マラソン 栗山高校 まつり 移住・定住 広報くりやま 栗の樹ファーム 栗山英樹 ふるさと納税
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受理内容:
(1)繰越計算書が議会に報告されましたがこの予算は2017年度12月と3月に交付された特別交付税なのでしょうか(3億1千4百万円)そうでしたら、繰越明許費の4事業名・概要・事業費をお聞かせください。
(2)9月15日に清掃を行うとのことですが、サケの遡上も目的だと思うのですが、栗沢頭首工の魚道については町としての清掃は考えていないのでしょうか。
魚道までの道路は雑草が生い茂り、魚道も土砂が堆積し、サケが遡上できる状態とは思えないのですが?
里山計画実行委や青年会議所等が長年かけて要望し多額の予算(2億円以上)をかけて完成した魚道なのですから町としてもボランティアにたよらず札幌開建に要望は出来ないのでしょうか。
(3)2014年に環境省策定指針(努力義務)が出され市町村に策定が求められていますが町としての現状をお聞かせ下さい。
ごみ発生量、収集・運搬方法
仮置き場候補地
民間処理業者との連携
(4)次の件についてお聞かせ下さい。
1 シュパーロダム放流時の町内夕張川の水位
2 ダム管理事務所と町のホットラインの有無
3 ダム放流量に伴う避難指示基準設定の有無
(発信者:60代男性)
回答:
(1)災害対応等により回答が遅くなってしまい大変申し訳ございませんでした。
ご質問の繰越明許費と特別交付税は関連ございません。
補足ですが繰越明許費とは、年度内では完了できない事業予算について、議決を経て翌年度へ繰越して使用できるようにするためのものです(詳しくは、※1「繰越明許費について」をご参照下さい)。
平成29年度繰越明許費は、別紙「平成29年度栗山町一般会計繰越明許費繰越計算書」のとおりですが、いずれの事業も年度内の完了が難しいため、平成30年度に予算を繰り越したものです。
※1「繰越明許費について」(出典:地方自治法関係実務事典)
地方公共団体の歳出は予算の定めるところに従つて行わなければならないものであり、予算は会計年度を単位として作成されるものでありその効力の及ぶ範囲はこの年度内のみであるから、この年度において後年度の支出について意思決定をすることはできないのが原則である(会計年度独立の原則)。
しかしながら、地方公共団体の処理すべき事務・事業は多種多様であり、この中にはその性質からして明らかに単年度で執行することの出来ないものまたは当初単年度施行の予定であつたものが予算成立後の事情により単年度施行が不可能となつたようなものもある。このような事務・事業についても会計年度独立の原則を貫くべしとすれば、翌年度新たに予算計上を必要とし、しかもこの計上額がそのまま議会において認められるとは限らないわけで、事務・事業の計画的執行、 財務事務処理の効率的執行を却つて阻害することとなる。
自治法はかかる事態が生ずることを回避するために会計年度独立の原則に対する例外を認めており、繰越明許費もその一つである。
(2)日頃より河川愛護事業につきましてご理解とご協力いただき誠に有難うございます。
栗沢頭首工の魚道については、里山計画実行委員会や青年会議所など自然環境を大切にしている団体と共に町としても要望し完成したものであり、また、両団体が主体となってゴミ拾いなど河川清掃活動を実施し、町担当職員等も参加しております。
ご指摘のありました、魚道や道路等の維持管理につきましては、河川管理者(北海道開発局)に対し、状況を報告するとともに適切な維持管理の要請をしていきたいと考えておりますのでご理解ください。
(3)災害ごみ処理計画の策定についてですが、本町では災害ごみ処理計画(災害廃棄物処理計画)が策定されておりません。
本町で大規模な自然災害が発生した場合は、当面、国の「災害廃棄物対策指針」や「大規模災害発生時における災害廃棄物対策行動指針」、また、道の「北海道災害廃棄物処理計画」などの対応すべき事項を参考にしながら、本町の「地域防災計画」と「ごみ処理基本計画」に基づいて対応していきたいと考えています。
計画の策定に当たっては、ごみ発生量、収集・運搬方法、仮置き場候補地、民間処理業者との連携なども含めて相当程度の専門的知識を要しますし、広域連携も含め、どのような計画が本町規模の自治体にとって現実的で実効性のある計画なのかを検討するため、今後の道内市町村の策定状況を注視していきたいと考えています。
(4)豪雨時における対策についてですが、下記のとおり回答させていただきますので、ご理解願います。
1 シュパーロダム放流時の町内夕張川の水位
夕張シューパロダムにつきましては、自然調節による洪水調節を行い、100年に一度発生するような大規模な大雨が降っても、下流に流す水の量を約1月3日に抑えております。
夕張川の水位ですが、本町については円山水位観測所で観測しており、水位に応じて国土交通省北海道開発局札幌開発建設部によるパトロールや町に対して水位予測情報を提供していただくなどして防災対応に努めています。
2 ダム管理事務所と町のホットラインの有無
国土交通省北海道開発局札幌開発建設部江別河川事務所との間で緊急時連絡体制を構築しており、川端ダム管理事務所からは放流時、町にFaxと電話による連絡が入るようになっております。
3 ダム放流量に伴う避難指示基準設定の有無
本町における洪水時の避難指示などの基準につきましては、主に水位観測所の水位に応じて定めております。
なお、自治体による避難判断などの参考情報として、国土交通省北海道開発局札幌開発建設部による夕張川の水位予測情報などが提供され、ダム放流量の変化などは情報の一つとなっております。
総務課 広報・防災・情報グループ 電話 73-7501