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熱中症を予防しましょう

更新日:2025年7月7日更新 印刷ページ表示

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現在の暑さ指数を確認(WBGT)(岩見沢)<外部リンク>

熱中症とは

 屋内外を問わず高温多湿な環境に、適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。場合によっては、重症化や死に至る可能性もあります。

 熱中症についての正しい知識を身につけ、予防法を実践し、熱中症による健康被害を防ぎましょう。​

熱中症_少女

熱中症警戒アラートを活用しましょう

 「熱中症警戒アラート」とは、環境省が、「熱中症予防情報サイト<外部リンク>」において、発表対象地域(全国を58に分けた府県予報区等)内の暑さ指数(WBGT)算出地点のいずれかで、日最高暑さ指数(※)を33以上と予測した場合に発表 

 環境省では熱中症警戒アラートを発表したときに、登録されたメールアドレス等に配信を行うサービスを実施しています。

 熱中症警戒アラート等のメール配信サービス<外部リンク>

暑さ指数(WBGT)とは

 熱中症を引き起こす条件として「気温」は重要ですが、日本の夏のように蒸し暑い状況では、気温だけでは熱中症のリスク評価はできません。熱中症に関連する、気温、湿度、日射・輻射(ふくしゃ)、風の要素をもとに算出する指標として、暑さ指数(WBGT)が使われています。

 熱中症を予防するためには、暑さ指数(WBGT)を意識して行動することが大切です。暑さ指数(WBGT)は、環境省の「熱中症予防情報サイト(暑さ指数)<外部リンク>」でも確認できます。

 現在の暑さ指数を確認(WBGT)(岩見沢)<外部リンク>

 

熱中症警戒アラートと熱中症特別警戒アラートについて

 環境省では、令和3年度から「熱中症警戒アラート」を運用、令和6年4月から、新たに「熱中症特別警戒アラート」を創設しました。

 
  熱中症警戒アラート 熱中症特別警戒アラート
位置づけ

気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがある場合

(熱中症の危険性に対する気づきを促す)

気温が特に著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る重大な被害が生ずるおそれがある場合

(すべての人が、自助による個人の予防行動の実践に加えて、共助や公助による予防行動の支援)

<過去に例のない広域的な危険な暑さを想定>

発表基準 府県予報区等内いずれかの暑さ指数情報提供地点における、日最高暑さ指数(WBGT)33に達すると予測される場合 都道府県内において、すべての暑さ指数情報提供地点における、翌日の日最高暑さ指数(WBGT)35に達すると予測される場合​
発表時間 前日午後5時頃及び当日午前5時 前日午後2時頃(前日午前10時頃の予測値で判断)
運用期間 4月第4水曜日から10月第4水曜日まで

 令和7年の運用期間:4月第4水曜日(23日)~10月第4水曜日(22日)(運用期間外の情報収集も実施予定)

アラートが発表されたときは

 ・熱中症のリスクが高い方(高齢者、子ども等)に声かけをしましょう。

 ・外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。

 ・普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう。

 ・暑さ指数(WBGT)<外部リンク>を確認しましょう。

 ・外での運動は、原則、中止/延期をしましょう。

熱中症予防行動

暑さを避けましょう

 ・暑い日は無理な外出を控えましょう。

 ・外出時は日傘や帽子を着用しましょう。

 ・日陰を利用し、こまめに休憩しましょう。

 ・扇風機やエアコンの利用で部屋の温度や湿度をこまめに調整しましょう。

 ・遮光カーテンやすだれ、打ち水を利用しましょう。

 ・吸湿性・速乾性のある衣服を着用しましょう。

こまめに水分を補給しましょう

 ・のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分を補給しましょう。

 ・水分は1日あたり1.2リットルを目安にしましょう。

 ・起床時、入浴前後に水分補給をしましょう。

 ・大量に汗をかいたときは、塩分の摂取も忘れずに行いましょう。

水分補給_少年

暑さに慣れて、暑さに強くなろう(暑熱順化)

 ・人が上手に発汗できるようになるには、暑さへの慣れが必要です。暑いときには無理をせず、徐々に暑さに慣れるように工夫しましょう。

熱中症の症状は?

