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災害時の休校判断、及び緊急連絡体制のあり方について

更新日:2018年10月18日更新 印刷ページ表示

災害時の休校判断、及び緊急連絡体制のあり方について

受理日:2018年9月28日 受付番号:19

受理内容:

1 災害時の休校判断
9月5日の台風21号の影響により、北海道では166校が臨時休校となりました。近隣の自治体では、前日より臨時休校や登校時間の繰り上げが判断され、子どもたちに連絡されていましたが、栗山町の小学校、中学校では、暴風の吹き荒れている当日の早朝に緊急連絡網によって休校の判断が伝えられています。栗山町地域防災計画では、「災害が発生し、または発生が予想される気象条件になったときは、各学校長は町教育委員会と協
議し、必要に応じて休校措置をとるものとする」と示されています。登下校時の子どもたちの安全確保を最優勢に考えた場合、今回の休校判断のタイミングが適切であったのかどうか、検証を行うべきではないでしょうか。

2 緊急連絡体制のあり方
9月6日、7日の胆振東部地震の影響により、栗山町の小学校・中学校が臨時休校となりました。栗山町地域防災計画では、「休校措置を登校前に決定したときは、直ちにその旨を電話、ラジオ、テレビその他確実な方法で各児童生徒に周知するものとする」と示されています。停電のもと、電話での緊急連絡が機能せず、公報車などでの情報周知に尽力されていました
が、我が家では人づてに休校情報を入手し、「確実な方法での周知」には課題があると考えます。
緊急時の連絡の迅速性を確保するため、「学校等緊急連絡メール」を導入し、地域や保護者への緊急情報(不審者情報や災害情報等)を電子メールによって、携帯電話やパソコンに配信したり、のシステムを利用して緊急情報以外にも、学校情報等を配信している自治体もあります。学校等緊急連絡メールの設置を検討することを求めます。

(発信者:40代男性)               

回答日:2018年10月16日

回答:

災害対応等により回答が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんでした。

ご質問をいただきました一点目の災害時の休校判断についてですが、今回の台風につきましても本町の「地域防災計画」に基づき、気象情報による台風の進路状況の確認などを行いながら、休校措置を協議していただいたところです。
9月5日の未明から朝にかけての台風接近・通過であることや、気象情報も暴風警戒が発令されていたことなどを考慮し、校長会議を開催していただき午前6時までに状況判断することを確認。暴風警報が継続していることなどを踏まえ、休校することとし保護者の皆様に連絡をさせていただきました。
災害が頻発している昨今の状況を踏まえ、今回の休校判断のタイミングも含め、学校関係者などとの協議を行い、子どもたちの安全確保に努めてまいりたいと考えておりますのでご理解願います。

二点目の緊急連絡体制のあり方についてですが、ご指摘のとおり、全道的な停電の影響により緊急連絡網による電話連絡ができず、町広報車や消防署のスピーカーによる休校のお知らせも伝わりきらない状況となりましたことに、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
ご提案のありました、緊急時の連絡の迅速性を確保するための「学校等緊急連絡メール」の設置・導入についてですが、今回の災害で新たな保護者への情報伝達方法が必要であると感じておりますので、学校関係者などとの協議を行い、電子メールによる情報発信を検討してまいりたいと考えておりますのでご理解願います。

問い合わせ

教育委員会 学校教育課 電話 72-1117