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9月のケアラー支援推進月間を締めくくる、『ケアラー支援講演会』が10月6日に総合福祉センター「しゃるる」で開催されました。
講師に、北洋大学客員教授であり、むかわ町国民健康保険穂別診療所でへきち医療に取り組んでいる、精神科医の香山リカさんを招き『誰もが自分らしくいられるように』と題し講演。50代になってから夢であった総合診療医になるための勉強を始めたことや、現在勤務しているむかわ町穂別地区の人たちとのかかわりなどに触れながら、自分らしくいられることの大切さを伝えました。
香山さんは「一生懸命になって頑張っているのに、ほかの人が目に入ってしまい『全然できていない』と自分を責めてしまう人が多い。自分自身を認め、もっと褒めてあげてほしい」と呼びかけ、来場した約200人が耳を傾けました。
自身も春先までケアラーだったという来場者の谷内和子さん(町内:78歳)は「介護をしていてうまくいかない時に自分を責めてしまい、もう駄目だと思った時があった。その時は家族や周りの人の支えのおかげでなんとか持ちこたえるとことができた。香山さんのお話にとても共感できた」と話していました。