、調定額13億8,012万2,918円に対し、収入済額は13億7,917万7,037円で、各款の収入については適正に調定され、正確に収納されていることを認めます。歳出については、決算額13億1,955万1,588円で、不用額は7,912万1,412円となっており、執行率は94.34%、前年比94.67%であり、各款を通じ適正に執行されていることを認めます。歳入歳出ともに適正に処理されておりますが、介護保険料の収入未済については制度の趣旨を踏まえ、より一層の徴収対策に取り組まれることを期待します。
 次に、後期高齢者医療特別会計について申し上げます。実質収支において歳入総額2億5,364万2,825円に対し、歳出総額2億5,278万1,925円で、86万900円の黒字となっています。歳入歳出ともに適正に処理されていると認めますが、後期高齢者医療保険料の収入未済額について制度の趣旨を踏まえ、より一層の徴収対策に取り組まれることを期待します。
 次に、住宅団地造成事業特別会計について申し上げます。実質収支において歳入総額3,506万1,123円に対し、歳出総額2,531万6,099円で、974万5,024円の黒字となっております。引き続き、完売に向け販売促進に取り組まれることを希望します。
 次に、工業団地造成事業特別会計について申し上げます。実質収支において歳入総額5,028万313円に対し、歳出総額5,019万110円で、9万203円の黒字となっております。また、工業団地造成事業で1億1,268万8,000円が明許繰越しされています。社会情勢上、難しい状況とは思いますが、今後において販売促進、企業誘致の取組を強化されることを希望します。
 次に、水道事業会計について申し上げます。まず、決算諸表については適正に記され、かつ正確に処理されていることを認めます。業務量の実績は、給水人口は1万931人、年間総配水量で136万9,002立方メートル、有収水量は112万6,838立方メートルとなっています。第3条、収益的収入及び支出における損益計算においては369万8,813円の純損失となっています。これは、栗山ダムの負担金の増によるものです。第4条、資本的収入及び支出において1億7,714万1,139円の不足額が生じていますが、これは当年度損益勘定留保資金から1億4,312万9,701円、当年度消費税等資本的収支調整額から1,425万3,322円、減債積立金から1,975万8,116円をもって補填されています。財務状況については、資産総額48億5,114万3,774円で、前年度より3,228万4,306円の減となっていますが、これは主に有形固定資産の減価償却が進んだことによるものです。水道は、町民の生命と生活を維持する上で欠かすことのできない重要なインフラです。施設設備の老朽化の進行や異常気象などによる大規模自然災害への対策について今まで以上に的確に対応されることを期待します。
 最後に、下水道事業会計について申し上げます。まず、決算諸表については適正に記され、かつ正確に処理されていることを認めます。業務量の実績について、公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業、個別排水処理施設事業を通算した排水人口は9,922人、有収水量は87万4,577立方メートルとなっています。第3条、収益的収入及び支出における損益計算においては1億2,840万3,414円の純利益となりました。第4条、資本的収入及び支出においては3億502万9,784円の不足額が生じていますが、これは当年度損益勘定留保資金から1億5,735万4,121円、当年度消費税等資本的収支調整額から529万5,615円、減債積立金から1億1,435万7,374円、未処分利益余剰金から2,802万2,674円をもって補填されております。財務状況については、資産総額77億5,947万1,543円で、前年度より2億3,012万8,787円の減となっておりますが、これは有形固定資産の減価償却が進んだことによるものです。今や汚水処理施設は生活に欠かすことのできない極めて重要なインフラであることから、中長期的な経営戦略をもって効果的かつ効率的な事業経営を期待するものであります。
 以上、令和4年度の各会計に対し決算審査の結果を要約して申し上げました。
 また、栗山町健全化判断比率及び栗山町資金不足比率の報告につきましても別紙意見書のとおりであります。
 あわせて、栗山町内部統制評価報告書の審査意見についても別紙意見書のとおり申し上げさせていただいております。特に組織外部の通報窓口の設置などの体制整備や管理職員及び職員の研修受講管理を行い、受講の有無を勤務評価等の要素に盛り込むほか、複数開催など受講漏れのないように制度を改め、改めて職員倫理観の醸成と適正な職務執行の徹底を望むものです。
 終わりに、令和5年8月の政府月例経済報告では、景気は穏やかに回復しており、先行きについては雇用、所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって穏やかな回復が続くことが期待されますが、世界的な金融引締めに伴う影響等や海外景気の下振れが景気を下押しするリスクとなっている。物価上昇、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があるとされており、景気は緩やかに回復しながら様々なリスクが懸念されており、先行きがまだまだ不透明な状況であります。本町の財政運営に関しても、こうした物価上昇などの不確かな経済情勢を見据えた柔軟な対応が求められるほか、コロナ禍が明けて世界は大きな変革期を迎えており、本町においても新しい生活様式に合わせた職場環境の整備やデジタルトランスフォーメーションの推進などデジタル技術の活用による業務の効率化を図るとともに、限られた財政資源の中で最大限の効果を上げられるようこれまで以上に事業精査の徹底を望むものです。
 以上、令和4年度各会計決算審査に係る監査報告といたします。
議長(鵜川和彦君) 審査報告を終えたところですが、認定第1号から認定第9号までの9件につきましては、特別委員会を設置し、これに付託して審査をしてはいかがと考えますが、これにご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、特別委員会を設置することに決定をいたしました。
 名称につきましては令和4年度栗山町各会計決算審査特別委員会とし、構成は議長及び監査委員の職を兼ねる藤本議員を除く9名といたしたいと考えますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、名称は令和4年度栗山町各会計決算審査特別委員会とし、構成は議長及び藤本議員を除く9名と決定いたしました。
 特別委員会の委員長、副委員長の選任につきましては、委員会条例第8条第2項において委員会において互選となっておりますが、慣例により議長指名といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、議長から指名をいたします。
 委員長には3番、重山議員、副委員長には9番、端議員を指名いたします。
 審査につきましては、今議会期間中に実施をしていただきたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、審査は今議会期間中に実施をしていただくことに決定をいたしました。

