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農業者年金
更新日:2020年6月1日更新
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農業者年金とは?
農家のことを知りつくした農家のための年金です。
農業者年金への加入手続きなど、詳細につきましては農業委員会、またはJAへお問い合わせください。
農業者年金6つのポイント
1.農業者の方なら広く加入することができます。
農業者年金は次の3つを満たす方であればどなたでも加入することができます。
- 年間60日以上農業に従事する
- 国民年金の第1号被保険者(国民年金の保険料納付免除者を除く)
- 60歳未満の方
※農業経営者はもとより、農地の権利名義を持たない配偶者や後継者などの家族農業従事者も加入することができます。
2.積立方式・確定拠出型で少子高齢時代でも安心
- 現行の農業者年金は、加入者の積み立てた保険料とその運用益を合わせた額(年金給付原資)により将来受け取る年金額が事後的に決まる積立方式・確定拠出型を採用しています。
- 「積立方式・確定拠出型」の財政方式は、保険料を支払っている方の数や年金を受給している方の数がどのように変化しても、その影響を受けない財政的に安定した制度ですので、少子高齢時代でも安心できる制度です。
3.保険料の額は自由に決められます
- 保険料は、月額2万円から6万7千円までの間で、千円単位で自由に選択することができ、いつでも見直すことができます。
- 農業経営の状況や家計の状況に合わせて、保険料の額を選ぶことができる弾力性のある制度です。
4.80歳までの保証が付いた終身年金です
- 65歳から終身(生涯)受け取ることができます。
- 仮に80歳前に亡くなられた場合は、死亡した翌月から80歳到達月まで受け取れるはずであった年金の現在価値に相当する額が、死亡一時金として亡くなられた方と生計同一であった遺族に支給されます。
5.税制面の優遇措置があります
- 保険料は全額社会保険料控除の対象となります。
- 所得から全額控除となりますので、その分課税対象所得が下がり税金が安くなります。
6.一定の要件を満たす農業者には保険料の国庫補助があります
次の3つの要件を満たす方は、月額保険料2万円のうち1万円から4千円の国庫補助を受ける事ができます。
- 60歳までに保険料納付期間等が20年以上見込まれる
- 農業所得(配偶者、後継者の場合は支払いを受けた給料等)が900万円以下
- 認定農業者で青色申告者など、要件に該当する。
※要件については、独立行政法人農業者年金基金ホームページを参照ください。