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ペットのふん尿に関する啓蒙活動について

更新日:2024年6月3日更新 印刷ページ表示

ペットのふん尿に関する啓蒙活動について

受理日:2024年3月23日 受付番号:47

犬のふん尿の跡が町のあちこちで見られます。特に冬は雪で目立ちます。しっかり管理されている飼い主さんもいらっしゃると思いますが、一部のマナーの悪い飼い主さんのせいで、町がとても汚く見えます。散歩の時間は「排泄の時間ではない、マーキングをしてはいけない」ということは犬の飼い主であれば周知の事実だと思います。平成22年2月に環境省から発行された、『住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン』もぜひご一読いただきたいです。ペットは家族です。家族を外で排泄させるのはいかがなものでしょう。外でしかふん尿ができないような躾も犬がかわいそうです。栗山町空き缶等のポイ捨て及び飼い主のふんの放置の防止に関する条例に尿に関する文言の追加と、上記内容の啓蒙活動よろしくお願いいたします。
きれいな住みよい栗山町、人と動物が共生し、幸せに暮らせるますよう、町民全員にご協力お願いいたします。(30代男性)

回答日:2024年4月3日

回答:お問い合わせいただきました犬のふん尿対策につきまして、ご回答申し上げます。

まず、今回いただいたご意見の中で挙げられております環境省の定める「住宅密集地における犬猫の適正飼育ガイドライン」においては、犬の散歩時のふん尿対策に関する注意点として、下記の3点が示されております。
1.散歩のときは必ず処理袋を携行し、ふんは自宅に持ち帰って処理すること
2.場所によっては排尿の跡を水で洗い流すなどの配慮が必要であること
3.日ごろから、自宅で排泄を済ませてから散歩に行くような習慣をつけること

そして、栗山町ではこのガイドラインのほか、「動物の愛護及び管理に関する法律」及び「北海道動物の愛護及び管理に関する条例」、その他の関連する法令に基づき、「栗山町空き缶等のポイ捨て及び飼い主のふんの放置の防止に関する条例」を定めるとともに、犬や猫の適切な飼育に努めるよう町広報等による定期的な周知を行っております。しかし、ご意見の中でいただいておりますとおり、多くの飼い主がふん尿の管理を含めた適切な飼育に努められている一方、一部では不適切な飼育も見受けられます。栗山町といたしましては、ペットを飼う方もそうでない方も快適に暮らせるまちづくりを進めるため、全ての飼い主の方に適切な飼育と管理に努めていただくよう周知方法の変更や周知頻度を増やすなどの改善を図ってまいります。

次に、「栗山町空き缶等のポイ捨て及び飼い主のふんの放置の防止に関する条例」における尿に関する文言の追加につきましては、現時点において条例の内容に変更を加える考えはございません。犬の排尿も排泄(ふん)と同様、生活環境に対する悪影響を及ぼすことが懸念されます。しかしながら、マーキングは犬の習性として備わっていることから特に成犬においてはしつけによる矯正が難しく、また、排泄(ふん)のように回収ができないなど、飼い主に協力の意思があっても対応ができないケースが想定されます。「栗山町空き缶等のポイ捨て及び飼い主のふんの放置の防止に関する条例」は罰則規定を有する条例であり、その構成要件には、故意犯処罰の原則が適応されます。これは故意(犯罪を犯そうという意思)による行為を処罰する原則であり、犬の排尿行為につきましては、上記の理由から故意か過失かの判別が困難となっております。そのため、犬の排尿行為を当該条例の対象とすることは不適正と判断しているところです。犬の排尿の管理に関しては、飼い主の責任において守るべきマナーとして定着するよう周知に努めて参りますので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。

問い合わせ

環境政策課生活安全グループ 電話73-7510