                                    

    報告第8号
議長(鵜川和彦君) 日程第15、報告第8号 令和4年度栗山町健全化判断比率についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 報告第8号 令和4年度栗山町健全化判断比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定によりご報告申し上げます。
 お手元に令和4年度栗山町各会計に係る財政健全化審査意見書、さらに報告第8号資料をお配りしておりますので、併せて御覧いただきたいと思います。
 1点目の実質赤字比率につきましては、普通会計における実質赤字額の標準財政規模に対する比率で、普通会計の赤字の程度を指標化し、財政運営の深刻度を示すものであります。
 2点目の連結実質赤字比率につきましては、町の全会計を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で、町全体としての赤字の程度を指標化し、全体の財政運営の深刻度を示すものであります。
 本町におきましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率ともに赤字額が生じていないことから、比率は算出されておりません。
 3点目の実質公債費比率につきましては、普通会計の地方債元利償還金に特別会計や一部事務組合の地方債元利償還金に対する普通会計負担額を合算した額の標準財政規模に対する比率で、元利償還金等の大きさを指標化し、資金繰りの危険度を示すものであります。本町における実質公債費比率は8.3%で、前年度より2ポイントの減となっており、早期健全化基準の25%を下回っております。
 4点目の将来負担比率につきましては、普通会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率で、普通会計の借入金残高、特別会計や第三セクター等の借入金残高に対する普通会計負担見込額など、各負債に対して普通会計が今後負担する可能性のある額の大きさを指標化し、将来の財政の圧迫度を示すものであります。本町における将来負担比率は25.6%で、前年度より7.6ポイントの減となっており、早期健全化基準の350%を下回っております。
 令和4年度決算における本町の各比率はいずれも健全段階に位置づけられる算定内容となっておりますが、厳しい財政状況に変わりないことから、町全体のキャッシュフローを踏まえた予算編成の実施、普通交付税算入率の高い有利な地方債の活用など、引き続き将来世代に大きな負担を残すことのない財政運営に努めてまいりたいと考えております。
 以上、令和4年度栗山町健全化判断比率についてのご報告といたしますので、よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 報告第8号の報告を受けたところでありますが、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でありますので、以上で終わります。

