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6月8日、エコビレッジ湯地の丘でキルギスの伝統的な移動式テント「ユルタ」の設営ワークショップ(一般社団法人 北海道地域農業研究所主催)が行われました。
「ユルタ」はキルギスやカザフスタンなどの遊牧民に伝わる、伝統的な移動式テント。高さ3m、広さは約18畳(直径6m)もあり、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
北海道地域農業研究所の坂下所長は中央アジアの農業振興などを研究しており、キルギスを訪れた際に現地の文化に興味を持たれたことをきっかけに、令和3年から設営ワークショップを始め、今年で4回目の開催となります。
当日は、道内に在住するキルギス人や町民など約30人が参加。参加者は始めに、柳で作られたドアに蛇腹式の壁を組み合わせ、帯で縛りました。次に、白樺で作られた天窓を中心部から持ち上げ、周囲から柱を取り付けて固定。最後に、内部に装飾品を取り付け、壁の外をフェルトの布や帯で覆うと、ユルタが完成しました。
また、会場ではキルギスのクリーム「カイマク」や、揚げパン「バウルサク」などが参加者に振る舞われ、珍しい異国の文化に触れる一日となりました。