 熱中症の重症度(救急搬送の必要性)を判断するポイントは次の3つです。

 1 意識がしっかりしているか?

 2 水を自分で飲めるか?

 3 症状が改善したか?

 重症度を判定するときに重要な点は、意識がしっかりしているかどうかです。少しでも意識がおかしい場合には、2度(中等症)以上と判断し、医療機関への搬送が必要です。「意識がない」場合は、すべて3度(重症)と判断し、見逃さず医療機関へ搬送しましょう。

 また、応急処置をしても、症状の改善が見られない場合も、2度(中等症)と判断し、すぐに医療機関に搬送しましょう。

■熱中症の症状と重症度分類
分類 症状 治療

1度

(軽症)

めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗、筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)

【経過観察】

・涼しい場所へ避難

・体を冷やし、水分と塩分を補給

※誰かがついて見守り、改善しなければ病院へ

2度

(中等症)

頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下

【医療機関へ搬送】

・早くに医療機関へ搬送

・体を冷やし、水分と塩分を補給

3度

(重症)

意識障害、けいれん、
呼びかけへの反応がおかしい、真っ直ぐ歩けない、体が熱い

【救急車要請】

・救急車を呼び、到着までの間、積極的に冷却

​​

■熱中症を引き起こす条件
環境 からだ 行動

・気温が高い

・湿度が高い

・風が弱い

・日差しが強い

・閉め切った室内

・エアコンがない

・急に暑くなった日

・熱波の襲来

・高齢者、乳幼児、肥満

・からだに障害のある人

・持病(糖尿病、心臓病、精神疾患等)

・低栄養状態

・脱水状態(下痢、インフルエンザ等)

・体調不良(二日酔い、寝不足等)

・激しい運動

・慣れない運動

・長時間の屋外作業

・水分補給がしにくい行動

高齢者は特に注意が必要です

1 体内の水分が不足しがちです

 高齢者は若年者よりも体内の水分量が少ない上、体の老廃物を排出する際にたくさんの尿を必要とします。

2 暑さに対する感覚機能が低下しています

 加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。

3 暑さに対する体の調節機能が低下します

 高齢者は体に熱がたまりやすく、暑い時には若年者よりも循環器系への負担が大きくなります。

 高齢者のための熱中症対策(環境省) [PDFファイル/2.38MB]

熱中症を疑ったときの応急処置は?

 熱中症を疑ったときは、放置すると死に直結する緊急事態であることを認識する必要があります。

 重症の場合は救急車を呼ぶことに加え、現場ですぐに体を冷やし始めることが必要です。

涼しい環境に避難しましょう

 風通しの良い日陰や、クーラーが効いている室内等に避難させましょう。

衣服をゆるめて、体を冷やしましょう

 ベルトやネクタイ等をゆるめて風通しを良くし、体からの熱の放散を助けましょう。

 皮膚に濡らしたタオルやハンカチをあて、そこに風を当てることで体を冷やします。服の上から少しずつ冷たい水をかける方法もあります。

 また、自動販売機等で冷たいペットボトルを入手することができれば、それを太い血管があるところ(首、脇の下、太ももの付け根等)に当てて皮下を流れている血液を冷やすことも有効です。

水分と塩分の補給をしましょう

 意識がはっきりしている場合は、冷たい飲み物を飲ませましょう。大量の発汗があった場合は、塩分も補える経口補水液やスポーツドリンク等が最適です。

 「呼びかけや刺激に対する反応がおかしい」「意識がはっきりしない」場合は、誤って水分が気道に流れ込む恐れがありますので、水分を飲ませることはやめましょう。

医療機関に搬送しましょう

 自力で水分摂取ができない場合や意識がはっきりしない場合は、直ちに救急車を呼び、医療機関に搬送しましょう。

熱中症情報に関するサイト

 環境省熱中症予防情報サイト<外部リンク>

 厚労省熱中症関連情報<外部リンク>

 気象庁熱中症警戒アラート<外部リンク>

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