                                    

    報告第9号
議長(鵜川和彦君) 日程第16、報告第9号 令和4年度栗山町資金不足比率について議題に供し、報告を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 報告第9号 令和4年度栗山町資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定によりご報告申し上げます。
 お手元に令和4年度栗山町公営企業会計に係る資金不足比率審査意見書、さらに報告第9号資料をお配りしておりますので、併せて御覧いただきたいと思います。
 資金不足比率につきましては、公営企業会計における資金不足額の事業規模に対する比率で、資金不足額を料金収入の規模と比較の上、指標化し、経営状況の深刻度を示すものであります。本町におきましては、水道事業会計、下水道事業会計、住宅団地造成事業特別会計及び工業団地造成事業特別会計の4会計が該当いたしますが、いずれの会計におきましても前年度と同様に資金不足額が生じていないことから、比率は算出されておりません。
 以上、令和4年度栗山町資金不足比率についてのご報告といたしますので、よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 報告第9号の報告を受けたところでありますが、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でありますので、以上で終わります。

                                    

    報告第10号
議長(鵜川和彦君) 日程第17、報告第10号 放棄した債権の報告についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 報告第10号 放棄した債権についてご報告申し上げます。
 債権の放棄につきまして、栗山町債権管理に関する条例第8条第1項の規定により、令和4年度における水道事業会計において放棄した債権について、同条第2項の規定により本議会へ報告するものであります。
 別紙調書をお開き願います。債権の名称は水道料金、債権の件数は14件、債権の金額は6万4,297円であり、放棄した事由は時効によるものであります。
 以上、放棄した債権についてのご報告といたしますので、よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 報告第10号の報告を受けたところでありますが、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) それでは、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でありますので、以上で終わります。

                                    

