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新年のあいさつ 2024年1月

更新日:2024年1月1日更新 印刷ページ表示

新年のあいさつ(2024年)

力強く成長し、新たな変化を促す一年に

 新年あけましておめでとうございます。町民の皆様には、令和6年の輝かしい新春をご家族と健やかに迎えられたことと、心からお慶び申し上げます。
昨年は、大谷翔平選手のメジャーリーグでの日本人初の本塁打王獲得やWBCでの活躍で、私たちに多くの希望と活力を与えてくれました。こうした明るい話題がある中、長期化するロシアのウクライナ侵攻による燃料や食料等の価格高騰、またイスラエルとパレスチナ武力勢力との紛争の勃発は、世界の政治経済、社会全体に大きな影響をもたらし、改めて人命と平和の尊さ、大切さを考える機会となりました。
国内では新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、経済情勢が徐々に回復に向かうなど、自粛から活動の時を迎えた一年となりました。

本町でも、WBC日本代表監督としてチームを世界一に導き、多くの町民に夢と感動を与えてくれた栗山英樹さんの「優勝記念イベント」をはじめ、12万人もの来場者で賑わった「栗山秋まつり」や「くりやまハーフマラソン」の開催など、町挙げてのイベントは、共に厳しい時を乗り越えてきた「結束力」の高まりを実感した一年ともなりました。町政では、賑わいの拠点「栗山煉瓦創庫くりふと」のオープン、地域医療の中核を担う「栗山赤十字病院」の建て替え工事の着手、栗山高校と介護福祉学校の維持存続に向けた新たな教育モデルの展開など、課題解決に向けて、また一歩前進いたしました。

さて、今年の干支「甲辰」には、「春の日差しが、あまねく成長を助く年」との意味があり、成長と変化の年と言われています。
本町を取り巻く社会経済情勢が大きく変化する中、本年は、新たな課題解決に、挑戦する1年にしてまいります。除排雪事業在り方検討会議による更なる協議を進め、持続可能な除排雪体制の確立を目指すほか、デマンドバス実証運行の検証を行うなど、減便・廃線が続く地域公共交通の維持・確保、さらには老朽化が進行する公共施設の長寿命化や学校教育施設のあり方についての検討を進めてまいります。また、地域経済の活性化と雇用機会の確保に向け、ラピダス関連企業の誘致をはじめ企業誘致活動を強力に進めるほか、官民一体となり国道234号や農地基盤整備など社会インフラ・産業インフラの整備促進を図ってまいります。

まさに勝負の年となる本年は、町民・議会・行政が一体となって創り上げた、まちの最上位計画「第7次総合計画」に掲げる各事業を一つ一つ丁寧に、また磨き上げながら推進し、その先にある課題解決の糸口を必ずや見出してまいります。

輝かしい新年が、辰の如く力強く成長し、新たな変化を促す一年となるよう、職員と一丸となって町政を進めてまいりますので、町民の皆様の一層のご支援とご協力をお願いいたします。

結びに、本年が町民の皆様にとりまして、明るく健やかな年でありますよう心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。 

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