マラソン 栗山高校 まつり 移住・定住 広報くりやま 栗の樹ファーム 栗山英樹 ふるさと納税
本文
昨日(6月21日午後5時20分ごろ)の女子中学生の交通事故現場に遭遇しました。救急車やパトカーも未到着だったので、救命措置に関わりました。外観的には頭部および顔面の受傷と見られたので、動かさず、脈を確認しながら呼びかけ続け、意識を確認し、心肺停止に備えて救命蘇生できるように観察しました。身元の分かるものなどを周囲の方々で手分けして探してもらいました。この体験で強く感じたのは、自転車のヘルメット装着の必要性です。この中学生もヘルメットを着用していれば、大きな外傷は避けられた可能性が大きいです。ヘルメット装着で死亡率が4分の1になるとも言われています。せめて義務教育のうちは、自転車のヘルメット装着を義務化、最低でも推奨して頂きたい。ドクヘリで搬送されたことはニュースで確認しましたが、その後が心配でなりませんでした。この女子中学生が助かることを心から祈っています。ヘルメット、是非是非検討お願いします。(60代女性)
回答:
ご意見ありがとうございます。
また、事故発生時、救急車等が到着するまでの間、迅速・適切なご対応をしていただき誠にありがとうございました。
さて、自転車のヘルメット装着義務化についてでありますが、2008年の道路交通法の改正により、幼児・児童の『ヘルメット着用努力義務』が施行され、「保護者の方は、13歳未満の子どもにヘルメットをかぶらせるよう努めなければなりません。」とされました。
一方、13歳以上の子どもに対する制度については、各自治体の判断に委ねられ、近年、条例制定により、努力義務としている自治体もみられますが、少数にとどまっているのが現状であります。
本町といたしましても、このような事故が二度と起こらぬよう、学校だより等を通じて自転車通学等の安全対策について、今一度周知徹底を図るとともに、各学校、関係機関・団体等と連携し、より一層交通安全対策に取り組んでまいります。
また、今後開催される校長会議において共通理解を図り、今後の対応等について協議して参りたいと思いますのでご理解願います。
教育委員会学校教育課 電話 72-1117