    報告第11号
議長(鵜川和彦君) 日程第18、報告第11号 令和4年度栗山町内部統制評価報告についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 報告第11号 令和4年度栗山町内部統制評価報告について、地方自治法第150条第6項の規定によりご報告申し上げます。
 令和4年度において実施した内部統制の整備及び運用に関する取組について、同法第150条第4項の規定に基づく評価を行い、報告書として取りまとめましたので、別紙監査委員審査意見書を付してご報告させていただくものであります。
 1点目の内部統制の整備及び運用に関する事項についてでありますが、令和4年度におきましては前年度に引き続き現金取扱事務等の適正化、その他の業務に関する内部統制の取組、並びに職員によるコンプライアンスの推進等を図る観点から、以下に掲げる統制環境等の整備に係る取組を実施したところであります。まず、業務に関する内部統制の取組につきましては、令和3年度に策定いたしました現金取扱事務等ガイドラインに基づく各関連事務の適合状況に係る実態調査を実施し、処理手順の明確化等を図るとともに、共通事務の標準化及び効率化に向けた先行的取組として町例規改正事務に係る改正方式の一部見直し、標準例の作成等を行ったところであります。
 次に、全庁的な内部統制環境等の強化の取組につきましては、令和4年4月の栗山町職員倫理条例の施行等に伴い、栗山町職員コンプライアンスブックの一部改訂を行ったほか、次のページになりますが、職員による公務内外の不祥事が発生した場合における基本的な初動対応マニュアルの整備を行うとともに、外部講師を招聘し、管理職員を対象としたコンプライアンス研修会を継続実施したところであります。
 2点目の評価手続についてでありますが、令和4年度中を評価対象期間とし、今ほどの各取組の有効性について評価したもので、職員倫理条例に基づく附属機関であります栗山町内部統制等推進委員会からの客観的な評価も行ったものであります。
 3点目の評価結果についてでありますが、まず業務に関する内部統制の取組につきましては、おおむね有効に整備及び運用がなされているものと評価したものでありますが、今後契約事務その他の共通事務に係るガイドライン整備等の充実を要するものとしたものであります。
 次に、全庁的な内部統制環境等の強化に関する取組につきましても、おおむね有効に整備及び運用がなされているものと評価したものでありますが、内部通報制度における役場外部の通報窓口の早期設置並びに各職場単位での定期の研修、意識啓発の取組検討を要するものとしたものであります。
 4点目の重大な不備の是正に関する事項についてでありますが、重大な不備とは法令に適合しない不適切事案の発生により住民等に対し大きな経済的、社会的不利益を生じさせた場合等にその内容及び講じた対応策について記載するものでありますが、令和4年度中には該当事案がなかったものであります。
 次のページに参りまして、最後に5点目の今後の課題または取組についてでありますが、財務等の業務に関する内部統制の取組につきましては、引き続き契約事務ほか各種共通事務に係るガイドライン整備等を順次進め、併せて継続的なモニタリング手法について検討していくものであります。
 また、全庁的な内部統制環境等の強化につきましては、職員倫理条例、その他の各制度の継続的な周知を図るとともに、令和6年度において組織外部の内部通報窓口の設置等を進めるものであります。
 以上、令和4年度栗山町内部統制評価についてのご報告といたしますので、よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 報告第11号の報告を受けたところですが、ただいまから質疑に入ります。質疑はありませんか。
 6番、鈴木議員。
6番(鈴木千逸君) 内部通報制度のことなのですけれども、今回の監査委員の意見書備考の欄にもございますが、当初から内部通報制度にあっては外部機関に窓口を設けておくのが正しい在り方だと。内部であればなかなか言い出したくても言い出せないということが想像されますよというふうな話で、外部の弁護士をはじめとして中立で守秘義務を持った機関にその窓口を設けるべきではないかというお話だったのですが、令和6年度にはということで書かれてあるのですが、その具体的な進捗について一つお尋ねしたい。
 それからもう一点、これも監査役からの意見書の備考の欄にありますけれども、研修制度を勤務評価及び昇給などの要素として評価対象とすると。これ非常にいいといいますか、こうあるべきだというふうにも思いますので、これについても進捗といいますか、今どのような取組でおられるのか、どういう状況にあるのかということを2点お尋ねしたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 総務課主幹。
総務課総務担当兼男女共同参画・内部統制担当主幹(出南 力君) 鈴木議員2点のご質問にお答えさせていただきます。
 まず、内部通報制度に係る外部通報窓口に関してですが、現在本町顧問弁護士さんとの、弁護士事務所との契約に向けて協議、準備を進めております。一応顧問弁護士事務所のほうには、いわゆる通報の、議員言われたところの外部の客観的な窓口ということで通報票も既に整備しておりますので、そちらの受理をしていただきまして、その通報内容の事案の調査等につきましては、既存の制度において内部の副町長を筆頭にする調査委員会ございますので、そこに適正におつなぎいただくというような対応を想定しております。顧問弁護士さんに委託をさせていただく注意点としましては、議員のご指摘もありました。中立性の確保ということございますので、利益相反の関係含めまして別途契約を結びながらしっかり適正に対応させてまいりたいと考えているところでございます。
 2点目のコンプライアンスの研修会についてでございますが、昨年度類似したご指摘をいただいておりますので、既に令和5年度におきまして管理職中心とする座学の研修に加えまして一部オンラインの研修も併用しまして、全職員の研修事項に今年度取り組んでまいりたいと考えております。
 また、複数日程の調整ですとか、全職員の受講に最大限努力しつつ、受講がどうしてもかなわない事情ございましたら、事後に動画で受講いただく等の対応を行いながら職員全体の研修の実施につなげてまいりたいと考えておりますし、既に人事評価制度を本町も再開しておりますけれども、能力評価の中において職員倫理という評価項目もございますので、その受講結果について課所長ないしによる評価の中の一部に反映できるように取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
議長(鵜川和彦君) 鈴木議員。
6番(鈴木千逸君) ご答弁ありがとうございます。ということは、来年度、令和6年度からそのような状況で稼働させるという理解でいいのですか。その点再度確認しておきたいと思います。
議長(鵜川和彦君) 答弁に入ります。
 総務課主幹。
総務課総務担当兼男女共同参画・内部統制担当主幹(出南 力君) 内部通報の外部窓口につきましては、若干の予算も伴う関係もございますので、令和6年度当初予算でご提案をさせていただく予定としております。
 以上です。
議長(鵜川和彦君) ほかにございますか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でありますので、以上で終わります。
 あと6分しかございませんが、あと1つなので、このまま継続させていただきます。よろしいですね。
            〔「異議なし」と言う人あり〕

