本文
地域の元気をまるっと応援!(地域包括だより)
ここでは、地域包括支援センターとつながりのあるイベント等の情報を、みなさんにお届けします。
認知症鉄道事故裁判(2025ふれあい広場くりやま)
11月9日(日)にくりやまカルチャープラザ「Eki」で
2025ふれあい広場くりやまが開催されました。毎年恒例のイベントです。
認定こども園の遊戯やよさこい演舞などが披露され、会場はとても賑やかな雰囲気でした。
地域包括支援センターでは、昨年からイベントブースを用意し、来場された方にケアラー支援活動をお伝えしています。
今年のブースでは
NHK番組 逆転人生「認知症の親が鉄道事故に 社会を動かした逆転裁判」
ビデオ放映と認知症のことについての講話を、1時間程度行いました。
NHKの番組に出演されているのは、9月のケアラー支援講演会で講演いただいたご遺族の高井隆一さん。
番組では、高井さんから
家族総出でお父様の介護をしてきた中で、鉄道事故によりお父様を亡くされたこと。
悲しみが癒えぬ中で、JR東海より720万円の損害賠償請求があり、訴訟になったこと。
そして、最高裁判決にて逆転勝訴になった経緯を話されていました。
認知症の病は、家族がすべて責任を持つのではなく、社会で考えるべきものであること。
例え病気があっても、当事者も家族も、地域の皆さんも共に手を携えて地域で生活することを考える内容でした。
51名の方が来場され、番組の内容にうなづかれる方、驚かれる方がたくさんいらっしゃいました。
※栗山町では、認知症の方が行方不明など困ったときの一助として見守り・安心キーホルダーを交付しています。









