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北の産業革命「炭鉄港(たんてつこう)」(日本遺産・小林酒造酒蔵建物群)
本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命「炭鉄港」~
令和元年5月20日、8市4町で申請していました炭鉱、鉄鋼、港湾、そしてそれらを繋ぐ鉄道のストーリーが日本遺産に認定となりました。
本町においては、かつて周辺の炭鉱施設と深く関わりのあった小林酒造と、その歴史的建物群が町の景観を形成していることからストーリーの位置付けとなりました。
栗山町では広域連携事業の一環として炭鉄港推進協議会(事務局:北海道空知総合振興局)に参画し、炭鉄港事業のPR活動や連携事業に関する取り組みを進めているほか、日本遺産の構成文化財を所有する小林酒造株式会社の取り組みを支援しています。
≪構成市町≫
赤平市、小樽市、室蘭市、夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、三笠市、月形町、沼田町、安平町、栗山町、江別市
炭鉄港とは?
炭鉄港(たんてつこう)とは、空知地域の石炭鉱業(炭)、室蘭市の鉄鋼業(鉄)、小樽市の港湾(港)の北海道の近代化を支えた3つの産業と鉄道で栄えた地域や歴史を示す総称です。
日本遺産とは?
「日本遺産(Japan Heritage)」は地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するもので、平成27年度よりスタートしました。
ストーリーを語る上で不可欠な魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。
日本遺産 認定概要
明治の初めに命名された広大無辺の大地「北海道」。その美しくも厳しい自然の中で、「石炭」・「鉄鋼」・「港湾」とそれらを繫ぐ「鉄道」を舞台に繰り広げられた北の産業革命「炭鉄港」は,北海道の発展に大きく貢献してきました。
当時の繁栄の足跡は,空知の炭鉱遺産,室蘭の工場景観,小樽の港湾そして各地の鉄道施設など,見る者を圧倒する本物の産業景観として今でも数多く残っています。
100 km圏内に位置するこの3地域を原動力として,北海道の人口は約100 年で100 倍になりました。その急成長と衰退,そして新たなチャレンジを描くダイナミックな物語は,これまでにない北海道の新しい魅力として,訪れる人に深い感慨と新たな価値観をもたらします。
=関連サイト=
※炭鉄港ポータルサイト https://3city.net
※日本遺産ホームページ www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/nihon_isan/<外部リンク>
※日本遺産ポータルサイト https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/ <外部リンク>
~炭鉄港イベントの紹介~
栗山町で唯一の炭鉄港構成文化財である小林酒造で特別な蔵案内を実施。明治時代から続く酒造の中をガイド付きでじっくり見学でき、北海道の産業を支えた「炭鉄港」のストーリーを学ぶことができます。炭鉄港と小林酒造の歴史をたっぷり楽しめる特別版ツアーとなっています。
実施時期
●第1回 令和7年6月21日(土曜日)10時00分~11時30分(約1時間30分)
●第2回 令和7年7月26日(土曜日)10時00分~11時30分(約1時間30分)
●第3回 令和7年9月6日(土曜日)10時00分~11時30分(約1時間30分)
★【炭鉄港3DAYS Weekender】 令和7年10月11日(土曜日)10時00分~11時30分(約1時間30分)←10月10日(金曜日)まで参加者募集中!!
詳しくは、炭鉄港3DAYS特別ツアー(小林酒造)参加者募集中!!をご確認ください。
歴史を巡る旅物語「ぶらり炭鉄港+(プラス)」の動画について
炭鉄港推進協議会が制作した動画です。「炭鉄港」に関する情報を、フリーアナウンサーの佐藤麻美さんがわかりやすくご紹介してくれます。動画内でご紹介した各市町の歴史を巡りながら、見て・触れて・食べて、かつての方たちに思いを馳せながら炭鉄港の旅を楽しんでみてください!
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