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農家の世帯における新生児子育て支援について

更新日:2024年11月1日更新 印刷ページ表示

農家の世帯における新生児子育て支援について

受理日:2024年8月22日 受付番号:22

提案になりますが農家世帯、主に20代から40代の農家夫婦世帯における新生児子育て支援の制度やサポートが必要だと考えています。昨今、民間企業では多くの男性社員が新生児期、主に出産から1ヶ月の間に育児休暇を取得しています。その為、里帰りしない、もしくは里帰りを最小限にして夫婦での新生児育児が可能になっている家庭も多いです。しかし農家の場合は育休制度がない、つまり代わりに労働できる人員がいない家庭が多いため男性の新生児期育児参加が難しいように思います。収穫期などの繁忙期では早朝から夜間まで労働のため、女性の負担が大きく、育児はワンオペで家事全般も女性中心となっています。産後1ヶ月は身体のダメージも大きく女性の負担が大きくなることは避けたいです。農家であっても男性も新生児期育児に参加できるようなサポート制度や、農家世帯の女性の負担を軽減できるような支援制度をご検討いただきたいです。産後支援サービスは拝見していますが女性への育児支援が主とした内容になっていましたので農家従事者の男性が同じように育児に参加できる仕組みづくりの検討をお願いしたいです。(30代女性)

回答日:2024年9月10日

回答:現在、民間企業では仕事と家庭の両立支援制度が充実しており、男性の積極的な育児参加の支援が進んでおります。一方、ご指摘のとおり農業では天候や季節に影響されるため、労働基準法が一部適用外となるなど、男性の両立支援が難しい環境にあるものと認識しているところです。農業を行う男性の育児参加を支援する公的制度は現状として難しい状況ですが、民間事業所が行うサービスとして、農作業の人材支援を目的とした、1日単位で人材募集ができる「1日農業バイトアプリdaywork」、株式会社メリーワークが実施している人材支援事業などの取組があると伺っているところです。そのほか、町が行う出産後の子育て支援としまして、育児と家事支援を地域でサポートするファミリーサポートセンター事業を行っております。お子さんが6か月になるまで無料の育児サポートを利用することができますし、その後も、リフレッシュや行事などの一時預かり先として、サポートを行っていますので、ぜひご活用ください。農業を行う家庭も出産・育児との両立に、さまざまな不安や悩みを抱えられていると思います。農業者に限らず、全ての子育て家庭の育児参加の輪が広がるよう、いただいたご意見を参考とさせていただきます。子育てのことで、何か困りごとがありましたら、町の保健師や保育士に、お気軽にお声掛けください。このたびは、貴重なご意見をありがとうございました。

問い合わせ

福祉課福祉・子育てグループ 電話73-2222