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【警報】咽頭結膜熱の警報が発令されました
6月5日(木曜日)、咽頭結膜熱の警報が発令されました
岩見沢保健所より、次の通り警報が発令されましたので、お知らせします。
咽頭結膜熱警報とは
厚生労働省の感染症発生動向調査により把握した、岩見沢保健所管内の定点医療機関を受診した咽頭結膜熱患者数が、国立感染症研究所において設定した警報の基準値に達したときに発令し、大きな流行や発生の継続が疑われることを指します。
開始基準値 | 終息基準値 | |
---|---|---|
定点当たり患者数(人) | 3 | 1 |
咽頭結膜熱とは?
咽頭結膜熱はアデノウイルスの感染により、発熱(38~39度)、のどの痛み、結膜炎(結膜充血、眼痛、目やになど)のほか、食欲不振、全身倦怠感、頭痛などの症状がみられる小児に多い病気です。
通常、6月頃から徐々に流行しはじめ、7~8月にピークとなります。
プールでの接触やタオルの共用により感染することもあるので、プール熱とよばれることもあります。
治療は対症療法のみで、発熱、のどや目の痛みなど辛い症状をやわらげる治療が中心です。吐き気、頭痛の強いとき、咳が激しい時には早めに医療機関に相談してください。
咽頭結膜熱を予防するには?
患者との密接な接触を避け、タオルなどは別に使いましょう。また、流水とせっけんによる手洗い、うがいを行いましょう。プールでは、水泳前後にシャワーを浴びて、よく体を洗うとともに、うがいをしましょう。