                                    

    報告第12号
議長(鵜川和彦君) 日程第19、報告第12号 令和4年度一般財団法人栗山町農業振興公社決算の報告についてを議題に供し、報告を求めます。
 町長。
            〔町長 佐々木 学君登壇〕
町長(佐々木 学君) 報告第12号 令和4年度一般財団法人栗山町農業振興公社決算について、地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告申し上げます。
 初めに、事業の概要について申し上げます。1ページをお開きください。1、事業概要で(1)、農地流動化対策事業つきましては、農地流動化等意向調査を実施し、農業委員との連携を密にし、担い手農業者への効率的な農地集積を図りました。(2)の農地利用集積計画特例事業につきましては、農地売買等事業において新たに1.5ヘクタールの転貸を実施し、農地の効率的な利用促進を図りました。また、令和4年度において公社の中間保有農地は継続分の2件であります。(3)の地域を担う人材の育成と新規農業参入の推進につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響もありましたが、実施内容を工夫し、農業未来塾や農業女性塾等を実施するとともに、新規就農研修者の受入れを積極的に行ったところであります。令和4年度につきましては、研修生の受入れには至りませんでしたが、研修中であった1戸が令和4年4月より新規就農しております。2ページをお開きください。(4)の営農に関する情報提供と支援につきましては、ICT農業経営支援としてRTK自動操舵装置並びに農業用ドローンの導入に対して支援を行いました。(5)の栗山町農業振興事業につきましては、地域的な農業課題を解決するため、ブランド対策、担い手対策及び農地対策に関わる各種事業を実施いたしました。(6)のその他の事業につきましては、北海道大学の学生による農作業サポート事業くりやま農業応援隊や地域懇談会を開催するなど、農業者の営農支援を行いました。以上が事業概要であります。
 次に、決算について申し上げます。3ページを御覧ください。収支計算書におきまして、1、事業活動収入につきましては、基本財産運用収入から雑収入までを合わせた総額は4,320万6,624円であります。次に、2、事業活動支出につきましては、事業費支出と管理費支出を合わせた総額は5,250万9,922円であります。したがいまして、事業活動収支の当期差額は930万3,298円のマイナスとなり、前期末残高から減じた3,182万4,258円が当期末残高となりました。
 以上が令和4年度一般財団法人栗山町農業振興公社の事業並びに決算の状況であります。貸借対照表及び財産目録を添えてご報告といたしますので、よろしくお願いいたします。
議長(鵜川和彦君) 報告第12号の報告を受けたところですが、ただいまから質疑に入ります。質疑ありませんか。
            〔「なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ないようですので、質疑を打ち切りたいと思いますが、ご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、質疑を打ち切ります。
 本件は報告事項でありますので、以上で終わります。

                                    

    延会の宣告
議長(鵜川和彦君) ここでお諮りいたします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、本日の会議はこれをもちまして延会したいと考えますが、これにご異議ありませんか。
            〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(鵜川和彦君) ご異議がないようですので、本日の会議はこれをもちまして延会といたします。
                           延会 午後 零時00分