マラソン 栗山高校 まつり 移住・定住 広報くりやま 栗の樹ファーム 栗山英樹 ふるさと納税
本文
雨煙別の戦後開拓農家である木村哲郎さんが、自身の回想録「流れ雲を遡って 昭和史 テッちゃん」の改訂版を町図書館などに寄贈しました。
木村さんは1930年、町内の農家に生まれ、23歳で未開地だった雨煙別に入植。以降、自ら開拓した土地で酪農や稲作に取り組まれてきたほか、栗山町農業協同組合の組合長や町議会議員などを務められました。
今回の回想録は、平成18年に出版した回想録の改訂版。昭和初期の暮らしや、戦後開拓期の農業風景などが、木村さん自身の心情を交えながら詳細につづられています。
木村さんは開拓期について「最も苦労したのは、熊笹を手鍬だけで掘り起こして畑を作ること。後にブルドーザーが使えたので、非常に助かりました」と話し、回想録について「若い方にこそぜひ読んでいただき、昭和の何もなかった時代に思いをはせてほしい」と話していました。
【問い合わせ(回想録について)】
木村哲郎 電話:0123-72-3100