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栗山町まちづくり100人委員会
すべての活動を終えて・・・これまで町に対してさまざまな提言をしてきた「栗山町まちづくり100人委員会」(尾崎政春委員長)が、自治基本条例の制定を期に、4年間の活動を終え、椿原紀昭町長へ最後の活動報告を行いました。
同委員会は、平成21年3月に発足して以来、町営バスの運行やゴミ処理場、地域医療など、町民にとって身近な問題をテーマに掲げ協議を進め、町に対し提言をしてきました。提言のひとつひとつには『行政がなすべきこと』、『町民がなすべきこと』、『協力してなすべきこと』が示され、町が進める協働のまちづくりに生かされてきました。
尾崎委員長は「町と町民の双方が情報を発信していく重要性を感じました。物事に取り組めば、成果として現れると認識することができました」と4年間の活動を振り返り、椿原町長は「皆さんが本音で論議し提言していただいたものを、まちづくりに生かすことができました。これからも町民の皆さんの意見を取り入れ、まちづくりを進めていきます」と4年間の活動に感謝していました。
町への活動報告についてはこちらをご覧ください
栗山町まちづくり100人委員会とは
100人委員会は、身近な問題や疑問を感じていることなどの中からテーマを見つけ、そのことについて話し合い、多くの町民の皆さんの意見をまとめて町へ提言する組織です。「こんな会にしたい」という思いを、会則の前文において次のように記載しています。
※栗山町まちづくり100人委員会「会則」前文より抜粋
これまでの行政の進め方は、行政側で原案を作り、町民に意見を伺い協力を願うという、まさに行政主導でありました。
これからは、真に町民が望むまちづくりを実現するため、多くの仲間たちとともに、常日頃からまちづくりについて話し合い、行政に対して、その思いを伝え、ともにまちづくりを進めていく必要があります。
そのためには、ひとりでも多くの町民の意見が行政に反映されるシステムを自ら確立し、それを息の永い活動の場として、後世につなげていかなければなりません。「栗山町100人委員会」は、そのために存在する組織です。
わたしたちは思う。このまちで生まれ、育ちゆく子どもたちに、わたしたちの行動とわたしたちの言葉で、このまちのすばらしさと、このまちの持つ可能性を語りかけ、それを伝えていきたい。
栗山町まちづくり100人委員会基本ルール(10.3Kbytes)
これまでの提言と回答
100人委員会では、6項目にわたる提言を町へ行いました。具体的な提言内容と、それに対する町から回答内容については次のとおりです。
提言1 「指定j管理者制度」が町民に理解されるように!
提言2 ゴミ処理方式の変更に向けた合意形成の促進について
提言3 エコビレッジ湯地の丘分譲地の販売促進に向けて
提言4 町営バスの運行について
提言5 「地域医療の安定的確保」に向けた取り組みの推進について
提言6 震災への備えの具体化と防災意識の発揚に向けた取り組みの推進について
まちづくり100人委員会だより
これまで100人委員会が発行してきました、会報誌です。