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令和5年度の「栗山町総合防災訓練」が9月4日、栗山小学校グラウンドで開かれました。
災害に強い地域づくりと地域住民の災害に対する意識の向上を目的に毎年開催している訓練。
局地的豪雨による河川水位が上昇し、河川の氾濫と土砂災害が発生する恐れがある想定で、中央・松風・富士地域の一部住民に避難指示を発令。町が設置した災害対策本部が避難指示を発令し、対象住民約100人が避難訓練を行いました。
その後、栗山消防団による水防工作(土のうづくり)訓練、栗山赤十字病院による救護訓練と応急手当講習、消防署による天ぷら油火災模擬実験・消火訓練などを行ったほか、自衛隊・赤十字奉仕団・女性防火クラブによる炊き出し訓練(カレーライスの提供)を実施しました。また、栗山高校女子硬式野球部の部員たちも参加し、救助役や講習を体験し、防災について学びながら地域住民との交流を深めました。
その他、会場内には本町と防災協定を結ぶ北海道コカ・コーラボトリング株式会社による、災害時に飲料水が無償提供される防災協力自販機の設置や防災グッズの展示などを行い、参加者は訓練・講習を通して防災の意識を高めていました。
訓練後の講評で佐々木学町長は「本日の成果や課題を今後に生かし、日頃からのつながりを強め、災害に強い地域づくりに取り組んでいただきたいです」と話しました。