ヤングケアラー実態調査分析結果

（１）調査概要

【調査目的】

　本調査は、栗山町におけるヤングケアラーの実態を把握することで、その現状やニーズ、課題などを把握し、今後の支援体制の構築や新たな社会資源を開発するための基礎資料として実施した。

【調査対象】

　栗山町内の小学校５年生及び６年生、中学校全学年、高校全学年による全数調査

【調査方法】

　各学校に調査票を配布し、直接回収を行う

【調査時期】

　令和4年11月

【回収結果】

　配票数　528件　回収数　459件　回収率86.9％（有効回答数435件）

　調査票　『あなたの生活の様子についておしえて下さい』

　ヤングケアラー調査票（小学校５・６年生） [PDFファイル／386KB]

　ヤングケアラー調査票（中学生） [PDFファイル／348KB]

　ヤングケアラー調査票（高校生） [PDFファイル／352KB]

（２）ヤングケアラーの町内における総数

　栗山町のヤングケアラーの総数、21名（うち高校生の町外２名を含む）となり、全体の4.8％になった。

　小・中・高の学校種においては小学校が5.7％。これは全道平均4.7％と比べると1.0％多く、全国平均6.5％（対象：小学６年生）から比べると0.8％少ない。中学校では、4.6%。全道平均（対象：中学２年生）7.2%から比べて2.6%低く、全国平均（対象：中学２年生）5.7％から見ても1.1％低い。高校では、3.9％。全道平均（対象：全日制　高校２年生）5.8％から見て1.9％低く、全国平均4.1％からみて0.2％低い結果となった。

（３）報告書

　調査結果の詳細は、栗山町福祉課・栗山町教育委員会による一次分析報告書及び、島根大学法文学部法経学科　宮本恭子教授に依頼した二次分析結果報告書の通り。

　　ヤングケアラー実態調査に関する一次分析報告書 [PDFファイル／567KB]

　　栗山町ヤングケアラー二次分析結果報告書 [PDFファイル／626KB]