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犬や猫の正しい飼い方
適正飼育について ~犬編~
犬の飼い主さんへ。適正飼育のための3つの約束です。
1.飼い犬は必ず登録し、狂犬病予防注射を毎年受けさせましょう
飼い犬を登録すること(生涯に1回)、狂犬病予防注射をうけさせること(年に1回)、交付された鑑札や注射済票を飼い犬に装着させることは狂犬病予防法により定められた飼い主の義務です。
違反した際には、20万円以下の罰金に科せられる場合があります。
2.フン尿の後始末は飼い主の責任です
他人の私有地はもちろん街路や公園などの場所は、本来、犬にふん尿をさせる場所ではありません。散歩の前に自宅での排便、排尿を習慣付けし飼い主としてのマナーを守りましょう。
ふん尿の放置は不衛生且つ他人の迷惑となります。万が一、散歩時に排泄した場合に備え、ふん尿を取るためのちり紙やペットシーツ、洗い流すための十分な水を携帯し、飼い主の責任において後始末をしてください。
3.放し飼いは絶対にやめましょう
放し飼いの犬は野犬とみなされ、捕獲処分されます。丈夫な綱や鎖で必ず係留し、放し飼いは絶対にやめましょう。また、散歩のときもリード等を装着し、自由に動き回らないよう注意してください。
適正飼育について ~猫編~
猫の飼い主さんへ。適正飼育のための4つの約束です。
1.室内飼育に努めましょう
猫は室内だけで暮らせます。室内飼育は周囲に迷惑をかけないばかりではなく、感染症や交通事故等から猫を守るとともに迷子の防止にもつながります。
2.避妊・去勢手術を検討しましょう
猫は年に2~3回出産しすぐに増えます。避妊・去勢手術をして、不要な猫の繁殖を防ぎましょう。
3.首輪で迷い猫を防止できます
首輪や名札、マイクロチップを装着することで身元を明らかにし、迷い猫をなくしましょう。
4.のら猫にエサを与えることはやめましょう
「かわいそう」と安易にのら猫にエサを与えることで、「かわいそうなのら猫」がさらに増えます。のら猫が増えることで周囲の人にもふん尿による被害などが発生し迷惑がかかります。飼い主として責任をもって飼うことができないのであれば、無責任なエサやりはやめましょう。