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由栗いも
由栗いもの歴史
栗山町と由仁町の若手農家がメンバーとなり、2017年、そらち南さつまいもクラブの前身団体が発足しました。メンバーが栽培方法の研究を進め、本格始動したのは2019年から。
北海道のさつまいもは本州のさつまいもに比べ、早めに定植し遅めに収穫しなければ美味しいさつまいもになりません。しかし、由栗いもはその名の通り「ゆっくり」と育て、さらに熟成などの研究を重ねた結果、スイーツにもぴったりな甘みを備えたさつまいもとして誕生。近年、二つの町の特産物として注目を集めています。
2022年3月には、期間限定イベント「由栗いもフェスティバル in KURIYAMA」を開催(現在は終了)。町内の飲食店と協力して、由栗いもの普及や、新メニューの開発に取り組みました。
また、同クラブは角田小学校や継立小学校の子どもたちと交流し、さつまいもの苗植えや収穫体験などにも取り組んでいます。(写真は収穫体験の様子、左:角田小学校、右:継立小学校)
生産者の思い
そらち南さつまいもクラブメンバーの一人、湯地の田中誠司さんに、由栗いもについて伺いました。
――今後の由栗いもの展開は?
「毎年、イベントなどで焼いもの屋台を出していましたが、徐々に大きくしていきたいです。今は地元で何ができるか模索していますが、子どもたちも楽しめることを企画したり、由栗いもをきっかけに、町産の他の作物も知ってもらえるようにしたいです」
※そらち南さつまいもクラブのInstagramやfacebookもご覧ください。
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