マラソン 栗山高校 まつり 移住・定住 広報くりやま 栗の樹ファーム 栗山英樹 ふるさと納税
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新年あけましておめでとうございます。町民の皆様には、令和7年の輝かしい新春をご家族と共に健やかに迎えられたことと、心からお慶び申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、元日に能登半島を襲った地震による大災害という悲しい出来事からのスタートとなりましたが、パリオリンピックでの日本選手の活躍や大リーグ大谷翔平選手の大躍進などの明るい話題に勇気と元気をいただいた1年でありました。
本町におきましても、10万人の方にご来場いただいた「栗山秋まつり」など栗山が誇る三大祭りや、道内外から過去最多となる1,500人程のランナーにエントリーいただいた「第3回くりやまハーフマラソン」など、多くの町民や関係者皆様のご協力のもと、いずれも盛会に開催することができました。また、本町の基幹産業である「農業」におきましても、厳しい気象条件や生産資材等の高騰が続く中、生産者皆様のご努力により、豊穣の秋を迎えることができました。 新型コロナという未曽有の事態を乗り越え、新たな一歩を踏み出すことができましたのも、まさに町民お一人おひとりのご努力の賜物であり、改めて感謝を申し上げます。
一方、町政においては、地域医療の中核的役割を担う「栗山赤十字病院」の建替工事が、本年9月の新病院開院に向けて順調に進められており、また、維持・存続が危惧されておりました「栗山高校」と「介護福祉学校」につきましては、女子硬式野球部の取組や高・専一貫教育プログラム開発事業又、他自治体との包括連携協定事業などの推進により、一時の危機的な状況を脱しつつあるなど、町政課題の解決に向けて、その一つひとつが、今、ようやく実を結び始めようとしております。
さらに、コミュニティ活動の活性化や災害時の情報伝達手段の確保を目的とする「FMくりやま」の開局や、栗山の豊かな自然を守り、未来に豊かな生態系を引き継ぐための「ネイチャーポジティブ宣言」の表明など、新たな取組もスタートしたところであります。
一方、加速化する人口減少や少子高齢化への対応をはじめ、持続可能な除排雪体制の確立や減便・廃線が続く地域公共交通の確保、地域活力の維持に向けた企業誘致の推進、さらに老朽化する公共施設の長寿命化や小中学校の適正配置など、様々な課題が山積しており、これら課題にもしっかりと向き合い、さらなる努力を重ね、解決へと導いてまいります。本年も、まちの最上位計画「第7次総合計画」に掲げる各事業を一つひとつ丁寧に、また磨き上げながら「みんなが元気なまち」の実現を目指してまいります。
輝かしい新年が、まさに巳年の謂れのとおり「努力が開花する一年」となるよう、職員と一丸となって町政を進めてまいりますので、町民皆様の一層のご支援とご協力をお願いいたします。
結びに、本年が町民の皆様にとりまして、明るく健やかな年でありますよう心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
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