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令和8年度 ケアラー支援講演会

更新日:2026年10月7日更新 印刷ページ表示

主催 栗山町・栗山町教育委員会・栗山町社会福祉協議会

後援 空知南部医師会

※この講演会は、サマージャンボ宝くじの収益金を活用して実施しています。 

くーちゃん

「あなたと笑顔で最期まで寄り添いたい ~家族介護から、いのち終えるその時まで~ 」

ある時、介護が始まる

病気やけがなど

やがては、人は最期の時を迎える

その前からの時間の中で

長年連れ添った、お付き合いのある目の前の「大切なその人」に

私たちは、どのように寄り添って生きていけばよいのだろうか

ケアする側も、ケアを受ける側もお互いの「想い」と「意思」を尊重しながら

どのように歩んでいくのが良いのだろうか

 

9月14日(日)にくりやまカルチャープラザ「Eki」において、ケアラー支援講演会が開催されました。

講師は社会医療法人財団石心会理事長・川崎幸クリニック院長の杉山孝博先生

認知症介護の見識が深く、介護保険制度が始まる前から在宅医療に熱心に取り組んできた先駆者になります。

テーマは「あなたと笑顔で最期まで寄り添いたい ~家族介護から、いのち終えるその時まで~」

講演には町内外合わせて、約120名が講演会に参加されました。

杉山先生

              杉山孝博 先生

会場の様子1

               会場内の様子1

会場の様子2

               会場の様子2

講演会では、杉山先生からは、認知症高齢者やその家族がたどる各々の4つの心理ステップの紹介から、ケアラーの「受け止め方」について説明があったのち、在宅での看取りでの条件についての講話の他、今まで先生が看取りを行ってきた患者の方の事例紹介があり、どのようにケアラーが最期に付き添うか、具体的な対応についての学びの機会になりました。

特にターミナルケアを可能にさせるのに「利用者本人、あるいは家族の理解と希望があること」という言葉が印象に残りました。また、医療側のバックアップ体制の必要性と周囲の理解が必要であることを、改めて考える機会にもなりました。

会場からの質問で「ケアをしているが、対象者の食事の内容や食事の時間をどのように考えたらよいのか」という質問に対して、杉山先生からは、看取りが始まる時期を含めて「食べたい物が献立であり、食べたい時が食事時間」というケアを受ける対象者とケアする側双方に寄り添ったケアの実践を行っている杉山先生ならではの回答に、会場は大きく頷き暖かい雰囲気に包まれました。

また、講演会終了後、栗山町内に事業所を構える「くりそらHOMEクリニック」による事業所紹介が行われました。

高階代表 スライド

     高階(たかはし)代表

講演会の感想

来場された方からの感想を紹介します。(抜粋)

・先生のお話を聴いて思い出しとことは、自分が50年前に母を介護していた時のことでした。一人で取り組んできたので大変でしたが、経験のある叔母のアドバイスがとても参考になり、パニックにならずに乗り越えました、また、家族の協力も力になりました。

・先生の実体験に基づいたお話で気持ちがこもっていて、とてもわかりやすく暖かいお話でした。

・食べたいものが献立 食べたい時が食事の時刻。自分はHPで働いています。時間で出して、食事介助をし、食事量を見て下げる。先生が話していた、その人の食べたいもの、時間で行動ができるように考えて取り組んでいきたい。

・「認知症の人の最後は、他の病気よりも楽な場合がある」ということ。「たとえ末期であってもその人らしくくらしを大切にしていきたい」といった先生の言葉が印象的です。             

・最期までその人らしい生活を送るために、どんな障害や病気があってもその人の中にある気持ち(心)を大事にして支援することが大切であると思った。      

・家にいる時にその人らしさが出ること。最後までその人が歩んできた場所で笑顔で過ごせるよう寄り添い続ける人でいたいと感じた。

・栗山町が最期までその人らしく自宅で過ごせる体制、サービスの充実することを望みます。

・介護する側は心の持ち方ひとつで楽になることもあるという事が理解できた。一人で悩まないで他人に頼ることも必要。出来ないことで悩まないで今出来ることに感謝することの大切さ。            

・私自身舅や姑を自宅で看取りました。今後私自身一人になった時自宅で亡くなることができるのかと思っていました。(今は夫と二人ですが)が可能では?と思いました。

・母が認知症 娘本格介護1年目。本などで理解する情報よりも杉山先生のお話しで気持ちがストンと落ち着くところが多くありまして。拝聴させていただいて良かったと思っております。

・先生のお話しされる口調や雰囲気が地域で医療を継続され信頼を得ていることが伝わりました。やはりDrの言葉というのは薬よりも効果があると感じました。また、「割り切り上手は介護上手」「食べたい物が献立」とわかりやすいアドバイスが印象的でした。

・私自身、在宅でと思っていたので少し参考になりました。あと「食べたい物が献立、食べたい時が食事の時間」なるほどと思いました。

・認知症になってもいいことがあるのだと思え、少しほっとしました。高齢の母の今後について考える良い機会になった。入院中、好きな物を食べさせてあげてくださいと言われ、毎日好物の「あん」を持っていき食べさせ、元気になった事を思い出しました。それで良かったと思えました。             

・認知症の母、一歳と生まれたばかりの孫二人、三人を同時にみていた時のことを思い出しました。ケアラーの辿る変化を聞いて、すべてを経験し、今の自分にも何かができるかなと思います。3年間くらいの短い日数でしたが、友人が時折訪ねてくれたのが心の支えでした。素晴らしい講演ありがとうございました。

 ・今日はありがとうございました。私も母親を10年間介護しました。家庭で過ごす中、大変なこともたくさんありましたが、今日の講演を聞いて在宅介護ができて本当に良かったと感じました。☆食べたい物が献立、食べたい時が食事の時刻…大事ですね)          

・患者さん本人の生活や質の希望を優先に考える、考えていいと聞いて安心しました。リスクについてはサポートすることと考えて言うこと。大変心強い考え方だと思いました。             

・二人の母を介護して25年以上経ちます。認知症の義母の在宅介護を12年する間に福祉サービス等を積極的に利用するようになり、割り切ることが家族の負担を軽くする。人間的理解につながると思いました

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