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町民の皆さん、こんにちは。
冒頭、町が所有する公用車2台(主に介護・保健業務で使用)を、車検期間が満了していたにも関わらず運行し、町民皆さんの信頼を損なう事態となってしまい、深く反省し、お詫び申し上げます。二度とこのようなことを起こさないよう、再発防止に取り組むとともに、全職員一丸となって、町民皆さんの信頼回復に努めてまいります。
さて、先月の町広報でお知らせしたとおり、7月24日から27日まで、事業要望などのため東京に出張してまいりました。
この要望活動は毎年行っているもので、目的は大きく二つあります。
一つは、空知管内24市町の首長全員が3班に分かれ、人口減少・過疎化が進む空知地方の現状と課題を踏まえた事業要望を、国の関係官庁などに行うというものです。
もう一つは、栗山町単独の要望活動です。まず、国土交通省に対する事業要望ですが、1点目は「国道234号の整備促進」で、その内容は、(1)交差点など事故危険箇所の交通安全対策(2)栗山・由仁町間の4車線化の整備促進(3)栗山町旭台から由仁町古川までのバイパス整備促進です。
この要望は、平成10年からこれまで20年間にわたり行っているもので、お盆や年末年始また各種イベント時における道路交通の混雑解消と、岩見沢方面からの右折レーン整備などの交通安全対策、さらに道の駅構想を含む国道整備と一体となったまちづくりに向けた沿線整備を目的としているものです。
2点目は「夕張川の河川整備」です。本町を含む夕張川流域は、ほとんどの区間の堤防が未整備となっており、近年、激甚化する大雨などによる浸水被害を防ぐため、早期の治水対策を要望しているものです。併せて、現在、本町が官民連携して事業展開している自然河川の復元、魚道づくり、サケの稚魚放流など、夕張川に生息する魚類等の環境保全などに配慮した川づくり要望です。何とか早期に、夕張川からサケの稚魚放流を行っている雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウスまでの間、魚類が遡上できる環境整備を要望してまいります。
次に、総務省への事業要望で、「介護福祉学校への経営支援」です。
本町の介護福祉学校は、全国初の公立介護福祉士養成校として、昭和63年に開設し、以来30年間にわたり、2,200人ほどの介護福祉士を道内外に輩出する、福祉のまち栗山のシンボル的存在です。
しかし、近年、入学者が減少し、毎年6,000万円ほどの赤字を出しながら運営している状況にあります。将来的な介護福祉士不足は、全国的な問題であり、学校存続・経営改善に対する国の支援を要望してまいりました。
総務省からは、栗山町としても、学校の経営改善に向けた定員見直しや、北海道と連携した広域的な学生確保策の検討を進めていただきたいとのお話があり、今後、町民を交えた検討委員会を設置し協議してまいります。
その他、空知選出の国会議員や関係機関などを訪問し、27日夕方に帰町しました。
翌28日に、本町出身のお笑いタレントのバービーさんと、人口減少が加速化する中での「今後のまちづくり」について対談しました。バービーさんのふるさと栗山を想う熱い気持ちが伝わってくる貴重なひと時を過ごしました。バービーさんをはじめ、栗山の持続的発展を願う多くの皆さんの期待に応えられるよう、10 年、20 年先を見据え、一つひとつの政策をぶれずに進めてまいります。
栗山町長 佐々木 学
国土交通省へ事業要望
サマーベースボールフェスティバルで試合前に始球式
戦没者追悼式に出席
平成30年度 |
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