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令和7年度の「栗山町総合防災訓練」が8月31日、総合福祉センターしゃるるで開かれました。
災害に強い地域づくりと地域住民の災害に対する意識の向上を目的に毎年開催している訓練で、今年度は、朝日・湯地中央まちづくり協議会の避難訓練と併せて実施されました。
訓練は、大地震が発生し町が設置した災害対策本部が避難指示を発令した想定で行われ、栗山赤十字病院による救護訓練や、応急手当講習、南空知消防組合消防署による天ぷら油消火や、消火器訓練などが行われました。参加した栗山小学校3年生の前田美咲妃(まえだみさき)さんは、「煙のトンネルは歩くのが大変でした。いろいろな体験ができたし、本物の消火器の使い方もわかりました」と話しました。
その他屋外では、陸上自衛隊第7師団第72戦車連隊の車両展示、北海道電力ネットワーク株式会社の高所作業車展示を始め、災害時に役立つ移動電源車や備蓄品の展示など関係機関の協力もあり、集まった町民らは普段は目にすることのない車両などの説明を受けていました。
また、屋内では、栗山女性消防防団によるAED講習、栗山警察署などの展示があり、エフエムくりやまでは防災特別番組ラジオの公開収録も実施されました。訓練の後半では、栗山消防団による放水訓練が行われた後、栗山赤十字奉仕団による、炊き出し訓練で調理した豚汁がふるまわれ、参加した地域住民や関係者含め約180人は、お代わりをする姿も多くみられ、300人分が作れる大鍋は空っぽになりました。