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おだいし山創芸館(桜丘1・栗山公園横)が主催する「どろ亀さん×C.W.ニコルさん追悼展~森の心、そして祈り」が、同館で行われています。
展示会は「どろ亀さん」の愛称で親しまれた東京大学名誉教授・故高橋延清さんと、自然保護活動家で作家の故C.W.ニコルさんにスポットをあてたもの。
高橋さんは、富良野市にある東京大学北海道演習林長を長年務められ、管理していた演習林を世界有数の美林に育てたほか、木の大きさや状態からいくつかのタイプに分類し、植え付け・伐採作業などを行う「林分施業法」の提唱や全国各地での植樹など、さまざまな自然環境保全活動を行いました。また、栗山町では1954年に王子製紙が開設した「王子の森(湯地)」の保存林の指導をされた縁があります。
故C.W.ニコルさんは、1986年から長野県の里山の活動を中心に、日本の多様な自然環境を未来に残そうと森林再生活動に尽力。互いに「親子だ」とも自称していた活動家の2人が、生前願っていた自然・環境への関心を広げる機会となるよう今回開催されました。
展示会・会場を手掛けた町内在住の後藤博樹さんは「今回ご縁があり、2人の思いが詰まった展示会を開催することができました。ぜひお越しいただきたいです。また、おだいし山創芸館は町民の皆さんが自由に使えるギャラリーです。絵画展やコンサート、写真展など多くの活動を支えるきっかけになれば」と話していました。
展示会は5月28日(日)まで行われています。
おだいし山 創芸館(栗山町桜丘1丁目74-8)
10時~16時
無料
080-1889-3424(後藤さん)